JP5320935B2 - カートン - Google Patents

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本発明は、内容物を収容する収容部と、該収容部を覆う蓋部とが、ヒンジを介して開閉自在に形成されたカートンであって、前記蓋部の正面が、前記収容部の正面を覆うようにして閉封するカートンに関し、蓋部を収容部へとロック自在に構成したカートンに関する。
従来より、内容物を収容する収容部と、該収容部を覆う蓋部とが、ヒンジを介して開閉自在に形成されたカートンがある。このような、カートンは、蓋部と収容部とをロックした際に、蓋部の正面パネルが、収容部の正面パネルを覆うようにして閉封する構成である。
このようなカートンの、蓋部を収容部へとロックする構成の一例としては、図40(a)に示すように、蓋部2の先端に形成された舌片Zを、収容部3に形成された溝Vへと挿入することにより、図40(b)に示すように、蓋部2を収容部3へとロックする構成や、図41(a)に示すように、蓋部2を、収容部3の二重内面3Bへと係合することにより、図41(b)に示すように、蓋部2を収容部3へとロックする構成や、さらには、図42(a)に示すように、蓋部2の内側に形成された段差部dと、収容部3の外側に形成された掛止片hとが、互いに掛止することにより、図42(b)に示すように、蓋部2を収容部3へとロックする構成など、多種多彩なロック構成を有するカートンがある。
しかしながら、図40に示すような、蓋部の舌片Zを、収容部3の溝Vへと挿入してロックするカートン1は、蓋部2を収容部3へとロックする際に、舌片Zを溝Vへと差し込む必要があり、カートン開封時に、溝Vから舌片Zを取り外す必要があるため、ロック操作や開封操作に手間がかかるという欠点がある。
また、図41に示すような、蓋部2を、収容部3の二重内面3Bへと係合してロックするカートン1は、収容部3の内側に二重内面3Bを形成する必要があるため、カートン1の製造コストが高く手間がかかるという難点がある。
特に、図42に示すような、蓋部2の内側に形成された段差部dと、収容部3の外側に形成された掛止片hとが、互いに掛止してロックするカートン1は、収容部3の外側に掛止片hが形成されており、カートン1の製造に手間がかかるばかりでなく、蓋部2をロックした際に、蓋部2の正面パネルと収容部3の正面パネルとの間に隙間が生じてしまい、ロックが不十分なばかりでなく、蓋部2がきちんと閉封できないといった問題があった。
このため、収容部の前面パネルに連設された掛止片がカートンの度重なる使用に耐えることができず、ロックした蓋部が容易に開封しやすくなってしてしまい、突然カートンの蓋部が開封して内容物が飛び出してしまう等の恐れがある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、従来のように、舌片を溝へと差し込む等、ロックに手間を生じることなく、蓋部を閉じるだけで自動的に収容部へとロックされる構成を有し、また、従来の、係止片を収容部の外側に形成する構成を見直して、ロックに伴い蓋部と収容部との正面パネル間に隙間が生じることなく、強固にロックすることが可能なカートンを提供する。また、1枚のブランクから低コストでカートンを形成可能とすることを課題とし、さらには、ロック機構に種々工夫を講じることにより、蓋部を収容部へと良好にロックすることが可能なカートンを提供することを課題とする。
そこで、これらの課題を解決するため、本発明の請求項1記載の発明は、内容物を収容する収容部と、該収容部を覆う蓋部とが、ヒンジを介して開閉自在に形成されたカートンであって、前記蓋部には正面と天面が設けられ、該正面が、前記収容部の正面を覆うようにして閉封するカートンにおいて、
前記カートンの初期開封時、前記収容部の正面に形成された切取線に囲まれ、段部を有する掛止面が、前記蓋部の正面の裏側部分の一部分に貼合された状態で切り離されることにより、前記蓋部の正面の裏側に掛止面が形成されるとともに、前記収容部の正面上に段部を設けた切欠き部が形成され、前記カートンの閉封時、前記蓋部の正面の前記掛止面の段部前記収容部の正面の前記切欠き部の段部と互いにクロスした状態で掛止することにより、強固にロック自在に形成したことを特徴とするカートンである。
また、請求項2記載の発明は、前記掛止面は、該掛止面の一部分は下方部分であって前記蓋部の正面へ貼合することを特徴とするカートンである。
また、請求項3記載の発明は、前記掛止面は、該掛止面の一部分は略中央部分又は上方部分であって、前記蓋部の正面へと貼合することを特徴とする、カートンである。
また、請求項4記載の発明は、前記掛止面の前記段部の基端部分に、切り込みを形成したことを特徴とする、カートンである。
