JP5332766B2 - スイッチング電源回路 - Google Patents

スイッチング電源回路 Download PDF

Info

Publication number
JP5332766B2
JP5332766B2 JP2009062460A JP2009062460A JP5332766B2 JP 5332766 B2 JP5332766 B2 JP 5332766B2 JP 2009062460 A JP2009062460 A JP 2009062460A JP 2009062460 A JP2009062460 A JP 2009062460A JP 5332766 B2 JP5332766 B2 JP 5332766B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
circuit
output
power supply
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009062460A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010220330A (ja
Inventor
雅人 鹿島
敬人 菅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP2009062460A priority Critical patent/JP5332766B2/ja
Publication of JP2010220330A publication Critical patent/JP2010220330A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5332766B2 publication Critical patent/JP5332766B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Rectifiers (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Description

本発明は、入力交流電源から所定の直流電圧出力を得るスイッチング電源回路に関し、特にインダクタンス素子により商用交流電源を昇圧するとともに力率改善動作が可能となるスイッチング電源回路に関する。
商用交流電源(AC100V)が供給される多くの電子機器では、内部の電子回路を駆動する直流電源を得るためにスイッチング電源回路を用いている。そのため、スイッチング電源回路では商用交流電源を直流に変換する整流回路が必要になる。力率改善を行わないと、入力電圧のピーク時にだけ整流回路に接続されている平滑コンデンサに電流が流れることから、整流回路に高周波の電流および電圧成分が発生するとともに、力率が低下するという問題があった。
力率とは、交流回路における入力電圧と入力電流の同相成分の積である入力有効電力Pi(W)を、皮相電力(入力電圧の実効値と入力電流の実効値の積)で割った値であり、有効電力は皮相電力に負荷で決まる係数(力率)をかけたものとなる。AC100Vに抵抗負荷を付けた場合には、電圧波形と電流波形は同相になり力率は1となる。しかし、抵抗以外の負荷要因によって電圧位相に対して電流位相が遅れる場合もあって、その遅れた分だけ有効電力の部分が欠けるため、力率改善回路によって力率の低下を防止して消費電力を抑える必要があった。
図8は、従来の力率改善回路を用いたスイッチング電源回路を示す図である。
力率改善回路とは、交流入力電圧の位相と交流入力電流の位相を揃えることにより、力率を改善するとともに、有害なEMI(electro-magnetic interference)発生や機器の破壊に繋がる高周波の電流や電圧を抑制する回路である。図8のスイッチング電源回路においては、交流入力電圧を全波整流器1によって全波整流し、全波整流器1の出力端にはコンデンサ2の一端およびトランスTの一次側インダクタ3の一端が接続され、コンデンサ2によって後述の出力トランジスタ4のスイッチング動作に起因する高周波成分を除去する。トランスTの一次側インダクタ3には、その他端と基準電位(接地電位)の間にMOSFET(金属酸化物半導体電界効果トランジスタ、以下、出力トランジスタという。)4、ダイオード5、およびコンデンサ6からなる昇圧回路が設けられている。この昇圧回路によって全波整流器1から出力される整流電圧を昇圧整流することで、出力端子7と接地の間に接続される負荷(図示せず)に対して、例えば約400Vの直流出力電圧を供給することができる。
力率改善(PFC:power factor controller)回路10は、各種機能を一体にした集積回路によって構成され、フィードバック信号入力用のFB端子、出力トランジスタ4に流れる電流を検出するためのIS端子、出力用のOUT端子、ゼロクロス信号入力用のZCD端子、発振器13の発振波形を決定する抵抗接続用のRT端子、および位相補償素子を接続するためのCOMP端子を有している。また、集積回路内部には、トランスコンダクタンスアンプからなるエラーアンプ11、PWMコンパレータ12、発振器13、オア回路14a,14b、RSフリップフロップ15、ZCDコンパレータ16、タイマ17、過電圧保護用のOVPコンパレータ18、および過電流を検出するためのコンパレータ19が設けられている。
力率改善回路10のRT端子は、一端が接地されたタイミング抵抗R1と接続されている。ZCD端子は、抵抗R2を介してトランスTの二次側インダクタ8の一端と接続され、二次側インダクタ8の他端は接地されている。OUT端子は、出力トランジスタ4のゲート端子と接続されている。出力トランジスタ4のソース端子は、一端が接地された電流検出抵抗R3の他端に接続され、この接続点はIS端子に接続されている。出力端子7は、直列接続された分割抵抗R4,R5を介して接地され、分割抵抗R4,R5の接続点がFB端子に接続されている。COMP端子は、コンデンサC1を介して接地され、このコンデンサC1に対して抵抗R6とコンデンサC2の直列回路が並列接続されている。なお、力率改善回路10にはその他に、図示しない電源電圧入力用のVCC端子、グランド接続用のGND端子なども備えている。
