JP5333102B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関するものである。
例えばロール紙(連続紙)のような連続状記録媒体に電子写真技術で画像を形成する画像形成装置においては、高速で画像形成を行うために、トナーで画像形成された連続状記録媒体に対して、定着手段で画像を定着する前に加熱手段を設けて加熱を行っている。
特許文献1には、熱による連続用紙のダメージを防止するため、連結フレームと連結フレーム回動装置とにより構成される予備加熱部材移動装置が、特許文献2は、プレヒータ表面に対し相対的に変位可能な突出部材を有する記録材持ち上げ装置を設けた電子写真装置の定着装置が、特許文献3には、印刷が一定時間以上停止したときにエアー噴出機を作動させて連続用紙にエアー噴出を行ないプレヒータから浮き上がらせるプリンタ装置が記載されている。
特開2006−267769号公報 特開平10−123864号公報 特開平07−319303号公報
本発明は、制動手段を設けない場合に比較して、加熱手段を連続状記録媒体から確実に離間できる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明の画像形成装置は、画像が形成された連続状記録媒体が搬送される搬送路と、前記搬送路上に配置され、前記画像が形成された連続状記録媒体に接触する方向および離間する方向に移動自在に設けられて当該連続状記録媒体を加熱する加熱手段と、前記加熱手段の搬送路上流側および下流側に設けられ、前記連続状記録媒体を挟んで搬送を制動する制動手段と、前記加熱手段を前記連続状記録媒体に接触させるとともに前記制動手段による前記連続状記録媒体の制動を解除し前記加熱手段を前記連続状記録媒体から離間する方向に移動させるとともに前記制動手段により前記連続状記録媒体を制動するように制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、前記制御手段は、前記連続状記録媒体を前記制動手段で制動した後に前記加熱手段が前記連続状記録媒体から離間する方向に移動するように制御する、ことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、上記請求項1または2に記載の発明において、前記制御手段は、前記加熱手段を前記連続状記録媒体に接触させ、次に、前記制動手段による前記連続状記録媒体の制動を解除した後に、当該連続状記録媒体が搬送されるように制御する、ことを特徴とする。
請求項4に記載の本発明の画像形成装置は、連続状記録媒体が搬送される搬送路と、前記搬送路上に設けられ、前記連続状記録媒体に画像形成を行う画像形成手段と、前記画像形成手段の搬送路下流側に配置され、前記連続状記録媒体に接触する方向および離間する方向に移動自在に設けられて当該連続状記録媒体を加熱する加熱手段と、前記加熱手段の搬送路上流側および下流側に設けられ、前記連続状記録媒体を挟んで搬送を制動する制動手段と、一対の回転体を備えて前記加熱手段の搬送路下流側に設けられ、前記一対の回転体が相互に接触する接触位置で前記連続状記録媒体を挟み、前記一対の回転体が相互に離間する離間位置で前記連続状記録媒体と離間するように配置される、画像形成された前記連続状記録媒体に画像を定着させる定着手段と、前記連続状記録媒体に画像を形成しているときには前記加熱手段を前記連続状記録媒体に接触する方向に移動させ、前記定着手段を前記接触位置にするとともに前記制動手段による前記連続状記録媒体の制動をせず、前記連続状記録媒体に画像を形成していないときには前記加熱手段を前記連続状記録媒体から離間する方向に移動させ、前記定着手段を前記離間位置にするとともに前記制動手段により前記連続状記録媒体を制動するように制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、制動手段を設けない場合に比較して、加熱手段を連続状記録媒体から確実に離間することが可能になる。
請求項2記載の発明によれば、制動手段で制動する前に加熱手段が連続状記録媒体から離間する場合に比較して、連続状記録媒体の姿勢の変化を抑えることができる。
請求項3記載の発明によれば、制動手段による連続状記録媒体の制動を解除する前に加熱手段を連続状記録媒体に接触させる場合に比較して、加熱手段が連続状記録媒体に接触したときのシワや波打の発生が抑制される。
