JP2010041827A - ブラシ付きモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】巻線作業に要する時間を短縮することができ、生産性に優れたブラシ付きモータを提供する。
【解決手段】シャフト3や複数のティースTを有するアーマチュア1、複数のセグメントSを有するコミュテータ2、ブラシ5、複数の磁極を有するマグネット6などを備える。複数のティースTのそれぞれには、ワイヤ4を集中巻きすることによってコイルCが形成されている。ワイヤ4が複数のセグメントSのうち、所定の複数のセグメントSに連続して取り付けられ、かつ短絡している複数のコミュテータ側連続領域50と、複数のコイルCのうち、所定の複数のティースTに連続して巻かれ、一連のコイルC群が形成されている複数のアーマチュア側連続領域51とが形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、パワーウインドの駆動モータ等、車載モータとして好適な小型で高出力なブラシ付きモータに関し、特にその巻き線構造に関する。
この種のブラシ付きモータでは、複数のティースに重ねてワイヤを巻く、所謂分布巻きを採用し、磁極数が4個のマグネットに対してスロットやティースが10個のアーマチュアを用いたタイプ(4極10スロット)が一般に多く認められる。
このモータでは、コミュテータの所定のセグメントから引き出したワイヤを、アーマチュアの所定の複数のティースに巻き付けてコイルを形成し、その後、再度コミュテータの所定の他のセグメントに戻す、という巻き方を繰り返し行う巻き線構造が多く採用されている。
その他、巻き線構造に関する先行技術としては、例えば、一つのティースに集中してワイヤを巻く、所謂集中巻きが採用されたブラシ付きモータに関する特許文献1や特許文献2がある。
特開平10−174403号公報 特開2001−275327号公報
このようなワイヤを巻く巻線作業には一般に専用の巻線機が使用されるが、アーマチュアとコミュテータとの間を何度も行き来させながら、ワイヤを繰り返し巻かねばならないため、巻線作業には比較的多くの時間を要している。そのため、巻線作業での作業時間の短縮は生産性の向上を図る上で重要な課題となっている。
特に、モータが小型になればなるほど巻線作業が困難になるため、より時間がかかるし、巻線不良の発生率も増加するおそれがある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、巻線作業に要する時間を短縮することができ、生産性に優れたブラシ付きモータを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、ワイヤの巻き方を工夫して、少ない巻数で効率よく巻けるようにした。
具体的には、本発明のブラシ付きモータは、シャフトと、周方向に所定間隔おきに配置される複数のティースを有し、上記シャフトに同軸に固定されるアーマチュアと、上記複数のティースに対応して設けられる複数のセグメントを有し、上記アーマチュアに隣接して上記シャフトに同軸に固定されるコミュテータと、上記コミュテータを介してアーマチュアに電流を供給するブラシと、周方向にNS交互に配置される複数の磁極を有し、上記アーマチュアの外周に近接して対向配置されるマグネットと、上記マグネットを支持するとともに、上記シャフトを回転自在に支持するハウジングと、上記複数のティースと上記複数のセグメント間に取り付けられる1本のワイヤと、を備え、上記複数のティースのそれぞれには、上記ワイヤを集中巻きすることによってコイルが形成されていて、上記ワイヤが、上記複数のセグメントのうち、所定の複数のセグメントに連続して取り付けられ、短絡している複数のコミュテータ側連続領域と、上記複数のコイルのうち、所定の複数のティースに連続して巻かれ、一連のコイル群が形成されている複数のアーマチュア側連続領域と、を有することを特徴とする。
具体的には、上記アーマチュア側連続領域と上記コミュテータ側連続領域とが交互に連続して形成されている。
