JP2005286513A - 伝送装置 - Google Patents

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Masaki Takeda
正樹 武田
Takeshi Komatsu
剛 小松
Yuichi Yamagishi
友一 山岸
Norihiro Yoshida
憲弘 吉田
Hirotaka Yamada
弘隆 山田
Kiyoshi Miyano
潔 宮野
Tatsuya Abe
達也 安部
Shigemori Okawa
茂盛 大川
Masayuki Tsuda
雅之 津田
Kenichi Hikiji
憲一 引持
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Abstract

【課題】 回線切り替えの制御を行う制御部分が故障した場合でも、高品質に回線切り替えを行って、運用サービスの可用性、安定性の向上を図る。
【解決手段】 制御部10は、切り替え要因の発生にもとづき、現用系、予備系の回線切り替えを行う。現用系回線通信部20は、制御部10と周期的に通信を行って、制御部10が正常状態か停止状態かを判断し、制御部10が停止状態と判断した際に、回線障害が発生した場合は、対向カードが正常であることを確認した後、自カードにパケット廃棄を設定して対向カードに切り替え要求を送信して現用系から予備系への回線切り替え制御を行い、制御部10を介さずに自律に回線切り替え制御を行う。予備系回線通信部30は、切り替え要求を受信した場合は、自カードにパケット透過を設定して現用系から予備系への回線切り替え制御を行い、制御部10を介さずに自律に回線切り替え制御を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は伝送装置に関し、特に回線の冗長切り替えを行って伝送を行う伝送装置に関する。
近年、情報通信ネットワークは、多種多様な形態が構築され、大規模化、複雑化しており、伝送容量も増加の一途をたどっている。このような状況の中でネットワーク・サービスに対する可用性(システム全体をダウンさせることなく継続稼働させる能力)、安定性への要求はますます高まっており、伝送装置における高品質な冗長切り替え機能の実現が強く要望されている。
図14は従来の伝送装置の冗長系構成の概要を示す図である。伝送装置100は、CPUカード101、スイッチ部102、回線カード103w、103p、104w、104pから構成される。回線カード103w、104wは、入回線現#1a、#1bに対する現用系カード、回線カード103p、104pは出回線#2a、#2bに対する予備系カードであり二重化構成をとる。なお、入回線現#1a、#1bには同じパケットが流れている。
CPUカード101は、装置全体の制御を行う。また、通常運用中ではスイッチ部102に対して、回線カード103w、104wの接続を指示し、スイッチ部102では、CPUカード101からの指示を受けて、回線カード103w、104wを選択する。
回線カード103wは、入回線#1aからのパケットの入力処理を行い、入力処理後のパケットは、スイッチ部102を介して回線カード104wへ送信される。回線カード104wは、スイッチ部102から送信されたパケットの出力処理を行って出回線#2aから出力する。
また、回線カード103wで障害が発生すると、CPUカード101は、回線カード103wでの通信異常を検出し、スイッチ部102に対して、スイッチ切り替えの指示を与える。この場合、回線カード103p、回線カード104wの接続を指示する。
スイッチ部102は、CPUカード101からの指示にもとづき、回線カード103p、104wを選択する。回線カード103pは、入回線#1bからのパケットの入力処理を行い、入力処理後のパケットは、スイッチ部102を介して回線カード104wへ送信される。回線カード104wは、スイッチ部102から送信されたパケットの出力処理を行って出回線#2bから出力する。このように、従来の伝送装置100の冗長系における回線切り替えは、CPUカード101が制御していた。
一方、従来の回線切り替え装置として、パケットフローの品質劣化を検出して、現用系と予備系を切り替える技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2000−174815号公報(段落番号〔0016〕〜〔0019〕,第1図)
