JP2003327242A - 包装ケース - Google Patents

包装ケース

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JP2003327242A JP2002135204A JP2002135204A JP2003327242A JP 2003327242 A JP2003327242 A JP 2003327242A JP 2002135204 A JP2002135204 A JP 2002135204A JP 2002135204 A JP2002135204 A JP 2002135204A JP 2003327242 A JP2003327242 A JP 2003327242A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接着剤を使用することなく蓋板の開封を確実
に防止することができる包装ケースの提供。 【解決手段】 プラスチックシートから箱状に折り曲げ
形成され、側壁部に突設された差込片を蓋板のロック用
切り込みに差し込むことによって蓋板の開封を防止する
ように構成された包装ケースであって、差込片の差込状
態を維持すべく差込片を係止する係止手段と、シートを
部分的に切断することで蓋板を開封するように構成され
た開封手段とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチックシー
トから形成された包装ケースに関し、特に、包装ケース
の開封防止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の包装ケースとしては、一
枚のプラスチックシートから箱状に折り曲げ形成され、
筒状の側壁部とその開口を閉塞するための蓋板とを備え
たものが公知である。そして、この包装ケース内に前記
開口から被包装物が収納され、蓋板によって開口が閉塞
されるが、一般的には、蓋板を側壁部に接着することに
よって蓋体の開封を防止していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら製造工程
の容易化等の観点から接着剤を使用せずに組み立てのみ
で蓋板の開封を防止することが望まれている。これに対
して、側壁部の端縁から上方に突設された差込片を蓋板
のロック用切り込みに差し込むことによって蓋板の開封
を防止する構成も考えられるが、この場合、差込片は単
に切り込みに挿入されているのみであるため、差込片を
切り込みから容易に抜き出して蓋板を開けることが可能
である。
【0004】そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑
みてなされたもので、接着剤を使用することなく蓋板の
開封を確実に防止することができる包装ケースを提供す
ることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決すべくなされたものであり、本発明に係る包装ケース
は、プラスチックシートから箱状に折り曲げ形成され、
側壁部に突設された差込片を蓋板のロック用切り込みに
差し込むことによって蓋板の開封を防止するように構成
された包装ケースであって、差込片の差込状態を維持す
べく差込片を係止する係止手段と、シートを部分的に切
断することで蓋板を開封するように構成された開封手段
とを備えていることを特徴とする。
【0006】該構成にあっては、差込片をロック用切り
込みに差し込むと、係止手段が差込片を係止するため、
差込片の差込状態が維持される。シートを部分的に切断
することで蓋板を開封するよう構成された開封手段を備
えているため、開封の際には、シートを部分的に切断す
ることで容易に開封することができる。
【0007】特に、開封手段として、差込片を側壁部か
ら切離するための切断線が形成されていることが好まし
く、係止手段によって差込片が係止されていても、差込
片を側壁部から切断するという作業のみで容易に蓋板を
開封することができる。
【0008】また、開封時に差込片を蓋板の外側に取り
出し可能な開口部を蓋板に形成できるように、開封手段
としてロック用切り込みを起点とした切断線が蓋板に形
成され、開封時に前記開口部から差込片を蓋板の外側に
取り出すことによって係止手段の係止状態が解除される
ように構成されていることが好ましい。この場合には、
