JP2009165311A - スタータ - Google Patents

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Abstract

【課題】コネクションバー29にヒューズ機能を具備させるスタータにおいて、断面積の異なる種々の素材を使い分けることなく溶断時間を可変する。
【解決手段】コネクションバー29は、平角線を素材として設けられ、捩られることで長手方向に垂直な断面積が低下している。これにより、単一の平角線素材に対する捩り条件を変更することで断面積を様々に可変できるので、断面積の異なる種々の平角線素材を使い分けなくても、コネクションバー29の溶断時間を可変することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、エンジンを始動するスタータに関する。
従来より、例えば、車両用エンジンの始動は、乗員のキースイッチ操作によりスタータが動作することで行われているが、キースイッチの戻り不良のような異常が発生すると、モータ回路に長時間の通電がされてスタータに過大な熱的負荷がかかる虞がある。そこで、モータ回路を含むスタータの電気回路にはヒューズが設けられ、異常時には、ヒューズを溶断させて電源とモータ回路との間を速やかに遮断できるように構成されている場合がある。
このようなヒューズ機能をスタータに具備させる技術として、例えば、スタータの電気回路を構成するモータリード線、界磁コイルまたはコネクションバー等の部材に断面積が小さい素材を採用する手段が考えられている(例えば、特許文献1参照)。
すなわち、この技術が採用されたスタータによれば、断面積が小さい部材(断面積小部材と呼ぶ)にヒューズ機能が具備されており、電気回路に長時間の通電がなされると、この断面積小部材が溶断されて電源とモータ回路との間が電気的に遮断される。また、このスタータによれば、断面積小部材全体の断面積を小さくすることで、熱の散逸を防止しているので、局所的に断面積を小さくする場合に比べてより短時間で溶断できる。
ところで、界磁コイルへの通電により磁束を形成するスタータには、アースの取り易さから、通電方向に関して、電磁スイッチのモータ側端子→界磁コイル→プラス側ブラシ→電機子コイル→マイナス側ブラシ→アースとなる構成を採るものが多い。このため、モータ回路における熱的負荷を考えた場合、ヒューズ機能は、最も電磁スイッチに近い部位、つまり、モータ側端子と界磁コイルとの間の部材に具備させることが好ましく、この点で、コネクションバーに着目することができる。
すなわち、コネクションバーは、モータリード線によりモータ側端子と電気的に接続するとともに複数の界磁コイルの全ての一端に電気的に接続して、各々の界磁コイルに並列に電流を分配する機能を有し、モータ回路を構成する部材の中で最も電磁スイッチに近い部位に組み込まれている。このため、コネクションバーを断面積小部材とし、コネクションバーにヒューズ機能を具備させれば、界磁コイル等の他の部材に熱的負荷をかけることなく、速やかに電源とモータ回路との間を電気的に遮断することができる。
しかし、電源とモータ回路との間の遮断に要する許容時間は、エンジン機種ごとに異なる。つまり、ヒューズ機能を具備する部分の溶断時間は、エンジン機種ごとに異ならせる必要がある。このため、コネクションバーを断面積小部材とする場合、断面積の異なる種々の素材をエンジン機種に応じて使い分ける必要があり、結果的に、製造工数が高くなる虞がある。
特開2005−94892号公報
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、コネクションバーにヒューズ機能を具備させるスタータにおいて、断面積の異なる種々の素材を使い分けることなく、溶断時間を可変することにある。
〔請求項1の手段〕
請求項1に記載のスタータは、エンジンを始動するためのトルクを発生するモータと、モータへの通電を断続する電磁スイッチと、モータと電磁スイッチとを電気的に接続するモータリード線とを備える。
また、モータは、電機子の外周側で略等角度間隔に配されて電気的に並列接続する複数の界磁コイルと、平角線を素材として設けられ、複数の界磁コイルの全ての一端に電気的に接続して各々の界磁コイルに並列に電流を分配するコネクションバーとを有する。
