JP2002048037A - スタータ - Google Patents

スタータ

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JP2002048037A
JP2002048037A JP2000229254A JP2000229254A JP2002048037A JP 2002048037 A JP2002048037 A JP 2002048037A JP 2000229254 A JP2000229254 A JP 2000229254A JP 2000229254 A JP2000229254 A JP 2000229254A JP 2002048037 A JP2002048037 A JP 2002048037A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 噛み合い衝撃なしにピニオンをリングギヤに
噛み合わせることができながら、小型軽量かつ安価なス
タータを提供する。 【解決手段】 直流モータ2の界磁コイル21として、
高価で大きく重い永久磁石ではなく、予備駆動コイル2
3とメインコイル22とをもち、マグネットスイッチ3
にはメイン接点6とともに補助接点7をもつ。キースイ
ッチKが閉じてプランジャ4が保持コイル5に吸引され
始めると、先ず補助接点7が閉じ、バッテリBから補助
接点7を介して予備駆動コイル23、メインコイル22
および電機子24の順に小電流が流れる。すると、ピニ
オン1は緩やかに回動しつつリングギヤRに当接するの
で、噛み合い衝撃はほとんどなしにピニオン1はリング
ギヤRに噛み合う。しかる後、メイン接点6が閉じてメ
インコイル22および電機子24に大電流が流れ、エン
ジンが始動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レシプロケーティ
ング・エンジン等の内燃機関を始動するエンジンスター
タの技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】通常、スタータは、たとえば図9に示す
ような構成をもち、ピニオン1をエンジン(図略)のリ
ングギヤRに突入嵌合させて、ピニオン1を回転駆動す
ることによりエンジンをクランキングして始動する。こ
の際、マグネットスイッチ3’の主接点6が閉じると、
直巻分巻モータである直流モータ2’がいきなり全力で
回転するので、ピニオン1はリングギヤRに当接する前
後から回転駆動されて、ピニオン1とリングギヤRとが
噛み合う瞬間にある程度大きな衝撃を生じてしまう。そ
の結果、ピニオン1の歯の端部が変形したり欠けたりし
やすくなるので、スタータの寿命が短くなるうえに、噛
み合い時の衝撃音を生じるという不都合があった。
【0003】そこで、ピニオンがリングギヤに突入嵌合
する際、ピニオンがリングギヤに噛み合い易いように、
ピニオンがリングギヤに接触する前にピニオンをゆっく
りと回転させておき、スムースにピニオンの歯をリング
ギヤの歯に嵌合させることが望ましい。それゆえ、従来
からキースイッチを閉じると先ず直流モータがゆっくり
と回転を始め、ピニオンがリングギヤに嵌合してから全
力で直流モータが回転するようにしたスタータがある。
【0004】すなわち、従来技術の一例としては、特開
平8−21344号公報に開示されたスタータがある。
このスタータは、固定子の界磁が永久磁石だけによって
形成される直流モータと、ピニオンがリングギヤに嵌合
するまでは抵抗素子を介して電機子に比較的小さな電流
を通すリレーとを有する。このスタータによれば、キー
スイッチを閉じると、先ず抵抗素子を介し少しだけ電機
子に通電されて直流モータがゆっくりと回転を始める。
そして、ピニオンがリングギヤに嵌合すると、マグネッ
トスイッチの接点が閉じて電機子に大電流が流れ、直流
モータは全力で回転する。
【0005】しかしながら、このスタータでは、固定子
の界磁が永久磁石によって形成されているので界磁が弱
く、全力運転しても直流モータの出力があまり大きくな
らない。それゆえ、十分なモータ出力を得ようとする
と、直流モータの体格が大きくなり、スタータの重量や
容積が大きくなってしまうという不都合がある。そのう
え、強力な永久磁石は高価であるから、スタータの価格
も高価にならざるを得ないという不都合もある。
【0006】なお、ドイツ特許公報DE4242930
C2には、リレーを内蔵したマグネットスイッチが開示
されている。しかしながら、このリレーは、キースイッ