さらに具体的には、上記複数のティースは、3N(Nは2以上の整数)個のティースからなり、上記複数のアーマチュア側連続領域が、第1から第3の3つのアーマチュア側連続領域で構成されていて、上記複数のティースのうち、所定の一つのティースから周方向に並ぶ各ティースに対して所定方向に順に連番を付した場合に、上記第1のアーマチュア側連続領域が3n−2(nは1以上の整数)番目の複数のティースで構成され、上記第2のアーマチュア側連続領域が3n−1(nは1以上の整数)番目に位置する複数のティースで構成され、上記第3のアーマチュア側連続領域が3n(nは1以上の整数)番目に位置する複数のティースで構成されている。
また、上記複数のセグメントは、3N(Nは2以上の整数)個のセグメントからなり、上記複数のコミュテータ側連続領域が、第1から第3の3つのコミュテータ側連続領域で構成されていて、上記複数のセグメントのうち、所定の1のセグメントから周方向に並ぶ各セグメントに対して所定方向に順に連番を付した場合に、上記第1のコミュテータ側連続領域が3n−2(nは1以上の整数)番目の複数のセグメントで構成され、上記第2のコミュテータ側連続領域が3n−1(nは1以上の整数)番目に位置する複数のセグメントで構成され、上記第3のコミュテータ側連続領域が3n(nは1以上の整数)番目に位置する複数のセグメントで構成されている。
より具体的には、上記マグネットが有する磁極数が6つであり、上記ティース及びセグメント数が9つであることとするのが好ましい。
上記各コミュテータ側連続領域では、上記シャフトの周りを少なくとも一周する上記ワイヤに上記所定の複数のセグメントのそれぞれが取り付けられていて、その取り付けの終点が、取り付けの始点のセグメントか、もしくはそれより先のセグメントに位置しているようにしておくとよい。
各アーマチュア側連続領域における上記ワイヤの各コイル間をわたる部分は、上記アーマチュアにおける上記コミュテータ側とは反対の側に位置しているようにすることもできる。
上記複数のセグメントのそれぞれには、上記ワイヤを引っ掛けるための掛止部が上記アーマチュア側に向けて設けられているものとするのが好ましい。
上記ハウジングが上記シャフトの周囲を囲む円筒形状をした外壁部を有し、その外壁部の外径寸法が40mm以下のものとすることができる。その場合、上記ハウジングの肉厚は1.4mm〜1.6mmの範囲内に設定しておくとよい。
また、上記マグネットには、等方性希土類ボンド磁石を用いるのが好ましい。
このブラシ付きモータは、車両に搭載され、その付属装置の駆動に用いることができる。
集中巻きによってコイルが形成され、コミュテータに短絡した複数のコミュテータ側連続領域と、アーマチュアに一連のコイル群が形成されたアーマチュア側連続領域とを有するように巻線構造が構成されていると、コイルを形成するごとにワイヤがコミュテータとアーマチュアとの間を往復していた従来の巻線方法と比べて、ワイヤがコミュテータとアーマチュアとの間を往復する回数が減少して、コミュテータとアーマチュア間に位置するワイヤの本数が大幅に減少する。その結果、コミュテータとアーマチュアとの間の距離を小さくすることができるようになり、モータを小型化することができる。
更に、アーマチュア側連続領域では3つのコイルが連続して形成され、各コイルは直列接続となる。従って、コイルを形成するごとにコミュテータに戻して並列接続する従来の巻線方法と比べて、同じ出力で見た場合、個々のコイルの巻き数は3分の1で済むため、巻線作業の作業時間を大幅に短縮することができる。
特に、マグネットの磁極数を6つとし、ティース及びセグメント数を9つとすれば、総合的に見てバランスのとれた構成となるため、モータを小型化するのに好適なものとなる。
ワイヤを巻き付ける際、コミュテータ側連続領域では、シャフトの周りを少なくとも一周するワイヤに所定の複数のセグメントのそれぞれが取り付けられ、その取り付けの終点が、取り付けの始点のセグメントか、もしくはそれより先のセグメントに位置するようにしてあると、ワイヤをシャフト周りに一周巻き付ける間に所定のセグメントに取り付けることができので、巻線作業が簡単になる。
そして、短絡処理された各セグメントの両側にワイヤが配線されるため、ブラシが摺接したセグメントから電流が供給される場合には、電流はその両側のワイヤからそれぞれ分配供給されることとなり、各セグメントに一つのワイヤを取り付けるのに比べてワイヤを流れる電流量が半減するため、発熱の抑制等に効果的である。
