JP3163284U - 回転機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】シャフト挿通孔を備えた隔壁を有するハウジング内に、オイル潤滑式の軸受に回転可能に支持させてなるとともに主翼車取付部を延出させたシャフトと、前記主翼車取付部に取り付けた主翼車と、主翼車を回転駆動すべくモータ室内に設けられ前記シャフトを回転駆動するモータとを収納させてなる回転機器において、ポンプを省略することにより、設置に必要なスペースを小さくしつつ、また総重量を小さくしつつ、モータ室内の軸受に供給する潤滑材が翼車室側に漏出する不具合の発生を防止する回転機器を提供する。【解決手段】ターボブロワ100に、シャフト2に取り付けてなり、回転することによりモータ室52内にシャフト挿通孔5xからミスト除去装置59に向かう方向の気流を発生可能な気流発生要素たる副翼車7と、モータ室52内に連通する内部空間を有するミスト除去装置59と、このミスト除去装置59を通過したガスを翼車室側に還流させるための還流路58とをさらに具備させる。【選択図】図1

Description

本考案は、翼車室及びモータ室に区画された内部空間を有しこれらの間にシャフト挿通孔を備えたハウジング内に、モータ室内の流体潤滑式の軸受に回転可能に支持させてなるとともに主翼車取付部を翼車室側に延出させたシャフトと、前記主翼車取付部に取り付けた主翼車とを収納させてなる回転機器に関する。
この種の回転機器として代表的なターボブロワには、図2に概略的に示すように、翼車室a51及びモータ室a52に区画された内部空間を有するハウジングa5と、このハウジングa5の前記モータ室a52内に設けた流体潤滑式の軸受a3に回転可能に支持させてなる基部a21及び前記翼車室a51内に配した主翼車取付部a23を有しシャフト挿通孔a5xに挿通させてなるシャフトa2と、このシャフトa2の主翼車取付部a23に取り付けた主翼車a1と、この主翼車a1を回転駆動すべく前記モータ室a52内に設けられ前記シャフトa2を回転駆動するモータa4とを具備するものが知られている。このような回転機器においては、前記軸受a3に供給する潤滑材が翼車室a51側に漏出し、該翼車室a51を通過するガスが汚染される不具合の発生を防ぐべく、シャフトa2とハウジングa5との間に隙間シールa6を設け、この隙間シールa6により流体のシールを行うようにするとともに、モータ室a52内の圧力を翼車室a51内の圧力よりも低くしガスが翼車室a51からモータ室a52に流れるようにすべく、モータ室a52内のガスを排気するポンプa7を設けることが従来考えられてきている(例えば特許文献1を参照)。ここで、モータ室a52とポンプa7との間は管路a58により接続するとともに、この管路a58中に、ガス中の潤滑材のミストを除去するためのミスト除去装置a59を設けている。
ところで、前記特許文献1記載の構成では、上述したように、ポンプa7を設けることによりモータ室a52内の圧力を翼車室a51内の圧力よりも低くしガスが翼車室a51からモータ室a52に流れるようにしているが、ポンプを省略し、このような回転機器を含むシステムの設置に必要なスペースを小さくし、またこのような回転機器を含むシステムの総重量を小さくしつつ、潤滑材が翼車室側に漏出する不具合の発生を防止する要望が存在する。
特開2007−198527号公報
本考案は、このような課題を解決すべく、ポンプを省略することにより、設置に必要なスペースを小さくしつつ、また総重量を小さくしつつ、回転機器のモータ室内の軸受に供給する潤滑材が翼車室側に漏出する不具合の発生を防止することを目的とする。
すなわち本考案に係る回転機器は、翼車室及びモータ室に区画された内部空間を有するハウジングと、このハウジングの前記モータ室内に設けた流体潤滑式の軸受に回転可能に支持させてなる基部及び前記翼車室内に配した主翼車取付部を有し前記隔壁に設けたシャフト挿通孔に挿通させてなるシャフトと、このシャフトの主翼車取付部に取り付けた主翼車と、この主翼車を回転駆動すべく前記モータ室内に設けられ前記シャフトを回転駆動するモータと、前記モータ室内に連通する内部空間を有するミスト除去装置と、前記シャフトに取り付けてなり回転することにより前記モータ室内に前記シャフト挿通孔から前記ミスト除去装置に向かう方向の気流を発生可能な気流発生要素と、このミスト除去装置を通過したガスを翼車室側に還流させるための還流路とを具備することを特徴とする。
