JP6481434B2 - 直流モータ - Google Patents

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Description

本発明は、箱型形状のブラシ保持器に保持されたブラシを円筒型コンミュテータの外周に配置した直流モータに関する。
従来技術として、特許文献1に記載された6極磁石式直流モータに適用されるブラシASSYがある。このブラシASSYは、円筒型コンミュテータの外周上に配置されるブラシ(例えば3個のプラス側ブラシと3個のマイナス側ブラシ)と、ブラシを保持する箱型形状のブラシ保持器と、このブラシ保持器の内部に収容されてブラシをコンミュテータに押圧するブラシスプリングと、各プラス側ブラシ間を電気的に結線するためのプラス側接続プレートと、各マイナス側ブラシ間を電気的に結線するためのマイナス側接続プレートを備える。
ブラシ保持器は、プラス側接続プレートとマイナス側接続プレートとの間に配置されて、両接続プレートに対し径方向の内周側から組み付けられる。
KR−2013007793−A号公報
従来技術(特許文献1)に係るブラシASSYの組付け方法として、以下の二つのパターンが考えられる。
1)プラス側接続プレートと全てのブラシ保持器およびマイナス側プレートが組み付いた状態で、内径側からブラシスプリングおよびブラシを順番にブラシ保持器に挿入していく。その後、ブラシが内周側へ飛び出てこないように中心部に治具を挿入する。
2)プラス側接続プレートと全てのブラシ保持器が組み付いた状態で、内径側からブラシスプリングおよびブラシを順番にブラシ保持器に挿入していく。その後、ブラシが内周側へ飛び出てこないように中心部に治具を配置した状態で全てのブラシ保持器をマイナス側プレートに固定する。
上記の組付け方法では、全てのブラシ保持器が少なくともプラス側接続プレートに組み付いた状態でブラシをブラシ保持器に挿入するため、全てのブラシを同時に内径側から各ブラシ保持器に挿入することができない。また、全てのブラシを1個ずつ順番にブラシ保持器に挿入する際に、先にブラシ保持器に挿入したブラシが内周側へ飛び出てこないように押えておく必要がある。このため、特許文献1の構成では、ブラシASSYの組付け性が悪く、組付け作業に手間が掛かるため、生産性が低いと言う課題がある。
本発明は、上記の課題を解決するために成されたものであり、その目的は、ブラシASSYの組み付けが容易であり、生産性を向上できる直流モータを提供することにある。
請求項2、3に係る本発明は、電機子の軸上に構成される円筒型のコンミュテータを備える4極以上の直流モータであって、コンミュテータの外周上に配置されるブラシと、このブラシを保持するブラシ保持器と、このブラシ保持器の内部に収容されて前記ブラシを前記コンミュテータに押圧するブラシ押圧部材と、全てのプラス側ブラシあるいは全てのマイナス側ブラシが個々にピグテールを介して電気的に接続される導電性の第1接続プレートと、全てのマイナス側ブラシあるいは全てのプラス側ブラシが個々にピグテールを介して電気的に接続される導電性の第2接続プレートとを有し、前記ブラシ保持器は、前記コンミュテータに対向する径方向の内周側が開口して径方向の外周側に前記ブラシ押圧部材の外径方向の位置を規制する壁面を有し、且つ、軸方向の電機子コア側(以下、コア側と言う)が前記第1接続プレートに組み付けられ、軸方向の反電機子コア側(以下、反コア側と言う)が前記第2接続プレートに組み付けられる。
前記第1接続プレートに前記ピグテールを介して接続される前記ブラシを保持する前記ブラシ保持器を第1ブラシ保持器と呼び、前記第2接続プレートに前記ピグテールを介して接続される前記ブラシを保持する前記ブラシ保持器を第2ブラシ保持器と呼ぶ時に、前記第1接続プレートには、前記第1ブラシ保持器が配置される周方向位置に径方向の外周に開口して内周方向の途中までスリットが形成され、前記第1ブラシ保持器は、軸方向のコア側にスリット挿入部を有し、このスリット挿入部を前記第1接続プレートの外周側から前記スリット内に挿入して前記第1接続プレートに組み付けられ、且つ、前記第1接続プレートに対する外径方向の位置が一つの第1規制部材によって規制される。
また、請求項2に係る本発明によれば、前記第2接続プレートには、前記第2ブラシ保持器が配置される周方向位置に径方向の外周に開口して内周方向の途中までスリットが形成され、第2ブラシ保持器は、軸方向の反コア側にスリット挿入部を有し、このスリット挿入部を前記第2接続プレートの外周側から前記スリット内に挿入して前記第2接続プレートに組み付けられ、且つ、前記第2接続プレートに対する外径方向の位置が一つの第2規制部材によって規制されることを特徴とする。
さらに、請求項3に係る本発明によれば、前記第2接続プレートには、前記第2ブラシ保持器が配置される周方向位置に径方向の外周に開口して内周方向へ延びるスリットが形成されると共に、板厚方向の反コア側に前記スリットの少なくとも一部を周方向に跨いで前記スリットの周方向両側を繋ぐ渡り形状部が設けられ、前記第2ブラシ保持器は、軸方向の反コア側にスリット挿入部を有し、このスリット挿入部を前記第2接続プレートの外周側から前記渡り形状部の内側を通り前記スリット内に挿入して前記第2接続プレートに組み付けられ、且つ、前記第2接続プレートに対する外径方向の位置が一つの第2規制部材によって規制されることを特徴とする。
上記の構成によれば、第1接続プレートの外周側から第1ブラシ保持器を組み付けることができるので、第1接続プレートの内周側から第1ブラシ保持器を組み付ける従来技術(特許文献)と比較して組み付け性が向上する。例えば、第1接続プレートの径方向中央部にブラシの内径側位置を規制する治具を配置して、第1ブラシ保持器を第1接続プレートの外周側から組み付けることにより、ブラシが押圧部材に押されて内径方向へ飛び出すことはないので、第1ブラシ保持器の組付け性が向上する。
また、複数の第1ブラシ保持器を同時に第1接続プレートに組み付けることが可能である。つまり、第1ブラシ保持器を第1接続プレートの外周側から組み付けるので、第1ブラシ保持器同士が互いに干渉することはなく、複数の第1ブラシ保持器を同時に組み付けることによって組み付け工程の短縮化を図ることができる。
