JP5423060B2 - 昇圧型スイッチングレギュレータ - Google Patents

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本発明は、昇圧型スイッチングレギュレータに関し、特に、起動時における突入電流を抑制することができる昇圧型スイッチングレギュレータに関する。
図4は、従来の昇圧型スイッチングレギュレータの回路例を示した図である。
図4の昇圧型スイッチングレギュレータ100では、外部から入力される起動信号ENBがローレベルになると、PMOSトランジスタM102がオンして入力電圧Vinが入力され、動作を開始し、ソフトスタート回路120は参照電圧Vrを徐々に上昇させる。
PMOSトランジスタM102がオンすると、PMOSトランジスタM102、インダクタL101及びダイオードD101を介して、入力端子INから入力された入力電圧Vinで出力コンデンサCoが充電される。
起動信号ENBがローレベルになる前の出力電圧Voutは0Vであることから、PMOSトランジスタM102がオンした直後には、出力コンデンサCoに大きな充電電流が流れる。このため、PMOSトランジスタM102は、このような大きな充電電流に耐えるために大きなサイズのトランジスタにする必要があり、IC化した際にはチップ面積の増大を招いていた。また、前記のような大きな充電電流が発生することにより、配線幅を広くしたり、ノイズの影響を防止する等の対策が必要になったりしていた。
なお、前記のような大きな充電電流は、前記のようなソフトスタート回路120の有無に関わらず発生していたため、従来から、昇圧型スイッチングレギュレータの起動時に発生する突入電流に対する対策が採られていた。
このような対策の第1の方法では、スイッチングレギュレータの起動時に、PMOSトランジスタM102のゲート電圧を徐々に低下させてPMOSトランジスタM102のオン抵抗を徐々に小さくすることにより大きな突入電流の発生を防止していた(例えば、特許文献1参照。)。
また、第2の方法では、PMOSトランジスタM102に並列に突入電流防止用の抵抗を接続し、起動時にはPMOSトランジスタM102はオフさせておき、突入電流防止用の抵抗を介して出力コンデンサCoを充電し、昇圧動作を開始するとPMOSトランジスタM102をオンさせていた(例えば、特許文献2参照。)。
また、第3の方法では、PMOSトランジスタM102に相当する第1スイッチに、抵抗と第2スイッチを直列に接続した直列回路を並列に接続していた(例えば、特許文献3参照。)。起動直後は第2スイッチだけをオンさせ、該抵抗を介して入力電圧を供給することで前記第2の方法と同様に突入電流を防止していた。出力電圧が上昇すると、第1スイッチがオンし、第2スイッチがオフして昇圧動作が行われるようにしていた。
しかし、前記第1の方法では、PMOSトランジスタM102のゲート電圧を徐々に低下させるための回路として、抵抗とコンデンサの時定数回路を使用していたため、該コンデンサが半導体チップ内で大きな面積を占有して、チップ面積が増大するという問題があった。
また、前記第2の方法では、PMOSトランジスタM102に並列に突入電流防止用の抵抗を接続した構成にしたため、入力端子INに入力電圧Vinが入力されている場合は、PMOSトランジスタM102をオフさせても、前記突入電流防止用の抵抗を介して出力端子OUTに電圧が出力されてしまうという問題があった。
また、前記第3の方法では、第2スイッチと突入電流防止用の抵抗の2つの素子が必要になるという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、簡単な回路構成で前記突入電流の発生を防止することができる昇圧型スイッチングレギュレータを得ることを目的とする。
