JP2008219496A - 光伝送システムおよび光伝送装置 - Google Patents

光伝送システムおよび光伝送装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008219496A
JP2008219496A JP2007054432A JP2007054432A JP2008219496A JP 2008219496 A JP2008219496 A JP 2008219496A JP 2007054432 A JP2007054432 A JP 2007054432A JP 2007054432 A JP2007054432 A JP 2007054432A JP 2008219496 A JP2008219496 A JP 2008219496A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
failure
path
transmission
pxc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007054432A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4869983B2 (ja
Inventor
Yoshimasa Baba
義昌 馬場
Souta Yoshida
聡太 吉田
Eiichi Horiuchi
栄一 堀内
Takashi Mizuochi
隆司 水落
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2007054432A priority Critical patent/JP4869983B2/ja
Publication of JP2008219496A publication Critical patent/JP2008219496A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4869983B2 publication Critical patent/JP4869983B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

【課題】効率良く迅速に障害復旧を行なう光伝送システムを得ること。
【解決手段】複数の光伝送路と複数の光スイッチとで冗長接続したネットワーク内で、光伝送路および光スイッチを切替えながら所定の光パスでPXCの光信号を伝送する光伝送システムにおいて、PXC20は、自装置を通過する光パスの入力信号および出力信号に基づいて自装置の装置障害と光伝送路上での伝送路障害とを区別して検出するとともに、装置障害を検出した場合に装置障害復旧開始時間だけ待機してから障害復旧を行ない、伝送路障害を検出した場合に伝送路障害復旧開始時間だけ待機してから障害復旧を行なう監視制御部21を備え、装置障害復旧開始時間と伝送路障害復旧開始時間とがそれぞれ光パスの種類に応じた異なる値に設定されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、冗長構成された光パスに対して光パスの切替えを行なう光伝送システムおよび光伝送装置に関するものである。
近年、光通信システムの高速・大容量化に伴って、回線障害などが発生した場合であっても迅速に通信を復旧させることが望まれている。このため、光通信システムでは、光回線・光パスの冗長化や、光伝送装置の冗長化が行われるようになってきた。例えば、光通信システム内に、光パスの設定・切替を行う光クロスコネクト(PXC)を複数導入し、PXCによってトラヒック需要に応じた光パスの設定・切替や、必要とされる光パスの信頼性に応じた障害発生時の伝送路切替を行なう技術がある。
伝送路切替の制御には、IETF(Internet Engineering Task Force)で標準化が進められているGMPLS(Generalized Multi Protocol Label Switching)プロトコルなどが使用されている。このGMPLSでは、例えば第1のPXC(光パスの始点)と第2のPXC(光パスの終点)との間が現用パスで、第1のPXCから第3のPXCを経由した第2のPXCまでのパス(迂回パス)を予備パスとしたネットワークに対して、現用パスと予備パスの伝送路切替を行なうことができる。
例えば、第1のPXCと第2のPXCとの間で光パスが確立している時に、第1のPXCと第2のPXCとの間のリンクにおいて障害が発生すると、第2のPXCで光断(LOL:Loss Of Light)を検出する。そして、第2のPXCは、RSVP(Resource reSerVation Protocol)のNotifyメッセージによって、光パスの始点である第1のPXCへ障害を伝える。第1のPXCは、Path Tearメッセージによって、現用パスである第1のPXCと第2のPXCとの間の光パスを解放し、障害箇所を除いた新たな光パス経路(第3のPXCを経由する迂回パス)を計算し、Path/Resvメッセージによって迂回パスを確立する。