本発明の請求項1記載の発明は、内容物を収容する収容部と、該収容部を覆う蓋部とが、ヒンジを介して開閉自在に形成されたカートンであって、前記蓋部には正面と天面が設けられ、該正面が、前記収容部の正面を覆うようにして閉封するカートンにおいて、
前記カートンの初期開封時、前記収容部の正面に形成された切取線に囲まれ、段部を有する掛止面が、前記蓋部の正面の裏側部分の一部分に貼合された状態で切り離されることにより、前記蓋部の正面の裏側に掛止面が形成されるとともに、前記収容部の正面上に段部を設けた切欠き部が形成され、前記カートンの閉封時、前記蓋部の正面の前記掛止面の段部前記収容部の正面の前記切欠き部の段部と互いにクロスした状態で掛止することにより、強固にロック自在に形成したことを特徴とするから、蓋部を閉じるだけで収容部へとロックすることが可能であり、蓋部をロックした際に、蓋部と収容部との正面間に隙間が生じることなく、蓋部を良好にしかも強固にロックすることが可能である。さらには、蓋部のロックに伴い、収容部の段部が蓋部の内側へと当接して、カチッというロック音を発するため、カートンのロックが行なわれたことを認識することが可能である。
また、請求項2記載の発明は、前記掛止面は、該掛止面の一部分は下方部分であって前記蓋部の正面へ貼合することを特徴とするから、蓋部の初期開封時において、蓋部の開封に伴い、蓋部の裏面に掛止面が貼合されつつ収容部から切り取られるとともに、段部を有する掛止面の上方部分が、僅かに折れ曲ることとなる。よって、蓋部をロックした際に、掛止面の段部と収容部の段部とが互いにクロスしつつ掛止することとなり、蓋部を収容部へと強固にロックすることが可能である。また、蓋部の開封時においても、収容部の段部が掛止面の段部の内側をスライドして、簡単に蓋部のロックを解除することが可能である。
また、請求項3記載の発明は、前記掛止面は、該掛止面の一部分は略中央部分又は上方部分であって、前記蓋部の正面へと貼合することを特徴とするから、該掛止面の略中央部分が、蓋部の正面へと貼合する場合、蓋部の初期開封時において、蓋部の開封に伴い、蓋部の裏面に掛止面が貼合されつつ収容部から切り取られるとともに、掛止面の左右に形成された段部が僅かに折れ曲ることとなる。よって、蓋部をロックした際に、掛止面の段部と収容部の段部とが互いにクロスしつつ掛止することとなり、蓋部を収容部へと強固にロックすることが可能である。また、蓋部の開封時においても、収容部の段部が掛止面の段部の内側をスライドして、簡単に蓋部のロックを解除することが可能である。
又、該掛止面の上方部分が、蓋部の正面へと貼合する場合、掛止面の左右の段部が、蓋部の裏側部分から僅かに離れた状態となり、この隙間から、蓋部の段部が収容部の段部の内側へと入り込むことが可能であり、蓋部の段部と収容部の段部とが、互いにクロスさせて蓋部を収容部へと強固にロックし、更に、蓋部の段部が、収容部の段部の内側を通過しつつロックを解除することが可能である。
また、請求項4記載の発明は、前記掛止面の前記段部の基端部分に、切り込みを形成したことを特徴とするから、蓋部の初期開封時において、蓋部の開封に伴い、蓋部の裏面に掛止面が貼合されつつ収容部から切り取られるとともに、掛止面の段部が切り込みに沿って折れ曲ることとなる。よって、蓋部をロックした際に、掛止面の段部と収容部の段部とが互いにクロスしつつ掛止することとなり、蓋部を収容部へと強固にロックすることが可能である。また、蓋部の開封時においても、収容部の段部が掛止面の段部の内側をスライドして、簡単に蓋部のロックを解除することが可能である。
本発明に係るカートン1の一例としては、図1に示すように、収容部3と、該収容部3とがヒンジ部分Hを介して回動自在に形成されるとともに、前記蓋部の正面パネル(正面)が、前記収容部3の正面パネル(正面)を覆うようにして閉封する、カートン1である。
特に、カートン1の購入直後の初期開封時、前記蓋部2を持ち上げることにより、図1(a)に示すように、収容部3の正面パネル31に形成された切取線9に沿って、該切取線9に囲まれた面7(掛止面7)が、前記蓋部2の正面パネルの裏側に貼合された状態で切り離されることにより、前記蓋部2の内側に掛止面7を形成することが可能である。
そして、再び蓋部2を閉じると、図1(b)に示すように、前記掛止面7に形成された段部分(段部7'、7')が、前記収容部3の前記切欠き部8の段部分(段部8'、8')へと掛止して、蓋部2を簡単にロックすることが可能である。
このように、蓋部2が収容部3へと自動的にロックされる構成であるから、従来のように、蓋部2の舌片等を収容部3の係合溝等へとロックするための手間が生じることなく、自然な開閉操作でもってカートン1の蓋部2を簡単にロックすることが可能である。
また、従来構成の、掛止片を収容部の外側に形成することないため、蓋部と収容部との正面パネル間に隙間が生じてロックが不十分になってしまうようなことがない。
以下に、本発明のカートン1の構成および蓋部2をロックする構成について説明する。
