JP3222332B2 - カートン - Google Patents
カートンInfo
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- JP3222332B2 JP3222332B2 JP23607594A JP23607594A JP3222332B2 JP 3222332 B2 JP3222332 B2 JP 3222332B2 JP 23607594 A JP23607594 A JP 23607594A JP 23607594 A JP23607594 A JP 23607594A JP 3222332 B2 JP3222332 B2 JP 3222332B2
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- line
- opening
- front plate
- carton
- plate
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- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Cartons (AREA)
- Wrappers (AREA)
Description
カートンに関するものである。
容物の取り出し操作性を考慮して各種の構造のものが提
案されている。その一つとしてカートンの長手方向の一
端を蓋部とし、その蓋部全体の回動によってカートンを
開閉できるようにしたものがある。図6と図7に示すよ
うに、そのカートン1は一般的に直方体形状を呈してい
て、正面板2および正面板2の左右の側面板3,4に連
続する分断可能な開封線5を有しているとともに、背面
板6に前記開封線5に連続する折り線7を有しており、
前記開封線5および折り線7より上方の部分を蓋部8と
している。そして、前記開封線5が分断して蓋部8がそ
の開封線5から分離した後に前記折り線7を中心にして
回動可能に形成される。
2にあっては、二列の切り刃により得られたファスナー
部9として形成され、左右の側面板3,4にあっては、
前記ファスナー部9の上縁部分に連続するとともに、そ
のファスナー部9より上位置に設定された前記折り線7
に連続する切り取り用ミシン目10としている。そして
この構造のカートン1を開封するには、上記ファスナー
部9の一端を持ってそのファスナー部9を取り除くとと
もに、折り線7を中心にて蓋部8を折り曲げて上記切り
取り用ミシン目10を破断すればよい。このようにして
開封線5が分断されると蓋部8が前記折り線7を中心に
して回動でき、カートン1の開閉が行えるようになる。
開封線5の一部であるファスナー部9を正面板2に配し
たカートン1では、そのファスナー部9を取り除いた後
に大きな開口が生じてしまい、開封後の外観が大きく損
なわれてしまうという問題があり、また、特に正面板幅
方向に亘る長さを有する小物(例えば板チョコなど)が
複数収納されている場合では、その内容物が開口からこ
ぼれ出る可能性があった。この点から、図8に示すよう
にその開口を隠蔽するためにカートン内部に目隠しとな
る板材11を予め配置する工夫もなされているが、この
部材は、通常本形態カートンに用いられるトレーとは、
逆向きの状態となるため、内容物を整列収納するという
機能は果たさない。このことは、特にカートン蓋部にお
いて顕著に現れる。つまり、本形態カートン蓋部は上述
したように蓋部の背面板を折り線を介して回動させるた
め、この部分に内容物を収納することができないためで
ある。このことは、上述した小物(板状、粒状など)内
容物を収納及び、取り出しする場合に問題となる。
よび左右側面板に開封線が連続し蓋部の回動により開閉
できるようにしたカートンにおいて、開封に際して形成
される開口を小さくして開封後の外観を整えるととも
に、開封後の蓋部を回動させ易くすることを課題とし、
開封し易くかつ使い勝手のよいカートンを得ることを目
的とする。
してなされたもので、正面板および該正面板左右の側面
板に連続する分断可能な開封線を有し、背面板に前記開
封線に連続する折り線を有して、開封線より上方の蓋部
が該開封線から分離した後に前記折り線を中心にして回
動可能に形成されるカートンにおいて、前記正面板の一
側縁側に、正面板の直線状の開封線の下部に沿って、該
開封線と正面板の側縁側から前記開封線に達する分断可
能な切断予定線と前記開封線と前記切断予定線とに連続
する切込みとに囲まれたつまみ部を備え、該つまみ部を
正面板から取り外し可能にしたことを特徴とするカート
ンを提供して、上記課題を解消するものである。さらに
もう一つの発明は、正面板および該正面板左右の側面板
に連続する分断可能な開封線を有し、背面板に前記開封
線に連続する折り線を有して、開封線より上方の蓋部が
該開封線から分離した後に前記折り線を中心にして回動
可能に形成されるカートンにおいて、前記正面板の一側
縁側の開封線は、カートン底部側に位置するように屈曲
してから正面板と側面板との間の折り部分に沿って側面
板の開封線に連続する迂回部を有し、該迂回部の基端相
互を結ぶ折り線と迂回部とに囲まれて一辺を正面板と側