アーマチュア側連続領域におけるワイヤの各コイル間をわたる部分が、アーマチュアにおけるコミュテータ側とは反対の側に位置するようにしてあると、アーマチュア側とコミュテータ側との間をわたるワイヤの本数を更に減らすことができ、アーマチュアとコミュテータとをより近接して配置することが可能となるため、よりいっそうモータを小型化することができるようになる。
複数のセグメントのそれぞれに、ワイヤを引っ掛けるための掛止部をアーマチュア側に向けて設けておけば、ワイヤの取付け作業が簡単にできるようになるため、巻線作業の作業時間を短縮することができる。
特にこの巻線構造を採用することで、モータを従来よりも小型にできるようになるが、具体的には、ハウジングの外壁部の外径寸法が40mm以下のモータの場合に効果的である。
また、この巻線構造に対して、等方性希土類ボンド磁石を利用したマグネットを適用することで、総合的にバランスに優れたものとなり、更にモータの小型化、高出力化が実現できるようになる。
このように、本発明によれば、従来品と比べて、巻線作業の作業時間が大幅に短縮でき、生産性に優れる上、モータの小型化、高出力化が実現できるので、本発明を適用したモータはパワーウインドなどの車両に搭載された付属装置の駆動用モータとして最適なものとなる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1に本発明に係るブラシ付きモータ(以下、単にモータという)における巻線構造の基本単位の一例を示す。
このモータは、図2に示すように、9個のティースTを有するアーマチュア1と、それに対応して9個のセグメントSを有するコミュテータ2とを備えている。図2において符号3はシャフトであり、各ティースT及び各セグメントSには、それぞれ所定のティースT及びセグメントSから時計回りに順に連番を付してある。
尚、本実施形態では、図2に示すように、1番のセグメントSは6番のティースTと7番のティースTとの間に位置し、1番のティースTは4番のセグメントSと5番のセグメントSとの間に位置しており、1番のセグメントSと1番のティースTとは中心角で140°ずれて位置している。
まず、図2のように配置されたコミュテータ2の1〜9番の各セグメントSにおいて、等間隔(中心角で120°)に位置する3つのセグメントSにワイヤ4を連続して取り付け、コミュテータ側連続領域50(第1のコミュテータ側連続領域)を形成する。
すなわち、図1に示すように、1番のセグメントSを巻き付けの始点とした場合(図中、白丸で示す)、シャフト3の周りをまわりながら4番のセグメントS、7番のセグメントSと順に取り付けて一周し、1番のセグメントSに取り付ける。尚、これら1,4,7番の各セグメントSは、その取り付け部位のワイヤ4の被覆を除去するなどして短絡処理が行われる。
そうして、次に、アーマチュア1の1〜9番の各ティースTにおいて、等間隔(中心角で120°)に位置する3つのティースTにワイヤ4を連続して巻き付けてそれぞれにコイルCを形成し、一連のコイルC群からなるアーマチュア側連続領域51(第1のアーマチュア側連続領域51)を形成する。
すなわち、1番のセグメントSから続けてアーマチュア1にワイヤ4をわたし、1番のティースTの周りに所定回数ワイヤ4を巻き付けてコイルCを形成する。そして、4番のティースT、7番のティースTに順にわたって同様にコイルCを形成した後、コミュテータ2にわたり、この巻線構造の基本単位の終点となる2番のセグメントSに取り付ける(図中、黒丸で示す)。
その後も同様にして、2番のセグメントSから5、8、2番の各セグメントSに取り付けて第2のコミュテータ側連続領域50を形成し、続けて2,5,8番の各ティースT及び3番のセグメントSに取り付けて第2のアーマチュア側連続領域51を形成する。更に、3番のセグメントSから6,9、3番の各セグメントSに取り付けて第3のコミュテータ側連続領域50を形成し、続けて、3,6,9番の各ティースT及び1番のセグメントSに取り付けて第3のアーマチュア側連続領域51を形成する。
このように、第1から第3のアーマチュア側連続領域51,51,51と、第1から第3のコミュテータ側連続領域50,50,50とを一本のワイヤ4を用いて交互に連続して形成していくのである。