この発明に係る昇圧型スイッチングレギュレータは、外部から入力された起動信号に応じて起動し、入力端子に入力された入力電圧を所定の電圧に昇圧して出力端子から出力電圧として出力する昇圧型スイッチングレギュレータにおいて、
制御電極に入力された制御信号に応じてスイッチングを行うスイッチングトランジスタと、
前記スイッチングトランジスタのスイッチングによって前記入力電圧による充電が行われるインダクタと、
該インダクタの放電を行う整流素子と、
制御電極に入力された信号に応じて、前記入力電圧を前記インダクタに供給する第1トランジスタと、
前記起動信号に応じて、前記入力電圧を前記インダクタに供給する第2トランジスタと、
所定の基準電圧をなす参照電圧を生成すると共に前記出力電圧に比例した帰還電圧を生成し、該生成した帰還電圧が前記参照電圧と同電圧になるように前記スイッチングトランジスタのスイッチング制御を行って、前記出力電圧が前記所定の電圧になるように制御する制御回路部と、
を備え、
前記制御回路部は、前記起動信号が入力されると、前記参照電圧を所定の速度で前記基準電圧まで上昇させ、前記起動時の起動信号により前記第2トランジスタがオンして前記入力電圧を前記インダクタに供給を開始してから、前記起動信号が入力されてから前記参照電圧が前記帰還電圧と等しくなるまでに要する時間が経過した後に、前記第1トランジスタをオンさせて前記入力電圧を前記インダクタに供給させるものである。
具体的には、前記制御回路部は、前記参照電圧を生成して出力する参照電圧生成回路部を備え、参照電圧生成回路部は、前記起動信号によって起動すると、前記参照電圧を接地電圧から所定の速度で前記基準電圧まで上昇させるソフトスタート動作を行うようにした。
また、前記制御回路部は、
前記帰還電圧と前記参照電圧との電圧差を増幅して誤差電圧として出力する誤差増幅回路部と、
該誤差増幅回路部からの誤差電圧を変調してパルス信号を生成し、前記スイッチングトランジスタの制御電極に出力するパルス信号生成回路部と、
該パルス信号生成回路部から前記パルス信号が出力されると、前記第1トランジスタをオンさせる第1トランジスタ制御回路部と、
を備えるようにした。
この場合、前記パルス信号生成回路部は、
所定の三角波電圧を生成して出力する発振回路と、
該三角波電圧と前記誤差電圧との電圧比較を行い、該比較結果を示す前記パルス信号を生成して出力する電圧比較回路と、
を備えるようにした。
また、前記第2トランジスタは、前記第1トランジスタよりもオン抵抗が大きくなるようにした。
本発明の昇圧型スイッチングレギュレータによれば、起動時の起動信号により前記第2トランジスタがオンして前記入力電圧を前記インダクタに供給を開始してから所定の時間経過後に前記第1トランジスタをオンさせて前記入力電圧を前記インダクタに供給させるようにしたことから、突入電流防止用の抵抗を設けることなく、簡単な回路構成で突入電流の発生を防止することができる。
また、第2トランジスタに小電流用の小型のトランジスタを使用することができ、チップ面積の増加を抑えることができる。
また、第1トランジスタは、出力電圧が所定の電圧に近い電圧になってからオンするため、第1トランジスタがオンしても大きな突入電流が発生することはなく、第1トランジスタの電流容量も、昇圧型スイッチングレギュレータにおける定格出力電流の最大値まででよく、第1トランジスタの素子サイズを小さくすることができる。
本発明の第1の実施の形態における昇圧型スイッチングレギュレータの回路例を示した図である。 図1のソフトスタート回路2の回路例を示した図である。 図1のスイッチングレギュレータ1の動作例を示したタイミングチャートである。 従来の昇圧型スイッチングレギュレータの回路例を示した図である。
次に、図面に示す実施の形態に基づいて、本発明を詳細に説明する。
第1の実施の形態.