開口部から差込片を取り出すことで係止状態が解除され
るため、容易に蓋板を開封することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の包装ケースの一実
施形態について図1乃至図8を参酌しつつ説明する。図
1に示す包装ケースは、図3に示すような一枚の展開形
状のプラスチックシートを折曲線1,2,3に沿って折
り曲げて接着部4を接着することにより、縦長の箱状に
組み立て形成されたものである。尚、全ての折曲線1,
2,3には、所定の折曲罫線が刻設されている。図3に
おいて折曲線1,2,3は破線にて示している。
【0010】ここで、プラスチックシートは、ポリエチ
レンテレフタレート等のポリエステル、ポリ塩化ビニ
ル、ポリプロピレン、ポリスチレン等の合成樹脂から硬
質又は半硬質に形成されてなるもので、特にポリプロピ
レンが好ましく、透明又は半透明のものが使用される。
また、その肉厚は0.1mm乃至0.8mmのものを採
用可能で、特に0.2mm乃至0.5mm厚のものが製
造上、コスト面、ケースの必要強度等の観点から好まし
い。
【0011】図1に戻って前記包装ケースは、正面壁5
と背面壁6と左右側壁7,8とからなる四角形筒状の側
壁部9と、ケースの下方開口を閉塞すべく合計四つの底
面フラップ10,11,12,13から構成された底面
部14と、ケースの上方開口を閉塞するための蓋板15
とを備えている。尚、左右側壁7,8の上縁部には各々
サイドフラップ17,16が折曲線3を介して延設され
ている。また、蓋板15は、背面壁6の上縁部に折曲線
3を介して延設され、その先端には、折曲線2を介して
蓋フラップ18が延設されており、図2のように、蓋板
15を閉塞した状態において、蓋フラップ18は正面壁
5の内側に折り込まれる構成である。
【0012】更に、正面壁5の上縁部5a略中央には、
上方に向けて所定幅の差込片19が突設され、蓋フラッ
プ18の折曲線2上にはロック用切り込み20が形成さ
れており、図2のように蓋板15で上方開口を閉塞した
状態において、蓋板15の閉状態を維持するために、差
込片19がロック用切り込み20に差し込まれる構成と
なっている。以下、かかる蓋板15の開封を防止するた
めの開封防止構造について説明する。
【0013】前記差込片19は、図4に示すように正面
壁5の上縁部5aから所定幅L1を有して上方に突設さ
れているが、該差込片19は正面壁5に対して内側に略
90度折り曲げられた状態でロック用切り込み20に差
し込まれる構成である。従って、差込片19を折り曲げ
るための折曲線1が形成されているが、該折曲線1は、
図4の如く、正面壁5の上縁部5aよりも低い位置に形
成されている。尚、図4乃至図6及び図9、図10にお
いて折曲線1,2は二点鎖線にて示している。
【0014】また、差込片19の折曲線1は、差込片1
9を横断するようにその全幅に亘って形成されているの
ではなく、差込片19の幅方向略中央に所定長さ(L
2)のみ形成されている。そして、正面壁5の上縁部5
aと折曲線1の各端部との間は切断分離され、従って、
差込片19は折曲線1のみによって正面壁5と連結され
ている。上述のように折曲線1は正面壁5の上縁部5a
よりも一段低い位置に形成されているため、差込片19
は、折曲線1の各端部から正面壁5の上縁部5aにかけ
て、差込片19の先端側に食い込むようにして正面壁5
から切断分離されている。従って、差込片19は、折曲
線1の両側位置に、それぞれ折曲線1の端部から差込片
19の先端側に向けて傾斜した傾斜縁部19aと、該傾
斜縁部19aと差込片19の側縁部19bとを繋ぐよう
に折曲線1と略平行な被係止縁部19cとを有している
(図5(ロ)参照)。
【0015】差込片19は以上のように構成されるた
め、正面壁5に対して内側に略90度折曲した状態にお
いては、正面視においては図5(イ)の如く差込片19
は正面壁5の上縁部5aから一段低い位置に位置する。
それと共に、平面視においては図5(ロ)の如く折曲線
1の両側には、被係止縁部19cと正面壁5との間に所
定の隙間Gが形成される。該隙間Gは、少なくとも包装
ケースを構成するプラスチックシートの厚さ以上あれば
よい。
【0016】更に、正面壁5の上部には、差込片19の
下方側位置に略コの字状の切断線21(開封手段)が刻
設されている。正面壁5のうち、略コの字状の切断線2