まず、本発明のカートン1のブランクについて説明する。
本発明のカートン1のブランクの一例としては、図2に示すように、収容部3と蓋部2とが、ヒンジ部Hを介して連設された1枚のブランクからなり、前記収容部3は、(左から)左側面32、正面31、右側面33、背面34、貼合面36を有し、さらに各面(32、31、33、34)からは、下方へと底面35およびフラップFが連設されている。
他方、前記蓋部2は、(上から)正面21、天面25を有し、さらに各面(21、25)からは、左右へと左面22、右面23、およびフラップFが連設されている。
それぞれの面は、折り線(点線部分)を介して連設されており、前記蓋部2の天面25と、前記収容部3の背面34と、を連設する折り線部分が、蓋部2のヒンジ部分Hとなる。
特に、収容部3の正面パネル31には、該正面31の上辺を含む箇所に、略凸形状からなる切取線9が形成されており、後述する(図6の説明)、カートンを組み立てる際に、前記切取線9で囲まれた面7(掛止面7)を、蓋部2の正面21の裏側部分へと、貼り合せることにより、蓋部2の初期開封に伴い、蓋部2の裏側部分に掛止面7を形成することが可能である。
他方、収容部3から掛止面7が切り取られることにより、収容部3の正面パネル31に掛止面7と同形状からなる切欠き部分8が形成されることとなる。
よって、後述する(図7〜図9の説明)蓋部2を閉じると、蓋部2の掛止面7と、収容部3の切欠き部8とが、互いに組み合わされるとともに掛止して、前記蓋部2を前記収容部3へとロックすることが可能である。
次に、上記ブランクから、本発明のカートン1を組み立てる方法の一例について説明する。
まず、図3(a)に示すような、前記ブランクから、図3(b)に示すように、収容部3の左面32、正面31をそれぞれ折り線に沿って折込み、図4(a)に示すように、さらに右面33と貼合面36とを折込み貼合せて、スリーブ状(筒状)の収容部3を形成する。このとき、スリーブ状の収容部3の、天面若しくは底面部分から、内容物を充填してもよい。
次に、図4(b)に示すように、収容部3の底面35およびフラップFを内方へと折込み、他方、蓋部2の天面25をヒンジ部Hに沿って手前方へと折込むとともに、天面25の左右に連設されたフラップFをそれぞれ内方へと折り込む。
そして、図5(a)に示すように、収容部3の底面35とフラップFとをそれぞれ貼り合せて底部分を形成するとともに、蓋部2の左面22および右面23とフラップFとをそれぞれ貼り合せて蓋部2を形成する。
特に、収容部3の正面31に形成された切取線9に囲まれた掛止面7と蓋部2の正面21の裏側部分とを、それぞれ貼合わせて(図中ハッチング部分)、図5(b)に示すように、カートン1を形成する。
このようにして形成されたカートン1は、図6(a)に示すように、前記蓋部2を初期開封すると、収容部3の掛止面7と、蓋部2の正面21の裏側部分と、が互いに貼り合わされた状態から、切取線9に沿って掛止面7が切り離されることとなる。
よって、蓋部2の開封に伴い、図6(b)に示すように、蓋部2の裏側部分に掛止面7を形成することが可能である。
特に、前記掛止面7の全体形状が略凸形状をなしており、このため、掛止面7の下方両端部分には、左右へと凸形状の段部7'が形成されている。
このため、掛止面7を切り取った後の収容部3の正面31には、凸形状からなる切欠き部8が形成されるとともに、切欠き部8の上方両端部分には、凸形状の段部8'がそれぞれ形成されることとなる。
よって、後述する(図8説明部分)、蓋部2をロックする際に、蓋部2の前記段部7'と収容部3の前記段部8'との断面部分が互いに掛止して、蓋部2を収容部3へとロックすることが可能である。
また、蓋部のロック時において、それぞれの段部7'、8'が掛止する際に、収容部3の段部8'が、蓋部2の正面21の裏側部分へと勢いよく当接して、カチッというロック音を発するため、蓋部2がロックしたことを認識することが可能である。
次に、蓋部2を収容部3へとロックする構成(ロック機構)について、さらに詳しく説明する。
まず、図7に示すように、蓋部2を開封した状態においては、蓋部2の裏側部分に掛止面7が形成されており、他方、収容部3の正面パネル31には切欠き部8が形成されている。
そして、蓋部2の掛止面7には、その両端部分に凸形状の段部7'を有しており、他方、収容部の切欠き部8には、その両端部分に凸形状の段部8'を有している。
よって、この状態から蓋部2を閉じると、図8に示すように、蓋部2の掛止面7と、収容部3の切欠き部8とが組み合わされることにより、掛止面7の段部7'の断面部分が切欠き部8の段部8'の断面部分へと下方より当接するとともに蓋部2の上方への移動を阻止して、蓋部2を収容部3へとロックすることが可能である。
また、蓋部2を収容部3へとロックした際に、収容部3の段部8'がはじかれて蓋部2の裏面へと当接するため、カチッという音(ロック音)を発することが可能であり、カートン1がロックされたことを認識することが可能である。
