JP5331706B2 - 飛行機の座席用のスイッチド光ファイバ・ネットワーク - Google Patents

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    • H04B10/2589Bidirectional transmission

Description

本発明は、飛行機の座席用のスイッチド光ファイバ・ネットワークに関する。本発明の目的は、特に、そのスイッチング素子のうちの1つに障害が発生した場合にそのようなネットワークを保護することである。
一般に、飛行機では、娯楽プログラム(音楽、映画、ビデオ・ゲームなど)の放送のため、ならびに安全上のメッセージ(シートベルトの装着、電子デバイスの使用など)の伝送のため、各座席にスクリーン(画面)が組み込まれている。これらのスクリーンは、ネットワーク内で中央コンピュータまたはサーバに接続される。
次のように、図1は、座席3.1〜3.Nのスクリーン2.1〜2.Nがサーバ4に接続された従来技術のネットワーク1を示す。これらのスクリーン2.1〜2.Nは、ネットワーク・スイッチ4.1〜4.3またはスイッチを介してサーバ4に接続される。これらのスイッチ4.1〜4.3は、スイッチのポートのうちの1つで受け取った情報を所期のスクリーンへ伝送する。スイッチ4.1〜4.3とサーバ4との間のリンクを確保するケーブル5は銅ケーブルであり、その内部を、一般にイーサネット・バスの規格である信号が循環する。
このタイプのネットワークには、銅が高密度の金属であるため、重いという欠点がある。1つの解決策は、銅を、密度が3.3分の1であるアルミニウムに置き換えることからなる。しかし、アルミニウムは、少なくとも断面の小さいケーブルには、あまり広く使用されていないため、コネクタへの接続の点から、ならびに接触品質および腐食の危険性の点から、難点がある。
さらに、このタイプのネットワークは、比較的強力な電磁界を発生するから、飛行機の機器から寄生する干渉と同じく、近傍の電子機器との干渉を防止するために多くの予防策を取ることが必要になる。
さらに、ネットワーク・スイッチ4.1〜4.3は電源を必要とするので、障害の危険性を完全になくすことはできない。ここで、スイッチ4.1〜4.3のうちの1つに障害が発生した場合、スクリーン2.1〜2.Nのうちのその下流に位置する座席のスクリーンがすべて動作不能になる。乗客の娯楽プログラムが奪われるだけでなく、より重要なことには、かなりの数の座席で、安全上の指示を表示することができなくなる。
銅ケーブル5を光ファイバ・ケーブル9に置き換えた場合、図2に示すように、完全に受動的な光結合器10.1〜10.3を各座席に使用することが可能になるので、前述の欠点はなくなる。
これらの光結合器10.1〜10.3は、以前のスイッチに取って代わる。これらの光結合器10.1〜10.3は、障害の可能性のあるいかなる構成要素も含まず、またいかなる電源も必要としない分光器である。ファイバの重量はそれ自体、無視できるほどであり、光ビームは、寄生を発生させないだけでなく、電磁界の干渉も受けない。
そのようなネットワークは、PONネットワーク(Passive Optical Network)と呼ばれる。このネットワークでは、電気信号を光信号へ変換しかつ逆も同様に変換するための送受信器11.1〜11.3および12が、通信要素(スクリーンまたはサーバ)と結合器との間に位置決めされる。
しかし、各結合器10.1〜10.3は、信号の減衰をもたらし、これにより、単一のファイバに接続される座席の数を制限する。実際には、受動光ネットワークは、13個以上の座席に対応することはほとんどできず、そのため、光ファイバの数を増大させるか、または結合器12個ごとに光信号を再増幅するかのどちらかが必要になり、この場合もまた、イーサネット・バスの障害が銅ケーブルに影響を及ぼす危険性がある。
本発明は、光ネットワークのこれらの前述の欠点を克服することを提案する。
