JP3763771B2 - Dc−dcコンバータ及びdc−dcコンバータの異常検知方法 - Google Patents

Dc−dcコンバータ及びdc−dcコンバータの異常検知方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電流制限等の保護回路を備えたDC−DCコンバータに関し、特に保護回路が作動した状態から自動的、又は任意のタイミングで該状態を解除できるようにしたDC−DCコンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電源回路では、出力端子が接地等にショート又は低抵抗で接続されて大電流が流れたり、出力端子に高電圧が印加される等して、出力電圧や出力電流に異常が発生すると、電源回路の部品破損や、大電流によって部品や負荷が発熱することに起因する不具合を防止するため出力端子からの電源供給を停止させていた。また、このような異常原因を取り除いた後に、電源を再投入して電源回路を再起動させていた。
【0003】
ところが、モータ始動時等のように、極めて短時間に大電流が流れたときや外来ノイズ等によって、異常検知手段が作動して電源供給が停止した場合においても、その都度、電源回路を再起動させなければならないという問題があった。このような問題を解決する技術が、特公平2−35537号公報で開示されており、図4は、該公報で開示された電源装置を示したブロック図である。
【0004】
図4の電源装置では、出力変動を自己調整しながら負荷に電力供給を行う電力変換部の出力異常時に入力されるアラーム信号によって起動信号を発生する起動信号発生手段と、前記起動信号が入力されると前記電力変換部の動作を一時停止させる手段と、前記起動信号が入力されると一定時間の間隔で前記起動信号発生手段に対して前記アラーム信号の存在を確認する手段と、前記アラーム信号の存続中に繰り返し入力される前記起動信号を計数し所定数計数した時に前記電力変換部の動作を完全停止させる計数手段と、前記起動信号の所定数計数する前に前記アラーム信号が停止すると前記計数手段の計数値をリセットする手段とを備えることで前記のような問題を解決している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような電源装置では、再起動が行われなくなってしまった場合は、電源を再投入するしかなく、更に、何回か行われている再起動の時間も一定であるため、異常の原因が判明しており、再起動までの時間が分かっているような場合でも、一定時間出力が停止した状態になってしまう等の不具合があった。更に、図4の再トリガ可能なモノステーブルマルチバイブレータのようなタイマ回路は、コンデンサや抵抗等の部品を使用するため、IC化することが困難であり装置の小型化には適さないという問題があった。
【0006】
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、瞬間的な過電流や外来ノイズ等で、異常検知手段が作動して電圧出力が停止した場合でも、一定時間後に自動的にリセットして電圧出力を再開させることができると共に、抵抗、コンデンサ等のIC化が困難な部品を使用することがなく、IC化を容易に行うことができるDC−DCコンバータ及びDC−DCコンバータの異常検知方法を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るDC−DCコンバータは、入力された直流電圧をスイッチングトランジスタでスイッチングして得られたパルス信号を平滑して出力するDC−DCコンバータにおいて、
前記平滑して得られた出力電圧の検出を行い、該検出した出力電圧が所定値で一定になるように前記スイッチングトランジスタのスイッチング制御を行うスイッチング制御回路部と、
前記平滑して得られた出力電圧及び/又は出力電流の異常検知を行い、該異常を検知するとスイッチング制御回路部に対して、所定の異常検知信号を出力し前記スイッチングトランジスタをオフさせて遮断状態にさせる異常検知回路部と、
該異常検知回路部から前記所定の異常検知信号が出力されると、所定のクロック信号におけるパルスをカウントし、該カウント値が所定値になると所定のカウント終了信号S1eを出力する第1カウンタと、
第1カウンタからのカウント終了信号S1eが入力されると所定のリセット信号を出力して、前記異常検知回路部に対して異常検知信号の出力を停止させるリセット信号発生回路部と
を備え
前記異常検知信号の出力を停止させるために必要な回路以外の各部は、前記異常検知信号が出力されると動作を停止するものである。