1で他の領域と区画された切離領域22は、差込片19
に折曲線1を介して連結されている。かかる切離領域2
2は、差込片19と略同幅である。即ち。切断線21
は、差込片19の両側縁部19bからそれぞれ下方に向
けて所定高さまで縦方向に連続的に形成された縦線部2
1aと、両縦線部21aの各終端部同士を連結するよう
に横方向に略水平に形成された横線部21bとから構成
されている。詳細には、各縦線部21aは、その大部分
が切断状態にあり、その下方側の一カ所にのみ未切断部
分21cが設けられている。横線部21bにおいてもほ
ぼ同様であって、二カ所にのみ未切断部分21cが設け
られている他は切断状態にある。従って、本実施形態で
は、合計四カ所の未切断部分21cが切断されることに
より、切離領域22は他の領域から切離される。また、
縦線部21aはその上方側所定部分が切断された状態に
あるため、差込片19をロック用切り込み20に差し込
む際に、縦線部21aの未切断部分21cを支点として
切離領域22を前方側に撓ませることができ、従って、
容易に差込片19を切り込み20に差し込むことができ
る。但し、切断線21は、切断部分と未切断部分とが交
互に形成されたミシン目や、いわゆるハーフカット状の
ミシン目など、種々の切断線を使用できる。
【0017】次に、該差込片19が差し込まれるロック
用切り込み20について説明する。該切り込み20は、
図6(イ)の如く、蓋フラップ18の折曲線2上に長さ
L3に亘って形成されている。該切り込み20の長さL
3は、差込片19の幅L1に略等しいか或いはそれより
も僅かに(例えば1mm程度)長く設定されている。ま
た、切り込み20の略中央には、前記差込片19の折曲
線1に対応した位置に、段差を介して蓋フラップ18の
先端側に食い込んだ食い込み部20aが形成されてい
る。従って、図6(ロ)の如く、蓋フラップ18を蓋板
15に対して下側に略90度折り曲げると、切り込み2
0の蓋フラップ18側には、食い込み部20aの食い込
み量に対応した大きさの切欠開口23が形成される。
尚、食い込み部20aの長さL4は、差込片19の折曲
線1の長さL2と略等しいか或いはそれよりも僅かに
(例えば1乃至2mm程度)長く設定されている。ま
た、食い込み部20aの食い込み量、即ち、蓋フラップ
18の折曲線2と食い込み部20aとの間の段差D2
は、差込片19の折曲線1と正面壁5の上縁部5aとの
間の段差D1と略等しいか或いはそれよりも大きく設定
されている。
【0018】以上のように構成された包装ケースは、図
1のように箱状に組み立てられて種々の被包装物が収納
された後に、蓋板15で上方開口が閉塞される。被包装
物としては種々のものがあるが、その中でも食品や医薬
品、化粧品等においては、開封非容易性、即ち、蓋板1
5のいわゆるタンパー機能が特に要求される。本実施形
態においては、蓋フラップ18を側壁部9の内側に折り
込み、ロック用切り込み20に折曲状態の差込片19を
差し込むと、差込片19の折曲線1が正面壁5の上縁部
5aよりも低い位置にあると共に差込片19の被係止縁
部19cと正面壁5との間には所定の隙間Gが形成され
ているため、図7(イ)の如く差込片19の基端部19
dがロック用切り込み20の切欠開口23に自動的に嵌
り込むと共に、図7(ロ)の如く、差込片19の基端部
19dの両側の隙間Gには、蓋フラップ18における切
欠開口23の両側部分18aが入り込む。従って、差込
片19を切り込み20から引き抜いて蓋板15を開封し
ようとした場合、差込片19の両被係止縁部19c(被
係止部)が蓋フラップ18における切欠開口23の両側
部分18a(係止部)に係止されるため、差込片19を
切り込み20から容易に抜き出すことはできない。即
ち、蓋フラップ18を正面壁5に接着しなくても、蓋板
15の開封が確実に防止されるのである。このように、
本実施形態においては、差込片19の被係止縁部19c
と蓋フラップ18とから、差込片19の差込状態を維持
すべく差込片19を係止する係止手段が構成されてい
る。
【0019】そして、包装ケースを開封する際には、正
面壁5の切離領域22を切断線21によって他の領域か
ら分離し、図8の如く、蓋板15を上方に開ける。この
開封時には、差込片19の係止状態は維持されたままで
あり、従って、差込片19及び切離領域22は、蓋板1
5と共に上方に移動する。
【0020】以上のように、本実施形態における包装ケ