この目的で、本発明では、簡単な結合器が、可動マイクロミラーを備えるMEMS(Micro Electro-Mechanical Systems,微小電子機械システム)タイプの能動光スイッチに置き換えられる。したがってスイッチは、光ファイバ内を循環する光信号を2つの方向に向けることができる。一方は、制御がない場合に安定であり(非アクティブ位置)、他方は、一時的であり、スイッチに電圧が印加されたときにのみ得られる。
一時的な位置では、スイッチは、光ビームをスクリーン(画面)へ伝達しかつ光ファイバ内の光ビームを再増幅し、一方非アクティブ位置では、スイッチは、この光ビームを直接次の座席へ伝達する。
前述の簡単な結合器とは異なり、このスイッチは能動デバイスである。しかし、制御電子機器の障害の場合または電源の停電の場合、スイッチはもちろん非アクティブ位置に戻るので、このスイッチは「能動安全装置」と呼ばれる。
したがって、動作不良の場合に、下流の座席が引き続き安全上の指示および娯楽プログラムを受け取るだけでなく、局所的な再増幅のため、対応できる座席の数は、理論的上制限されない。
したがって、本発明による光ネットワークは、新しい収容人数の多い飛行機に適している。
したがって、本発明は、光ファイバを介して互いに接続されたスクリーンを備え、信号光がこの光ファイバ内をこれらのスクリーンまで循環する、飛行機の座席用のスイッチド光ファイバ・ネットワークであって、
− このネットワークが、光ファイバ上で互いに直列に接続された上流スイッチ・ボックスと下流スイッチ・ボックスとをさらに備え、上流スイッチ・ボックスが下流スイッチ・ボックスの上流に位置決めされ、
− 少なくとも1つのスクリーンが各スイッチ・ボックスに接続される、ネットワークにおいて、
− 上流スイッチ・ボックスが、前記上流ボックスが通電していないときは光信号を下流ボックスへ進ませる手段を備え、
− 上流スイッチ・ボックスが、この上流ボックスが接続されたスクリーンの方へ光信号を偏向させる手段と、前記上流ボックスが通電しているときは光信号を増幅しかつその光信号を下流スイッチ・ボックスへ送る手段とを備える
ことを特徴とする、ネットワークに関する。
一実施形態では、上流スイッチ・ボックスは光スイッチを備え、この光スイッチは、1つの固定ミラーと軸の周りを回転する2つの可動ミラーとを備える。これらのミラーは、スイッチが通電していないときは、光信号を下流スイッチ・ボックスへ反射するような形で位置決めされ、したがってこのスイッチは、非アクティブ位置になる。これらのミラーは、光スイッチが通電しているときは、光信号をスクリーンおよび下流スイッチへ反射するような形で位置決めされ、したがってこの光スイッチは、アクティブ位置になる。
一実施形態では、光スイッチの各可動ミラーは、第1および第2の制御電極を備える。第1の電極は、可動ミラーの一方の端部に位置決めされ、第2の電極は、スイッチの固定部分に位置決めされる。光スイッチは、2つの電極が通電していないときは非アクティブ位置になり、2つの電極が通電しているときはアクティブ位置になる。
一実施形態では、上流スイッチ・ボックスは、スクリーンと上流ボックスの光スイッチとの間に位置決めされた送受信器をさらに備える。この送受信器は確実に、光ファイバを介して送られた光信号をスクリーンへ送られる電気信号に変換し、その逆も同様であり、ならびに下流スイッチ・ボックスへ送られる光信号を増幅する。
一実施形態では、イーサネット(登録商標)・タイプのネットワーク・スイッチが、スイッチ・ボックスの光スイッチとその光スイッチが接続されたスクリーンとの間に接続され、他のスクリーンは、このネットワーク・スイッチに接続される。
一実施形態では、サーバが、光ファイバを介してスクリーンに接続され、このサーバが、指示データなどのデータをネットワークのスクリーンへ送る。
一実施形態では、光ファイバは双方向性である。
本発明は、以下の説明および添付の図から、よりよく理解されるであろう。これらは、例示として与えられ、本発明を限定するものではない。