具体的には、前記異常検知信号の出力を停止させるために必要な回路は、前記異常検知回路部及び前記第1カウンタを含むものである。
また、前記リセット信号発生回路部は、外部から所定の信号が入力されると前記所定のリセット信号を出力して、前記異常検知回路部に対して異常検知信号の出力を停止させるようにしてもよい。
【0008】
前記第1カウンタは、電源供給が開始されたとき、又は前記リセット信号発生回路部から所定のリセット信号が出力されたときに、カウント値を初期値にリセットするようにした。
【0009】
また、前記第1カウンタは、所定のカウント終了信号S1eを出力するカウント値を任意に設定可能であるようにしてもよい。
【0010】
一方、前記異常検知回路部から所定の異常検知信号が出力された回数をカウントし、該カウント値が所定値になると所定のカウント終了信号S2eを出力する第2カウンタを備え、前記リセット信号発生回路部は、第2カウンタから該所定のカウント終了信号S2eが出力されると、前記所定のリセット信号を出力するようにしてもよい。
【0011】
前記第2カウンタは、電源供給が開始されたとき、又は前記リセット信号発生回路部から所定のリセット信号が出力されたときに、カウント値を初期値にリセットするようにした。
【0012】
また、前記第2カウンタは、所定のカウント終了信号S2eを出力するカウント値を任意に設定可能であるようにしてもよい。
【0013】
前記スイッチング制御回路部は、異常検知回路部から所定の異常検知信号が出力されると、動作を停止するようにした。
【0014】
また、前記平滑して得られた出力電圧の出力制御を行うスイッチ部を備え、該スイッチ部は、前記異常検知回路部から所定の異常検知信号が出力されていると該出力電圧の出力を停止させるようにしてもよい。
また、この発明に係るDC−DCコンバータの異常検知方法は、入力された直流電圧をスイッチングトランジスタでスイッチングして得られたパルス信号を平滑して出力するDC−DCコンバータの出力電圧及び/又は出力電流の異常を検知するDC−DCコンバータの異常検知方法において、
前記平滑して得られた出力電圧及び/又は出力電流の異常検知を行い、
該異常を検知すると所定の異常検知信号を出力して、該異常検知信号の出力を停止させるために必要な回路以外の各部の動作を停止させ、
所定のクロック信号におけるパルスをカウントし、前記カウント値が所定値になると前記所定の異常検知信号の出力を停止するようにした。
また、前記異常を検知すると、前記スイッチングトランジスタをオフさせて遮断状態にするようにした。
具体的には、前記異常検知信号の出力を停止させるために必要な回路は、前記平滑して得られた出力電圧及び/又は出力電流の異常検知を行い、該異常を検知すると所定の異常検知信号を出力する回路と、前記所定の異常検知信号が出力されると、所定のクロック信号におけるパルスをカウントし、該カウント値が所定値になると前記異常検知信号の出力を停止させる回路とを含むようにした。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に、図面に示す実施の形態に基づいて、本発明を詳細に説明する。
第1の実施の形態.
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるDC−DCコンバータの例を示したブロック図である。なお、図1では、昇圧型のDC−DCコンバータを例にして示している。
【0016】
図1において、DC−DCコンバータ1は、Nチャネル型MOSトランジスタ(以下、NMOSトランジスタと呼ぶ)であるスイッチングトランジスタM1と、パルストランスT1と、ダイオードD1と、コンデンサC1と、出力電圧Voを分圧して出力する抵抗R1,R2と、スイッチングトランジスタM1の動作制御を行う制御回路部2とを備えている。DC−DCコンバータ1は、入力電圧Viを所定の電圧に変換して出力電圧Voとして出力する。
【0017】
入力電圧Viが入力される入力端子5と接地との間には、パルストランスT1の1次側コイルとスイッチングトランジスタM1が直列に接続されており、スイッチングトランジスタM1のゲートには制御回路部2からの制御信号が入力される。パルストランスT1の2次側コイルの一端は接地され、該2次側コイルの他端はダイオードD1を介して出力端子6に接続されている。また、出力端子6と接地との間には、コンデンサC1及び抵抗R1,R2の直列回路が並列に接続されている。抵抗R1とR2で分圧された分圧電圧Vd及び出力端子6の出力電圧Voは、それぞれ制御回路部2に入力され、制御回路部2は、入力された分圧電圧Vd及び出力電圧Voに応じてスイッチングトランジスタM1の動作制御を行う。
