JP5349489B2 - ステータとロータとを備えた電気的な駆動機械 - Google Patents

ステータとロータとを備えた電気的な駆動機械 Download PDF

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Description

本発明は、ステータとロータとを備えた電気的な駆動機械であって、ロータが、スロット内にロータ巻線を支持しており、該ロータ巻線に、整流子と擦り接触部材とから成る給電システムを介して電流が供給可能であり、整流子の表面に押圧される擦り接触部材が、それぞれ1つの正極擦り接触部材と1つの負極擦り接触部材とから成る少なくとも2つのペアを有している形式のものに関する。
さらに、本発明は、始動装置に関する。
さらに、本発明は、自動車を運転するための方法に関する。
背景技術
本発明は、ステータとロータとを備えた電気的な駆動機械(始動装置に用いられるモータ)であって、ロータに整流子と擦り接触部材(ブラシ)とを介して電流が供給可能である形式のものに関する。このような形式の機械は広く普及している。この場合、この電気的な駆動機械を運転するための電流は、擦り接触部材の1つまたはそれ以上のペアと整流子とを介してロータ巻線(アーマチュア巻線)に導入される。擦り接触部材は、たいてい焼結材料から成っている。この焼結材料は、主に黒鉛成分を含有している。擦り接触部材と整流子とは、運転中に摩耗にさらされる。始動装置は一般的に短時間の運転に対して設計されていて、通常、30000〜60000回の切換サイクル、すなわち、始動過程のために適合されている。
始動装置が、より高い負荷とより高い切換回数とを達成しようとする場合には、最大限に可能な切換回数が得られるようにするために、擦り接触部材が均一な荷重を有していなければならない。現在、4つまたは6つの擦り接触部材を備えたシステムに対して、これらの擦り接触部材が互いに60゜の角度間隔を有する配置が選択される。これは、6つの擦り接触部材を備えたシステムの場合、これらの擦り接触部材の間にそれぞれ60゜の角度が存在していることを意味している。4つの擦り接触部材を備えたシステムでは、1つには、それぞれ1つの正極擦り接触部材と、それぞれ1つの負極擦り接触部材とが直接対向して、すなわち、180゜の角度を成して配置されており、同じく互いに180゜だけ間隔を置いて配置された第2の擦り接触部材ペアは、その負極擦り接触部材で第1の擦り接触部材ペアの正極擦り接触部材に対して60゜だけずらされているように配置されている。スタータモータ(電気的な駆動機械)に用いられる整流子の、ステータの極数によって割ることができない整流子片数(一般的に28個の整流子片または23個の整流子片)の使用に基づき、正極擦り接触部材もしくは負極擦り接触部材に対して、それぞれ異なる荷重が加えられる。なぜならば、擦り接触部材ペア回転方向が、ロータ巻線の導体の通電時にかつロータ巻線の導体の通電遮断時に整流子片に対して異なる位置をとるからである。この違いによって、擦り接触部材ペアにそれぞれ異なる荷重が加えられるかもしくは個々の擦り接触部材ペアに対して、それぞれ異なる負荷プロフィルが生じる。駆動機械の回転方向に対して、個々の擦り接触部材は、所定の整流子片への接近時(接触開始)にもしくは所定の整流子片からの離反時(接触終了)にそれぞれ異なる電流で負荷される。したがって、カーボンブラシがそれぞれ異なる強さで老化するかもしくは悪化し、これによって、達成可能な寿命が、個々の擦り接触部材のより強い摩耗のため、不必要に減少させられている。
したがって、課題は、個々の擦り接触部材の寿命が互いに可能な限り等しいことによって、前述した形式の駆動機械の達成可能な寿命を延長することである。したがって、たとえば1台の乗用車の寿命の終わりに始動装置もその機構に関する寿命の終わりに達することがある。しかし、この場合、擦り接触部材を見てみると、使用された4つの擦り接触部材のうち、ただ1つの擦り接触部材しか設定の範囲内で損耗していないのに対して、同じ始動装置の別の擦り接触部材は、事情により、まず最初に擦り接触部材の設定の損耗長さの1/3だけ損耗していることが頻繁に確認される。