JP5314535B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、嵌合時のガタつき防止機能を備えたコネクタに関する。
従来、ガタつき防止用のバネを一方のコネクタハウジングに設けておき、コネクタ嵌合時に、他方のコネクタハウジングに前記バネが弾性反力を及ぼすことにより、両コネクタハウジング間のガタつきを防止するガタつき防止機能を備えたコネクタが知られている。
図6および図7は、例えば特許文献1に記載されたこの種のコネクタの例を示している。
図6に例示するコネクタでは、オスコネクタ910のオスコネクタハウジング911とメスコネクタ960のメスコネクタハウジング961に、両コネクタ910、960を嵌合したときに、嵌合状態を維持するように互いに係合するロック突起912とロックアーム962とが設けられている。また、メスコネクタハウジング961のフード部の内壁面に、内側に頂部985を向けたへ字状の金属製のバネ980が組み付けられている。
そして、オスコネクタ910とメスコネクタ960を嵌合させたときに、ロック突起912とロックアーム962の係合により、オスコネクタ910とメスコネクタ960とを互いにロックすると共に、メスコネクタハウジング961のフード部の内壁面に設けられたバネ980が、オスコネクタ910のオスコネクタハウジング911の外壁面に当接して弾性反力を及ぼすことにより、メスコネクタハウジング961とオスコネクタハウジング911間のガタつきを防止するようになっている。
また、図7に例示するコネクタでは、更に、オスコネクタハウジング911の外壁面にへ字状の凹部915が設けられており、オスコネクタ910とメスコネクタ960の正規嵌合時に、バネ980の頂部985が凹部915に嵌り込むことによって、両コネクタ910、960同士の嵌合力を増すことができるようになっている。
特開2004−186078号公報 特開2004−171911号公報
ところで、上述した従来のコネクタでは、バネ980をメスコネクタハウジング961のフード部の入口側に配置しているので、コネクタ嵌合時の初期の段階からそのバネ980の力が摺動抵抗として作用し、コネクタ嵌合に要する挿入力が最初から大きくなってしまうという問題があった。
また、バネ980は、メスコネクタハウジング961のフード部の内壁面に直交する方向(コネクタ嵌合方向と直交する方向)に撓むことにより弾性反力を発生するものであるから、バネ980の撓みスペースを、フード部の内壁面に直交する方向に確保しておかなくてはならず、それだけフード部の寸法が増大し、コネクタが大型化するおそれがあった。
また、左右のバネ980がそれぞれ単品の部品となっているので、部品点数が増える上に、左右のバネ980をメスコネクタハウジング961の左右の内壁部にそれぞれ挿入するのに手間がかかる問題があった。
本発明は、上記事情を考慮し、コネクタ嵌合時の初期の挿入力(嵌合動作の負担が大きくなりがちな初期の挿入力)の増大を抑えることができると共に、コネクタ嵌合時のガタつきを有効に防止することができ、しかも、バネの撓みスペースを確保する必要性からコネクタの寸法増大をできるだけ招かないようにすることができ、更に、部品点数の増大を極力抑えて、組み立ての面倒を少なくしたガタつき防止機能を有するコネクタを提供することを目的とする。