【0018】
制御回路部2は、スイッチングトランジスタM1の駆動を行うドライバ回路11と、所定の基準電圧Vrを生成して出力する基準電圧発生回路12と、出力電圧検出用の分圧電圧Vdと該基準電圧発生回路12からの基準電圧Vrとの電圧差を増幅して出力する誤差増幅回路13と、所定の周波数のクロック信号CLKを生成して出力する発振回路14と、誤差増幅回路13からの出力信号と該発振回路14からのクロック信号CLKからスイッチングトランジスタM1のオン時間とオフ時間の比の調整を行うパルス幅変換回路15とを備えている。
【0019】
更に、制御回路部2は、出力端子6から出力される出力電流Ioや出力電圧Vo等に異常が発生すると所定の異常検知信号Saを生成して出力する異常検知回路16と、該異常検知回路16の異常検知状態を解除するリセット回路17とを備えている。なお、抵抗R1,R2、ドライバ回路11、基準電圧発生回路12、誤差増幅回路13、発振回路14及びパルス幅変換回路15はスイッチング制御回路部をなす。また、以下、異常検知回路16は、出力電流Ioや出力電圧Vo等の異常を検知するとハイレベルの異常検知信号Saを生成して出力する場合を例にして説明する。
【0020】
誤差増幅回路13には分圧電圧Vdが入力され、誤差増幅回路13は、該分圧電圧Vdと基準電圧発生回路部12からの基準電圧Vrとの電圧差を増幅してパルス幅変換回路15に出力する。また、異常検知回路16には出力電圧Voが入力され、異常検知回路16は、出力電圧Vo及び/又は出力電流Ioの異常を検知すると、ハイレベルの異常検知信号Saをドライバ回路11、誤差増幅回路13、パルス幅変換回路15及びリセット回路17にそれぞれ出力する。
【0021】
ドライバ回路11、誤差増幅回路13及びパルス幅変換回路15は、ハイレベルの異常検出信号Saが入力されるとそれぞれ動作を停止し、スイッチングトランジスタM1はオフして遮断状態になる。このため、DC−DCコンバータ1は、昇圧動作を停止し、出力電圧Voの供給を停止すると共に、消費電力を低減させることができる。
【0022】
リセット回路17は、第1カウンタ21、リセット信号発生回路22、AND回路23及びOR回路24で構成されている。AND回路23において、一方の入力端は異常検知回路16の出力端に接続され、他方の入力端には発振回路14からのクロック信号CLKが入力されている。AND回路23の出力端は、第1カウンタ21の入力端CPに接続され、第1カウンタ21の出力端OUTは、OR回路24の一方の入力端に接続されている。
【0023】
OR回路24の他方の入力端は、外部から所定の外部リセット信号SErが入力される外部リセット入力端子25に接続され、OR回路24の出力端は、リセット信号発生回路22の入力端に接続されている。リセット信号発生回路22から出力された所定の内部リセット信号SIrは、異常検知回路16に入力されると共に、第1カウンタ21のリセット入力端Rに入力される。図1の場合、ハイレベルの外部リセット信号SErが入力されると、リセット信号発生回路22は、所定の内部リセット信号SIrを異常検知回路16及び第1カウンタ21にそれぞれ出力する。異常検知回路16は、該所定の内部リセット信号SIrが入力されると異常検知信号Saの出力を停止して出力端をロー(Low)レベルにし、第1カウンタ21は、カウント値をリセットして初期値に戻す。
【0024】
このような構成において、スイッチングトランジスタM1がオン/オフを繰り返してパルストランスT1の1次側コイルに電流が流れると、該電流に応じたパルス信号が2次側コイルに発生する。該2次側コイルに発生したパルス信号は、ダイオードD1で整流されコンデンサC1で平滑されて、出力電圧Voとして出力端子6に出力される。出力電圧Voは抵抗R1と抵抗R2で分圧され、該分圧電圧Vdは、誤差増幅回路13に入力される。
【0025】
誤差増幅回路13は、入力された分圧電圧Vdと基準電圧発生回路12からの基準電圧Vrとを電圧比較し、該比較結果をパルス幅変換回路15に出力し、パルス幅変換回路15は、入力された比較結果に応じて、分圧電圧Vdと基準電圧Vrが等しくなるようなデューティサイクルのパルス信号を生成してドライバ回路11に出力する。ドライバ回路11は、入力されたパルス信号のデューティサイクルに応じてスイッチングトランジスタM1の動作制御が行われ、スイッチングトランジスタM1のオン時間とオフ時間の比が所望の値になるように制御される。このようにして、制御回路部2は、出力電圧Voが所望の値で一定になるようにスイッチングトランジスタM1の動作制御を行う。
【0026】