いま、スタータの所要の切換回数ひいては所要の始動回数が、内燃機関における頻繁な繰返し始動による運転に基づいて増加する場合には、擦り接触部材に対する電流負荷と荷重ピークとの最適な分配が考慮されなければならない。別の択一的な構成、つまり、特に負荷される擦り接触部材の伸長または全ての擦り接触部材の伸長は、電気的な駆動機械の磁極管の直径をより大きくすることができないため、一般的に上手くいかない。擦り接触部材に対する電流負荷と荷重ピークとの最適な分配は、特にアーマチュアもしくはロータが波巻を備えていて、整流子片数とステータの磁極ペアとから求められる比が整数でない場合、整流子の全周にわたる擦り接触部材の特別な分配によって達成することができる。擦り接触部材が整流子片にわたって十分に大きく重なっている場合に、擦り接触部材への負荷と負荷ピークとの理想的な配分を得るために、本発明者は、擦り接触部材を互いに等角度の間隔を置いて配置しないことが擦り接触部材の最適な配置形態であることを見つけ出した。回転方向に応じて、1つまたはそれ以上の擦り接触部材が、約1゜ないし、整流子の整流子片数と360゜とから求められる商の最大値だけ、各角度(360゜と極数との商)における対称的な値に対して回転方向にもしくは逆回転方向にずらされなければならない。これによって、個々の擦り接触部材における最大電流負荷の最小化と、擦り接触部材の間の可能な限り僅かなばらつきとが達成される。したがって、負荷ピークと積分電流とを最大25%低下させることができ、耐久性試験に基づき知られている個々の擦り接触部材の摩耗における差も最小限に抑えることができる。均一化とは、個々のスタータシステムにおいて、寿命にわたる摩耗の最大2mmの差を意味している。このことは、同時に1つの擦り接触部材の可能な摩耗長さの30%よりも多くの摩耗長さまでを意味している。
発明の開示
前述した課題を解決するために本発明に係る電気的な駆動機械では、1つの正極擦り接触部材と1つの負極擦り接触部材との少なくとも1つの第1のペアにおいて、正極擦り接触部材と負極擦り接触部材とが、180゜からずれた角度γを成して対置しているようにした。
本発明に係る電気的な駆動機械の有利な態様によれば、1つのペアの負極擦り接触部材と正極擦り接触部材との間の角度γが、約1゜ないし整流子の整流子片数Nと360゜とから求められる商の最大値だけ180゜の角度からずれており、整流子片数Nが、それぞれ13〜17個または19〜23個または25〜29個または31〜35個である。
本発明に係る電気的な駆動機械の有利な態様によれば、負極擦り接触部材と正極擦り接触部材との間の角度γが、180゜よりも小さく設定されている。
本発明に係る電気的な駆動機械の有利な態様によれば、第2のペアの正極擦り接触部材と負極擦り接触部材とが、相互間に180゜の角度δを形成している。
本発明に係る電気的な駆動機械の有利な態様によれば、第2のペアの正極擦り接触部材が、第1のペアの正極擦り接触部材から120゜だけロータ回転方向に間隔を置いて配置されている。
本発明に係る電気的な駆動機械の有利な態様によれば、ステータが、6極に形成されている。
本発明に係る電気的な駆動機械の有利な態様によれば、整流子片数Nとステータの極数Nとから求められる商が整数でない。
本発明に係る電気的な駆動機械の有利な態様によれば、ロータのスロット内に配置されたロータ巻線が波巻である。
本発明に係る電気的な駆動機械の有利な態様によれば、擦り接触部材の個数が、整流子の整流子片の個数Nよりも小さい。
さらに、前述した課題を解決するために本発明に係る始動装置では、本発明に係る電気的な駆動機械が設けられているようにした。
さらに、前述した課題を解決するために本発明に係る方法では、本発明に係る始動装置を使用するようにした。
本発明に係る方法の有利な態様によれば、前記方法が、スタート・ストップ法を有している。