現況技術による銅ケーブルを備えるネットワークを表す概略図である(前述)。 現況技術による光ファイバ・ネットワークを表す概略図である(前述)。 本発明によるスイッチド光ファイバ・ネットワークを表す概略図である。 本発明による光スイッチを動作位置で表す概略図である。 本発明による光スイッチを動作位置で表す概略図である。 本発明によるマイクロミラーおよびスイッチの電極を表す概略図である。 本発明による光ファイバ・ネットワークの一変形形態を表す概略図である。 光スイッチをその電源に接続するスイッチング・デバイスをそれぞれ閉じた状態および開いた状態で表す概略図である。 光スイッチをその電源に接続するスイッチング・デバイスをそれぞれ閉じた状態および開いた状態で表す概略図である。 ネットワークが光スイッチを確実に制御していることを監視するためのモジュールを備えるネットワーク・アーキテクチャを表す概略図である。
図において、同一の構成要素には、同じ参照数字が付されている。
図3は、飛行機の座席3.1〜3.N用のスイッチド光ファイバ・ネットワーク1を示す。このネットワーク1は、光ファイバ9を介して互いに接続されかつサーバ4に接続されたスクリーン2.1〜2.Nを備える。これらのスクリーン2.1〜2.Nはそれぞれ、イーサネット・タイプのネットワーク上でのデータの交換を可能にするネットワーク・カードを装備するコンピュータ(図示せず)を備える。
これらのスクリーン2.1〜2.Nは、互いに直列に接続されたスイッチ・ボックス13.1〜13.Nを介して光ファイバ9に接続される。各スイッチ・ボックス13.1〜13.Nは、光スイッチ14.1〜14.Nと、2つの送受信器15.1〜15.Nおよび16.1〜16.Nとを備え、それらの送受信機それぞれは、一方で光スイッチ14.1〜14.Nに接続され、他方でスクリーン2.1〜2.Nに接続されている。サーバ4には、送受信器12が設けられ、その送受信機は、一方で当該サーバ4に接続され、他方で光ファイバに接続される。
送受信器12および15.1〜15.Nは、電気信号を、イーサネット規格の下で、たとえば光信号に変換し、その逆も同様である。これらの送受信器は双方向性であり、したがって、光ファイバ9から信号を受け取ってこれらの信号をスクリーン2.1〜2.Nもしくはサーバ4へ送り、またはこれらのスクリーン2.1〜2.Nもしくはサーバ4からデータを受け取って光ファイバ9を介してこのデータを送る。
図示のスイッチ14.1、14.3、および14.Nなど、スイッチがアクティブ位置にあるとき、サーバ4から送られる情報は、送受信器12、および15.1〜15.Nを介して乗客のスクリーンに到達する。再増幅後、光信号は再び光ファイバ区間へ出て、次のスクリーンで終了する。スイッチは、電力を供給されるとアクティブ位置になる。
そうでなくて、図示のスイッチ14.2など、スイッチのうちの1つがアクティブでない場合、スイッチは非アクティブ位置になり、光信号は直接次の座席へ進む。この非アクティブ位置は、光スイッチに電力が供給されるときに見られるスイッチのデフォルト位置である。
より詳細には、サーバ4が、異なるスクリーン上に表示すべき安全上の情報を送るとき、この情報に関する電気信号18が、送受信器12へ送られる。この送受信器12は、電気信号18を光信号19に変換し、光信号19は、光ファイバ区間9.1を介して光スイッチ14.1へ送られる。
アクティブ位置にあるこのスイッチ14.1は、信号19を送受信器15.1の方へ偏向させ、送受信器15.1は、信号19を電気信号20に変換する。次いでこの電気信号20は、スクリーン2.1へ送られ、スクリーン2.1は、この信号に関連する安全上のデータを表示する。
信号20はまた、送受信器16.1へ送られ、送受信器16.1は、信号20を、内容は信号19と同一である光信号21に変換する。この信号21は、区間9.1の光ファイバおよびスイッチ14.1によって生じた減衰を補償するために、送受信器16.1によって増幅された。
次いでこの信号21は、光スイッチ14.1へ送られ、光スイッチ14.1は信号21を、光ファイバ区間9.2を介して、スイッチ14.1に対して下流に位置決めされた光スイッチ14.2の方へ偏向させる。