請求項4記載の発明によれば、制動手段を設けない場合に比較して、画像を形成していないときに定着手段が連続状記録媒体から離間した状態であっても、加熱手段を記録媒体から確実に離間することが可能になる。
本発明の一実施の形態に係る画像形成装置を示す概念図である。 図1の画像形成装置に設けられた事前加熱部材および偏心カムを示す正面図である。 図2の側面図である。 図1の画像形成装置における画像形成動作実行時の事前加熱部材と定着器の位置を示す説明図である。 図1の画像形成装置における画像形成動作停止時の事前加熱部材と定着器の位置を示す説明図である。 図1の画像形成装置の制御系のブロック図である。 図1の画像形成装置において事前加熱部材が連続紙から離間した状態を示す図である。 変形例としての事前加熱部材が用いられた本発明の一実施の形態に係る画像形成装置を示す概念図である。 図8の画像形成装置において事前加熱部材が連続紙から離間した状態を示す図である。
以下、本発明の一例としての実施の形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための図面において、同一の構成要素には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
図1に示すように、本発明の一実施の形態に係る画像形成装置10は、画像形成が行われるロール紙などの連続紙P(連続状記録媒体の一例)が取り付けられる送り出しマンドレル11と、画像形成の終了した連続紙Pが巻き取られる巻き取りマンドレル12とを備えており、これらのマンドレル11,12の間に、連続紙Pが搬送される搬送路13が形成されている。そして、搬送路13上の複数箇所には、連続紙Pを搬送するための連続紙搬送ローラ14、およびテンションを与えながら連続紙Pを搬送路13上に沿って搬送するためのテンションローラ15が配置されている。また、搬送路13の巻き取りマンドレル12の近傍には、連続紙Pのループ量を判定して巻き取りマンドレル12の回転速度を制御するためのループ量判定ローラ24が配置されている。なお、図中、連続紙Pと搬送路13とは重なり合っているため、符号Pと符号13とを交互に付している。
送り出しマンドレル11から巻き取りマンドレル12に至る搬送路13上には、連続紙Pにトナー(現像剤の一例)で画像形成を行う画像形成ユニット16(画像形成手段)が設けられている。また、画像形成ユニット16の搬送路下流側には、画像形成ユニット16によって画像形成された連続紙Pを定着に先立って予め加熱する事前加熱部材17(加熱手段の一例)、事前加熱された連続紙Pに画像であるトナー像を熱定着させる2台の定着器18(定着手段の一例)、およびトナー像の定着された連続紙Pをファン19aで冷却する冷却器19が搬送方向に沿って順次設けられている。
さらに、事前加熱部材17の搬送方向の両側には、画像形成を行っていないときに連続紙Pを両面から挟んで搬送を制動する一対のブレーキ部材20(上流側ブレーキ部材20a、下流側ブレーキ部材20b)がそれぞれ設けられている。
なお、本実施の形態では、ブレーキ部材20(制動手段の一例)は一対のローラで構成されているが、ローラとバッドとの組み合わせ、一対のパッドの組み合わせなど、連続紙Pを挟んで搬送を停止させる様々な構造が採用される。
なお、本実施の形態の画像形成装置では、このように定着器18を2台配置することにより、プロセススピードが例えば1,000mm/s以上の超高速での画像形成であってもトナーの定着性が確保されるようにしている。
ここで、定着器18での定着に先立って、事前加熱部材17で連続紙Pを予め加熱する構造としているのは、次の理由による。
つまり、連続紙Pを使用した熱定着方式の画像形成装置10において、高速で画像形成を行った場合、連続紙Pの搬送速度が高速になると定着器18での加熱時間が十分に確保されなくなる。すると、トナーが定着器18のローラに付着してしまうコールドオフセットと呼ばれる現象が発生する。そこで、後述のように、連続紙Pの画像形成面と反対側の面に事前加熱部材17を接触させて連続紙Pとトナーとの界面の温度を予め上昇させることにより、高速印刷での加熱時間の不足分を補うようにしたものである。
ここで、画像形成ユニット16は、予め定められた速度で回転する像保持体である感光体ドラム16aと、感光体ドラム16aの表面を予め定められた電位に帯電する帯電ローラ16bと、感光体ドラム16aの表面に画像を露光して静電潜像を形成する露光装置16cと、感光体ドラム16a上に形成された静電潜像をトナーで現像する現像装置16dと、現像後の感光体ドラム16a上に残留した転写残トナーを除去するクリーニング装置16eとを備えている。