上記で説明したように、従来の回線冗長切り替えは、装置に実装されているCPUカード101が制御しているため、CPUカード101自身の故障発生やCPUのリブート(再起動)などのCPUカード101の停止時には、冗長切り替えが行えず、このときに回線障害が発生すると運用サービスに支障をきたすといった問題があった。そこで、CPUカード101も冗長構成とする対策が考えられるが、この場合、カードの実装スペース(筐体サイズ)の増大や、設備コストの増加につながるといった問題が生じてしまう。
また、従来技術(特開2000−174815号公報)では障害の内容としてパケットフローの品質劣化を含めて回線切り替えを行っているが、この技術の場合も、切り替え制御を行う制御部分が故障した場合のことは考慮されていない。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、回線切り替えの制御を行う制御部分が故障した場合でも、高品質に回線切り替えを可能とし、運用サービスの可用性、安定性の向上を図った伝送装置を提供することを目的とする。
本発明では上記課題を解決するために、図1に示すような、回線の冗長切り替えを行って伝送を行う伝送装置1において、切り替え要因の発生にもとづき、現用系、予備系の回線切り替えを行う制御部10と、制御部10と周期的に通信を行って、制御部10が正常状態か停止状態かを判断し、制御部10が停止状態と判断した際に、回線障害が発生した場合は、対向カードが正常であることを確認した後、自カードにパケット廃棄を設定して対向カードに切り替え要求を送信して現用系から予備系への回線切り替え制御を行い、制御部10を介さずに自律に回線切り替え制御を行う現用系回線通信部20と、切り替え要求を受信した場合は、自カードにパケット透過を設定して現用系から予備系への回線切り替え制御を行い、制御部10を介さずに自律に回線切り替え制御を行う予備系回線通信部30と、を有することを特徴とする伝送装置1が提供される。
ここで、制御部10は、切り替え要因の発生にもとづき、現用系、予備系の回線切り替えを行う。現用系回線通信部20は、制御部10と周期的に通信を行って、制御部10が正常状態か停止状態かを判断し、制御部10が停止状態と判断した際に、回線障害が発生した場合は、対向カードが正常であることを確認した後、自カードにパケット廃棄を設定して対向カードに切り替え要求を送信して現用系から予備系への回線切り替え制御を行い、制御部10を介さずに自律に回線切り替え制御を行う。予備系回線通信部30は、切り替え要求を受信した場合は、自カードにパケット透過を設定して現用系から予備系への回線切り替え制御を行い、制御部10を介さずに自律に回線切り替え制御を行う。
本発明の伝送装置は、現用系、予備系の回線切り替えを行う制御部が停止状態の時に、回線障害が発生した場合は、現用系回線通信部は、対向カードに切り替え要求を送信し、かつ自カードにパケット廃棄を設定して現用系から予備系への回線切り替えを行う。また、予備系回線通信部は、切り替え要求を受信した場合は、自カードにパケット透過を設定して現用系から予備系への回線切り替えを行う構成とした。これにより、回線切り替えの制御を行う元の制御部分が故障した場合でも、制御部を介さずに自律に回線切り替え制御を行うことができるので、運用サービスの可用性、安定性の向上を図ることが可能になる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の伝送装置の原理図である。伝送装置1は、制御部10、現用系回線通信部20、予備系回線通信部30から構成され回線の冗長切り替えを行ってパケット伝送を行う。
制御部10は、切り替え要因の発生にもとづき、現用系、予備系の回線切り替えを行う。制御部10は、装置全体の制御を行うCPUを含み、CPUの正常動作時には、現用系、予備系の回線切り替え制御(現用系回線通信部20と予備系回線通信部30との切り替え)は制御部10において行われる。
