JP3235080U - 化粧品用包装箱 - Google Patents

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昌幸 後藤
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ドクターリセラ 株式会社
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Abstract

【課題】内容物を包装箱に封入する際の作業コストを増大させることなく、不正販売を防止することができ、かつ、容易に開封することができる包装箱を提供する。【解決手段】上部開口301を有する筒状の胴部と、開口端300から延設され、折り曲げられて開口端を閉鎖する蓋部310と、開口端から延設され、折り曲げられる係止フラップ320とを備える。係止フラップは、開口端近傍に差し込み穴360が形成される。蓋部は、先端側の縁部に連結され、下方向に折り曲げられ差し込み穴に係合させる差し込み片350と、差し込み片の連結部近傍に設けられた切込みにより形成され、水平方向外側に向かって突出する開封ハンドル部315と、開封ハンドル部の両端近傍から前記第1面側に向かって延びる一対のミシン目316、317とを有する。【選択図】図1

Description

本考案は、化粧品用包装箱に係り、さらに詳しくは、筒状の胴部の開口端において当該胴部から延設された蓋部を折り曲げて開口端を閉鎖する化粧品用包装箱の改良に関する。
一般に、化粧品は、ガラス、樹脂、金属などの容器に収容され、当該容器が包装箱内に収納されて販売されている。このような包装箱には、様々な形状のものがあるが、サック箱(キャラメル箱)と呼ばれる包装箱が広く用いられている。
図7は、従来のサック箱2の一例を示した斜視図である。サック箱2は、筒状の胴部100に蓋部310及び一対のサイドフラップ330,340が設けられている。胴部100は、4つの平面を連結して構成され、矩形断面の内部空間を形成し、上部開口301を取り囲む上部開口端300を有する。蓋部310は、上部開口端300から胴部100を構成する第1面を延設して形成され、上部開口端300近傍において折り曲げられて上部開口301を閉鎖する。また、蓋部310の先端側の縁部311には、差し込み片400が連結され、下方へ折り曲げられた差し込み片400を胴部100内に差し込むことにより、蓋部310の先端側が上部開口端300に係止され、閉鎖状態を保持することができる。
サイドフラップ330,340は、第1面にそれぞれ隣接する胴部100の2つの平面から延設して形成されるフラップである。いずれも上部開口端300において折り曲げられて蓋部310よりも下方に配置され、蓋部310の両側縁312,313と胴部100と間に隙間が形成されるのを防止している。
このような包装箱は、開閉自在であり、購入者が包装箱の内容物を容易に入れ替えることができる。このため、正規品を購入した後、包装箱の内容物を非正規品に入れ替え、正規品を装って販売する不正販売を行う者がいる。例えば、インターネット上のフリーマーケットサイトやオークションサイトにおいてこのような包装箱を悪用した不正販売が行われている。
この様な不正販売は、包装箱を開封する際にその痕跡が残るように包装箱を構成することによって防止することができると考えられる。このような不正販売防止策として、サック箱の蓋部をロック式に変更することが考えられる。
図8は、ロック式の蓋部を備えた従来のサック箱3の一例を示した斜視図である。サック部3は、差し込み片400及び蓋部310の連結部(先端側の縁部311)の両端に切り込み401が形成されている。このような差し込み片400を胴部100内に差し込むことにより、差し込み片400の切り込み縁部が、サイドフラップ330,340と係合し、差し込み片400を簡単に引き抜くことができなくなる。差し込み片400とサイドフラップ330,340の係合は、蓋部310を変形させなければ解除することができず、蓋部310がロックされる。
このようなサック箱3を開封するには、蓋部310を変形させて差し込み片400とサイドラップ330,340との係合を解除しつつ、差し込み片400を引き抜く必要がある。このため、開封の痕跡が残り、一旦開封された包装箱か否かを容易に見分けることができる。このため、ロック式のサック箱3を採用すれば、一旦開封して内容物を入れ替える不正販売を抑制することができる。