現像装置16dは、図1に示すように、収容されたトナーTを撹拌しながら現像ローラ16d−1へと供給し、当該現像ローラ16d−1に供給されたトナーの層厚を規制しながら、感光体ドラム16aと対向する現像領域へと搬送し、当該感光体ドラム16aの表面に形成された静電潜像をトナーで現像するように構成されている。
そして、感光体ドラム16aの連続紙Pを挟んで反対側には、このようにして感光体ドラム16aに形成されたトナー像を連続紙Pに転写するための転写ローラ21が設けられている。
なお、本実施の形態では、トナーつまり一成分の現像剤が用いられているが、キャリアとトナーとからなる二成分現像剤を用いてもよい。また、本実施の形態では、一つの画像形成ユニット16が設けられて例えば黒色など単一色での画像形成が行われるようになっている。
事前加熱部材17は、図2および図3に示すように、装置本体側のフレーム10aに取り付けられた第1のリニアスライダ17aを介して直線方向(ここでは、上下方向)に往復動するホルダサポート17b(収容体の一例)を有している。したがって、事前加熱部材17は上下方向に移動自在に、つまり昇降自在に設けられている。
なお、連続紙Pと事前加熱部材17との接触時間は、連続紙Pの同一箇所について例えば0.3秒以上となるように搬送速度が設定されている。
ホルダサポート17bの上端および下端には、前方に向かって延びる上面板17b−1および下面板17b−2が形成されている。上面板17b−1の幅方向中央には上下方向に開口した切り欠き部17b−1aが形成されており、この切り欠き部17b−1aを貫通するようにして、ホルダサポート17bに取り付けられた第2のリニアスライダ17cを介して直線方向(ここでは、上下方向)に往復動するローラホルダ17dが、当該ホルダサポート17bに保持されて設けられている。ローラホルダ17dの上部には、内部にヒータ17eが設けられ、連続紙Pに下方から接触してこれを加熱する加熱ローラ17fが取り付けられている。なお、ヒータ17eはローラホルダ17dに取り付けられたヒータホルダ17gに保持されている。
ここで、本実施の形態の事前加熱部材17は、連続紙Pを加熱する部位である加熱ローラ17fが画像形成装置10の最上部に位置している。これは、事前加熱部材17(より正確には、事前加熱部材17の加熱ローラ17f)から発生した熱が効果的に機外に排出されるようにするためであり、これによって、画像形成装置10を構成している部材の熱的劣化を防止している。
なお、図1に示すように、加熱ローラ17fの連続紙Pに対する接触面は、画像形成ユニット16による連続紙Pへのトナー像の形成面とは反対側の面、つまりトナー像の非形成面となっている。
加熱ローラ17fの取り付けられたローラホルダ17dの底面とホルダサポート17bの下面板17b−2との間には、コイルバネ17h(張力付与部の一例)が嵌め込まれている。また、ローラホルダ17dの両側部には、外方に向かって突出した一対の突起部17d−1が互いに同じ高さの位置に形成されている。この突起部17d−1はホルダサポート17bの上面板17b−1の下方に位置しており、ローラホルダ17dがコイルバネ17hのバネ力により第2のリニアスライダ17cに沿って上昇したときに、ホルダサポート17bの上面板17b−1に当たるようになっている。
このような構造の事前加熱部材17の下方には、偏心カム22(移動手段の一部としての一例)が配置されている。この偏心カム22は、円形の形状を呈しており、フレーム10aに支持されてステッピングモータなどの偏心カム駆動モータ25(移動手段の一部としての一例)により回転されるカムシャフト23に対して偏心して取り付けられている。
そして、偏心カム22を駆動する偏心カム駆動モータ25からの駆動力により、当該偏心カム22の外周面が事前加熱部材17のホルダサポート17bの底面と接触しながら回転することにより、図4に示すように、当該偏心カム22は、昇降自在に設けられた事前加熱部材17を上昇させて(押し上げて)連続紙Pに接触させる第1の位置に移動して停止する。