このようなものであれば、気流発生要素により、モータ室内に前記シャフト挿通孔から前記ミスト除去装置に向かう方向の気流を生成させ、このミスト除去装置を通過したガスを翼車室側に還流させ、翼車室からシャフト挿通孔にガスを導入させるガスの循環を生成させることができるので、モータ室内の気圧を翼車室よりも低くするためのポンプを省略しつつ、潤滑材が翼車室側に漏出する不具合の発生を防止できる。さらに、上述したようにガスが循環するので、ガスの外部への漏出を少なくすることもできる。
本考案によれば、翼車室及びモータ室に区画された内部空間を有しこれらの間にシャフト挿通孔を備えたハウジング内に、モータ室内の流体潤滑式の軸受に回転可能に支持させてなるとともに主翼車取付部を翼車室側に延出させたシャフトと、前記主翼車取付部に取り付けた主翼車とを収納させてなる回転機器において、ポンプを省略することにより、設置に必要なスペースを小さくしつつ、また総重量を小さくしつつ、モータ室内の軸受に供給する潤滑材が翼車室側に漏出する不具合の発生を防止することができる。
本考案の一実施形態に係る回転機器であるターボブロワを示す概略断面図。 従来の回転機器であるターボブロワを示す概略断面図。
以下、本考案の一実施形態を、図面を参照して説明する。
本実施形態に係る回転機器であるターボブロワ100は、図示しないCO2ガスレーザ等のレーザ発振部にガスを供給するためのものであり、ガス循環経路上にレーザ発振部と直列して設けられている。
具体的にこのターボブロワ100は、概略断面図を図1に示すように、隔壁53により翼車室たるターボ翼室51及びモータ室52に区画された内部空間を有するハウジング5と、このハウジング5の内部空間に収納させたシャフト2と、このシャフト2に取り付けた主翼車たるターボ翼1と、このターボ翼1を回転駆動すべく前記モータ室52内に設けられ前記シャフト2を回転駆動するモータ4とを具備する遠心式のものである。なお、本実施例のものはシャフト2を起立させて使用する。
前記ハウジング5のターボ翼室51内には前記ターボ翼1、モータ室52内には前記電動モータ4を収納するようにしている。前記隔壁53には前記シャフト2を挿通可能なシャフト挿通孔5xを設けていて、このシャフト挿通孔5xを介して前記ターボ翼室51及び前記モータ室52を連通させている。前記シャフト挿通孔5xには、該シャフト挿通孔5xを介してモータ室52側からターボ翼室51側にガスが流通することを抑制すべく、隙間シール6を設けている。この隙間シール6については、この種のターボブロワに広く用いられているものを使用することができるので、詳細な説明は省略する。また、図1では、この隙間シール6は想像線により示している。ここで、前記ターボ翼室51は、各ターボ翼1の頂部方向に開口するガス導入ポート54と、ターボ翼1の側方に開口するガス導出ポート55とを備えている。
上下の転がり軸受3、3は、前記モータ室52内の上下の軸受配設部57a、57bにそれぞれ支持させたもので、後述する電動モータ4の上下にそれぞれ配置されている。本実施例では、これら転がり軸受3、3としてアンギュラタイプのものを採用し、ジャーナル方向、スラスト方向に作用する両荷重を支持しうるようにしている。そして、これら転がり軸受3、3は、シャフト2内に設けた図示しないオイル供給路を介して潤滑材、具体的には潤滑オイルの供給を受ける流体潤滑式の軸受である。
前記シャフト2は、前記モータ室52内に配した前記転がり軸受3に回転可能に支持させてなるとともに内部に図示しないオイル供給路を有する基部21と、この基部21から延出させているとともに前記シャフト挿通孔5xを通過させてなる中間部22と、この中間部22から延出させて前記ターボ翼室51内に配した主翼車取付部たるターボ翼取付部23とを具備する。前記転がり軸受3へ潤滑オイルを供給するための機構は、この種のターボブロワに広く用いられているものとして周知のものと同様のものを利用しているので、詳細な説明は省略する。