ここで、異常検知回路16から異常検知信号Saが出力されると、ドライバ回路11、誤差増幅回路13及びパルス幅変換回路15はそれぞれ動作を停止する。このため、スイッチングトランジスタM1はオフして遮断状態となり、出力端子6からの出力電圧Voの供給を停止すると共に、制御回路部2で消費する電力を低下させることができる。更に、異常検知信号Saは、リセット回路17におけるAND回路23の一方の入力端にも出力され、異常検知信号Saが入力されると、AND回路23の出力端からは、他方の入力端に入力されているクロック信号CLKが出力され、該クロック信号CLKは、第1カウンタ21の入力端CPに入力される。
【0027】
第1カウンタ21は、入力されたクロック信号CLKのパルスをカウントし、該カウント数が所定値になると、出力端OUTから所定のカウント終了信号S1e、例えばハイレベルのカウント終了信号S1eを出力する。このとき、ハイレベルの外部リセット信号SErが入力されておらず外部リセット入力端子25がローレベルである場合、カウント終了信号S1eはOR回路24を介してリセット信号発生回路22に入力される。
【0028】
リセット信号発生回路22は、入力端がハイレベルになると、所定の内部リセット信号SIrを生成して出力することから、異常検知回路16は、異常検知信号Saの出力を停止し出力端をローレベルにすることにより異常検知状態を解除して、第1カウンタ21の入力端CPに対するクロック信号CLKの入力が停止すると共に、第1カウンタ21は、カウント値をリセットして初期値に戻す。
【0029】
このようにして、異常検知回路16が異常を検知してから第1カウンタ21がクロック信号CLKのクロックを所定数だけカウントするのに要する時間が経過した後に、自動的に異常検知回路16の異常検知状態を解除して異常検知信号Saの出力を停止すると共に、第1カウンタ21のカウント値を初期値に戻すことができる。
【0030】
一方、異常検知信号Saが出力されてから、カウント回路21がカウント終了信号S1eを出力する前に、外部リセット入力端子25にハイレベルの外部リセット信号SErが入力されると、OR回路24の出力端は、カウント終了信号S1eに関係なくハイレベルとなる。このため、リセット信号発生回路22は、所定の内部リセット信号SIrを生成して出力し、異常検知回路16は、異常検知状態にあるときは該状態を解除して異常検知信号Saの出力を停止する。このようにして、第1カウンタ21のカウント終了を待たずに、異常検知回路16の異常検知状態を解除することができるため、外部のCPU(図示せず)等からも異常検知回路16異常検知状態を解除することが可能となり、異常発生時の対処方法の選択肢を広げることができる。
【0031】
なお、第1カウンタ21がカウント終了信号S1eを出力するまでのカウント回数を任意に設定できるようにしてもよい。このようにすることにより、異常検知信号Saが出力されてから内部リセット信号SIrを出力するまでの時間を任意に変更することができると共に、クロック信号CLKの周波数が変わった場合でも異常検知信号Saが出力されてから一定の時間で内部リセット信号SIrを出力することができ、異常内容やクロック信号CLKの周波数によって最適な時間に設定することができる。
【0032】
このように、本第1の実施の形態におけるDC−DCコンバータは、出力電圧Vo及び/又は出力電流Ioに異常が発生すると、該異常を異常検知回路16で検知して異常検知信号Saを出力し、第1カウンタ21によって該異常検知信号Saが出力されてからの経過時間を計測し、異常検知信号Saが出力されてから所定の時間が経過すると、リセット信号発生回路22から所定の内部リセット信号SIrを出力し、異常検知回路部16に対して異常検知状態を解除し異常検知信号Saの出力を停止させると共に、第1カウンタ21のカウント値を初期値に戻すようにした。
【0033】
このことから、瞬間的な過電流や外来ノイズ等で、異常検知回路が作動して出力電圧の出力が停止した場合でも、一定時間後に自動的にリセットして出力電圧の出力を再開することができると共に、該自動リセットを行うためのタイマ回路にカウンタを使用したことから、抵抗、コンデンサ等のIC化が困難な部品を使用することがなく、IC化を容易に行うことができる。
【0034】
更に、異常検知回路が作動して電圧出力が停止した場合、外部から所定のリセット信号SErが入力されると、第1カウンタ21のカウント終了を待たずに、異常検知回路部16に対して異常検知状態を解除し異常検知信号Saの出力を停止させることができるため、外部のCPU等からも出力電圧の出力を再開させることができ、異常発生時の対処方法の選択肢を広げることができる。
【0035】
第2の実施の形態.