このとき、加熱ローラ17fが連続紙Pに接触する圧力に応じてコイルバネ17hが圧縮されるとともに、当該コイルバネ17hが伸縮して搬送時における連続紙Pの浮き上がりや沈み込みに加熱ローラ17fが追従するので、連続紙Pには常に所要の張力が付与されることになる。これにより、コイルバネ17hで付与される張力によって搬送時における連続紙Pの弛みがなくなり、事前加熱部材17が確実に連続紙Pに接触して加熱が行われる。
なお、張力付与部はコイルバネ17hに限定されるものではなく、上述したコイルバネ17hと同等の機能を有する様々な部材が適用される。
偏心カム22が上述の第1の位置から回転すると、事前加熱部材17は偏心カム22の外周面の接触位置の変化に従って、自らの重みによって重力方向へ下降していく。そして、図5に示すように、偏心カム22は、昇降自在に設けられた事前加熱部材17を、事前加熱部材17の自重を利用した小さいパワーで下降させて連続紙Pから離間させる第2の位置へと移動して停止する。なお、第2の位置は、偏心カム22の先端が最も低くなった位置(最下点)でもよいが、事前加熱部材17が連続紙Pから離間する位置であればよい。
ここで、事前加熱部材17は、本実施の形態のように自重で下降するのではなく、移動手段から加えられる外力により移動して連続紙Pと離間するようになっていてもよい。したがって、事前加熱部材17が連続紙Pと離間するのは図示するような下降した位置であってもよいが、下降した位置以外であってもよい。
事前加熱部材17が下降したとき、当該事前加熱部材17は連続紙Pに接触した際の圧力から解放されてコイルバネ17hが伸長され、当該コイルバネ17hのバネ力によりローラホルダ17dが第2のリニアスライダ17cに沿って上昇する。そして、図示するように、ローラホルダ17dに形成された突起部17d−1がホルダサポート17bの上面板17b−1に当たり、ローラホルダ17dがそれ以上に上昇することが阻止される。
本実施の形態の事前加熱部材17では、加熱ローラ17fとコイルバネ17hとがホルダサポート17bに収容されて相互に一体となって昇降する構造となっている。したがって、下降する事前加熱部材17の重量が大きくなって画像形成動作が停止したときの下降速度が速くなる。よって、画像形成動作が停止したときに、加熱ローラ17fとコイルバネ17hとがより一層速やかに重力方向へ下降して連続紙Pから離間するので、画像を形成していないときの事前加熱部材17による連続紙Pの熱的ダメージが確実に防止される。
なお、第1の位置は偏心カム22の先端が最も高くなった位置(頂点)でもよいが、本実施の形態では、頂点から少しずれた位置となっている。これにより、偏心カム駆動モータ25への給電が停止されたなどの理由により、偏心カム22を駆動する偏心カム駆動モータ25からの駆動力が遮断されたときには、事前加熱部材17は自重により下降して連続紙Pから離間し、偏心カム22を最下点(第2の位置)まで押し下げる。したがって、偏心カム22が駆動されなくなったときには、事前加熱部材17が連続紙Pから確実に離間されて連続紙Pの熱的ダメージが防止される。
但し、移動手段は本実施の形態のような偏心カム22などのカムと偏心カム駆動モータ25などのモータとの組み合わせに限定されるものではなく、事前加熱部材17を昇降させる第1の位置と第2の位置とに移動する様々な部材が適用される。
以上の構成を有する事前加熱部材17で事前加熱された連続紙Pにトナー像を定着させる定着器18は、図1に示すように、搬送方向に沿って2台配置されている。これらの定着器18は、ハウジング18aに収容された一対のローラ18b−1,18b−2(回転体の一例)を備えている。なお、ローラ18b−1,18b−2は、一方が駆動ローラ18b−1で、他方がこの駆動ローラ18b−1に圧力をもって接触して従動回転する従動ローラ18b−2となっている。また、各ローラ18b−1,18b−2には、連続紙Pを加熱するためのヒータ18cが装着されている。なお、定着器18は、1台でもよく、3台以上であってもよい。
図4および図5に示すように、定着器18を構成する一対のローラ18b−1,18b−2は、相互に接触する接触位置(図4)と、相互に離間する離間位置(図5)とに移動するようになっており、さらに、接触移動と離間位置とで連続紙Pの搬送姿勢が変化するように配置されている。これは、駆動ローラ18b−1が、定着器18の搬送方向の前後にそれぞれ配置されたテンションローラ15を結んだ直線上から離れる方向にオフセット配置されているからである。