請求項1に係る本発明は、電機子の軸上に構成される円筒型のコンミュテータを備える4極以上の直流モータであって、コンミュテータの外周上に配置されるブラシと、このブラシを保持するブラシ保持器と、このブラシ保持器の内部に収容されて前記ブラシを前記コンミュテータに押圧するブラシ押圧部材と、全てのプラス側ブラシあるいは全てのマイナス側ブラシが個々にピグテールを介して電気的に接続される導電性の第1接続プレートと、全てのマイナス側ブラシあるいは全てのプラス側ブラシが個々にピグテールを介して電気的に接続される導電性の第2接続プレートとを有し、前記ブラシ保持器は、前記コンミュテータに対向する径方向の内周側が開口して径方向の外周側に前記ブラシ押圧部材の外径方向の位置を規制する壁面を有し、且つ、軸方向の電機子コア側(以下、コア側と言う)が前記第1接続プレートに組み付けられ、軸方向の反電機子コア側(以下、反コア側と言う)が前記第2接続プレートに組み付けられる。
前記第1接続プレートに前記ピグテールを介して接続される前記ブラシを保持する前記ブラシ保持器を第1ブラシ保持器と呼び、前記第2接続プレートに前記ピグテールを介して接続される前記ブラシを保持する前記ブラシ保持器を第2ブラシ保持器と呼ぶ時に、前記第1接続プレートには、前記第1ブラシ保持器が配置される周方向位置に径方向の外周に開口して内周方向へ延びるスリットが形成されると共に、板厚方向のコア側に前記スリットの少なくとも一部を周方向に跨いで前記スリットの周方向両側を繋ぐ渡り形状部が設けられ、前記第1ブラシ保持器は、軸方向のコア側にスリット挿入部を有し、このスリット挿入部を前記第1接続プレートの外周側から前記渡り形状部の内側を通り前記スリット内に挿入して前記第1接続プレートに組み付けられ、且つ、前記第1接続プレートに対する外径方向の位置が一つの第1規制部材によって規制されることを特徴とする。
上記の構成によれば、第1接続プレートの外周側から第1ブラシ保持器を組み付けることができるので、第1接続プレートの内周側から第1ブラシ保持器を組み付ける従来技術(特許文献)と比較して組み付け性が向上する。例えば、第1接続プレートの径方向中央部にブラシの内径側位置を規制する治具を配置して、第1ブラシ保持器を第1接続プレートの外周側から組み付けることにより、ブラシが押圧部材に押されて内径方向へ飛び出すことはないので、第1ブラシ保持器の組付け性が向上する。なお、第1ブラシ保持器を第1接続プレートに組み付ける際に、スリット挿入部が渡り形状部の内側を通ってスリット内に挿入されるので、スリット挿入部が渡り形状部と干渉することはない。
また、複数の第1ブラシ保持器を同時に第1接続プレートに組み付けることが可能である。つまり、第1ブラシ保持器を第1接続プレートの外周側から組み付けるので、第1ブラシ保持器同士が互いに干渉することはなく、複数の第1ブラシ保持器を同時に組み付けることによって組み付け工程の短縮化を図ることができる。
実施例1に係るブラシASSYの斜視図である。 実施例1に係るブラシASSYの組付け前の状態を示す斜視図である。 実施例1に係るコア側サブASSYと反コア側サブASSYの組付け前の状態を示す斜視図である。 実施例1に係るスタータの全体図である。 実施例2に係るブラシASSYの斜視図である。 実施例2に係るブラシASSYの組付け前の状態を示す斜視図である。 実施例2に係るコア側サブASSYと反コア側サブASSYの組付け前の状態を示す斜視図である。 実施例3に係るモータの結線図である。 実施例3に係るモータの結線図である。 実施例4に係るモータの結線図である。 実施例4に係るモータの結線図である。 電磁石界磁を有する一般的な直流モータの結線図である。
本発明を実施するための形態を以下の実施例により詳細に説明する。
〔実施例1〕
実施例1では、本発明の直流モータをエンジン始動用のスタータに用いた事例を説明する。スタータ1は、図4に示すように、モータ2に駆動されて回転する出力軸3の軸上にピニオン4を配置し、ソレノイドを内蔵する電磁スイッチ5の吸引力を利用してピニオン4を出力軸3の反モータ方向(図示左方向)へ押し出すことによりエンジンのリングギヤ6に噛み合わせる方式(一般にピニオン飛込み式と呼ばれる方式)である。なお、スタータ1の基本構造および動作は周知であるため、詳細な説明は省略して、以下、本発明に係るモータ2について詳述する。
モータ2は、界磁極に永久磁石7を使用する4極以上(例えば6極)の直流モータであり、界磁極の内周にエアギャップを有して配置される電機子8と、この電機子8の軸上に構成される円筒型コンミュテータ9と、このコンミュテータ9の外周上に配置されるブラシ10等を備える。
コンミュテータ9は、例えば樹脂材から成る円筒形状の絶縁体ベース9aと、この絶縁体ベース9aに保持されて円筒状に配列される複数の整流子セグメント9bとを有し、絶縁体ベース9aが電機子軸11の一端側外周に圧入嵌合して固定される。個々の整流子セグメント9bは、絶縁体ベース9aによって互いに絶縁され、且つ、軸方向の電機子コア12側(図示左側)に設けられるライザ9cに電機子コイル13が結線される。
ブラシ10は、コンミュテータ9の周方向に交互に配置される3個のプラス側ブラシ10aと3個のマイナス側ブラシ10bとを有し、以下に説明するブラシ保持器14、ブラシ押圧部材15、および一対の接続プレート16、17と共に、図1に示すブラシASSYを構成している。
ブラシ保持器14は、例えば樹脂等の絶縁部材で構成され、図3に示すように、径方向の内周側が開口して径方向の外周側に壁面14aを有する箱型形状に設けられる。
ブラシ押圧部材15は、例えばコイルスプリングであり、ブラシ保持器14の内部に収容されて、外径方向の位置がブラシ保持器14の壁面14aに規制され、ブラシ10をコンミュテータ9に押圧している。
一対の接続プレート16、17は、共に金属製であり、径方向の中央部にコンミュテータ9の外径より大きな丸孔が開口するリング形状を有する。この一対の接続プレート16、17は、軸方向のコア側に配置されるコア側接続プレート16(本発明の第1接続プレート)と、軸方向の反コア側に配置される反コア側接続プレート17(本発明の第2接続プレート)とを有する。なお、軸方向のコア側とは、電機子コア12に近い側(図4の左側)であり、軸方向の反コア側とは、電機子コア12から遠い側(図4の右側)を言う。
コア側接続プレート16には、図3に示すように、軸方向に反コア側接続プレート17と対向する反コア側の表面に3個のプラス側ブラシ10aが個々にピグテール18を介して電気的に接続される。一方、反コア側接続プレート17には、軸方向にコア側接続プレート16と対向するコア側の表面に3個のマイナス側ブラシ10bが個々にピグテール18を介して電気的に接続される。
