JP3135947U - ポケットティッシュ格納箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】 使用感に優れたポケットティッシュ格納箱を提供すること。
【解決手段】 ポケットティッシュ格納箱10であって、2つの外箱40は内箱20に対し、それらの蓋板部44が内箱20の開口部20Aを開く開き位置と、該開口部20Aを閉じる閉じ位置の間で移動でき、2つの外箱40が開き位置に設定されたとき、それらの蓋板部44の外縁44Aが内箱20の開口部20Aに臨むポケットティッシュ1の袋2の一面の両端部のそれぞれを覆い、ポケットティッシュ1の袋2の一面の両端部を除く全面が外界に開放されるもの。
【選択図】 図1

Description

本考案はポケットティッシュ格納箱に関する。
企業等の広告が表示されたポケットティッシュが街頭等で無料配布されているものの、このようなポケットティッシュは未使用のまま捨てられたり、家庭内に放置されがちである。
従来、ポケットティッシュの利用を促進するポケットティッシュ格納箱として、特許文献1に記載の如く、ポケットティッシュが平置き状態で収容される紙製の箱が提案されている。この箱は、ポケットティッシュの袋のティッシュ取出口を備える一面の両端部を覆う両側の固定蓋と、両側の固定蓋の間で、ポケットティッシュの上記一面のティッシュ取出口が位置する中央部を覆う開閉蓋とを箱本体の上面に備える。開閉蓋は、箱本体の背面板にヒンジ結合されて開閉でき、箱本体の正面板に設けたスリットに挿入される舌部を用いて閉成される。開閉蓋を開いたとき、ポケットティッシュの袋のティッシュ取出口から1枚のペーパーをつまみ上げると、ポケットティッシュの袋の両端部が両側の固定蓋に覆われていて制止され、そのペーパーを袋から取出しできる。
実登録第2500301号
特許文献1のポケットティッシュ格納箱には以下の問題点がある。
(1)紙製の箱の開閉蓋が背面板にヒンジ結合されてなるものであり、ペーパーの取り出し時に、使用者は一方の手で開閉蓋を閉じないように開き位置に保持し、他方の手でペーパーをつまみ上げる必要があり、片手で取り出し操作できない。
(2)ポケットティッシュの不使用時に、開閉蓋は箱本体の背面板に対し閉じ側にヒンジ回転され、箱本体の正面板に設けたスリットに舌部を挿入されて閉成されるに過ぎない。従って、開閉蓋をこのように閉成しても、箱の外観から安定した密閉感を得ることに困難がある。
(3)両側の固定蓋に挟まれる開閉蓋の大きさは箱本体の上面の面積の1/3〜1/2程度とされ、開閉蓋の開き状態で外界に開放されるポケットティッシュの表面積は小さい。ポケットティッシュの全面に表示した企業等の広告を使用者に広く視認させることができない。
(4)開閉蓋の開き状態で外界に開放されるポケットティッシュの表面積が上述(3)の如くに小さく、箱本体にポケットティッシュを収容した後では、両側の固定蓋の存在が障害になり、その袋のティッシュ取出口を大きく開封することができない。従って、ポケットティッシュの袋のティッシュ取出口は、ポケットティッシュを箱本体に装填する前から予め開封しておく必要があり、煩雑で使い勝手が悪い。
本考案の課題は、使用感に優れたポケットティッシュ格納箱を提供することにある。
請求項1の考案は、ポケットティッシュが平置き状態で収容され、ポケットティッシュの袋のティッシュ取出口を備える一面が臨む開口部を備える内箱と、内箱の開口部を挟む両側から該内箱に外挿され、内箱の開口部を開閉する蓋板部を備える2つの外箱とを有するポケットティッシュ格納箱であって、2つの外箱は内箱に対し、それらの蓋板部が内箱の開口部を開く開き位置と、該開口部を閉じる閉じ位置の間で移動でき、2つの外箱が開き位置に設定されたとき、それらの蓋板部の外縁が内箱の開口部に臨むポケットティッシュの袋の一面の両端部のそれぞれを覆い、ポケットティッシュの袋の一面の両端部を除く全面が外界に開放されるようにしたものである。