請求項1の特徴を備えた電気的な駆動機械では、擦り接触部材の角度間隔が等しい前述したような解決手段に比べて、駆動機械の寿命の著しい延長を達成することができるという利点が得られる。この利点は、電気的な駆動機械に対する従属請求項の特徴と組み合わせても認められるので、この利点については以下において記載しないことにする。本発明は、特に電気的な駆動機械が、ここでは特に自動車の内燃機関に用いられる始動装置の一部であると有利である。以下に記載した請求項による特徴の1つを備えた電気的な駆動機械を有する始動装置の使用は、特にこの始動装置を備えた自動車が、いわゆる「スタート・ストップ運転」で運転されると有利である。スタート・ストップ運転は、たとえば車両が、自動車の静止状態(この状態で始動装置が運転される)を自動的に認識することができ、これに相俟って、内燃機関もしくはエンジンを切る場合に付与される。このような形式のスタート・ストップシステムの更なる特徴は、車両が、運転者によって付与された信号、つまり、車両を再び運動させようとして、始動装置が慣用の始動過程(前進、噛合、始動、ステータリレーのスイッチオフ、離脱)を自動的に、すなわち、人間による始動スイッチの操作なしに行うことができることによって、内燃機関もしくはエンジンが再び始動されることを示唆する信号を認識することである。さらに、このような形式のスタート・ストップシステムは、車両が駆動エネルギを路面に伝えるべきでない場合に、同じくエンジンが自動的に切られ、再度駆動エネルギを伝えたいという運転者の意思が認識された場合に、前述したスタート・ストップ運転時のような始動過程が行われる、いわゆる「慣性利用運転」を含んでいてもよい。
始動装置の縦断面図である。 図1における記載による磁極管の横断面を4つの擦り接触部材を含めて示す図である。 ステータの磁極と、このステータの磁極に対する擦り接触部材システムの相対位置とを示す電気的な駆動機械の磁極管の概略的な断面図である。
発明の実施形態
図1は、始動装置を縦断面図で示している。図1には、始動装置10が示されている。この始動装置10は、たとえばスタータモータ13とソレノイドスイッチ16とを有している。このスタータモータ13とソレノイドスイッチ16とは、共通のドライブエンドシールド19に取り付けられている。スタータモータ13は、機能的に、始動ピニオン22が内燃機関(図示せず)のリングギヤ25に噛合させられている場合に始動ピニオン22を駆動するために働く。
始動装置の電気的な駆動機械としてのスタータモータ13は、ハウジングとして磁極管28を有している。この磁極管28はその内周面に磁極片31を支持している。この磁極片31は、それぞれ励磁巻線34によって巻き掛けられている。磁極片31と励磁巻線34とを備えた磁極管28はステータ35を形成している。また、磁極片31は、(ロータ38である)アーマチュア37を取り囲んでいる。このアーマチュア37は、金属薄板40から形成された積層鉄芯43と、スロット46内に配置されたアーマチュア巻線もしくはロータ巻線49とを有している。積層鉄芯43は駆動軸44にプレス嵌めされている。さらに、この駆動軸44の、始動ピニオン22と反対の側の端部には、整流子52が取り付けられている。この整流子52は、特に個々の整流子片55から形成されている。これらの整流子片55は、公知の形式でアーマチュア巻線49に電気的に接続されており、これによって、カーボンブラシもしくは擦り接触部材58を通した整流子片55への通電時に磁極管28内でのアーマチュア37の回転運動が発生させられるようになっている。ソレノイドスイッチ16とスタータモータ13との間に配置された給電手段61は、スイッチオン状態でカーボンブラシ58にも励磁巻線34にも電流を供給する。駆動軸44は整流子側においてジャーナル64で滑り軸受け67内に支持されている。また、この滑り軸受け67は整流子軸受けカバー70内に定置に保持されている。また、この整流子カバー70は、磁極管28の全周にわたって分配されて配置されたタイロッド73(たとえば2つ、3つまたは4つのねじ)によってドライブエンドシールド19に取り付けられている。この場合、磁極管28はドライブエンドシールド19に支持されており、整流子軸受けカバー70は磁極管28に支持されている。