また、コア側接続プレート16には、プラス側ブラシ10aを保持するブラシ保持器14が配置される周方向位置に第1スリット16aが形成され、マイナス側ブラシ10bを保持するブラシ保持器14が配置される周方向位置に第2スリット16bが形成される。
反コア側接続プレート17には、マイナス側ブラシ10bを保持するブラシ保持器14が配置される周方向位置に第1スリット17aが形成され、プラス側ブラシ10aを保持するブラシ保持器14が配置される周方向位置に第2スリット17bが形成される。
以下、プラス側ブラシ10aを保持するブラシ保持器14を第1ブラシ保持器14Aと呼び、マイナス側ブラシ10bを保持するブラシ保持器14を第2ブラシ保持器14Bと呼ぶ。なお、第1ブラシ保持器14Aと第2ブラシ保持器14Bとに共通する機能および形状には同一番号を付して説明する。
コア側接続プレート16および反コア側プレート17に形成される第1スリット16a、17aは、径方向の外周に開口して内周方向の途中まで形成される。一方、第2スリット16b、17bは、径方向の内周に開口して外周方向の途中まで形成される。すなわち、コア側接続プレート16および反コア側接続プレート17は、それぞれ第1スリット16a、17aと第2スリット16b、17bとの周方向間に平板部を有し、第1スリット16a、17aの内径側および第2スリット16b、17bの外径側には、周方向に隣り合う平板部同士を繋ぐ渡り形状部16c、17cが形成される。なお、プラス側ブラシ10aおよびマイナス側ブラシ10bは、それぞれコア側接続プレート16の平板部および反コア側接続プレート17の平板部に各ピグテール18が接続される。
第1ブラシ保持器14Aは、コア側の端部にコア側接続プレート16に対するコア側組付け部が設けられ、反コア側の端部に反コア側接続プレート17に対する反コア側組付け部が設けられる。
コア側組付け部は、コア側接続プレート16の第1スリット16a内に挿入されるスリット挿入部19と、このスリット挿入部19のコア側に形成される押さえ部20とを有する。スリット挿入部19は、第1ブラシ保持器14Aのコア側端面より立設してコア側接続プレート16の板厚と略同じ軸方向高さを有する。押さえ部20は、スリット挿入部19の周方向側面より周方向の両側へ延設される板状に設けられ、その周方向寸法が第1スリット16aの周方向幅より大きく形成される。
また、コア側組付け部には、スリット挿入部19の高さ方向(軸方向)に対向する第1ブラシ保持器14Aのコア側端面と押さえ部20の内側面(反コア側の面)との間にスリット挿入部19の周方向側面を溝底とする一対のガイド溝21が形成される。なお、本発明の請求項7に記載した第1係合面と第2係合面は、ガイド溝21を形成する第1ブラシ保持器14Aのコア側端面と押さえ部20の内側面である。
反コア側組付け部は、反コア側接続プレート17に形成される第2スリット17b内へ圧入可能な凸状部22と、この凸状部22の内周側に設けられる径方向規制部23とを有する。径方向規制部23は、凸状部22より周方向の両側へ円弧状に湾曲して設けられ、反コア側接続プレート17に対して第1ブラシ保持器14Aの外径方向の位置を規制する機能を持たせている。
第2ブラシ保持器14Bは、反コア側の端部に反コア側接続プレート17に対する反コア側組付け部が設けられ、コア側の端部にコア側接続プレート16に対するコア側組付け部が設けられる。反コア側組付け部とコア側組付け部の機能および形状は、第1ブラシ保持器14Aと同じであり、重複する説明は省略する。なお、本発明の請求項8に記載した第1係合面と第2係合面は、ガイド溝21を形成する第2ブラシ保持器14Bの反コア側端面と押さえ部20のコア側面である。
上記の第1ブラシ保持器14Aおよび第2ブラシ保持器14Bには、それぞれ周方向の側面にピグテール18を取り出すためのU字溝24が形成されている。
続いて、ブラシASSYの組み立て方法を説明する。
ブラシASSYは、図2に示すように、3個のプラス側ブラシ10aをそれぞれブラシ押圧部材15と共に第1ブラシ保持器14Aに収納して構成されるコア側サブASSYと、3個のマイナス側ブラシ10bをそれぞれブラシ押圧部材15と共に第2ブラシ保持器14Bに収納して構成される反コア側サブASSYとを組み合わせて構成される。
コア側サブASSYおよび反コア側サブASSYは、図3に示すように、径方向の中央部にプラス側ブラシ10aおよびマイナス側ブラシ10bの内径側位置を規制する円筒形状の治具25を配置して組み立てられる。
コア側サブASSYは、第1ブラシ保持器14Aのスリット挿入部19をコア側接続プレート16の外周側より第1スリット16a内へ挿入する。ブラシ押圧部材15およびプラス側ブラシ10aは、第1ブラシ保持器14Aをコア側接続プレート16に組み付ける過程で第1ブラシ保持器14Aの内部に組み込まれる。
第1ブラシ保持器14Aは、スリット挿入部19の内周端が第1スリット16aの内周端に当接することでコア側接続プレート16に対する内径方向の位置が規制される。また、スリット挿入部19を第1スリット16a内へ挿入する際に、第1スリット16aの周方向両辺部がコア側組付け部に形成される一対のガイド溝21に挿入される。つまり、ガイド溝21を形成する第1ブラシ保持器14Aのコア側端面と押さえ部20の内側面との間に第1スリット16aの周方向両辺部が挟み込まれることで、コア側接続プレート16に対する第1ブラシ保持器14Aの軸方向位置が規制される(図2参照)。
反コア側サブASSYは、コア側サブASSYと同様に、第2ブラシ保持器14Bに設けられるスリット挿入部19を反コア側接続プレート17の外周側より第1スリット17a内へ挿入して反コア側接続プレート17に第2ブラシ保持器14Bを組み付ける。
この後、コア側サブASSYと反コア側サブASSYとを組み合わせてブラシASSYを構成する。すなわち、第1ブラシ保持器14Aの反コア側に設けられる凸状部22を反コア側接続プレート17に形成される第2スリット17b内へ軸方向より圧入し、同様に、第2ブラシ保持器14Bのコア側に設けられる凸状部22をコア側接続プレート16に形成される第2スリット16b内へ軸方向より圧入する。
