JP6490138B2 - 直流電動機 - Google Patents

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Description

この発明は直流電動機に関するものであり、特に複数種類の界磁発生手段によって界磁発生部が構成された直流電動機に関するものである。
直流電動機の種類として、自励式の直巻電動機と、他励式の他励電動機とが知られている。前者の自励式の直巻電動機は、負荷電流に応じて界磁も変化するため、負荷が増えると界磁が大きく増加する一方で、負荷が小さい時は界磁が弱まり回転速度が大きく上昇するという特徴を有する。後者の他励電動機は、負荷電流に関係なく界磁磁束が一定である。このため、他励電動機のトルクは、負荷電流に比例し、回転速度の増加に伴い比例的に減少する特徴がある。
これらの特性を生かして、特許文献1では、直流電動機の界磁を永久磁石による磁石界磁と、界磁鉄心及び界磁巻線による巻線界磁とにより構成している。これら磁石界磁及び巻線界磁により、駆動時には大きなトルクを発生できる。また、界磁巻線への電流が遮断されても永久磁石による磁石界磁が常に発生されている。このため、電動機が停止する際には、電動機が発電機として機能することで、すなわち電動機の回転子の惰性回転と磁石界磁との相互作用により回転機に制動力が与えられることで、電動機の惰性回転時間を短縮できる。
また、特許文献2では、モータの界磁部に永久磁石と界磁コイルの両方を備えた構成にすることで、モータの高回転性と低温時の高トルク性とを両立したモータを開示している。
特開平5−91705 特許第5959583号
特許文献1または2に記載された電動機は、界磁コイル及び永久磁石により界磁部が構成されている。一般的に、界磁コイルは界磁鉄心及びヨークにより挟み込むことで保持され、永久磁石はホルダ等を用いて保持される。界磁鉄心は、ヨークに溶接又はカシメにより固定される。しかしながら、組み付け方法が異なれば生産工程も増えてしまい、生産コスト及び設備コストが増大してしまう。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、生産コスト及び設備コストを抑えることができる直流電動機を提供することにある。
本発明に係る直流電動機は、アマチュアと、アマチュアの外側に配置された界磁発生部とを備え、界磁発生部は、円筒状のヨークと、ヨークの内周に組付けられた複数の永久磁石及び複数の界磁コイルユニットを有しており、界磁コイルユニットは、界磁鉄心及び界磁コイルが絶縁材料により一体成形されたものであり、永久磁石及び界磁コイルユニットは、当該永久磁石及び当該界磁コイルユニットの間にそれぞれ配置されるホルダによって、ヨークの内周に保持されており、1極の永久磁石の外周面がヨークの内周面の接する円弧領域の両端とヨークの中心とがなす角度が、1極の界磁コイルユニットの外周面がヨークの内周面に接する円弧領域の両端とヨークの中心とがなす角度と同じ角度にされている。
本発明の直流電動機によれば、界磁コイルユニットは、界磁鉄心及び界磁コイルが絶縁材料により一体成形されたものであるので、ヨークへの永久磁石及び界磁コイルユニットの組み付け方法を統一することができる。これにより、生産コスト及び設備コストを抑えることができる。
本発明の実施の形態1による直流電動機の断面概略図である。 本発明の実施の形態2による直流電動機の断面概略図である。 本発明の実施の形態3による直流電動機を含むスタータを示す回路図である。 図3のバッテリーの電圧(電源電圧)及びスタータ電流の時間変化を示すグラフである。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による直流電動機1の断面概略図である。直流電動機1は、アマチュア2と、界磁を発生する界磁発生部3とを有している。アマチュア2は、図示しない電機子巻線、電機子鉄心及び整流子を含むものであり、界磁発生部3の内側に回転自在に配置されている。
界磁発生部3は、アマチュア2の外側に配置されており、ヨーク30、複数の永久磁石31、複数の界磁コイルユニット32及び複数のホルダ33を有している。
ヨーク30は、磁気回路を形成するためのものであり、円筒状の磁性部材によって構成されている。ヨーク30の内周には、永久磁石31及び界磁コイルユニット32がヨーク30の周方向に等間隔に配置されている。
各永久磁石31は、円弧状の外形を有しており、ヨーク30の内周面に接して配置されている。