駆動方向でアーマチュア37には、いわゆる「サンギヤ80」が続いている。このサンギヤ80は、遊星歯車伝動装置83の部材である。サンギヤ80は複数のプラネタリピニオン86、通常では3つのプラネタリピニオン86によって取り囲まれている。これらのプラネタリピニオン86は転がり軸受け89によって軸ピン92に支持されている。プラネタリピニオン86はリングギヤ95内で転動する。このリングギヤ95は磁極管28内に外側で支承されている。被駆動側に向かって、プラネタリピニオン86にはプラネタリキャリヤ98が続いている。このプラネタリキャリヤ98には、軸ピン92が取り付けられている。また、プラネタリキャリヤ98は、中間支承体101と、この中間支承体101内に配置された滑り軸受け104とに支承されている。中間支承体101は、この中間支承体101内にプラネタリキャリヤ98もプラネタリピニオン86も収容されているようにポット状に形成されている。さらに、ポット状の中間支承体101内には、リングギヤ95が配置されている。このリングギヤ95は最終的にカバー107によってアーマチュア37に対して閉鎖されている。中間支承体101もその外周面で磁極管28の内面に支持されている。アーマチュア37は、駆動軸44の、整流子52と反対の側の端部に別のジャーナル110を有している。このジャーナル110も同じく滑り軸受け113内に収容されている。また、この滑り軸受け113はプラネタリキャリヤ98の中心の孔内に収容されている。このプラネタリキャリヤ98は被駆動軸116に一体に結合されている。この被駆動軸116は、中間支承体101と反対の側の端部で別の軸受け122に支持されている。この軸受け122はドライブエンドシールド19内に取り付けられている。被駆動軸116は、それぞれ異なる区分に分割されている。したがって、中間支承体101の滑り軸受け104内に配置された区分には、いわゆる「直歯歯列125(内側歯列)」を備えた区分が続いている。この直歯歯列125は、いわゆる「軸・ハブ結合部128」の一部である。この軸・ハブ結合部128によって、この事例では、連行体131の軸方向に直線状の滑動が可能となる。この連行体131はスリーブ状の延長部である。この延長部は、オーバランニングクラッチ137のポット状のアウタレース132と一体である。さらに、オーバランニングクラッチ137(ディレクショナルロック)はインナレース140を有している。このインナレース140は半径方向でアウタレース132の内部に配置されている。インナレース140とアウタレース132との間には、緊締体138が配置されている。この緊締体138はインナレース140およびアウタレース132と協働して第2の方向へのアウタレース132とインナレース140との間の相対回動を阻止する。言い換えると、オーバランニングクラッチ137によって、ただ一方向のみのインナレース140とアウタレース132との間の相対運動が可能となる。この実施の形態では、インナレース140が、始動ピニオン22および始動ピニオン22の斜歯歯列143(外側斜歯歯列)と一体に形成されている。
念のために、ここで一度噛合機構を説明しておく。押込みリレー16はピン150を有している。このピン150は電気的なコンタクトであり、電気的なスタータバッテリ(図示せず)の正極に接続されている。ピン150はリレーカバー153を貫いて案内されている。このリレーカバー153はリレーハウジング156を閉鎖している。このリレーハウジング156は複数の固定エレメント159(ねじ)によってドライブエンドシールド19に固定されている。さらに、ソレノイドスイッチ16内には、プルイン巻線162と、いわゆる「ホールディング巻線165」とが配置されている。このプルイン巻線162とホールディング巻線165とは、それぞれスイッチオンされた状態で電磁界を発生させる。この電磁界は、(電磁的に伝導性の材料から成る)リレーハウジング156と、線形に可動のプランジャ168と、プランジャ帰路形成体171とを通過する。プランジャ168はプッシュロッド174を支持している。このプッシュロッド174は、プランジャ168の線形の引込み時に切換ピン177に向かって運動させられる。この切換ピン177に対するプッシュロッド174のこの運動によって、切換ピン177がその静止位置から2つのコンタクト180,181に向かって運動させられ、これによって、両コンタクト180,181に対して切換ピン177の端部に取り付けられたコンタクトブリッジ184が両コンタクト180,181を互いに電気的に接続する。これによって、ピン150から電気的な出力がコンタクトブリッジ184を越えて給電手段61ひいてはカーボンブラシ58に案内される。この場合、スタータモータ13が通電される。
