JP5078635B2 - 光ネットワーク装置および光ネットワーク - Google Patents

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Description

本発明は、光ネットワーク装置および光ネットワークに関するものであり、特に現用系および予備系の波長多重回線を用いて波長多重光信号による光通信を行う光ネットワーク装置および光ネットワークに関するものである。
従来、OADM(Optical Add Drop Multiplexer:光波長挿入分岐モジュール)を用いた波長多重光ネットワークにおける重要な機能の一つに光プロテクション機能がある。通常、波長多重光ネットワークにおける光プロテクション機能では、光送信側にて1:2光カプラで現用、予備に光送信を行い、受信側で2x1光スイッチや2:1光カプラによる合波(予備回線側は光信号出力停止)でプロテクションを実現する(たとえば、特許文献1、2参照)。
以下、従来の代表的な波長多重光ネットワークにおける光プロテクションの例を説明する。波長多重光ネットワーク内にはノード装置が複数存在し、ノード装置は、クライアント側の光インタフェースを終端して波長多重光ネットワークとのインタワークを実現するとともにノード装置においてプロテクションペアとなるインタフェースモジュール(以下、IFモジュールと呼ぶ)と、波長多重光信号の中から必要となる波長信号のみを分岐(ドロップ)または挿入(アッド)するOADM(光波長挿入分岐モジュール)と、光カプラと、ノード装置の監視及び制御を実施する監視制御部と、を有する。監視制御部は、プロテクション制御を実現するプロテクション制御部を備える。また、IFモジュールの障害対応を考慮し、プロテクションペアとなる複数のIFモジュール(現用系/予備系)を設けて冗長化構成としている。ここでは、IFモジュールは2つとする。
受信側のノード装置のOADMでは、ノード装置のOADMにて挿入(アッド)された波長を分岐(ドロップ)し、プロテクションペアとなる2つのIFモジュール(現用系/予備系)の各々に転送する。2つのIFモジュールからのクライアント側への光信号出力は、2:1光カプラである光カプラにおいて合波され、クライアント側の光インタフェースに出力される。通常時は、現用系のIFモジュールでは、クライアント側への光信号出力を行い、予備側のIFモジュールでは、光信号出力を停止している。
ここで、現用系において光伝送路障害などが発生した場合は、ノード装置ではこれらの情報を監視制御部に通知し、監視制御部のプロテクション制御部からの指示によって現用系/予備系のIFモジュールの光信号出力/出力停止制御を逆転させることで、1+1光プロテクションを実現する。
特開平06−244796号公報 特開2006−217010号公報
しかしながら、上記従来構成では、監視制御部のプロテクション制御部が、監視制御部の抜去や障害等により動作不可となった場合、ノード装置外部からのLOCKOUTや強制切り替えはもちろんのこと、障害切り替えも実施不能となるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、障害発生時における光信号出力または出力停止の切り替えを確実に行って信頼性に優れた光通信を行うことができる光ネットワーク装置および光ネットワークを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる光ネットワーク装置は、現用系および予備系の波長多重回線を用いて波長多重光信号による光通信を行う光ネットワークに用いられる光ネットワーク装置であって、前記現用系および予備系の波長多重回線により自装置に入力される前記波長多重光信号の中から必要となる波長信号のみを分岐または挿入する光波長挿入分岐手段と、前記光波長挿入分岐手段から前記波長多重光信号が入力され、クライアント側の光インタフェースを終端して前記光ネットワークとのインタワークを行い、クライアント側に前記波長多重光信号を出力する現用系インタフェース手段と、前記光波長挿入分岐手段から前記波長多重光信号が入力され、クライアント側の光インタフェースを終端して前記光ネットワークとのインタワークを行い、前記現用系インタフェース手段と切り替えられることでクライアント側に前記波長多重光信号を出力する予備系インタフェース手段