また、電磁スイッチは、電源に電気的に接続する電源側端子、およびモータに電気的に接続するモータ側端子を有し、電源側端子およびモータ側端子の各々に設けられた固定接点に可動接点が当接することでモータへの通電をオンする。
さらに、モータリード線は、コネクションバーとモータ側端子とを電気的に接続することで、モータと電磁スイッチとを電気的に接続する。
そして、コネクションバーは、捩られることで長手方向に垂直な断面積が低下している。
平角線からなるコネクションバーは、捩られることで長手方向に垂直な断面積(以下、単に断面積と呼ぶ)が可変する。すなわち、平角線からなるコネクションバーに捩りを加えると、捩り後の長手方向の全長および捩り角のような捩りの条件に応じて断面積を可変できる。このため、単一の平角線素材に対する捩り条件を変更することで断面積を様々に可変できるので、断面積の異なる種々の平角線素材を使い分けなくても、コネクションバーの溶断時間を可変することができる。
〔請求項2の手段〕
請求項2に記載のスタータによれば、コネクションバーと界磁コイルとは、同一の平角線を素材として設けられている。
これにより、コネクションバーと界磁コイルとに、異なる平角線素材を使用する必要がなくなるので、スタータの1機種に使用すべき平角線素材を1品種に統一できる。なお、界磁コイルに平角線を用いると占積率を高めることができるので、この手段は、高出力のスタータにおいて特に顕著な効果を得ることができる。
〔請求項3の手段〕
請求項3に記載のスタータによれば、コネクションバーの断面積の低下量は、エンジンの機種に応じて可変されている。
これにより、断面積の異なる種々の平角線素材を使い分けなくても、エンジン機種に応じてコネクションバーの溶断時間を可変することができる。
最良の形態のスタータは、エンジンを始動するためのトルクを発生するモータと、モータへの通電を断続する電磁スイッチと、モータと電磁スイッチとを電気的に接続するモータリード線とを備える。
また、モータは、電機子の外周側で略等角度間隔に配されて電気的に並列接続する複数の界磁コイルと、平角線を素材として設けられ、複数の界磁コイルの全ての一端に電気的に接続して各々の界磁コイルに並列に電流を分配するコネクションバーとを有する。
また、電磁スイッチは、電源に電気的に接続する電源側端子、およびモータに電気的に接続するモータ側端子を有し、電源側端子およびモータ側端子の各々に設けられた固定接点に可動接点が当接することでモータへの通電をオンする。
さらに、モータリード線は、コネクションバーとモータ側端子とを電気的に接続することで、モータと電磁スイッチとを電気的に接続する。
そして、コネクションバーは、捩られることで長手方向に垂直な断面積が低下している。
さらに、コネクションバーと界磁コイルとは、同一の平角線を素材として設けられ、コネクションバーの断面積の低下量は、エンジンの機種に応じて可変されている。
〔実施例1の構成〕
実施例1のスタータ1の構成を、図1ないし図4を用いて説明する。
スタータ1は、図1に示すように、エンジン(図示せず)を始動するためのトルクを発生するモータ2と、減速装置3を介してモータ2からトルクを伝達されて回転する出力軸4と、出力軸4とヘリカルスプライン結合するとともに軸方向に進退するピニオン移動体5と、シフトレバー6を介してピニオン移動体5を軸方向に進退させるとともに、モータ2への通電を断続する電磁スイッチ7と、モータ2と電磁スイッチ7とを電気的に接続するモータリード線8とを備える。
モータ2は、電機子11および界磁12を有し、電機子11に流れる電流と界磁12により形成される磁束との相互作用によりトルクを発生する周知の直流電動機である。なお、モータ2は、後記するように4つの界磁極13と4つの界磁コイル14とを有する4極構造である(図2、図4参照)。