上述した力率改善回路10によって、昇圧回路におけるインダクタ電流と負荷への出力電圧との位相を揃えるようにしている。
ここでは、力率改善回路10のエラーアンプ11は、その非反転入力に基準電圧Vrefを受け、反転入力にFB端子が接続されている。このエラーアンプ11の出力は、COMP端子およびPWMコンパレータ12の反転入力に接続されている。PWMコンパレータ12の出力は、オア回路14aを介してRSフリップフロップ15のリセット端子と接続されている。発振器13は、RT端子を介して外部のタイミング抵抗R1と接続され、タイミング抵抗R1の抵抗値に応じた傾きを持つ鋸歯状の発振出力を生成し、その発振出力はPWMコンパレータ12の非反転入力に供給される。ZCDコンパレータ16は、非反転入力に基準電圧Vzcdを受け、反転入力側がZCD端子に接続されている。ZCDコンパレータ16の出力は、タイマ17の出力とともにオア回路14bを介してRSフリップフロップ15のセット端子に供給される。RSフリップフロップ15の出力QはOUT端子を介して出力トランジスタ4のゲート端子に供給される。また、OVPコンパレータ18は反転入力側で基準電圧Vovpを受け、非反転入力側がFB端子に接続されていて、その出力がオア回路14aを介してRSフリップフロップ15のリセット端子に接続されている。さらに、コンパレータ19は反転入力側で基準電圧Vovcを受け、非反転入力側がIS端子に接続されていて、その出力がオア回路14aを介してRSフリップフロップ15のリセット端子に接続されている。
図8に示すスイッチング電源回路における力率改善はオン幅固定制御方式と呼ばれるものであって、このオン幅固定制御方式は消費電力が小さい、例えば250W程度以下の電子機器に用いられる。
また、力率改善回路で用いられる制御方式には、ピーク電流モード制御(PCMC:peak current mode control)、平均電流モード制御(ACMC:average current mode control)など複数の制御方式があるが、ここでは図8に示すオン幅固定制御の力率改善回路10について説明する。
ZCDコンパレータ16では、昇圧回路におけるトランスTの一次側インダクタ3に流れるインダクタ電流がゼロになる電圧値を検出している。ZCDコンパレータ16がインダクタ電流ゼロを検出すると、その出力がH(High)になってRSフリップフロップ15にセット信号として出力されるから、RSフリップフロップ15の出力QがHになり、この信号がOUT端子から出力されて出力トランジスタ4がオンになる。また、ZCDコンパレータ16の出力信号は発振器13にも入力されていて、この発振器13がZCDコンパレータ16の出力によりトリガーされると、出力トランジスタ4がオンになるタイミングと同じタイミングで、発振器13で鋸歯状の発振出力(鋸歯状波信号)の生成を開始する。なお、この鋸歯状波信号が所定値に達すると、発振器13では発振出力の生成を中止して発振出力を初期値にリセットし、次のトリガー入力を待つことになる。
つぎに、出力端子7に出力される直流電圧の分割抵抗R4,R5による分圧信号がフィードバック電圧としてFB端子にフィードバックされ、このフィードバック電圧と基準電圧Vrefとの差を増幅した誤差信号Verrがエラーアンプ11によって生成される。PWMコンパレータ12では、誤差信号Verrと発振器13からの鋸歯状波信号を比較し、鋸歯状波信号が誤差信号に達したことを検出するとRSフリップフロップ15にリセット信号を出力する。これにより、RSフリップフロップ15の出力QがL(Low)になる。Lとなった出力Qが力率改善回路10のOUT端子から出力されると、出力トランジスタ4がオフになる。
このとき、スイッチング電源回路の出力端子7に接続された負荷の大きさが一定であれば、誤差信号も一定になり、出力トランジスタ4のオン幅は鋸歯状波信号が基準値からスタートして誤差信号に達するまでの時間であることから、当該オン幅は一定に制御される。しかし、スイッチング電源回路の入力が交流電圧であるために、その位相角によって一次側インダクタ3の両端電圧が変化する。そのため、トランスTの一次側インダクタ3に流れるインダクタ電流は、その傾きが入力電圧に依存して変化して、インダクタ電流のピーク値(すなわち出力トランジスタ4がオフするタイミングの電流値)はAC波形になる。
この動作により、オン幅固定制御方式による力率改善回路10ではゼロクロススイッチング制御によるゼロ電流スイッチングが行われ、これにより低損失・低ノイズ動作が実現される。しかし、出力トランジスタ4のオンオフ毎にインダクタ電流がリセットされることによってそのピーク電流が大きくなる(ピーク電流は実効電流の2倍となる)。したがって、ワッテージの大きなスイッチング電源回路ではインダクタンスが大きくなりすぎることから、連続制御方式が採用される。
上述した力率改善回路では、昇圧回路を構成するため、異常時に昇圧後の電圧が無制限に上昇しないよう、力率改善回路10内には過電圧保護機能が内蔵されている。すなわち、FB端子に接続されたOVPコンパレータ18でフィードバック電圧の上昇を監視しているため、それが基準電圧Vrefより一定のパーセンテージだけ高い基準電圧Vovpまで上昇した場合にはRSフリップフロップ15にリセット信号が出力され、スイッチング動作が停止されることになる。
図9は、従来の力率改善回路における電源起動時および過渡応答の電圧電流波形を示す図である。図8に示す従来の力率改善回路はソフトスタート回路を有していないので、このとき過電圧が発生する。同図(a)は出力端子7に接続した負荷への出力電圧、(b)は出力トランジスタ4のオンオフを制御する出力トランジスタ4のゲート信号、(c)はインダクタ電流のピーク値の包絡線を示している。例えば、過電圧保護機能の基準電圧Vovpが400Vに設定された場合、図9(a),(b)に示すように、負荷への電圧がこの値を少しでも超えると出力トランジスタ4がオフとなり、スイッチング動作が停止して、トランスTの一次側インダクタ3の電流もゼロ(零)になる(ダイオード5がなければマイナスに下がり続ける)。また、図9の従来の力率改善回路10では、定常動作のときに出力電圧のオーバーシュートが発生して同様の過電圧動作となっても、同様にスイッチング動作が急に停止する。