請求項2の考案は、請求項1の考案において更に、前記2つの外箱が閉じ位置に設定されたとき、それらの蓋板部の外縁が互いに重なり合うように設けられるようにしたものである。
請求項3の考案は、ポケットティッシュが平置き状態で収容され、ポケットティッシュの袋のティッシュ取出口を備える一面が臨む開口部を備えるとともに、開口部の一側に設けられて該開口部に臨むポケットティッシュの袋の一面の一端部を覆う張出部を備える内箱と、内箱の開口部の他側から該内箱に外挿され、内箱の開口部を開閉する蓋板部を備える外箱とを有するポケットティッシュ格納箱であって、外箱は内箱に対し、蓋板部が内箱の開口部を開く開き位置と、該開口部を閉じる閉じ位置の間で移動でき、外箱が開き位置に設定されたとき、蓋板部の外縁が内箱の開口部に臨むポケットティッシュの袋の一面の他端部を覆い、ポケットティッシュの袋の一面の両端部を除く全面が外界に開放されるようにしたものである。
請求項4の考案は、請求項3の考案において更に、前記外箱が閉じ位置に設定されたとき、蓋板部の外縁が内箱の張出部に重なり合うように設けられるようにしたものである。
請求項5の考案は、請求項1〜4のいずれかの考案において更に、前記外箱と内箱のそれぞれが、外箱が内箱に対して閉じ位置の側から開き位置の側に移動する方向で、外箱の開き方向移動限を規制するように互いに係合し合うストッパ部を備えるようにしたものである。
(請求項1)
(a)2つの外箱を内箱の開口部を挟む両側から該内箱に外挿し、2つの外箱の蓋板部が内箱の開口部を開く開き位置と、該開口部を閉じる閉じ位置との間で移動するものである。従って、外箱を開き位置に設定した後には、蓋板部が内箱の開口部を開き続け、使用者は片手でペーパーを取り出し操作できる。
(b)ポケットティッシュの不使用時に、2つの外箱が内箱に外挿された状態でそれらの蓋板部が内箱の開口部を閉じる閉じ位置に設定される。内箱に外挿された外箱が内箱の開口部を安定的かつ確実に閉じるから、格納箱の外観から箱の安定した密閉感を得ることができる。
(c)外箱が開き位置に設定されたとき、ポケットティッシュの袋の一面の両端部を除く全面が外界に広く開放される。従って、ポケットティッシュの全面に表示した企業等の広告を使用者に広く視認させることができる。
(d)外箱が開き位置に設定されたとき、ポケットティッシュの袋の一面の両端部を除く全面が外界に広く開放されるから、内箱にポケットティッシュを収容した後でもその袋のティッシュ取出口を大きく開封できる。従って、ポケットティッシュの袋のティッシュ取出口は、ポケットティッシュを内箱に装填する前から予め開封しておく必要がない。
(請求項2)
(e)2つの外箱が閉じ位置に設定されたとき、それらの蓋板部の外縁が互いに重なり合うように設けられる。これにより、ポケットティッシュの不使用時における格納箱の密閉性を向上できる。
(請求項3)
(f)外箱を内箱の開口部の一側の張出部に対する他側から該内箱に外挿し、外箱の蓋板部が内箱の開口部を開く開き位置と、該開口部を閉じる閉じ位置との間で移動するものである。従って、外箱を開き位置に設定した後には、蓋板部が内箱の開口部を開き続け、使用者は片手でペーパーを取り出し操作できる。
(g)ポケットティッシュの不使用時に、外箱が内箱に外挿された状態で蓋板部が内箱の開口部を閉じる閉じ位置に設定される。内箱に外挿された外箱が内箱の開口部を安定的かつ確実に閉じるから、格納箱の外観から箱の安定した密閉感を得ることができる。
(h)外箱が開き位置に設定されたとき、ポケットティッシュの袋の一面の両端部を除く全面が外界に広く開放される。従って、ポケットティッシュの全面に表示した企業等の広告を使用者に広く視認させることができる。
(i)外箱が開き位置に設定されたとき、ポケットティッシュの袋の一面の両端部を除く全面が外界に広く開放されるから、内箱にポケットティッシュを収容した後でもその袋のティッシュ取出口を大きく開封できる。従って、ポケットティッシュの袋のティッシュ取出口は、ポケットティッシュを内箱に装填する前から予め開封しておく必要がない。