電機子11は、回転軸16、回転軸16に固定される電機子鉄心17、電機子鉄心17に巻線される電機子コイル18、および、電機子コイル18と電気的に接続される整流子19等により構成されている。ここで、回転軸16は、一端が出力軸4に相対回転自在に支持され、他端がエンドフレーム20に回転自在に支持されている。また、整流子19は、回転軸16の他方側に複数の整流子片21が円筒状に配されて設けられ、個々の整流子片21が電機子コイル18に電気的に接続されている。
界磁12は、円筒状に設けられてモータ2の機枠をなすヨーク25、ヨーク25の内周に固定される4つの界磁極13、各々の界磁極13に巻線される界磁コイル14、および、整流子片21に外周側から摺接するように配される2個づつのプラス側、マイナス側ブラシ26、27等により構成されている(図2〜図4参照)。
ここで、界磁コイル14は、平角線を巻線することで形成されており、4つの界磁極13および4つの界磁コイル14は、電機子11の外周側で略等角度間隔に配され、4つの界磁コイル14は、コネクションバー29により電気的に並列接続している。
なお、界磁コイル14に平角線を用いると占積率を高めることができるので、スタータ1から出力されるトルクを高めることができる。
また、コネクションバー29は、平角線を素材として設けられており、4つの界磁コイル14の全ての一端に電気的に接続して各々の界磁コイル14に並列に電流を分配するものである。そして、コネクションバー29は、後記するようにモータリード線8が接続されており、モータ2の電気回路(以下、モータ回路と呼ぶ)を構成する部材の中で、通電方向に関して最も電磁スイッチ7に近い位置に組み込まれている。なお、コネクションバー29は、ヨーク25の他方側(つまり、エンドフレーム20の側)の開口に組み込まれたインシュレータ30により絶縁保持されている(図2参照)。
また、2個のプラス側ブラシ26は、プラス側ピグテール32を介して界磁コイル14の他端に電気的に接続し、2個のマイナス側ブラシ27は、マイナス側ピグテール33を介してアース接続されている(図2〜図4参照)。そして、プラス側、マイナス側ブラシ26、27は、個々にブラシホルダ34に収容されて整流子片21に外周側から摺接するように配されている。
以上により、コネクションバー29→界磁コイル14→プラス側ブラシ26→電機子コイル18→マイナス側ブラシ27の順に通電されるモータ回路が構成される。
出力軸4は、減速装置3を介して電機子11の回転軸16と同軸的に配され、一端がフロントハウジング36に回転自在に支持され、他端がセンタケース37に回転自在に支持されている。
ここで、減速装置3は、電機子11の回転軸16に設けられる太陽歯車38と、太陽歯車38に噛み合う遊星歯車39とを有する周知の遊星歯車減速装置であり、電機子11の回転を遊星歯車39の公転に変換することで電機子11の回転速度を減速するものである。そして、遊星歯車39の公転は、ギヤ軸40を介して出力軸4に伝達され、出力軸4の回転に変換される。
また、センタケース37は、減速装置3を外周側から覆うようにフロントハウジング36とヨーク25との間に配されている。また、センタケース37と減速装置3との間には、減速装置3に過大なトルクが作用した時に、この過大なトルクを吸収する滑り板式の衝撃吸収装置41が組み込まれている。
ピニオン移動体5は、エンジンのリングギヤ(図示せず)と噛み合うピニオンギヤ44と、モータ2から出力軸4に伝達されたトルクをピニオンギヤ44に伝達する一方向クラッチ45とで構成されている。
ピニオンギヤ44は、電磁スイッチ7により軸方向一方側に押し出されて前進し、リングギヤに当接するとともに、モータ2のトルクにより回転してリングギヤに噛み合う。これにより、リングギヤがモータ2のトルクにより回されてエンジンが始動する。なお、ピニオンギヤ44は、軸受46を介して出力軸4に支持されている。
一方向クラッチ45は、出力軸4にヘリカルスプライン嵌合するスプラインチューブ48と、スプラインチューブ48と一体に設けられて出力軸4からトルクを伝達されるアウタ49と、ピニオンギヤ44と一体に設けられ、アウタ49の内周側に配されるインナ50と、アウタ49とインナ50とに当接してアウタ49からインナ50にトルクを伝達するローラ51とを有する。