再び、蓋部2を開封する際には、図9に示すように、蓋部2を持ち上げることにより、掛止面7の段部7'と収容部3の段部8' とが互いにずれるとともに掛止が解除されて、蓋部2を開封することが可能である。
このように、本発明のカートン1は、前記カートン1の初期開封時、前記収容部3に形成された切取線9に囲まれた掛止面7が、前記蓋部2の裏側部分に貼合された状態で切り離されることにより、前記蓋部2の裏側に掛止面7が形成されるとともに前記収容部3に切欠き部8が形成されて、前記カートンの閉封時、前記蓋部2の前記掛止面7が、前記収容部3の前記切欠き部8へと組み合わされてロックすることが可能である。
特に、前記カートン1の初期開封とともに切り離される前記掛止面7は、凸形状からなる段部7'を有する掛止面7であって、該掛止面7の前記段部7'が、前記収容部3の段部8'へと掛止することにより、前記蓋部2を前記収容部3へと強固にロックすることが可能である。さらには、蓋部のロックに伴いロック音を発するため、使用者は蓋部がロックしたことを認識することが可能である。
本発明のカートン1は、上記構成に限らず、様々な形状からなるブランクからカートンを形成することが可能であり、また、上記ロック機構も、様々な工夫を講じることにより、さらにロック性能を向上したカートンを形成することが可能である。
また、カートン製造時、内容物をカートンへと充填する方法は、上記例に限らず、内容物をブランクの折り貼り工程において包む方法(ラップアラウンド)であってもよく、何れにせよ、内容物の充填方法は上記例に限定されるものではない。
以下に、本発明のカートン1の一例を示す実施例1〜実施例6について説明する。
本発明のカートン1の別の例としては、例えば、図10に示すように、収容部3と蓋部2とが縦一列に連設されたブランクにより形成されるカートン1であってもよく、この場合、(上から)収容部3の正面31と底面35と背面34とが縦一列にそれぞれ連設されるとともに、収容部3の各面(31、35、34)の左右より左面32および右面33とフラップFとが連設されている。
そして、収容部3の前記背面34より、さらに下方へと蓋部2の天面25と、正面21とが縦一列に連設されるとともに、蓋部2の各面(25、21)の左右より左面22及び右面23と、フラップFとが連設されている。
特に、前記収容部の正面パネル31には、切取線9に沿って略凸形状からなる掛止面7が形成されており、後述する(図14の説明)、カートン1の組立て時において、蓋部2の正面21の裏側部分へと前記掛止面7を貼り合せることにより、蓋部2に掛止面7を形成することが可能である。
そして、このようなブランクから、図11(a)(b)に示すように、収容部3の背面34と正面31とを折り線に沿って折込むとともに、図12(a)に示すように、収容部3の各フラップFと、左面32および右面33と、を折り込み貼り合せて、図12(b)に示すように、箱形状の収容部3を形成する。
このとき、内容物を箱形状の収容部3へと充填してもよく、他方、内容物を包むようにして収容部3の各面を折り込むことにより、内容物を充填してもよい。
そして、蓋部2の天面25のフラップFをそれぞれ内側へと折込むとともに、蓋部2の天面25と正面21とを前方へと折り込み、さらに、図13(a)に示すように、蓋部2の左面22および右面23を折り込むとともに、天面25に連設する左右のフラップFへと貼り合せて、図13(b)に示すように、蓋部2を形成する。
特に、収容部3の掛止面7と、蓋部2の正面21の裏側部分と、に糊付けを施して貼り合せる際に、掛止面7の段部7'より上方部分にのみ糊付けを施して、蓋部2の裏側へと掛止面7を貼り合わせることにより(図中ハッチング部分)、図14(a)に示すように、カートン1を形成する。
そして、このようなカートン1の初期開封時、蓋部2の開封に伴い、蓋部2の内側に貼合された状態の収容部3の正面31の一部が切取線9に沿って切り取られるとともに、図14(b)に示すように、蓋部2の内側に前記掛止面7を形成することが可能である。
特に、前記掛止面7の段部7'より上方部分にのみ糊付けを施して、蓋部2へと貼り合せることにより、図15に示すように、掛止面7の左右の段部7'が手前方へと折れ曲がることとなり(段部7'点線表示部分)、収容部3の段部8'とクロスして掛止するため、蓋部2を収容部3へと強固に掛止することが可能である。
さらに、この状態から蓋部2を開封すると、図16に示すように、掛止面7の段部7'が、収容部3の段部8'の内側へと入り込むとともに、蓋部2の段部7'が、収容部3の段部8'とクロスして、図17に示すように、蓋部2の段部7'が、収容部3の段部8'の内側を通過して、蓋部2を開封することが可能である。