第1ブラシ保持器14Aは、反コア側に形成される円弧状の径方向規制部23が反コア側接続プレート17の内周縁に当接することで反コア側接続プレート17に対する外径方向の位置が規制される(図1参照)。同様に、第2ブラシ保持器14Bは、コア側に形成される円弧状の径方向規制部23がコア側接続プレート16の内周縁に当接することでコア側接続プレート16に対する外径方向の位置が規制される。
ブラシASSYは、コア側接続プレート16が導電性のリード部材26を介して電磁スイッチ5のM端子ボルト27(図4参照)と電気的に接続され、反コア側接続プレート17がアース回路の一部を形成するモータ2のエンドフレーム28(請求項15に記載したモータケース)にボルト29により固定されてエンドフレーム28と電気的に接続される。
なお、コア側接続プレート16と反コア側接続プレート17は、互いに電気的に接触することなく、絶縁部材で構成される第1ブラシ保持器14Aおよび第2ブラシ保持器14Bを挟んで軸方向に並列に配置される。
〔実施例1の作用および効果〕
1)実施例1に記載したブラシASSYは、第1ブラシ保持器14Aをコア側接続プレート16の外周側から組み付けることができ、同様に、第2ブラシ保持器14Bを反コア側接続プレート17の外周側から組み付けることができる。このため、第1ブラシ保持器14Aおよび第2ブラシ保持器14Bを組み付ける際に、径方向の中央部に配置される治具25によってプラス側ブラシ10aおよびマイナス側ブラシ10bの飛び出しを防止できるので、組付け性が向上する。
2)第1ブラシ保持器14Aをコア側接続プレート16に組み付けた後、第1ブラシ保持器14Aの凸状部22を反コア側接続プレート17の第2スリット17b内に圧入することで第1ブラシ保持器14Aの外径方向の位置が規制される。同様に、第2ブラシ保持器14Bを反コア側接続プレート17に組み付けた後、第2ブラシ保持器14Bの凸状部22をコア側接続プレート16の第2スリット16b内に圧入することで第2ブラシ保持器14Bの外径方向の位置が規制される。この圧入構造の採用により、第1ブラシ保持器14Aと反コア側接続プレート17との固定、および第2ブラシ保持器14Bとコア側接続プレート16との固定を容易にできる。また、第1ブラシ保持器14Aおよび第2ブラシ保持器14Bの外径方向の位置を規制するために別部品を使用する必要がないので、部品点数が増えることもない。その結果、ブラシASSYを組み立てる際に、その作業が容易であり、且つ作業に掛かる手間を低減できるので生産性が向上する。
3)第1ブラシ保持器14Aをコア側接続プレート16の外周側から組み付けるので、例えば、3個の第1ブラシ保持器14Aを同時に組み付ける場合でも、第1ブラシ保持器14A同士が干渉することなくコア側接続プレート16に組み付けることができる。同様に、第2ブラシ保持器14Bを反コア側接続プレート17の外周側から組み付けるので、例えば、3個の第2ブラシ保持器14Bを同時に組み付ける場合でも、第2ブラシ保持器14B同士が干渉することなく反コア側接続プレート17に組み付けることができる。よって、3個の第1ブラシ保持器14Aおよび3個の第2ブラシ保持器14Bを同時に組み付けることによって組み付け工程の短縮化を図ることができる。
以下、本発明に係る他の実施例について説明する。
なお、実施例1と共通する部品および構成を示すものは、実施例1と同一の符号を付与して詳細な説明は省略する。
〔実施例2〕
この実施例2は、反コア側接続プレート17に対する第1ブラシ保持器14Aの組付け構造およびコア側接続プレート16に対する第2ブラシ保持器14Bの組付け構造が、実施例1に記載した圧入構造(凸状部22を第2スリット16b、17b内へ圧入する構造)とは異なる事例である。
第1ブラシ保持器14Aは、図7に示すように、反コア側に第2スリット挿入部30と位置規制部31とを有する。第2スリット挿入部30は、反コア側接続プレート17の内周側より第2スリット17b内へ挿入可能な凸形状を有する。
位置規制部31は、反コア側接続プレート17に対し第1ブラシ保持器14Aの軸方向位置を規制する機能と外径方向の位置を規制する機能とを有する。この位置規制部31は、第2スリット挿入部30より内径側に設けられて、外径方向に向かって開口する嵌合溝32が形成されている。
第2ブラシ保持器14Bは、コア側に第2スリット挿入部30と位置規制部31とを有し、第1ブラシ保持器14Aに設けられる第2スリット挿入部30および位置規制部31と同様の機能を有する。
第1ブラシ保持器14Aは、コア側接続プレート16に対しスリット挿入部19を第1スリット16a内へ挿入する際に、図6に示すように、ASSY状態の位置(図中に二点鎖線で示す位置)より更に内周側へスライド可能に組付けることができる。なお、ASSY状態の位置とは、全てのブラシ保持器14にブラシ押圧部材15およびブラシ10を組み込んでコア側接続プレート16および反コア側接続プレート17に組み付けた状態、つまり図5に示すブラシASSYの状態におけるブラシ保持器14の外径方向の位置を言う。
コア側接続プレート16には、第1ブラシ保持器14AがASSY状態の位置より更に内周側へスライドできるように、実施例1より第1スリット16aの長さが長く形成される。あるいは、図7に示すように、第1スリット16aがコア側接続プレート16を外周から内周まで横断して形成される。この場合、コア側接続プレート16には、第1スリット16aの周方向両側に形成される平板部同士を繋ぐ渡り形状部16cが板厚方向のコア側(第1ブラシ保持器14Aが配置される側と反対側)に設けられる。この渡り形状部16cは、第1ブラシ保持器14Aのスリット挿入部19を第1スリット16a内へ挿入する際に、スリット挿入部19および押さえ部20と干渉しないように、第1スリット16aをトンネル状に跨いで形成されている。
反コア側接続プレート17は、第1スリット17aが外周から内周まで横断して形成されることはないが、第2ブラシ保持器14BがASSY状態の位置より更に内周側へスライドできるように、実施例1より第1スリット17aの長さが長く形成されている。
第1ブラシ保持器14Aおよび第2ブラシ保持器14Bは、実施例1と同様に、径方向の中央部にプラス側ブラシ10aおよびマイナス側ブラシ10bの内径側位置を規制する治具25(図7参照)を配置して、それぞれコア側接続プレート16および反コア側接続プレート17に組み付けられる。