このように、巻線構造中にコミュテータ側連続領域50とアーマチュア側連続領域51とを形成することで、コイルCを形成するごとにワイヤ4がコミュテータ2とアーマチュア1との間を往復していた従来の巻線方法と比べて、ワイヤ4がコミュテータ2とアーマチュア1との間を往復する回数が大幅に減少し、コミュテータ2とアーマチュア1間に位置するワイヤ4の本数が大幅に減少する。その結果、コミュテータ2とアーマチュア1との間の距離を小さくすることができるようになり、モータを小型化することができる。
更に、アーマチュア側連続領域51では3つのコイルCが連続して形成されているため、各コイルCは直列接続となる。従って、コイルCを形成するごとにコミュテータ2に戻して並列接続する従来の巻線方法と比べて、同じ出力で見た場合、個々のコイルCの巻き数は3分の1で済むため、巻線作業の作業時間を大幅に短縮することができる。ただし、抵抗を同じにするためにはワイヤ4の断面積を大きくする必要があるが、作業性に支障をきたすほどではない。
また、図1に示すように、コミュテータ側連続領域50では、ワイヤ4をシャフト3周りに一周巻き付けて、1,4,7番の全てのセグメントSの両側にワイヤ4が配線されるように構成されている。そのため、例えば、7番のセグメントSにカーボンブラシ5が位置して、7番のセグメントSから電流が供給される場合には、電流はその両側のワイヤ4,4から4番のセグメントSと1番のセグメントSにそれぞれ分配供給される。
従って、各セグメントSにそれぞれ一つのワイヤ4を取り付け、その一経路のみから電流を供給するのに比べてワイヤ4を流れる電流量を半減できるため、発熱の抑制等に効果的なものとなる。
尚、例えば1番のセグメントSが始点である場合に、4番や7番のセグメントSを終点にするなど、余分にワイヤ4を取り付けてもこれと同様の作用効果が得られるため、必ずしも各コミュテータ側連続領域50でのワイヤ4の始点と終点とは同じセグメントSである必要はなく、そのセグメントSを越えた他のセグメントSに終点を位置させてもよい。
本発明の巻線構造は、これ以外にも、図3に示すようなティースTが6個のアーマチュア1と、それに対応するようにセグメントSが6個のコミュテータ2とを備えたモータや、図4に示すようなティースTが12個のアーマチュア1と、それに対応するようにセグメントSが12個のコミュテータ2とを備えたモータなどにも適用可能である。
すなわち、本発明のモータの巻線構造は、アーマチュア1は3N(Nは2以上の整数)個のティースTを有し、アーマチュア側連続領域51は、次のような第1から第3の3つのアーマチュア側連続領域51で構成することができる。
第1のアーマチュア側連続領域:3n−2(nは1以上の整数)番目の複数のティースTで構成
第2のアーマチュア側連続領域:3n−1(nは1以上の整数)番目に位置する複数のティースTで構成
第3のアーマチュア側連続領域:3n(nは1以上の整数)番目に位置する複数のティースTで構成
それに対応してコミュテータ2も3N(Nは2以上の整数)個のセグメントSを有し、コミュテータ側連続領域50は、次のような第1から第3の3つのコミュテータ側連続領域50で構成することができる。
第1のコミュテータ側連続領域:3n−2(nは1以上の整数)番目の複数のセグメントSで構成
第2のコミュテータ側連続領域:3n−1(nは1以上の整数)番目に位置する複数のセグメントSで構成
第3のコミュテータ側連続領域:3n(nは1以上の整数)番目に位置する複数のセグメントSで構成
一方、これら各巻線構造に対応するマグネット6の極数は、図3に示したような、ティースTやセグメントSが6個のモータでは、4極が好ましく、図1に示したようなティースTやセグメントSが9個のモータでは、6極が好ましく、図4に示したようなティースTやセグメントSが12個のモータでは、8極が好ましい。
すなわち、ティースTやセグメントSの個数に対するマグネット6の極数との関係は、ティースTやセグメントSの個数:マグネット6の極数が、3N:2N(Nは2以上の整数)となるようにするのが好ましい。こうすることで、回転時に生じる振動や振れを効果的に抑制することができ、比較的安定した回転性能を発揮させることができるからである。