現用系回線通信部20は、制御部10と周期的に通信を行って、制御部10が正常状態か停止状態かを判断し、制御部10が停止状態と判断した時に、回線障害が発生した場合は、対向カード(予備系回線通信部30)に切り替え要求を送信し、かつ自カードにパケット廃棄を設定して現用系から予備系への回線切り替えを行って、制御部10を介さずに自律に回線切り替え制御を行う。なお、CPUの停止状態とは、故障も含めて本来の正常な制御動作を行えない状態のことを指す。
予備系回線通信部30は、切り替え透過要求を受信した場合は、自カードにパケット透過を設定して現用系から予備系への回線切り替えを行い、制御部10を介さずに自律に回線切り替え制御を行う。
図2は伝送装置1の構成を示す図である。なお、以降では制御部10をCPUカード10、現用系回線通信部20を現用系回線カード20、予備系回線通信部30を予備系回線カード30と呼ぶ(または単に回線カードと呼ぶ)。
伝送装置1は、回線の冗長構成を行うために現用系回線カード20と予備系回線カード30の2枚の回線カードと、1枚のCPUカード10とで構成されており、通常はCPUカード10によって、現用・予備を切り替えている。また、回線#1a、#1bは、パケットが通る伝送路を示しており、同じパケットが流れている。
CPUカード10は、カード間情報通信部11と、回線切り替え制御部12を含む。現用系回線カード20は、パケット通信部21、カード間情報通信部22、CPU監視部23、回線切り替え制御部24を含み、予備系回線カード30は、パケット通信部31、カード間情報通信部32、CPU監視部33、回線切り替え制御部34を含む。なお、現用系回線カード20と予備系回線カード30は、実質的には全く同じ機能を有して、いずれか一方のカードが運用するものである。
パケット通信部21、31は、伝送路からのパケットを、宛先となる別カードへの転送を行ったり、別回線カードから転送されてきたパケットを伝送路に送出する処理を行っている。また、回線からのパケットを別回線カードへ透過させる設定、もしくはパケットを自回線カード内で廃棄する設定が可能であり、CPUカード10の回線切り替え制御部12からの命令により、現用系カードには透過、予備系カードには廃棄が設定されて、装置内には一方の回線カードからのパケットだけが流通することによって回線の冗長を実現している。
さらに、パケット通信部21、31は、回線障害検出機能を有しており、回線障害の発生を検出した場合、カード間情報通信部22、32を通して、CPUカード10の回線切り替え制御部12に回線障害を通知すると共に、回線カード20、30上の回線切り替え制御部24、34にも回線障害を通知する。さらにまた、回線障害の回復を検出した場合も同様に回復を通知する。
カード間情報通信部11、22、32は、各回線カード間及びCPUカード間との情報通信を行う。回線カード上のCPU監視部23、33は、カード間情報通信部22、32を通して、周期的にCPUカード10との通信状態をkeep-alive機能(通信確認データを送信しその応答を受信することで通信状態が正常であることを確認する機能)によって監視し、CPUカード10が正常な状態なのか停止しているのかを判断する。
回線切り替え制御部24、34は、パケット通信部21、31から回線障害の発生または回復を受け取ると、CPUカード10が正常か否かをCPU監視部23、33に問い合せ、その結果によって以下の(a)〜(c)のように振舞う。
(a)CPUカード10が正常
回線切り替え制御部24、34は、CPUカード10が正常であると判断し、何も処理を行わない。回線の切り替え制御は、CPUカード10上の回線切り替え制御部12が判断して実施する。
(b)CPUカード10が異常かつ回線障害発生
回線切り替え制御部24、34は、CPUカード10が異常であると判断し、切り替え制御を回線カード間で実施する必要があると認識する。さらに自回線が現用系か予備系かをパケット通信部21、31の設定状態により確認する。予備系であると判断した場合は何も処理を行わない。逆に現用系であると判断した場合は、カード間情報通信部22を介して予備系回線カード30の回線切り替え制御部34との通信を行い、予備系回線の障害状態を確認する。
ここで、予備系回線カード30との通信が異常な場合は、予備系回線カード30が故障または抜けていると判断して処理を終了する(この場合、回線障害は救済できない)。