トランスTの一次側インダクタ3に電流が流れている状態では、そこに磁界が発生していて、そのためトランスTのコア等に磁歪(機械的変形)が生じている。通常のスイッチング動作では、ゼロ電流スイッチングでインダクタ電流がゼロとなったときに出力トランジスタ4のスイッチング動作を停止すると、コアを磁歪させる磁界はなくなるが、磁歪による変形が元の状態に戻りきってはいない。そして、コアの変形がなくなって原形に復帰する以前に、図9(c)に示すように次のスイッチング周期に入って再びインダクタ電流が流れると、そこに磁歪が発生する。こうした動作が繰り返されるとき、トランスTでは各インダクタ3,8をスイッチング周波数で機械的に強制振動させていることになる。この時、コアはスイッチング周波数で振動していて、スイッチング周波数が可聴領域に入っていなければトランスTの音鳴りは発生しない(超音波としては発生している)。スイッチング動作をいきなり停止させると、コアの機械的な固有振動周波数で磁歪エネルギが解放される振動が起き、固有振動周波数が可聴領域にあれば、停止させた瞬間に単発的な音がする。したがって、入力電流の急激な変化が発生するときには、トランスTでの音鳴り(コア鳴り)が発生する。
特に、力率改善回路の起動動作の完了時には、上記のように必ず単発的な音鳴りが発生してしまうことになる。これを防ぐために、ソフトスタート回路を付加して起動時のオーバーシュートを防ぐことが行われる(例えば特許文献1)。
特開2007−295800号公報(段落[0042]〜[0049]および図7参照)
こうしたスイッチング動作の停止に伴う音鳴りは、リビングなどの静かな環境で使用される家電機器(例えばTVなど)における騒音として問題となる。
すなわち、特許文献1に示されるソフトスタート回路を付加して起動時のオーバーシュートを防ぐ方式は、電源起動時の音鳴りに対して一定の効果を生じるが、力率改善回路10を集積回路として構成した場合は、ソフトスタートのための専用ピンが必要になる。したがって、力率改善回路を多ピン(16Pin/20Pin)で構成した場合には騒音防止が可能であっても、8Pinのような少ないピン数の半導体装置(IC)でスイッチング電源回路の起動時にスイッチング動作の停止に伴う音鳴りを防止することは困難であった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、少ないピン数の集積回路でスイッチング動作の開始時での過電流に起因する音鳴りを防止したスイッチング電源回路を提供することを目的とする。
本発明では、上記問題を解決するために、入力交流電源から所定の直流電圧出力を得るスイッチング電源回路は、前記入力交流電源を全波整流する全波整流手段と、前記全波整流手段の出力端子に一端が接続される昇圧用のインダクタンス素子と、前記インダクタンス素子の他端と基準電位との間に接続されるスイッチング手段と、前記インダクタンス素子の他端と接続され、前記インダクタンス素子の他端からの電流を整流平滑化して所定の電圧値として前記直流電圧出力を生成する直流電圧生成手段と、前記直流電圧出力に応じた基準電圧が設定され、前記全波整流手段の出力端子電圧および前記直流電圧出力の大きさを示すフィードバック電圧と前記基準電圧との差電圧を増幅した誤差信号に基づいて、前記スイッチング手段のオン時間を制御する力率改善手段とから構成される。
このスイッチング電源回路の力率改善手段では、前記フィードバック電圧が前記基準電圧より低い第1の保護電圧を超えない間、前記フィードバック電圧が増加するにしたがって前記スイッチング手段をオンオフさせる信号の生成に使われる鋸波信号のランプ波形の傾きを小さくすることにより前記スイッチング手段のオン時間を増加させるようにしている。
本発明のスイッチング電源回路によれば、過電圧保護動作時におけるインダクタの音鳴りの発生を抑制することができる過電圧保護機能が、少ないピン数の集積回路によって実現できる。
本発明を適用したオン幅固定制御方式によるスイッチング電源回路を示す回路図である。 実施の形態に係るソフトスタート回路の具体的な構成を示す回路図である。 実施の形態に係るOTAの具体的な構成を示す回路図である。 図2に示すスタートリセット回路の構成例を示す図である。 実施の形態に係るランプ発振器の具体的な構成を示す回路図である。 実施の形態のスイッチング電源回路におけるスイッチング動作を示すタイミングチャートである。 本発明を適用した別のスイッチング電源回路を示す回路図である。 従来の力率改善回路を用いたスイッチング電源回路を示す図である。 従来の力率改善回路における電源起動時および過渡応答の電圧電流波形を示す図である。
以下、図面を参照してこの発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明を適用したオン幅固定制御方式によるスイッチング電源回路を示す回路図、図2は実施の形態に係るソフトスタート回路の具体的な構成を示す回路図である。
図1のスイッチング電源回路は、従来のスイッチング電源回路(図8)における力率改善回路10の発振器13をランプ発振器30として、そのランプ波形を制御するためのソフトスタート回路20を付加した構成となっている。このソフトスタート回路20は、FB端子へのフィードバック電圧が増加するに従い単調増加する発振信号の傾きを小さくするようにランプ発振器30に指令するように動作するものである。他の構成については、図8の力率改善回路10と同じであり、同じ部位には図8で用いたものと同じ符号をつけて、それらの説明を省略する。
