JP2006312465A - 差込ロック式包装箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓋板を閉止状態に確実にロックでき、物流過程での引っ掛かり等によるトラブルも発生しにくい差込ロック式包装箱を提供する。
【解決手段】前板1、側板2、後板3及び底板5,6から身箱を形成し、側板2に連設したフラップ7を内側へ折り曲げ、後板3に連設した蓋板8を閉じてフラップ7に重ね、蓋板8の先端から延びる蓋差片9を前板1に内接させて差し込み、前板1を切り込んで形成した前差片10を基端及び中間の罫線10a,10bに沿って屈曲させつつ、蓋差片9の基端に設けた差込穴9bに差し込んで封緘する差込ロック式の包装箱において、蓋差片9に先端側が内方向へ向かう一対の差入切込9cを入れて、前差片10に臨む前板1の切角部1aを差入切込9cに差し込むと、前板1の切角部1aの内縁に設けた突起1bが差入切込9cの内端部に係合して、蓋板8がロックされるようにする。
【選択図】図4

Description

この発明は、商品の抜き取りや異物混入等を防止する差込ロック機構を備えた包装箱に関するものである。
一般に、小型で高価な嗜好性の高い商品の包装には、前板、側板、後板及び底板から身箱を形成し、側板から延出したフラップを内側へ折り曲げ、後板から延出した蓋板を閉じてフラップに重ね、蓋板の先端から延びる蓋差片を前板に内接させて差し込み、蓋板から前板へ粘着テープを貼り付けて封緘する包装箱が使用される。
ところで、上記のような包装箱では、梱包時におけるテープ貼り作業に手間がかかるほか、商品の購入者が包装箱の開封時にテープを切断する手間がかかるため、封緘性を維持しつつ、開封を容易にする包装箱として、下記特許文献1に記載されたようなものが提案されている。
この包装箱は、蓋板の先端から延びる蓋差片を前板に内接させて差し込み、前板を切り込んで形成した前差片を基端及び中間の罫線に沿って屈曲させつつ、蓋差片の基端に設けた差込穴に差し込み、その側部を相互に係合させて封緘し、前差片を切目線沿いに切り取って開封するものである。
特開2002−347758号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたような包装箱では、前差片を差込穴から引き抜くことができれば開封できるため、商品の抜き取りや異物混入等に対する安全性が十分でないという問題があった。
また、前板の前差片に臨む切角部が物流過程で引っ掛かり、前板が捲れるように折れ曲がるトラブルが発生することもあった。
そこで、この発明は、蓋板を閉止状態に確実にロックでき、物流過程での引っ掛かり等によるトラブルも発生しにくい差込ロック式包装箱を提供しようとするものである。
上記課題を解決するため、この発明は、蓋板の先端から延びる蓋差片を前板に内接させて差し込み、前板を切り込んで形成した前差片を基端及び中間の罫線に沿って屈曲させつつ、蓋差片の基端に設けた差込穴に差し込んで封緘する差込ロック式の包装箱において、蓋差片に先端側が内方向へ向かう一対の差入切込を入れて、前差片に臨む前板の切角部を差入切込に差し込むと、前板の切角部の内縁が差入切込の内端部に係合するようにしたのである。
この包装箱では、前差片を差込穴から引き抜くことができても、前板の切角部を差入切込から引き抜くことができなければ、開封できないので、商品の抜き取りや異物混入を効果的に防止することができ、安全性が向上する。また、前板の切角部が蓋差片で抑えられるので、物流過程での引っ掛かり等によるトラブルも防止される。
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
この包装箱は、図1に示すような板紙製ブランクから形成される。このブランクでは、前板1の一側に側板2、後板3及び側板2が順次連設され、前板1の他側に継代片4が連設されている。前板1、後板3及び側板2の下端には底板5,6がそれぞれ連設され、側板2の上端にはフラップ7が、後板3の上端には蓋板8がそれぞれ連設されている。
フラップ7には、組立時に前側となる基部に係合部7aが設けられており、蓋差片9には、基端両側に罫線と位置をずらして切込9aが入れられ、基端中間部に凸状の切目を入れて差込穴9bが設けられている。
また、蓋差片9には、差込穴9bの両側方に、先端側が内方向へ向かうように湾曲した一対の差入切込9cが入れられ、その内端部は巻き込むように上方へ曲げられて、差入切込9cの内側部分に押圧部9dが形成されている。
前板1の上部には、切込により前差片10が形成され、前差片10の基端及び中間には罫線10a,10bがそれぞれ入れられている。罫線10bの両端には、罫線と位置をずらして切込10cが入れられ、罫線10aの両端間を繋ぐように、前板1には弧状の切目線10dが入れられている。
前板1の前差片10に臨む部分は切角部1aとされ、その内縁には突起1bが設けられている。突起1bは上方から下方へ弧状に膨出し、その下縁は水平に切断されて、フック状となっている。
上記のようなブランクを組み立てて商品を包装するには、図2及び図3に示すように、前板1、一対の側板2及び後板3を角筒状に折り曲げ、継代片4を反対側の側板2に貼り付け、底板5,6により底面を閉止して身箱を形成し、身箱内に商品を収納した後、一対のフラップ7を内側へ折り曲げ、蓋板8を閉じる。
このとき、蓋差片9を前板1に内接させて前板1とフラップ7の間に差し込むと、蓋差片9の両端の切込9aがフラップ7の係合部7aに係合し、次いで、前板1の切角部1aを差入切込9cに差し込むと、突起1bが差入切込9cの内端部に係合する。
さらに、前差片10を基端及び中間の罫線10a,10bに沿って屈曲させつつ、蓋差片9の差込穴9bに差し込むと、図4に示すように、前差片10の切込10cが差込穴9bの両端部に係合して、蓋板8は三段階にロックがかかった状態で封緘される。
このように封緘した包装箱では、物流過程で痕跡を残さずに開封しようとすると、上記三段階のロックを封緘時とは逆の順序でそれぞれ解除しなければならず、ロック部分を破らずに開封することは非常に困難であるため、商品の抜き取りや異物混入を効果的に防止することができる。
また、前板1の切角部1aが蓋差片9の押圧部9dで抑えられるので、物流過程で切角部1aが荷台の壁面等に引っ掛かって前板1が捲れるように折れ曲がったり、破れたりするトラブルも防止される。
また、製造に要する用紙の面積が増大することもなく、従来の箱と同様に製函することができ、商品の包装作業時に、封緘のためのテープ貼り作業も不要となり、ロックのための手間がかかることもない。
一方、商品の購入者が包装箱を開封する際には、図5に示すように、前板1の切目線10dより内側の部分を押し込んで、切目線10dを破断させると、前差片10が前板1から切り取られて開封されるので、蓋板8を容易に開くことができる。
なお、上記実施形態では、平面形状が四角形の包装箱を例示したが、側板が両側それぞれ複数枚設けられた六角形や八角形等の包装箱においても、同様の構成を適用することができる。
この発明の実施形態に係る包装箱のブランクを示す図 同上の包装箱の組立封緘過程を示す斜視図 同上の要部拡大斜視図 同上の封緘状態を示す斜視図 同上の開封状態を示す斜視図
符号の説明
1 前板
1a 切角部
1b 突起
2 側板
3 後板
4 継代片
5,6 底板
7 フラップ
8 蓋板
9 蓋差片
9a 切込
9b 差込穴
9c 差入切込
9d 押圧部
10 前差片
10a,10b 罫線
10c 切込
10d 切目線