しかし、ロック式のサック箱3は、ロック式ではないサック箱2に比べて開封しにくく、開封操作の利便性を低下させるという問題があった。特に、化粧品の需要者は、つけ爪を装着している場合も少なくなく、ロック式のサック箱3は、一般の需要者による開封操作を煩雑化させるという問題があった。
また、胴部100に対し蓋部310をバージンシールで固定することにより、包装箱を開封する際にバージンシールを剥離した痕跡が残るようにすることもできるが、ロック式の蓋部の場合と同様、つけ爪を装着している場合に開封しにくく、開封操作の利便性を低下させるという問題があった。
さらに、接着剤を用いて蓋部310を胴部100に接着し、蓋部100に開封用のミシン目を形成すれば、不可逆的な開封しかできなくなり、不正販売を抑制することができると考えられる。しかしながら、化粧品の包装箱への封入時に接着剤を用いた接着処理を行わなければならず、封入作業を複雑化させ、コストアップにつながるという問題があった。
本考案は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、内容物を化粧品用包装箱に封入する際の作業コストを増大させることなく、不正販売を防止することができ、かつ、容易に開封することができる化粧品用包装箱を提供することを目的とする。より具体的には、内容物の封入時に接着処理を必要とせず、容易に開封することができ、かつ、開封後は開封時の痕跡が残る化粧品用包装箱を提供することを目的とする。
本考案による第1の実施態様による化粧品用包装箱は、互いに対向する第1面及び第2面を含む複数の平面が連なって形成され、開口端を有する筒状の胴部と、前記開口端において前記第1面から延設され、前記第2面側へ折り曲げられて前記開口端に係る開口を閉鎖する蓋部と、前記開口端において前記第2面から延設され、前記第1面側へ折り曲げられる係止フラップとを備える。また、前記係止フラップは、前記第2面側の縁部近傍に差し込み穴が形成される。さらに、前記蓋部は、前記第2面側の縁部に連結され、下方向に折り曲げられ前記差し込み穴に係合させる差し込み片と、前記差し込み片の連結部近傍に設けられた切込みにより形成され、水平方向外側に向かって突出する開封ハンドル部と、前記開封ハンドル部の両端近傍から前記第1面側に向かって延びる一対のミシン目とを有する。
このような構成を採用することにより、水平方向外側に向かって突出する開封ハンドルが、差し込み片に設けられ、開封ハンドルを引き上げることなく、差し込み片を引き抜くことが困難になる。このため、開封ハンドルを引き上げ、ミシン目に沿って蓋部を断裂させることにより、容易に開封することができる一方、差し込み片を差し込み穴から引き抜き、痕跡を残さずに開封することが困難になる。したがって、接着処理に伴う封入コストの増大を抑制し、容易に開封することができ、かつ、痕跡を残さず開封して内容物を差し替えて販売する不正販売を防止することができる。
本考案による第2の実施態様による化粧品用包装箱は、上記構成に加えて、前記差し込み片が、先端部から前記連結部に向かって幅が広がるように傾斜する両側縁部を有し、その幅が前記連結部から離間した位置において最大となり、当該最大幅が、前記切込みの幅よりも広く、前記開封ハンドル部が、前記差し込み片よりも幅が狭く、前記差し込み片の両側縁部よりも内側に形成される。
このような構成を採用することにより、差し込み片を差し込み穴に容易に差し込みことができる一方、差し込み片を差し込み穴から引き抜くのを困難にすることができる。
本考案によれば、内容物を化粧品用包装箱に封入する際の作業コストを増大させることなく、不正販売を防止することができ、かつ、容易に開封することができる化粧品用包装箱を提供することができる。より具体的には、内容物の封入時に接着処理を必要とせず、容易に開封することができ、かつ、開封後は開封時の痕跡が残る化粧品用包装箱を提供することができる。
本考案の実施形態による包装箱1の一構成例を示した展開図である。 包装箱1の組み立て後の様子を示した斜視図である。 包装箱1の包装箱1の組み立て時の様子を示した斜視図である。 包装箱1の包装箱1の組み立て時の様子を示した斜視図である。 包装箱1の包装箱1の組み立て時の様子を示した斜視図である。 包装箱1の開封後の様子を示した斜視図である。 従来のサック箱2の一例を示した斜視図である。 ロック式の蓋部を備えた従来のサック箱3の一例を示した斜視図である。