ソフトスタート回路20は、図2に示すように、FB端子から入力されるフィードバック電圧に応じてソフトスタート電流Ioutを出力する電流アンプ(電圧電流変換アンプ:Operational Trans-conductance Amplifier、以下、OTAという。)21と、このOTA21を制御するためのコンパレータ22、RSフリップフロップ23、およびスタートRST回路24によって構成されている。
コンパレータ22には、反転入力側に第1の保護電圧として例えば、2.4Vのソフトスタート完了電圧V1が供給され、非反転入力側にフィードバック電圧が供給されている。RSフリップフロップ23は、そのセット端子がスタートリセット(RST)回路24の出力端に接続されるとともに、そのリセット端子がコンパレータ22の出力側と接続されている。なお、スタートリセット回路24には図示しない誤動作防止用のUVLO(:Under Voltage Lock Out)回路から出力される検出信号Vreg_UVLOが入力されている。このUVLO回路は、力率改善回路10に与えられる電源電圧Vccが低いときに力率改善回路10が動作を開始すると誤動作を招くので、それを防止するための回路である。電源電圧が低いときの検出信号Vreg_UVLOの値はHであり、電源電圧が所定の値を超えて力率改善回路10が誤動作する恐れが無くなるとLになる。ここでは、検出信号Vreg_UVLOの値がLになると、力率改善回路10の動作が開始する。
図3は、実施の形態に係るOTAの具体的な構成を示す回路図である。また、図2に示すスタートリセット回路24の構成例を図4に示す。
最初に、図3に示したOTA21の具体的な構成を説明する。なお、ランプ発振器30は、ソフトスタート回路20からのソフトスタート電流Ioutと、インダクタ電流ゼロを検出したときのZCDコンパレータ16からの信号出力とを受けて、出力トランジスタ4がオンするタイミング毎に単調増加する発振信号を出力する発振回路である。このランプ発振器30の構成については、後に図5においてその一例を具体的に説明する。
このOTA21では、Pチャネル型のMOSFET(以下、単にトランジスタという。)QP1は、そのソースがVreg端子と接続され、ゲートがBias端子と接続されている。トランジスタQP1のドレイン側には、Pチャネル型のトランジスタQP2とNチャネル型のMOSFET(以下、単にトランジスタという。)QN1を直列に接続した第1の直列回路、およびトランジスタQP3,QN2を直列に接続した第2の直列回路が接続され、これらの直列回路の他端はGND端子によって接地されている。第1の直列回路では、トランジスタQP2のゲートに第2の保護電圧V2(=0.9Vref)が印加され、第2の直列回路では、トランジスタQP3のゲートがFB端子と接続されている。また、トランジスタQP2,QP3とGND端子とを接続するトランジスタQN1,QN2は、それぞれダイオード接続されるとともにトランジスタQP2,QP3に対する負荷MOSを構成している。
トランジスタQN3は、ゲートがEnb_b端子と接続され、第2の直列回路のトランジスタQN2に対して、そのドレインソース間を短絡するように並列に接続されている。トランジスタQP4,QN4は、両者のドレイン同士を接続して第3の直列回路を構成するものであって、トランジスタQP4のソースがVreg端子と接続され、トランジスタQN4のソースがGND端子によって接地されている。この第3の直列回路では、トランジスタQN4のゲートがトランジスタQN2のドレインに接続され、第2の直列回路に対してトランジスタQN4がトランジスタQN2と互いにカレントミラーを構成している。また、トランジスタQP5は、そのソースがVreg端子と接続され、ドレインがIout端子と接続され、トランジスタQP4のゲートがトランジスタQP5のゲートと接続され、これらのトランジスタQP4,QP5が互いにカレントミラーを構成している。ここで、トランジスタQN3はトランジスタQN2,QN4のゲート電圧を同時にゼロにするために配置されたものであって、それによりこれらのトランジスタQN2,QN4をオフ状態としてOTA21の出力電流Ioutをゼロとすることができる。
つぎに、図4に示すスタートリセット回路24について説明する。ここで、Nチャネル型のトランジスタQN5は、ゲート端子に検出信号Vreg_UVLOが供給され、そのドレイン端子には内部電源Vccから電源供給される定電流源25が接続されている。コンデンサ26は、一端が定電流源25と接続され、その他端がトランジスタQN5のソース端子とともに接地されている。定電流源25とコンデンサ26との接続点に接続されたインバータ27は、所定のスレッシュ電圧を有し、コンデンサ26の充電電圧を反転して図2に示すRSフリップフロップ23のセット信号として出力するものである。
このように構成されたスタートリセット回路24では、全波整流器1への交流入力電圧がオンとなっても、なお力率改善回路10を構成する集積回路の内部電源Vccが低い場合に、検出信号Vreg_UVLOがHとなってトランジスタQN5がオンしている。そのため、スタートリセット回路24からのセット信号がHとなり、RSフリップフロップ23からの状態信号QbはLとなっている。その後、力率改善回路10の内部電源Vccが上昇してUVLO回路の検出信号Vreg_UVLOの値がLになると、力率改善回路10は動作状態になってトランジスタQN5がオフし、スタートリセット回路24ではコンデンサ26を定電流で充電し続けるが、その端子電圧が次段のインバータ27のスレッシュ電圧を超えるまでの一定時間だけその出力はH状態を維持する。そして、コンデンサ26がインバータ27のスレッシュ電圧を超えて充電されると、スタートリセット回路24の出力はLに反転し、RSフリップフロップ23のセット信号が解除される。
こうして、力率改善回路10の初期状態としてはRSフリップフロップ23にセット信号が入力された状態が持続され、その後検出信号Vreg_UVLOの値がLになって力率改善回路10が動作を開始してから所定時間後に、RSフリップフロップ23のセット信号が解除されることになる。