一方、現用系回線カード20との通信が正常であれば、自回線の障害発生を予備系回線カード30の回線切り替え制御部34に通知する。通知を受信した予備系回線カード30の回線切り替え制御部34では、自回線の障害状態を確認する。障害が発生していれば、切り替え制御不可の通知を現用系回線カード20の回線切り替え制御部24へ応答する。応答を受信した現用系回線カード20の回線切り替え制御部24は、切り替え制御不可を認識して処理を終了する。
一方、予備系回線カード30に障害が発生していない場合は、自回線カードのパケット通信部31に対してパケットの廃棄設定を実施する。パケットの廃棄設定完了後、予備系回線カード30の回線切り替え制御部34に対して回線切り替えを要求する。要求を受け取った予備系回線カード30の回線切り替え制御部34では、自カード上のパケット通信部31に対してパケットの透過を設定する。設定完了後、現用系回線カード20の回線切り替え制御部24に対して、応答を送信して切り替え制御が完了する。本動作により予備系回線カード30から別回線カードへのパケットの転送が行われるようになり、回線障害を回避できる。
(c)CPUカード10が異常かつ回線障害回復
回線切り替え制御部24、34は、CPUカード10が異常であると判断して、切り替え制御を回線カード間で実施する必要があると認識する。さらに自回線が現用系かをパケット通信部21、31の設定状態により確認し、現用系であると判断した場合は何も処理を行わない(現用系回線を運用しているときの現用系回線の障害回復であるので)。
また、現用系回線を運用しているときに、予備系に障害が発生し、その後にその障害が回復した場合は、カード間情報通信部32は、現用系回線カード20のカード間情報通信部22との通信を行い、予備系回線の障害回復を現用系回線カード20の回線切り替え制御部24に通知する。
ここで、現用系回線カード20との通信が異常な場合は、現用系回線カード20が故障または抜けていると判断し、自回線カード上のパケット通信部31に対して、パケットの透過を設定する。
現用系回線カード20との通信が正常であれば、通知を受信した現用系回線カード20の回線切り替え制御部24では、自回線の障害状態を確認する。障害が発生していなければ、切り替え制御不要の通知を予備系回線カード30の回線切り替え制御部34に応答する。応答を受信した予備系回線カード30の回線切り替え制御部34は、切り替え制御不要を認識し処理を終了する(現用系回線を使用して運用を続ける)。
また、現用系回線を運用中に現用系/予備系回線に障害が発生し、予備系回線側の障害が回復したときは、現用系回線カード20にて回線切り替え制御部24からパケット通信部21に対してパケット廃棄が設定され、予備系回線カード30の回線切り替え制御部34に切り替え制御必要の通知を応答する。応答を受信した予備系回線カード30の回線切り替え制御部34では、パケット透過を設定し、回線切り替えが完了する。
次に伝送装置1の動作を図3〜図5のフローチャートを用いて説明する。図3はCPU監視部23の処理フローを示す図である。
〔S1〕監視周期を起動する。
〔S2〕CPUカード10とのkeep-aliveを確認する。
〔S3〕通信正常か否かを判断する。異常ならステップS4へ、正常ならステップS5へいく。
〔S4〕CPUカード10が異常状態である旨を保持する。
〔S5〕CPUカード10が正常態である旨を保持する。
図4は回線障害変化受信時の切り替え制御の処理フローを示す図である。
〔S11〕CPU監視部からCPUカード10の状態を取得する。
〔S12〕CPUが正常か否かを判断する。正常なら終了し、異常ならステップS13へいく。
〔S13〕障害発生か否かを判断する。障害発生ならステップS14へ、障害回復ならステップS20へいく。
〔S14〕運用中の自回線は現用系か予備系かを判断する。予備系なら終了し、現用系ならステップS15へいく。
〔S15〕対向カードに回線障害発生を通知する
〔S16〕応答を受信したか否かを判断する。応答があればステップS17へ、なければ終了する。
〔S17〕切り替え可能か否かを判断する。可能ならステップS18へ、不可能なら終了する。
〔S18〕パケット通信部21に廃棄を設定する。
〔S19〕対向カードに透過設定要求を送信する。
〔S20〕運用中の自回線は現用系か予備系かを判断する。現用系なら終了し、予備系ならステップS21へいく。