と、前記現用系インタフェース手段および予備系インタフェース手段に対してのクライアント側への前記波長多重光信号の出力または出力停止の切り替え制御情報を生成するプロテクション制御手段と、を備え、前記現用系インタフェース手段と予備系インタフェース手段とは、自インタフェース手段に関する障害を検出して障害情報を生成する障害検出部と、前記プロテクション制御手段の前記切り替え制御情報に基づいてクライアント側への前記波長多重光信号の出力または出力停止を制御する光出力制御部と、自光ネットワーク装置内の前記障害情報をモニタして、自インタフェース手段以外の他のインタフェース手段に関する前記障害情報を選択取得する障害情報選択部と、を有し、前記切り替え制御情報が、前記現用系インタフェース手段および予備系インタフェース手段とのそれぞれに個別に対応し、前記プロテクション制御手段が正常に動作している場合には2値変化するとともに前記プロテクション制御手段が正常に動作しない場合には論理固定されるシリアル信号であり、前記現用系インタフェース手段と予備系インタフェース手段とのそれぞれの前記光出力制御部は、前記シリアル信号に基づいて前記プロテクション制御手段が正常に動作してるか否かを認識し、前記プロテクション制御手段が正常に動作しない場合には、前記現用系インタフェース手段と予備系インタフェース手段とのそれぞれの前記光出力制御部が、自インタフェース手段の前記障害情報と前記障害情報選択部で選択取得した前記障害情報とに基づいて、前記現用系インタフェース手段および予備系インタフェース手段におけるクライアント側への前記波長多重光信号の出力または出力停止の切り替えをそれぞれ独立して制御すること、を特徴とする。
この発明によれば、障害発生時においては、光出力制御部が、自インタフェース手段の障害情報と障害情報選択部で選択取得した障害情報とに基づいて現用系インタフェース手段および予備系インタフェース手段におけるクライアント側への波長多重光信号の出力または出力停止の切り替えを制御することにより、光信号出力/出力停止の切り替えを確実に行って信頼性に優れた光通信を行うことができる、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかる光ネットワーク装置および光ネットワークの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は以下の記述に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる光通信ネットワークであり、現用系および予備系の波長多重回線を用いて波長多重光信号による光通信を行う波長多重光ネットワークの概略構成を示す図である。以下、実施の形態1にかかる光通信ネットワークの光プロテクション機能について説明する。
実施の形態1にかかる光通信ネットワークにおいては、波長多重光ネットワーク1内にノード装置(光ネットワーク装置)が複数存在している。ノード装置2aは、クライアント側の光インタフェース3aを終端して波長多重光ネットワーク1とのインタワークを実現するとともにノード装置2aにおいてプロテクションペアとなるIFモジュール6a1,6a2と、波長多重光信号の中から必要となる波長信号のみを分岐(ドロップ)または挿入(アッド)するOADM(光波長挿入分岐モジュール)5aと、光カプラ7aと、ノード装置2aの監視及び制御を実施する監視制御部8aと、を有する。
また、ノード装置2bは、クライアント側の光インタフェース3bを終端して波長多重光ネットワーク1とのインタワークを実現するとともにノード装置2bにおいてプロテクションペアとなるIFモジュール6b1,6b2と、波長多重光信号の中から必要となる波長信号のみを分岐(ドロップ)または挿入(アッド)するOADM(光波長挿入分岐モジュール)5bと、光カプラ7bと、ノード装置2bの監視及び制御を実施する監視制御部8bと、を有する。
なお、図1では説明の簡略化のため、2ノード装置構成であり、且つ各ノード装置のIFモジュールは2つとし、ノード装置2aからノード装置2b方向への通信のみを記載している。また、IFモジュールの障害対応を考慮しIFモジュールも含めた冗長化構成としている。また、IFモジュール6b1と6b2とをプロテクションペアとし、IFモジュール6b1が現用系、IFモジュール6b2が予備系で動作している状態で、IFモジュール6b1でのみ障害を検出した場合を例に説明する。