そして、一方向クラッチ45は、出力軸4から伝達されるトルクによりピニオンギヤ44を回転させる。なお、エンジンが始動して、ピニオンギヤ44およびインナ50が出力軸4およびアウタ49よりも高速で回転するようになると、ローラ51がインナ50に当接しなくなり、ピニオンギヤ44およびインナ50は出力軸4およびアウタ49に対して空転する。
電磁スイッチ7は、シフトレバー6を介してピニオン移動体5を軸方向に進退させるとともに、モータ2への通電を断続する周知構造を有するものである。
すなわち、電磁スイッチ7は、ソレノイドコイル(図示せず)、ソレノイドコイルへの通電により励磁されて軸方向に変位するプランジャ(図示せず)、プランジャのリターンスプリング(図示せず)、電源53に電気的に接続する電源側端子54、モータ2に電気的に接続するモータ側端子55、電源側端子54およびモータ側端子55の各々に設けられる固定接点56、プランジャとともに変位する可動接点57を有する(図3参照)。そして、電磁スイッチ7は、プランジャの変位により、シフトレバー6を回動させてピニオン移動体5を軸方向に進退させるとともに、固定接点56に可動接点57を離接させてモータ2への通電を断続する。
モータリード線8は、コネクションバー29とモータ側端子55とを電気的に接続することで、モータ2と電磁スイッチ7とを電気的に接続するものである。すなわち、モータリード線8のモータ2の側の端部は、ゴム製のグロメット59に保持されてエンドフレーム20の内部に引き込まれ、コネクションバー29に接続している。また、電磁スイッチ7の側の端部は、リング状のターミナル60として設けられ、ターミナル60にモータ側端子55が接続している(図2、図4参照)。
なお、グロメット59は、ヨーク25とエンドフレーム20とにより軸方向に挟持されている。また、ターミナル60は、モータ側端子55に嵌合され、さらに、ナット61により締め付けられてモータ側端子55に接続している。
以上の構成により、乗員のキースイッチ操作によって、電磁スイッチ7のソレノイドコイルに通電が開始すると、ピニオン移動体5が軸方向に前進し、ピニオンギヤ44がリングギヤに当接して停止する。同時に、可動接点57が固定接点56の方に移動する。
そして、可動接点57が固定接点56に当接してモータ回路に通電されると、モータ2にトルクが発生し、このトルクは、減速装置3および出力軸4を介してピニオンギヤ44に伝達される。そして、ピニオンギヤ44がリングギヤに対して回転するとともにリングギヤに噛み合い、モータ2のトルクによりリングギヤが回されてエンジンが始動する。
エンジン始動後、ソレノイドコイルへの通電が停止すると、可動接点57が固定接点56から離間し、モータ回路への通電が停止される。同時に、ピニオン移動体5が軸方向に後退してピニオンギヤ44がリングギヤから離脱する。
そして、このようなスタータ1によるエンジン始動操作において、キースイッチの戻り不良のような異常が発生すると、モータ回路に長時間の通電がされてスタータ1に過大な熱的負荷がかかる虞がある。
〔実施例1の特徴〕
実施例1のスタータ1によれば、上記のようなモータ回路への長時間通電に対し、モータ回路の通電方向に関して最も電磁スイッチ7に近いコネクションバー29に、ヒューズ機能が具備されている。すなわち、スタータ1のモータ回路は、コネクションバー29にヒューズ機能を具備させることで、モータ回路に過大な熱的負荷がかかる前に電源53とモータ回路との間を遮断できるように設けられている。
また、コネクションバー29は、長手方向に垂直な断面積(以下、単に断面積という)が低下することでヒューズ機能を具備している。そして、この断面積の低下は、図5に示すように、コネクションバー29を捩ることで実施されている。すなわち、コネクションバー29は、長手方向の全長を長さLとし、長手方向に垂直な短手方向の全幅を幅Wとする長板状の平角線素材に捩りを加えることで設けられており、例えば、この素材の長手方向の一端を固定するとともに他端に捩りを加えることで、断面積が低減されている。
そして、捩り後の断面積は、捩り後の全長および捩り角のような捩りの条件に応じて可変される。例えば、全長を長さLに維持するとともに全幅を幅Wに維持しながら捩りを加えると、捩り角を大きくするほど断面積を低減できる。例えば、捩り前の全長(長さL)が捩り前の全幅(幅W)の2倍であるような場合(つまり、L=2Wが成立する場合)、全長を長さLに維持するとともに全幅を幅Wに維持しながら捩り角180°の捩りを加えると、断面積は1/1.4に低減される。