〔S21〕対向カードに回線障害回復を通知する
〔S22〕応答を受信したか否かを判断する。応答があればステップS23へ、なければステップS24へいく。
〔S23〕切り替え必要か判断する。必要ならステップS24へ、不要なら終了する。
〔S24〕パケット通信部31に透過を設定する。
図5は対向カードからの情報受信時の切り替え制御の処理フローを示す図である。
〔S31〕受信データの内容を判断する。透過設定要求ならステップS32へ、回線障害発生通知ならステップS34へ、回線障害回復通知ならステップS37へいく。
〔S32〕パケット通信部に透過を設定する。
〔S33〕対向カードに透過設定完了を通知する。
〔S34〕自回線障害か否かを判断する。障害ありならステップS36へ、障害無しならステップS35へいく。
〔S35〕対向カードに切り替え不可を通知する。
〔S36〕対向カードに切り替え可能を通知する。
〔S37〕自回線障害か否かを判断する。障害ありならステップS39へ、障害無しならステップS38へいく。
〔S38〕対向カードに切り替え不要を通知する。
〔S39〕パケット通信部に廃棄を設定する。
〔S40〕対向カードに切り替え要を通知する。
次に伝送装置1の切り替え制御についてシーケンス図を用いて説明する。図6、図7は切り替え制御シーケンスを示す図である。なお、CPUカード10が異常、現用系回線カード20に障害発生、予備系回線カード30が正常のときのシーケンスを示している。
パケット通信部21は障害発生を認識する(S1a)。パケット通信部21はカード間情報通信部22と回線切り替え制御部24に障害を通知する(S1b)。カード間情報通信部22はCPUカード10のカード間情報通信部11に障害発生を通知する(S1c)。回線切り替え制御部24はCPU監視部23にCPU状態の問い合わせを行う(S1d)。CPU監視部23はCPU異常を回線切り替え制御部24に通知する(S1e)。回線切り替え制御部24はパケット通信部21に運用確認を行う(S1f)。パケット通信部21は現用系が運用回線となっていることを回線切り替え制御部24に通知する(S1g)。回線切り替え制御部24はカード間情報通信部22に障害発生を通知する(S1h)。カード間情報通信部22は予備系回線カード30のカード間情報通信部32に障害発生を通知する(S1i)。カード間情報通信部32は回線切り替え制御部34に障害発生を通知する(S1j)。回線切り替え制御部34はパケット通信部31に対して状態確認を行う(S1k)。パケット通信部31は回線切り替え制御部34に障害がないことを通知する(S1m)。回線切り替え制御部34は切り替え可能なことをカード間情報通信部32に通知する(S1n)。カード間情報通信部32は切り替え可能であることを現用系回線カード20のカード間情報通信部22に通知する(S1o)。カード間情報通信部22は回線切り替え制御部24に切り替え可能を通知する(S1p)。回線切り替え制御部24はパケット通信部21へ廃棄設定を行う(S1q)。パケット通信部21は回線切り替え制御部24に廃棄したことを通知する(S1r)。回線切り替え制御部24はカード間情報通信部22に透過要求を通知する(S1s)。カード間情報通信部22は予備系回線カード30のカード間情報通信部32に透過要求を通知する(S1t)。カード間情報通信部32は回線切り替え制御部34に透過要求を通知する(S1u)。回線切り替え制御部34はパケット通信部31に透過設定を行う(S1v)。パケット通信部31は透過したことを回線切り替え制御部34に通知する(S1w)。回線切り替え制御部34は透過応答をカード間情報通信部32へ通知する(S1x)。カード間情報通信部32は透過応答を現用系回線カード20のカード間情報通信部22へ通知する(S1y)。カード間情報通信部22は回線切り替え制御部24へ透過応答を通知する(S1z)。
図8は切り替え制御シーケンスを示す図である。なお、CPUカード10が異常、現用系回線カード20に障害発生、予備系回線カード30に障害発生のときのシーケンスを示している。