すなわち、前記掛止面7の段部7'より上方部分を、蓋部2へと貼り合せることにより、掛止面7の左右の段部7'が、蓋部の裏側部分から僅かに離れた状態となる。
よって、この隙間から、蓋部の段部7'が収容部3の段部8'の内側へと入り込むことが可能であり、蓋部2の段部7'と収容部3の段部8'とが、互いにクロスして、蓋部2の段部7'が、収容部3の段部8'の内側を通過しつつロックを解除することが可能である。
このように、蓋部の段部7'と収容部3の段部8'とを互いにクロスさせて、蓋部2を収容部3へと強固にロックする構成は、これらに限らず、例えば、下記に示す実施例2〜実施例6に示すような構成であってもよい。
そして、各種ブランクの形状に合わせて、掛止面7の段部7'や、収容部3の段部8'に種々工夫を講じることにより、カートン1のロック性能をさらに向上することが可能である。
次に、本発明のカートン1のさらに別の例としては、図18に示すように、ブランクを水平に横切る切取線9を介して、上方に蓋部2、下方に収容部3がそれぞれ形成されるカートン1であってもよい。
この場合、ブランクに(左から)、貼合面36と、左面32と、正面31と、右面33と、背面34とが、それぞれ折り線を介して連設されている。
特に、ヒンジ部分Hを折罫とし、該ヒンジ部Hの延長上かつ水平方向に切取線9が形成されている。このため、後述する(図22の説明)、切取線9より上方が蓋部2を形成し、切取線9より下方が収容部3を形成することとなる。
前記収容部3の正面31には、下方へと底面35が連設されており、前記正面31に連設する左面32および右面33からは、下方へとフラップFが連設されている。
他方、蓋部2の天面25には、上方へと正面21が連設されており、さらに該正面21からは左面22および右面23が連設されている。また、前記ヒンジ部分の上方には、蓋部2の背面24が形成されている。
特に、前記収容部3の正面31と接する、左面32および右面33との縦方向の折り線には、掛止面7の段部8'となる部分の水平延長上に、折り線を設けない連続面Rが形成されている。
これにより、カートンのロック時、後述する(図23の説明)、収容部3の段部8'が手前方へと開いた状態とし、蓋部の段部7'と収容部3の段部8'とを互いにクロスさせて、蓋部2を収容部3へと強固にロックすることが可能である。
そして、このようなブランクから、図19(a)(b)に示すように、左面32および右面33とを折込み、さらに背面34を折り込んで、貼合面36と貼り合せることにより、図20(a)に示すように、スリーブ状の収容部3を形成するとともに、図20(b)に示すように、さらに、左面32および右面33より連設するフラップFを内側へと折込み、天面25および底面35を、それぞれ内側へと折り込むことにより、図21(a)に示すように、容器状の収容部3を形成する。このとき、前記各面を折込み貼り合せる工程において、内容物を包むようにして充填してもよい(ラップアラウンド)。
そして、図21(b)に示すように、蓋部2の天面25と正面21とを手前側へと折り込むとともに、正面21および左面22と右面23を内側へと折込み、収容部3の正面31および左面32と右面33へと貼り合せることにより(図中ハッチング部分)、図22(a)に示すように、カートン1を形成する。
そして、このようなカートン1の初期開封時、蓋部2を持ち上げることにより、各面に水平方向へと形成された切取線9が破断して、図22(b)に示すように、蓋部2が形成されるとともに、蓋部2の内側に掛止面7を形成することが可能である。
特に、このカートン1は、収容部3の正面31と接する、左面32および右面33との折り線が、掛止面の段部8'の延長線上に、折り線を設けない連続面Rを有しており、このため、収容部3の段部8'が僅かに手前方(図中点線矢印方向)へと開いた状態を維持している。
よって、図23に示すように、蓋部2の閉封時において、手前方へと開いた収容部3の段部8'と、掛止面7の段部7'とが互いにクロスした状態で当接するため、蓋部2を収容部3へと強固にロックすることが可能である。
他方、カートン1開封時において、図24に示すように、蓋部2の掛止面7の段部7'と、手前方へと開いた収容部3の段部8'とが、互いにクロスして、蓋部2の段部7'が、収容部3の段部8'の内側を通過しつつロックを解除することが可能である。
このように、特に、前記収容部3の正面31と接する、左面32および右面33との縦方向の折り線の、掛止面7の段部8'となる部分の水平延長上に、折り線を設けない連続面Rを形成することにより、カートンのロック時、収容部3の段部8'が手前方へと開いた状態とし、蓋部の段部7'と収容部3の段部8'とを互いにクロスさせて、蓋部2を収容部3へと強固にロックすることが可能である。
次に、本発明のカートン1の、ロック性能を向上したさらに別の例としては、図25に示すように、ブランクの収容部3の正面31に、掛止面7を形成するための切取線9を形成するとともに、該掛止面7の左右の段部7'の基端部分に、斜め下方へと傾いた形状からなる切り込み6を形成する。さらには、掛止面7の段部7'を形作る切取線9部分に、切取線9を設けないつなぎ部分Pを形成する。