また、光クロスコネクト(PXC)が導入されるコアネットワークでは、高い信頼性が要求されるのでPXC自体の信頼性を向上させる必要がある。このため、PXCが導入されるコアネットワークでは、光パスを切り替える光スイッチを冗長構成にして光パスの設定・切替を行なっている。PXC内の光スイッチを冗長構成にするため、PXCでは入力信号を光カプラで二分岐させ、現用の光スイッチと予備の光スイッチへ分配されている。そして、出力側の2×1スイッチによって、現用の光スイッチからの信号と予備の光スイッチからの信号の何れかの信号が出力信号として選択される。また、PXCでは、入力側と出力側にそれぞれ光モニタを配設しておき、この2つの光モニタのモニタ出力の組合せに基づいて装置障害(光スイッチ異常等)か伝送路障害かの判断を行なっている。
PXCは、例えば、出力側の光モニタが光断を検知した場合であって、入力側の光モニタが正常の場合は装置障害であると判断する。また、PXCは、出力側の光モニタが光断を検知した場合であって、入力側の光モニタが異常の場合は伝送路障害であると判断する。そして、PXCでは、装置障害であると判断した場合に、出力側の2×1スイッチを切替えることによって予備の光スイッチへの切替えを行なっていた。
また、光回線を切替える技術として、特許文献1に記載の光回線切替装置は、2重化された一方の回線から他方の回線に回線を切替える光回線切替装置において、入力光レベルが所定値以下になった後、所定値以下の入力光レベルが所定の保護時間だけ継続した場合にのみ、光回線の切替えを行なっている。
また、特許文献2に記載の光伝送装置は、入力信号を分岐・監視するとともに、全ての監視ポイントで入力断を検出すると伝送路障害と判断し、一部の監視ポイントで入力断を検出すると装置障害と判断し、この判断結果に基づいて冗長経路の切替を行っている。
特開2003−218793号公報 特開平8−84116号公報
しかしながら、上記前者の従来技術では、光回線切替装置内で光パスを切り替えることができないので、光回線切替装置自体の信頼性が低下するという問題があった。また、上記後者の従来技術では、伝送路を冗長接続していないので、光伝送装置間のリンクにおいて障害が発生した場合に迂回パスを確立することができないという問題があった。
また、上記前者の従来技術と上記後者の従来技術を組み合わせて、GMPLSによる伝送路切替と装置内冗長切替が同時に動作させる場合、ネットワーク運用者が意図しない光パス切替結果となる。すなわち、始点側のPXCと終点側のPXCとの間で迂回パス用のPXCを経由して光パスを確立している時に、迂回パス用のPXCで現用の光スイッチの障害が発生すると、迂回パス用のPXCでは装置障害(現用の光スイッチを介した光パスの障害)が発生したと判断し、予備の光スイッチへの切替えを実施する。このとき、終点側のPXCは、迂回パス用のPXCを介した伝送路において伝送路障害が発生したと判断し、GMPLSによる伝送路切替動作を開始する。
この予備の光スイッチへの切替え動作と伝送路切替動作が同時に行われると、短時間での切替えが可能な装置内冗長切替が行われているにも係わらず、装置内冗長切替よりも長時間を要する伝送路切替が実行される。そして、この結果として始点側のPXCと終点側のPXCとを結ぶパス(迂回パス用のPXC20を経由しないパス)への切替えが行われてしまう。このため、上記前者および後者の従来技術では、効率良く迅速に障害復旧を行なうことができないという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、効率良く迅速に障害復旧を行なう光伝送システムおよび光伝送装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、光信号の始点側の光伝送装置と、光信号の終点側の光伝送装置と、前記始点側の光伝送装置と終点側の光伝送装置との間を冗長接続する複数の光伝送路と、自装置内の通信経路を複数の光スイッチで冗長接続するとともに前記光伝送路の1つに配設される迂回経路用の光伝送装置とを有し、前記光伝送路および前記光スイッチを切替えながら所定の光パスで前記始点側の光伝送装置と前記終点側の光伝送装置との間で光信号を伝送する光伝送システムにおいて、前記始点側の光伝送装置、前記終点側の前記光伝送装置および前記迂回経路用の前記光伝送装置は、それぞれ、自装置を通過する光パスの入力信号および出力信号に基づいて、自装置の装置障害と前記光伝送路上での伝送路障害とを区別して検出する障害検出部と、前記装置障害を検出してから装置内の光スイッチを切替えて障害復旧を開始するまでの待機時間である装置障害復旧開始時間および前記伝送路障害を検出してから前記光伝送路を切替えて障害復旧を開始するまでの待機時間である伝送路障害復旧開始時間を記憶しておく記憶部と、前記障害検出部が前記装置障害を検出した場合に前記装置障害復旧開始時間だけ待機してから前記障害復旧を行なうとともに、前記障害検出部が前記伝送路障害を検出した場合に前記伝送路障害復旧開始時間だけ待機してから前記障害復旧を行なう制御部と、を備え、前記装置障害復旧開始時間と前記伝送路障害復旧開始時間とがそれぞれ前記光パスの種類に応じた異なる値に設定されていることを特徴とする。