図1は、本発明の第1の実施の形態における昇圧型スイッチングレギュレータの回路例を示した図である。
図1のスイッチングレギュレータ1は、入力端子INに入力された入力電圧Vinを所定の電圧に昇圧させて出力電圧Voutとして出力端子OUTから出力する非同期整流方式の昇圧型スイッチングレギュレータをなしている。
図1において、スイッチングレギュレータ1は、NMOSトランジスタからなるスイッチングトランジスタM1と、ダイオードD1と、インダクタL1と、出力コンデンサCoとを備えている。
更に、スイッチングレギュレータ1は、参照電圧Vrを生成して出力するソフトスタート回路2と、出力電圧検出用の抵抗R1,R2と、誤差増幅回路3と、所定の三角波電圧Vtを生成して出力する発振回路4と、PWMコンパレータ5と、RSフリップフロップ回路6と、PMOSトランジスタM2,M3とで構成されている。PMOSトランジスタM3は、PMOSトランジスタM2よりも素子サイズが遥かに小さく、その分オン抵抗が大きくなっている。
なお、ダイオードD1は整流素子を、PMOSトランジスタM2は第1トランジスタを、PMOSトランジスタM3は第2トランジスタをそれぞれなし、ソフトスタート回路2、誤差増幅回路3、発振回路4、PWMコンパレータ5、RSフリップフロップ回路6及び抵抗R1,R2は制御回路部をなす。また、ソフトスタート回路2は参照電圧生成回路部を、誤差増幅回路3及び抵抗R1,R2は誤差増幅回路部を、発振回路4及びPWMコンパレータ5はパルス信号生成回路部を、RSフリップフロップ回路6は第1トランジスタ制御回路部を、PWMコンパレータ5は電圧比較回路をそれぞれなす。また、スイッチングレギュレータ1において、インダクタL1及び出力コンデンサCoを除く各回路を1つのICに集積するようにしてもよく、場合によっては、スイッチングトランジスタM1及び/又はダイオードD1、インダクタL1並びに出力コンデンサCoを除く各回路を1つのICに集積するようにしてもよい。
入力電圧VinとインダクタL1の一端との間にPMOSトランジスタM2が接続され、インダクタL1の他端と接地電圧GNDとの間にスイッチングトランジスタM1が接続されている。PMOSトランジスタM2と並列にPMOSトランジスタM3が接続され、インダクタL1とスイッチングトランジスタM1との接続部にダイオードD1のアノードが接続され、ダイオードD1のカソードは出力端子OUTに接続されている。出力端子OUTと接地電圧GNDとの間には、抵抗R2及びR1の直列回路が接続されると共に、出力コンデンサCoが接続されている。
抵抗R2とR1との接続部から出力電圧Voutを分圧した帰還電圧Vfbが出力され、誤差増幅回路3において、反転入力端には帰還電圧Vfbが、非反転入力端にはソフトスタート回路2からの参照電圧Vrがそれぞれ入力され、誤差増幅回路3は、帰還電圧Vfbと参照電圧Vrとの差電圧を増幅して誤差電圧Veを生成し、PWMコンパレータ5の非反転入力端に出力する。PWMコンパレータ5の反転入力端には、三角波電圧Vtが入力されており、PWMコンパレータ5は、誤差電圧Veと三角波電圧Vtとの電圧比較を行い、該比較結果を示す信号PWMoを生成して、スイッチングトランジスタM1のゲートとRSフリップフロップ回路6のリセット入力端Rにそれぞれ出力する。
すなわち、PWMコンパレータ5は、三角波電圧Vtを使用して誤差電圧VeをPWM変調してPWMパルス信号PWMoを生成し、スイッチングトランジスタM1のゲートとRSフリップフロップ回路6のリセット入力端Rにそれぞれ出力する。
外部から入力された起動信号ENBは、ソフトスタート回路2、PMOSトランジスタM3のゲート及びRSフリップフロップ回路6のセット入力端Sにそれぞれ入力されており、RSフリップフロップ回路6の出力端QはPMOSトランジスタM2のゲートに接続されている。
ここで、図2は、図1のソフトスタート回路2の回路例を示した図である。
図2において、ソフトスタート回路2は、所定の基準電圧Vrefを生成して出力する基準電圧発生回路11、NMOSトランジスタM11、抵抗R11及びコンデンサC11で構成されている。抵抗R11の一端には基準電圧Vrefが入力されており、抵抗R11の他端と接地電圧GNDとの間にはコンデンサC11が接続されている。抵抗R11とコンデンサC11との接続部がソフトスタート回路2の出力端をなし、該出力端から参照電圧Vrが出力される。該出力端と接地電圧GNDとの間にはNMOSトランジスタM11が接続され、NMOSトランジスタM11のゲートには起動信号ENBが入力されている。