図1〜6は、本考案の実施形態による包装箱1の一構成例を示した図である。図1は、包装箱1の展開図であり、組み立て前の様子が示されている。図2は、包装箱1の組み立て後の様子を示した斜視図である。図3〜5は、包装箱1の組み立て時の様子を順に示した斜視図である。図6は、包装箱1の開封後の様子を示した斜視図である。
包装箱1は、化粧品を包装するための化粧品用包装箱である。化粧品は、ガラス、樹脂又は金属からなる容器に収容された状態で、包装箱1内に収納される。包装箱1は、厚紙を打ち抜き加工した後、組み立てることにより形成される。図1には、打ち抜き加工後の様子が示されている。
(1)胴部100
包装箱1は、4つの平面110,120,130,140が連なって形成される筒状の胴部100を有する。第1面110は、第2面120と対向し、第3面130及び第4面140とそれぞれ隣接する。また、第2面120の側縁部には糊代となる連結片101が延設され、第3面130の側縁部近傍に形成された貼付領域102に連結片101を貼付することにより、筒状の胴部100が形成される。胴部100は、断面が矩形の四角柱からなる内部空間を形成する筒状体であり、上下方向の開口端200,300に開口201,301を有し、下部開口201は、底部20により閉鎖され、上部開口301は、蓋部310により閉鎖される。
(2)底部20
下部開口201は、いわゆるワンタッチ底として機能する底部20により閉鎖される。ワンタッチ底は、平面状にノックダウンさせることができ、引き起こすことにより自動的に底部が組み上がる構造である。底部20は、4つの底部フラップ210〜240により構成される。底部フラップ210〜240は、下部開口端200において4つの平面110〜140からそれぞれ延設されたフラップであり、隣接する底部フラップ210及び230が互いに貼付されて第1底部片を構成し、隣接する底部フラップ220及び240が互いに貼付されて第2底部片を構成する。第1底部片及び第2底部片は、胴部100を筒状に組み立てた状態では互いに嵌合して強固な底部20を形成する一方、互いに離間させて嵌合を解除することにより、平面形状になるように胴部100を折り畳むことができる。
(3)蓋部310
上部開口301は、係止フラップ320に係止された蓋部310により閉鎖される。蓋部310による閉鎖後は、開封ハンドル315を引き上げることにより、ミシン目316,317に沿って蓋部310を断裂させて開封することができる。蓋部310は、上部開口端300において第1面110から延設され、上部開口301と略同一の形状、つまり、略矩形の形状を有する。このため、上部開口端300において蓋部310を第2面120側へ折り曲げることにより、上部開口301を覆うことができる。
(4)差し込み片350
蓋部310は、第2面120側の縁部311に差し込み片350が連結されている。差し込み片350は、蓋部310よりも幅が狭く、蓋部310との連結部354は、蓋部310の縁部311の幅方向の略中央に位置する。差し込み片350は、蓋部310との連結部354近傍において下方向に折り曲げられ、係止フラップ320の差し込み穴360に差し込むことができる。
差し込み片350の両側縁部351,352は、いずれも外側に向かって凸となる形状を有し、差し込み穴360に差し込まれた後は、差し込み穴360から容易に抜けないように係止される。両側縁部351,352は、先端縁部353から連結部354に向かって差し込み片350の幅が広がるように傾斜し、差し込み片350の幅は連結部354から離間した位置において最大となり、当該最大幅は、差し込み穴360の幅と同一、あるいは、やや広くなっている。このため、差し込み片350は、差し込み穴360に対しスムーズに挿入することができる一方で、差し込み後は、容易に抜くことができないように差し込み穴360内に係止される。
(5)開封ハンドル315、ミシン目316,317
開封ハンドル315は、開封時に引き上げ操作される操作手段であり、差し込み片350の折り曲げ線近傍、つまり、連結部354近傍に設けられた切込みにより形成される。開封ハンドル315は、差し込み片350よりも幅が狭く、差し込み片350の両側縁部351,352よりも内側に配置されている。