しかしながら、その中でも、図3に示したような、マグネット6の極数が4個でティースTやセグメントSが6個の構成は、構造が簡単で生産性に優れるものの、極数が相対的に少ないことから回転性能の点で若干不利がある。一方、図4に示したような、マグネット6の極数が8個でティースTやセグメントSが12個の構成は、回転性能に優れるものの、ティースTやセグメントSが相対的に多くなって生産性に若干不利がある。
そのため、モータを小型化する上では、図1に示したような、マグネット6の極数が6個でティースTやセグメントSが9個の構成が総合的に見て最もバランスのよい構成となっている。
そこで、次に、この構成を適用したモータについて、図5〜図8を参照しつつ、更に具体的に説明する。
このモータには、シャフト3やアーマチュア1、コミュテータ2、カーボンブラシ5、マグネット6、ハウジング7などが備えられている。モータはやや細長い外観を呈しており、その全長は100mm程度の比較的小型なモータである。
ハウジング7は、円筒形状をした外壁部7aと、この外壁部7aの一方の開口を塞ぐ前壁部7bと、他方の開口を塞ぐ後壁部7cとを有している。前壁部7b及び後壁部7cの中央部には、それぞれシャフト3を挿通するための軸孔8,8が開口している。各軸孔8にはそれぞれベアリング9,9が装着されていて、シャフト3は、これらベアリング9を介してケーシング7に回転自在に支持されている。シャフト3の一端は前壁部7bより前方に突出しており、ここにギヤ等が取り付けられるようになっている。後壁部7cには、外部の電源から電流の供給を受けるための接続部7dが設けられている。
アーマチュア1は、シャフト3に対してその軸方向の中央付近に同軸に固定されている。アーマチュア1は、図6に詳しく示すように、周方向に放射状に形成され、軸方向に延びる断面T字形状をした複数(本実施形態では9個)のティースTを有している。互いに隣接する各ティースT間には、各ティースTに巻かれるワイヤ4を収容する空間10(スロット10)が形成されており、このアーマチュア1の外周部分には周方向に所定間隔おき(中心角で40°)に9個のスロット10が形成されている。
コミュテータ2は、アーマチュア1に隣接してシャフト3に同軸に固定されている。コミュテータ2は、円筒形状をしていて、その外周面には、複数(本実施形態では9個)の接続片S(セグメントS)が周方向に等間隔で区画配置されている。各セグメントSのアーマチュア1側の端部には、折り曲げ可能に形成された薄板状の掛止部11が突出形成されており、図7に示すように、径方向外側に折り曲げられた掛止部11に巻き付けるようにしてワイヤ4が取り付けられている。こうすることで、シャフト3周りに巻き付けるコミュテータ2側でのワイヤ4の巻線作業が容易になり、作業時間の短縮や作業性の向上に役立っている。
そして、これらセグメントSの外周面に摺接するように、プラス側のカーボンブラシ5とマイナス側のカーボンブラシ5とがそれぞれコミュテータ2の外周に近接して配設されている。
各カーボンブラシ5は、後壁部7cの内側に配設されたブラシプレート12によって支持固定されていて、それぞれ後壁部7cに設けられた接続部7dと接続されている。外部電源のプラグ等(図示せず)が接続された接続部7dを介して電流の供給を受けると、各カーボンブラシ5からコミュテータ2を介してアーマチュア1に電流が供給されるようになっている。
マグネット6は、厚みの薄い円筒形状をしていて、その周方向に等間隔でNS交互に配置された複数(本実施形態では6個)の磁極を有している。本実施形態のマグネット6は、ネオジウムを含む等方性希土類ボンド磁石で構成されている。
マグネット6は、アーマチュア1の外周を覆うように、外壁部7aの内周面に取り付けられていて、アーマチュア1の外周面とマグネット6の内周面とは僅かな間隙を隔てて対向している。尚、ハウジング7の外壁部7aはバックヨークを兼ねている。
このモータでは、一般に使用されている4極のマグネット6よりも極数の多い6極とし、更に、等方性希土類ボンド磁石を用いることで、小型であっても強い磁力を得ることができ、高出力が発揮できるようになっている。
すなわち、このように構成することで、従来に比べてバックヨークが飽和し難くなるため、外壁部7aの厚みを従来よりも薄く形成することが可能となっている。