チを開いた後に直流モータの両端子の間を短絡させて電
磁制動させるためのものであって、直流モータをゆっく
りと回転させてピニオンをリングギヤに嵌合させる機能
を有するものではない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、モー
タをゆっくりと回転させてピニオンをリングギヤに噛み
合わせることができながら、前述の従来技術よりも小型
軽量かつ安価なスタータを提供することを解決すべき課
題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、発明者は以下の手段を発明した。
【0009】(第1手段)本発明の第1手段は、請求項
1記載のスタータである。すなわち、本手段のスタータ
は次のような特徴を持つ。
【0010】先ず、直流モータの固定子は、メインコイ
ルおよび予備駆動コイルからなる界磁コイルをもつ。こ
こで、界磁コイルは直巻分巻界磁コイルである必要はな
く、メインコイルおよび予備駆動コイルの接続の仕方は
一種類に限定されるものではない。次に、マグネットス
イッチは、ピニオンを移動させてリングギヤに噛み合わ
せるプランジャと、プランジャを吸引して保持する保持
コイルと、プランジャの一端に保持された主可動接点を
介して直流モータに通電する主接点とをもつ。そして、
マグネットスイッチは、プランジャによって作動し、プ
ランジャが吸引され始めると少なくとも予備駆動コイル
および電機子に通電する補助接点をさらにもつ。
【0011】一方、界磁コイルは、補助接点から通電さ
れて比較的小さな電流が流れる予備駆動コイルと、主接
点から通電されて比較的大きな電流が流れるメインコイ
ルとをもつ。
【0012】本手段では、キースイッチが閉じられるな
どして保持コイルに通電され、プランジャが吸引され始
めると、主接点に先んじて補助接点が閉じ、補助接点7
を通じて予備駆動コイルおよび電機子に通電される。す
ると、ピニオンがリングギヤに当接する前であっても、
直流モータが予備的なゆっくりとした回転を始め、ピニ
オンもゆっくりと回転を始める。この状態でピニオンは
リングギヤの端面に当接し、押圧付勢されながら回動す
るので、ピニオンはリングギヤに噛み合うに至る。
【0013】しかる後、マグネットスイッチのプランジ
ャがさらに吸引され、主接点が閉じるに及んで、主接点
を介して直流モータに大電流が流れ、ピニオンが力強く
駆動されてエンジンが始動されるに至る。この際、界磁
コイルのうちメインコイルに通電されれば十分に強力な
界磁が得られるので、予備駆動コイルには通電されてい
てもいなくてもよいものとする。
【0014】本手段では、従来技術と異なって、マグネ
ットスイッチの他にリレーを必要としないうえに、永久
磁石ではなく界磁コイルを界磁磁石として用いるので、
小型軽量であるうえに安価である。また、マグネットス
イッチは、ソレノイドコイルとして単一のコイル(保持
コイル)だけをもてば済み、吸引コイルは必要とされな
いので、本手段のスタータはなお安価になる。それでい
ながら、補助接点から予備駆動コイルおよび電機子に予
備的に電流を流すことにより、直流モータをゆっくりと
回転させながらピニオンをリングギヤに噛み合わせるこ
とができるので、ピニオンの耐久性を向上させることが
できる。
【0015】したがって、本手段のスタータによれば、
直流モータをゆっくりと回転させてピニオンをリングギ
ヤに噛み合わせることができながら、前述の従来技術よ
りも小型軽量かつ安価に製造することができるという効
果がある。
【0016】(第2手段)本発明の第2手段は、請求項
2記載のスタータである。
【0017】本手段では、補助接点は、キースイッチが
開くなどしてプランジャが復帰すると、予備駆動コイル
およびメインコイルのうち少なくとも一方と電機子とを
短絡させるので、直流モータの回転が電磁的に制動され
る。それゆえ、エンジンが始動した後、速やかにスター
タが停止するので、軸受け部などの摩滅が減り、スター
タの寿命が延びる。
【0018】したがって、本手段のスタータによれば、
前述の第1手段の効果に加えて、スタータの寿命が延び
るという効果がある。
【0019】(第3手段)本発明の第3手段は、請求項
3記載のスタータである。
【0020】本手段では、マグネットスイッチは、主接
点および補助接点を収容するカバーと、主接点の主可動
接点と補助接点の補助可動接点とをプランジャの一端に
保持する絶縁部材とをもつ。それゆえ、補助接点は主接
点と同一の内部空間に収容され、別途カバーを設けるこ