面板との間の折り部分に沿って位置させている折り込み
部が、カートン内方に折り込み可能に設けられているこ
とを特徴とするカートンであり、このカートンを提供し
て、上記課題を解消するものである。
下部でつまみ部が取り外し可能に設けられているものに
あっては、そのつまみ部を取り除くことによって開口が
得られ、その開口における蓋部の正面板下縁側を指掛か
りとして蓋部を回動させることにより開封線が分断され
る。そして開封後には、前述と同様に前記開口における
蓋部の正面板下縁側が指掛かりとなり、蓋部を開く方向
に回動させることができる。また、正面板における開封
線の迂回部により折り込み部が一体に設けられているも
のにあっては、その折り込み片をカートン内部に折り倒
すことによって開口が得られ、その開口における折り込
み部基部を指掛かりとして蓋部を回動させることにより
開封線が分断される。そして開封後には、同様にして開
口における折り込み部基部を指掛かりとなり、蓋部を開
く方向に回動させることができる。
基づいて詳細に説明する。なお、図6から図8に示す従
来例と構成が重複する部分は同符号を付してその説明を
省略する。図1に示すようにカートン1における正面板
2およびこの正面板2の左右にある側面板3,4には、
切り取り用ミシン目10からなる開封線5が設けられ、
正面板2における開封線5の位置より上位置にして折り
線7が背面板6に設けられており、その折り線7に連続
するように側面板3,4における開封線5が傾斜してい
る。正面板2の一側縁側には、開封線5の下部に沿っ
て、該開封線5と、正面板2の側縁側から開封線5に達
する略L型状の切り取り用ミシン目10からなる分断可
能な切断予定線13と、正面板2と側面板3との稜線に
沿って位置して前記開封線5と前記切断予定線13とに
連続する切込み14とに囲まれたつまみ部15を備え得
ており、このつまみ部15は正面板2から取り外し可能
となっている。
封線5の下部に沿ってつまみ部15を取り外し可能にし
ていることから、つまみ部15を取り除くことによって
開口16が得られ、その開口16における蓋部8の正面
板2の下縁部分12を指掛かりとしてその蓋部8を回動
させ開封線5を分断することにより、カートン1を開封
できる。この開封後には蓋部8の回動によりカートン1
が開閉され、蓋部8を開く際に前記下縁部分12を指掛
かりとすることにより、蓋部8が容易に回動するように
なる。つまみ部15自体の形状は限定されるものではな
く、つまみ部15を取り除くことによって形成される開
口は指先が入る程度のものとなればよい。また、カート
ン1の内部には背面板21の両側に、上端角部を角取り
した側板22が起立したトレー20を、カートン蓋部を
回動させたときに、開口部から表出する状態に装着して
ある。このトレー20は、カートンの開口部においても
内容物を整列収納するという目的の他に、その側板22
の前辺と、カートンの蓋部の正面板2の内面とを接し係
合させることで、蓋部の再封を行う目的も備えている。
この時、一方側は開口16があるために、その係合は十
分には機能しないが、他方側では十分に係合し、満足な
再封状態を得ることができる。
この実施例にあっては上記の実施例の正面板2における
開封線の形状が異なっている。即ち、正面板2の開封線
5は正面板2の一側縁側において、図示するようにカー
トン底部側に位置するように屈曲してから正面板2と側
面板3との間の折り部分に沿って側面板3の開封線5に
連続する迂回部17があり、そして前記迂回部17の基
端相互を結ぶ位置に折り線18が入れられ、該折り線1
8が迂回部17以外の開封線5と直線状に並ぶようにし
ており、前記折り線18と迂回部17とに囲まれて一辺
を正面板2と側面板3との間の折り部分に沿って位置さ
せている折り込み部19を有している(図4参照)。前
記折り込み部19は押し込みによって迂回部17部分の
開封線5を分断し、前記折り線18からカートン内方に
折り込むことができるように設けられている。この折り
込み部19の折り込みによって開口16が得られ、上記
実施例と同様に、開口16における蓋部8の正面板2の
下縁部分12(折り線18が入れられた部分)を指掛か
りとしてその蓋部8を回動させ開封線5全体を分断する
ことにより、カートン1を開封できる。開封後には蓋部
8の回動によりカートン1が開閉され、蓋部8を開く際
に前記下縁部分12を指掛かりとすることにより、蓋部
8が容易に回動するようになる。折り込み部19自体の
形状は限定されるものではなく、折り込みによって形成
される開口は指先が入る程度のものとなればよい。ま
た、この実施例においても上記実施例と同様にトレー2
0を装着してある。
は、正面板および該正面板左右の側面板に連続する分断
可能な開封線を有し、背面板に前記開封線に連続する折
り線を有して、開封線より上方の蓋部が該開封線から分
離した後に前記折り線を中心にして回動可能に形成され
るものであって、前記正面板の一側縁側に、正面板の直
線状の開封線の下部に沿って、該開封線と正面板の側縁
側から前記開封線に達する分断可能な切断予定線と前記
開封線と前記切断予定線とに連続する切込みとに囲まれ
たつまみ部を備え、該つまみ部を正面板から取り外し可