すなわち、図5において、実線で示す連続紙Pの搬送姿勢は、一対のローラ18b−1,18b−2が相互に離間した離間位置のものである。このとき、駆動ローラ18b−1がオフセット配置されているので、連続紙Pは定着器18の搬送方向の前後にそれぞれ配置されたテンションローラ15を結んだ直線上になっており、一対のローラ18b−1,18b−2から離間している。
また、同図において、二点鎖線で示す連続紙Pの搬送姿勢は、一対のローラ18b−1,18b−2が相互に接触した接触位置のものである。このとき、連続紙Pは駆動ローラ18b−1に接触した従動ローラ18b−2に追従して搬送姿勢が変化され、駆動ローラ18b−1と従動ローラ18b−2とに挟まれている(図4も参照)。
なお、定着器18の駆動ローラ18b−1と従動ローラ18b−2は、画像を形成しているときには相互に接触して連続紙Pを挟む接触位置となり(図4)、画像を形成していないときには相互に離間して連続紙Pと非接触となる離間位置となる(図5)。
したがって、画像を形成していないときに従動ローラ18b−2が駆動ローラ18b−1から離間することで、これらのローラ18b−1,18b−2は連続紙Pから確実に離間することになる。
ここで、図示するように、駆動ローラ18b−1と従動ローラ18b−2とは直接には接触しておらず、連続紙Pを介しての間接的なものであるが、本願における接触とはこのような間接的接触も含まれる。
なお、本実施の形態では、従動ローラ18b−2が駆動ローラ18b−1から離間する構造になっているが、逆に、駆動ローラ18b−1が従動ローラ18b−2から離間する構造になっていてもよい。
以上の構造を有する画像形成装置10には、図6に示すように、制御系として主制御部30(制御手段の一例)、画像形成制御部31(制御手段の一例)、連続紙搬送制御部32(制御手段の一例)、温度制御部33(制御手段の一例)および定着制御部34(制御手段の一例)が備えられている。
主制御部30は、コンピュータ(図示せず)から送信される画像情報や制御情報を取得し、これらの情報を基に、画像形成制御部31、連続紙搬送制御部32、温度制御部33および定着制御部34を制御する。
画像形成制御部31は、主制御部30から取得した画像データ等に基づいて画像形成ユニット16の画像形成を制御する。
連続紙搬送制御部32は、連続紙Pの搬送速度および連続紙Pのループ量に基づいて連続紙搬送ローラ14の回転速度および巻き取りマンドレル12の回転速度を制御する。また、画像を形成しているときには連続紙Pの搬送を行い、画像を形成していないときには連続紙Pの搬送を停止するように、連続紙搬送ローラ14および巻き取りマンドレル12の回転を制御する。
温度制御部33は、事前加熱部材17の加熱ローラ17fに内蔵されたヒータ17eの温度、および定着器18のローラ18b−1,18b−2に内蔵されたヒータ18cの温度を制御する。
そして、定着制御部34は、定着動作にかかわる各部材の動作を制御する。
具体的には、定着制御部34は、偏心カム位置検出部35により偏心カム22の位置を検出しながら偏心カム駆動モータ25の回転を制御し、連続紙Pに画像を形成しているときには偏心カム22が第1の位置(事前加熱部材17を上昇させて連続紙Pに接触させる位置:図4)となり、連続紙Pに画像を形成していないときには偏心カム22が第2の位置(事前加熱部材17を自重で下降させて連続紙Pから離間させる位置:図5)となるように制御する。
また、定着制御部34は、ブレーキ部材位置検出部36により一対のブレーキ部材20(上流側ブレーキ部材20a、下流側ブレーキ部材20b)の位置を検出しながらブレーキ部材駆動モータ37の回転を制御し、連続紙Pに画像を形成しているときには一対のブレーキ部材20が連続紙Pから離間し(図4)、連続紙Pに画像を形成していないときには連続紙Pを両面から挟んで搬送を制動するように制御する。
なお、画像を形成していないとき、つまり連続紙Pが搬送されていないときに、事前加熱部材17の搬送方向の両側に設けられた上流側ブレーキ部材20aと下流側ブレーキ部材20bとで連続紙Pを挟むことにより、事前加熱部材17の前後に位置する連続紙Pがブレーキ部材20に制動されて姿勢の変化が抑制される。
したがって、ブレーキ部材20で連続紙Pを制動した後に事前加熱部材17を下降させると、連続紙Pは用紙の腰によって形態がほぼ保持され、事前加熱部材17の下降に合わせて下方に大きく弛んでしまうことはないので、事前加熱部材17が確実に連続紙Pから離間されることになり、画像を形成していないときの事前加熱部材17による連続紙Pの熱的ダメージが防止される。