具体的には、1.2mm厚のマグネット6に対し、従来の外壁部7aでは2mmの厚みが必要であったものが、例えば1.6mmの厚みで済むようになった。
詳しくは、1.2mm厚のマグネット6に対して、2.0mm、1.6mm、1.4mm、1.2mmの厚みの外壁部7aを設定して比較した結果、1.2mmとすると磁気飽和が生じ、また、剛性も不十分になるおそれが認められたことから、外壁部7aの肉厚は1.4mm〜1.6mmの範囲内で設定でき、総合的には約1.6mmとするのが好ましいことが確認された。
その結果、本実施形態のモータでは、比較的高出力なモータでありながら、外壁部の外径寸法を40mm以下の小型にすることが可能となっている。具体的には所定出力のモータにおいて従来の構成では同寸法を40mm以下にできなかったものが約38mmとすることができた。
アーマチュア1とコミュテータ2との間には、巻線機が用いられ、表面がエナメルで被覆された銅線からなる1本のワイヤ4が巻き付けられている。このワイヤ4は、ティースTごとに集中的に巻き付けられていて、所謂集中巻きによってコイルCが形成されている。ワイヤ4は、アーマチュア1の所定のティースTと、コミュテータ2の所定のセグメントSとが接続されていて、アーマチュア1には3つのアーマチュア側連続領域51,51,51が形成され、コミュテータ2には、それに対応するように、それぞれが短絡された3つのコミュテータ側連続領域50,50,50が形成されている。
これら3つのアーマチュア側連続領域51に、カーボンブラシ5やコミュテータ側連続領域50を介して電流が供給されることで、マグネット6との作用によりシャフト3が回転するようになっている。
図8に、このモータの巻線構造を表した巻線図を示す。(a)は第1のコミュテータ側連続領域50及び第1のアーマチュア側連続領域51であり、(b)は第2のコミュテータ側連続領域50及び第2のアーマチュア側連続領域51であり、(c)は第3のコミュテータ側連続領域50及び第3のアーマチュア側連続領域51である。
すなわち、シングルフライヤ型の巻線機(図示せず)を用いて、アーマチュア1とコミュテータ2との間にワイヤ4が取り付けられていくのであるが、まず、(a)のように、始点(A)となる1番のセグメントSに取り付けられたワイヤ4は、シャフト3の周りを一周しながら4番のセグメントSに取り付けられ、続いて7番のセグメントSに取り付けられ、再度1番のセグメントSに取り付けられる。
そうして、アーマチュア1側にわたって、1番のティースTに所定回数巻き付けてコイルCを形成した後、シャフト3周りを一周しながら続けて4番のティースTにわたり、1番のティースTと同様にしてコイルCを形成する。更に、7番のティースTに同様にしてコイルCを形成した後、再びコミュテータ2側にわたって5番のセグメントSに取り付け、第1のコミュテータ側連続領域50及び第1のアーマチュア側連続領域51を形成する。
続けて(b)のように、その5番のセグメントSを始点(B)として、ワイヤ4は、シャフト3の周りを一周しながら8番のセグメントSに取り付けられ、続いて2番のセグメントSに取り付けられ、再度5番のセグメントSに取り付けられた後アーマチュア1側にわたって、5番のティースTでコイルCを形成した後、シャフト3周りを一周しながら続けて8番のティースT、2番のティースTの順にコイルCを形成する。その後再びコミュテータ2側にわたって、9番のセグメントSに取り付けて、第2コミュテータ側連続領域50及び第2アーマチュア側連続領域51を形成する。
更に続けて(c)のように、その9番のセグメントSを始点(C)として、ワイヤ4は、シャフト3の周りを一周しながら3番、6番、再度9番のセグメントSに取り付けられた後、アーマチュア1側にわたって、シャフト3周りを一周しながら9番、3番、6番のティースTの順にコイルCを形成した後、再びコミュテータ2側にわたって7番のセグメントSに取り付け、第3コミュテータ側連続領域50及び第3アーマチュア側連続領域51を形成するのである。
このように、コミュテータ2側及びアーマチュア1側にそれぞれシャフト3周りに一周しながら連続してワイヤ4を巻き付ける連続領域50,51を形成したことで、巻線機での巻線作業が簡単になり、作業時間の大幅な短縮を実現することができる。