パケット通信部21、31は障害発生を認識する(S2a)。パケット通信部21はカード間情報通信部22と回線切り替え制御部24に障害を通知する(S2b)。カード間情報通信部22はCPUカード10のカード間情報通信部11に障害発生を通知する(S2c)。回線切り替え制御部24はCPU監視部23にCPU状態の問い合わせを行う(S2d)。CPU監視部23はCPU異常を回線切り替え制御部24に通知する(S2e)。回線切り替え制御部24はパケット通信部21に運用確認を行う(S2f)。パケット通信部21は現用系が運用回線となっていることを回線切り替え制御部24に通知する(S2g)。回線切り替え制御部24はカード間情報通信部22に障害発生を通知する(S2h)。カード間情報通信部22は予備系回線カード30のカード間情報通信部32に障害発生を通知する(S2i)。カード間情報通信部32は回線切り替え制御部34に障害発生を通知する(S2j)。回線切り替え制御部34はパケット通信部31に対して状態確認を行う(S2k)。パケット通信部31は回線切り替え制御部34に障害があることを通知する(S2m)。回線切り替え制御部34は切り替え不可なことをカード間情報通信部32に通知する(S2n)。カード間情報通信部32は切り替え不可であることを現用系回線カード20のカード間情報通信部22に通知する(S2o)。カード間情報通信部22は回線切り替え制御部24に切り替え不可を通知する(S2p)。
図9は切り替え制御シーケンスを示す図である。なお、CPUカード10が異常、現用系回線カード20に障害発生、予備系回線カード30が故障中のときのシーケンスを示している。
パケット通信部21は障害発生を認識する(S3a)。パケット通信部21はカード間情報通信部22と回線切り替え制御部24に障害を通知する(S3b)。カード間情報通信部22はCPUカード10のカード間情報通信部11に障害発生を通知する(S3c)。回線切り替え制御部24はCPU監視部23にCPU状態の問い合わせを行う(S3d)。CPU監視部23はCPU異常を回線切り替え制御部24に通知する(S3e)。回線切り替え制御部24はパケット通信部21に運用確認を行う(S3f)。パケット通信部21は現用系が運用回線となっていることを回線切り替え制御部24に通知する(S3g)。回線切り替え制御部24はカード間情報通信部22に障害発生を通知する(S3h)。カード間情報通信部22は予備系回線カード30のカード間情報通信部32に障害発生を通知する(S3i)。カード間情報通信部22は予備系回線カード30からの応答を受信しない(S3j)。カード間情報通信部22は相手カードが異常であることを回線切り替え制御部24及び保守者に通知する(S3k)。
図10は切り替え制御シーケンスを示す図である。なお、CPUカード10が異常、現用系回線カード20の障害が回復したときのシーケンスを示している。
パケット通信部21は障害発生を認識する(S4a)。パケット通信部21は障害回復を認識する(S4a−1)。パケット通信部21はカード間情報通信部22と回線切り替え制御部24に回復を通知する(S4b)。カード間情報通信部22はCPUカード10のカード間情報通信部11に障害発生を通知する(S4c)。回線切り替え制御部24はCPU監視部23にCPU状態の問い合わせを行う(S4d)。CPU監視部23はCPU異常を回線切り替え制御部24に通知する(S4e)。回線切り替え制御部24はパケット通信部21に運用確認を行う(S4f)。パケット通信部21は現用系が運用回線となっていることを回線切り替え制御部24に通知する(S4g)。
図11は切り替え制御シーケンスを示す図である。なお、CPUカード10が異常、予備系回線カード30の障害が回復、現用系回線カード20の回線が正常のときのシーケンスを示している。
パケット通信部31は障害発生を認識する(S5a)。パケット通信部31は障害回復を認識する(S5a−1)。パケット通信部31はカード間情報通信部32と回線切り替え制御部34に障害回復を通知する(S5b)。カード間情報通信部32はCPUカード10のカード間情報通信部11に障害回復を通知する(S5c)。回線切り替え制御部34はCPU監視部33にCPU状態の問い合わせを行う(S5d)。CPU監視部33はCPU異常を回線切り替え制御部34に通知する(S5e)。回線切り替え制御部34はパケット通信部31に運用確認を行う(S5f)。パケット通信部31は予備系が運用回線となっていることを回線切り替え制御部34に通知する(S5g)。