このような構成において、ソフトスタート回路2では、起動信号ENBがハイレベルである間、NMOSトランジスタM11はオンして導通状態になり、参照電圧Vrは接地電圧GNDになっている。起動信号ENBがローレベルになると、NMOSトランジスタM11がオフして遮断状態になるため、コンデンサC11は、抵抗R11を介して基準電圧Vrefで充電され、参照電圧Vrは、接地電圧GNDから基準電圧Vrefまで所定の速度で徐々に上昇した後、基準電圧Vrefと同電圧になって安定する。
ここで、図3は、図1のスイッチングレギュレータ1の動作例を示したタイミングチャートであり、図3を参照しながら図1のスイッチングレギュレータ1の動作について説明する。
時刻t0で起動信号ENBがローレベルになると、PMOSトランジスタM3がオンする。発振回路4からは、三角波電圧Vtが出力されており、ソフトスタート回路2では、NMOSトランジスタM11がオフするため、コンデンサC11が抵抗R11を介して基準電圧Vrefで充電され、図3の破線で示しているように、参照電圧Vrが0Vから上昇し始める。
PMOSトランジスタM3がオンすると、出力コンデンサCoは、PMOSトランジスタM3、インダクタL1及びダイオードD1を介して充電される。しかし、PMOSトランジスタM3のオン抵抗が大きいため、充電電流は小さく、出力電圧Voutに大きな突入電流は発生しない。ただし、起動信号ENBがローレベルになった直後の出力電圧Voutの電圧上昇速度は、ソフトスタート回路2からの参照電圧Vrの上昇速度よりも速くなるように設定されており、図3で示しているように、出力電圧Voutを分圧した帰還電圧Vfbの上昇速度も参照電圧Vrの上昇速度よりも速くなるように設定されている。この結果、誤差増幅回路3の出力である誤差電圧Veは接地電圧GNDになりローレベルになっている。
時間の経過と共に出力電圧Voutが上昇し、これに伴って出力コンデンサCoへの充電電流が減少するため、出力電圧Voutの上昇速度が遅くなる。特に、出力電圧Voutが入力電圧Vin近くになると、出力電圧Voutはほとんど上昇しなくなる。すると、図3で示しているように、時刻t1で参照電圧Vrが帰還電圧Vfbを超え、誤差増幅回路3からの誤差電圧Veが上昇し始める。誤差電圧Veが上昇すると三角波電圧Vtと交差するようになり、PWMコンパレータ5は、三角波電圧Vtが誤差電圧Veよりも、小さい場合はハイレベルの信号を出力し、大きい場合はローレベルの信号を出力する。
誤差増幅回路3からの誤差電圧Veが接地電圧GNDである間は、PWMコンパレータ5の出力信号PWMoもローレベルを維持していたが、誤差増幅回路3からの誤差電圧Veが上昇して三角波電圧Vtの下限値を超えると、PWMコンパレータ5は、誤差電圧Veの電圧レベルに応じたパルス幅のハイレベルのパルス信号PWMoを出力する。該ハイレベルのパルス信号PWMoによって、RSフリップフロップ回路6がリセットされ、出力端QがローレベルになってPMOSトランジスタM2がオンする。このとき、PMOSトランジスタM2の両端の電圧はほぼ0Vになっているので、大きな突入電流が発生することはない。
PMOSトランジスタM2がオンした後は、スイッチングトランジスタM1はPWMパルス信号PWMoに応じてスイッチング動作を行っており、ソフトスタート回路2からの参照電圧Vrの電圧上昇に応じた速度で出力電圧Voutが上昇する。
時刻t2で参照電圧Vrが基準電圧Vrefに達すると、出力電圧Voutも所定の電圧に達し、以後、スイッチングレギュレータ1は、通常の定電圧電源として作動する。
次に、時刻t3で起動信号ENBがハイレベルに戻ると、ソフトスタート回路2内のNMOSトランジスタM11がオンするため、コンデンサC11の電荷が放電され、参照電圧Vrが0Vに低下する。また、RSフリップフロップ回路6のセット入力端Sがハイレベルになるため、RSフリップフロップ回路6がセットされて出力端Qはハイレベルになり、PMOSトランジスタM2はオフする。更に、PMOSトランジスタM3のゲートがハイレベルになるため、PMOSトランジスタM3もオフし、この結果、入力電圧Vinの供給が遮断され、スイッチングレギュレータ1は動作を停止する。
このように、本第1の実施の形態におけるスイッチングレギュレータは、オン抵抗の小さいPMOSトランジスタM2に並列にオン抵抗の大きいPMOSトランジスタM3を接続し、スイッチングレギュレータ1の起動直後はPMOSトランジスタM3だけがオンするようにしたことから、突入電流防止用の抵抗を設けることなく、大きな突入電流の発生を抑制することができる。更に、PMOSトランジスタM3は小電流用の小型のトランジスタでよいことから、チップ面積の増加を抑えることができる。また、PMOSトランジスタM2は、出力電圧Voutが入力電圧Vinに近い電圧になってからオンするため、PMOSトランジスタM2をオンしても大きな突入電流が発生することがないため、PMOSトランジスタM2の電流容量も、スイッチングレギュレータ1の定格出力電流の最大値まででよく、PMOSトランジスタM2の素子サイズの縮小を図ることができる。