前記第1の実施の形態では、異常検知回路16から異常検知信号Saが出力されてから所定時間経過後にリセット回路17から内部リセット信号SIrを出力して、出力端子6からの出力を自動的に再開させるようにした。このため、異常検知信号Saの出力を停止した時点で、まだ、出力電圧及び/又は出力電流の異常が解消されていない場合は、直ちに再び異常検知回路16から異常検知信号Saが出力されることになる。
【0036】
このようなことから、該異常が長時間に渡る場合は、異常検知信号Saの出力と出力停止が繰り返され、異常検知信号Saの出力が停止されるごとに、出力電圧及び/又は出力電流の異常原因となっている個所で、大電流が流れる等の異常が再発することになり、部品破損や発熱に伴う不具合が発生する。このような不具合の発生を防ぐために、異常検知信号Saが出力されてからの経過時間と異常検知信号Saが出力された回数とに応じて異常検知信号Saの出力を停止させるようにしてもよく、このようにしたものを本発明の第2の実施の形態とする。
【0037】
図2は、本発明の第2の実施の形態におけるDC−DCコンバータの例を示したブロック図である。図2では、図1と同じものは同じ符号で示しており、ここではその説明を省略すると共に図1との相違点のみ説明する。なお、図2においても、昇圧型のDC−DCコンバータを例にして示している。
図2における図1との相違点は、図1のリセット回路17において、異常検知信号Saが出力された回数をカウントする第2カウンタ42とAND回路43を追加したことにあり、これに伴って図1のリセット回路17をリセット回路41とし、図1の制御回路部2を制御回路部32に、図1のDC−DCコンバータ1をDC−DCコンバータ31にしたことにある。
【0038】
図2において、DC−DCコンバータ31は、スイッチングトランジスタM1と、パルストランスT1と、ダイオードD1と、コンデンサC1と、抵抗R1,R2と、スイッチングトランジスタM1の動作制御を行う制御回路部32とを備えている。また、制御回路部32は、ドライバ回路11と、基準電圧発生回路12と、誤差増幅回路13と、発振回路14と、パルス幅変換回路15と、異常検知回路16と、該異常検知回路16の異常検知状態を解除するリセット回路41とを備えている。
【0039】
リセット回路41は、第1カウンタ21、リセット信号発生回路22、AND回路23,43、OR回路24及び第2カウンタ42で構成されている。第2カウンタ42において、入力端CPは異常検知回路16の出力端に、出力端OUTはAND回路43の一方の入力端にそれぞれ接続され、リセット入力端Rは外部リセット入力端子25に接続されている。また、AND回路43の他方の入力端には、第1カウンタ21の出力端が接続されており、AND回路43の出力端はOR回路24の一方の入力端に接続されている。OR回路24の他方の入力端は外部リセット入力端子25に接続されている。
【0040】
異常検知回路16から出力された所定の異常検知信号Saは、ドライバ回路11、誤差増幅回路13、パルス幅変換回路15、リセット回路41におけるAND回路23の一方の入力端及び第2カウンタ42の入力端CPにそれぞれ出力され、第2カウンタ42は、異常検知信号Saが出力された回数をカウントする。第2カウンタ42は、カウント数が所定値になると出力端OUTからローレベルのカウント終了信号S2eを出力する。
【0041】
第2カウンタ42は、カウント数が所定値になるまでは出力端はハイレベルであることから、AND回路43は、第1カウンタ21からの出力信号をOR回路24の一方の入力端に出力する。第2カウンタ42のカウント数が所定値になると、第2カウンタ42は、ローレベルのカウント終了信号S2eを出力し、AND回路43の出力端は、第1カウンタ21の出力信号に関係なくローレベルとなる。このため、外部リセット端子25に外部リセット信号SErが入力されていないときは、OR回路24の出力端はローレベルとなることから、リセット信号発生回路22は、所定の内部リセット信号SIrの出力を停止し、異常検知回路16及び第1カウンタ21がリセットされることはない。
【0042】
一方、外部リセット入力端子25にハイレベルの外部リセット信号SErが入力されると、OR回路24の出力端は、AND回路43の出力信号に関係なくハイレベルとなる。このため、リセット信号発生回路22は、所定の内部リセット信号SIrを生成して出力し、異常検知回路16は、異常検知状態にあるときは該状態を解除して異常検知信号Saの出力を停止する。また、外部リセット入力端子25にハイレベルの外部リセット信号SErが入力されることによって、第2カウンタ42は、リセットされてカウント値が初期値に戻される。
【0043】
このように、異常検知信号Saの出力回数が所定値になると、第2カウンタ42によって、第1カウンタ21からのカウント終了信号S1eがリセット信号発生回路22に入力されないようにし、異常検知信号Saが自動的に解除されないようにする。出力電圧及び/又は出力電流の異常原因を取り除いた後、外部リセット入力端子25に外部リセット信号SErを入力すると、異常検知信号Saの出力が停止されると共に、第2カウンタ42もリセットされるため、リセット回路41による異常検知時の自動再起動が行われるようになる。
【0044】
このように、本第2の実施の形態におけるDC−DCコンバータは、異常検知信号Saが出力された回数をカウントする第2カウンタ42を設け、第2カウンタ42のカウント値が所定値になるとローレベルのカウント終了信号S2eを出力してAND回路43の出力信号がローレベルに固定され、第1カウンタ21からのカウント終了信号S1eがOR回路24に出力されないようにした。このため、異常検知信号Saが出力された回数が所定値になると異常検知信号Saの出力を自動的に停止されないようにすることができ、異常検知信号Saの出力が停止されるごとに、出力電圧及び/又は出力電流の異常原因となっている個所において、大電流が流れる等の異常が再発することによる部品破損や発熱に伴う不具合の発生を防止することができる。
【0045】
第3の実施の形態.