これにより、後述する、蓋部2の開封に伴い、つなぎ部分Pが掛止面7の段部7'を引っぱるため、掛止面の段部7'を奥方へと折り曲げるとともに、収容部の段部8'を手前方へと折り曲げることが可能である。
さらには、掛止面7の段部7'が切り込み6に沿って大きく折れ曲るため、蓋部2のロック時、収容部3の段部8'と掛止面7の段部7'とが大きくクロスして掛止しやすくなり、蓋部2を収容部3へとさらに強固にロックすることが可能である。
この場合、図26(a)に示すように、前記ブランクから収容部3を形成した後、蓋部2の天面25と正面21とを折込み、蓋部2の正面21と収容部3の掛止面7とを貼り合せて(図中ハッチング部分)、カートン1を形成する。
特に、図26(b)に示すように、蓋部2の正面21と収容部3の掛止面7とを貼り合せる際に、掛止面7の略中央部分にのみ糊付けを施して、掛止面7の左右部分に糊付けをしないことにより、後述する(図27の説明)、掛止面の段部7'が手前方へと折れ曲りやすくなる効果がある。
そして、このようなカートン1から蓋部を開封すると、図27に示すように、掛止面7の段部7'と収容部3の正面パネル31とをつなぐつなぎ部分Pにより、掛止面7の段部7'が蓋部2の開封に伴い引っ張られることとなる。
このとき、掛止面7の段部7'の基端部分に形成された切り込み6に沿って、段部7'が折れ曲がることとなり、さらに蓋部2を開封すると、つなぎ部分Pが破断して、図28(a)に示すように、掛止面7の段部7'が奥方へと折れ曲がった状態、他方、収容部3の段部8'は手前方へと折れ曲がった状態となる。
よって、この状態から蓋部2を閉じると、図28(b)に示すように、段部7'、8'が互いにクロスしてロックすることとなり、蓋部2を収容部3へと強固にロックすることが可能である。
他方、蓋部2を持ち上げて開封すると、図29(a)(b)に示すように、蓋部2の掛止面7の段部7'が、収容部の段部8'の内側を通ってスライドしつつロックを解除して蓋部2を開封することが可能である。
このように、掛止面7の段部7'の基端部分に、斜め下方へと傾いた形状からなる切り込み6を形成し、さらには、掛止面7の段部7'の切取線9部分に、つなぎ部分Pを形成することにより、蓋部の開封に伴い、掛止面7の段部7'が奥方へと折れ曲がった状態、他方、収容部3の段部8'は手前方へと折れ曲がった状態とすることが可能である。
よって、蓋部2の段部7'と収容部の段部とが互いにクロスして掛止することにより、蓋部を強固にロックすることが可能である。
さらには、蓋部2の正面21と収容部3の掛止面7とを貼り合せる際に、掛止面7の略中央部分にのみ糊付けを施して、掛止面7の左右部分に糊付けをしないことにより、掛止面の段部7'が手前方へと折れ曲りやすくなる効果がある。
次に、本発明のカートンは、上記例に限らず、多角形や円弧形状を有するカートンであってもよく、さらには、前記段部を手前方や奥方へと好適に折り曲げて、蓋部2を収容部3へと強固にロックする構成としてもよい。
この場合の一例としては、六角形の側面パネルを有するカートンであってもよく、この場合のブランクは、図30に示すように、正面パネル31と接する、左正面32および右正面33と、さらに左正面32および右正面33からそれぞれ左後面32'および右後面33'を連設し、背面34を連設する。
そして、背面34の上下にそれぞれ天面25および底面35を連設し、前記天面25に正面21を連設する。そして、正面31と左正面32および右正面33と、左後面32'および右後面33'と、の上下にそれぞれフラップFを形成する。
そして、図31(a)に示すように、このようなブランクから立体形状のカートン1を形成する場合、図31(b)に示すように、収容部3の各側面(31、32、32'、33、33'、34)を略六角形状に折り込み、貼合面36で貼り合せて、六角形状のスリーブを形成する。
そして、図32(a)に示すように、蓋部2のフラップFと天面25および正面21を折込み貼り合せるとともに、底部分の各フラップFと底面35を折込み貼り合せることにより、図32(b)に示すように、六角形の側面パネル(31、32、32'、33、33'、34)を有する多角形状のカートン1を形成することが可能である。このとき、内容物を前記筒状の収容部へと充填してもよく、他方、内容物を包むようにしてカートンを組み立ててもよい。
そして、このような多角形状を有するカートン1を初期開封すると、図33(a)に示すように、収容部3の正面パネル31と、左正面32および右正面33とが、それぞれ鈍角の角度をもって接しているため、正面31に形成された段部8'が、手前方(図中点線矢印方向)へと開き、図33(b)に示すように、掛止面7の段部7'が、手前方へと開いた収容部3の段部8'へと、クロスして掛止するため、蓋部2を強固かつ確実にロックすることが可能である。