図1において、ノード装置2aに入力されるクライアント側の光インタフェース3aは、1:2光カプラである光カプラ7aにより、プロテクションペアとなる2つのIFモジュール6a1,6a2に入力され、各々特定波長信号として、OADM5aによって波長多重光信号4a,4bに挿入(アッド)され、波長多重光ネットワーク1を介してノード装置2bに転送される。図1において、波長多重光信号4aは現用系を転送する波長多重光信号であり、波長多重光信号4bは予備側を転送する波長多重光信号である。
ノード装置2bのOADM5bでは、ノード装置2aのOADM5aにて挿入(アッド)された波長を分岐(ドロップ)し、プロテクションペアとなる2つのIFモジュール6b1,6b2の各々に転送する。IFモジュール6b1,6b2からのクライアント側への光信号出力は、2:1光カプラである光カプラ7bにおいて合波され、クライアント側の光インタフェース3bに出力される。図1では、IFモジュール6b1が現用系であり、IFモジュール6b2が予備側である。通常時は、現用系のIFモジュール6b1では、クライアント側への光信号出力を行い、予備側のIFモジュール6b2では、光信号出力を停止している。
ここで、現用系において光伝送路障害などが発生した場合は、ノード装置2bではこれらの情報を監視制御部8bに通知し、監視制御部8bからの指示によってIFモジュール6b1,6b2の光信号出力/出力停止制御を逆転させることで、1+1光プロテクションを実現する。
図2は、実施の形態1にかかる光通信ネットワークにおける光プロテクション機能について説明する図である。具体的には、ノード装置2bでの監視制御部8bとIFモジュール6b1,6b2間でのプロテクション制御について説明する。
図2に示すように、IFモジュール6b1は、光通信に関する障害として光伝送路障害やIFモジュール障害を検出する障害検出部10b1と、クライアント側への光信号出力/出力停止を制御するクライアント光出力制御部11b1と、通信路15b上を流れる各IFモジュールの障害情報をモニタし、自IFモジュール6b1とプロテクションペアとなるIFモジュール6b2の障害情報を選択する障害情報選択部17b1と、を有する。
IFモジュール6b2は、光伝送路障害やIFモジュール障害を検出する障害検出部10b2と、クライアント側への光信号出力/出力停止を制御するクライアント光出力制御部11b2と、通信路15b上を流れる各IFモジュールの障害情報をモニタし、自IFモジュール6b2とプロテクションペアとなるIFモジュール6b1の障害情報を選択する障害情報選択部17b2と、を有する。
また、監視制御部8bは、プロテクション制御を実現するプロテクション制御部9bを有する。プロテクション制御部9bには、プロテクションペアに対するLOCKOUT指示や強制切り替え指示などの動作固定設定情報14bがノード装置外部から入力される。
障害検出部10b1,10b2は、自障害検出部で検出した自IFモジュールの障害情報を障害情報12b1,12bとして、それぞれ通信路15b上に送信してプロテクション制御部9bに通知する。なお、障害検出部10b1,10b2は、障害がない場合は、障害情報12b1,12bとして、「障害なし」の旨の情報を通信路15b上に送信する。通信路15bは、ノード装置2bに実装されるIFモジュール6b1,6b2で検出された障害情報をプロテクション制御部9bに通知するための通信路である。
また、障害検出部10b1,10b2は、自障害検出部で検出した自IFモジュールの障害情報を障害情報18b1,18b2として、それぞれクライアント光出力制御部11b1,11b2に通知する。なお、障害検出部10b1,10b2は、障害がない場合は、障害情報18b1,18bとして、「障害なし」の旨の情報をクライアント光出力制御部11b1,11b2に通知する。
また、プロテクション制御部9bには通信路16bが接続されている。通信路16bは、プロテクション制御部9bから、各IFモジュールのクライアント光出力制御部11b1,11b2に対して光信号出力/出力停止を指示する切り替え制御情報13b1,13b2を通知するための通信路である。この切り替え制御情報13b1,13b2によりクライアント光出力制御部11b1,11b2における光信号出力/出力停止を切り替えることで、IFモジュール6b1,6b2の現用系/予備系を切り替える。