前記第1及び第2の各実施の形態では、パルストランスT1を使用した場合を例にして示したが、パルストランスT1の代わりにインダクタを使用してもよく、このようにしたものを本発明の第3の実施の形態とする。
図3は、本発明の第3の実施の形態におけるDC−DCコンバータの例を示したブロック図である。なお、図3では、図2の構成のDC−DCコンバータを例にして示しており、図1の構成のDC−DCコンバータにおいても同様であるのでその説明は省略する。また、図3において、図2と同じものは同じ符号で示しており、ここではその説明を省略すると共に図2との相違点のみ説明する。
【0046】
図3における図2との相違点は、図2のパルストランスT1をなくし、インダクタL1及びPチャネル形MOSトランジスタ(以下、PMOSトランジスタと呼ぶ)M2を追加したことにあり、これに伴って、図2のDC−DCコンバータ31をDC−DCコンバータ51にしたことにある。
図3において、DC−DCコンバータ51は、スイッチングトランジスタM1と、インダクタL1と、ダイオードD1と、コンデンサC1と、PMOSトランジスタM2と、抵抗R1,R2と、スイッチングトランジスタM1及びPMOSトランジスタM2の動作制御を行う制御回路部32とを備えている。なお、PMOSトランジスタM2はスイッチ部をなす。
【0047】
入力端子5と接地との間には、インダクタL1とスイッチングトランジスタM1が直列に接続されており、インダクタL1とスイッチングトランジスタM1との接続部は、ダイオードD1とPMOSトランジスタM2を介して出力端子6に接続されている。PMOSトランジスタM2のゲートは、異常検知信号Saが入力されるように異常検知回路16の出力端に接続され、コンデンサC1は、ダイオードD1とPMOSトランジスタM2の接続部と、接地との間に接続されている。
【0048】
このような構成において、スイッチングトランジスタM1がオンすると、インダクタL1に電流が流れ、スイッチングトランジスタM1がオフすると、インダクタL1に蓄えられたエネルギによって逆起電圧が発生し、該逆起電圧がダイオードD1を介して通してコンデンサC1に印加され、コンデンサC1が充電される。このような動作を繰り返すことによって、コンデンサC1には昇圧された電圧が蓄えられる。PMOSトランジスタM2は、通常はオンしてコンデンサC1の電荷を出力端子6に接続された負荷に供給するが、異常検知回路16が作動して異常検知信号Saが出力されるとスイッチングトランジスタM1と共にオフして、出力端子6からの出力電圧の出力を停止させる。
【0049】
このように、本第3の実施の形態におけるDC−DCコンバータは、パルストランスの代わりにインダクタL1を使用した場合においても、異常検知信号Saに応じて動作制御されるPMOSトランジスタM2を設けることによって、前記第1の実施の形態又は第2の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0050】
なお、前記第1〜第3の各実施の形態では、クロック信号CLKを発振回路14から供給していたが、外部からクロック信号が供給されるようにしてもよい。また、前記第1〜第3の各実施の形態における発振回路14が、異常検知信号Saによって動作を停止するようにしてもよく、このようにすることによって、異常検知回路16が異常検知状態になっているときの制御回路部2の消費電力を更に小さくすることができる。更に、第1〜第3の各実施の形態では、昇圧型のDC−DCコンバータを例にして説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、降圧型のDC−DCコンバータを含めたすべてのDC−DCコンバータに適用することができる。
【0051】
【発明の効果】
上記の説明から明らかなように、本発明のDC−DCコンバータによれば、瞬間的な過電流や外来ノイズ等で異常検知回路が作動して出力電圧が出力されなくなった場合においても、一定時間後に自動的に出力電圧の出力を再開させることができると共に、外部から所定のリセット信号が入力されると、第1カウンタのカウント終了を待たずに異常検知回路からの異常検知信号の出力を停止させることができるため、CPU等を有する外部のシステム装置からも異常検知信号の出力を停止させることができ、出力電圧及び/又は出力電流の異常発生時における対処方法の選択肢を広げることができる。更に、異常検知信号を自動的に出力停止させる回路にカウンタを使用したことから、抵抗やコンデンサ等のIC化が困難な部品を使用することがなく、IC化を容易に行うことができる。
【0052】