(請求項4)
(j)外箱が閉じ位置に設定されたとき、蓋板部の外縁が内箱の張出部に重なり合うように設けられる。これにより、ポケットティッシュの不要時における格納箱の密閉性を向上できる。
(請求項5)
(k)外箱と内箱のそれぞれが、外箱の開き方向移動限を規制するように互いに係合し合うストッパ部を備える。従って、外箱を開き位置の側に移動するとき、外箱が内箱から外れることなく確実に開き位置に設定される。
図1は実施例1のポケットティッシュ格納箱のペーパー取出し状態を示す模式斜視図、図2はポケットティッシュ格納箱の開き状態を示す模式斜視図、図3はポケットティッシュ格納箱の閉じ状態を示す模式斜視図、図4はポケットティッシュ格納箱の開き状態を一部破断して示す模式側面図、図5はポケットティッシュ格納箱の閉じ状態を一部破断して示す模式側面図、図6は内箱を示し、(A)は展開図、(B)は斜視図、図7は中箱を示し、(A)は展開図、(B)は斜視図、図8は外箱を示し、(A)は展開図、(B)は斜視図、図9は実施例2のポケットティッシュ格納箱のペーパー取出し状態を示す模式斜視図である。
(実施例1)(図1〜図8)
図1〜図5に示したポケットティッシュ格納箱10は、ポケットティッシュ1を格納し、企業等の広告が表示されたポケットティッシュ1の袋2に包装されているペーパー3を取り出し可能にするものである。ポケットティッシュ1の外寸は例えば縦7〜8cm、横10〜11cm、厚み1cmである。袋2は、表面の中央線に沿って一端側から他端側に設けられているミシン目を開封することにより、ティッシュ取出口2Aとする。
ポケットティッシュ格納箱10は、紙製内箱20と、内箱20の内面に嵌め込まれて内箱20に一体化される紙製中箱30と、内箱20に外挿される左右2つの紙製外箱40とを有する。尚、図4、図5では、中箱30の図示を省略してある。
内箱20は、複数のポケットティッシュ1が積層された平置き状態で収容され、ポケットティッシュ1の袋2のティッシュ取出口2Aを備える一面が臨む開口部20Aを備える。本実施例では、内箱20が中箱30を嵌め込んで備え、ポケットティッシュ1は直接的には中箱30に収容される。
尚、内箱20は、図6に示す如く、正面板21、背面板22、底板23、左右の側板24、24を備える。正面板21は内折りフラップ25、25、背面板22は内折りフラップ26、26、底板23は内折りフラップ27、27及び糊付フラップ28を備える。各側板24は、外側板24A、上面板24B、内側板24C、底敷板24Dを有し、これらが図6(B)に示す如くの角袋状をなすように折り込まれる。外側板24Aは正面板21、背面板22とともに内箱20の外面を形成し、上面板24Bは正面板21と背面板22の上縁と同レベルをなす幅広上面を形成し、内側板24Cは正面板21、背面板22とともに開口部20Aを区画して形成し、外敷板24Dは底板23に敷き設けられる。各側板24の外側板24Aに連設されている舌片板24Eは底板23の下側に折り込まれて後述のストッパ部51を形成する。正面板21と背面板22は、それらの下縁の長手方向に沿う2箇所を下方に突出させた脚部21A、22Aとする。
また、中箱30は、図7に示す如く、U字折込状中正面板31、U字折込状中背面板32、中底板33、左右の中側板34、34を備える。中正面板31、中背面板32のそれぞれは、U字折込みの中間部を幅広の上面板31A、32Aとする。中箱30は内箱20の正面板21、背面板22、側板24の内側板24Cの内面に沿うように嵌め込まれて底板23の上に装填され、中箱30の上面板31A、32Aを内箱20の上面板24Bと同レベルに設定する。前述の開口部20Aは、正確には、中箱30の中正面板31、中背面板32、中側板34、34の各内面により区画されるものになる。
2つの外箱40は、内箱20の開口部20Aを挟む両側から内箱20の外周に外挿され、内箱20の開口部20Aを開閉する蓋板部としての蓋板44を備える。