なお、上流側ブレーキ部材20aと下流側ブレーキ部材20bとで挟まれる連続紙Pの長さが短ければ短いほど、ブレーキ部材20で制動されたときの連続紙Pの姿勢の変化が少なくなる。したがって、上流側ブレーキ部材20aと下流側ブレーキ部材20bは、事前加熱部材17と干渉しない範囲で、できる限り事前加熱部材17に近づけて配置するのがよい。
さらに、定着制御部34は、定着器駆動モータ38の回転を制御し、連続紙Pに画像を形成しているときには定着器18(より正確には、定着器18に設けられた駆動ローラ18b−1)が回転し、連続紙Pに画像を形成していないときには回転が停止するように制御する。
そして、定着制御部34は、従動ローラ位置検出部39により従動ローラ18b−1の位置を検出しながら従動ローラ移動モータ40の回転を制御し、連続紙Pに画像を形成しているときには定着器18の従動ローラ18b−2が駆動ローラ18b−1に接触する接触位置となり、連続紙Pに画像を形成していないときには定着器18の従動ローラ18b−2が駆動ローラ18b−1と離間する離間位置となるように制御する。
なお、モータ25,37,38,40は、その一部または全部を相互に共用化してもよい。また、偏心カム22、ブレーキ部材20、定着器18、従動ローラ18b−2はモータ以外の手段により駆動あるいは移動されるようになっていてもよい。
次に、以上の構成を有する画像形成装置10の動作について説明する。
画像形成動作の開始時においては、定着制御部34により、偏心カム駆動モータ25で偏心カム22が第1の位置に移動し、事前加熱部材17がコイルバネ17hのバネ力により連続紙Pに張力を与えた状態で接触する。次に、ブレーキ部材駆動モータ37によりブレーキ部材20が連続紙Pから離間した位置に移動することにより連続紙Pの制動を解除し、従動ローラ移動モータ40により従動ローラ18b−2が駆動ローラ18b−1と接触する位置に移動してニップ形成が行われる。さらに、温度制御部33により、事前加熱部材17のヒータ17eの温度および定着器18のヒータ18cの温度が予め決められた温度に制御され、冷却器19のファン19aが回転する。そして、連続紙搬送制御部32により連続紙搬送ローラ14および巻き取りマンドレル12が回転駆動されるとともに定着制御部34により定着器駆動モータ38で定着器18が駆動され、連続紙Pが搬送される。このような状態で、画像形成制御部31に制御された画像形成ユニット16において連続紙Pに対してトナーによる画像形成が行われる。
画像形成ユニット16でトナー像の形成された連続紙Pは、事前加熱部材17で加熱された後、定着器18によってトナー像が定着される。さらに、連続紙Pは冷却器19で冷却された後、巻き取りマンドレル12に回収される。
このように、事前加熱部材17が連続紙Pに接触し、次にブレーキ部材20が連続紙Pから離間した後に当該連続紙Pが搬送されるようにしているので、ブレーキ部材20で連続紙Pの姿勢変化が抑制された状態で事前加熱部材17が連続紙Pに接触することとなる。したがって、事前加熱部材17が連続紙Pに接触したときのシワや波打の発生が防止され、画像形成時の画質劣化が防止される。
また、画像形成動作の停止時においては、画像形成ユニット16が停止し、連続紙搬送ローラ14および巻き取りマンドレル12の回転が停止するとともに定着器18が停止し、連続紙Pの搬送が停止される。これとともに、事前加熱部材17のヒータ17eおよび定着器18のヒータ18cへの給電が停止され、冷却器19のファン19aの回転が停止する。次に、ブレーキ部材20が連続紙Pを挟んで搬送を制動する位置に移動し、その後、定着制御部34により、偏心カム駆動モータ25で偏心カム22が第2の位置に移動して事前加熱部材17が連続紙Pから離間し、従動ローラ移動モータ40により従動ローラ18b−2が駆動ローラ18b−1と離間する位置に移動してローラ18b−1,18b−2が連続紙Pから離間する。偏心カム22が第2の位置に移動したときの状態を図7に示す。
このように、連続紙Pの搬送をブレーキ部材20により制動してから事前加熱部材17を連続紙Pから離間するようにしているので、連続紙Pの姿勢の変化が抑制される。したがって、事前加熱部材17が離間しても連続紙Pは自由に動くことがなくなって、連続紙Pが搬送路13上に配置された部材に接触して汚染されることがない。
なお、再度画像形成を行う場合は、前述した画像形成動作の実行動作が繰り返されることになる。