また、第1カウンタのリセットを、電源投入時以外に、異常検知信号を停止させるためのリセット信号でも行うことができるようにしたため、複雑なリセット回路を使用することなく、小型化及びコストの低減を図ることができる。
【0053】
また、第1カウンタが所定のカウント終了信号S1eを出力するまでのカウント数を任意に設定できるようにしたため、自動的に出力電圧の出力を再開させるまでの時間を任意に変えることができ、出力電圧及び/又は出力電流に異常が発生する条件があらかじめ分かっている場合等は、自動的に出力電圧の出力を再開させる時間を異常内容にあわせて設定しておくことによって、出力電圧の出力が停止する時間を最小限にすることができる。更に、クロック信号の周波数が変わった場合においても、異常検知信号が出力されてから一定時間後に該異常検知信号の出力を停止させることができ、異常内容やクロック信号の周波数に応じて該時間を最適値に設定することができる。
【0054】
一方、出力電圧及び/又は出力電流の異常が長時間に及ぶ場合においても、異常検知信号が出力された回数を第2カウンタでカウントし、該カウント値が所定値になると、異常検知信号の出力を禁止して、大電流による異常個所の部品破損や発熱に伴う不具合の発生を防止することができる。
【0055】
また、第2カウンタのリセットを電源投入時以外に外部からのリセット信号でも行えるようにしたことから、複雑なリセット回路を使用することなく、小型化及びコストの低減を図ることができる。
【0056】
第2カウンタが所定のカウント終了信号S2eを出力するまでのカウント数を任意に設定できるようにしたため、負荷の状態や予想される異常内容によって最適な回数を設定することができ、より安全な保護回路を構成することができる。
【0057】
また、異常検知信号が出力されると、該異常検知信号の出力を停止させるために必要な回路以外の各部の動作を停止させることから、異常検知信号が出力されている間の消費電力を低減させることができる。
【0058】
更に、出力電圧の出力制御を行うスイッチ部を設けたことから、インダクタンスを用いた簡易型のDC−DCコンバータにおいても、異常検知信号で出力電圧の出力制御を行うことができる。
また、本発明のDC−DCコンバータの異常検知方法によれば、瞬間的な過電流や外来ノイズ等で異常検知が作動して出力電圧が出力されなくなった場合においても、一定時間後に自動的に出力電圧の出力を再開させることができると共に、外部から所定のリセット信号が入力されると、カウント終了を待たずに異常検知信号の出力を停止させることができる。このため、異常検知信号が出力されると、該異常検知信号の出力を停止させるために必要な回路以外の各部の動作を停止させることから、異常検知信号が出力されている間の消費電力を低減させることができる。また、CPU等を有する外部のシステム装置からも異常検知信号の出力を停止させることができ、出力電圧及び/又は出力電流の異常発生時における対処方法の選択肢を広げることができる。更に、異常検知信号を自動的に出力停止させる回路にカウンタを使用したことから、抵抗やコンデンサ等のIC化が困難な部品を使用することがなく、IC化を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態におけるDC−DCコンバータの例を示したブロック図である。
【図2】 本発明の第2の実施の形態におけるDC−DCコンバータの例を示したブロック図である。
【図3】 本発明の第3の実施の形態におけるDC−DCコンバータの例を示したブロック図である。
【図4】 従来の電源装置の例を示したブロック図である。
【符号の説明】
1,31,51 DC−DCコンバータ
2,32 制御回路部
5 入力端子
6 出力端子
11 ドライバ回路
12 基準電圧発生回路
13 誤差増幅回路
14 発振回路
15 パルス幅変換回路
16 異常検知回路
17,41 リセット回路
21 第1カウンタ
22 リセット信号発生回路
23,43 AND回路
24 OR回路
25 外部リセット入力端子
42 第2カウンタ
M1 スイッチングトランジスタ
T1 パルストランス
D1 ダイオード
C1 コンデンサ
R1,R2 抵抗
L1 インダクタ
M2 PMOSトランジスタ

Claims (13)

  1. 入力された直流電圧をスイッチングトランジスタでスイッチングして得られたパルス信号を平滑して出力するDC−DCコンバータにおいて、
    前記平滑して得られた出力電圧の検出を行い、該検出した出力電圧が所定値で一定になるように前記スイッチングトランジスタのスイッチング制御を行うスイッチング制御回路部と、
    前記平滑して得られた出力電圧及び/又は出力電流の異常検知を行い、該異常を検知するとスイッチング制御回路部に対して、所定の異常検知信号を出力し前記スイッチングトランジスタをオフさせて遮断状態にさせる異常検知回路部と、