非アクティブ位置にある(動作不良で電力が供給されなくなったため)この光スイッチ14.2は、光信号21をスクリーン2.2の方へ偏向させない。次いで信号21は、光ファイバ区間9.3を介して直接スイッチ14.3へ送られる。
次いでこのスイッチ14.3は、この信号21をスクリーン2.3へ送り、かつ信号21に対して増幅された光信号22を再び送る。次いで信号22は、ファイバ区間9.Nを介してスイッチ14.Nへ送られる。同じくアクティブ位置にあるこのスイッチ14.Nは、信号22をスクリーン2.Nへ送りかつ信号22を再増幅し、以下同様である。
したがって、スイッチ14.2など、ネットワークのいくつかのスイッチが正しく動作していない場合でも、サーバ4から送られる情報信号を、良好な動作条件にある光スイッチに関連するすべてのスクリーン2.1、2.3、2.Nへ送ることができる。
図4aおよび図4bに示すように、各光スイッチ14.1〜14.Nは、固定ミラー25、ならびに紙面に垂直な軸26.1および27.1の周りを回転するそれぞれ第1の可動ミラー26および第2の可動ミラー27を備える。固定ミラー25は、可動ミラー26、27間に位置決めされる。
図4aに示す非アクティブ位置(スイッチ14.2の位置)では、第1の可動ミラー26は、ファイバから送られる光信号21を固定ミラー25へ反射するような角度aを有する。この固定ミラー25は、この可動ミラーから送られる信号を第2の可動ミラー27へ反射する。この第2の可動ミラー27は、固定ミラー25から送られる信号を別のスイッチへ反射するような角度bを有する。
図4bに示すアクティブ位置(特にスイッチ14.1の位置)では、第1のミラー26は、ファイバから送られる光信号をスクリーンへ反射するような角度a’を有し、一方第2の可動ミラー27は、スクリーンから送られる信号21を別のスイッチへ反射するような角度b’を有する。
非アクティブ位置からアクティブ位置へ確実に移動するために、各可動ミラー26、27は、図4cに示すように、第1の制御電極31と第2の制御電極32とを備える。第1の電極31は、可動ミラー26、27の端部に位置決めされ、第2の電極32は、スイッチの固定部分33に位置決めされる。
電極31、32に電力が供給されないとき、2つの電極は、たとえば回転軸に位置決めされたばねによって加えられる機械力によって互いに隔置され、したがってミラー26、27は、水平面でそれぞれ角度aおよびbを形成する。このときスイッチは、非アクティブ位置(実線の位置)になる。
電極31、32に電力が供給されるとき、電極31、32は互いに引き付け合い、したがってミラー26、27は、回転し支持体33に近づく。次いでミラー26、27は、水平面でそれぞれ角度a’およびb’を形成する。このときこのスイッチは、アクティブ位置(点線の位置)になる。
電極31、32に電力が供給されなくなると直ちに、機械力によりミラーが支持体から離れ、したがってスイッチはもちろん、非アクティブ位置に戻る。
一変形形態として、ミラー26、27は、反発力を用いて非アクティブ位置からアクティブ位置へ移動する。
一変形形態として、ミラー26、27の回転は、モータを用いて制御される。
一変形形態として、電極に電力を供給することで、可撓性材料に取り付けられたミラー26、27がねじれる。
図5は、各座席3.1〜3.Nが複数の座席を備え、したがって複数のスクリーン2.1〜2.Nを備える本発明の一変形形態を示す。言い換えれば、この場合、搭載されているネットワークは、1つの座席だけではなく、図示のように1列の2つ、3つ、または4つの座席に対応する。
したがって、図3と比較すると、ネットワークから送られる信号を同じ列の座席のすべてのスクリーン2.1〜2.Nへ導くように、イーサネット・タイプのネットワーク・スイッチ33.1〜33.N、またはスイッチが、各ノードに追加される。
この目的で、各スイッチ33.1〜33.Nは、一方ではボックスの送受信器15.1および16.1に接続され、他方では1列の座席のスクリーン2.1〜2.Nに接続される。