とを要さない。また、補助可動接点は主可動接点を保持
する絶縁部材に保持されているので、別途に補助可動接
点を保持する部材をプランジャに設ける必要もない。す
なわち、在来のマグネットスイッチに比べてマグネット
スイッチの構成要素に補助接点が増えていても、マグネ
ットスイッチの構成は比較的シンプルであり、在来品に
比べて部品点数の増加も少ないうえに、製造もさほど難
しくはならず容易である。
【0021】したがって、本手段のスタータによれば、
マグネットスイッチの容積増加やコストアップは最低限
に抑制されており、前述の第1手段の効果がより強化さ
れるという効果がある。
【0022】(第4手段)本発明の第4手段は、請求項
4記載のスタータである。
【0023】本手段では、前述の第3手段において、マ
グネットスイッチは、主接点の主可動接点が接触する底
部と補助接点の補助可動接点が接触する突出部とが一体
に形成された正極固定接点をもつ。それゆえ、マグネッ
トスイッチの正極固定接点は単体で済み、補助可動接点
のために別途他の正極固定接点を設ける必要がない。
【0024】したがって、本手段のスタータによれば、
前述の第3手段の効果に加えて、コストダウンがより強
化されるという効果がある。
【0025】(第5手段)本発明の第5手段は、請求項
5記載のスタータである。
【0026】本手段では、前述の第3手段において、補
助可動接点は、互いに異なる半径方向に突出し基端で互
いに導通している複数の腕部をもつバネ板と、これらの
腕部の先端にそれぞれ固定された複数の接点金具とをも
つ。それゆえ、補助可動接点の構成はシンプルであり、
補助可動接点を含む補助接点の増設に伴うマグネットス
イッチの容積増加やコストアップは最低限に抑制されて
いる。
【0027】したがって、本手段のスタータによれば、
マグネットスイッチの構成がシンプルであるので、前述
の第3手段の効果に加えて、コストダウンおよび小型軽
量化がより強化されるという効果がある。
【0028】(第6手段)本発明の第6手段は、請求項
6記載のスタータである。
【0029】本手段では、メインコイルおよび予備駆動
コイルは互いに直列に接続された直巻界磁コイルであっ
て、予備駆動コイルの一端は補助接点に接続され、メイ
ンコイルと予備駆動コイルとの接続部は前記主接点に接
続されている。
【0030】すると先ず、マグネットスイッチの作動時
の初期にプランジャが吸引され始めると、主接点および
補助接点のうち補助接点だけが閉じた予備駆動状態に一
時的になり、補助接点を通じて予備駆動コイル、メイン
コイルおよび電機子に通電される。その結果、比較的小
さな電流でも直流モータの界磁が適度な強さで形成され
るので、予備駆動コイルが過熱しにくい。
【0031】しかる後、プランジャが十分に吸引される
と、補助接点だけではなく主接点も閉じた全力駆動状態
になる。すると、メインコイルおよび電機子に主接点か
ら直接大電流が流れ込み、メインコイルが強力な界磁を
形成して直流モータは全力駆動される。この際、予備駆
動コイルの両端は主接点および補助接点を介して同電位
となるので、予備駆動コイルにはもはや電流が流れず、
予備駆動コイルが過熱することはない。
【0032】したがって、本手段のスタータによれば、
前述の第1手段の効果に加えて、予備駆動コイルの過熱
が防止されているという効果がある。
【0033】(第7手段)本発明の第7手段は、請求項
7記載のスタータである。
【0034】本手段では、メインコイルおよび予備駆動
コイルは互いに並列に接続された直巻界磁コイルであっ
て、予備駆動コイルの一端は補助接点に接続され、メイ
ンコイルの一端は主接点に接続されている。
【0035】すると先ず、マグネットスイッチの作動時
の初期にプランジャが吸引され始めると、主接点および
補助接点のうち補助接点だけが閉じた予備駆動状態に一
時的になり、補助接点を通じて予備駆動コイルおよび電
機子に通電される。この際、主接点がまだ閉じていない
ので、メインコイルには通電されない。
【0036】しかる後、プランジャが十分に吸引される
と、補助接点だけではなく主接点も閉じるので、予備駆
動コイルにだけではなく並行してメインコイルにも通電
され、直流モータは全力駆動状態になる。すると、いず
れも直巻界磁コイルであり互いに並列なメインコイルお
よび予備駆動コイルから並行して、電機子に大電流が流
れ込む。
【0037】その結果、メインコイルおよび予備駆動コ
イルが強力な界磁を形成するばかりではなく、メインコ