障害情報19b1,19b2は、障害情報選択部17b1,17b2からクライアント光出力制御部11b1,11b2に通知する、自IFモジュールとプロテクションペアとなるIFモジュールの障害情報である。
次に、実施の形態1にかかる光通信ネットワークの動作について説明する。監視制御部8bのプロテクション制御部9bが正常動作している場合は(生存中)、従来例と同様、障害情報12b1,12b2を認識したプロテクション制御部9bが切り替え制御情報13b1,13b2を生成し、プロテクションペアであるIFモジュール6b1,6b2内のクライアント光出力制御部11b1,11b2に通知することでプロテクション(IFモジュールのクライアント側への光信号の出力/出力停止制御)を実施する。この場合、自IFモジュール内の障害検出部10b1,10b2や障害情報選択部17b1,17b2から通知される障害情報はクライアント光出力制御部11b1,11b2では無視する。
プロテクション制御部9bでの切り替え制御情報13b1,13b2の生成例としては例えば以下のような例が挙げられる。すなわち、現在の現用/予備状態が、IFモジュール6b1:現用、IFモジュール6b2:予備であり、運用設定からのLOCKOUT指示や強制切り替え指示無しで、IFモジュール6b1のみ障害が通知された場合は、切り替え制御情報13b1:光信号出力停止、切り替え制御情報13b2:光信号出力を通知する。
また、IFモジュール6b1及びIFモジュール6b2で障害が通知された場合は、切り替え制御情報13b1:光信号出力、切り替え制御情報13b2:光信号出力停止を通知する(現状維持)。また、IFモジュール6b2のみ障害が通知された場合は、切り替え制御情報13b1:光信号出力、切り替え制御情報13b2:光信号出力停止を通知する(現状維持)。
また、現在の現用/予備状態が、IFモジュール6b1:現用、IFモジュール6b2:予備で、運用設定からのLOCKOUT指示がある場合は、IFモジュール6b1,6b2からの障害情報に関わらず、切り替え制御情報13b1:光信号出力、切り替え制御情報13b2:光信号出力停止を通知する(現状維持)。
以下では、監視制御部8bのプロテクション制御部9bが動作不可となった場合の動作について説明する。
IFモジュール6b1の障害検出部10b1は、障害を検出すると通信路15bに障害情報12b1を送出するとともに、IFモジュール6b1内のクライアント光出力制御部11bに対して障害情報18b1を送出する。IFモジュール6b2では、障害情報選択部17b2において通信路15bの障害情報を常時モニタし、自IFモジュール6b2とのプロテクションペアであるIFモジュール6b1の障害情報12b1を選択して取得し、これを障害情報19b2としてクライアント光出力制御部11b2に通知する。
なお、IFモジュール6b1においても障害情報選択部17b1が通信路15bの障害情報を常時モニタし、自IFモジュール6b1とのプロテクションペアであるIFモジュール6b2の障害情報12b2を選択して取得し、これを障害情報19b1としてクライント光出力制御部11b1に通知する。ただし、本実施の形態では、IFモジュール6b2において障害が発生していないため、「障害なし」の旨が通知される。
また、プロテクションペアとなるIFモジュールの障害情報を障害情報選択部17b1,17b2において選択するため、監視制御部8bが正常動作中(生存中)にプロテクションペア情報は各IFモジュールに通知されているものとする(例えば、切り替え制御情報13b1、13b2等とあわせて通知する)。
このような動作が実行されているときに監視制御部8bのプロテクション制御部9bが動作不可となる。IFモジュール6b1のクライアント光出力制御部11b1は、監視制御部8bのプロテクション制御部9bが動作不可であることを認識すると、クライアント光出力制御部11b1は、障害検出部10b1からの障害情報18b1が「障害あり」で、障害情報選択部17b1からの障害情報19b1が「障害なし」であることから、自IFモジュールは予備系に遷移すべきと判断し、クライアント光信号出力を停止する。
IFモジュール6b2のクライアント光出力制御部11b2は、障害検出部10b2からの障害情報18b2が「障害なし」で、障害情報選択部17b2からの障害情報19b2が「障害あり」であることから、自IFモジュールは現用系に遷移すべきと判断し、クライアント光信号出力を開始する。