この構成では、障害がすべての乗客に及ばない限り、1列の4つの座席の娯楽プログラムが奪われる可能性があるものとする。安全上の指示については、障害が発生したデバイスにはアクセスできないままであるが、非常に局所的な形である。このとき乗務員は、乗客の注意を、中央の通路に配置された光パネルへ向けることができる。
一変形形態として、光ファイバの数が増大され、したがって、2組(以上)の座席37.1および37.2を、別個の光ファイバ9および35を介してサーバ4へ接続することが可能になる。組37.2の座席(図示せず)は、前述の組37.1の座席3.1〜3.Nと同様に、互いに接続されかつサーバ4に接続される。
図6(a、b)は、オール・オア・ナッシングの標準的な条件下で動作するトランジスタまたは任意の他の同等のスイッチング・デバイスなどの回路遮断器39を介して電源38に接続された光スイッチ14.1を示す。
図6aに示すように回路遮断器39が閉じているとき、光スイッチ14.1には電力が供給され、したがって光スイッチ14.1は、アクティブ状態になり、光スイッチ14.1が関連するネットワーク・スイッチ33.1へデータを確実に送り、一方図6bに示すように回路遮断器39が開いているとき、光スイッチ14.1には電力が供給されず、したがって光スイッチ14.1は、非アクティブ状態になり、光スイッチ14.1に接続されたスクリーン2.1を分離するために、ネットワークから受け取った信号を、光スイッチ14.1が関連するネットワーク・スイッチ33.1へ送らず、直接次の光スイッチ14.2へ送る。
さらに、図7に示すように、回路遮断器39の開閉を制御する監視モジュール40.1が、各ネットワーク・スイッチ33.1〜33.Nに関連し、この監視モジュール40.1は、ネットワークを通るデータの一貫性(コヒーレンス)を監視する機能を有する。この監視モジュール40.1は、例えば、マイクロコントローラの形をとることができる。
この目的で、監視モジュール40.1が、許容できる誤り閾値(パラメータ化可能)に到達したことを検出すると直ちに(言い換えれば、ネットワークの動作不良を検出すると直ちに)、前記監視モジュール40.1は、スイッチ14を非アクティブ位置にするために、回路遮断器39を開くように制御する。
他方では、許容できる誤り閾値に到達していないとき(言い換えれば、ネットワークが正しく機能しているとき)は、前記制御モジュール40.1は、スイッチ14をアクティブ位置にするために、回路遮断器39を閉じるように制御する。
監視モジュール40.1によって監視されるパラメータは、たとえば、各スクリーン2.1〜2.Nから送られる応答信号の数(このパラメータにより、ネットワークの輻輳を測定することが可能になる)、または各スクリーン2.1〜2.Nから送られるフレームのうち優先順位の高いフレームと置き換えられたフレームの数とすることができる。これらの異なるパラメータに関連する閾値は、異なってもよく、またパラメータ化することができる。
1 スイッチド光ファイバ・ネットワーク; 2.1〜2.N スクリーン;
3.1〜3.N 座席; 4 サーバ; 9 光ファイバ;
9.1、9.2、・・・光ファイバ区間;
13.1〜13.N; スイッチ・ボックス; 光スイッチ14.1〜14.N;
15.1〜15.N、 16.1〜16.N 送受信器;
18 電気信号; 19 光信号。

Claims (7)

  1. 光ファイバ(9)を介して互いに接続されたスクリーン(2.1〜2.N)を備え、光信号がこの光ファイバ(9)内をこれらのスクリーン(2.1〜2.N)まで循環する、飛行機の座席(3.1〜3.N)用のスイッチド光ファイバ・ネットワーク(1)であって、
    − このネットワーク(1)が、前記光ファイバ(9)上で互いに直列に接続された上流スイッチ・ボックス(13.1)と下流スイッチ・ボックス(13.2)とをさらに備え、前記上流スイッチ・ボックス(13.1)が前記下流スイッチ・ボックス(13.2)の上流に位置決めされ、
    − 少なくとも1つのスクリーンが各スイッチ・ボックスに接続される、ネットワーク(1)において、
    − 前記上流スイッチ・ボックス(13.1)が、前記上流スイッチ・ボックス(13.1)が通電していないときは前記光信号(19)を前記下流ボックス(13.2)へ進ませる手段(25〜27)を備え、