イルだけではなく予備駆動コイルからの電流も加わって
電機子にもより大きな電流が流れ、直流モータは全力で
駆動される。この際、メインコイルおよび予備駆動コイ
ルの両方に通電されてより強力な界磁が形成されるうえ
に、電機子にも大電流が流れてより強く励磁されるの
で、直流モータの軸出力は、前述の第6手段に比べてよ
り大きくなる。
【0038】したがって、本手段のスタータによれば、
前述の第1手段の効果に加えて、直流モータの軸出力が
より大きくなるという効果がある。
【0039】
【発明の実施の形態】本発明のスタータの実施の形態に
ついては、当業者に実施可能な理解が得られるよう、以
下の実施例で明確かつ十分に説明する。
【0040】[実施例1] (実施例1の構成)本発明の実施例1としてのスタータ
は、図1に模式的に示すように、代表的な機能要素とし
て、ピニオン1、直流モータ2、マグネットスイッチ3
およびドライブレバー9を有する。
【0041】ピニオン1は、マグネットスイッチ3によ
りドライブレバー9を介して押し出され、軸長方向に移
動してエンジン(図略)のリングギヤRに噛み合ってリ
ングギヤRを回転駆動する機能をもつ。ピニオン1に
は、ワンウェイクラッチ5が付設されている。
【0042】直流モータ2は、界磁コイル21をもつ固
定子(図略)と回転する電機子24とをもち、ピニオン
1を回転駆動してエンジンをクランキングする機能をも
つ。ここで、界磁コイル21は、電気抵抗が高く比較的
小さな電流が流れる予備駆動コイル23と、電気抵抗が
低く比較的大きな電流が流れるメインコイル22とから
なる。メインコイル22および予備駆動コイル23は、
互いに直列に接続された直巻界磁コイルである。すなわ
ち、メインコイル22および予備駆動コイル23の一端
は、それぞれマグネットスイッチ3の後述の主接点6お
よび補助接点7に接続されており、メインコイル22の
他端はブラシおよび整流子を介して電機子24に接続さ
れている。そして、固定子の各突極(図略)には、先ず
比較的細い被覆銅線からなる予備駆動コイル23が巻装
されており、その外側から帯状の比較的太い被覆導線か
らなるメインコイル22が巻装されている。
【0043】マグネットスイッチ3は、ピニオン1を移
動させてリングギヤRに噛み合わせるプランジャ4と、
プランジャ4を吸引して保持する保持コイル5と、プラ
ンジャ4の一端に保持された主可動接点60を介して直
流モータ2に通電する主接点6とをもつ。さらに、マグ
ネットスイッチ3は、プランジャ4によって作動し、プ
ランジャ4が吸引され始めると、少なくとも予備駆動コ
イル23および電機子24に通電する補助接点7をもも
つ。
【0044】そして、界磁コイル21のうち予備駆動コ
イル23の一端は、補助接点7に接続されている。一
方、メインコイル22と予備駆動コイル23との接続部
は、主接点6に接続されている。また、メインコイル2
2の他端は、電機子24に接続され、電機子24を介し
てフレーム(図略)に接地されている。さらに、本実施
例のスタータの休止状態においては、予備駆動コイル2
3の一端は、補助接点7を介してやはりフレームに接地
されている。それゆえ、このような休止状態において
は、補助接点7、予備駆動コイル23、メインコイル2
2および電機子24を回路要素とする直列回路は、その
両端でフレームに接地されている。
【0045】ここで、図2〜図4を参照しつつ、マグネ
ットスイッチ3の要部構成について具体的に説明する。
【0046】先ず、マグネットスイッチ3の後半部の側
断面図を図2に示すが、図2は図1に対して左右反転し
ていることに注意されたい。
【0047】マグネットスイッチ3は、主接点6および
補助接点7を収容する合成樹脂製のカバー34と、主接
点6の主可動接点60と補助接点7の補助可動接点70
とをプランジャ4の一端に保持する絶縁部材42とをも
つ。それゆえ、主可動接点60と補助可動接点70と
は、プランジャ4の後端部を構成する小径部41に、互
いに絶縁されて絶縁部材42により保持されている。な
お、補助可動接点70は主可動接点60に対し所定の間
隔をおいて前方に配設されている。
【0048】カバー34は、リング状のパッキング33
を挟んで、ナイロンボビン50に巻装された保持コイル
5を覆う鋼製のフレームの後端部に、固定ボルト35
(図4参照)により固定されている。マグネットスイッ
チ3に装備されたコイルは保持コイル5だけであって、
吸引コイルは装備されていない。カバー34の後端部に
は、正極端子63と負極端子64とがそれぞれ金属ブッ