ここでは、ソフトスタート完了電圧がエラーアンプ11の基準電圧Vrefより低い第1の保護電圧V1として、例えば2.4Vに設定されている。フィードバック電圧がこの第1の保護電圧V1に達するとコンパレータ22の出力がHとなり、RSフリップフロップ23にリセット信号が入力され、RSフリップフロップ23の状態信号QbはHとなる。RSフリップフロップ23の状態信号QbはOTA21のEnb_b端子に供給されているので、状態信号QbがLのときOTA21が出力電流Ioutを出力するが、状態信号QbがHとなるとOTA21の出力電流Ioutはゼロとなる。すなわち、OTA21は初期状態からフィードバック電圧がこの第1の保護電圧V1に達するまでの期間、出力電流Ioutを出力する。
ここで、第1の保護電圧V1が低すぎると、出力電圧がまだ低いときにソフトスタート動作が終了して通常動作に移行してしまうので、従来のソフトスタート回路を有しない力率改善回路と同様に誤差信号Verrが過大となり、出力電圧がオーバーシュートしてしまう。そこで、出力電圧が設定電圧に近くなったとき、すなわち、FB端子に入力されるフィードバック電圧が設定された基準電圧Vrefに近い電圧値となり、COMP端子の電圧が下がってきたポイントでソフトスタートを完了させる必要がある。なお、この第1の保護電圧V1に対する応答は、COMP端子に接続される位相補償回路(コンデンサC1,C2および抵抗R6)の回路定数によって変化するため、製品設計では想定される応答特性でポイントの最適化を行うことになる。
また、OTA21では、トランジスタQP1がOTA21の外部からBias端子に供給される電圧によって定まる定電流、例えばI0を、第1、第2の直列回路に供給するように動作する。差動増幅対を構成するトランジスタQP2,QP3では、両者のゲート電圧が等しければそれぞれに等しい電流(すなわち、I0/2)が流れる。ここで、トランジスタQP3のゲートに加わるフィードバック電圧がトランジスタQP2のゲート電圧(第2の保護電圧V2)より低いと、トランジスタQP3はトランジスタQP2より電流が流れやすくなる。したがって、一方のトランジスタQP3には定電流I0の半分より大きな電流が流れ、他方のトランジスタQP2には半分より小さい電流が流れる。また、トランジスタQP3のゲート電圧とトランジスタQP2のゲート電圧との差が大きいほど、両者に流れる電流の差も大きくなる。
いま、トランジスタQP3のゲートをOTA21の反転入力端子として、そこにフィードバック電圧が印加され、トランジスタQP2のゲートをOTA21の非反転端子として、そこに第2の保護電圧V2(=0.9Vref)が印加されているので、電源立ち上げ直後に、フィードバック電圧がゼロのときにトランジスタQP3に最も多くの電流が流れ、その後にスイッチング電源回路の出力電圧、およびフィードバック電圧が上昇するにつれて、トランジスタQP3に流れる電流が減少していく。
トランジスタQP3に流れる電流はそのままトランジスタQN2に流れ、このトランジスタQN2とカレントミラーを構成するトランジスタQN4にトランジスタQP3の電流に比例した電流が流れる。ここで、トランジスタQN2,QN4のサイズが互いに等しければ、等しい電流が流れる。また、第3の直列回路のトランジスタQP4もトランジスタQP5とカレントミラーを構成していることから、最終的には、トランジスタQP5にはトランジスタQP3に流れる電流に比例した大きさで出力電流Ioutが流れることになる。この出力電流Ioutは、後述するランプ発振器30において定電流源31に対する追加充電電流として供給される。
なお、トランジスタQN3のゲートには、ソフトスタート回路20を構成するRSフリップフロップ23の状態信号Qbが入力されている。したがって、フィードバック電圧が第1の保護電圧V1まで増加すると、RSフリップフロップ23がリセットされて状態信号QbがHレベルに反転して、トランジスタQN3がオンとなり、トランジスタQN3はトランジスタQN2,QN4のゲート電圧をゼロにする。
図5は、実施の形態に係るランプ発振器の具体的な構成を示す回路図である。
ランプ発振器30は、定電流源31、トランジスタQP6,QN6、コンデンサ32、コンパレータ33、およびRSフリップフロップ34から構成されている。
このランプ発振器30は、定電流源31に対してOTA21の出力電流Ioutが加算されるように流入している点を除いて、電源制御用のICでよく使われる鋸波(ランプ波形)を生成する発振回路である。トランジスタQP6,QN6は、互いのドレイン同士が接続され、定電流源31と接地との間で直列接続されている。コンデンサ32は、トランジスタQP6,QN6の接続点と接地との間に配置されていて、コンデンサ32の充電電圧がコンパレータ33の非反転入力側に入力される。
コンパレータ33の反転入力端子には、基準電圧Vhが入力されている。RSフリップフロップ34には、このコンパレータ33の出力信号がセット入力として供給され、リセット入力にはZCDコンパレータ16の電流検出信号が供給される。すなわち、RSフリップフロップ34は、コンパレータ33の出力信号によりセットされ、ZCDコンパレータ16の出力信号によってリセットされるように接続されている。また、コンパレータ33の状態出力(Q)は、トランジスタQP6,QN6の各ゲートに接続されている。
つぎに、ランプ発振器30の発振動作について説明する。2つのトランジスタQP6,QN6は相補的にオンオフ動作して、一方がオン状態であれば他方はオフ状態となる。いま、定電流源31側のトランジスタQP6がオンしていると、定電流源31からの電流とソフトスタート回路20のOTA21から供給される電流Ioutとが加算された電流がコンデンサ32に蓄積される。コンデンサ32の充電時間が短いためOTA21から出力される電流値が一定であるとすれば、コンデンサ32の電圧は直線的に上昇してコンパレータ33の基準電圧Vhに到達する。コンデンサ32が基準電圧Vhに達すると、コンパレータ33の出力信号がHレベルに反転してRSフリップフロップ34がセットされ、その出力がHレベルとなる。このとき、Pチャネル型のトランジスタQP6がオフ、Nチャネル型のトランジスタQN6がオンとなるから、コンデンサ32は瞬間的に放電され、コンデンサ32の積分電圧がゼロとなり、そのゼロ電圧がPWMコンパレータ12に出力される。そして、コンパレータ33の出力信号はLレベルに戻って、RSフリップフロップ34へのセット信号がなくなる。