そして、このような断面積の低下量は、エンジンの機種に応じて可変されている。つまり、エンジン機種ごとに捩り条件が設定され、各捩り条件に応じて断面積が可変される。なお、コネクションバー29と界磁コイル14とは、同一の平角線を素材として設けられている。
〔実施例1の効果〕
実施例1のスタータ1によれば、コネクションバー29は、平角線を素材として設けられ、モータリード線8に接続されるとともに、4つの界磁コイル14の全ての一端に接続して各々の界磁コイル14に並列に電流を分配する。そして、コネクションバー29は、捩られることで長手方向に垂直な断面積が低下している。
これにより、単一の平角線素材に対する捩り条件を変更することで断面積を様々に可変できるので、断面積の異なる種々の平角線素材を使い分けなくても、コネクションバー29の溶断時間を可変することができる。
また、コネクションバー29と界磁コイル14とは、同一の平角線を素材として設けられている。
これにより、コネクションバー29と界磁コイル14とに、異なる平角線素材を使用する必要がなくなるので、スタータ1の1機種に使用すべき平角線素材を1品種に統一できる。
また、コネクションバー29の断面積の低下量は、エンジンの機種に応じて可変されている。
これにより、断面積の異なる種々の平角線素材を使い分けなくても、エンジン機種に応じてコネクションバー29の溶断時間を可変することができる。
〔変形例〕
実施例1のスタータ1によれば、界磁コイル14は平角線を素材として設けられていたが、丸線等の別の断面形状を有する素材により界磁コイル14を設けてもよい。
また、実施例1のスタータ1によれば、モータ2は4つの界磁極13と4つの界磁コイル14とを有する4極構造であったが、例えば、6極構造、8極構造等としてもよい。
スタータの部分断面図である。 (a)は界磁の断面図であり、(b)は界磁の正面図である。 モータ回路の回路図である。 コネクションバーへの接続を示す回路図である。 (a)は捩り前のコネクションバーを示す平面図であり、(b)は捩り後のコネクションバーを示す平面図である。
符号の説明
1 スタータ
2 モータ
7 電磁スイッチ
8 モータリード線
11 電機子
14 界磁コイル
29 コネクションバー
53 電源
54 電源側端子
55 モータ側端子
56 固定接点
57 可動接点

Claims (3)

  1. エンジンを始動するためのトルクを発生するモータと、このモータへの通電を断続する電磁スイッチと、前記モータと前記電磁スイッチとを電気的に接続するモータリード線とを備え、
    前記モータは、電機子の外周側で略等角度間隔に配されて電気的に並列接続する複数の界磁コイルと、平角線を素材として設けられ、前記複数の界磁コイルの全ての一端に電気的に接続して各々の界磁コイルに並列に電流を分配するコネクションバーとを有し、
    前記電磁スイッチは、電源に電気的に接続する電源側端子、および前記モータに電気的に接続するモータ側端子を有し、前記電源側端子および前記モータ側端子の各々に設けられた固定接点に可動接点が当接することで前記モータへの通電をオンし、
    前記モータリード線は、前記コネクションバーと前記モータ側端子とを電気的に接続することで、前記モータと前記電磁スイッチとを電気的に接続し、
    前記コネクションバーは、捩られることで長手方向に垂直な断面積が低下していることを特徴とするスタータ。
  2. 請求項1に記載のスタータにおいて、
    前記コネクションバーと前記界磁コイルとは、同一の平角線を素材として設けられていることを特徴とするスタータ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のスタータにおいて、
    前記コネクションバーの前記断面積の低下量は、前記エンジンの機種に応じて可変されていることを特徴とするスタータ。
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