シュ65を介して圧入固定されており、それぞれカバー
34内部の正極固定接点61と負極固定接点62と導電
性の一体部材を形成している。
【0049】ここで、マグネットスイッチ3は、主接点
6の主可動接点60が接触する底部611と、補助接点
7の補助可動接点70が接触する突出部612とが、一
体に形成された正極固定接点61をもつ。すなわち、前
述の正極端子63のボルトに一体的に形成されて導通し
ている正極固定接点61は、断面形状がL字状の導電性
一体成型部材であり、大きく分けて主可動接点60が当
接する底部611と補助可動接点70が当接する突出部
612とをもつ。なお、突出部612の前端には、補助
可動接点70の接点金具710と当接して電気的な導通
をとる接点金具が溶接されている。
【0050】すなわち、主接点6は、カバー34の後端
部に固定された一対の正極固定接点61および負極固定
接点62と、プランジャ4の後端部に絶縁部材42によ
って保持された主可動接点60とから構成されている。
【0051】一方、補助接点7は、一組の固定接点とし
ての正極固定接点61、補助固定接点702およびスト
ッパ部材32と、補助可動接点70とから構成されてい
る。ここで、正極固定接点61および補助固定接点70
2は、カバー34の後端部に固定された一組の固定接点
であり、それぞれ正極端子63および補助端子74(図
4参照)に導通している。また、ストッパ部材32は、
保持コイル5の後端を封止して全周でフレーム31の後
端部にかしめ固定された鋼製の部材であり、フレーム3
1に導通して接地している。一方、ストッパ部材32が
補助可動接点70と接する部分には、図示しないメッキ
による表面処理が施され、接点としての耐久性が高めら
れている。そして、補助可動接点70は、プランジャ4
の後端部に絶縁部材42によって主可動接点60よりも
前方に保持されており、主可動接点60および補助可動
接点70は、ともに絶縁部材42に保持されてプランジ
ャ4に連動する。
【0052】ここで、主可動接点60および補助可動接
点70を保持している絶縁部材42は、モールド樹脂か
らなる一体成形部材であり、保持スプリング82によっ
てプランジャ4の後端に向かって付勢されている。逆
に、プランジャ4は、リターンスプリング81によって
前方に付勢されている。
【0053】補助可動接点70は、図3に示すように、
バネ板700および三つの接点金具710,720,7
30からなる。バネ板700は、約120°ずつ空けて
三方の互いに異なる半径方向に突出しリング状の基端で
互いに導通している三本の腕部71,72,73と、各
腕部71,72,73を基端で連結させる中央のリング
状の部分とからなる。そして、各腕部71,72,73
の先端部には、それぞれ接点金具710,720,73
0が溶接されている。それゆえ、三つの接点金具71
0,720,730は、ベリリウム銅などの導電性バネ
材からなるバネ板700を介して、互いに導通してい
る。
【0054】ここで、三つの接点金具710,720,
730のうち、接点金具710は正極固定接点61の突
出部612に対応した位置にあり、接点金具720は補
助固定接点702に対応した位置にあり、最後の接点金
具730はストッパ部材32の背面に対向した位置にあ
る。再び図2に示すように、二つの接点金具710,7
20はそれぞれ腕部71,72の先端部の背面側に溶接
されており、残る一つの接点金具730は腕部73の先
端部の正面側に溶接されている。
【0055】なお、補助可動接点70の接点金具71
0,720,730と、正極固定接点61および補助固
定接点702の先端部を構成する接点金具とは、いずれ
も接点用金属製の小さなブロックである。
【0056】そして、マグネットスイッチ3の背面に
は、図4に示すように、正極端子63,負極端子64,
スイッチ端子51,補助端子74および固定ボルト35
が突出している。ここで、再び図2に示すように、正極
端子63は正極固定接点61に、負極端子64は負極固
定接点62に、スイッチ端子51は保持コイル5の一端
に、そして補助端子74は補助固定接点702に、それ
ぞれ導通している。
【0057】なお、同じく図2に示すように、スタータ
が休止状態にあるときには、バネ板700のバネ弾性に
よって付勢された補助可動接点70が接触しているの
で、補助固定接点702とストッパ部材32とは、補助
接点7を介し互いに導通して接地されている。しかし、
正極固定接点61には補助可動接点70が接触しておら
ず、バッテリB(図1参照)からの電流はどこへも流れ
