JP4429802B2 - スライド式易開封性カートン - Google Patents

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Description

本発明は、易開封性、再封性を有し、かつ、中箱をスライドさせることにより内容物を取り出すことができるスライド式易開封性カートンに関するものである。
従来より、易開封性を有するカートンとして、カートンの上の部分を後パネルの横方向の折れ線をヒンジとして後方に回動させることにより開封することができる、いわゆるヘッドバック式のカートンとしては、タバコ、チョコレートなどのカートンとして広く使用されているヒンジリッド型のカートンがある。また、ヒンジリッド型のカートン以外にも、切断線、ジッパーなどをカートンの横方向に設け、この切断線、ジッパーなどを切り取ることにより開封する形態のカートンも菓子、チョコレートなどのカートンとして広く使用されている。
また、従来より、筒状の外筒とトレー状の中箱からなり、外筒の中に挿入された中箱をスライドさせて中箱の中に収納されている内容物を取り出すことができる形状のスライド式カートンもカートンの一つの形態として広く使用されている(例えば、非特許文献1参照。)。
「包装技術便覧」社団法人日本包装技術協会編集・発行、p.1025
しかしながら、上記のような構成の従来の易開封性カートンでは、開封する時に、前パネル切断線の中央部分を押圧し、前パネル切断線を切断する動作と、分断された上の部分が把持して後パネル側に折るように回動させ、左右側パネル切断線を破断する動作の二つの動作を必要とし、一つの動作でスムースに開封しにくく、かつ、開封の取っ掛かりの分かり易さという点では十分な形状ではないという問題がある。また、開封する時、切断線を押し込んで切り取る必要があり、内容物を損傷する危険がある上に、開封前に外圧により、切断線が破断しやすく内容物を損傷する危険があるという問題がある。さらに、前板をU字等にえぐることができないため、中身が取り出しにくく、特に、ボール状、粒状等を少しずつ取り出すことが難しく、整列した中身を見せることもできないという問題がある。さらにまた、開封後の再封性の機能を持っていないため、内容物を一度に使い切らない場合に、再封することができず、使用上不便であるという問題がある。
また、従来のスライド式カートンは、開封し易い形状ではなく、また、再封の点でも、充分に対応した形状となっていないという問題がある。
本発明は、上述した問題点を解決すべくなされたものであり、易開封性、再封性を有し、かつ、外筒から中箱をスライドさせることにより、中箱の中に収納されている内容物を少しずつ取り出すことができるスライド式易開封性カートンを提供することを目的とするものである。
上記の課題を解決するために、本発明は、組み立てた状態で、外筒の中に、中箱が挿入されており、前記外筒が、側板、前板、側板、後板からなる四角筒状であり、前記中箱が、四角形状の底板の各辺に連設された上側板、下側板、左右側板が前記底板から上方に折り曲げられた四角形のトレー状であり、前記中箱上端部に前記上側板と、前記上側板に連設されたカバー前板と、前記上側板又は前記カバー前板の両側辺に連設されたカバー側板とからなる蓋部が形成され、該蓋部を前記外筒の上縁部に開封可能に被せたことを特徴とするスライド式易開封性カートンであり、前記前板の上辺には遊離係止片が、折り曲げ可能に連設され、前記カバー前板の裏面には係止片が前記遊離係止片に対応した位置および形状で貼り合わされていることを特徴とする。また、前記係止片がそれぞれ前記カバー側板に連設して設けられ、前記カバー前板の裏面に貼り合わされていること、あるいは、前記係止片が前記カバー前板に連設して設けられ、前記カバー前板の裏面に折り返して貼り合わされていることを特徴とする。
本発明に係るスライド式易開封性カートンでは、中箱の上端部に設けた蓋部が外箱の上縁部に被さった状態であり、誰もがこの蓋部を指に触れ、開封する取っ掛かりとしやすく、また、蓋部のカバー前板を引き上げるという簡単な動作により、容易に開封することができるという効果を有している。また、開封した後に、中箱をスライドさせることにより、開口部が広がり収納されている内容物を少しづつ取り出すことが容易となるという効果を有している。さらに、再封に際しては、蓋部と外箱とで係合機能を保有しており、蓋部がカチッと音を発してうまく外箱にロックされ、蓋部の開閉がスムースかつ確実に行うことができる。