尚、外箱40は、図8に示す如く、正面板41、背面板42、底板43、蓋板44(蓋板部)、側板45を備える。正面板41は内折りフラップ46、背面板42は内折りフラップ47、底板43は糊付フラップ48、側板45は内折りフラップ49を備える。底板43に連設されている舌片板43Aは底板43の内側に折り込まれて後述のストッパ部52を形成する。
しかるに、ポケットティッシュ格納箱10において、2つの外箱40、40は内箱20に対し、それらの蓋板44が内箱20の開口部20Aを開く開き位置(図1、図2、図4)と、開口部20Aを閉じる閉じ位置(図3、図5)の間で移動できる。そして、2つの外箱40、40が開き位置に設定されたとき、それらの蓋板44の外縁44Aが内箱20の開口部20Aに臨むポケットティッシュ1の袋2の一面の両端部のそれぞれを上から覆い、ポケットティッシュ1の袋2の一面の両端部を除く全面(ポケットティッシュ1の袋2の一面の面積の例えば9/10〜6/10程度)が外界に開放される。
また、2つの外箱40、40が閉じ位置に設定されたとき、それらの蓋板44の外縁44Aが互いに重なり合うように設けられる。本実施例において、蓋板44の外縁44Aは、外縁44Aの幅方向の中央部が突出する中高の円弧状をなす。
また、内箱20と外箱40のそれぞれが、外箱40が内箱20に対して閉じ位置(図5)の側から開き位置(図4)の側に移動する方向で、外箱40の開き方向移動限を規制するように互いに係合し合うストッパ部51、52を備える。内箱20のストッパ部51は、左右の外側板24Aに連設されていて、底板23の下側に折り込まれる舌片板24Eにて形成される。外箱40のストッパ部52は、底板43に連設されていて、底板43の内側に折り込まれる舌片板43Aにて形成される。
尚、ポケットティッシュ格納箱10において、2つの外箱40、40が内箱20に対し前述の開き位置と閉じ位置の間で移動するとき、外箱40の正面板41、背面板42、底板43、蓋板44のそれぞれが内箱20の正面板21、背面板22、底板23、上面板24B、中箱30の上面板31A、32Aのそれぞれにガイドされて摺動する。このとき、外箱40の蓋板44は内箱20の幅広の上面板24B、中箱30の幅広の上面板31A、32Aにガイドされて安定的に摺動できる。また、外箱40の底板43が内箱20の正面板21と背面板22の脚部21A、22Aにガイドされ、外箱40の側板45の内折りフラップ49が内箱20に対する閉じ位置側で該内箱20の底部に干渉することを回避し、この干渉によって側板45が外方へ押し出されるのを防止できる。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)2つの外箱40を内箱20の開口部20Aを挟む両側から該内箱20に外挿し、2つの外箱40の蓋板44が内箱20の開口部20Aを開く開き位置と、該開口部20Aを閉じる閉じ位置との間で移動するものである。従って、外箱40を開き位置に設定した後には、蓋板44が内箱20の開口部20Aを開き続け、使用者は片手でペーパー3を取り出し操作できる。
(b)ポケットティッシュ1の不使用時に、2つの外箱40が内箱20に外挿された状態でそれらの蓋板44が内箱20の開口部20Aを閉じる閉じ位置に設定される。内箱20に外挿された外箱40が内箱20の開口部20Aを安定的かつ確実に閉じるから、格納箱10の外観から箱の安定した密閉感を得ることができる。
(c)外箱40が開き位置に設定されたとき、ポケットティッシュ1の袋2の一面の両端部を除く全面が外界に広く開放される。従って、ポケットティッシュ1の全面に表示した企業等の広告を使用者に広く視認させることができる。
(d)外箱40が開き位置に設定されたとき、ポケットティッシュ1の袋2の一面の両端部を除く全面が外界に広く開放されるから、内箱20にポケットティッシュ1を収容した後でもその袋2のティッシュ取出口2Aを大きく開封できる。従って、ポケットティッシュ1の袋2のティッシュ取出口2Aは、ポケットティッシュ1を内箱20に装填する前から予め開封しておく必要がない。