第1ブラシ保持器14Aは、コア側接続プレート16の外周側よりスリット挿入部19を第1スリット16a内へ挿入してASSY状態の位置より更に内周側へスライドさせた後、ASSY状態の位置へ戻す際に、第2スリット挿入部30が反コア側接続プレート16に対して第2スリット17b内を内周側から外周側へスライドする。
第2スリット挿入部30が第2スリット17b内を内周側から外周側へスライドする際に、位置規制部31に形成される嵌合溝32に反コア側接続プレート17の内周側が嵌合する。これにより、反コア側接続プレート17に対する第1ブラシ保持器14Aの軸方向位置が規制される。また、嵌合溝32に嵌合する反コア側接続プレート17の内周端が嵌合溝32の溝底に当接することで第1ブラシ保持器14AがASSY状態の位置に規制される。あるいは、第2スリット挿入部30の外周端が第2スリット17bの外周端に当接することで第1ブラシ保持器14AのASSY状態の位置を規制することもできる。
第2ブラシ保持器14Bは、第1ブラシ保持器14Aと同様に、反コア側接続プレート17に対しASSY状態の位置より更に内周側へスライドさせた後、ASSY状態の位置へ戻す際に、第2スリット挿入部30がコア側接続プレート16に対して第2スリット16b内を内周側から外周側へスライドする。この時、位置規制部31に形成される嵌合溝32にコア側接続プレート16の内周側が嵌合することで、コア側接続プレート16に対する第2ブラシ保持器14Bの軸方向位置が規制され、且つ、嵌合溝32に嵌合するコア側接続プレート16の内周端が嵌合溝32の溝底に当接することで第2ブラシ保持器14BがASSY状態の位置に規制される。
この実施例2の構成においても、第1ブラシ保持器14Aをコア側接続プレート16の外周側より組み付けて反コア側接続プレート17により外径方向の位置を規制し、第2ブラシ保持器14Bを反コア側接続プレート17の外周側より組み付けてコア側接続プレート16により外径方向の位置を規制するので、実施例1と同様の効果を得ることができる。
〔実施例3〕
実施例3は、電磁石界磁を有するモータ2の事例1である。
実施例3のモータ2は、図8に示すように、界磁コイル33に通電して界磁極を形成する電磁石界磁と、電機子コイル13を波巻きとした電機子8とを有し、界磁コイル33が電機子コイル13と直列に接続される直巻式である。
また、コア側接続プレート16にピグテール18を介して接続されるプラス側ブラシ10aの数が界磁極の数の1/2より少ない構成(図8は2個)であり、且つ、界磁コイル33とコア側接続プレート16が1本のリード線34を介して電気的に接続されている。
上記の構成では、コア側接続プレート16に結線される界磁コイル33の端末の数とプラス側ブラシ10aの数とが異なっていても容易に結線可能である。例えば、図8に示す事例では、界磁コイル33を2直列3並列に接続した6極界磁に対してプラス側ブラシ10aの数を2個(または1個)にできる。
なお、図8は直巻式モータ2の事例を示しているが、界磁コイル33と電機子コイル13とを直並列に接続する複巻式モータでも良い。また、図9に示すように、電機子8に対し界磁コイル33をアース側に接続する構成でも良い。この場合、コア側接続プレート16にマイナス側ブラシ10bが接続され、反コア側接続プレート17にプラス側ブラシ10aが接続される。
〔実施例4〕
実施例4は、電磁石界磁を有するモータ2の事例2である。
実施例4のモータ2は、全極の界磁コイル33が直列に結線あるいは2並列に結線されることを特徴とする。図10に示す電磁石界磁は6極−3直列−2並列の事例である。
電磁石界磁を有する従来公知の直流モータでは、図12に示すように、個々のプラス側ブラシ10aがそれぞれリード線34を介して界磁コイル33と接続される。このため、リード線34の本数がプラス側ブラシ10aの数だけ必要となる(図12では2本)。
これに対し、実施例4のモータ2では、図10に示すように、プラス側ブラシ10aの数に関係なく、界磁コイル33とコア側接続プレート16とを1本のリード線34で接続できるので、最小限の部品点数で低コストのモータ2を実現できる。なお、実施例4のモータ2は、図11に示すように、電機子8に対し界磁コイル33をアース側に接続する構成でも良い。この場合、コア側接続プレート16にマイナス側ブラシ10bが接続され、反コア側接続プレート17にプラス側ブラシ10aが接続される。
〔変形例〕
実施例1、2では、プラス側ブラシ10aがコア側接続プレート16に接続され、マイナス側ブラシ10bが反コア側接続プレート17に接続される構成を記載したが、プラス側ブラシ10aを反コア側接続プレート17に接続し、マイナス側ブラシ10bをコア側接続プレート16に接続する構成でも良い。
実施例1では、コア側接続プレート16および反コア側接続プレート17に対し円弧状の径方向規制部23によって第1ブラシ保持器14Aおよび第2ブラシ保持器14Bの外径方向の位置を規制しているが、凸状部22の端部(反径方向規制部側の端部)を第2スリット16b、17bの端部に当接させて外径方向の位置を規制することも可能である。
実施例1では、第1ブラシ保持器14Aの凸状部22を反コア側接続プレート17に形成される第2スリット17b内へ圧入し、第2ブラシ保持器14Bの凸状部22をコア側接続プレート16に形成される第2スリット16b内へ圧入する構造であるが、コア側と反コア側のどちらか一方のみ圧入構造を採用しても良い。
実施例2では、コア側接続プレート16に対して板厚方向のコア側に第1スリット16aを周方向に跨ぐトンネル状の渡り形状部16cを設けているが、反コア側接続プレート17にも同様の渡り形状部17cを設けることができる。あるいは、反コア側接続プレート17にのみトンネル状の渡り形状部17cを設けても良い。
実施例2では、コア側接続プレート16に対し第1ブラシ保持器14AをASYY状態の位置から更に内周側へスライドさせた後、ASSY状態の位置へ戻す際に、第2スリット挿入部30を反コア側接続プレート17の第2スリット17b内へ挿入して反コア側接続プレート17に組み付ける構成を有し、第2ブラシ保持器14Bも同様であるが、第1ブラシ保持器14Aと第2ブラシ保持器14Bのどちらか一方のみ上記の構成(ASYY状態の位置から更に内周側へスライドさせた後、ASSY状態の位置へ戻す構成)を採用しても良い。
2 直流モータ
8 電機子
9 コンミュテータ
10 ブラシ
10a プラス側ブラシ
10b マイナス側ブラシ
12 電機子コア
14 ブラシ保持器
14A 第1ブラシ保持器
14B 第2ブラシ保持器