以下、図面を引用して本発明の実施の形態を説明する。なお、各図において、同様の構成要素には同一の符号を付している。図1は本発明のスライド式易開封性カートンの第一の実施形態を示す斜視図であり、図2は本発明のスライド式易開封性カートンの第一の実施形態の中箱および外箱を示す斜視図であり、図3は本発明のスライド式易開封性カートンの第一の実施形態の中箱のブランクを示す展開図であり、図4は本発明のスライド式易開封性カートンの第一の実施形態の外箱のブランクを示す展開図であり、図5は本発明のスライド式易開封性カートンの第一の実施形態の組み立てを説明する図であり、図6は本発明のスライド式易開封性カートンの第二の実施形態を示す斜視図であり、図7は本発明の本発明のスライド式易開封性カートンの第二の実施形態の中箱および外箱を示す斜視図であり、図8は本発明のスライド式易開封性カートンの第二の実施形態の中箱のブランクを示す展開図であり、図9は本発明のスライド式易開封性カートンの第二の実施形態の組み立てを説明する図であり、そして、図10は本発明のスライド式易開封性カートンの開封および再封を説明する図である。
図1は、本発明のスライド式易開封性カートンの第一の実施形態を示す斜視図である。本発明のスライド式易開封性カートンAは、図1−aに示すように、中箱1Aと外筒2Aからなるスライド式カートンであり、従来のスライド式カートンの形態に加えて中箱1Aの上部に中箱1Aの上側板13とカバー前板15とカバー側板16、16とからなる蓋部Pを備え、この蓋部Pが外箱2Aの上縁部に被さる形状となっている。そして、この蓋部Pのカバー前板15の先端を摘み引き上げることにより、スライド式易開封性カートンAの蓋部Pを容易に開封することができ、さらに、図1−bに示すように、中箱1Aを外箱2Aからスライドさせることにより、開口部が広がり中箱1Aに収納されている内容物を少しずつ取り出しやすくすることができる。また、蓋部Pは外箱2Aに係止されるロック機構を有している。
本発明のスライド式易開封性カートンAの中箱1Aは、図2−aに示すように、長方形状の底板11の相対する左右の長辺にはそれぞれ直角に立ち上がる左右側板12、12が形成されると共に底板11の相対する上下の短辺にはそれぞれ直角に立ち上がる上側板13と下側板14が形成されている。また、上側板13には、カバー前板15が連設され、このカバー前板15と上側板13とを連結するようにカバー側板16、16が設けられ、上側板13とカバー前板15とカバー側板16、16とで蓋部Pを形成している。また、カバー前板15の裏面には、カバー側板16、16に連設した係止片17A、17Aをそれぞれ両側から貼り合わせている。
本発明のスライド式易開封性カートンAの外筒2Aは、図2−bに示すように、側板21、前板22、側板23、後板24からなる筒状であつて、前板22の上辺には外側に折り返される遊離係合片26が形成された形状である。この遊離係合片26が再封時に、中箱1Aの蓋部Pのカバー前板15の裏面に貼られている係止片17A、17Aとカチッと音を発して係合することになる。
本発明のスライド式易開封性カートンAは、図2−bに示す外筒2Aの内部に、図2−aに示す中箱1を、外箱2の遊離係止片26のある上部側から、中箱1Aの底板11を外箱2の後板24側にして中箱1の下側板14を先にして挿入し、蓋部Pを外箱2Aの上縁部に被せた形で構成されている。
本実施形態の中箱1Aを組み立てるためのブランク10Aでは、図3に示すように、底板11の相対する長辺からなる左右辺には折れ線a、aを介して側板12、12が連設され、長方形状の底板11の相対する短辺からなる上下辺の上辺には折れ線bを介して上側板13が連設されると共に下辺には折れ線cを介して下側板14が連設されている。そして、上側板13の上辺には、折れ線dを介してカバー前板15が連設され、両側辺には、折れ線e、eを介してカバー側板16、16が連設され、それぞれのカバー側板16、16の上辺には、折れ線f、fを介してカバー前板の15の裏面に貼り合わされる係止片17A、17Aがそれぞれ連設されている。また、下側板14の下辺には折れ線gを介して差し込み片18が連設され、側板12、12の下辺には、それぞれ折れ線h、hを介して折り込み片19、19が連設されている。この下側の形状については、本例では、差し込み形状となっているが、特に、限定されるものではない。