特に、このモータの場合、ティースT及びセグメントSの個数が奇数であるため、一般によく利用されているフライヤが2つのダブルフライヤ式の巻線機の利用が難しく、効果的なものとなっている。
すなわち、ダブルフライヤ型の巻線機の場合、一度に2本のワイヤ4,4を巻き付けることができるため、巻線作業を比較的短時間で処理できるのであるが、通常はフライヤが対向状に位置しているため、これを利用できるのはティースT及びセグメントSが偶数のタイプに限られる。
そのため、このモータの場合、フライヤが1つのシングルフライヤ式の巻線機を利用することとなってそれだけ巻線作業時間を要することとなるが、本モータであれば、そのような場合であっても大幅に作業時間が短縮できるからである。
また、従来のモータと比べて、アーマチュア1側とコミュテータ2側との間をわたるワイヤ4の本数が減って、アーマチュア1とコミュテータ2とを近接して配置することが可能になるため、モータを小さく、つまり軸方向の寸法を小さくできる点でも優れている。
また、図9に示すように、各アーマチュア側連続領域51におけるワイヤ4の各コイルC間をわたる部分(わたり部4a)を、アーマチュア1におけるコミュテータ2側とは反対の側に位置するように、ワイヤ4を配線すれば、アーマチュア1側とコミュテータ2側との間をわたるワイヤ4の本数を更に減らすことができる。従って、アーマチュア1とコミュテータ2との間にスペースが確保でき、これらをより近接して配置することが可能となり、よりいっそうモータを小型化することができるようになる。
以上、説明したように、本発明のモータによれば、巻線作業が簡単になって、作業時間が大幅に短縮でき、高品質なモータを安定して量産できるようになる。そして、高出力でありながらも、小型に形成することができるので、例えば、パワーウインドやシートのリクライニング、サンルーフなど、車両の付属装置の駆動用として車両(自動車)に搭載される車載モータに好適なものとなる。
本発明のモータの巻線構造を説明するための図である。 ティースとセグメントとの位置関係を説明するための図である。 本発明の別のモータの巻線構造を説明するための図である。 本発明のまた別のモータの巻線構造を説明するための図である。 本実施形態のモータの縦断面図である。 図5におけるX−X線断面図である。 本実施形態のモータの要部を示す図である。 本実施形態のモータの巻線構造を説明するための図である。(a)〜(c)は、それぞれこの順に連続している。 本実施形態のモータの他の巻線構造を説明するための図である。この図は図8に対応している。
符号の説明
1 アーマチュア
2 コミュテータ
3 シャフト
4 ワイヤ
5 カーボンブラシ
6 マグネット
7 ハウジング
7a 外壁部
9 ベアリング
10 スロット
11 掛止部
50 コミュテータ側連続領域
51 アーマチュア側連続領域
T ティース
S セグメント
C コイル

Claims (12)

  1. シャフトと、
    周方向に所定間隔おきに配置される複数のティースを有し、上記シャフトに同軸に固定されるアーマチュアと、
    上記複数のティースに対応して設けられる複数のセグメントを有し、上記アーマチュアに隣接して上記シャフトに同軸に固定されるコミュテータと、
    上記コミュテータを介してアーマチュアに電流を供給するブラシと、
    周方向にNS交互に配置される複数の磁極を有し、上記アーマチュアの外周に近接して対向配置されるマグネットと、
    上記マグネットを支持するとともに、上記シャフトを回転自在に支持するハウジングと、
    上記複数のティースと上記複数のセグメント間に取り付けられる1本のワイヤと、
    を備え、
    上記複数のティースのそれぞれには、上記ワイヤを集中巻きすることによってコイルが形成されていて、
    上記ワイヤが、
    上記複数のセグメントのうち、所定の複数のセグメントに連続して取り付けられ、短絡している複数のコミュテータ側連続領域と、
    上記複数のコイルのうち、所定の複数のティースに連続して巻かれ、一連のコイル群が形成されている複数のアーマチュア側連続領域と、を有することを特徴とするブラシ付きモータ。