ースにあっては、係止手段を備えることによって接着剤
を使用せずとも組み立てのみで蓋板15の開封を確実に
防止することができ、無理に開封しようとすると容易に
切断可能な切断線21が切断され、悪戯等によって開封
された事が判別できる(タンパーエビデント性)ため、
特に、被包装物として食品や医薬品、化粧品を包装する
場合に効果が大きい。しかも、開封手段として、正面壁
5の切離領域22を他の領域から切離することによって
差込片19を正面壁5から切離するための切断線21を
設けているため、開封時にこの切断線21を切離する作
業のみで楽に開封することができる。また、差込片19
を側壁部9に形成すると共にロック用切り込み20を蓋
フラップ18を折曲線2上に形成しているため、側壁部
9の内側に折り込んだ蓋フラップ18を差込片19で固
定したうえで更に、その差込片19を係止手段で係止し
て差込状態を維持するというように、蓋板15を二重に
固定する構成となり、差込片19を蓋板15に設ける構
成に比してより一層確実に蓋板15の開封を防止するこ
とができ、蓋板15の周縁部が上方へ反り上がることも
抑制できる。
【0021】尚、正面壁5の切離領域22をより容易に
切離するために、例えば、図9のように、切離領域22
の下方側に略半円状等の切欠24を隣接してもよい。図
9において、クロスハッチングが施されている部分が切
欠24であり、該切欠24に指を差し込んで切離領域2
2を容易に切離することができる。また、切欠24に代
えて、図10のように横線部21bから下方側に所定距
離離間して折曲線25を形成し、該折曲線25まで両縦
線部21aを延設して、折曲線25と横線部21bとの
間の領域26を折曲線25を支点として前後に撓ませる
構成としてもよい。このように切欠24を使用しない構
成では、切欠24を形成する際に生じるシートの残片の
処理も不要であるうえに、ゴミ等が切欠24を介して包
装ケース内に侵入することも防止できるため好ましい。
【0022】尚、上記実施形態では、開封手段として、
差込片19を正面壁5から切離するための切断線21を
正面壁5に形成した場合について説明したが、開封手段
として、蓋板15に所定の切断線を形成することによっ
て開封時に係止手段の係止状態が解除される構成とする
こともできる。
【0023】例えば、図11に示す包装ケースは、図1
3に示す展開形状のプラスチックシートから箱状に折り
曲げ形成されたものであり、係止手段の構成は上述と同
様であるが、その開封手段が異なっている。尚、図13
において折曲線1,2,3は破線にて示されている。該
包装ケースにおいては、正面壁5には上述のような切断
線21が形成されていない。それに代えて差込片19の
左右両側には、正面壁5の上縁部5aから下方に向けて
所定長さのスリット31が形成されており、これによっ
て差込片19が前方側に撓みやすくしている。差込片1
9の折曲線1等は同様である。
【0024】そして、図14のように、蓋板15を閉状
態にした場合、上記実施形態と同様に係止手段によって
差込片19が係止されるが、該蓋板15に開封用の切断
線30が開封手段として形成されている。該切断線30
は、図14(イ)のようにロック用切り込み20の両端
部を各々起点として蓋板15の基端側に向けて伸びる縦
線部30aと、両縦線部30aの終端部同士を連結する
ように横方向に伸びる横線部30bとから、全体として
略コの字状に形成されている。各縦線部30aと横線部
30bは、共に二カ所の未切断部分30cを有し、それ
以外は切断状態となっている。そして、開封時に、ロッ
ク用切り込み20に食い込み部20aを形成することに
よって蓋フラップ18の折曲状態において前方に突出す
る領域32を摘み部として手で摘んで上方に引き上げる
ことにより、ロック用切り込み20を起点として切断線
30が切断され、ロック用切り込み20と略コの字状の
切断線30とによって区画された領域33が蓋板15の
他の領域から切離され、蓋板15には、差込片19の上
方位置に差込片19全体が露出するような開口部34が
形成される(図14(ロ)参照)。この状態から折曲状
態の差込片19を開口部34から上方に引き出して略起
立状態に戻すことにより、蓋フラップ18と差込片19
との係止状態が解除され、よって蓋板15を上方に開け
て開封することができる。
【0025】尚、この開封時に前記領域33を他の領域
