JP2013177175A - 紙製包装用容器の開封構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】素早く開口できる化粧用コットンの包装箱(紙製包装用容器)の開封構造を提供する。
【解決手段】一枚の紙材で、底板部、背面板部、上面板部3、右側面板部、左側面板部5、正面板部6とこれらの余片らを一体に形成した箱体状の包装用容器であって、背面板部と正面板部の両側に、折り曲げ用余片の横幅を、底面板部、上面板部の幅寸法の1/2程度の寸法に形成し、該折り曲げ用余片の底板部よりの端部に、円弧状の欠除部を形成し、底板部の両側付近に、くり抜き穴を形成する,略半円状の切り取り線を形成し、前記円弧状の欠除部の縁部と重合するよう設け、前記略半円状の切り取り線は、該底板部の両側の余片の両端部に向かう切り取り線に接続し、正面板部には、開封用の補助穴Gを形成し、該穴の上端は、糊代部の円弧状の切り欠き線Hと重合し、内部とを遮蔽する。
【選択図】図1

Description

この発明は、紙製包装用容器の開封構造に関するものであり、特に、化粧用コットンを収納する紙製包装用容器の開封構造に関するものである。
従来、化粧用コットンは、化粧水やクリーム等を含ませて使用するものであり、特に、女性が毎日使用するものであり、この化粧用コットンを多数枚を束ねて、ナイロン等の合成樹脂製の袋に収納されたり、または、紙製の包装箱に収納されたりして販売されている。
しかし、合成樹脂製の袋に収納された化粧用コットンは、開封前は、外部と遮断されており、空中の塵埃等に触れることなく、清潔であるが、開封時には、袋を鋏で切って開封することは殆どなく、手で引きちぎって開封するため、内部の化粧用コットンの形状が歪となり、使い勝手の悪いものであった。
そして、この合成樹脂製の袋に対して、紙製包装用容器は、遮断機能がなく、開封前であっても、箱の構造を堅牢にして、清潔に収納されていることが必要であり、また、一度開封された容器は、その都度、洗面化粧台や三面鏡台の引き出し内に納めることはなく、大抵は、出したままの状態となっており、この開封された容器からはみ出した化粧用コットンに、空中に浮遊する塵埃等が付着する恐れもあった。
しかし、これを防ぐため、気密性を有する堅牢な容器としても、コスト高になったり、開封が面倒であったり、また、使い勝手が悪いこともあり、安価で開封の簡単な容器を求められる。例えば、特許文献1のように。
特開2004−315012号公報
しかしながら、この包装用容器は、極めて簡単な操作で組み立てられるが、容器の形状が八角形の縦型の筒形であり、化粧用コットンを収納するには適さないものである。
そこで、この発明は、直方体状の紙製包装用容器において、素早く、開口できる化粧用コットンの包装箱を開発・提供することにある。
この発明は、化粧コットンを収納するため、内部の清潔を保ちながら、しかも開封が簡単な紙製包装用容器を開発・提供することにある。
この発明によると、包装容器本体をひっくり返し、底板部(1)に位置する半円状の切り取り線(E),(E′)のいずれか、一に、親指を押し入れ、かつ手前に親指を引くことにより、簡単に開封され、しかも、重合した余片(C),(C′)の円弧状の欠除部(7a)(7a′)(7b)(7b′)の縁部と重合しているため、一緒に両余片も開口されることにより簡単に開封できる等の極めて有益なる効果を奏するものである。
また、折り曲げ用余片(A),(A′)及び折り曲げ用余片(B),(B′)の幅の合計寸法は、左右両側面板部(4)(5)の幅寸法(β)に近く、これら折り曲げ用余片(A),(A′)(B),(B′)で容器本体内部に収納した化粧コットンを覆う構造となり、該化粧コットンを内部で清潔に保てる等の効果を奏する。
また、正面板部(6)に開封用の補助穴(G)を形成したことにより、開封が楽に行え、また、該補助穴(G)は、重合する糊代(D)によって覆われているため、該補助穴(G)によって収納した内部の化粧コットンが汚れたりすることなく、極めて衛生的である等の効果も奏する。
この発明に使用する包装用容器の一実施例を示す斜視図である。 この発明に使用する包装用容器の一実施例を示す展開図である。 この発明に使用する包装用容器の一実施例を示す正面図である。 この発明に使用する包装用容器の一実施例を示す平面図である。 この発明に使用する包装用容器の一実施例を示す左側面図である。 この発明に使用する包装用容器の一実施例を示す底面図である。 この発明に使用する包装用容器の一実施例を示す背面図である。 この発明に使用する包装用容器の一実施例を示し、図3中a−a拡大断面図である。 この発明に使用する包装用容器の一実施例を示し、図3中b−b拡大断面図である。 この発明に使用する包装用容器の一実施例を示し、図4中c−c拡大断面図である。 この発明に使用する包装用容器の一実施例を示し、図4中d−d拡大断面図である。 この発明に使用する包装用容器の使用状態を示し、(a)は、開封前、(b)は、開封後の状態を示す一部欠截斜視図である。
以下、この発明について詳細に説明する。尚、この発明においては、以下の記述に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲においては適宜変更可能である。
そこで、この発明の一実施例を図面に従って詳述すと、一枚の板材で、底板部(1)、背面板部(2)、上面板部(3)、右側面板部(4)、左側面板部(5)、そして、正面板部(6)を一体に形成され、かつ、背面板部(2)と正面板部(6)のそれぞれ両側に、それぞれ折り曲げ用余片(A),(A′),(B),(B′)を設け、底板部(1)には、両側に余片(C),(C′)と、背面板部(2)と相対向する箇所に糊代部(D)を形成し、これを型抜きし、これら各板部を折り畳み、あるいは一部を糊付けすることにより組立られる箱体状の包装用容器であって、背面板部(2)と正面板部(6)のそれぞれ両側に、それぞれ折り曲げ用余片(A),(A′),(B),(B′)のそれぞれ横幅(α)を、底面板部(1)、上面板部(3)の幅寸法(β)の1/2程度の寸法に形成すると共に、これら折り曲げ用余片(A),(A′)、および折り曲げ用余片(B),(B′)のそれぞれ底板部(1)よりの端部に、それぞれ円弧状の欠除部(7a)(7a′),(7b)(7b′)を形成し、前記底板部(1)のそれぞれ両側付近には、くり抜き穴を形成する,略半円状の切り取り線(E),(E′)を形成するにあたり、前記円弧状の欠除部(7a)(7a′)(7b)(7b′)の縁部と重合するよう設け、さらに、前記略半円状の切り取り線(E),(E′)は、該底板部(1)の両側のそれぞれ余片(C),(C′)の両端部に向かう切り取り線(F)(F′)に、接続して設け、正面板部(6)には、開封用の補助穴(G)を形成し、該補助穴(G)は、糊代部(D)を配置させることにより内部とを遮蔽するを特徴とする紙製包装用容器の開封構造から構成される。
また、上・下二本の円弧で形成された開封用の補助穴(G)には、背部に糊代部(D)で覆われており、該糊代部(D)に形成した円弧状の切り欠き線(H)は、補助穴(G)の上の円弧と重合して設けており、開封用の補助穴(G)を押した際、糊代部(D)に形成した円弧状の切り欠き線(H)により奥まで爪が入り込み、開封し易くしている。
さらに、正面板部の開封用の補助穴(G)を開くことにより、両側に位置する対象の切り欠き線(I)(I′)がそれぞれ開き、上面板部(3)に折線(J)の位置まで開くものである。
また、この容器本体をひっくり返して、左右側面部(4または5)の形成した半円状の切り取り線(EまたはE′)に沿って指で押し、図12(a)(b)のようにすれば容易に開口できるものである。
この発明の紙製包装用容器の開封構造の技術を確立し、それを利用して実施・販売することにより産業上利用の可能性がある。
1 底板部
2 背面板部
3 上面板部
4 右側面板部
5 左側面板部
6 正面板部
7a,7a′円弧状の欠除部
7b,7b′円弧状の欠除部
A,A′折り曲げ用余片
B,B′折り曲げ用余片
C,C′折り曲げ用 余片
D 糊代部
E,E′ 略半円状の切り取り線
F,F′ 両端部に向かう切り取り線
G 開封用の補助穴
H 円弧状の切り欠き線
I,I′切り欠き線
J 折線
α 横幅
β 幅寸法