コンデンサ32の積分電圧が基準電圧Vhに達するまでには出力トランジスタ4がオフ状態となっているから、コンデンサ32の積分電圧がゼロのとき、インダクタ電流は減少状態となっている。そして、インダクタ電流がゼロになると、ZCDコンパレータ16がこれを検出して、RSフリップフロップ34をリセットする。すると、RSフリップフロップ34の状態信号QがLレベルとなるから、Pチャネル型のトランジスタQP6がオン、Nチャネル型のトランジスタQN6がオフとなって、再び定電流源31からの電流にOTA21の出力電流Ioutが加算された積分電流によってコンデンサ32の充電が開始される。
ここで、ソフトスタート回路20のOTA21の出力電流Ioutがゼロとなっても、定電流源31からの定電流があるので、ランプ発振器30の発振動作は、この定電流でコンデンサ32が積分されることにより継続される。定電流源31からの定電流のみによってランプ発振器30が動作している状態が、ソフトスタート動作が終了して通常動作を行っている状態である。また、ソフトスタート回路からOTA21の出力電流Ioutがランプ発振器30に流れることで、コンデンサ32の積分電流が大きくなるため、ランプ発振器30の出力電圧波形(ランプ波形)は、単調増加する傾きを大きくできる。そして、フィードバック電圧が増加するに従い、ソフトスタート回路20の出力電流Ioutがゼロとなって、この傾きが最低の状態になる。
なお、図1に示すように、ランプ発振器30は外部端子RTを介して抵抗R1に接続され、コンデンサ32の充電電流の電流値を定めるようにしている。
図6は、実施の形態のスイッチング電源回路におけるスイッチング動作を示すタイミングチャートである。
力率改善回路10では、電源投入のタイミングt0から集積回路の電源Vccが上昇を始めるが(図示せず)、時刻t1で上述のUVLO回路からの検出信号Vreg_UVLOの値がLになるとスイッチング動作が開始され、ランプ発振器30の動作が開始する(図6(b))。このスイッチング動作では、上述のようにランプ発振器30の出力が基準電圧Vhに達するとリセットされ、図6(c)に示すZCDコンパレータ16の出力信号が入力されると再びその出力値が上昇を開始する。図6(d)に示すIC出力電圧(図1に示す出力トランジスタ4のスイッチング動作を指示する信号で、この信号がHのとき出力トランジスタ4がオンする。)は、ランプ発振器30の出力電圧波形(ランプ波形)が基準値からスタートして誤差信号Verrに達するまでの時間、オン電圧Von(H)となる信号である。
ソフトスタート回路20では、時刻t1で発生するランプ発振器30の出力電圧波形(ランプ波形)の傾きを最も大きくするように最大の出力電流Ioutを供給し、その後フィードバック端子電圧が上昇するにつれて出力電流Ioutの値を小さくするようにしている。そして、上述のようにフィードバック端子電圧が第1の保護電圧V1に達すると出力電流Ioutがゼロとなってソフトスタート動作が終了し、時刻t2以降は通常のスイッチング動作に移行する。この出力電流Ioutは、定電流源31からの電流と一緒にランプ発振器30のコンデンサ32に充電される。ソフトスタート回路20は、最初はランプ波形の傾きを大きくして出力トランジスタ4のオン幅を狭くすることによりインダクタ電流を絞り、その後フィードバック端子電圧の上昇に応じてランプ波形の傾きを小さくしてインダクタ電流を徐々に上昇させていくことにより、スイッチング電源回路における出力電圧のオーバーシュートを防止し、音鳴りが発生しないようにすることができる。
なお、エラーアンプ11は、出力端子とGNDとの間に位相補償回路が接続されたトランスコンダクタンスアンプとなっているが、入出力間に位相補償回路が接続されたオペアンプでもよい。
図7は、本発明を適用した別のスイッチング電源回路を示す回路図である。
図1のスイッチング電源回路と図7に示すものとの違いは、インダクタ電流のゼロクロス位置を検出するための検出方式にある。図1のスイッチング電源回路では、ゼロクロスの検出をトランスTの二次側インダクタ8に流れる電流を抵抗R2で電圧変換した値として検出することによって検出していた。これに対して、図7のスイッチング電源回路ではインダクタ電流を電流経路に挿入した電流検出抵抗R7により電圧変換して検出している。両者は、インダクタ3のゼロ電流検出部分が異なるだけであって、いずれの力率改善回路についても本発明を適用することが可能である。
外部に大容量のコンデンサを接続することなくソフトスタート回路を構成できるため、少ない端子数の集積回路でスイッチング電源回路を構成することが可能である。したがって、リビングなどの静かな環境で使用される家電機器に用いられるスイッチング電源回路に適用できる。
1 全波整流器
2,6,26 コンデンサ
3 トランスTの一次側インダクタ
4 出力トランジスタ(MOSFET)
5 ダイオード
7 出力端子
8 トランスTの二次側インダクタ
10 力率改善回路
11 エラーアンプ
12 PWMコンパレータ
13 発振器
14a,14b オア回路
15,23,34 RSフリップフロップ
16 ZCDコンパレータ
17 タイマ
18 OVPコンパレータ
19,22,33 コンパレータ
20 ソフトスタート回路
21 OTA
24 スタートRST回路
25,31 定電流源
27 インバータ
30 ランプ発振器
32 積分用のコンデンサ
C1〜C2 コンデンサ
QN1〜QN6 Nチャネル型のトランジスタ(MOSFET)
QP1〜QP6 Pチャネル型のトランジスタ(MOSFET)
R1〜R7 抵抗
T トランス
V1 第1の保護電圧(ソフトスタート完了電圧)
V2 第2の保護電圧(0.9Vref)
Vh,Vref,Vovc,Vzcd 基準電圧
Vovp 基準電圧(第3の保護電圧)