ない。
【0058】以上のような主接点6および補助接点7の
作用については、次の作用効果の項で順を追って説明す
る。なお、再び図1に示すように、プランジャ4が復帰
すると、補助接点7は、直流モータ2の予備駆動コイル
23およびメインコイル22と電機子24とを短絡さ
せ、直流モータ2を電磁制動する作用があるが、これに
ついても次の作用効果の項で説明する。
【0059】(実施例1の作用効果)本実施例のスター
タは、以上のように構成されているので、以下のような
作用効果を発揮する。
【0060】先ず、図5に示すように、キースイッチK
が閉じられると、保持コイル5に通電され、プランジャ
が保持コイル5に吸引されて後方に移動し始める。する
と、補助接点7が閉じて予備駆動コイル23、メインコ
イル22および電機子24に通電される。
【0061】すなわち、補助接点7の補助可動接点70
は、接地されたストッパ部材32から離れる一方で、正
極端子63の突出部612に接触する。一方、補助可動
接点70は補助固定接点702に接触したままであるか
ら、補助可動接点70を介して正極固定接点61と補助
固定接点702とが導通する。すると、バッテリBから
正極固定接点61、補助可動接点70および補助固定接
点702を順に経て、直列に接続された予備駆動コイル
23、メインコイル22および電機子24を通る予備駆
動回路が形成される。この際、ピニオン1がリングギヤ
Rに当接する以前に予備駆動回路が形成されるように、
スタータ各部のギャップが設定されている。
【0062】すると、ピニオン1がリングギヤRに当接
する前であっても、比較的電気抵抗が高い予備駆動コイ
ル23を介して通電されるので、直流モータ2は予備的
なゆっくりとした回転を始め、ピニオン1もゆっくりと
回転を始める。この状態を予備駆動状態と呼ぶことにす
る。ピニオン1は、予備駆動状態でリングギヤRの端面
に当接し、押圧付勢されながらゆっくりと回動するの
で、ほとんど衝撃なしにリングギヤRに噛み合うに至
る。
【0063】次いで、図6に示すように、マグネットス
イッチ3のプランジャ4が保持コイル5にさらに吸引さ
れ、主接点6が閉じるに及んでは、主接点6を介して直
流モータ2に大電流が流れる。すなわち、主可動接点6
0が正極固定接点61および負極固定接点62に当接
し、主接点6が閉じてバッテリBからの電流が直接、直
巻されたメインコイル22と電機子とに流れる。
【0064】この際、予備駆動コイル23の両端は、主
接点6および補助接点7を介して短絡しているので同電
位になり、予備駆動コイル23には電流が流れず励磁さ
れない。逆に、メインコイル22および電機子24に
は、抵抗が比較的大きな予備駆動コイル23を介さず
に、直接的にバッテリBからの電流が流れるので、回路
の抵抗は小さくなり直流モータ2には大電流が流れる。
その結果、十分に深くリングギヤRに噛み合ったピニオ
ン1が、直流モータ2により力強く駆動されてエンジン
が始動されるに至る。
【0065】しかる後、図7に示すように、キースイッ
チKが開けられると、プランジャ4は、リターンスプリ
ング1(図2参照)等の付勢力によって、図1および図
2と同様の原位置に復帰する。すると、マグネットスイ
ッチ3の主接点6は開かれ、補助接点7も正極固定接点
61から離れるが、補助接点7によって補助固定接点7
02とストッパ部材32とは接続されている。すなわ
ち、補助接点7を介して電機子24、メインコイル22
および予備駆動コイル23を含む直列回路が閉じてお
り、惰性で回転を続けている電機子24が発電する電力
は主に電気抵抗が比較的大きな予備駆動コイル23で消
費される。その結果、直流モータ2には電磁制動がかか
るので、電機子24の回転は速やかに停止する。
【0066】本実施例のスタータでは、前述の従来技術
とは異なって、マグネットスイッチ3の他にリレーを必
要としないうえに、永久磁石ではなく界磁コイルを界磁
磁石として用いるので、小型軽量であるうえに安価であ
る。また、マグネットスイッチ3は保持コイル5だけを
もち吸引コイルをもっていないので、その分だけマグネ
ットスイッチ3は小型軽量化され、その価格は安価にな
る。一方、マグネットスイッチ3は補助接点7をもって
いるが、補助接点7の構成は前述のように簡素であり、
軽量であるばかりでなく、補助接点7は主接点6と一緒
にカバー34に収容されているので小型でもある。それ
ゆえ、補助接点7をもつことによって生じるコストアッ
プは最低限に抑制されているので、本実施例のスタータ
は、前述の従来技術のスタータよりも小型軽量かつ安価