上述したように、実施の形態1にかかる光通信ネットワークにおいては、各IFモジュールが上記のような障害検出部と障害情報選択部とクライアント光出力制御部とを備え、クライアント光出力制御部が障害検出部からの障害情報と障害情報選択部からの障害情報とに基づいて、自IFモジュールの現用系または予備系への遷移を判断してクライアント光信号出力を開始する。これにより、実施の形態1にかかる光通信ネットワークにおいては、ノード装置2bの監視制御部8bのプロテクション制御部9bが動作不可状態に陥っても、障害切り替え(プロテクション)を実現することができる。したがって、実施の形態1にかかる光通信ネットワークによれば、障害発生時においても光信号出力または出力停止の切り替えを確実に行って信頼性に優れた光通信を行うことができる。
実施の形態2.
上述した実施の形態1では、監視制御部8bのプロテクション制御部9bが動作不可状態における障害切り替えについて説明したが、実施の形態2では、ノード装置外部からの運用設定であるLOCKOUT指示や強制切り替え指示がある場合の実施の形態について説明する。なお、実施の形態2にかかる光通信ネットワークの構成は実施の形態1の場合と同様であり、基本的に同じ機能を有する。
実施の形態2では、監視制御部8bのプロテクション制御部9bが正常動作しており(生存中)、ノード装置外部からプロテクション制御部9bにLOCKOUT指示や強制切り替え指示が入力されている。この場合に、プロテクション制御部9bから各IFモジュール6b1,6b2のクライアント光出力制御部11b1,11b2に通知する切り替え制御情報13b1,13b2として、クライアント側への光信号出力/出力停止を制御する光信号出力/出力停止情報に加え、ノード装置外部からプロテクション制御部9bにLOCKOUT指示や強制切り替え指示が入力されておりLOCKOUT指示中や強制切り替え指示中である旨も追加で通知する。
そして、LOCKOUT指示中や強制切り替え指示中に監視制御部8bのプロテクション制御部9bが動作不可状態となった場合は、その後のIFモジュールの障害情報に関わらず、クライアント側への光信号出力/出力停止状態を現状維持する。すなわち、クライアント側への光信号出力/出力停止状態を、LOCKOUT指示や強制切り替え指示に従った状態に維持する。
以上のようにクライアント側への光信号出力/出力停止状態を制御することで、LOCKOUTや強制切り替えが指示されている状態における誤った系切り替えを抑制することができ、精度の良いプロテクションを実現することができる。
実施の形態3.
上述した実施の形態1では、監視制御部8bのプロテクション制御部9bが正常状態から動作不可状態に遷移した場合について説明したが、実施の形態3では監視制御部8bのプロテクション制御部9bが動作不可状態から正常状態に遷移した場合の実施の形態について説明する。なお、実施の形態3にかかる光通信ネットワークの構成は実施の形態1の場合と同様であり、基本的に同じ機能を有する。
実施の形態3では、各IFモジュール6b1,6b2の障害検出部10b1,10b2から送出される障害情報に、クライアント光出力制御部11b1,11b2での光信号出力/出力停止状態の情報も加えて通知する。そして、監視制御部8bのプロテクション制御部9bが動作不可状態から正常状態に遷移した際には、監視制御部8bのプロテクション制御部9bは障害検出部10b1,10b2から通知される障害情報に含まれる光信号出力/出力停止状態の情報より現状のIFモジュール6b1,6b2の現用/予備状態を認識する。そして、監視制御部8bのプロテクション制御部9bは、自身が保持するプロテクションペアの現用/予備状態を更新する。
以上のように、IFモジュール6b1,6b2の現用/予備状態を監視制御部8bのプロテクション制御部9bが収集可能とすることで、監視制御部8bのプロテクション制御部9bが動作不可状態において発生した系切り替え状態を、監視制御部8bのプロテクション制御部9bが正常状態に戻った際に反映することができ、不要な切り替え(プロテクション制御部9bが保持する系状態と、実際のIFモジュール6b1,6b2の系状態との系不一致による切り替え)を抑制することができる。
実施の形態4.
