JP2009007011A - 紙カートン - Google Patents

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Abstract

【課題】通常のシール形式の紙カートンと同じサイズでありながら、蓋を開けて起立させるための操作を容易とする。
【解決手段】天面パネルに設けた折曲線をヒンジとして起伏する開封部を設けてなるトップオープン型の紙カートンであって、開封部を形成する左右の破断線L2 の終端からそれぞれ折曲線αの左右の端部に至る切込線βにより、折曲線αの両側に折曲線αよりも後方に突出する舌片20が区画されており、さらに、折曲線αより後方にて両方の舌片20の後側を結ぶ状態で折曲線αとほぼ平行な補助折線γが設けられている。開封部を把持したまま斜め後側に引っ張ることで、開封部が補助折線γのところで曲がって上方に伸び、折曲線αの両側にある舌片20が天面パネル14の残った部分の上側になり引っ掛かって係止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、板紙からなるカートンの技術分野に属し、詳しくは、菓子類を始めとして、化粧品、医療品、各種小物など収納して販売する際に好適に用いられる紙カートンに関するものである。
従来、この種の紙カートンとして、天面パネルを大きく開封して中身を取り出すトップオープン型の紙カートンが知られている。すなわち、天面パネルに2筋の破断線を設けておき、この破断線で囲まれた開封部に繋がる摘み片を引き上げることで、天面パネルの中央部を大きく開放して内容物を取り出すようになっている。ところが、このタイプの紙カートンは、開封した後で蓋を手で支えていないと、起立状態を保持することができないため、開けたままで内容物を繰り返して取り出すような場合には不便なことから、蓋を起立状態にできるようにしたものが提案されている。
特開2006−36350号公報 特開平10−181739号公報 特開2003−128055公報
上記した特許文献1に記載の紙カートンは、両端がシールエンドであるシール形式の紙カートンであって、天面パネルに開封部を折曲げ可能とする折目を設け、その折目よりも後方へ突出する左右一対の舌片を形成し、各舌片を係止する係止片を天面パネルに設けることにより、蓋を起立状態に保持するようにしているが、蓋を開く際に蓋の開度が180度を越えないと、舌片が係止片を乗り越えて係止状態にはならない。したがって、開閉時に蓋を思い切り後側に倒さないとロックさせることができないことから、蓋を開けたままの状態にするための操作が煩わしいという問題点がある。
一方、特許文献2,3に記載の紙カートンは、特許文献1に記載の紙カートンとは異なり、いずれも蓋の開度が90度を越えると開いたままの状態することができる。しかしながら、特許文献2に記載の紙カートンは、サック形式であるため、高速充填機の対応は不向きである上に、シール形式の紙カートンよりも多くの用紙を必要とするという問題点がある。また、特許文献3に記載の紙カートンは、シール形式ではあるが、取出し口の開いた上板とそれを覆う蓋板とを備えるため、通常のシール形式の紙カートンよりも多くの用紙を必要とする。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、通常のシール形式の紙カートンと同じサイズでありながら、蓋を開けて起立させるための操作を容易としたトップオープン型の紙カートンを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の紙カートンは、天面パネルに設けた折曲線をヒンジとして起伏する開封部を設けてなるトップオープン型の紙カートンであって、開封部を形成する左右の破断線の終端からそれぞれ折曲線の左右の端部に至る切込線により、折曲線の両側に折曲線よりも後方に突出する舌片が区画されており、さらに、折曲線より後方にて両方の舌片の後側を結ぶ状態で折曲線とほぼ平行な補助折線が設けられていることを特徴としている。
本発明の紙カートンは、折曲線をヒンジとして開封部を破断線のところで開け、その開封部を把持したまま斜め後側に引っ張ると、天面パネルにおける折曲線より後側の部分が補助折線のところで曲がることで開封部が上方に伸び、折曲線の両側にある舌片が天面パネルの残った部分の上側になり引っ掛かって係止するので、蓋の開度を180度としなくても、斜め後側に引っ張るだけで容易に開いた状態でロックすることができる。そして、この紙カートンは、高速充填機が対応できるシール形式でありながら、破断線の終端と折曲線端部との間に舌片を区画する湾曲状の切込線を形成し、合わせて補助折線を形成するだけでよいので、通常のシール形式の紙カートンと同じサイズのブランクで作製することができる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明に係る紙カートンの一例を示す斜視図、図2は図1に示す紙カートンを組み立てるブランクの展開図である。
図2のブランクは、紙器用の板紙を打ち抜いて形成されたもので、図示の如く、折線a,b,c,dを介して前面パネル11、底面パネル12、背面パネル13、天面パネル14、フラップパネル15が順次連設されている。そして、前面パネル11の左右辺には折線e,fを介してそれぞれ折込みフラップ16が連設され、底面パネル12の左右辺には折線g,hを介してそれぞれ底面側の側面パネル17が連設され、背面パネル13の左右辺には折線i,jを介してそれぞれ折込みフラップ18が連設され、天面パネル14の左右辺には折線k,lを介してそれぞれ天面側の側面パネル19が連設されている。