本実施形態の外箱2Aを組み立てるためのブランク20Aでは、図4に示すように、長方形状の側板21、前板22、側板23、後板24、そして、糊代片25が折れ線i、j、k、lを介して順次連設されている。そして、前板12の上辺には、遊離係止片26が折れ線mを介して連設されている。
本発明のスライド式易開封性カートンAでは、蓋部Pを中箱1Aの上端に備えたことが特徴であり、この蓋部Pを外箱2Aの上縁部に被せる形状としている。また、この蓋部Pのカバー前板15の裏面に貼り合わされた係止片17A、17Aと外箱2Aの前板12の上辺に折り返されて設けられて遊離係止片26とがロックされる機能を有し、再封が確実に行うことができることも特徴である。
本発明のスライド式易開封性カートンAを組み立てるには、中箱1Aと外箱2Aとを別々に組み立てる。まず、図3のブランク10Aから中箱1Aを組み立てるには、図5−aに示すように、上側板13の両側辺に連設されているカバー側板16、16と底板11の両側辺に連設されている左右側板12、12とを直角に折り曲げると共に、図5−bに示すように、カバー側板16、16に連設されている係止片17A、17Aと側板12、12に連設されている折り込み片19、19をそれぞれ内側に折り曲げ、ついで、上側板13の上辺に連設されているカバー前板15と底板11の下辺に連設されている下側板14とを直角に折り曲げ、図5−cに示すように、カバー前板15と係止片17A、17Aとを貼り合わせ、そして、差し込み片18を包み込むようにして折り曲げて、内容物を充填する前の中箱1Aを組み立てる。この状態で内容物を充填する。
一方、図4のブランク20Aから外箱2Aを組み立てるには、折れ線i、j、k、lで順次折り曲げて側板21と糊代片25を貼り合わせて四角筒状とし、前板22の上辺に連接した遊離係止片26を前板22の表面側に折り返して組み立てる。
つぎに、図5−dに示すように、四角筒状に起こした外箱2Aの遊離係止片26を設けた上側から内容物を充填した中箱1Aを下側板14側から挿入し、最後に、図5−eに示すように、蓋部Pを外箱2Aの上縁部に被せることにより図1に示すようなスライド式易開封性カートンAを完成する。この時、蓋部Pのカバー前板15の裏面に貼り合わされた係止片17A、17Aと外箱2Aの前板12の上辺に折り返されて設けられて遊離係止片26とがロックされ、蓋部Pを外箱2Aの上縁部に確実に被せることができる。
図6は、本発明のスライド式易開封性カートンの第二の実施形態を示す斜視図である。本発明のスライド式易開封性カートンBは、スライド式易開封性カートンAと同様に、中箱1Bと外筒2Bからなるスライド式カートンであり、中箱1Bの上部に上側板とカバー前板とカバー副パネルからなる蓋部Pを有し、この蓋部Pが外箱2の上縁部に被さる形状となっている。そして、この蓋部Pのカバー前板の先端を摘み引き上げることにより、スライド式易開封性カートンBの蓋部Pを容易に開封することができ、さらに、中箱1Bを外箱2Bからスライドさせることにより、中箱1Bに収納されている内容物を少しずつ取り出すことができる。また、蓋部Pは外箱2Bに係止されるロック機構を有している。
本発明のスライド式易開封性カートンBの中箱1Bは、図7−aに示すように、長方形状の底板11の相対する左右の長辺にはそれぞれ直角に立ち上がる左右側板12、12が形成されると共に底板11の相対する上下の短辺にはそれぞれ直角に立ち上がる上側板13と下側板14が形成されている。また、上側板13には、カバー前板15が連設され、このカバー前板15と上側板13との側辺を連結するようにカバー側板16、16が設けられ、上側板13とカバー前板15とカバー側板16、16とで蓋部Pを形成している。また、スライド式易開封性カートンAと異なり、カバー前板15の裏面には、カバー前板15に連設した係止片17Bを折り返して貼り合わせている。
本発明のスライド式易開封性カートンBの外筒2Bは、スライド式易開封性カートンAと同様であり、遊離係合片26が再封時に、中箱1Bの蓋部Pのカバー前板15の裏面に貼られている係止片17Bとカチッと音を発して係合することになる。