請求項1の発明のコネクタは、前後方向にスライドすることで互いに嵌合する第1のコネクタハウジングと第2のコネクタハウジングに、前記両コネクタハウジングが完全嵌合した状態でロックしてその嵌合状態を維持するロック手段が設けられ、前記第1のコネクタハウジングには、コネクタ嵌合時に前記第2のコネクタハウジングを受け入れるフード部が設けられ、該フード部の左右の内側壁の奥部と、コネクタ嵌合時に前記フード部の左右の内側壁の奥部と対向する位置まで進入する前記第2のコネクタハウジングの左右の外側壁の先端部とに、前記両コネクタハウジングを嵌合するのに伴って互いに弾性係合するバネ部と係合部がそれぞれ配設され、前記バネ部は、1本の金属線材を、互いに平行な2本の第1直線部と該2本の第1直線部の一端同士を連結する第2直線部とを有するコ字形状に折り曲げ、且つ、前記各第1直線部の途中に、該第1直線部と第2直線部とが共に存在する平面と垂直な平面内にてΩ形に湾曲するΩ形湾曲部を形成した線バネの前記Ω形湾曲部によって構成され、前記バネ部としての前記Ω形湾曲部は、前記第1のコネクタハウジングの左右側部に形成した差し込み孔の後端から該差し込み孔の中に前向きに前記第1直線部を差し込み、且つ、前記第2直線部を前記第1コネクタハウジングの後端部に形成した保持溝に係合させて、前記線バネを前記第1のコネクタハウジングに装着することにより、前記フード部の左右の内側壁の奥部に該内側壁に沿って位置決め配置され、一方、前記係合部は、コネクタ嵌合動作に伴って前記Ω形湾曲部を前記フード部の左右の内側壁に沿った面内で撓み変形させながら乗り越え、且つ、前記ロック手段がロックする段階では、その乗り越えた位置で前記Ω形湾曲部の後側の傾斜部に押圧接触する状態となり、それにより、前記Ω形湾曲部の弾性反力をコネクタ嵌合方向の前方とそれに直交する方向の2方向に受ける係合凸部として、前記第2のコネクタハウジングの左右の外側壁の先端部に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、ガタつき防止のためのバネ部(Ω形湾曲部)と係合部(係合凸部)が、両コネクタハウジングの嵌合終期の段階において初めて互いに係合する位置(第1のコネクタハウジングのフード部の奥部と第2のコネクタハウジングの先端部)に設けられているので、嵌合の負担が大きくなりがちなコネクタ嵌合初期の挿入力の増大を抑えることができる。
また、コネクタ完全嵌合時の段階で、バネ部(Ω形湾曲部)による弾性反力を、第2のコネクタハウジング側の係合凸部が、コネクタ嵌合方向の前方とそれに直交する2方向に受けるようになっているので、コネクタ嵌合保持力を強めながら、両コネクタハウジング間の様々な方向のガタつきを防止することができる。
また、コネクタ嵌合時に、バネ部として配設されたΩ形湾曲部が、フード部の左右の内側壁に沿った面内で撓み変形することになるので、バネ部の撓みスペースを、フード部の左右の内側壁に直交する方向に確保する必要がなくなる。そのため、バネ部の撓みスペースを確保するために、第1のコネクタハウジングの寸法を外側に増大させる必要がなく、コネクタのコンパクト化が図れる。
つまり、第1のコネクタハウジングの内側壁に沿った方向にバネ部が撓むようになっているため、バネ部の撓みスペースを、第1のコネクタハウジングの内側壁に直交する方向に確保するのではなく、第1のコネクタハウジングの内側壁に沿った方向に確保しておけばよくなる。この場合、第1のコネクタハウジングの内側壁に沿った方向に線バネのの撓みスペースを確保するのは容易であるため、特別にコネクタハウジングの寸法増大を図る必要はなく、そのためコネクタのコンパクト化に貢献することができる。
また、第1のコネクタハウジングの左右両内側壁に配設されたバネ部は、1本の線バネに形成したΩ形湾曲部によって構成されているので、1つのバネ部品(線バネ)を後方から第1のコネクタハウジングに組み込むだけで、2箇所のバネ部の組み込みを終えることができる。従って、部品点数を減らすことができると共に、バネ部品の組み付けの面倒も減らせる。