(e)2つの外箱40が閉じ位置に設定されたとき、それらの蓋板44の外縁44Aが互いに重なり合うように設けられる。これにより、ポケットティッシュ1の不使用時における格納箱10の密閉性を向上できる。
(f)外箱40と内箱20のそれぞれが、外箱40の開き方向移動限を規制するように互いに係合し合うストッパ部51、52を備える。従って、外箱40を開き位置の側に移動するとき、外箱40が内箱20から外れることなく確実に開き位置に設定される。
(実施例2)(図9)
実施例2のポケットティッシュ格納箱10が実施例1のポケットティッシュ格納箱10と異なる点は、内箱20の開口部20Aの一側の側板24の上面に張出部61を設けるとともに、単一で長尺の外箱40を用いたことにある。
即ち、ポケットティッシュ格納箱10は、ポケットティッシュ1が平置き状態で収容され、ポケットティッシュ1の袋2のティッシュ取出口2Aを備える一面が臨む開口部20Aを備えるとともに、開口部20Aの一側に設けられて開口部20Aに臨むポケットティッシュ1の袋2の一面の一端部を覆う張出部61を備える内箱20と、内箱20の開口部20Aの他側から内箱20に外挿され、内箱20の開口部20Aを開閉する蓋板44(蓋板部)を備える外箱40とを有する。尚、内箱20は、実施例1と同様に、中箱30を嵌め込まれて一体化されている。
そして、ポケットティッシュ格納箱10にあっては、外箱40が内箱20に対し、蓋板44が内箱20の開口部20Aを開く開き位置と、開口部20Aを閉じる閉じ位置の間で移動できる。外箱40が開き位置に設定されたとき、蓋板44の外縁44Aが内箱20の開口部20Aに臨むポケットティッシュ1の袋2の一面の他端部を覆い、ポケットティッシュ1の袋2の一面の両端部を除く全面が外界に開放される。
また、ポケットティッシュ格納箱10にあっては、外箱40が閉じ位置に設定されたとき、蓋板44の外縁44Aが内箱20の張出部61に重なり合うように設けられる。蓋板44の外縁44Aと、内箱20の張出部61の外縁61Aは、それらの幅方向の中央部が突出する中高の円弧状をなす。
また、ポケットティッシュ格納箱10にあっては、実施例1と同様に、内箱20と外箱40のそれぞれが、外箱40が内箱20に対して閉じ位置の側から開き位置の側に移動する方向で、外箱40の開き方向移動限を規制するように互いに係合し合うストッパ部51、52を備える。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)外箱40を内箱20の開口部20Aの一側の張出部61に対する他側から該内箱20に外挿し、外箱40の蓋板44が内箱20の開口部20Aを開く開き位置と、該開口部20Aを閉じる閉じ位置との間で移動するものである。従って、外箱40を開き位置に設定した後には、蓋板44が内箱20の開口部20Aを開き続け、使用者は片手でペーパー3を取り出し操作できる。
(b)ポケットティッシュ1の不使用時に、外箱40が内箱20に外挿された状態で蓋板44が内箱20の開口部20Aを閉じる閉じ位置に設定される。内箱20に外挿された外箱40が内箱20の開口部20Aを安定的かつ確実に閉じるから、格納箱10の外観から箱の安定した密閉感を得ることができる。
(c)外箱40が開き位置に設定されたとき、ポケットティッシュ1の袋2の一面の両端部を除く全面が外界に広く開放される。従って、ポケットティッシュ1の全面に表示した企業等の広告を使用者に広く視認させることができる。
(d)外箱40が開き位置に設定されたとき、ポケットティッシュ1の袋2の一面の両端部を除く全面が外界に広く開放されるから、内箱20にポケットティッシュ1を収容した後でもその袋2のティッシュ取出口2Aを大きく開封できる。従って、ポケットティッシュ1の袋2のティッシュ取出口2Aは、ポケットティッシュ1を内箱20に装填する前から予め開封しておく必要がない。
(e)外箱40が閉じ位置に設定されたとき、蓋板44の外縁44Aが内箱20の張出部61に重なり合うように設けられる。これにより、ポケットティッシュ1の不要時における格納箱10の密閉性を向上できる。