この発明によれば、装置障害を検出してから障害復旧を開始するまでの待機時間と、伝送路障害を検出してから障害復旧を開始するまでの待機時間とがそれぞれ光パスの種類に応じた異なる値に設定されているので、効率良く迅速に障害復旧を行なうことが可能になるという効果を奏する。
以下に、本発明に係る光伝送システムおよび光伝送装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態
図1は、本発明の実施の形態に係る光伝送システムの構成の一例を示す図である。光伝送システム100は、冗長構成された光パス(光通信経路)に対して光パスの切替えを行なう通信システム(通信ネットワーク)であり、光クロスコネクト(光伝送装置)であるPXC(Photonic Crossconnect)10,20,30と通信端末1,2を有している。
PXC10とPXC30とは、直接接続による伝送路とPXC20を介した伝送路(迂回路)の2つの伝送路によって冗長接続されている。PXC10は、通信端末1と接続しており、通信端末1からの光信号を入力信号としてPXC30側へ光信号を送出する。また、PXC30は、通信端末2と接続しており、PXC10からの光信号を通信端末2に送出する。本実施の形態では、PXC20に、光パス(光通信経路)として、伝送路障害の発生時に迂回パスの確立を行うよう定義された光パス(後述の「リルーティング」)や、現用パスと予備パスの両方に光信号を流している光パス(後述の「1+1プロテクション」)が設定されている。
光伝送システム100では、光通信経路の切替えとして、各PXC10,20,30がトラヒック需要に応じた光パスの設定・切替や、必要とされる光パスの信頼性に応じた障害発生時の伝送路切替を行なう。光伝送システム100における伝送路切替の制御には、IETFのGMPLSプロトコルなどを用いる。本実施の形態では、PXC10,20,30が、装置内冗長切替動作や伝送路切替動作を開始するまでの時間に関する情報(切替保護時間設定テーブル50)を記憶しており、この切替保護時間設定テーブル50に基づいて、光通信経路の切替えを行なう。
つぎに、実施の形態に係るPXC10,20,30の構成について説明する。なお、PXC10,20,30は同様の構成を有するので、ここではPXC20を例にとって説明する。
図2は、実施の形態に係るPXCの構成を示す図である。PXC20は、入力側光モニタA1〜An(nは自然数)、出力側光モニタD1〜Dn、現用光スイッチX1、予備光スイッチX2、光カプラB1〜Bn、出力側スイッチC1〜Cn、監視制御部21を備えている。なお、現用光スイッチX1、予備光スイッチX2が特許請求の範囲に記載の光スイッチに対応する。また、監視制御部21が特許請求の範囲に記載の障害検出部、記憶部、制御部に対応する。
入力側光モニタA1〜Anは、入力信号を監視する入力側の光モニタである。PXC20の入力側光モニタA1〜Anは、PXC10などの光クロスコネクトから送られてくる入力信号を監視する。PXC20では、入力側光モニタA1〜Anの何れかがPXC10と接続している。以下の説明では、入力側光モニタA1がPXC10と接続している場合を例にとって説明する。各入力側光モニタA1〜Anは、それぞれ光カプラB1〜Bnに1対1で接続している。各入力側光モニタA1〜Anは、入力信号をそれぞれの光カプラB1〜Bnに送る。
光カプラB1〜Bnは、それぞれ現用光スイッチX1および予備光スイッチX2の両方に接続している。各光カプラB1〜Bnは、入力側光モニタA1〜Anからの入力信号を二分岐し、現用光スイッチX1および予備光スイッチX2へ分配する。
現用光スイッチX1は、各出力側スイッチC1〜Cnに接続している。現用光スイッチX1は、任意の入力ポート(光カプラB1〜Bn側)からの入力信号を、任意の出力ポート(出力側スイッチC1〜Cn側)へスイッチングする現用の光スイッチである。
予備光スイッチX2は、各出力側スイッチC1〜Cnに接続している。予備光スイッチX2は、任意の入力ポート(光カプラB1〜Bn側)からの入力信号を、任意の出力ポート(出力側スイッチC1〜Cn側)へスイッチングする予備用の光スイッチである。
PXC20は、通常(異常が発生していない状態)の動作を行なう際に、現用光スイッチX1を用いて光信号を伝送し、装置異常(PXC20の異常)の場合に予備光スイッチX2を用いて光信号を伝送する。
出力側スイッチC1〜Cnは、現用光スイッチX1からの信号と、予備光スイッチX2からの信号の何れか一方の信号を出力信号として選択する2×1(2−1)スイッチである。各出力側スイッチC1〜Cnは、それぞれ出力側光モニタD1〜Dnに1対1で接続している。各出力側スイッチC1〜Cnは、選択した出力信号をそれぞれの出力側光モニタD1〜Dnに送る。