開封ハンドル315の切込みの一部は、折り曲げ線よりも差し込み片350側に配置され、開封ハンドル315は、蓋部310及び差し込み片350の両方に跨って形成されている。このため、差し込み片350を折り曲げることにより、差し込み片350から水平方向に突出するように開封ハンドル315が切り起こされる。このような開封ハンドル315を第2面120よりも水平方向外側に向かって僅かに突出させることにより、開封ハンドル315を指又は爪で引き上げる開封操作を容易化することができる。
開封ハンドル315の切込みの両端は、蓋部310上に形成され、第1面110に向かって延びる。開封ハンドル315の引き上げ操作により、ミシン目316,317の断裂が誘発されるように、ミシン目316,317は、その一端が開封ハンドル315の切込みの両端近傍にそれぞれ配置され、第1面110に向かって延びている。
ミシン目316,317は、断続的に形成された多数の切込みで構成される。ミシン目316,317は、外側に向かって斜めに延びることにより、開封後に広い開口面積を確保することができる。ミシン目316は、第1面110に近づくほど蓋部310の側縁部312に近づくように斜めに延び、ミシン目317は、第1面110に近づくほど蓋部310の側縁部313に近づくように斜めに延びる。つまり、ミシン目316,317は、第1面110に近づくほど幅が広がり、蓋部310の側縁部312,313にそれぞれ到達するように形成されている。
(6)係止フラップ320
係止フラップ320は、上部開口端300において第2面120から延設されたフラップである。係止フラップ320は、上部開口端300において第1面110側へ折り曲げられ、蓋部310の下方に配置される。係止フラップ320は、差し込み片350を差し込むための差し込み穴360を有する。
(7)差し込み穴360
差し込み穴360は、上部開口端300近傍に設けられた切込みにより形成され、上部開口端300に沿って延びる細長い形状を有するスリット状の開口である。差し込み穴360の長手方向の一部、例えば中央付近には、差し込み穴360の幅を係止フラップ320側へ広げる拡幅部361が設けられている。拡幅部361を設けることにより、差し込み穴360の幅を部分的に広げることができ、差し込み片350を容易に挿入することができる一方、差し込み後は容易に抜くことができないように差し込み片350を係止することができる。
差し込み穴360の切込みの一部は、係止フラップ320の折り曲げ線よりも係止フラップ320側に配置され、差し込み穴360は、係止フラップ320及び第2面120の両方に跨って形成されている。このため、係止フラップ320を折り曲げることにより、係止フラップ320から鉛直上方に突出するようにハンドル保護壁362〜364が切り起こされる。ハンドル保護壁362〜364は、突出量のより大きな2つの高壁362,364が、突出量のより小さな低壁363を挟むように形成されている。開封ハンドル315は、高壁362,364間に挟まれるように配置される。このため、開封ハンドル315が誤って操作され、意図せずに開封されるのを防止することができる。また、差し込み穴360に隣接して高壁362,364を設けることにより、差し込み穴360内に係止されている差し込み片350に触れにくくなり、差し込み片350を引き抜きにくくなる。このため、化粧品を入れ替えることを目的として、蓋部310を傷つけることなく開封する不正開封が行われるのを防止することができる。
(8)サイドフラップ330,340
サイドフラップ330,340は、互いに対向するように形成された一対のフラップである。サイドフラップ330は、上部開口端300において第3面130から延設されたフラップであり、上部開口端300において第4面140側へ折り曲げられ、蓋部310及び係止フラップ320間に配置される。同様にして、サイドフラップ340は、上部開口端300において第4面130から延設されたフラップであり、上部開口端300において第3面130側へ折り曲げられ、蓋部310及び係止フラップ320間に配置される。
(9)組み立て及び開封の方法
包装箱1は、製函業者により作成され、平面状にノックダウンされた状態で化粧品製造業者に納入される。化粧品製造業者は、納入された包装箱1を組み立てながら、化粧品を収納し、蓋部310を閉じて出荷する。打ち抜き加工、胴部100の貼付処理、底部フラップ210〜240の貼付処理は、製函業者が行っているため、化粧品製造業者は、貼付処理を行うことなく、製品を完成させることができる。