各界磁コイルユニット32は、界磁鉄心32a及び界磁コイル32bが絶縁材料32cにより一体成形されたものであり、永久磁石31と同様に円弧状の外形を有している。界磁鉄心32aは、断面T字状の外形を有する磁性部材である。界磁コイル32bは、界磁鉄心32aに巻き付けられた巻線である。絶縁材料32cは、樹脂などにより構成されるものであり、界磁鉄心32a及び界磁コイル32bを一体に固定している。
界磁コイルユニット32は、その界磁コイルユニット32としてヨーク30に着脱可能なものである。換言すると、界磁コイルユニット32はヨーク30に組付けられる前に予め形成されるものであり、界磁コイルユニット32の界磁鉄心32aはヨーク30から直接延出されたものではない。一般に、ヨークから延出された磁極に巻線を巻き付けて界磁コイルを形成することが行われている。このような一般的な形成方法では、狭い空間で巻線を磁極に巻き付けるため、界磁コイルの外観寸法にばらつきが生じやすい。本実施の形態の界磁コイルユニット32は、上述のような一般的は界磁コイルと比較して高い外観寸法精度を有している。
上述のように各界磁コイルユニット32が界磁鉄心32a及び界磁コイル32bが絶縁材料32cにより一体成形されたものであるため、ヨーク30への永久磁石31及び界磁コイルユニット32の組み付け方法を統一することができる。ヨーク30への永久磁石31及び界磁コイルユニット32の組み付け方法は任意であるが、本実施の形態ではホルダ33により永久磁石31及び界磁コイルユニット32がヨーク30の内周で保持されている。ホルダ33は、断面コ字状の部材であり、永久磁石31及び界磁コイルユニット32の間にそれぞれ配置されている。各ホルダ33は、永久磁石31及び界磁コイルユニット32の間でヨーク30の周方向に圧縮されており、永久磁石31及び界磁コイルユニット32をヨーク30の周方向に付勢している。永久磁石31及び界磁コイルユニット32は、各ホルダ33の付勢によりヨーク30の内側で保持されている。
1極の永久磁石31の外周面がヨークの30内周面の接する円弧領域の両端とヨーク30の中心Cとがなす角度α1が、1極の界磁コイルユニット32の外周面がヨーク30の内周面に接する円弧領域の両端とヨーク30の中心Cとがなす角度α2と同じ角度にされていることが好ましい。換言すると、ヨーク30の周方向における永久磁石31及び界磁コイルユニット32の延在幅が等しくされていることが好ましい。このように構成することで、永久磁石31及び界磁コイルユニット32の外観形状を合わせることができ、永久磁石31、界磁コイルユニット32及びホルダ33のレイアウト及び組み付け方法をより確実に統一することができる。これにより、生産性の向上及び生産コストダウンをより期待することができる。界磁コイルユニット32の組み付けについては永久磁石31の組立設備があれば、新規設備を必要としないことからも設備コストを抑えることが出来る。直流電動機1の界磁発生部3が1種類の界磁手段で構成されている仕様から、界磁発生部3を複数種類の界磁手段で構成する仕様に変更を検討する場合、本実施の形態の直流電動機1であればレイアウトの変更する必要が無いので検討時間を短縮できる。
このような直流電動機1では、各界磁コイルユニット32は、界磁鉄心32a及び界磁コイル32bが絶縁材料32cにより一体成形されたものであるので、ヨーク30への永久磁石31及び界磁コイルユニット32の組み付け方法を統一することができる。これにより、生産コスト及び設備コストを抑えることができる。
また、1極の永久磁石31の外周面がヨークの30内周面の接する円弧領域の両端とヨーク30の中心Cとがなす角度α1が、1極の界磁コイルユニット32の外周面がヨーク30の内周面に接する円弧領域の両端とヨーク30の中心Cとがなす角度α2と同じ角度にされているので、永久磁石31、界磁コイルユニット32及びホルダ33のレイアウト及び組み付け方法をより確実に統一することができる。
実施の形態2.
図2は、本発明の実施の形態2による直流電動機1の断面概略図である。図2に示すように、実施の形態2の構成は、実施の形態1の構成に補助磁極34を追加したものである。
補助磁極34は、断面矩形の磁性部材であり、界磁を発生する界磁コイルユニット32及び永久磁石31の増磁側に隣接して配置されている。このように補助磁極34が配設されることで、高電流域での高トルク化及び低電流域での高回転化を達成でき、直巻特性に近い直流電動機1を得ることができる。
補助磁極34は、ホルダ33とともに永久磁石31及び界磁コイルユニット32をヨーク30の内周に保持する。また、補助磁極34を位置決めに使用することができ、永久磁石31及び界磁コイルユニット32を補助磁極34に押し当てながらホルダ33で保持することができ、組み付け精度の向上と、組み付け効率の向上が期待できる。その他の構成は、実施の形態1と同じである。
このように、界磁発生部3に補助磁極34を追加してもよい。
実施の形態3.