15 ブラシ押圧部材
16 コア側接続プレート(第1接続プレート、一つの第2規制部材)
16a コア側接続プレートに形成される第1スリット
16c コア側接続プレートに形成される渡り形状部
17 反コア側接続プレート(第2接続プレート、一つの第1規制部材)
17a 反コア側接続プレートに形成される第1スリット
18 ピグテール
19 ブラシ保持器のスリット挿入部

Claims (18)

  1. 電機子(8)の軸上に構成される円筒型のコンミュテータ(9)と、
    このコンミュテータ(9)の外周上に配置されるブラシ(10)と、
    このブラシ(10)を保持するブラシ保持器(14)と、
    このブラシ保持器(14)の内部に収容されて前記ブラシ(10)を前記コンミュテータ(9)に押圧するブラシ押圧部材(15)と、
    全てのプラス側ブラシ(10a)あるいは全てのマイナス側ブラシ(10b)が個々にピグテール(18)を介して電気的に接続される導電性の第1接続プレート(16)と、
    全てのマイナス側ブラシ(10b)あるいは全てのプラス側ブラシ(10a)が個々にピグテール(18)を介して電気的に接続される導電性の第2接続プレート(17)とを有し、
    前記ブラシ保持器(14)は、前記コンミュテータ(9)に対向する径方向の内周側が開口して径方向の外周側に前記ブラシ押圧部材(15)の外径方向の位置を規制する壁面(14a)を有し、且つ、軸方向の電機子コア側(以下、コア側と言う)が前記第1接続プレート(16)に組み付けられ、軸方向の反電機子コア側(以下、反コア側と言う)が前記第2接続プレート(17)に組み付けられる4極以上の直流モータ(2)であって、
    前記第1接続プレート(16)に前記ピグテール(18)を介して接続される前記ブラシ(10)を保持する前記ブラシ保持器(14)を第1ブラシ保持器(14A)と呼び、
    前記第2接続プレート(17)に前記ピグテール(18)を介して接続される前記ブラシ(10)を保持する前記ブラシ保持器(14)を第2ブラシ保持器(14B)と呼ぶ時に、
    前記第1接続プレート(16)には、前記第1ブラシ保持器(14A)が配置される周方向位置に径方向の外周に開口して内周方向へ延びるスリット(16a)が形成されると共に、板厚方向のコア側に前記スリット(16a)の少なくとも一部を周方向に跨いで前記スリット(16a)の周方向両側を繋ぐ渡り形状部(16c)が設けられ、
    前記第1ブラシ保持器(14A)は、軸方向のコア側にスリット挿入部(19)を有し、このスリット挿入部(19)を前記第1接続プレート(16)の外周側から前記渡り形状部(16c)の内側を通り前記スリット(16a)内に挿入して前記第1接続プレート(16)に組み付けられ、且つ、前記第1接続プレート(16)に対する外径方向の位置が一つの第1規制部材によって規制されることを特徴とする直流モータ。
  2. 電機子(8)の軸上に構成される円筒型のコンミュテータ(9)と、
    このコンミュテータ(9)の外周上に配置されるブラシ(10)と、
    このブラシ(10)を保持するブラシ保持器(14)と、
    このブラシ保持器(14)の内部に収容されて前記ブラシ(10)を前記コンミュテータ(9)に押圧するブラシ押圧部材(15)と、
    全てのプラス側ブラシ(10a)あるいは全てのマイナス側ブラシ(10b)が個々にピグテール(18)を介して電気的に接続される導電性の第1接続プレート(16)と、
    全てのマイナス側ブラシ(10b)あるいは全てのプラス側ブラシ(10a)が個々にピグテール(18)を介して電気的に接続される導電性の第2接続プレート(17)とを有し、
    前記ブラシ保持器(14)は、前記コンミュテータ(9)に対向する径方向の内周側が開口して径方向の外周側に前記ブラシ押圧部材(15)の外径方向の位置を規制する壁面(14a)を有し、且つ、軸方向の電機子コア側(以下、コア側と言う)が前記第1接続プレート(16)に組み付けられ、軸方向の反電機子コア側(以下、反コア側と言う)が前記第2接続プレート(17)に組み付けられる4極以上の直流モータ(2)であって、
    前記第1接続プレート(16)に前記ピグテール(18)を介して接続される前記ブラシ(10)を保持する前記ブラシ保持器(14)を第1ブラシ保持器(14A)と呼び、
    前記第2接続プレート(17)に前記ピグテール(18)を介して接続される前記ブラシ(10)を保持する前記ブラシ保持器(14)を第2ブラシ保持器(14B)と呼ぶ時に、
    前記第1接続プレート(16)には、前記第1ブラシ保持器(14A)が配置される周方向位置に径方向の外周に開口して内周方向の途中までスリット(16a)が形成され
    前記第1ブラシ保持器(14A)は、軸方向のコア側にスリット挿入部(19)を有し、このスリット挿入部(19)を前記第1接続プレート(16)の外周側から前記スリット(16a)内に挿入して前記第1接続プレート(16)に組み付けられ、且つ、前記第1接続プレート(16)に対する外径方向の位置が一つの第1規制部材によって規制され
    前記第2接続プレート(17)には、前記第2ブラシ保持器(14B)が配置される周方向位置に径方向の外周に開口して内周方向の途中までスリット(17a)が形成され、
    前記第2ブラシ保持器(14B)は、軸方向の反コア側にスリット挿入部(19)を有し、このスリット挿入部(19)を前記第2接続プレート(17)の外周側から前記スリット(17a)内に挿入して前記第2接続プレート(17)に組み付けられ、且つ、前記第2接続プレート(17)に対する外径方向の位置が一つの第2規制部材によって規制されることを特徴とする直流モータ。
  3. 電機子(8)の軸上に構成される円筒型のコンミュテータ(9)と、
    このコンミュテータ(9)の外周上に配置されるブラシ(10)と、
    このブラシ(10)を保持するブラシ保持器(14)と、
    このブラシ保持器(14)の内部に収容されて前記ブラシ(10)を前記コンミュテータ(9)に押圧するブラシ押圧部材(15)と、
    全てのプラス側ブラシ(10a)あるいは全てのマイナス側ブラシ(10b)が個々にピグテール(18)を介して電気的に接続される導電性の第1接続プレート(16)と、
    全てのマイナス側ブラシ(10b)あるいは全てのプラス側ブラシ(10a)が個々にピグテール(18)を介して電気的に接続される導電性の第2接続プレート(17)とを有し、