しかし、ソレノイドスイッチ16もしくはプランジャ168は、さらに、引張りエレメント187によって、ドライブエンドシールド19に回動可能に配置されたレバー190を運動させる役割を有している。このレバー190は、通常、フォークレバーとして形成されていて、2つの「歯(図示せず)」によって2つのディスク193,194をその外周面で把持するように取り囲んでおり、これによって、両ディスク193,194の間に挟み込まれた連行リング197がばね200の抵抗に抗してオーバランニングクラッチ137に向かって運動させられ、ひいては、始動ピニオン22がリングギヤ95に噛合させられる。
ここで説明した整流子52は円筒形整流子として形成されている。この円筒形整流子の整流子片55は、それぞれ互いに平行に方向付けられている。また、円筒形整流子の電気的な分離が周方向で実施されている。すなわち、整流子片55は傾きを有していない。ロータ38の、ロータ巻線49が配置されたスロット46は、ロータ38の回転軸線201に対して平行に方向付けられている。
図2には、図1に示した記号に相応して、始動装置10の磁極管28の横断面図が示してある。給電手段61は2つの給電導体610を介して電圧を正極擦り接触部材581に案内する。ここには、整流子52を一点鎖線の円形線205によって概略的にしか図示していない。この実施の形態における別の両擦り接触部材58は負極擦り接触部材582である。なぜならば、両負極擦り接触部材582がスタータバッテリ(図示せず)の負極に接続されているからである。両負極擦り接触部材582は、素線として形成された2つの負極導体583によって共通のコンタクト金属薄板584に、この事例では、溶接結合によって結合されている。また、このコンタクト金属薄板584は、磁極管28の内面への当付けによってスタータバッテリの負極に接続されている。
図2に示したアッセンブリでは、全部で4つの擦り接触部材58が、全部で2つのペアを形成している。第1のペアは、通常のアナログ式の時計文字盤を基準として10時の位置に位置している正極擦り接触部材581と、そこでほぼ4時の位置に図示してある負極擦り接触部材582とを有している。実際、ここで4時の位置に図示した負極ブラシ582は、4時からずれた位置に位置している。このずれ量は角度γによって記載してある。この角度γは、正極擦り接触部材581と負極擦り接触部材582とから中心点、すなわち、回転軸線201に延びる両半径の間の角度を成している。別の正極擦り接触部材581と別の負極擦り接触部材582とから成る第2のペアでは、この実施の形態において、両擦り接触部材581,582から延びる半径の間の角度が180゜であるように、両擦り接触部材581;582が対置している。
したがって、ステータ35とロータ38とを備えた電気的な駆動機械(スタータモータ13)が図示してある。この場合、ロータ38はスロット46内にロータ巻線49を支持している。このロータ巻線49には、整流子52と擦り接触部材58とから成る給電システムを介して電流が供給可能である。この場合、整流子52の表面に押圧される擦り接触部材58は、それぞれ1つの正極擦り接触部材581と1つの負極擦り接触部材582とから成る少なくとも2つのペアを有している。1つの正極擦り接触部材581と1つの負極擦り接触部材582とから成る少なくとも1つの第1のペアでは、正極擦り接触部材581と負極擦り接触部材582とが、180゜からずれた角度γを成して対置している。ここで、この「180゜からずれた角度を成して対置している」という概念は、本願では、両ブラシが、180゜から最大28°ずれていてよく、したがって、最小152°であってよい角度γを成して対置していてよいことを意味している。言い換えると、角度γは152°〜179°の間に設定されている。この場合、角度γは、両擦り接触部材581,582が互いに形成する角度である。この場合、この形成された範囲内に別のペアの負極擦り接触部材582が配置されている。