    − 前記上流スイッチ・ボックス(13.1)が、前記上流スイッチ・ボックス(13.1)が接続された前記スクリーン(2.1)の方へ前記光信号(19)を偏向させる手段(25〜27)と、前記上流スイッチ・ボックス(13.1)が通電しているときは前記光信号(19)を増幅しかつ前記光信号(19)を前記下流スイッチ・ボックス(13.2)へ送る手段(15.1、16.1)とを備え、
    前記上流スイッチ・ボックスが、光スイッチ(14.1〜14.N)を備え、この光スイッチ(14.1〜14.N)が、1つの固定ミラー(25)と軸(26.1、27.1)の周りを回転する2つの可動ミラー(26、27)とを備え、
    − 前記光スイッチが通電していないときは、前記固定ミラー(25)と前記2つの可動ミラー(26、27)が、前記光信号(19)を前記下流スイッチ・ボックスへ反射するような形で位置決めされ、このとき前記光スイッチが、非アクティブ位置になり、
    − 前記光スイッチが通電しているときは、前記2つの可動ミラー(26、27)が前記固定ミラー(25)を用いないで、前記光信号(19)を前記スクリーンおよび前記下流スイッチ・ボックスへ反射するような形で位置決めされ、このとき前記光スイッチが、アクティブ位置になることを特徴とする、ネットワーク。
  2. 前記光スイッチの各可動ミラー(26、27)が、第1の制御電極(31)と第2の制御電極(32)とを備え、
    − 前記第1の電極(31)が、前記可動ミラー(26、27)の端部に位置決めされ、前記第2の電極(32)が、前記スイッチの固定部分(33)に位置決めされ、
    − 前記2つの電極(31、32)が通電していないときは、前記光スイッチが非アクティブ位置になり、
    − 前記2つの電極(31、32)が通電しているときは、前記光スイッチがアクティブ位置になることを特徴とする、請求項1に記載のネットワーク。
  3. 前記上流スイッチ・ボックス(13.1)が、
    − 前記スクリーン(2.1)と前記上流スイッチ・ボックスの前記光スイッチとの間に位置決めされた送受信器(15.1、16.1)をさらに備え、
    − この送受信器(15.1、16.1)が確実に、前記光ファイバを介して送られた前記光信号(19)を前記スクリーンへ送られる電気信号に変換し、その逆も同様であり、および、
    − 前記下流スイッチ・ボックスへ送られる前記光信号(19)を増幅することを特徴とする、請求項1〜2の何れか1項に記載のネットワーク。
  4. − スイッチ・ボックスの前記光スイッチ(14.1〜14.N)と前記光スイッチ(14.1〜14.N)が接続された前記スクリーン(2.1〜2.N)との間に接続されたイーサネット・タイプのネットワーク・スイッチ(33.1〜33.N)を備え、他のスクリーンが、このネットワーク・スイッチに接続されることを特徴とする、請求項1〜3の何れか1項に記載のネットワーク。
  5. 前記光ファイバ(9)を介して前記スクリーンに接続されたサーバ(4)を備え、このサーバ(4)が、指示データなどのデータを前記ネットワークの前記スクリーンへ送ることを特徴とする、請求項1〜4の何れか1項に記載のネットワーク。
  6. 前記光ファイバ(9)が双方向性であることを特徴とする、請求項1〜5の何れか1項に記載のネットワーク。
  7. 各光スイッチ(14.1〜14.N)が、スイッチング・デバイス(39)を介して電源(38)に接続されることと、前記ネットワークが、各ネットワーク・スイッチ(33.1〜33.N)に関連する、スイッチング・デバイス(39)を制御する監視モジュール(40.1)を備え、各監視モジュール(40.1)が、前記ネットワーク上で問題が検出された場合に対応して、前記スイッチング・デバイス(39)を開くように制御することとを特徴とする、請求項4に記載のネットワーク。
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