    前記ブラシ保持器(14)は、前記コンミュテータ(9)に対向する径方向の内周側が開口して径方向の外周側に前記ブラシ押圧部材(15)の外径方向の位置を規制する壁面(14a)を有し、且つ、軸方向の電機子コア側(以下、コア側と言う)が前記第1接続プレート(16)に組み付けられ、軸方向の反電機子コア側(以下、反コア側と言う)が前記第2接続プレート(17)に組み付けられる4極以上の直流モータ(2)であって、
    前記第1接続プレート(16)に前記ピグテール(18)を介して接続される前記ブラシ(10)を保持する前記ブラシ保持器(14)を第1ブラシ保持器(14A)と呼び、
    前記第2接続プレート(17)に前記ピグテール(18)を介して接続される前記ブラシ(10)を保持する前記ブラシ保持器(14)を第2ブラシ保持器(14B)と呼ぶ時に、
    前記第1接続プレート(16)には、前記第1ブラシ保持器(14A)が配置される周方向位置に径方向の外周に開口して内周方向の途中までスリット(16a)が形成され、
    前記第1ブラシ保持器(14A)は、軸方向のコア側にスリット挿入部(19)を有し、このスリット挿入部(19)を前記第1接続プレート(16)の外周側から前記スリット(16a)内に挿入して前記第1接続プレート(16)に組み付けられ、且つ、前記第1接続プレート(16)に対する外径方向の位置が一つの第1規制部材によって規制され、
    前記第2接続プレート(17)には、前記第2ブラシ保持器(14B)が配置される周方向位置に径方向の外周に開口して内周方向へ延びるスリット(17a)が形成されると共に、板厚方向の反コア側に前記スリット(17a)の少なくとも一部を周方向に跨いで前記スリット(17a)の周方向両側を繋ぐ渡り形状部(17c)が設けられ、
    前記第2ブラシ保持器(14B)は、軸方向の反コア側にスリット挿入部(19)を有し、このスリット挿入部(19)を前記第2接続プレート(17)の外周側から前記渡り形状部の内側を通り前記スリット(17a)内に挿入して前記第2接続プレート(17)に組み付けられ、且つ、前記第2接続プレート(17)に対する外径方向の位置が一つの第2規制部材によって規制されることを特徴とする直流モータ。
  4. 請求項1に記載した直流モータ(2)において、
    前記第2接続プレート(17)には、前記第2ブラシ保持器(14B)が配置される周方向位置に径方向の外周に開口して内周方向の途中までスリット(17a)が形成され、
    前記第2ブラシ保持器(14B)は、軸方向の反コア側にスリット挿入部(19)を有し、このスリット挿入部(19)を前記第2接続プレート(17)の外周側から前記スリット(17a)内に挿入して前記第2接続プレート(17)に組み付けられ、且つ、前記第2接続プレート(17)に対する外径方向の位置が一つの第2規制部材によって規制されることを特徴とする直流モータ。
  5. 請求項1に記載した直流モータ(2)において、
    前記第2接続プレート(17)には、前記第2ブラシ保持器(14B)が配置される周方向位置に径方向の外周に開口して内周方向へ延びるスリット(17a)が形成されると共に、板厚方向の反コア側に前記スリット(17a)の少なくとも一部を周方向に跨いで前記スリット(17a)の周方向両側を繋ぐ渡り形状部(17c)が設けられ、
    前記第2ブラシ保持器(14B)は、軸方向の反コア側にスリット挿入部(19)を有し、このスリット挿入部(19)を前記第2接続プレート(17)の外周側から前記渡り形状部の内側を通り前記スリット(17a)内に挿入して前記第2接続プレート(17)に組み付けられ、且つ、前記第2接続プレート(17)に対する外径方向の位置が一つの第2規制部材によって規制されることを特徴とする直流モータ。
  6. 請求項1ないし請求項5の内のいずれか1つに記載した直流モータ(2)において、
    前記ブラシ保持器(14)は絶縁部材で構成され、
    前記第1接続プレート(16)と前記第2接続プレート(17)は、両者が電気的に接触することなく軸方向に前記ブラシ保持器(14)を挟んで並列に配置され、且つ、前記第2接続プレート(17)前記第1規制部材を兼ねていることを特徴とする直流モータ。
  7. 請求項2ないし請求項5の内のいずれか1つに記載した直流モータ(2)において、
    前記ブラシ保持器(14)は絶縁部材で構成され、
    前記第1接続プレート(16)と前記第2接続プレート(17)は、両者が電気的に接触することなく軸方向に前記ブラシ保持器(14)を挟んで並列に配置され、且つ、前記第1接続プレート(16)が前記第2規制部材を兼ねていることを特徴とする直流モータ。
  8. 請求項1ないし請求項7の内のいずれか1つに記載した直流モータ(2)において、
    複数の前記第1ブラシ保持器(14A)のうち少なくとも一つは、前記スリット挿入部(19)の軸方向両側にそれぞれ前記第1接続プレート(16)に形成される前記スリット(16a)の周方向幅より周方向寸法が大きい第1係合面と第2係合面とを有し、この第1係合面と第2係合面との間に前記スリット挿入部(19)の周方向側面を溝底とするガイド溝(21)が形成され、
    前記スリット挿入部(19)が前記スリット(16a)内に挿入された状態で前記スリット(16a)の周方向両辺部が前記ガイド溝(21)に挿入されて前記第1係合面と前記第2係合面との間に挟み込まれることを特徴とする直流モータ。
  9. 請求項2、請求項3、請求項4、請求項5または請求項7の内のいずれか1つに記載した直流モータ(2)において、
    複数の前記第2ブラシ保持器(14B)のうち少なくとも一つは、前記スリット挿入部
    (19)の軸方向両側にそれぞれ前記第2接続プレート(17)に形成される前記スリット(17a)の周方向幅より周方向寸法が大きい第1係合面と第2係合面とを有し、この第1係合面と第2係合面との間に前記スリット挿入部(19)の周方向側面を溝底とするガイド溝(21)が形成され、
    前記スリット挿入部(19)が前記スリット(17a)内に挿入された状態で前記スリット(17a)の周方向両辺部が前記ガイド溝(21)に挿入されて前記第1係合面と前記第2係合面との間に挟み込まれることを特徴とする直流モータ。
  10. 請求項1ないし請求項9の内のいずれか1つに記載した直流モータ(2)において、