Claims (1)

  1. 一枚の板材で、底板部(1)、背面板部(2)、上面板部(3)、右側面板部(4)、左側面板部(5)、そして、正面板部(6)を一体に形成され、かつ、背面板部(2)と正面板部(6)のそれぞれ両側に、それぞれ折り曲げ用余片(A),(A′),(B),(B′)を設け、底板部(1)には、両側に余片(C),(C′)と、背面板部(2)と相対向する箇所に糊代部(D)を形成し、これを型抜きし、これら各板部を折り畳み、あるいは一部を糊付けすることにより組立られる箱体状の包装用容器であって、
    背面板部(2)と正面板部(6)のそれぞれ両側に、それぞれ折り曲げ用余片(A),(A′),(B),(B′)のそれぞれ横幅(α)を、底面板部(1)、上面板部(3)の幅寸法(β)の1/2程度の寸法に形成すると共に、
    これら折り曲げ用余片(A),(A′)、および折り曲げ用余片(B),(B′)のそれぞれ底板部(1)よりの端部に、それぞれ円弧状の欠除部(7a)(7a′),(7b)(7b′)を形成し、
    前記底板部(1)のそれぞれ両側付近には、くり抜き穴を形成する,略半円状の切り取り線(E),(E′)を形成するにあたり、前記円弧状の欠除部(7a)(7a′)(7b)(7b′)の縁部と重合するよう設け、
    さらに、前記略半円状の切り取り線(E),(E′)は、該底板部(1)の両側のそれぞれ余片(C),(C′)の両端部に向かう切り取り線(F)(F′)に、接続して設け、
    正面板部(6)には、開封用の補助穴(G)を形成し、
    該補助穴(G)の上端は、糊代部(D)の円弧状の切り欠き線(H)と重合してを配置させ、内部とを遮蔽する
    ことを特徴とする紙製包装用容器の開封構造。
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