180゜の対向位置からの最大28°のずれ量は経験から明らかである。これによれば、ずれ量は、360゜と整流子52の整流子片数Nとから求められる商の最大値まで180゜の角度からずれていてよい。この場合、整流子片数Nは、それぞれ13〜17個または19〜23個または25〜29個または31〜35個であってよい。この場合、整流子片数N=23個および28個が特に有利であると判った。したがって、第1の擦り接触部材ペアの負極擦り接触部材582と正極擦り接触部材581との間の角度は、180゜よりも小さく設定されていることが望ましい。この角度は、他方の擦り接触部材ペアの負極擦り接触部材582を閉じ込めている。図2に示した実施の形態の更なる条件は、たとえば第2の擦り接触部材ペアの正極擦り接触部材581と負極擦り接触部材582との間の角度δが、相互間に180゜の角度δを形成していることであり得る。この場合、ここで、この実施の形態に図示したように、第2のペアの正極擦り接触部材581が第1のペアの正極擦り接触部材581からロータ回転方向で120゜だけ間隔を置いて配置されていることを提案することができる。電気的な駆動機械のステータ35は6極のステータ35として形成されていることが望ましい。前述した記載と異なり、磁極片31は励磁巻線34によって電気的に励磁されているだけでもよいし、択一的には、この磁極片が永久磁気的であってもよい。さらに、整流子52の整流子片数Nとステータ35の極数Nとの比に関して、整流子片数Nと極数Nとから求められる商が整数でないことが条件とされることが望ましい。
スロット46内に配置されたアーマチュア巻線もしくはロータ巻線49は、いわゆる「波巻」として形成されている。
この場合、スロット46は回転軸線201に対して平行に方向付けられている。
擦り接触部材58の個数は、整流子52の整流子片55の個数Nよりも少ない。
図3には、図2に類似して磁極管28の別の横断面図が体系的に示してある。違いとして、ここには、6極の駆動機械が6つも擦り接触部材58を有していることを認めることができる。図2に対する説明に類似して、この実施の形態も、1つの正極擦り接触部材581と1つの負極擦り接触部材582とから成る第1の擦り接触部材ペアを有している。この場合、正極擦り接触部材581が同じくほぼ10時の位置に設けられている。負極擦り接触部材582は類似して4時の位置に設けられている。第1の擦り接触部材ペアの両擦り接触部材の間には、ここでも同じく、180゜からずれた角度γが設定されている。第2の擦り接触部材ペアは、ここでも、2時の位置に設けられた1つの正極擦り接触部材581と、8時の位置に設けられた1つの負極擦り接触部材582とから成っている。この両擦り接触部材の間には、180゜の角度δが調整されている。ここで同じく互いに180゜の角度で方向付けられた正極擦り接触部材581と負極擦り接触部材582とから成る第3の擦り接触部材ペアも同じく存在している。対応する擦り接触部材は、ここでは、6時の位置もしくは12時の位置に設けられている。ブラシの位置に対する相応の「時刻記載」は、本願では、単に概値であり、正確な角度記載を備えていない。
角度τは、図3では、それぞれ60゜に設定されている。
全ての擦り接触部材58は管59内に挿入されている。この管59は擦り接触部材58を整流子52の表面に対して垂直に案内する。この場合、擦り接触部材58はばねエレメント62によって整流子52の表面に押圧される。
さらに、ここで図3に示した6つの擦り接触部材は、ステータ35の磁極片31に対する特殊な相対位置を有している。この磁極片31が互いに均一に60゜の角度αで配置されているのに対して、すでに前述した説明から明らかであるように、このことは、擦り接触部材58の場合には、いずれにせよ、部分的にしか当てはまらない。さらに、第2の擦り接触部材ペアの擦り接触部材58(8時の位置および2時の位置)は、磁極片31に対して所定の角度βだけ回動させられている。この角度βは、磁極片31に対する、規則的に間隔を置いて配置されたブラシの、いわゆる「ブラシ回動」に対する量である。
擦り接触部材58は管59内に押進め方向を有している。この押進め方向は、整流子表面に対して垂直に方向付けられている。
電気的な駆動機械は、内燃機関もしくはエンジンに用いられる始動装置10の一部であるスタータモータ13であることが提案されている。冒頭で述べた利点(擦り接触部材の特別な耐久性および擦り接触部材の耐久性の特に均一な分配)は、特に始動装置が、いわゆる「スタート・ストップ運転」を可能にする車両構成要素である場合に適用されるので、始動装置10は、特殊な運転モードとしてスタート・ストップ法を実施する自動車に使用されることが提案されている。
10 始動装置
13 スタータモータ
16 ソレノイドスイッチ
19 ドライブエンドシールド
22 始動ピニオン
25 リングギヤ
