JP2001192022A - 繋止蓋付き包装箱 - Google Patents

繋止蓋付き包装箱

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JP2001192022A
JP2001192022A JP2000004608A JP2000004608A JP2001192022A JP 2001192022 A JP2001192022 A JP 2001192022A JP 2000004608 A JP2000004608 A JP 2000004608A JP 2000004608 A JP2000004608 A JP 2000004608A JP 2001192022 A JP2001192022 A JP 2001192022A
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JP
Japan
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lid
opening
line
packaging box
sewing line
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Application number
JP2000004608A
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English (en)
Inventor
Tadatsugu Hirano
忠世 平野
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、複数回開閉を繰り返すこで背面板の
剛性が弱くなっても、その都度蓋部をロックすることが
できる繋止蓋付き包装箱を提供する。 【解決手段】正面部1と背面部2と左右側面部3と天面
部5と底面部4との六面部から構成される箱体で、前記
正面部の幅方向に第一開封ミシン線8を設けるととも
に、前記背面部の幅方向に前記第一開封ミシン線の高さ
位置より天面部寄りに位置する折線10を設け、前記左
右側面部の幅方向に第一開封ミシン線と背面部の折線と
に繋がる斜めの第二開封ミシン線9を設け、該第一開封
ミシン線と該第二開封ミシン線を分断することで開閉可
能な蓋部11を形成してなる包装箱15において、前記
蓋部11の正面下端又は蓋部の一方の側面部に切り欠き
6によるロック片を設けた繋止蓋付き包装箱である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は菓子類、例えば板チ
ョコなどを収容する繋止蓋付き包装箱に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、板チョコや棒状の菓子などを収容
する包装物の一つとして、薄形の箱状とした包装箱が知
られている。特に天面部側でのフラツプの開きだけでは
取り出し口が大きく確保することができないなどの理由
により、包装箱の胴部を折るようにした蓋部を設け、広
い取り出し口を得るようにしたものがある。
【0003】一例を挙げるならば、図4(A)の展開図
に示すように、第一開封ミシン線(48)と第二開封ミ
シン線(49)と折線(40)を形成した各面板のブラ
ンクを組み立てることにより、図4(B)に示す箱体が
得られる。この箱体は、正面部(41)と背面部(4
2)と左右側面部(43)と天面部(45)と底面部
(44)との六面部から構成される箱体で、正面部(4
1)と背面部(42)とが近接した薄形の構成となつて
いる。そして、前記正面部の幅方向に第一開封ミシン線
(48)を設けるとともに、前記背面部の幅方向に前記
第一開封ミシン線の高さ位置より天面部寄りに位置する
折線(40)を設けたものである。また、前記左右側面
部(43)の幅方向には第一開封ミシン線(48)と背
面部(42)の折線(40)とに繋がる斜めの第二開封
ミシン線(49)を設けたもので、この第一開封ミシン
線(48)と第二開封ミシン線(49)を分断すること
で開閉可能な蓋部(51)を設けた包装箱(55)が得
られる。そして第一開封ミシン線と該第二開封ミシン線
を分断することで蓋部を形成するとともに、この蓋部の
開きは、折線から蓋部を背面板側に折倒すようにするこ
とで大きな取り出し口が得られるものである。しかしな
がら、蓋部の開閉が容易であるが複数回開閉を繰り返す
ことで、蓋部を構成する折線を設けた背面板の剛性が弱
くなり、内容物が残っていても完全に閉蓋ができなくな
る(半開き)問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は上記問
題に鑑みなされたもので、複数回開閉を繰り返すこで背
面板の剛性が弱くなっても、その都度蓋部をロックする
ことができる繋止蓋付き包装箱を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に於いて上記目的
を達成するために、先ず正面部と背面部と左右側面部と
天面部と底面部との六面部から構成される箱体で、前記
正面部の幅方向に第一開封ミシン線を設けるとともに、
前記背面部の幅方向に前記第一開封ミシン線の高さ位置
より天面部寄りに位置する折線を設け、前記左右側面部
の幅方向に第一開封ミシン線と背面部の折線とに繋がる
斜めの第二開封ミシン線を設け、該第一開封ミシン線と
該第二開封ミシン線を分断することで開閉可能な蓋部を
形成してなる包装箱において、前記開閉可能な蓋部の一
部領域に、切り欠きによるロック片を設けたことを特徴
とする繋止蓋付き包装箱を提供する。
【0006】そして上記発明においては、前記正面部の
第一開封ミシン線の中央部近傍に、第一開封ミシン線に
繋がる略円弧状の切り欠きを設け、前記蓋部の正面下端
にロック片を設けたことを特徴とする繋止蓋付き包装箱
である。
【0007】また、前記蓋部のいずれか一方又は両脇の
側面部に、第二開封ミシン線に繋がる略円弧状の切り欠
きを設け、該蓋部の側面部にロック片を設けたことを特