回線切り替え制御部34はカード間情報通信部32に障害発生を通知する(S5h)。カード間情報通信部32は現用系回線カード20のカード間情報通信部22に障害回復を通知する(S5i)。カード間情報通信部22は回線切り替え制御部24に障害回復を通知する(S5j)。回線切り替え制御部24はパケット通信部21に対して状態確認を行う(S5k)。パケット通信部21は回線切り替え制御部24に障害がないことを通知する(S5m)。回線切り替え制御部24は切り替え不要なことをカード間情報通信部22に通知する(S5n)。カード間情報通信部22は切り替え不要であることを予備系回線カード30のカード間情報通信部32に通知する(S5o)。カード間情報通信部32は回線切り替え制御部34に切り替え不要を通知する(S5p)。
図12は切り替え制御シーケンスを示す図である。なお、CPUカード10が異常、予備系回線カード30の障害が回復、現用系回線カード20の回線が障害のときのシーケンスを示している。
パケット通信部31は障害発生を認識する(S6a)。パケット通信部21は障害発生を認識する(S6a−1)。パケット通信部31は障害回復を認識する(S6a−2)。パケット通信部31はカード間情報通信部32と回線切り替え制御部34に障害回復を通知する(S6b)。カード間情報通信部32はCPUカード10のカード間情報通信部11に障害回復を通知する(S6c)。回線切り替え制御部34はCPU監視部33にCPU状態の問い合わせを行う(S6d)。CPU監視部33はCPU異常を回線切り替え制御部34に通知する(S6e)。回線切り替え制御部34はパケット通信部31に運用確認を行う(S6f)。パケット通信部31は予備系が運用回線となっていることを回線切り替え制御部34に通知する(S6g)。回線切り替え制御部34はカード間情報通信部32に障害発生を通知する(S6h)。カード間情報通信部32は現用系回線カード20のカード間情報通信部22に障害回復を通知する(S6i)。カード間情報通信部22は回線切り替え制御部24に障害回復を通知する(S6j)。回線切り替え制御部24はパケット通信部21に対して状態確認を行う(S6k)。パケット通信部21は回線切り替え制御部24に障害があることを通知する(S6m)。回線切り替え制御部24はパケット通信部21に廃棄設定を行う(S6n)。パケット通信部21は回線切り替え制御部24に廃棄設定したことを通知する(S6o)。回線切り替え制御部24は切り替え必要なことをカード間情報通信部22に通知する(S6p)。カード間情報通信部22は切り替え必要であることを予備系回線カード30のカード間情報通信部32に通知する(S6q)。カード間情報通信部32は回線切り替え制御部34に切り替え必要を通知する(S6r)。回線切り替え制御部34はパケット通信部31に透過を設定する(S6s)。パケット通信部31は回線切り替え制御部34に透過設定したことを通知する(S6t)。
図13は切り替え制御シーケンスを示す図である。なお、CPUカード10が異常、予備系回線カード30の障害が回復、現用系回線カード20が故障のときのシーケンスを示している。
パケット通信部31は障害発生を認識する(S7a)。パケット通信部31は障害回復を認識する(S7a−1)。パケット通信部31はカード間情報通信部32と回線切り替え制御部34に回復を通知する(S7b)。カード間情報通信部32はCPUカード10のカード間情報通信部11に障害回復を通知する(S7c)。回線切り替え制御部34はCPU監視部33にCPU状態の問い合わせを行う(S7d)。CPU監視部33はCPU異常を回線切り替え制御部34に通知する(S7e)。回線切り替え制御部34はパケット通信部31に運用確認を行う(S7f)。パケット通信部31は予備系が運用回線となっていることを回線切り替え制御部34に通知する(S7g)。回線切り替え制御部34はカード間情報通信部32に障害回復を通知する(S7h)。カード間情報通信部32は現用系回線カード20のカード間情報通信部22に障害回復を通知する(S7i)。カード間情報通信部32は現用系回線カード20からの応答を受信しない(S7j)。カード間情報通信部32は相手カードが異常であることを回線切り替え制御部34に通知する(S7k)。回線切り替え制御部34はパケット通信部31に透過を設定する(S7m)。