図3は、ノックダウン状態の包装箱1の底部20を引き起こした時の様子が示されている。下部開口201は、底部20により閉鎖されている一方、上部開口301は、開放された状態のままである。図3では、係止フラップ320及びサイドフラップ330,340が、外側に向けて折り曲げられているが、折り曲げられていない状態であってもよい。
図4は、係止フラップ320を内側に向けて折り曲げた状態が示されている。係止フラップ320の折り曲げは、包装箱1内に化粧品(不図示)を収納した後に行われる。
図5は、サイドフラップ330,340を内側に向けて折り曲げた状態が示されている。最後に、蓋部310を内側に向けて折り曲げて、差し込み片350を差し込み穴360に差し込むことにより、上部開口301が閉鎖され、図2に示した完成状態になる。このとき、蓋部310は、上部開口301を閉鎖した状態で差し込み穴360に係止され、差し込み片350を容易に引き抜くことはできなくなる。
図6は、開封ハンドル315を引き上げて開封したときの様子が示されている。開封ハンドル315は、第2面120よりも外側へ突出するように配置されているために、指又は爪で容易に引き上げることができる。また、開封ハンドル315を引き上げることにより、ミシン目316,317に沿って蓋部310が断裂して開封されることから、一見しただけで開封済みであると理解することができる。
一方、差し込み片350は、両側縁部351,352が外側に凸となるように形成されているため、差し込み穴360から容易に引き抜くことができない。また、上部開口301から鉛直上方に突出する一対の高壁362,364が差し込み穴360に隣接して形成され、差し込み穴360に差し込まれている差し込み片350へのアクセスを妨げることから、差し込み片350を容易に引き抜くことができない。
したがって、ミシン目316,317による断裂を生じさせることなく、差し込み片350を引き抜くが困難になり、同一の包装箱1を使用し、内容物のみを差し替えて再販売する不正行為を防止することができる。
本実施の形態による包装箱1は、化粧品の封入を行う化粧品製造業者において接着処理を行うことなく不正開封を防止することができるため、封入工程のコストを増大させることなく、内容物を差し替えて再販売する不正行為を防止することができる。
1 包装箱
20 底部
100 胴部
101 連結片
102 貼付領域
110〜140 平面
200 下部開口端
201 下部開口
210〜240 底部フラップ
300 上 部開口端
301 上部開口
310 蓋部
311 縁部
312,313 側縁部
315 開封ハンドル
316,317 ミシン目
320 係止フラップ
330,340 サイドフラップ
350 差し込み片
351,352 両側縁部
353 先端縁部
354 連結部
360 差し込み穴
361 拡幅部
362,364 ハンドル保護壁(高壁)
363 ハンドル保護壁(低壁)

Claims (2)

  1. 互いに対向する第1面及び第2面を含む複数の平面が連なって形成され、開口端を有する筒状の胴部と、
    前記開口端において前記第1面から延設され、前記第2面側へ折り曲げられて前記開口端に係る開口を閉鎖する蓋部と、
    前記開口端において前記第2面から延設され、前記第1面側へ折り曲げられる係止フラップとを備え、
    前記係止フラップは、前記第2面側の縁部近傍に差し込み穴が形成され、
    前記蓋部は、
    前記第2面側の縁部に連結され、下方向に折り曲げられ前記差し込み穴に係合させる差し込み片と、
    前記差し込み片の連結部近傍に設けられた切込みにより形成され、水平方向外側に向かって突出する開封ハンドル部と、
    前記開封ハンドル部の両端近傍から前記第1面側に向かって延びる一対のミシン目とを有することを特徴とする化粧品用包装箱。
  2. 前記差し込み片は、先端部から前記連結部に向かって幅が広がるように傾斜する両側縁部を有し、その幅は前記連結部から離間した位置において最大となり、当該最大幅は、前記切込みの幅よりも広く、
    前記開封ハンドル部は、前記差し込み片よりも幅が狭く、前記差し込み片の両側縁部よりも内側に形成されることを特徴とする請求項1に記載の化粧品用包装箱。
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