また、カートン1の収容部3は、円弧コーナーを有する収容部3であってもよくさらには、収容部3の正面にジッパ40を形成し、また収容部3の正面31を、外正面31と内正面31'との二重内面を有する構造として、内正面31'に前記掛止面7を形成してもよい。
この場合、図34に示すような、1枚のブランクから、図35に示すように、二重内面の内正面パネル31'の左右に円弧コーナーQを有するカートン1を形成することが可能である。そして、図35(a)に示すように、収容部3のジッパ40を切除して、カートン1を初期開封すると、収容部3の内正面31'に切欠き部8が形成されるとともに、蓋部2の内側に掛止面7が形成される。
特に、図35(b)に示すように、掛止面7の段部7'および切欠き部8の段部8'が、それぞれ円弧コーナーQに沿って湾曲面を形成しており、それぞれの段部7'、8'が互いにクロスして掛止するため、蓋部2を収容部3へと強固にロックすることが可能である。
このように、カートン1の形状を多角形とすることにより、段部8'を手前方へと開く構成であってもよく、また、カートン1の形状は多角形に限らず、円弧部分Qを有するカートン構成により、段部7'、8'をクロスさせる構成としてもよい。
また、本発明のカートン1は、図36(a)に示すように、収容部3の正面にスリット等からなる係合溝Mを形成するとともに、蓋部2の正面に係合片Tを形成して、図36(b)に示すように、これら係合溝Mおよび係合片Tを互いに係合してもよく、蓋部2を収容部3へとさらに確実にロックすることが可能である。
以上のように、本発明のカートン1は、収容部3に形成された切取線9に囲まれた掛止面7が、前記蓋部2の裏側部分に貼合された状態で切り離されることにより、前記蓋部2の裏側に掛止面7が形成されるとともに前記収容部3に切欠き部8が形成されて、前記カートン1の閉封時、前記蓋部2の前記掛止面7が、前記収容部3の前記切欠き部8へと組み合わされてロックすることが可能である。
そして、前記カートン1の初期開封とともに切り離される前記掛止面7は、少なくともカートン1の段部7'を有し、該段部7'と、蓋部2の初期開封に伴い形成される前記切欠き部8の段部8'とが、互いに掛止することによりロックすることが可能である。
さらには、前記掛止面7の下方部分を、前記蓋部2へと貼合する構成や、前記掛止面7の略中央部分を、前記蓋部2へと貼合する構成や、前記掛止面7の前記段部7'の基端部分に、切り込み6を形成する構成や、さらには、前記収容部3の前記段部8'の延長上に、罫線を設けない連続面Rを形成する構成や、前記掛止面7の前記段部7'を形成するための前記切取線9に、つなぎ部分Pを形成する構成により、蓋部2の段部7'と収容部3の段部8'とが、互いにクロスした状態で掛止して、蓋部2をより強固にロックすることが可能である。
前記段部7'、8'の形状は、上記例に限られることなく、蓋部2の段部7'と収容部3の段部8'とが互いに掛止可能な形状を有する段部7'、8'であれば、段部7'、8'の形状は特に限定されるものではない。
例えば、図37に示すように、蓋部2の裏側部分に形成された掛止面の段部7'、および、該掛止面7が収容部3から切り取られることにより生じる、収容部3の正面パネル31に形成された切欠き部8の段部8'は、それぞれ略円弧形状を有する段部7'、8'であってもよい。
特に、図37(b)に示すように、それぞれの段部7’、8'が接する、接触箇所Xの角度θは、略円弧形状を有する段部7'、8'とした場合、前記角度θはθ=−20°である。また、図38(a)に示すように、段部8'の底辺が上方へと食い込んだ形状の段部であってもよく、例えば水平線0を基準角度とした場合、前記接触角度θは、θ=−15°であり、他方、図38(b)に示すように、段部の底辺が下方へとなだらかな斜面を有する段部とした場合、前記接触角度θは、θ=+35°である。
よって、前記接触角度θは概ねθ=±45°であることが望ましく、これ以外の接触角度θでは、接触角度θが大きすぎると、段部7'、8'が掛止することなく滑ってしまい、蓋部2をロックすることが困難となる。他方、前記接触角度θが小さすぎると、段部7'、8'の掛止が外れにくくなるため、蓋部2の開封が困難となってしまう。
前記掛止面7の段部7'は、少なくとも1の段部7'を有することが望ましく、例えば、図39(a)に示すように、掛止面7の片側1箇所にのみ、前記段部7'を形成してもよい。そして、この場合も、図39(b)に示すように、蓋部2をロックすることが可能である。