能にしたことを特徴とするものであり、また、前記正面
板の一側縁側の開封線は、カートン底部側に位置するよ
うに屈曲してから正面板と側面板との間の折り部分に沿
って側面板の開封線に連続する迂回部を有し、該迂回部
の基端相互を結ぶ折り線と迂回部とに囲まれて一辺を正
面板と側面板との間の折り部分に沿って位置させている
折り込み部が、カートン内方に折り込み可能に設けられ
ていることを特徴とするものである。
に囲まれた取り外し可能なつまみ部や、開封線をカート
ン底部側に迂回させて折り線とで囲んで一辺を正面板と
側面板との間の折り部分に沿って位置させている折り込
み部を、蓋部における正面板の下部側に設けたので、カ
ートンを開封するに際して、前記つまみ部の取り外しや
折り込み部の折り込みによって開口が極めて容易に得ら
れ、その開口における正面板下縁部分を指掛かりとして
蓋部を回動させれば開封線を分断できるようになり、カ
ートンの開封が容易に行え、その開封以降、蓋部を開け
る際には前記開口の正面板下縁部分を指掛かりとして利
用できる。そして前記開口は指先が入る程度のものでよ
く、よって開封後のカートンの外観を損なわないように
することができ、また、正面板の幅方向に大きく開口さ
せる必要もなく、その正面板の幅に対応した形状の小物
が収容されていてもその開口からこぼれ出ることがな
く、また、カートン内に装着するトレーを利用して、蓋
部の再封を簡単、かつ確実に行うことができるなど、実
用性に優れた効果を奏するものである。
である。
図である。
明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】正面板および該正面板左右の側面板に連続
する分断可能な開封線を有し、背面板に前記開封線に連
続する折り線を有して、開封線より上方の蓋部が該開封
線から分離した後に前記折り線を中心にして回動可能に
形成されるカートンにおいて、 前記正面板の一側縁側に、正面板の直線状の開封線の下
部に沿って、該開封線と正面板の側縁側から前記開封線
に達する分断可能な切断予定線と前記開封線と前記切断
予定線とに連続する切込みとに囲まれたつまみ部を備
え、該つまみ部を正面板から取り外し可能にしたことを
特徴とするカートン。 - 【請求項2】正面板および該正面板左右の側面板に連続
する分断可能な開封線を有し、背面板に前記開封線に連
続する折り線を有して、開封線より上方の蓋部が該開封
線から分離した後に前記折り線を中心にして回動可能に
形成されるカートンにおいて、 前記正面板の一側縁側の開封線は、カートン底部側に位
置するように屈曲してから正面板と側面板との間の折り
部分に沿って側面板の開封線に連続する迂回部を有し、
該迂回部の基端相互を結ぶ折り線と迂回部とに囲まれて
一辺を正面板と側面板との間の折り部分に沿って位置さ
せている折り込み部が、カートン内方に折り込み可能に
設けられていることを特徴とするカートン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23607594A JP3222332B2 (ja) | 1994-09-06 | 1994-09-06 | カートン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23607594A JP3222332B2 (ja) | 1994-09-06 | 1994-09-06 | カートン |
Publications (2)
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Family Applications (1)
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JP23607594A Expired - Fee Related JP3222332B2 (ja) | 1994-09-06 | 1994-09-06 | カートン |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3222332B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
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---|---|---|---|---|
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KR200447396Y1 (ko) * | 2008-01-22 | 2010-01-25 | 주식회사 오리온 | 껌 포장상자 |
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1994
- 1994-09-06 JP JP23607594A patent/JP3222332B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0872865A (ja) | 1996-03-19 |
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