    該異常検知回路部から前記所定の異常検知信号が出力されると、所定のクロック信号におけるパルスをカウントし、該カウント値が所定値になると所定のカウント終了信号S1eを出力する第1カウンタと、
    第1カウンタからのカウント終了信号S1eが入力されると所定のリセット信号を出力して、前記異常検知回路部に対して異常検知信号の出力を停止させるリセット信号発生回路部と、
    を備え
    前記異常検知信号の出力を停止させるために必要な回路以外の各部は、前記異常検知信号が出力されると動作を停止することを特徴とするDC−DCコンバータ。
  2. 前記異常検知信号の出力を停止させるために必要な回路は、前記異常検知回路部及び前記第1カウンタを含むことを特徴とする請求項1記載のDC−DCコンバータ。
  3. 前記リセット信号発生回路部は、外部から所定の信号が入力されると前記所定のリセット信号を出力して、前記異常検知回路部に対して異常検知信号の出力を停止させることを特徴とする請求項又は記載のDC−DCコンバータ。
  4. 前記第1カウンタは、電源供給が開始されたとき、又は前記リセット信号発生回路部から所定のリセット信号が出力されたときに、カウント値を初期値にリセットすることを特徴とする請求項1、2又は3記載のDC−DCコンバータ。
  5. 前記第1カウンタは、所定のカウント終了信号S1eを出力するカウント値を任意に設定可能であることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載のDC−DCコンバータ。
  6. 前記異常検知回路部から所定の異常検知信号が出力された回数をカウントし、該カウント値が所定値になると所定のカウント終了信号S2eを出力する第2カウンタを備え、前記リセット信号発生回路部は、第2カウンタから該所定のカウント終了信号S2eが出力されると、前記所定のリセット信号を出力することを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載のDC−DCコンバータ。
  7. 前記第2カウンタは、電源供給が開始されたとき、又は前記リセット信号発生回路部から所定のリセット信号が出力されたときに、カウント値を初期値にリセットすることを特徴とする請求項6記載のDC−DCコンバータ。
  8. 前記第2カウンタは、所定のカウント終了信号S2eを出力するカウント値を任意に設定可能であることを特徴とする請求項6又は7記載のDC−DCコンバータ。
  9. 前記スイッチング制御回路部は、異常検知回路部から所定の異常検知信号が出力されると、動作を停止することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7又は8記載のDC−DCコンバータ。
  10. 前記平滑して得られた出力電圧の出力制御を行うスイッチ部を備え、該スイッチ部は、前記異常検知回路部から所定の異常検知信号が出力されていると該出力電圧の出力を停止させることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8又は9記載のDC−DCコンバータ。
  11. 入力された直流電圧をスイッチングトランジスタでスイッチングして得られたパルス信号を平滑して出力するDC−DCコンバータの出力電圧及び/又は出 力電流の異常を検知するDC−DCコンバータの異常検知方法において、
    前記平滑して得られた出力電圧及び/又は出力電流の異常検知を行い、
    該異常を検知すると所定の異常検知信号を出力して、該異常検知信号の出力を停止させるために必要な回路以外の各部の動作を停止させ、
    所定のクロック信号におけるパルスをカウントし、該カウント値が所定値になると前記所定の異常検知信号の出力を停止することを特徴とするDC−DCコンバータの異常検知方法。
  12. 前記異常を検知すると、前記スイッチングトランジスタをオフさせて遮断状態にすることを特徴とする請求項11記載のDC−DCコンバータの異常検知方法。
  13. 前記異常検知信号の出力を停止させるために必要な回路は、前記平滑して得られた出力電圧及び/又は出力電流の異常検知を行い、該異常を検知すると所定の異常検知信号を出力する回路と、前記所定の異常検知信号が出力されると、所定のクロック信号におけるパルスをカウントし、該カウント値が所定値になると前記異常検知信号の出力を停止させる回路とを含むことを特徴とする請求項11又は12記載のDC−DCコンバータの異常検知方法。
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