Claims (4)

  1. 入力交流電源から所定の直流電圧出力を得るスイッチング電源回路において、
    前記入力交流電源を全波整流する全波整流手段と、
    前記全波整流手段の出力端子に一端が接続される昇圧用のインダクタンス素子と、
    前記インダクタンス素子の他端と基準電位との間に接続されるスイッチング手段と、
    前記インダクタンス素子の他端と接続され、前記インダクタンス素子の他端からの電流を整流平滑化して所定の電圧値として前記直流電圧出力を生成する直流電圧生成手段と、
    前記直流電圧出力に応じた基準電圧が設定され、前記全波整流手段の出力端子電圧および前記直流電圧出力の大きさを示すフィードバック電圧と前記基準電圧との差電圧を増幅した誤差信号に基づいて、前記スイッチング手段のオン時間を制御する力率改善手段とを備え、
    前記力率改善手段では、前記フィードバック電圧が前記基準電圧より低い第1の保護電圧を超えない間、前記フィードバック電圧が増加するにしたがって前記スイッチング手段をオンオフさせる信号の生成に使われる鋸波信号のランプ波形の傾きを小さくすることにより前記スイッチング手段のオン時間を増加させるようにしたことを特徴とするスイッチング電源回路。
  2. 前記力率改善手段は、
    前記インダクタンス素子のインダクタ電流を示す信号から前記インダクタ電流のゼロクロスタイミングを検出して前記スイッチング手段をオンさせる信号を生成するゼロクロス検出回路と、
    前記スイッチング手段がオンするタイミング毎に単調増加する発振信号を出力する発振回路と、
    前記発振信号が前記誤差信号に達すると前記スイッチング手段をオフさせる信号を生成する比較回路と、
    前記フィードバック電圧が増加するに従い単調増加する前記発振信号の傾きを小さくするように前記発振回路に指令するソフトスタート回路と、
    を含むことを特徴とする請求項1記載のスイッチング電源回路。
  3. 前記発振回路は、コンデンサを定電流で充電し、前記コンデンサの充電電圧を前記発振信号とする積分回路を有し、
    前記ソフトスタート回路は、前記フィードバック電圧と第2の保護電圧との差電圧に応じた大きさで前記コンデンサに対する追加充電電流を生成することを特徴とする請求項2記載のスイッチング電源回路。
  4. 前記力率改善手段は、前記フィードバック電圧が前記基準電圧より大きな第3の保護電圧以上であるとき過電圧と判断するスタティック過電圧保護回路を備えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のスイッチング電源回路。
JP2009062460A 2009-03-16 2009-03-16 スイッチング電源回路 Active JP5332766B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009062460A JP5332766B2 (ja) 2009-03-16 2009-03-16 スイッチング電源回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009062460A JP5332766B2 (ja) 2009-03-16 2009-03-16 スイッチング電源回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010220330A JP2010220330A (ja) 2010-09-30
JP5332766B2 true JP5332766B2 (ja) 2013-11-06