になる。
【0067】それでいながら、予備駆動状態では、補助
接点7から予備駆動コイルを介してメインコイル22お
よび電機子24に予備的に電流を流すことにより、直流
モータ2をゆっくりと回転させることができる。する
と、ピニオン1が緩やかに回転しながらリングギヤRに
当接し、スムースにピニオン1をリングギヤRに噛み合
わせることができる。それゆえ、ピニオン1がリングギ
ヤRに噛み合う際の衝撃は低減されるので、やはりピニ
オン1を含むスタータの耐久性を向上させることができ
る。
【0068】さらに、エンジンが始動してキースイッチ
Kが開けられると、プランジャ4が原位置に復帰し、補
助接点7を介して予備駆動コイル23とメインコイル2
2と電機子24とが短絡する。それゆえ、直流モータ2
の回転が電磁的に制動されてエンジン始動後には速やか
にスタータが停止するので、軸受け部などの摩滅が減
り、本実施例のスタータの耐久性はさらに向上する。
【0069】以上詳述したように、本実施例のスタータ
によれば、直流モータ2を緩やかに回転させてピニオン
1をリングギヤRにスムースに噛み合わせることができ
ながら、前述の従来技術よりも小型軽量かつ安価に製造
することができるという効果がある。
【0070】(実施例1の変形態様1)本実施例の変形
態様1として、図8に示すように、直流モータ2におい
てメインコイル22に対する予備駆動コイル23の接続
の仕方が異なるスタータの実施が可能である。
【0071】すなわち、本変形態様では、予備駆動コイ
ル23が、メインコイル22の下流ではなく上流に接続
されている。より詳しくは、メインコイル22および予
備駆動コイル23は、実施例1とは異なり、互いに並列
に接続された直巻界磁コイルである。そして、予備駆動
コイル23の一端は、実施例1と同様に補助固定接点7
02を介して補助接点7に接続されている一方、メイン
コイル22の一端は、実施例1とは異なって主接点6に
接続されている。
【0072】本変形態様において、キースイッチKが閉
じられてプランジャ4が保持コイル5に吸引され始める
と、先ず、実施例1と同様に補助接点7だけが閉じた予
備駆動状態に一時的になる。すると、補助接点7を通じ
て予備駆動コイル23および電機子24に通電され、ピ
ニオン1が緩やかに回動される予備駆動状態になる。こ
の際、主接点6はまだ閉じていないので、メインコイル
22には通電されず、直流モータ2は適度に弱いトルク
でしか回転しない。
【0073】しかる後、プランジャ4が保持コイル5に
十分に吸引されると、補助接点7だけではなく主接点6
も閉じ、予備駆動コイル23だけではなくメインコイル
22にも通電されて全力駆動状態になる。すると、いず
れも直巻界磁コイルであり互いに並列なメインコイル2
2および保持コイル23から電機子24に大電流が流れ
込む。その結果、メインコイル22だけではなく保持コ
イル23にも通電されるので、強力な界磁が形成され
る。そればかりではなく、メインコイル22からの電流
だけではなく予備駆動コイル23からの電流も加わっ
て、電機子24には実施例1よりも大きな電流が流れ
る。それゆえ、予備駆動コイル23の分だけ界磁が強力
になるばかりではなく、電機子24もより強力に励磁さ
れるので、直流モータ2は全力で駆動される。その結
果、直流モータ2の軸出力は、前述の実施例1に比べて
より大きくなる。
【0074】したがって、本変形態様のスタータによれ
ば、前述の実施例1と同様な効果に加えて、直流モータ
2の軸出力がより大きくなるという効果もある。
【0075】なお、本変形態様においては、直流モータ
2の界磁コイル21を形成するメインコイル22および
予備駆動コイル23は、実施例1とは導線の断面積や巻
回回数などが異なっている。しかし、これらは設計事項
であるので、ここで詳しくは言及しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1としてのスタータの構成を示す模式
【図2】 実施例1のマグネットスイッチの要部構成を
示す側断面図
【図3】 実施例1のマグネットスイッチの端子配置を
示す背面図
【図4】 実施例1の補助接点および主接点の構成を示
す正断面図
【図5】 実施例1の作用を予備駆動状態で示す模式図
【図6】 実施例1の作用を全力駆動状態で示す模式図
【図7】 実施例1の作用を電磁制動状態で示す模式図
【図8】 実施例1の変形態様1としてのスタータの構
成を示す模式図
【図9】 通常のスタータの一構成を示す模式図
【符号の説明】