図3は、本発明の実施の形態3による直流電動機1を含むスタータ4を示す回路図である。図3に示すスタータ4は、実施の形態1又は2の直流電動機1を含むものであり、図示しないエンジンを始動するためのものである。直流電動機1の機械的構成は図1又は図2に示す通りである。
図3に示すように、スタータ4は、直流電動機1に加えて、バッテリー5、始動スイッチ6、スタータスイッチ7及び短絡スイッチ8を含んでいる。バッテリー5は、直流電動機1に電力を供給する電源である。
始動スイッチ6は、後述のスタータスイッチ7の駆動コイル71及び保持コイル72の接続点とバッテリー5との間に接続されている。
スタータスイッチ7は、常開接点70、駆動コイル71及び保持コイル72を有している。常開接点70は、第1及び第2固定接点70a,70bと可動接点70cとを有している。第1固定接点70aはバッテリー5に接続されており、第2固定接点70bは短絡スイッチ8及び直流電動機1の界磁コイル32bに接続されている。可動接点70cは、駆動コイル71及び保持コイル72に電流が流されたときに第1及び第2固定接点70a,70b間を接続する。駆動コイル71及び保持コイル72は、第2固定接点70bとグランドとの間で直列に接続されている。
短絡スイッチ8は、常開接点80及び駆動コイル81を有している。常開接点80は、第1及び第2固定接点80a,80bと可動接点80cとを有している。第1固定接点80aはスタータスイッチ7の第2固定接点70bに接続されており、第2固定接点80bは直流電動機1のアマチュア2に接続されている。これら第1及び第2固定接点80a,80bには、直流電動機1の界磁コイル32bが並列に接続されている。可動接点80cは、駆動コイル81の一端にかかる電圧が所定値になったときに第1及び第2固定接点80a,80bを接続する。駆動コイル81は、第2固定接点70bとグラウンドとの間に接続されている。
次に、図3のスタータ4の動作について説明する。
まず第1ステップとして、エンジン始動要求により始動スイッチ6が閉路され、バッテリー5から始動スイッチ6を経由してスタータスイッチ7の駆動コイル71及び保持コイル72に電流が供給される。また、このとき、直流電動機1のアマチュア2及び界磁コイル32bにも電流が供給される。
第2ステップとして、駆動コイル71及び保持コイル72が通電されたことにより、スタータスイッチ7の常開接点70が閉路される(可動接点70cにより第1及び第2固定接点70a,70b間が接続される)。ここで、保持コイル72が始動スイッチ6を介してバッテリー5に接続されており、始動スイッチ6が閉路されているとき保持コイル72が通電され続けられる。これにより、スタータスイッチ7の常開接点70の閉路が維持される。
これにより、直流電動機1に回転トルクが発生し、噛合わされたピニオンギヤがエンジンのクランクシャフトに設けられたリングギヤ側へ移動を開始させる。スタータスイッチ7の常開接点70が閉路されると、駆動コイル71を流れる電流Iaがほぼ消滅し、バッテリー5からスタータスイッチ7を通して界磁コイル32b及びアマチュア2に電流Ibが供給される。これにより直流電動機1の回転力をエンジンクランク軸へ伝え、エンジンの始動を開始させる。
第3ステップとして、所定の時間経過後、直流電動機1が回転を開始してから発生する逆起電圧の作用により、短絡スイッチ8の駆動コイル81の一端にかかる電圧が直流電動機1の回転の上昇に伴い上昇し所定値になった時に短絡スイッチ8のプランジャが駆動されて、短絡スイッチ8の常開接点80が閉路される(可動接点80cにより第1及び第2固定接点80a,80b間が接続される)。これにより、界磁コイル32bが短絡されて、永久磁石31のみが界磁を発生し続ける。逆起電圧の作用により、自動で短絡スイッチ8が作動するため、複雑な制御が不要になり、システムを簡素化できる。さらに、短絡スイッチ8の閉路する電圧値を最適に設定することにより、短絡のタイミング及び、短絡時の電圧低下を調整することが可能である。
図4は、図3のバッテリーの電圧(電源電圧)及びスタータ電流の時間変化を示すグラフである。上述の第2ステップ(T2)においてスタータスイッチ7が閉路した際に直流電動機1に流れる突入電流をI1とする。バッテリー5の電圧をV0とし、バッテリー5の内部固有抵抗をRBとし、界磁コイル32bの抵抗値をRFとし、直流電動機1の内部抵抗をRMとし、各配線抵抗RWとすると、突入電流I1は以下の式で表される。