徴とする繋止蓋付き包装箱である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明を図に示す実施の形態に基
づいて詳細に説明する。図3に示すように、従来の包装
箱の一例を示すと、正面部(41)と背面部(42)と
左右側面部(43)と天面部(45)と底面部(44)
との六面部から構成される箱体で、正面部(41)と背
面部(42)とが近接した薄形の構成となっている。そ
して、前記正面部の幅方向に第一開封ミシン線(48)
を設けるとともに、前記背面部の幅方向に前記第一開封
ミシン線の高さ位置より天面部寄りに位置する折線(4
0)を設けたものである。また、前記左右側面部(4
3)の幅方向には第一開封ミシン線(48)と背面部
(42)の折線(40)とに繋がる斜めの第二開封ミシ
ン線(49)を設けたもので、この第一開封ミシン線
(48)と第二開封ミシン線(49)を分断することで
開閉可能な蓋部(51)を設けた包装箱(55)が得ら
れる。本発明の実施の形態はこの包装箱を基にして蓋部
を改良したものである。
【0009】さらに具体的実施例を説明する。図1は本
発明の一実施例を示す包装箱で、(A)は包装箱の斜視
図を示し、(B)は蓋部を開いた状態を示す説明図であ
る。図中15は包装箱であり、先ず正面部(1)と背面
部(2)と左右側面部(3)と天面部(5)と底面部
(4)との六面部から構成される箱体で、チョコや菓子
類などを収容できるように正面部(1)と背面部(2)
とが近接した薄形の構成となっている。図示されている
ように、前記正面部の幅方向に第一開封ミシン線(8)
を設けるとともに、前記背面部の幅方向に前記第一開封
ミシン線の高さ位置より天面部寄りに位置する折線(1
0)を設けたものである。また、前記左右側面部(3)
の幅方向には第一開封ミシン線(8)と背面部(2)の
折線(10)とに繋がる斜めの第二開封ミシン線(9)
を設けたもので、この第一開封ミシン線(8)と第二開
封ミシン線(9)を爪などにより分断することで開閉可
能な蓋部(11)を形成することができる。さらに本発
明の包装箱においては、前記開閉可能な蓋部(11)の
一部領域(蓋部の正面でも、片側の側面でもよい)に切
り欠き(6)によるロック片(7)を設けることで、複
数回開閉を繰り返してもその都度閉蓋(ロック)するこ
とができる繋止蓋付き包装箱が得られる。
【0010】本発明の図1は、正面部の第一開封ミシン
線の中央部近傍に切り欠きを設けた一実施例を示すもの
でる。すなわち、前記正面部の第一開封ミシン線(8)
の中央部近傍に、第一開封ミシン線に繋がる略円弧状の
切り欠き(6)を設け(切り欠き両端部と第一開封ミシ
ン線が繋がっている)、前記蓋部(11)の正面中央部
下端に切り欠き(6)によるロック片(7)を設けたも
ので、260g/m2 〜270g/m2 の用紙を用いる
ことで紙の厚みを利用してのロックが可能となる。さら
には、この包装箱は二重構造にせずともシンプルなサッ
ク箱でのロックが可能となり、蓋部を繋止することがで
きる。
【0011】また、本発明の図2、図3は他の実施例を
示すもので、図2は前記開閉可能な蓋部(11)のいず
れか一方も側面部(3)に切り欠き(6)によるロック
片(7)を、図3は両脇の側面部(3)にに切り欠き
(6)によるロック片(7)設けたものでる。すなわ
ち、前記蓋部(11)の側面部(3)に、斜めの第二開
封ミシン線(9)に繋がる略円弧状の切り欠き(6)を
設け、前記蓋部の側面部にロック片(7)を設けたもの
で、前記同様に、260g/m2 〜270g/m2 程度
の用紙を用いることで、紙の厚みを利用してのロックが
可能となる。さらには、この包装箱は二重構造にせずと
もシンプルなサック箱でのロックが可能となり、繋止す
ることができる。
【0012】なお、いずれの切り欠き(6)も略円弧状
としたが、この切り欠きの上部の開放部分は円弧状の幅
より僅かに狭くすることで、ロック片(7)を上部より
パチンと嵌め込むことができ、かつ外れ難くなる。ま
た、繋止蓋は正面部(1)又は切り欠きを形成した側面
部(3)を軽く押すことで簡単にロックが外れ、再開封
することができる。
【0013】また、図1、図2及び図3に示す第一開封
ミシン線(8)と斜めの第二開封ミシン線(9)は切り
込みミシン線と一般的なミシン線で図示されているが、
限定するものではなく両ミシン線とも一般的なミシン線
であっても良い。
【0014】
【発明の効果】以上の本発明によれば、開閉可能な蓋部
の一部領域(蓋部の正面部でも、片側又は両側の側面部
でもよい)に切り欠きによるロック片を設けることで、
複数回開閉を繰り返しても、その都度ロックして閉蓋す
ることができる大きな取り出し口を有する包装箱を得る
ことができる。また、包装箱にある程度の厚みを有する
用紙を用いることで、紙の厚みを利用しての蓋部のロッ
クが可能となる。さらには、この包装箱は二重構造にせ
ずともシンプルなサック箱でのロックが可能となり、蓋
部の繋止が容易に行うことができる等の優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す包装箱で、(A)は包
装箱の斜視図を示し、(B)は蓋部を開いた状態を示す
説明図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す包装箱で、(A)は
包装箱の斜視図を示し、(B)は蓋部を開いた状態を示
す説明図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す包装箱で、(A)は
包装箱の斜視図を示し、(B)は蓋部を開いた状態を示
す説明図である。
【図4】従来の包装箱の一例を示すもので、(A)は展
開図であり、(B)は組み立てられた包装箱の斜視図で
ある。
【符号の説明】
1,41……正面部 2,42……背面部 3,43……側面部 4,44……底面部 5,45……天面部 6 ……切り欠き 7 ……ロック片 8,48……第一開封ミシン線 9,49……第二開封ミシン線 10,40……折線 11,51……蓋部 15,55……包装箱