本発明の実施形態のコネクタの嵌合前の状態を示す斜視図である。 同コネクタの嵌合後の状態を示す斜視図である。 同コネクタに使用する線バネの構成を示す斜視図である。 同コネクタの嵌合時の状態を示す側面図である。 同コネクタの嵌合時の状態をオスコネクタの後方から見た図である。 従来のガタつき防止機能を備えたコネクタの例を示す平面図である。 従来の変形例を示す図であり、(a)はオスコネクタの平面図、(b)はオス・メスコネクタの嵌合状態を示す平面図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は実施形態のコネクタの嵌合前の状態を示す斜視図、図2は同コネクタの嵌合後の状態を示す斜視図、図3は同コネクタに使用する線バネの構成を示す斜視図、図4は同コネクタの嵌合時の状態を示す側面図、図5は同コネクタの嵌合時の状態をオスコネクタの後方から見た図である。
図1に示すように、本実施形態のコネクタは、メスコネクタ10と、そのメスコネクタ10に嵌合されるオスコネクタ60とからなる。図1中の矢印Xはコネクタ嵌合方向に沿った前後方向、矢印Yはコネクタ嵌合方向に直交する左右方向、矢印Zはコネクタ嵌合方向(前後方向X)に直交し且つ左右方向Yに直交する上下方向を示している。
メスコネクタ10は、左右方向に横長の長円形断面の環状周壁11を有する樹脂製のメスコネクタハウジング(第2のコネクタハウジング)10Aの内部に、端子金具14(図5参照)を収納固定したものである。
環状周壁11の外周上部には、ロック手段の一方の要素であるロック突起16が設けられ、そのロック突起16の左右両側には、コネクタ嵌合方向(前後方向X)に延びる互いに平行な一対のガイドリブ17,17が設けられている。
また、環状周壁の11の左右の外側壁(第2のコネクタハウジングの外側壁)には、コネクタ嵌合方向に延びるリブ20が突設され、そのリブ20のコネクタ嵌合方向の前端の下側面(第2のコネクタハウジングの外側壁)に、側面視形状が三角形の係合凸部22が設けられている。
一方のオスコネクタ60は、樹脂製のオスコネクタハウジング(第1のコネクタハウジング)60Aの内部に、図示略の端子金具を収納固定したものである。
このオスコネクタハウジング60Aとメスコネクタハウジング10Aは、前後方向(X方向)にスライドすることで互いに嵌合し、両コネクタハウジング60A、10Aが完全嵌合した状態でロック手段(ロック突起16と後述するロックアーム66)がロックすることにより、その完全嵌合状態を維持することができるようになっている。
オスコネクタハウジング60Aの最外周部には、コネクタ嵌合時にメスコネクタハウジング10Aの環状周壁11の外側に被さるフード部61が設けられており、そのフード部61の内周側に、メスコネクタハウジング10Aの環状周壁11の挿入される環状空間(不図示)を介して、端子収容室64を有し前記環状周壁11の内部に嵌まる柱状のオスコネクタ主体部(不図示)が設けられている。フード部61は、コネクタ嵌合方向の後端部で、オスコネクタ主体部の後端部に一体に連結されている。
また、このオスコネクタハウジング60Aのフード部61の上部には、オスコネクタ60とメスコネクタ10を完全嵌合させたときに、ロック突起16と係合することで、両コネクタハウジング10A、60Aをロックするロックアーム(ロック手段)66が設けられている。なお、ガイドリブ17は、コネクタ嵌合時にロックアーム66の左右両側にスライドすることで、嵌合動作を案内することができるようになっている。
また、オスコネクタハウジング60Aのフード部61の左右両側部のコネクタ嵌合方向の後部には、後述する線バネ80の第1直線部82を収容するポケット部70が設けられている。
フード部61の左右の内側壁には、このポケット部70まで連続したスライド溝76が設けられ、このスライド溝76に、メスコネクタハウジング10A側のリブ20がスライド自在に嵌まるようになっている。