(f)外箱40と内箱20のそれぞれが、外箱40の開き方向移動限を規制するように互いに係合し合うストッパ部51、52を備える。従って、外箱40を開き位置の側に移動するとき、外箱40が内箱20から外れることなく確実に開き位置に設定される。
以上、本考案の実施例を図面により詳述したが、本考案の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本考案に含まれる。
図1は実施例1のポケットティッシュ格納箱のペーパー取出し状態を示す模式斜視図である。 図2はポケットティッシュ格納箱の開き状態を示す模式斜視図である。 図3はポケットティッシュ格納箱の閉じ状態を示す模式斜視図である。 図4はポケットティッシュ格納箱の開き状態を一部破断して示す模式側面図である。 図5はポケットティッシュ格納箱の閉じ状態を一部破断して示す模式側面図である。 図6は内箱を示し、(A)は展開図、(B)は斜視図である。 図7は中箱を示し、(A)は展開図、(B)は斜視図である。 図8は外箱を示し、(A)は展開図、(B)は斜視図である。 図9は実施例2のポケットティッシュ格納箱のペーパー取出し状態を示す模式斜視図である。
符号の説明
1 ポケットティッシュ
2 袋
2A ティッシュ取出口
10 ポケットティッシュ格納箱
20 内箱
20A 開口部
40 外箱
44 蓋板(蓋板部)
44A 外縁
51、52 ストッパ部
61 張出部

Claims (5)

  1. ポケットティッシュが平置き状態で収容され、ポケットティッシュの袋のティッシュ取出口を備える一面が臨む開口部を備える内箱と、
    内箱の開口部を挟む両側から該内箱に外挿され、内箱の開口部を開閉する蓋板部を備える2つの外箱とを有するポケットティッシュ格納箱であって、
    2つの外箱は内箱に対し、それらの蓋板部が内箱の開口部を開く開き位置と、該開口部を閉じる閉じ位置の間で移動でき、
    2つの外箱が開き位置に設定されたとき、それらの蓋板部の外縁が内箱の開口部に臨むポケットティッシュの袋の一面の両端部のそれぞれを覆い、ポケットティッシュの袋の一面の両端部を除く全面が外界に開放されるポケットティッシュ格納箱。
  2. 前記2つの外箱が閉じ位置に設定されたとき、それらの蓋板部の外縁が互いに重なり合うように設けられる請求項1に記載のポケットティッシュ格納箱。
  3. ポケットティッシュが平置き状態で収容され、ポケットティッシュの袋のティッシュ取出口を備える一面が臨む開口部を備えるとともに、開口部の一側に設けられて該開口部に臨むポケットティッシュの袋の一面の一端部を覆う張出部を備える内箱と、
    内箱の開口部の他側から該内箱に外挿され、内箱の開口部を開閉する蓋板部を備える外箱とを有するポケットティッシュ格納箱であって、
    外箱は内箱に対し、蓋板部が内箱の開口部を開く開き位置と、該開口部を閉じる閉じ位置の間で移動でき、
    外箱が開き位置に設定されたとき、蓋板部の外縁が内箱の開口部に臨むポケットティッシュの袋の一面の他端部を覆い、ポケットティッシュの袋の一面の両端部を除く全面が外界に開放されるポケットティッシュ格納箱。
  4. 前記外箱が閉じ位置に設定されたとき、蓋板部の外縁が内箱の張出部に重なり合うように設けられる請求項3に記載のポケットティッシュ格納箱。
  5. 前記外箱と内箱のそれぞれが、外箱が内箱に対して閉じ位置の側から開き位置の側に移動する方向で、外箱の開き方向移動限を規制するように互いに係合し合うストッパ部を備える請求項1〜4のいずれかに記載のポケットティッシュ格納箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2023034206A (ja) * 2021-08-30 2023-03-13 株式会社プラネット 接触面積低減ティッシュボックス

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