ここで、画像形成動作が停止して偏心カム22が第2の位置に移動する際には、事前加熱部材17は偏心カム22の外周面の接触位置の変化に従って自重で速やかに重力方向へ下降し、連続紙Pから離間する。これにより、画像を形成していないときに、事前加熱部材17が搬送の停止された連続紙Pに接触したままになって事前加熱部材17の熱が与え続けられることがなくなり、連続紙Pに局所的に波打ちや変色などの熱的なダメージが発生することが防止される。
また、事前加熱部材17の連続紙Pからの離間は事前加熱部材17の自重を利用した下降動作となっているので、事前加熱部材17は偏心カム22の第2の位置への移動に伴って連続紙Pから離間される。
そして、事前加熱部材17が、連続紙Pの位置移動を伴わずに当該連続紙Pから離間するので、連続紙Pが位置移動する場合のように、画像形成動作に移行するときに連続紙Pが元の位置に戻らずに蛇行したり、波打ちが発生したりして、レジずれや像抜けが発生することもない。
また、画像形成動作が停止して定着器18の従動ローラ18b−2が駆動ローラ18b−1と離間する位置に移動することにより、連続紙Pがローラ18b−1,18b−2から離間する。これにより、画像を形成していないときに、定着器18が搬送の停止された連続紙Pに接触したままになってローラ18b−1,18b−2の熱が与え続けられることがなくなり、連続紙Pに局所的に波打ちや変色などの熱的なダメージが発生することが防止される。
そして、このような定着器18の連続紙Pからの離間は、従動ローラ18b−2が駆動ローラ18b−1と離間する位置に移動するという動作だけで実現されるので、定着器18の離間機構が、簡単な構造で低コストで実現される。
以上本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示された実施の形態はすべての点で例示であって、開示された技術に限定されるものではないと考えるべきである。すなわち、本発明の技術的な範囲は、前記の実施の形態における説明に基づいて制限的に解釈されるものでなく、あくまでも特許請求の範囲の記載に従って解釈されるべきであり、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許請求の範囲の要旨を逸脱しない限りにおけるすべての変更が含まれる。
たとえば、本実施の形態の事前加熱部材17では、ヒータ17eが内蔵された円柱形の加熱ローラ17fが連続紙Pに接触するようになっているが、図8および図9に示すように、面状ヒータ17iが貼り付けられた板状の加熱板17jでもよい。
図示する事前加熱部材17には、加熱板17jの搬送方向の両側に、連続紙Pがスムーズに加熱板17jに案内され、連続紙Pがスムーズに加熱板17jから送出されるためのローラ17mが設けられている。また、加熱板17jの底面には、下方に延びる一対のステー17kが設けられている。このステー17kは、加熱板17jの下方に配置された台座17nに上方に開口して形成されたガイド穴17n−1に嵌め込まれて、加熱板17jが上下方向に移動自在となっている。加熱板17jと台座17nとの間にはコイルバネ17qが嵌め込まれている。
このような構造によれば、図8に示すように、偏心カム22が第1の位置に移動すると、台座17nが押し上げられ、これに伴ってコイルバネ17qを介して加熱板17jのステー17kがガイド穴17n−1に沈み込みながら上昇し、連続紙Pに接触する。このとき、加熱板17jが連続紙Pに接触する圧力に応じてコイルバネ17qが圧縮されるとともに、当該コイルバネ17qが伸縮して搬送時における連続紙Pの浮き上がりや沈み込みに加熱板jが追従し、連続紙Pには常に所要の張力が付与される。これにより、コイルバネ17qで付与される張力によって搬送時における連続紙Pの弛みがなくなり、事前加熱部材17が確実に連続紙Pに接触して加熱が行われる。
また、図9に示すように、偏心カム22が第2の位置に移動すると、事前加熱部材17は自重によって下降して連続紙Pから離間する。このとき、コイルバネ17qが加熱板17jが連続紙Pに接触した際の圧力から解放されて伸張する。加熱板17jと台座17nとの間隔が開き、これに伴って、連続紙Pに接触した場合と比べてステー17kがガイド穴17n−1から出た状態となる。