  2. 請求項1に記載のブラシ付きモータであって、
    上記アーマチュア側連続領域と上記コミュテータ側連続領域とが交互に連続して形成されていることを特徴とするブラシ付きモータ。
  3. 請求項2に記載のブラシ付きモータであって、
    上記複数のティースは、3N(Nは2以上の整数)個のティースからなり、
    上記複数のアーマチュア側連続領域が、第1から第3の3つのアーマチュア側連続領域で構成されていて、上記複数のティースのうち、所定の一つのティースから周方向に並ぶ各ティースに対して所定方向に順に連番を付した場合に、
    上記第1のアーマチュア側連続領域が3n−2(nは1以上の整数)番目の複数のティースで構成され、
    上記第2のアーマチュア側連続領域が3n−1(nは1以上の整数)番目に位置する複数のティースで構成され、
    上記第3のアーマチュア側連続領域が3n(nは1以上の整数)番目に位置する複数のティースで構成されていることを特徴とするブラシ付きモータ。
  4. 請求項3に記載のブラシ付きモータであって、
    上記複数のセグメントは、3N(Nは2以上の整数)個のセグメントからなり、
    上記複数のコミュテータ側連続領域が、第1から第3の3つのコミュテータ側連続領域で構成されていて、上記複数のセグメントのうち、所定の1のセグメントから周方向に並ぶ各セグメントに対して所定方向に順に連番を付した場合に、
    上記第1のコミュテータ側連続領域が3n−2(nは1以上の整数)番目の複数のセグメントで構成され、
    上記第2のコミュテータ側連続領域が3n−1(nは1以上の整数)番目に位置する複数のセグメントで構成され、
    上記第3のコミュテータ側連続領域が3n(nは1以上の整数)番目に位置する複数のセグメントで構成されていることを特徴とするブラシ付きモータ。
  5. 請求項4に記載のブラシ付きモータであって、
    上記マグネットが有する磁極数が6つであり、上記ティース及びセグメント数が9つであることを特徴とするブラシ付きモータ。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか一つに記載のブラシ付きモータであって、
    上記各コミュテータ側連続領域では、上記シャフトの周りを少なくとも一周する上記ワイヤに上記所定の複数のセグメントのそれぞれが取り付けられていて、その取り付けの終点が、取り付けの始点のセグメントか、もしくはそれより先のセグメントに位置していることを特徴とするブラシ付きモータ。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか一つに記載のブラシ付きモータであって、
    各アーマチュア側連続領域における上記ワイヤの各コイル間をわたる部分が、上記アーマチュアにおける上記コミュテータ側とは反対の側に位置していることを特徴とするブラシ付きモータ。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか一つに記載のブラシ付きモータであって、
    上記複数のセグメントのそれぞれには、上記ワイヤを引っ掛けるための掛止部が上記アーマチュア側に向けて設けられていることを特徴とするブラシ付きモータ。
  9. 請求項1〜請求項8のいずれか一つに記載のブラシ付きモータであって、
    上記ハウジングが上記シャフトの周囲を囲む円筒形状をした外壁部を有し、その外壁部の外径寸法が40mm以下であることを特徴とするブラシ付きモータ。
  10. 請求項9に記載のブラシ付きモータであって、
    上記ハウジングの肉厚が1.4mm〜1.6mmの範囲内に設定されていることを特徴とするブラシ付きモータ。
  11. 請求項1〜請求項10のいずれか一つに記載のブラシ付きモータであって、
    上記マグネットに、等方性希土類ボンド磁石が用いられていることを特徴とするブラシ付きモータ。
  12. 請求項1〜請求項11のいずれか一つに記載のブラシ付きモータであって、
    車両に搭載され、その付属装置の駆動に用いられていることを特徴とするブラシ付きモータ。
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