以上のように、本発明のカートン1は、内容物を収容する収容部3と、該収容部3を覆う蓋部2とが、ヒンジHを介して開閉自在に形成されたカートン1であって、前記蓋部2の正面21が、前記収容部3の正面31を覆うようにして閉封するカートン1において、前記カートン1の初期開封時、前記収容部3に形成された切取線9に囲まれた掛止面7が、前記蓋部2の裏側部分に貼合された状態で切り離されることにより、前記蓋部2の裏側に掛止面7が形成されるとともに前記収容部3に切欠き部8が形成され、前記カートン1の閉封時、前記蓋部2の前記掛止面7が、前記収容部3の前記切欠き部8へと組み合わされてロックすることを特徴とする簡単な構成により、蓋部2を閉じるだけで収容部3へとロックすることが可能であり、蓋部2をロックした際に、蓋部2と収容部3との正面パネル31間に隙間が生じることなく、蓋部2を強固かつ良好にロックすることが可能なカートン1を提供することが可能である。
本発明のカートンの一例を示す図である。 (a)開封後のカートンを示す説明図である。 (b)閉封時のカートンを示す説明図である。 ブランクの一例を示す図である。 (a)(b)カートン形成工程の一例を示す説明図である。 (a)(b)カートン形成工程の一例を示す説明図である。 (a)(b)カートン形成工程の一例を示す説明図である。 (a)(b)カートンを示す説明図である。 カートンのロック機構を示す説明図である。 カートンのロック機構を示す説明図である。 カートンのロック機構を示す説明図である。 ブランクの別の例を示す図である。 (a)(b)カートン形成工程の一例を示す説明図である。 (a)(b)カートン形成工程の一例を示す説明図である。 (a)(b)カートン形成工程の一例を示す説明図である。 (a)(b)カートンを示す説明図である。 カートンのロック機構を示す説明図である。 カートンのロック機構を示す説明図である。 カートンのロック機構を示す説明図である。 ブランクの別の例を示す図である。 (a)(b)カートン形成工程の一例を示す説明図である。 (a)(b)カートン形成工程の一例を示す説明図である。 (a)(b)カートン形成工程の一例を示す説明図である。 (a)(b)カートンを示す説明図である。 カートンのロック機構を示す説明図である。 カートンのロック機構を示す説明図である。 ブランクの別の例を示す図である。 (a)(b)カートン形成工程の一例を示す説明図である。 カートンの初期開封時を示す説明図である。 (a)(b)カートンのロック機構を示す説明図である。 (a)(b)カートンのロック機構を示す説明図である。 ブランクの別の例を示す図である。 (a)(b)カートン形成工程の一例を示す説明図である。 (a)(b)カートン形成工程の一例を示す説明図である。 (a)(b)カートンのロック機構を示す説明図である。 ブランクの別の例を示す図である。 (a)(b)カートンのロック機構を示す説明図である。 (a)(b)カートンの別の例を示す図である。 (a)(b)カートンの一例を示す図である。 (a)(b)段部を示す説明図である。 (a)(b)カートンの一例を示す図である。 (a)(b)従来カートンのロック機構の一例を示す説明図である。 (a)(b)従来カートンのロック機構の一例を示す説明図である。 (a)(b)従来カートンのロック機構の一例を示す説明図である。
符号の説明
1 カートン
2 蓋部
3 収容部
6 切り込み
7 掛止面
7' 段部
8 切欠き部
8' 段部
9 切取線
21 正面(正面パネル)
22 左面
23 右面
25 天面
31 正面
32 左面
33 右面
34 背面
35 底面
36 貼合面
40 ジッパ
F フラップ
H ヒンジ
T 係合片
M 係合溝
θ 段部の角度

Claims (4)

  1. 内容物を収容する収容部と、該収容部を覆う蓋部とが、ヒンジを介して開閉自在に形成されたカートンであって、前記蓋部には正面と天面が設けられ、該正面が、前記収容部の正面を覆うようにして閉封するカートンにおいて、
    前記カートンの初期開封時、前記収容部の正面に形成された切取線に囲まれ、段部を有する掛止面が、前記蓋部の正面の裏側部分の一部分に貼合された状態で切り離されることにより、前記蓋部の正面の裏側に掛止面が形成されるとともに、前記収容部の正面上に段部を設けた切欠き部が形成され、前記カートンの閉封時、前記蓋部の正面の前記掛止面の段部前記収容部の正面の前記切欠き部の段部と互いにクロスした状態で掛止することにより、強固にロック自在に形成したことを特徴とするカートン。
  2. 前記掛止面は、該掛止面の一部分は下方部分であって前記蓋部の正面へ貼合することを特徴とする、請求項1記載のカートン。
  3. 前記掛止面は、該掛止面の一部分は略中央部分又は上方部分であって、前記蓋部の正面へと貼合することを特徴とする、請求項1記載のカートン。
  4. 前記掛止面の前記段部の基端部分に、切り込みを形成したことを特徴とする、請求項1
    乃至3記載のカートン。
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