本発明のスライド式易開封性カートンBは、図7−bに示す外筒2Bの内部に、図7−aに示す中箱1Bを、外箱2Bの遊離係止片26のある上部側から、中箱1Bの底板11を外箱2Bの後板24側にして中箱1Bの下側板14を先にして挿入し、蓋部Pを外箱2Bの上縁部を覆う形で構成されている。
本実施形態の中箱1Bを組み立てるためのブランク10Bでは、図8に示すように、底板11の相対する長辺からなる左右辺には折れ線a、aを介して側板12、12が連設され、長方形状の底板11の相対する短辺からなる上下辺の上辺には折れ線bを介して上側板13が連設されると共に下辺には折れ線cを介して下側板14が連設されている。そして、上側板13の上辺には、折れ線dを介してカバー前板15が連設され、両側辺には、折れ線e、eを介して折り込み片19、19が連設され、カバー前板15の両側辺には、折れ線n、nを介してカバー側板16、16が連設され、上辺には、折れ線oを介してカバー前板15の裏面に貼り合わされる係止片17Bが連設されている。また、下側板14の下辺には折れ線gを介して差し込み片18が連設され、側板12、12の下辺には、それぞれ折れ線h、hを介して折り込み片19、19が連設されている。
本実施形態の外箱2Bを組み立てるためのブランクは、スライド式易開封性カートンAの外箱2Aのブランクと同様である。
本発明のスライド式易開封性カートンBでは、スライド式易開封性カートンAと同様に、蓋部Pを中箱1Bの上端部に設けたことが特徴であり、この蓋部Pで外箱2Bの上縁部を覆う形状としている。また、この蓋部Pのカバー前板15の裏面に貼り合わされた係止片17Bと外箱2Bの前板12の上辺に折り返されて設けられて遊離係止片26とがロックされる機能を有し、再封が確実に行うことができることも特徴である。
本発明のスライド式易開封性カートンBを組み立てるには、中箱1Bと外箱2Bとを別々に組み立てる。まず、図8のブランク10Bから中箱1Bを組み立てるには、図9−aに示すように、予め係止片17Bをカバー前板15裏面に折り返して貼り合わせ、ついで、底板11の両側辺に連設されている左右側板12、12を直角に折り曲げると共に側板12、12に連設されている折り込み片19、19を内側に折り曲げ、つぎに、図9−bに示すように、底板11の上辺に連設されている上側板13と下辺に連設されている下側板14とを直角に折り曲げ、差し込み片18を包み込むようにして折り曲げて、図9−cに示すように、内容物を充填する前の中箱1Bを組み立てる。この状態で内容物を充填する。
一方、図4のブランク20から外箱2Bを外箱2Aと同様にして組み立て、図9−dに示すように、四角筒状に起こした外箱2Bの遊離係止片26を設けた上側から内容物を充填した中箱1Bを下側板14側から挿入し、つづいて、図9−eに示すように、上側板13の両側辺に連設されている折り込み片19、19を内側に折り曲げ、カバー前板15を内側に折り曲げ、折り曲げて折り込み片19、19に接着剤を塗布した後、カバー前板15の両側辺に連設されているカバー側板16、16を折り曲げて折り込み片19、19と貼り合わせて上側板13、カバー前板15、カバー側板16からなる蓋部Pを形成することにより、蓋部Pが外箱2Bの上縁部に被さった形状とし、スライド式易開封性カートンBを完成することができる。この時、蓋部Pのカバー前板15の裏面に貼り合わされた係止片17Bと外箱2Bの前板12の上辺に折り返されて設けられて遊離係止片26とがロックされ、蓋部Pを外箱2Bの上縁部に確実に被せることができる。
本発明のスライド式易開封性カートンAを開封して内容物を取り出すには、まず、図10−aに示すように、蓋部Pのカバー前板15を上方に押し上げるだけで蓋部Pのカバー前板15の裏面に貼り合わされた係止片17、17と外箱2の前板12の上辺に折り返されて設けられて遊離係止片26とがロックが外され蓋部Pが折れ線bをヒンジとして外側に折り曲げられ、図10−bに示すように、容易に蓋部Pを開口することできる。この状態でも内容物を取り出すことができるが、さらに、図10−cに示すように、中箱1を外箱2からスライドして引き出すことによって、開口部が広がり内容物を少しずつ取り出すことが容易になる。