出力側光モニタD1〜Dnは、出力信号を監視する出力側の光モニタである。PXC20の出力側光モニタD1〜Dnは、PXC30などの光クロスコネクトへ出力信号を送出するとともに、PXC30へ送る出力信号を監視する。PXC20では、出力側光モニタD1〜Dnの何れかがPXC30と接続している。以下の説明では、出力側光モニタD1がPXC30と接続している場合を例にとって説明する。
監視制御部21は、PXC20の動作を監視・制御する。本実施の形態の監視制御部21は、本発明の主たる特徴である切替保護時間設定テーブル50を記憶している。監視制御部21は、切替保護時間設定テーブル50に基づいて、光通信経路の切替え(現用光スイッチX1と予備光スイッチX2の切替えや伝送路の切替え)を制御をする。
ここで、光伝送システム100に、光パスとして現用パスと予備パスの両方に光信号を流す「1+1プロテクション」を設定した場合の接続構成例について説明する。PXC20では、入力側光モニタA1がPXC10に接続するとともに、出力側光モニタD1がPXC30と接続しているので、PXC10からの入力信号(光信号)は入力側光モニタA1、光カプラB1を介して現用光スイッチX1と予備光スイッチX2へ送られる。そして、現用光スイッチX1または予備光スイッチX2からの光信号は出力側スイッチC1、出力側光モニタD1を介してPXC30に送られる。
なお、光伝送システム100に「1+1プロテクション」を設定した場合、PXC10では、例えばPXC10の入力側光モニタA1と通信端末1とを接続するとともに、PXC10の出力側光モニタD1とPXC20とを接続しておく。また、PXC30では、例えばPXC30の入力側光モニタA1とPXC20とを接続するとともに、PXC30の出力側光モニタD1と通信端末2とを接続しておく。さらに、例えばPXC10の出力側光モニタD2とPXC30の入力側光モニタA2とを接続しておく。
このように、光伝送システム100に「1+1プロテクション」を設定して、PXC10,20,30を接続した場合、PXC30では、PXC20からの入力信号を入力側光モニタA1、光カプラB1、現用光スイッチX1を介して出力側スイッチC1に入力している。また、PXC30は、PXC10からの入力信号を入力側光モニタA2、光カプラB2、予備光スイッチX2を介して出力側スイッチC1に入力している。そして、出力側スイッチC1が、現用光スイッチX1(PXC20)からの光信号と、予備光スイッチX2(PXC10)からの光信号の何れか一方を出力側光モニタD1に送っている。
ここで切替保護時間設定テーブル50の構成について説明する。図3は、切替保護時間設定テーブルの構成の一例を示す図である。切替保護時間設定テーブル50は、「光パス種別」、「装置障害切替保護時間」、「伝送路障害切替保護時間」がそれぞれ対応付けられた情報であり、光通信経路を切替える際に用いられる。「装置障害切替保護時間」が特許請求の範囲に記載の装置障害復旧開始時間に対応し、「伝送路障害切替保護時間」が特許請求の範囲に記載の伝送路障害復旧開始時間に対応する。
「光パス種別」は、本光伝送システム100にて実現している光パスの冗長化種別を示している。「リルーティング」は、伝送路障害の発生時に始点ノードが新たな迂回パスを計算して、迂回パスの確立を行うように定義された光パス(リルーティング光パス)である。また、「1+1プロテクション」は、現用パスと予備パスの両方に光信号を流している光パス(1+1プロテクション光パス)である。
「装置障害切替保護時間」は、光パスの種別毎に設定される時間であり、PXC20(監視制御部21)が装置障害であると判断してから、装置(PXC20)内の冗長切替動作(現用光スイッチX1と予備光スイッチX2の切替え動作)を開始するまでの時間(待機時間)である。
「伝送路障害切替保護時間」は、光パスの種別毎に設定される時間であり、PXC20(監視制御部21)が伝送路障害であると判断してから伝送路切替動作(PXC10とPXC30との直接接続への切替えや迂回接続への切替え)を開始するまでの時間(待機時間)である。
例えば、「光パス種別」が「リルーティング」のパスでは、「装置障害切替保護時間」がRT1であり、「伝送路障害切替保護時間」がRT2である。また、「光パス種別」が「1+1プロテクション」のパスでは、「装置障害切替保護時間」がPT1であり、「伝送路障害切替保護時間」がPT2である。
切替保護時間設定テーブル50は、ネットワーク運用者からの指示(外部入力される指示情報)によって「装置障害切替保護時間」と「伝送路障害切替保護時間」とを光パスの種別に応じて任意に設定/変更できる構成となっている。
つぎに、光伝送システム100の動作手順について説明する。図4は、光伝送システムの動作手順を示すフローチャートである。図4では、PXC20の監視制御部21が出力側光モニタD1の異常を検知した場合の処理フローを示している。
PXC20は、現用光スイッチX1を用いてPXC10からの光信号をPXC30側へ伝送している。PXC20では、出力側光モニタD1に異常(光断)が発生すると、監視制御部21が出力側光モニタD1の異常を検知する(ステップS10)。
監視制御部21は、異常を検知した出力側光モニタD1に対応する光パス(異常に該当する光パス)の入力側光モニタの出力を確認する。PXC20は、PXC10からの光信号を入力側光モニタA1を介して出力側光モニタD1に送っているので、監視制御部21は入力側光モニタA1の出力を確認する(ステップS20)。