28 磁極管
31 磁極片
34 励磁巻線
35 ステータ
37 アーマチュア
38 ロータ
40 金属薄板
43 積層鉄芯
44 駆動軸
46 スロット
49 アーマチュア巻線
52 整流子
55 整流子片
58 擦り接触部材
59 管
61 給電手段
62 ばねエレメント
64 ジャーナル
67 滑り軸受け
70 整流子軸受けカバー
73 タイロッド
80 サンギヤ
83 遊星歯車伝動装置
86 プラネタリピニオン
89 転がり軸受け
92 軸ピン
95 リングギヤ
98 プラネタリキャリヤ
101 中間支承体
104 滑り軸受け
107 カバー
110 ジャーナル
113 滑り軸受け
116 被駆動軸
122 軸受け
125 直歯歯列
128 軸・ハブ結合部
131 連行体
132 アウタレース
137 オーバランニングクラッチ
138 緊締体
140 インナレース
143 斜歯歯列
150 ピン
153 リレーカバー
156 リレーハウジング
159 固定エレメント
162 プルイン巻線
165 ホールディング巻線
168 プランジャ
171 プランジャ帰路形成体
174 プッシュロッド
177 切換ピン
180 コンタクト
181 コンタクト
184 コンタクトブリッジ
187 引張りエレメント
190 レバー
193 ディスク
194 ディスク
197 連行リング
200 ばね
201 回転軸線
205 円形線
581 正極擦り接触部材
582 負極擦り接触部材
583 負極導体
584 コンタクト金属薄板
610 給電導体

Claims (8)

  1. ステータ(35)とロータ(38)とを備えた電気的な駆動機械であって、ロータ(38)が、スロット(46)内にロータ巻線(49)を支持しており、該ロータ巻線(49)に、整流子(52)と擦り接触部材(58)とから成る給電システムを介して電流が供給可能であり、整流子(52)の表面に押圧される擦り接触部材(58)が、それぞれ1つの正極擦り接触部材(581)と1つの負極擦り接触部材(582)とから成る少なくとも2つのペアを有している形式のものにおいて、
    1つの正極擦り接触部材(581)と1つの負極擦り接触部材(582)との少なくとも1つの第1のペアにおいて、正極擦り接触部材(581)と負極擦り接触部材(582)とが、180゜からずれた角度γを成して対置しており、
    1つのペアの負極擦り接触部材(582)と正極擦り接触部材(581)との間の角度γが、約1゜ないし整流子(52)の整流子片数N と360゜とから求められる商の最大値だけ180゜の角度からずれており、整流子片数N が、それぞれ13〜17個または19〜23個または25〜29個または31〜35個であり、
    第2のペアの正極擦り接触部材(581)と負極擦り接触部材(582)とが、相互間に180゜の角度δを形成しており、
    第2のペアの正極擦り接触部材(581)が、第1のペアの正極擦り接触部材(581)から120゜だけロータ回転方向に間隔を置いて配置されており、
    ロータ(38)のスロット(46)内に配置されたロータ巻線(49)が波巻であることを特徴とする、ステータとロータとを備えた電気的な駆動機械。
  2. 負極擦り接触部材(582)と正極擦り接触部材(581)との間の角度γが、180゜よりも小さく設定されている、請求項記載の電気的な駆動機械。
  3. ステータ(35)が、6極に形成されている、請求項1又は2記載の電気的な駆動機械。
  4. 整流子片数Nとステータ(35)の極数Nとから求められる商が整数でない、請求項1からまでのいずれか1項記載の電気的な駆動機械。
  5. 擦り接触部材(58)の個数が、整流子(52)の整流子片(55)の個数Nよりも小さい、請求項1からまでのいずれか1項記載の電気的な駆動機械。
  6. 始動装置において、請求項1からまでのいずれか1項記載の電気的な駆動機械が設けられていることを特徴とする、始動装置。
  7. 自動車を運転するための方法において、請求項記載の始動装置(10)を使用することを特徴とする、自動車を運転するための方法。
  8. 前記方法が、スタート・ストップ法を有している、請求項記載の方法。
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