上述した実施の形態1では、監視制御部8bのプロテクション制御部9bの動作不可状態の認識方法について特に言及していないが、実施の形態4では監視制御部8bのプロテクション制御部9bの動作不可状態の認識方法について説明する。なお、実施の形態4にかかる光通信ネットワークの構成は実施の形態1の場合と同様であり、基本的に同じ機能を有する。
実施の形態4では、監視制御部8bのプロテクション制御部9bから各IFモジュール6b1,6b2のクライアント光出力制御部11b1,11b2に通知される切り替え制御情報13b1,13b2を、各IFモジュール6b1,6b2対応のシリアル信号とする。また、このシリアル信号上の切り替え制御情報13b1,13b2は、監視制御部8bのプロテクション制御部9bが正常動作している場合(生存中)は必ず0と1が変化(2値変化)するコードとする。
そして、監視制御部8bのプロテクション制御部9bが動作不可状態の場合はこのシリアル信号の論理を固定する。なお、監視制御部8bのプロテクション制御部9b未実装の場合も考慮し、受信側(IFモジュール6b1,6b2側)にてプルアップまたはプルダウンで論理固定可能としてもよい。クライアント光出力制御部11b1,11b2では、一定時間、シリアル信号が論理変化しない場合、監視制御部8bのプロテクション制御部9bが動作不可状態であると認識する。
以上のように切り替え制御情報13b1,13b2を定義することで、監視制御部8bのプロテクション制御部9bの動作不可状態を新たな信号を定義することなく認識することができる。
実施の形態5.
上述した実施の形態1では、IFモジュール6b1,6b2が障害を検出してから障害を通知するまでのタイミングを規定していないが、これらのタイミングを規定する実施の形態について説明する。
実施の形態5では障害検出部10b1,10b2に障害検出から障害通知までの時間を設定可能なタイマを備えることを特徴とする。例えば、ノード装置2bの上流で、かつ現用系及び予備系で共通となる部分で障害が発生した場合、現用系/予備系の同時障害であるため、本来系切り替えが発生しないことが望ましい。しかし、障害発生部位からノード装置2bの現用/予備各々のIFモジュール6b1,6b2までの伝送路長差は同一とはかぎらないことから、ノード装置2bのIFモジュールでの障害検出時間には、現用系と予備系でずれが生じることになる。仮に現用系側が先に障害を検出し通知してしまうと、予備系側でのまだ障害を検出していないことから、系切り替えが発生してしまうことになる。
そこで、障害検出から通知を行うまでの時間を、障害検出部10b1,10b2に備えるタイマにより設定可能とすることにより、障害伝播遅延時間を考慮して、障害検出時は予備系側が早く通知されるように、障害回復時は現用系側が早く通知されるようにすることで、不要な切り替えを抑止することができる。
以上のように、本発明にかかる光通信ネットワークは、高い信頼性が要求される光通信に有用である。
本発明の実施の形態1にかかる光通信ネットワークの概略構成を示す図である。 本発明の実施の形態1にかかる光通信ネットワークにおける光プロテクション機能について説明する図である。
符号の説明
1 波長多重光ネットワーク
2a,2b ノード装置
3a,3b クライアント側の光インタフェース
4a,4b 波長多重光信号
5a,5b OADM(光波長挿入分岐モジュール)
6a1,6a2 IFモジュール
6b1,6b2 IFモジュール
7a,7b 光カプラ
8a,8b 監視制御部
9b プロテクション制御部
10b1,10b2 障害検出部
11b1,11b2 クライアント光出力制御部
12b1,12b2 障害情報
13b1,13b2 切り替え制御情報
14b 動作固定設定情報
15b 通信路
16b 通信路
17b1,17b2 障害情報選択部
18b1,18b2 障害情報