入力側光モニタA1が異常の場合(ステップS30、Yes)、監視制御部21は異常を検知した出力側光モニタD1の光パス(異常に該当する光パス)の上流において伝送路障害が発生したと判断する(ステップS40)。一方、入力側光モニタA1が正常の場合(ステップS30、No)、監視制御部21は装置障害(PXC20の障害)が発生したと判断する(ステップS80)。
監視制御部21が伝送路障害が発生したと判断した場合、監視制御部21は切替保護時間設定テーブル50を参照する(ステップS50)。そして、監視制御部21は、異常状態の光パス(「光パス種別」)に対応する「伝送路障害切替保護時間」を、切替保護時間設定テーブル50から抽出する(ステップS60)。
PXC20の監視制御部21は、切替保護時間設定テーブル50から抽出した「伝送路障害切替保護時間」の経過後に、異常に該当する光パス(「光パス種別」)に対応する伝送路切替動作を開始し、伝送路切替を実施する(ステップS70)。
一方、監視制御部21が装置障害が発生したと判断した場合(ステップS80)、監視制御部21は切替保護時間設定テーブル50を参照する(ステップS90)。そして、監視制御部21は、異常状態の光パス(「光パス種別」)に対応する「装置障害切替保護時間」を、切替保護時間設定テーブル50から抽出する(ステップS100)。
PXC20の監視制御部21は、切替保護時間設定テーブル50から抽出した「装置障害切替保護時間」の経過後に、装置内の冗長切替動作として出力側スイッチC1(2×1スイッチ)を切替える(ステップS110)。これにより、監視制御部21は、予備光スイッチX2へ分配された入力信号を出力信号とする。
なお、図4では、PXC20の監視制御部21が出力側光モニタD1の異常を検知した場合の処理フローについて説明したが、PXC30の監視制御部21が出力側光モニタD1の異常を検知した場合の処理フローも図4で説明した処理と同様の処理フローとなる。
つぎに、光伝送システム100において、リルーティング光パスが確立している場合の光通信経路の切替え処理について説明する。図5は、リルーティング光パスが確立している場合の光通信経路の切替え処理を説明するための図である。図5では、光伝送システム100において、PXC10とPXC30との間でPXC20を経由したリルーティング光パスが確立している場合に、PXC20で現用光スイッチX1の障害が発生した場合の処理について説明する。
PXC20では、出力側光モニタD1と入力側光モニタA1の出力に基づいて、監視制御部21がリルーティング光パスに装置障害が発生したと判断する。そして、PXC20の監視制御部21は、切替保護時間設定テーブル50の「光パス種別」(リルーティング)から「装置障害切替保護時間」のRT1を求める。PXC20の監視制御部21は、切替保護時間設定テーブル50を用いて求めたRT1の時間が経過した後、装置内冗長切替動作を実施する。
PXC30では、出力側光モニタD1と入力側光モニタA1の出力に基づいて、監視制御部21がリルーティング光パスに伝送路障害が発生したと判断する。そして、PXC30の監視制御部21は、切替保護時間設定テーブル50の「光パス種別」(リルーティング)から「伝送路障害切替保護時間」のRT2を求める。PXC30の監視制御部21は、切替保護時間設定テーブル50を用いて求めたRT2の時間が経過した後、リルーティング光パスの伝送路切替動作を開始する。具体的には、PXC30からPXC10(始点ノード)へRSVPのNotifyメッセージによる障害通知を実施する。
本実施の形態では、「伝送路障害切替保護時間」を「装置障害切替保護時間」よりも長く設定しておく。換言すると、RT2をRT1よりも長く設定しておく。例えば、障害が発生してからPXC20で装置内冗長切替動作が完了するまでの時間よりもRT2を長く設定する。これにより、PXC30で伝送路切替動作が開始される前に、PXC20で装置内冗長切替動作が完了する。この結果、切替時間の短い装置内冗長切替によって光伝送システム100内の障害復旧(回復)を行なうこと可能となる。このため、PXC30は、リルーティング光パスの伝送路切替動作を実際に行なう必要がない。
つぎに、光伝送システム100において、1+1プロテクション光パスが確立している場合の光通信経路の切替え処理について説明する。図6は、1+1プロテクション光パスが確立している場合の光通信経路の切替え処理を説明するための図である。図6では、光伝送システム100において、PXC10とPXC30との間で1+1プロテクション光パス(現用パスと予備パスの両方に光信号を流しているパス)が確立している場合に、PXC20で現用光スイッチX1の障害が発生した場合の処理について説明する。現用パスは、PXC20を経由したPXC10とPXC30との間の光パスであり、予備パスは、PXC10とPXC30との間を直接結ぶ光パスである。