従って、このポケット部70の内側壁(第1のコネクタハウジングの内側壁の奥部に相当)と、メスコネクタハウジング10Aの左右の外側壁の先端部は、両コネクタハウジング10A、60Aが嵌合したときに内周側と外周側で互いに対向する関係にある。
そこで、このポケット部70の内側壁に、両コネクタハウジング10A、60Aを嵌合するのに伴って、係合凸部22に弾性係合するガタつき防止用のバネ部(後述する線バネのΩ形湾曲部83)が組み付けられている。従って、このバネ部(Ω形湾曲部83)と係合凸部22は、両コネクタハウジング10A、60Aの嵌合終期の段階で初めて係合することになる。
図3を用いて、このバネ部を構成する線バネ80について述べる。
線バネ80は、1本の金属線材を、互いに平行な2本の第1直線部82と該2本の第1直線部82の一端同士を連結した第2直線部81とを有するコ字形状に折り曲げ、且つ、各第1直線部82の途中に、該第1直線部82と第2直線部81とが共に存在する平面と垂直な平面内にてΩ形に湾曲するΩ形湾曲部83を形成したものである。ポケット部70の内部の左右のバネ部は、この線バネ80のΩ形湾曲部83によって構成されている。
また、オスコネクタハウジング60Aのポケット部70は、この線バネ80の第1直線部82を差し込むことのできるスロット状のバネ差し込み孔71によって構成され、オスコネクタハウジング60Aの後端には、この線バネ80を保持するための保持溝75が設けられている。
そして、線バネ80は、その第1直線部82を、バネ差し込み孔71の後端から差し込み孔71の中に前向きに差し込み、且つ、第2直線部81を、オスコネクタハウジング60Aの後端の保持溝75に係合させることで、オスコネクタハウジング60Aに装着されており、これにより、線バネ80の第1直線部82の途中に形成してあるΩ形湾曲部83が、フード部61の左右の内側壁の奥部に、バネ部として前記内側壁に沿って位置決め配置されている。
また、メスコネクタ10側の係合凸部22は、コネクタ嵌合動作に伴ってΩ形湾曲部83をフード部61の左右の内側壁に沿った面内で撓み変形させながら乗り越え、ロック手段66、16がロックする段階で、その乗り越えた位置でΩ形湾曲部83の後側の傾斜部に押圧接触する状態となり、それにより、Ω形湾曲部83の弾性反力をコネクタ嵌合方向の前方とそれに直交する方向の2方向に受けるようになっている。
次に作用を説明する。
オスコネクタ60をメスコネクタ10に嵌合させると、オスコネクタハウジング60Aの主体部63の外周の環状空間62にメスコネクタ10の環状周壁11が入り込み、オスコネクタ60のフード部61が環状周壁11の外側に嵌まる。そして、メスコネクタハウジング10Aの係合凸部22とリブ20が、オスコネクタハウジング60Aのスライド溝76をスライドして、コネクタ嵌合終期の段階で、ロックアーム66がロック突起16に係合して両コネクタ10、60が互いにロックされる。また、それ同時に、図4に示すように、メスコネクタハウジング10A側の係合凸部22が、オスコネクタハウジング60A側のバネ部(Ω形湾曲部83)を撓ませながら乗り越え、乗り越えた位置でΩ形湾曲部83の後側の傾斜部に押圧接触状態で係合する。
この嵌まる過程においては、第1直線部82が第2直線部81側に接近するようにバネ80が撓む。従って、オスコネクタハウジング60A側のバネ部(Ω形湾曲部83)が、メスコネクタハウジング10A側の係合凸部22に対して、コネクタ嵌合方向の前方と、それに直交する上方にそれぞれ弾性反力を及ぼし、それにより、コネクタ嵌合保持力を強めながら、両方コネクタハウジング10A、60Aの種々の方向のガタつきが抑制される。