ターボ翼1は、切頭円錐状の基体11の斜面部に螺旋状に複数の翼体12を立設した一般に知られているもので、前記シャフト2のターボ翼取付部23に取り付けている。
電動モータ4は、ロータ41をシャフト2に外嵌させて固着するとともに、ロータ41の周囲にハウジング5に支持させてステータ42を配設した例えばDCブラシレス式のものであって、シャフト2と一体的に設け、直接的にシャフト2を回転駆動させるものである。本実施例ではシャフト2及び電動モータ4の駆動源として図示しないインバータを用いている。
しかして本実施形態では、前記図1に示すように、シャフト2の前記シャフト挿通孔5xと前記電動モータ4との間の部位に、気流発生要素たる副翼車7を取り付けている。
また、本実施形態では、前記図1に示すように、ハウジング5のモータ室52とターボ翼室51とを連通するガス通路58を設けているとともに、このガス通路58中にミスト除去装置59を設けている。このミスト除去装置59は、前記モータ室52内に連通する内部空間を有し、モータ室52内から潤滑オイルのミストを含むガスの供給を受け、このガスから潤滑オイルのミストを除去したものを下流側すなわちターボ翼室51側に流すための装置である。
前記シャフト2を回転させると、前記副翼車7がつれて回転し、モータ室52内においてこの副翼車7から前記シャフト挿通孔5xと反対側に向かう流れ、すなわち前記シャフト挿通孔5xから前記ミスト除去装置59に向かう方向の気流が発生する。この気流が発生することにより、潤滑油のミストを含むガスはモータ室52からガス通路58内に誘導される。このガス通路58内に誘導されたガスがミスト除去装置59に達すると、このミスト除去装置59により潤滑油のミストが除去される。そして、潤滑油のミストが除去されたガスは、引き続き前記ガス通路58内を流通して翼車室51内に還流される。すなわち、前記副翼車7が、潤滑油のミストを含むガスをモータ室52内からミスト除去装置59に向けて誘導する手段として機能する。
以上に述べたように、本実施形態の構成によれば、モータ室52内を翼車室51内よりも低圧にするためのポンプを用いることなく、副翼車7により潤滑油のミストを含むガスをモータ室52内からミスト除去装置59に向けて誘導するための気流を発生させ、ミスト除去装置59を通過したガスを翼車室51内に還流させることにより、潤滑材が翼車室側に漏出する不具合の発生を防止しつつ、ガスの外部への漏出を少なくすることもできる。さらに、上述したようにガスが循環するので、ガスの外部への漏出を少なくすることもできる。
なお、本考案は以上に述べた実施形態に限られない。
例えば、気流発生要素として、上述した実施形態に係る副翼車7に替えて、例えば、シャフト22の中間部に形成した螺旋状の溝等、モータ室52内にシャフト挿通孔5xからミスト除去装置59に向かう気流を発生させるための他の機構を設けてもよい。
その他、本考案の趣旨を損ねない範囲で種々に変更してよい。
100…ターボブロワ(回転機器)
1…ターボ翼(主翼車)
2…シャフト
21…基部
23…主翼車取付部
4…モータ
5…ハウジング
51…ターボ翼室(翼車室)
52…モータ室
58…還流路
59…ミスト除去装置
5x…シャフト挿通孔
7…副翼車(気流発生要素)

Claims (1)

  1. 翼車室及びモータ室に区画された内部空間を有するハウジングと、このハウジングの前記モータ室内に設けた流体潤滑式の軸受に回転可能に支持させてなる基部及び前記翼車室内に配した主翼車取付部を有し前記隔壁に設けたシャフト挿通孔に挿通させてなるシャフトと、このシャフトの主翼車取付部に取り付けた主翼車と、この主翼車を回転駆動すべく前記モータ室内に設けられ前記シャフトを回転駆動するモータと、前記モータ室内に連通する内部空間を有するミスト除去装置と、前記シャフトに取り付けてなり回転することにより前記モータ室内に前記シャフト挿通孔から前記ミスト除去装置に向かう方向の気流を発生可能な気流発生要素と、このミスト除去装置を通過したガスを翼車室側に還流させるための還流路とを具備することを特徴とする回転機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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