Family

ID=42978560

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009062460A Active JP5332766B2 (ja) 2009-03-16 2009-03-16 スイッチング電源回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5332766B2 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9083241B2 (en) 2011-01-31 2015-07-14 Shindengen Electric Manufacturing Co., Ltd. Power factor correction circuit for providing protection against overvoltage
JP5766992B2 (ja) 2011-03-24 2015-08-19 トランスフォーム・ジャパン株式会社 スイッチング回路装置
JP6024201B2 (ja) 2012-05-21 2016-11-09 富士電機株式会社 スイッチング電源装置
CN104620483B (zh) * 2012-05-31 2017-05-31 松下电器产业株式会社 电力转换电路的控制装置
JP5920075B2 (ja) * 2012-07-13 2016-05-18 富士電機株式会社 スイッチング電源装置
JP5920076B2 (ja) * 2012-07-13 2016-05-18 富士電機株式会社 スイッチング電源装置
JP6590136B2 (ja) * 2012-07-21 2019-10-16 Tianma Japan株式会社 Dc/dcコンバータ及び表示装置
WO2014074923A1 (en) * 2012-11-09 2014-05-15 Murata Manufacturing Co., Ltd. Soft-start for resonant converters
JP6070189B2 (ja) 2012-12-30 2017-02-01 富士電機株式会社 スイッチング電源装置
US9036386B2 (en) 2013-07-22 2015-05-19 Regal Beloit America, Inc. Interleaved two-stage power factor correction system
EP2849328A1 (en) * 2013-09-13 2015-03-18 Dialog Semiconductor GmbH An apparatus and method for a boost converter with improved electrical overstress (EOS) tolerance
CN104300945A (zh) * 2014-10-14 2015-01-21 上海贝岭股份有限公司 原边反馈控制功率开关电路
JP6528561B2 (ja) * 2015-06-26 2019-06-12 富士電機株式会社 高効率力率改善回路およびスイッチング電源装置
JP6904079B2 (ja) * 2017-06-14 2021-07-14 富士電機株式会社 スイッチング電源装置
CN111183575B (zh) * 2018-04-11 2023-03-21 富士电机株式会社 功率因数改善控制电路
CN108429468B (zh) * 2018-05-18 2024-01-05 南京志行聚能科技有限责任公司 自适应调整驱动电压的同步整流控制器及使用其的电路
CN111384848A (zh) * 2020-04-26 2020-07-07 珠海格力电器股份有限公司 电源变换器启动控制方法、装置和电源变换器启动系统

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000175447A (ja) * 1998-12-07 2000-06-23 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置
JP3352050B2 (ja) * 1999-05-14 2002-12-03 コーセル株式会社 スイッチング電源制御回路
JP2007295800A (ja) * 2000-09-28 2007-11-08 Fuji Electric Device Technology Co Ltd 電源回路
JP4454530B2 (ja) * 2005-04-14 2010-04-21 新電元工業株式会社 力率改善回路
JP4379396B2 (ja) * 2005-08-19 2009-12-09 株式会社デンソー 昇降圧チョッパ式dc−dcコンバータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010220330A (ja) 2010-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5332766B2 (ja) スイッチング電源回路
JP5277952B2 (ja) スイッチング電源回路
JP6447095B2 (ja) スイッチング電源回路
JP5772191B2 (ja) スイッチング電源装置
US7714556B2 (en) Quick response switching regulator and control method thereof
JP5768475B2 (ja) スイッチング電源装置
JP5169135B2 (ja) スイッチング電源装置
WO2013146339A1 (ja) スイッチング電源装置
JP2017017767A (ja) 高効率力率改善回路およびスイッチング電源装置
JP2008131746A (ja) 昇降圧型スイッチングレギュレータ
JP2004056982A (ja) 電源回路
TWI513152B (zh) 時間信號產生器及時間信號產生方法
JP4775441B2 (ja) スイッチング電源装置
US10897194B2 (en) Power factor improvement circuit and semiconductor apparatus
JP2008278679A (ja) 力率改善回路
JP2010213559A (ja) 直流電源装置およびdc−dcコンバータ
US8797772B2 (en) Low noise voltage regulator
JP2007295800A (ja) 電源回路
JP5937597B2 (ja) スイッチング電源装置
JP2019193412A (ja) 直流電源装置
JP6592374B2 (ja) スイッチングレギュレータ
JP5423060B2 (ja) 昇圧型スイッチングレギュレータ
TWI766061B (zh) 開關調節器
JP5032447B2 (ja) スイッチング電源装置
JPH11332220A (ja) 直流電源回路

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20110422

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111013

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130312

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130509

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130702

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130715

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5332766

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250