なお、前記第1の実施の形態では、スイッチングレギュレータ1が非同期整流方式である場合を例にして説明したが、これは一例であり、本発明はこれに限定するものではなく、ダイオードD1の代わりにMOSトランジスタを使用した同期整流方式のスイッチングレギュレータにも適用することができる。
また、前記第1の実施の形態の説明では、スイッチングトランジスタM1に対してPWM制御を行う場合を例にして説明したが、これは一例であり、本発明は、その他PFM制御等のように、誤差電圧Veを変調して生成したパルス信号を使用してスイッチングトランジスタM1のスイッチング制御を行う場合に適用することができる。
1 スイッチングレギュレータ
2 ソフトスタート回路
3 誤差増幅回路
4 発振回路
5 PWMコンパレータ
6 RSフリップフロップ回路
11 基準電圧発生回路
M1 スイッチングトランジスタ
M2,M3 PMOSトランジスタ
M11 NMOSトランジスタ
D1 ダイオード
L1 インダクタ
R1,R2,R11 抵抗
Co 出力コンデンサ
C11 コンデンサ
特開2003−111391号公報 特開2006−304414号公報 特開平2−287807号公報

Claims (5)

  1. 外部から入力された起動信号に応じて起動し、入力端子に入力された入力電圧を所定の電圧に昇圧して出力端子から出力電圧として出力する昇圧型スイッチングレギュレータにおいて、
    制御電極に入力された制御信号に応じてスイッチングを行うスイッチングトランジスタと、
    前記スイッチングトランジスタのスイッチングによって前記入力電圧による充電が行われるインダクタと、
    該インダクタの放電を行う整流素子と、
    制御電極に入力された信号に応じて、前記入力電圧を前記インダクタに供給する第1トランジスタと、
    前記起動信号に応じて、前記入力電圧を前記インダクタに供給する第2トランジスタと、
    所定の基準電圧をなす参照電圧を生成すると共に前記出力電圧に比例した帰還電圧を生成し、該生成した帰還電圧が前記参照電圧と同電圧になるように前記スイッチングトランジスタのスイッチング制御を行って、前記出力電圧が前記所定の電圧になるように制御する制御回路部と、
    を備え、
    前記制御回路部は、前記起動信号が入力されると、前記参照電圧を所定の速度で前記基準電圧まで上昇させ、前記起動時の起動信号により前記第2トランジスタがオンして前記入力電圧を前記インダクタに供給を開始してから、前記起動信号が入力されてから前記参照電圧が前記帰還電圧と等しくなるまでに要する時間が経過した後に、前記第1トランジスタをオンさせて前記入力電圧を前記インダクタに供給させることを特徴とする昇圧型スイッチングレギュレータ。
  2. 前記制御回路部は、前記参照電圧を生成して出力する参照電圧生成回路部を備え、参照電圧生成回路部は、前記起動信号によって起動すると、前記参照電圧を接地電圧から所定の速度で前記基準電圧まで上昇させるソフトスタート動作を行うことを特徴とする請求項1記載の昇圧型スイッチングレギュレータ。
  3. 前記制御回路部は、
    前記帰還電圧と前記参照電圧との電圧差を増幅して誤差電圧として出力する誤差増幅回路部と、
    該誤差増幅回路部からの誤差電圧を変調してパルス信号を生成し、前記スイッチングトランジスタの制御電極に出力するパルス信号生成回路部と、
    該パルス信号生成回路部から前記パルス信号が出力されると、前記第1トランジスタをオンさせる第1トランジスタ制御回路部と、
    を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の昇圧型スイッチングレギュレータ。
  4. 前記パルス信号生成回路部は、
    所定の三角波電圧を生成して出力する発振回路と、
    該三角波電圧と前記誤差電圧との電圧比較を行い、該比較結果を示す前記パルス信号を生成して出力する電圧比較回路と、
    を備えることを特徴とする請求項3記載の昇圧型スイッチングレギュレータ。
  5. 前記第2トランジスタは、前記第1トランジスタよりもオン抵抗が大きいことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の昇圧型スイッチングレギュレータ。
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