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】正面部と背面部と左右側面部と天面部と底
    面部との六面部から構成される箱体で、前記正面部の幅
    方向に第一開封ミシン線を設けるとともに、前記背面部
    の幅方向に前記第一開封ミシン線の高さ位置より天面部
    寄りに位置する折線を設け、前記左右側面部の幅方向に
    第一開封ミシン線と背面部の折線とに繋がる斜めの第二
    開封ミシン線を設け、該第一開封ミシン線と該第二開封
    ミシン線を分断することで開閉可能な蓋部を形成してな
    る包装箱において、 前記開閉可能な蓋部の一部領域に、切り欠きによるロッ
    ク片を設けたことを特徴とする繋止蓋付き包装箱。
  2. 【請求項2】前記正面部の第一開封ミシン線の中央部近
    傍に、第一開封ミシン線に繋がる略円弧状の切り欠きを
    設け、前記蓋部の正面下端にロック片を設けたことを特
    徴とする請求項1に記載の繋止蓋付き包装箱。
  3. 【請求項3】前記蓋部のいずれか一方又は両脇の側面部
    に、第二開封ミシン線に繋がる略円弧状の切り欠きを設
    け、該蓋部の側面部にロック片を設けたことを特徴とす
    る請求項1に記載の繋止蓋付き包装箱。
JP2000004608A 2000-01-13 2000-01-13 繋止蓋付き包装箱 Pending JP2001192022A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009542545A (ja) * 2006-07-13 2009-12-03 ジー.デー ソチエタ ペル アツィオニ ヒンジ連結された蓋を備える硬質の包装体
JP2010076820A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Dainippon Printing Co Ltd カートン
JP2013056693A (ja) * 2011-09-08 2013-03-28 Dainippon Printing Co Ltd リクローズカートン
JP2015166273A (ja) * 2015-07-02 2015-09-24 大日本印刷株式会社 リクローズカートン

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JP2009542545A (ja) * 2006-07-13 2009-12-03 ジー.デー ソチエタ ペル アツィオニ ヒンジ連結された蓋を備える硬質の包装体
JP2010076820A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Dainippon Printing Co Ltd カートン
JP2013056693A (ja) * 2011-09-08 2013-03-28 Dainippon Printing Co Ltd リクローズカートン
JP2015166273A (ja) * 2015-07-02 2015-09-24 大日本印刷株式会社 リクローズカートン

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