から切離するのではなく、例えば両縦線部30aのみを
切断し、横線部30bは切断せずにそのまま残すように
して開口部34を形成してもよい。従って、切断線30
自体を両縦線部30aのみとしてもよい。何れにして
も、差込片19が蓋板15の外側に取り出すことができ
る程度の開口部34を蓋板15に形成できるようにロッ
ク用切り込み20を起点として切断線30を形成すれば
よい。
【0026】このように開封手段は種々の構成を作用す
ることができ、何れにしてもシートを部分的に切断する
ことによって蓋板15を開封する構成であればよい。ま
た、係止手段の構成も適宜設計変更可能であり、何れに
しても差込片19を係止することによって差込片19の
差込状態が維持される構成であればよい。
【0027】
【発明の効果】以上のように、差込片の差込状態を維持
すべく差込片を係止する係止手段を備えているため接着
剤を使用せずとも蓋板の開封を確実に防止することがで
き、しかも、シートを部分的に切断することで蓋板を開
封するよう構成された開封手段と備えているため、開封
時には容易に蓋板を開封することができ、開封防止機能
と開封容易性とを両立することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における包装ケースを示す
斜視図。
【図2】同包装ケースの蓋板を閉じた状態を示す部分斜
視図。
【図3】同包装ケースを構成するプラスチックシートの
展開図。
【図4】同ケースの要部拡大図。
【図5】同ケースの要部拡大図であり、(イ)は図4の
状態から差込片を折り曲げた状態を示す正面図であり、
(ロ)はその状態の平面図である。
【図6】同ケースの要部拡大図であり、(イ)は蓋フラ
ップが折り曲げられていない状態を示す平面図であり、
(ロ)は(イ)の状態から蓋フラップを折り曲げた状態
を示す正面図である。
【図7】図2の要部拡大図であって、(イ)は正面壁を
省略した状態における正面図であり、(ロ)は(イ)の
P−P断面図である。
【図8】同ケースの開封状態を示す斜視図。
【図9】本発明の他の実施形態における包装ケースの要
部拡大図。
【図10】本発明の他の実施形態における包装ケースの
要部拡大図。
【図11】本発明の他の実施形態における包装ケースを
示す図1に対応した斜視図。
【図12】同包装ケースの蓋板を閉じた状態を示す図2
に対応した部分斜視図。
【図13】同ケースを構成するプラスチックシートの展
開図。
【図14】同ケースの要部拡大平面図であって、(イ)
は開封前の状態を示し、(ロ)は開封状態を示す。
【符号の説明】
1,2,3…折曲線、5…正面壁、5a…上縁部、9…
側壁部、15…蓋板、18…蓋フラップ(係止手段)、
19…差込片、19c…被係止縁部(係止手段)、20
…ロック用切り込み、21,30…切断線(開封手
段)、34…開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E060 AA03 AB05 BA06 BA08 BC04 CE04 CE07 CE14 CE15 CE18 CE30 CF05 DA14 DA15

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチックシートから箱状に折り曲げ
    形成され、側壁部に突設された差込片を蓋板のロック用
    切り込みに差し込むことによって蓋板の開封を防止する
    ように構成された包装ケースであって、 差込片の差込状態を維持すべく差込片を係止する係止手
    段と、シートを部分的に切断することで蓋板を開封する
    ように構成された開封手段とを備えていることを特徴と
    する包装ケース。
  2. 【請求項2】 開封手段として、差込片を側壁部から切
    離するための切断線が形成されている請求項1記載の包
    装ケース。
  3. 【請求項3】 開封時に差込片を蓋板の外側に取り出し
    可能な開口部を蓋板に形成できるように、開封手段とし
    てロック用切り込みを起点とした切断線が蓋板に形成さ
    れ、開封時に前記開口部から差込片を蓋板の外側に取り
    出すことによって係止手段の係止状態が解除されるよう
    に構成されている請求項1記載の包装ケース。
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