1:ピニオン 11:ワンウェイクラッチ 2:直流モータ(直巻モータ) 21:界磁コイル 22:メインコイル 23:予備駆動コイル 24:電機子 3:マグネットスイッチ 31:フレーム 32:ストッパ部材 33:パッキング 34:カバー 35:固定ボル
ト 4:プランジャ 41:小径部 42:絶縁部材 5:保持コイル 50:ナイロンボビン 51:ス
イッチ端子 6:主接点 60:主可動接点 61:正極固定接点 611:底部 612:突出部 62:負極固定接点 63:正極端子 64:負極端子 641:ターミナルプレート 65:金属ブッシュ 7:補助接点 70:補助可動接点 700:バネ板 71,72,73:腕部 710,720,730:接点金具 702:補助固定接点 74:補助端子 81:リターンスプリング 82:保持スプリング 9:ドライブレバー 2’:直流モータ(直巻分巻モータ) 21’:界磁コイル 22’:直巻界磁コイル 23’:分巻界磁コイル 3’:マグネットスイッチ 5’:ソレノイドコイル 51’:吸引コイル 52’:保持コイル B:バッテリ K:キースイッチ L:リレー
R:リングギヤ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年10月10日(2000.10.
10)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01H 50/54 H01H 50/54 B H02K 7/10 H02K 7/10 E 23/08 23/08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸長方向に移動してエンジンのリングギヤ
    に噛み合い、このリングギヤを回転駆動するピニオン
    と、 界磁コイルをもつ固定子と回転する電機子とをもち、こ
    のピニオンを回転駆動する直流モータと、 このピニオンを移動させてこのリングギヤに噛み合わせ
    るプランジャと、このプランジャを吸引して保持する保
    持コイルと、このプランジャの一端に保持された主可動
    接点を介してこの直流モータに通電する主接点とをもっ
    たマグネットスイッチと、を有するスタータであって、 前記界磁コイルは、比較的小さな電流が流れる予備駆動
    コイルと、比較的大きな電流が流れるメインコイルとを
    もち、 前記マグネットスイッチは、前記プランジャによって作
    動しこのプランジャが吸引され始めると少なくとも前記
    予備駆動コイルおよび前記電機子に通電する補助接点を
    さらにもつことを特徴とする、スタータ。
  2. 【請求項2】前記補助接点は、前記プランジャが復帰す
    ると、前記予備駆動コイルおよび前記メインコイルのう
    ち少なくとも一方と前記電機子とを短絡させる、 請求項1記載のスタータ。
  3. 【請求項3】前記マグネットスイッチは、前記主接点お
    よび前記補助接点を収容するカバーと、前記主接点の主
    可動接点と前記補助接点の補助可動接点とを前記プラン
    ジャの一端に保持する絶縁部材とをもつ、 請求項1記載のスタータ。
  4. 【請求項4】前記マグネットスイッチは、前記主接点の
    前記主可動接点が接触する底部と、前記補助接点の前記
    補助可動接点が接触する突出部とが、一体に形成された
    正極固定接点をもつ、 請求項3記載のスタータ。
  5. 【請求項5】前記補助可動接点は、互いに異なる半径方
    向に突出し基端で互いに導通している複数の腕部をもつ
    バネ板と、これらの腕部の先端にそれぞれ固定された複
    数の接点金具とをもつ、 請求項3記載のスタータ。
  6. 【請求項6】前記メインコイルおよび前記予備駆動コイ
    ルは、互いに直列に接続された直巻界磁コイルであっ
    て、この予備駆動コイルの一端は前記補助接点に接続さ
    れ、このメインコイルとこの予備駆動コイルとの接続部
    は前記主接点に接続されている、請求項1記載のスター
    タ。
  7. 【請求項7】前記メインコイルおよび前記予備駆動コイ
    ルは、互いに並列に接続された直巻界磁コイルであっ
    て、この予備駆動コイルの一端は前記補助接点に接続さ
    れ、このメインコイルの一端は前記主接点に接続されて
    いる、 請求項1記載のスタータ。
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