19b1,19b2 障害情報

Claims (5)

  1. 現用系および予備系の波長多重回線を用いて波長多重光信号による光通信を行う光ネットワークに用いられる光ネットワーク装置であって、
    前記現用系および予備系の波長多重回線により自装置に入力される前記波長多重光信号の中から必要となる波長信号のみを分岐または挿入する光波長挿入分岐手段と、
    前記光波長挿入分岐手段から前記波長多重光信号が入力され、クライアント側の光インタフェースを終端して前記光ネットワークとのインタワークを行い、クライアント側に前記波長多重光信号を出力する現用系インタフェース手段と、
    前記光波長挿入分岐手段から前記波長多重光信号が入力され、クライアント側の光インタフェースを終端して前記光ネットワークとのインタワークを行い、前記現用系インタフェース手段と切り替えられることでクライアント側に前記波長多重光信号を出力する予備系インタフェース手段と、
    前記現用系インタフェース手段および予備系インタフェース手段に対してのクライアント側への前記波長多重光信号の出力または出力停止の切り替え制御情報を生成するプロテクション制御手段と、
    を備え、
    前記現用系インタフェース手段と予備系インタフェース手段とは、
    自インタフェース手段に関する障害を検出して障害情報を生成する障害検出部と、
    前記プロテクション制御手段の前記切り替え制御情報に基づいてクライアント側への前記波長多重光信号の出力または出力停止を制御する光出力制御部と、
    自光ネットワーク装置内の前記障害情報をモニタして、自インタフェース手段以外の他のインタフェース手段に関する前記障害情報を選択取得する障害情報選択部と、
    を有し、
    前記切り替え制御情報が、前記現用系インタフェース手段および予備系インタフェース手段とのそれぞれに個別に対応し、前記プロテクション制御手段が正常に動作している場合には2値変化するとともに前記プロテクション制御手段が正常に動作しない場合には論理固定されるシリアル信号であり、
    前記現用系インタフェース手段と予備系インタフェース手段とのそれぞれの前記光出力制御部は、前記シリアル信号に基づいて前記プロテクション制御手段が正常に動作してるか否かを認識し、
    前記プロテクション制御手段が正常に動作しない場合には、前記現用系インタフェース手段と予備系インタフェース手段とのそれぞれの前記光出力制御部が、自インタフェース手段の前記障害情報と前記障害情報選択部で選択取得した前記障害情報とに基づいて、前記現用系インタフェース手段および予備系インタフェース手段におけるクライアント側への前記波長多重光信号の出力または出力停止の切り替えをそれぞれ独立して制御すること、
    を特徴とする光ネットワーク装置。
  2. 前記切り替え制御情報が、自光ネットワーク装置外部から入力される動作固定設定情報を含むこと、
    を特徴とする請求項1に記載の光ネットワーク装置。
  3. 前記障害情報が、自インタフェース手段の前記光出力制御部における前記波長多重光信号の出力または出力停止の制御状態に関する情報を含むこと、
    を特徴とする請求項1に記載の光ネットワーク装置。
  4. 前記障害検出部は、自インタフェース手段に関する障害を検出した後に、所定の時間経過後に前記障害情報を前記光出力制御部に通知すること、
    を特徴とする請求項1に記載の光ネットワーク装置。
  5. 現用系および予備系の波長多重回線を用いて波長多重光信号による光通信を行う光ネットワークであって、
    請求項1〜のいずれか一つに記載の光ネットワーク装置を備えること、
    を特徴とする光ネットワーク。
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