本発明のスライド式易開封性カートンAにおいて、内容物を取り出した後に、再封する場合、引き出した中箱1をスライドして元に戻し、そして、蓋部Pを外箱2の上縁部に被せることにより、蓋部Pのカバー前板15の裏面に貼り合わされた係止片17と外箱2の前板12の上辺に折り返されて設けられて遊離係止片26とがロックされ、蓋部Pを外箱2の上縁部に確実に被せることができる。
本発明のスライド式易開封性カートンの外箱2の形状において、上記の形状では上下両側が開口した筒状であるが、図面は省略するが、下側を閉じた有底の四角筒状としてもよい。また、外箱2を組み立てる方法として、予め外箱2を組み立てた後、中箱1を挿入する方法ではなく、中箱1を包むようにして外箱2を組み立てるラップラウンド式としてもよい。
本発明のスライド式易開封性カートンは、蓋部の開封が容易で、かつ、中箱をスライドして引き出すことができ、内容物の取り出しが極めて容易であるという特徴を有していることから、カード状、棒状、粒状等の内容物のカートンとして幅広く利用することができるものである。
本発明のスライド式易開封性カートンの第一の実施形態を示す斜視図である。 本発明のスライド式易開封性カートンの第一の実施形態の中箱および外箱を示す斜視図である。 本発明のスライド式易開封性カートンの第一の実施形態の中箱のブランクを示す展開図である。 本発明のスライド式易開封性カートンの第一の実施形態の外箱のブランクを示す展開図である。 本発明のスライド式易開封性カートンの第一の実施形態の組み立てを説明する図である。 本発明のスライド式易開封性カートンの第二の実施形態を示す斜視図である。 本発明のスライド式易開封性カートンの第二の実施形態の中箱および外箱を示す斜視図である。 本発明のスライド式易開封性カートンの第二の実施形態の中箱のブランクを示す展開図である。 本発明のスライド式易開封性カートンの第二の実施形態の組み立てを説明する図である。 本発明のスライド式易開封性カートンの開封および再封を説明する図である。
符号の説明
A スライド式易開封性カートン(第一の実施形態)
B スライド式易開封性カートン(第二の実施形態)
1A 中箱(第一の実施形態)
1B 中箱(第二の実施形態)
2A 外箱(第一の実施形態)
2B 外箱(第二の実施形態)
10A ブランク(第一の実施形態の中箱)
10B ブランク(第二の実施形態の中箱)
11 底板
12 側板
13 上側板
14 下側板
15 カバー前板
16 カバー側板
17A 係止片
17B 係止片
18 差し込み片
19 折り込み片
20A ブランク(外箱)
21 側板
22 前板
23 側板
24 後板
25 糊代片
26 遊離係合片
P 蓋部
a〜o 折れ線

Claims (2)

  1. 組み立てた状態で、外筒の中に、中箱が挿入されており、前記外筒が、側板、前板、側板、後板からなる四角筒状であり、前記中箱が、四角形状の底板の各辺に連設された上側板、下側板、左右側板が前記底板から上方に折り曲げられた四角形のトレー状であり、前記中箱上端部に前記上側板と、前記上側板に連設されたカバー前板と、前記上側板の両側辺に連設されたカバー側板とからなる蓋部が形成され、該蓋部を前記外筒の上縁部に開封可能に被せたスライド式易開封性カートンであって、
    前記外箱の前記前板の上辺には遊離係止片が、折り曲げ可能に連設され、前記中箱の係止片が、それぞれ前記カバー側板に連設して設けられ、前記カバー前板の裏面に前記遊離係止片に対応した位置および形状で貼り合わされていることを特徴とするスライド式易開封性カートン。
  2. 組み立てた状態で、外筒の中に、中箱が挿入されており、前記外筒が、側板、前板、側板、後板からなる四角筒状であり、前記中箱が、四角形状の底板の各辺に連設された上側板、下側板、左右側板が前記底板から上方に折り曲げられた四角形のトレー状であり、前記中箱上端部に前記上側板と、前記上側板に連設されたカバー前板と、前記カバー前板の両側辺に連設されたカバー側板とからなる蓋部が形成され、該蓋部を前記外筒の上縁部に開封可能に被せたスライド式易開封性カートンであって、
    前記外箱の前記前板の上辺には遊離係止片が、折り曲げ可能に連設され、前記中箱の係止片が前記カバー前板に連設して設けられ、前記カバー前板の裏面に前記遊離係止片に対応した位置および形状で折り返して貼り合わされていることを特徴とするスライド式易開封性カートン。
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