I1=V0/(RB+RW+RF+RM) 式(1)
上述の第3ステップ(T3)では、バッテリー5の内部固有抵抗RB、直流電動機1の内部抵抗RM及び各配線抵抗RWが存在する。なお第3ステップ以前に直流電動機1に電流が流れており、これにより直流電動機1が回転を開始することによる直流電動機1の逆起電圧Eが発生している。
このとき直流電動機1に流れる電流をI2とした場合、I2及びバッテリー5の電圧降下は、次式(2)で表わされる。
I2=(V0−E)/(RB+RW+RM) 式(2)
逆起電圧Eは、モータ定数をkとし、磁束量をΦとし、モータ回転速度をnとすると、以下の式(3)で表される。
E=k×Φ×n 式(3)
つまり、直流電動機1に流れる電流I2は仕様を変えることにより、調整することができる。
短絡スイッチ8の閉路する電圧値を高く設定すると、直流電動機1に発生する逆起電圧Eが高くなるまで、短絡しない。つまり、逆起電圧Eが高くなるので、式(2)よりI1>I2の関係となり、式(3)より、直流電動機1の回転速度のより高い所で、短絡スイッチ8をオンすることになるため、短絡までの時間が長くなってしまい、(T2からT3までの時間)エンジン始動に時間がかかってしまう。
そこで、図4のように、I1とI2が同等になるように短絡スイッチ8の閉路する電圧値を設定することで、短絡スイッチ8が閉路する時間が短くなり、瞬断を抑制し、かつ短時間でエンジン始動が可能になる。
このような実施の形態の構成によれば、第1ステップでは、回路上にスタータスイッチ7の駆動コイル71、界磁コイル32b及び各配線抵抗が存在し、第2ステップでは、界磁コイル32b及び各配線抵抗が存在し、第3ステップでは各配線抵抗が存在することになる。すなわち、3段階で電気抵抗が減少していくこととなる。さらに、第3ステップ以前に電流及び電流Ibにより直流電動機1が回転を開始することによりスタータの逆起電圧が増加し電流が抑制される。界磁コイル32bを抵抗体として使用する為、別途抵抗体を設定する必要が無くなり、構造が簡素化、体格を小さくすることができる。また、短絡により界磁コイル32bに流れる電流を減らし、界磁磁束を減らすことができ、トルク型から回転型に切り替わり、短時間でエンジンを始動することができる。それにより、スタータの動作時間が短縮され、静粛性が向上する。さらに界磁コイル32bによる銅損が少なくなるので効率が向上する。
このように、実施の形態におけるスタータ4では、スタータ始動時、まず、電源と直流電動機1との間に設置された界磁コイル32bに通電し、所定の時間経過後、短絡スイッチ8により界磁コイル32bに流れる電流を減少させることにより、初期突入電流を低減させ、電圧低下を抑制し、車載の電気機器に瞬断を与えない、効率良くエンジン始動を可能とするといった効果がある。また逆起電圧により、自動で短絡スイッチ8が作動する為、直流電動機1の回転検出センサ、タイマ回路等、複雑な制御が不要になり、システムが簡素化できる。
また、永久磁石31と界磁コイル32bの両方を備えることで、界磁コイル32bに通電することで界磁の強さが増大しモータトルクが高くなるので、例えば、低温時など、エンジンのフリクショントルクが大きい場合でも確実に始動することができる。
1 直流電動機、2 アマチュア、3 界磁発生部、30 ヨーク、31 永久磁石、32 界磁コイルユニット、32a 界磁鉄心、32b 界磁コイル、32c 絶縁材料。

Claims (1)

  1. アマチュアと、
    前記アマチュアの外側に配置された界磁発生部と
    備え、
    前記界磁発生部は、円筒状のヨークと、前記ヨークの内周に組付けられた複数の永久磁石及び複数の界磁コイルユニットを有しており、
    前記界磁コイルユニットは、界磁鉄心及び界磁コイルが絶縁材料により一体成形されたものであり、
    前記永久磁石及び前記界磁コイルユニットは、該永久磁石及び該界磁コイルユニットの間にそれぞれ配置されるホルダによって、前記ヨークの内周に保持されており、
    1極の前記永久磁石の外周面が前記ヨークの内周面の接する円弧領域の両端と前記ヨークの中心とがなす角度が、1極の前記界磁コイルユニットの外周面が前記ヨークの内周面に接する円弧領域の両端と前記ヨークの中心とがなす角度と同じ角度にされている、直流電動機。
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