フラップパネル15には、先端寄りの中央に指先大の孔部15aが形成され、その孔部15aの両サイドに突片を区画するように孔部15aの両端からL字状に延び、それに続いて末広がり状に延びる開封用の2筋の破断線L1 が形成されており、天面パネル14には、フラップパネル15の2筋の破断線L1 にそれぞれ連続して同じく開封用の2筋の破断線L2 が設けられている。
天面パネル14には開封部を背面パネル13と平行に折曲げ可能とする折曲線αが背面パネル13と平行に且つ破断線L2 の内側に位置する長さで設けられている。そして、天面パネル14の2筋の破断線L2 は、それぞれフラップパネル15側から背面パネル13側に向かって折曲線αの手前に至るまで設けられ、その破断線L2 に繋がり外側に膨らんで折曲線αの端部に至る湾曲状の切込線βにより折曲線αの両側に折曲線αよりも後方に突出する舌片20が区画されており、さらに、折曲線αより後方にて両方の舌片20の後側を結ぶ状態で折曲線αと平行な補助折線γが設けられている。
上記の破断線L1 ,L2 は連続する複数の切れ刃からなっており、フラップパネル15における2筋の破断線L1 は、末広がりの部分では開封時に内側向きの力が掛かって破断されるため、図示のように、破断進行方向で見て後側が内向きに折れ曲がった形状の切れ刃が連続しており、天面パネル14における2筋の破断線L2 は、これも開封時に内側向きの力が掛かって破断されるため、破断進行方向で見て後側が内向きに折れ曲がった形状の切れ刃が連続している。
前面パネル11には、フラップパネル15の孔部15a両側の突片に対応する位置に山形状で周りに3本の放射状切込みを有するスリット11aが設けられており、孔部15a両側の突片を差し込んで係止できるようになっている。
図2のブランクは、フラップパネル15の裏側を前面パネル11の表側に貼り合わせたサック貼り状態で折り畳まれる。この時、開封部を除いた部分、すなわち破断線L1 より外側の領域で糊付けする。そして、このサック貼り状態のブランクから紙カートンを組み立てるには、まず、折り畳んだブランクを角筒状に起こした後、一方の端面側で、折込みフラップ16,18をそれぞれ内側に折り曲げてから、底面側の側面パネル17と上面側の側面パネル19を順次折り曲げて貼り合わせる。次いで、他方の端面側から内容物を投入してから、他方の端面側も同様に閉じる。このようにして図1に示す紙カートンが作製される。
この紙カートンを開封するに際しては、フラップパネル15の孔部15aに指先を差し込んで引っ張ることでフラップパネル15の2筋の破断線L1 を破断し、そのまま上方から後方にかけて引っ張ることで天面パネル14の2筋の破断線L2 をそれぞれ破断線L1 に連続して破断しながら、破断された開封部を後の折曲線αのところで回動しつつ蓋を開ける。そして、フラップパネル15と天面パネル14の開封部を把持したまま斜め後側に引っ張る。すると、開封部が補助折線γのところで曲がって上方に伸び、折曲線αの両側にある舌片20が天面パネル14の残った部分の上側になることで引っ掛かって係止し、図3に示すように、紙カートンは上部に大きな取出し口が形成され、蓋は後側に少し傾いて開いた状態となる。なお、図3では内容物を省略して図示している。
このように開封した後、開けた蓋の部分を斜め上方に持ち上げて舌片20の係止を外し、そのまま前方に倒してから、フラップパネル15の孔部15a両側の突片を前面パネル11のスリット11aに差し込んで係止することにより蓋をすることができる。
なお、補助折線γは少し曲がるだけなので普通の押罫で構わないが、折曲線αは開封時に90度以上折り曲げられるので、押罫の途中に切込線を配置した所謂リード罫で構成するのが好ましい。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明してきたが、本発明による紙カートンは、上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは当然のことである。
例えば、摘み部は上記のような孔部で形成するだけでなく、摘み片で構成するようにしてもよい。
また、フラップパネルと天面パネルに設ける破断線の形状は任意であり、特に天面パネルの破断線は、上記したような直線状に設ける場合に限るものではなく、外側に広がる円弧状とするなど、大きな開口を形成することができさえれば、その形状は任意である。
また、折曲線の両側に設ける舌片の形状も任意であり、天面パネルに開封部を形成して蓋を開けた時に、反転して天面パネルの残った部分に係止するように適宜設計すればよいものである。
本発明に係る紙カートンの一例を示す斜視図である。 図1に示す紙カートンを組み立てるブランクの展開図である。 図1の紙カートンを開封した状態で示す斜視図である。
符号の説明
11 前面パネル
11a スリット
12 底面パネル
13 背面パネル
14 天面パネル
15 フラップパネル
15a 孔部
16 折込みフラップ
17 側面パネル
18 折込みフラップ
19 側面パネル
20 舌片
1 ,L2 破断線
a〜l 折線
α 折曲線
β 切込線
γ 補助折線

Claims (1)

  1. 天面パネルに設けた折曲線をヒンジとして起伏する開封部を設けてなるトップオープン型の紙カートンであって、開封部を形成する左右の破断線の終端からそれぞれ折曲線の左右の端部に至る切込線により、折曲線の両側に折曲線よりも後方に突出する舌片が区画されており、さらに、折曲線より後方にて両方の舌片の後側を結ぶ状態で折曲線とほぼ平行な補助折線が設けられていることを特徴とする紙カートン。
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