この場合、ガタつき防止のためのバネ部(Ω形湾曲部83)と係合凸部22が、両コネクタハウジング60A、10Aの嵌合終期の段階において初めて互いに係合する位置(オスコネクタハウジング60Aのフード部61の奥部とメスコネクタハウジング10Aの先端部に設けられているので、嵌合の負担が大きくなりがちなコネクタ嵌合初期の挿入力の増大を抑えることができる。
また、コネクタ嵌合時に、バネ部として配設されたΩ形湾曲部83が、フード部61の左右の内側壁に沿った面内で撓み変形することになるので、バネ部の撓みスペースを、フード部61の左右の内側壁に直交する方向(左右方向Y)に確保する必要がなくなる。そのため、バネ部の撓みスペースを確保するために、オスコネクタハウジング60Aの寸法を外側に増大させる必要がなく、コネクタのコンパクト化が図れる。
また、オスコネクタハウジング60Aの左右両内側壁に配設されたバネ部(Ω形湾曲部83)は、1本の線バネ80に形成したΩ形湾曲部83によって構成されているので、1つのバネ部品(線バネ)を、後方からオスコネクタハウジング60Aに組み付けるけで、2箇所のバネ部の組み込みを終えることができる。従って、部品点数を減らすことができると共に、バネ部品の組み付けの面倒も減らせる。
また、このコネクタでは、バネ部を金属バネで構成しているので、樹脂製バネのような熱や振動などによるバネのへたりがなく、長期にわたる信頼性を保つことができる。
10A メスコネクタハウジング(第2のコネクタハウジング)
16 ロック突起(ロック手段)
22 係合凸部
60A オスコネクタハウジング(第1のコネクタハウジング)
66 ロックアーム(ロック手段)
71 差し込み孔
80 線バネ
81 第2直線部
82 第1直線部
83 Ω形湾曲部

Claims (1)

  1. 前後方向にスライドすることで互いに嵌合する第1のコネクタハウジングと第2のコネクタハウジングに、前記両コネクタハウジングが完全嵌合した状態でロックしてその嵌合状態を維持するロック手段が設けられ、前記第1のコネクタハウジングには、コネクタ嵌合時に前記第2のコネクタハウジングを受け入れるフード部が設けられ、該フード部の左右の内側壁の奥部と、コネクタ嵌合時に前記フード部の左右の内側壁の奥部と対向する位置まで進入する前記第2のコネクタハウジングの左右の外側壁の先端部とに、前記両コネクタハウジングを嵌合するのに伴って互いに弾性係合するバネ部と係合部がそれぞれ配設され、
    前記バネ部は、1本の金属線材を、互いに平行な2本の第1直線部と該2本の第1直線部の一端同士を連結する第2直線部とを有するコ字形状に折り曲げ、且つ、前記各第1直線部の途中に、該第1直線部と第2直線部とが共に存在する平面と垂直な平面内にてΩ形に湾曲するΩ形湾曲部を形成した線バネの前記Ω形湾曲部によって構成され、
    前記バネ部としてのΩ形湾曲部は、前記第1のコネクタハウジングの左右側部に形成した差し込み孔の後端から該差し込み孔の中に前向きに前記第1直線部を差し込み、且つ、前記第2直線部を前記第1コネクタハウジングの後端部に形成した保持溝に係合させて、前記線バネを前記第1のコネクタハウジングに装着することにより、前記フード部の左右の内側壁の奥部に該内側壁に沿って位置決め配置され、
    一方、前記係合部は、コネクタ嵌合動作に伴って前記Ω形湾曲部を前記フード部の左右の内側壁に沿った面内で撓み変形させながら乗り越え、且つ、前記ロック手段がロックする段階では、その乗り越えた位置で前記Ω形湾曲部の後側の傾斜部に押圧接触する状態となり、それにより、前記Ω形湾曲部の弾性反力をコネクタ嵌合方向の前方とそれに直交する方向の2方向に受ける係合凸部として、前記第2のコネクタハウジングの左右の外側壁の先端部に設けられていることを特徴とするコネクタ。
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