以上の説明では、本発明を、単色のトナーで画像形成する画像形成装置に適用した場合が示されているが、感光体ドラムを備えた複数の画像形成ユニットを搬送路に沿ってタンデムに配置し、あるいは一つの感光体ドラムを共用化してその周囲に複数の画像形成ユニットを配置するようにして、カラーでの画像形成が行われる画像形成装置に適用してもよい。また、画像形成の方式としては電子写真方式に限らず、インクジェット方式など他の方式を採用しても構わないことは言うまでもない。
10 画像形成装置
10a フレーム
11 送り出しマンドレル
12 巻き取りマンドレル
13 搬送路
14 連続紙搬送ローラ
15 テンションローラ
16 画像形成ユニット
17 事前加熱部材
17a 第1のリニアスライダ
17b ホルダサポート
17b−1 上面板
17b−2 下面板
17b−1a 切り欠き部
17c リニアスライダ
17d ローラホルダ
17d−1 突起部
17e ヒータ
17f 加熱ローラ
17g ヒータホルダ
17h コイルバネ
17i 面状ヒータ
17j 加熱板
17k ステー
17m ローラ
17n 台座
17n−1 ガイド穴
17q コイルバネ
18 定着器
18a ハウジング
18b−1 駆動ローラ
18b−2 従動ローラ
18c ヒータ
20 ブレーキ部材
20a 上流側ブレーキ部材
20b 下流側ブレーキ部材
22 偏心カム
23 カムシャフト
25 偏心カム駆動モータ
30 主制御部
31 画像形成制御部
32 連続紙搬送制御部
33 温度制御部
34 定着制御部
35 偏心カム位置検出部
36 ブレーキ部材位置検出部
37 ブレーキ部材駆動モータ
38 定着器駆動モータ
39 従動ローラ位置検出部
40 従動ローラ移動モータ
P 連続紙
T トナー

Claims (4)

  1. 画像が形成された連続状記録媒体が搬送される搬送路と、
    前記搬送路上に配置され、前記画像が形成された連続状記録媒体に接触する方向および離間する方向に移動自在に設けられて当該連続状記録媒体を加熱する加熱手段と、
    前記加熱手段の搬送路上流側および下流側に設けられ、前記連続状記録媒体を挟んで搬送を制動する制動手段と、
    前記加熱手段を前記連続状記録媒体に接触させるとともに前記制動手段による前記連続状記録媒体の制動を解除し前記加熱手段を前記連続状記録媒体から離間する方向に移動させるとともに前記制動手段により前記連続状記録媒体を制動するように制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記連続状記録媒体を前記制動手段で制動した後に前記加熱手段が前記連続状記録媒体から離間する方向に移動するように制御する、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、
    前記加熱手段を前記連続状記録媒体に接触させ、次に、前記制動手段による前記連続状記録媒体の制動を解除した後に、当該連続状記録媒体が搬送されるように制御する、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 連続状記録媒体が搬送される搬送路と、
    前記搬送路上に設けられ、前記連続状記録媒体に画像形成を行う画像形成手段と、
    前記画像形成手段の搬送路下流側に配置され、前記連続状記録媒体に接触する方向および離間する方向に移動自在に設けられて当該連続状記録媒体を加熱する加熱手段と、
    前記加熱手段の搬送路上流側および下流側に設けられ、前記連続状記録媒体を挟んで搬送を制動する制動手段と、
    一対の回転体を備えて前記加熱手段の搬送路下流側に設けられ、前記一対の回転体が相互に接触する接触位置で前記連続状記録媒体を挟み、前記一対の回転体が相互に離間する離間位置で前記連続状記録媒体と離間するように配置される、画像形成された前記連続状記録媒体に画像を定着させる定着手段と、
    前記連続状記録媒体に画像を形成しているときには前記加熱手段を前記連続状記録媒体に接触する方向に移動させ、前記定着手段を前記接触位置にするとともに前記制動手段による前記連続状記録媒体の制動をせず、前記連続状記録媒体に画像を形成していないときには前記加熱手段を前記連続状記録媒体から離間する方向に移動させ、前記定着手段を前記離間位置にするとともに前記制動手段により前記連続状記録媒体を制動するように制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
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