    複数の前記第1ブラシ保持器(14A)のうち少なくとも一つは、軸方向の反コア側に凸状部(22)を有し、この凸状部(22)が前記第2接続プレート(17)に対し圧入構造によって固定されることを特徴とする直流モータ。
  11. 請求項1ないし請求項9の内のいずれか1つに記載した直流モータ(2)において、
    複数の前記第2ブラシ保持器(14B)のうち少なくとも一つは、軸方向のコア側に凸状部(22)を有し、この凸状部(22)が前記第1接続プレート(16)に対し圧入構造によって固定されることを特徴とする直流モータ。
  12. 請求項1ないし請求項9の内のいずれか1つに記載した直流モータ(2)において、
    全ての前記ブラシ保持器(14)が前記第1接続プレート(16)および前記第2接続プレート(17)に組み付けられた状態をASSY状態と定義した時に、
    複数の前記第1ブラシ保持器(14A)のうち少なくとも一つ(以下、少なくとも一つの第1ブラシ保持器(14A)と言う)は、前記第1接続プレート(16)に対して前記ASSY状態の位置より更に内周側へスライド可能に組み付けられ、且つ、軸方向の反コア側で径方向の内周側に第2スリット挿入部(30)を有し、
    前記第2接続プレート(17)には、前記少なくとも一つの第1ブラシ保持器(14A)が配置される周方向位置に径方向の内周から外周側へ向かって途中まで第2スリット(17b)が形成され、
    前記少なくとも一つの第1ブラシ保持器(14A)が前記第1接続プレート(16)に対して前記ASSY状態の位置より内周側へスライドした位置をスライド位置と呼ぶ時に、前記少なくとも一つの第1ブラシ保持器(14A)を前記スライド位置から前記ASSY状態の位置へ戻す際に、前記第2スリット挿入部(30)が前記第2接続プレート(17)の前記第2スリット(17b)内を内周側から外周側へスライドすることを特徴とする直流モータ。
  13. 請求項12に記載した直流モータ(2)において、
    前記少なくとも一つの第1ブラシ保持器(14A)は、軸方向の反コア側で径方向の内周側に前記第2接続プレート(17)に対して軸方向位置を規制する位置規制部(31)を有し、この位置規制部(31)には、外径方向に向かって開口する嵌合溝(32)が形成され、前記第2スリット挿入部(30)が前記第2接続プレート(17)の前記第2スリット(17b)内を内周側から外周側へスライドする際に、前記第2接続プレート(17)の内周側が前記嵌合溝(32)に嵌合することで前記第2接続プレート(17)に対する前記少なくとも一つの第1ブラシ保持器(14A)の軸方向位置が規制されることを特徴とする直流モータ。
  14. 請求項1ないし請求項9の内のいずれか1つに記載した直流モータ(2)において、
    全ての前記ブラシ保持器(14)が前記第1接続プレート(16)および前記第2接続プレート(17)に組み付けられた状態をASSY状態と呼ぶ時に、
    複数の前記第2ブラシ保持器(14B)のうち少なくとも一つ(以下、少なくとも一つの第2ブラシ保持器(14B)と言う)は、前記第2接続プレート(17)に対して前記ASSY状態の位置より更に内周側へスライド可能に組み付けられ、且つ、軸方向のコア側で径方向の内周側に第2スリット挿入部(30)を有し、
    前記第1接続プレート(16)には、前記少なくとも一つの第2ブラシ保持器(14B)が配置される周方向位置に径方向の内周から外周側へ向かって途中まで第2スリット(16b)が形成され、
    前記少なくとも一つの第2ブラシ保持器(14B)が前記第2接続プレート(17)に対して前記ASSY状態の位置より内周側へスライドした位置をスライド位置と呼ぶ時に、
    前記少なくとも一つの第2ブラシ保持器(14B)を前記スライド位置から前記ASSY状態の位置へ戻す際に、前記第2スリット挿入部(30)が前記第1接続プレート(16)の前記第2スリット(16b)内を内周側から外周側へスライドすることを特徴とする直流モータ。
  15. 請求項14に記載した直流モータ(2)において、
    前記少なくとも一つの第2ブラシ保持器(14B)は、軸方向のコア側で径方向の内周側に前記第1接続プレート(16)に対して軸方向位置を規制する位置規制部(31)を有し、この位置規制部(31)には、外径方向に向かって開口する嵌合溝(32)が形成され、前記第2スリット挿入部(30)が前記第1接続プレート(16)の前記第2スリット(16b)内を内周側から外周側へスライドする際に、前記第1接続プレート(16)の内周側が前記嵌合溝(32)に嵌合することで前記第1接続プレート(16)に対する前記少なくとも一つの第2ブラシ保持器(14B)の軸方向位置が規制されることを特徴とする直流モータ。
  16. 請求項1ないし請求項15の内のいずれか1つに記載した直流モータ(2)において、
    全てのプラス側ブラシ(10a)が前記第1接続プレート(16)に接続され、
    全てのマイナス側ブラシ(10b)が前記第2接続プレート(17)に接続され、その第2接続プレート(17)がアース回路の一部を形成するモータケース(28)に直接固定されて前記モータケース(28)と電気的に接続されていることを特徴とする直流モータ。
  17. 請求項1ないし請求項16の内のいずれか1つに記載した直流モータ(2)において、
    前記電機子コア(12)に巻装される電機子コイル(13)が波巻きである前記電機子(8)と、前記電機子コイル(13)と直列あるいは直並列に接続される界磁コイル(33)を有し、この界磁コイル(33)に通電して界磁極を形成する電磁石界磁とを備え、
    前記第1接続プレート(16)に前記ピグテール(18)を介して接続される前記ブラシ(10)の数が前記界磁極の数の1/2より少ない構成であり、且つ、前記界磁コイル(33)と前記第1接続プレート(16)が電気的に結線されていることを特徴とする直流モータ。
  18. 請求項1ないし請求項16の内のいずれか1つに記載した直流モータ(2)において、
    界磁コイル(33)に通電して界磁極を形成する電磁石界磁を備え、全極の前記界磁コイル(33)が直列に結線または二並列に結線され、且つ、前記界磁コイル(33)と前記第1接続プレート(16)が電気的に結線されていることを特徴とする直流モータ。
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