PXC30では、通常(異常が発生していない状態)の動作を行なう場合、出力側スイッチC1が現用光スイッチX1からの光信号を用いてPXC20からの光信号を通信端末2側へ伝送している。
PXC20では、出力側光モニタD1と入力側光モニタA1の出力に基づいて、監視制御部21が1+1プロテクション光パスに装置障害が発生したと判断する。そして、PXC20の監視制御部21は、切替保護時間設定テーブル50の「光パス種別」(1+1プロテクション)から「装置障害切替保護時間」のPT1を求める。PXC20の監視制御部21は、切替保護時間設定テーブル50を用いて求めたPT1の時間が経過した後、装置内冗長切替動作を開始する。
PXC30では、出力側光モニタD1と入力側光モニタA1の出力に基づいて、監視制御部21が1+1プロテクション光パスに伝送路障害が発生したと判断する。そして、PXC30監視制御部21は、切替保護時間設定テーブル50の「光パス種別」(1+1プロテクション)から「伝送路障害切替保護時間」のPT2を求める。PXC30の監視制御部21は、切替保護時間設定テーブル50を用いて求めたPT2の時間が経過した後、1+1プロテクション光パスの伝送路切替動作を開始する。具体的には、PXC30の監視制御部21が出力側スイッチC1の切替え処理(現用パスから予備パスへの切替え)を実行する。現用パスから予備パスへの切替えは、現用光スイッチX1(PXC20)からの光信号と、予備光スイッチX2(PXC10)からの光信号との切替え処理である。
本実施の形態では、「装置障害切替保護時間」を「伝送路障害切替保護時間」よりも長く設定しておく。換言すると、PT1をPT2よりも長く設定しておく。例えば、障害が発生してからPXC30で伝送路切替動作が完了するまでの時間よりもPT1を長く設定する。これにより、PXC20で装置内冗長切替動作が開始される前に、PXC30で伝送路切替動作(出力側スイッチC1の切替え動作)が完了する。この結果、PXC20による装置内冗長切替動作の完了を待つ必要がなくなり、PXC30での伝送路切替動作によって光伝送システム100内の障害復旧を行なうこと可能となる。このため、PXC20は、装置内冗長切替動作を実際に行なう必要がない。
このように、光伝送システム100では、障害復旧までの保護時間(待ち時間)として、「装置障害切替保護時間」と「伝送路障害切替保護時間」を独立に設けている。また、光パスの種別毎に保護時間を設定しているので、ネットワーク運用者が意図した通りの障害復旧(装置内冗長切替または伝送路切替)が行われる。
なお、本実施の形態では、PXC10が始点側のPXCであり、PXC30が終点側のPXCである場合について説明したが、PXC30を始点側のPXCとし、PXC10を終点側のPXCとして動作させてもよい。
また、光伝送システム100は、図1に示した構成に限られず、例えばPXC10とPXC20の間に別の光伝送装置(PXCなど)を配設させてもよい。また、PXC20とPXC30の間やPXC10とPXC30の間に別の光伝送装置を配設させてもよい。
このように実施の形態1によれば、リルーティング光パスでの障害発生の際に用いる「装置障害切替保護時間」が「伝送路障害切替保護時間」より十分短く設定されているので、リルーティング光パスで装置障害が発生した場合には、伝送路切替動作よりも障害復旧時間の短い装置内冗長切替動作によって障害復旧を行うことが可能となる。
また、1+1プロテクション光パスでの障害発生時に用いる「伝送路障害切替保護時間」が「装置障害切替保護時間」より十分短く設定されているので、1+1プロテクション光パスで装置障害が発生した場合には、装置内冗長切替動作の完了を待たずに伝送路障害切替動作による障害復旧を行うことが可能となる。したがって、装置障害に対する復旧処理と伝送路障害に対する復旧処理のうち、不要な復旧処理を行なう必要がなくなるので、光伝送システム100は効率良く迅速に障害復旧を行なうことが可能となる。
以上のように、本発明に係る光伝送システムおよび光伝送装置は、冗長構成された光パスの切替えに適している。
本発明の実施の形態に係る光伝送システムの構成を示す図である。 実施の形態に係るPXCの構成を示す図である。 切替保護時間設定テーブルの構成の一例を示す図である。 光伝送システムの動作手順を示すフローチャートである。 リルーティング光パスが確立している場合の光通信経路の切替え処理を説明するための図である。 1+1プロテクション光パスが確立している場合の光通信経路の切替え処理を説明するための図である。
符号の説明
1,2 通信端末
10,20,30 PXC
21 監視制御部
50 切替保護時間設定テーブル
100 光伝送システム
A1〜An 入力側光モニタ
B1〜Bn 光カプラ
C1〜Cn 出力側スイッチ
D1〜Dn 出力側光モニタ
X1 現用光スイッチ
X2 予備光スイッチ

Claims (5)

  1. 光信号の始点側の光伝送装置と、光信号の終点側の光伝送装置と、前記始点側の光伝送装置と終点側の光伝送装置との間を冗長接続する複数の光伝送路と、自装置内の通信経路を複数の光スイッチで冗長接続するとともに前記光伝送路の1つに配設される迂回経路用の光伝送装置とを有し、前記光伝送路および前記光スイッチを切替えながら所定の光パスで前記始点側の光伝送装置と前記終点側の光伝送装置との間で光信号を伝送する光伝送システムにおいて、