Claims (4)

  1. 前板1、側板2、後板3及び底板5,6から身箱を形成し、側板2に連設したフラップ7を内側へ折り曲げ、後板3に連設した蓋板8を閉じてフラップ7に重ね、蓋板8の先端から延びる蓋差片9を前板1に内接させて差し込み、前板1を切り込んで形成した前差片10を基端及び中間の罫線10a,10bに沿って屈曲させつつ、蓋差片9の基端に設けた差込穴9bに差し込んで封緘する差込ロック式の包装箱において、蓋差片9に先端側が内方向へ向かう一対の差入切込9cを入れて、前差片10に臨む前板1の切角部1aを差入切込9cに差し込むと、前板1の切角部1aの内縁が差入切込9cの内端部に係合するようにしたことを特徴とする差込ロック式包装箱。
  2. 請求項1に記載の差込ロック式包装箱において、蓋差片9の基端両側に入れた切込9aがフラップ7に係合するようにしたことを特徴とする差込ロック式包装箱。
  3. 請求項1又は2に記載の差込ロック式包装箱において、前差片10の中間の罫線10bの両側に入れた切込10cが蓋差片9に係合するようにしたことを特徴とする差込ロック式包装箱。
  4. 請求項3に記載の差込ロック式包装箱において、前差片10をその両側に亘る切目線10d沿いに切り取って開封するようにしたことを特徴とする差込ロック式包装箱。
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