以上説明したように、本発明によれば、回線カードは、CPUカードとの通信状態を常時監視し、通信状態によってCPUカードの正常/異常を判断する。回線の障害による切り替え制御が必要となった場合に、CPUカードが異常であれば、直接、現用系と予備系の回線カード間で制御情報をやりとりし、回線の切り替えを実施する構成とした。
従来の回線切り替え方式では、回線切り替えの制御を行う元の制御部分が、故障・停止状態になった場合の切り替え制御については考慮されていなかった。または、CPU部も含めて、すべてを二重化することで対応していた。
近年の複雑化したネットワークでは、CPUには多大な負荷がかかり、ハードウェア上の故障やソフトウェア上の異常が発生する率も高くなっており、CPUが短時間の間だけでも停止状態となる可能性が高くなっている。CPUの停止状態時に回線障害が発生すると、回線切り替えが正常に行われず、その影響はネットワーク全体に波及し、結果的に可用性を低めることになってしまう。
本発明では、回線切り替えの制御を行う制御部分が故障・停止状態にあっても回線障害の回避ができ、継続してデータサービスの運用が可能になる。また、CPUカードの冗長構成を不要にしたため、設備コストの削減及び筐体サイズ縮小による設置スペースの縮小化を実現できる。
本発明の伝送装置の原理図である。 伝送装置の構成を示す図である。 CPU監視部の処理フローを示す図である。 回線障害変化受信時の切り替え制御の処理フローを示す図である。 対向カードからの情報受信時の切り替え制御の処理フローを示す図である。 切り替え制御シーケンスを示す図である。 切り替え制御シーケンスを示す図である。 切り替え制御シーケンスを示す図である。 切り替え制御シーケンスを示す図である。 切り替え制御シーケンスを示す図である。 切り替え制御シーケンスを示す図である。 切り替え制御シーケンスを示す図である。 切り替え制御シーケンスを示す図である。 従来の伝送装置の冗長系構成の概要を示す図である。
符号の説明
1 伝送装置
10 制御部
20 現用系回線通信部
30 予備系回線通信部

Claims (3)

  1. 回線の冗長切り替えを行って伝送を行う伝送装置において、
    切り替え要因の発生にもとづき、現用系、予備系の回線切り替えを行う制御部と、
    前記制御部と周期的に通信を行って、前記制御部が正常状態か停止状態かを判断し、前記制御部が停止状態と判断した際に、回線障害が発生した場合は、対向カードが正常であることを確認した後、自カードにパケット廃棄を設定して対向カードに切り替え要求を送信して現用系から予備系への回線切り替え制御を行い、前記制御部を介さずに自律に回線切り替え制御を行う現用系回線通信部と、
    切り替え要求を受信した場合は、自カードにパケット透過を設定して現用系から予備系への回線切り替え制御を行い、前記制御部を介さずに自律に回線切り替え制御を行う予備系回線通信部と、
    を有することを特徴とする伝送装置。
  2. 前記現用系回線通信部と前記予備系回線通信部は、前記制御部と周期的に通信を行って、前記制御部が停止状態と判断した際には、互いの回線通信状態を通信することを特徴とする請求項1記載の伝送装置。
  3. 前記現用系回線通信部または前記予備系回線通信部のいずれかのカードが故障し、カード故障が生じてない他カードにも障害が発生した場合は、前記他カードは相手カードの故障を検出して外部へ通知することを特徴とする請求項1記載の伝送装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007166512A (ja) * 2005-12-16 2007-06-28 Mitsubishi Electric Corp 二重化システム
JP2009177695A (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Mitsubishi Electric Corp 光ネットワーク装置および光ネットワーク
JP2013118440A (ja) * 2011-12-01 2013-06-13 Hitachi Ltd 伝送装置及びインタフェース装置

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