    前記始点側の光伝送装置、前記終点側の前記光伝送装置および前記迂回経路用の前記光伝送装置は、それぞれ、
    自装置を通過する光パスの入力信号および出力信号に基づいて、自装置の装置障害と前記光伝送路上での伝送路障害とを区別して検出する障害検出部と、
    前記装置障害を検出してから装置内の光スイッチを切替えて障害復旧を開始するまでの待機時間である装置障害復旧開始時間および前記伝送路障害を検出してから前記光伝送路を切替えて障害復旧を開始するまでの待機時間である伝送路障害復旧開始時間を記憶しておく記憶部と、
    前記障害検出部が前記装置障害を検出した場合に前記装置障害復旧開始時間だけ待機してから前記障害復旧を行なうとともに、前記障害検出部が前記伝送路障害を検出した場合に前記伝送路障害復旧開始時間だけ待機してから前記障害復旧を行なう制御部と、
    を備え、
    前記装置障害復旧開始時間と前記伝送路障害復旧開始時間とがそれぞれ前記光パスの種類に応じた異なる値に設定されていることを特徴とする光伝送システム。
  2. 前記光パスの種類は、前記伝送路障害の発生時に始点側のノードが障害の発生位置を回避した迂回パスを算出するとともに算出した迂回パスの確立を行うよう設定されたリルーティング光パスであり、
    前記リルーティング光パスに対応する前記装置障害復旧開始時間は、前記リルーティング光パスに対応する伝送路障害復旧開始時間よりも短いことを特徴とする請求項1に記載の光伝送システム。
  3. 前記光パスの種類は、前記光伝送路のうち現用の光伝送路と予備の光伝送路との両方に光信号を伝送する1+1プロテクション光パスであり、
    前記1+1プロテクションに対応する前記伝送路障害復旧開始時間は、前記1+1プロテクションに対応する装置障害復旧開始時間よりも短いことを特徴とする請求項1または2に記載の光伝送システム。
  4. 前記装置障害復旧開始時間および/または前記伝送路障害復旧開始時間は、
    外部入力される指示に基づいて設定および変更される情報であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の光伝送システム。
  5. 複数の光伝送路と複数の光スイッチとで冗長接続したネットワーク内で、前記光伝送路および前記光スイッチを切替えながら所定の光パスで光信号の伝送を行なう光伝送装置において、
    自装置を通過する光パスの入力信号および出力信号に基づいて、自装置の装置障害と前記光伝送路上での伝送路障害とを区別して検出する障害検出部と、
    前記装置障害を検出してから装置内の光スイッチを切替えて障害復旧を開始するまでの待機時間である装置障害復旧開始時間および前記伝送路障害を検出してから前記光伝送路を切替えて障害復旧を開始するまでの待機時間である伝送路障害復旧開始時間を記憶しておく記憶部と、
    前記障害検出部が前記装置障害を検出した場合に前記装置障害復旧開始時間だけ待機してから前記障害復旧を行なうとともに、前記障害検出部が前記伝送路障害を検出した場合に前記伝送路障害復旧開始時間だけ待機してから前記障害復旧を行なう制御部と、
    を備え、
    前記装置障害復旧開始時間と前記伝送路障害復旧開始時間とがそれぞれ前記光パスの種類に応じた異なる値に設定されていることを特徴とする光伝送装置。
JP2007054432A 2007-03-05 2007-03-05 光伝送システムおよび光伝送装置 Expired - Fee Related JP4869983B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007054432A JP4869983B2 (ja) 2007-03-05 2007-03-05 光伝送システムおよび光伝送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007054432A JP4869983B2 (ja) 2007-03-05 2007-03-05 光伝送システムおよび光伝送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008219496A true JP2008219496A (ja) 2008-09-18
JP4869983B2 JP4869983B2 (ja) 2012-02-08

Family

ID=39838997

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007054432A Expired - Fee Related JP4869983B2 (ja) 2007-03-05 2007-03-05 光伝送システムおよび光伝送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4869983B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012114581A1 (ja) * 2011-02-24 2012-08-30 株式会社日立製作所 通信ネットワークシステム及び通信ネットワーク構成方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018141084A1 (en) * 2017-02-03 2018-08-09 Huawei Technologies Co., Ltd. Apparatus and method for cell calibration of optical switch matrix

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012114581A1 (ja) * 2011-02-24 2012-08-30 株式会社日立製作所 通信ネットワークシステム及び通信ネットワーク構成方法
JP2012175675A (ja) * 2011-02-24 2012-09-10 Hitachi Ltd 通信ネットワークシステム及び通信ネットワーク構成方法
CN103098425A (zh) * 2011-02-24 2013-05-08 株式会社日立制作所 通信网络系统及通信网络构成方法
US9166874B2 (en) 2011-02-24 2015-10-20 Hitachi, Ltd. Communication network system and communication network configuration method

Also Published As

Publication number Publication date
JP4869983B2 (ja) 2012-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4562443B2 (ja) 光伝送システム及び光伝送方法
JP5020896B2 (ja) ノード及び通信システム
JP2008244823A (ja) 光通信システム、光通信装置、およびパス区間迂回における障害アラーム監視方法
WO2010109802A1 (ja) 自律分散制御によるパス設定方法およびシステム並びに通信装置
WO2012065435A1 (zh) 一种传送网中的路径回切方法及装置
US20140219080A1 (en) Method and apparatus for interworking protection switching
JP2004140789A (ja) 2×2スイッチ機能を使用した予備用光スイッチを用いたネットワークノード
US20100165997A1 (en) Path switching method, communication system, communication device, and program
JP6361465B2 (ja) 伝送装置および冗長提供方法
JP4869983B2 (ja) 光伝送システムおよび光伝送装置
JP6465627B2 (ja) 光伝送システム、管理装置、光伝送ノード及び光伝送方法
JP5301014B2 (ja) ノード、制御装置及び通信システム
JP2009206540A (ja) 回線終端装置、冗長化通信システム、冗長化通信方法及び冗長化通信プログラム
JP4024607B2 (ja) 光クロスコネクト装置
JP2004104186A (ja) 回線切替システム及び方法
RU2596999C1 (ru) Способ и устройство для обработки отказов одиночного оптического волокна
JP4704311B2 (ja) 通信システムおよび故障復旧方法
KR102126222B1 (ko) 연동 보호 절체 방법 및 장치
JP4765982B2 (ja) 光ネットワークのドメイン間接続における障害特定方法及び該方法を実行可能な光ネットワークシステム
JP5730737B2 (ja) マルチリング網におけるパス設定方法及びパス切替方法
JP5999924B2 (ja) 光通信ネットワークおよび伝送装置
JP5359618B2 (ja) 光通信ネットワーク
JP4859909B2 (ja) トランスペアレント光ネットワーク及びトランスペアレント光ネットワーク故障監視方法
JP5378239B2 (ja) 情報伝送システム、情報伝送方法および中継スイッチ装置
JP3956914B2 (ja) 波長多重通信網における網的切替方法および網的切替装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111115

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111116

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141125

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees