JP2016537778A - 双対移動嵌合補助式コネクタ - Google Patents

双対移動嵌合補助式コネクタ Download PDF

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トゥオン ヒュン,ミン
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メア テクノロジーズ ピーティーイー. エルティーディー.
メア テクノロジーズ ピーティーイー. エルティーディー.
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Abstract

双対移動嵌合補助式コネクタ(100)は、第1のハウジング(300)、第2のハウジング(400)、及び、その端にある2つのカムアームに連結する1つのカムアーム又はブリッジ(80)を有するレバーを備え、カムアームは、複数の歯を有するピニオン、ボス係合側部スロット及びボス係合正面又は後面スロットからなる群から選択される2つの係合特徴部を有する。カムアームには回動支柱が設けられ、ピニオンは係合ラックの歯に係合し、又は、側部スロットは、支柱スロットから側方にオフセットされるハウジングの単一の係合ボスに係合し、又は、正面若しくは後面スロットは、支柱スロットから前方若しくは後方にオフセットされるハウジングの単一の係合ボスに係合し、レバーは、レバーが初期コネクタ嵌合位置から最終コネクタ嵌合位置まで回転するときに、レバーの回動支柱が第1のハウジング上のガイドスロット内で摺動することを可能にすることによって、コネクタの第1のハウジング及び第2のハウジングの嵌合及び嵌合解除を補助する。【選択図】図2

Description

本発明は、電気コネクタに関し、特に、双対移動嵌合補助式レバーを有する電気コネクタに関する。
多くの場合に、電子部品は、幾つかの電気接点を接続するために嵌合補助組立体を必要とする。従来から、嵌合補助組立体は、ハンドル、及び、第1のコネクタハウジングの側壁から延びて第1のコネクタハウジングの側壁に沿って回転する2つのレバーアームを有するレバー含む。第2のコネクタハウジングが、第1のコネクタハウジング上で摺動し、電気接触が確実になる地点まで包囲する。
Tyco Electronics Corpに発行された(特許文献1)は、電気コネクタであって:電気接点を受け入れるように構成されている端を有する第1のハウジング及び第2のハウジングであって、対応する電気接点を接合させるように互いに嵌合可能であるように構成されている前端を有し、初期位置と最終位置との間で移動可能であり、初期位置及び最終位置では、対応するコネクタはそれぞれ部分的及び完全に嵌合する、第1のハウジング及び第2のハウジング;レバー部材であって、上記第1のハウジング及び上記第2のハウジングを係合させるとともに、当該レバー部材が或る移動範囲にわたって回転軸を中心に回転すると、上記第1のハウジング及び上記第2のハウジングを上記初期位置と上記最終位置との間で移動させ、上記第1のハウジングに係合する保持孔を有する少なくとも1つのカムアームを含むとともに、上記第2のハウジングに係合するように構成されている第1のギア面及び第2のギア面を有する、レバー部材;並びに、上記第2のハウジングの内部領域内に取り付けられる第1の嵌合支柱及び第2の嵌合支柱であって、当該第1の嵌合支柱は、上記レバー部材が上記移動範囲にわたって回転して上記第1のハウジング及び上記第2のハウジングを上記最終位置に向かって移動させると、上記回転軸から第1の距離において上記第1のギア面に係合し、当該第2の嵌合支柱は、上記レバーが上記移動範囲にわたって反対方向に回転して上記第1のハウジング及び上記第2のハウジングを上記初期位置に向かって移動させると、上記回転軸から第2の距離において上記第2のギア面に係合し、上記第1の距離及び上記第2の距離は異なっている、第1の嵌合支柱及び第2の嵌合支柱を備える、電気コネクタを開示している。
Tyco Electronic Corp.に発行された(特許文献2)は、電気コネクタであって:電気接点を受け入れるように構成されている後端を有する第1のハウジング及び第2のハウジングであって、対応する接点を接合させるように互いに嵌合可能であるように構成されている前端を有し、初期位置と最終位置との間で移動可能であり、初期位置及び最終位置では、対応する電気接点はそれぞれ部分的及び完全に嵌合する、第1のハウジング及び第2のハウジング;レバー部材であって、上記第1のハウジング及び上記第2のハウジングを係合させるとともに、当該レバー部材が或る移動範囲にわたって回転すると、上記第1のハウジング及び上記第2のハウジングを上記初期位置と上記最終位置との間で移動させ、カムアームであって、上記第1のハウジングと係合するように当該カムアームの少なくとも1つの面に設けられる第1の保持要素、及び、上記第2のハウジングと係合するように当該カムアームの周辺面に設けられる第2の保持要素を有するカムアームを含む、レバー部材;並びに、上記第1のハウジングの内部領域内に設けられるとともに回動室を有するレバー保持ブロックであって、回動室は、上記レバー部材が上記移動範囲にわたって回転すると、当該回動室内で上記第1の保持要素の回転を可能にしながら当該第1の保持要素を保持する、レバー保持ブロックを備える、電気コネクタを開示している。
FCI Automotive Holdingに発行された(特許文献3)は、コネクタ構成であって:第1のコネクタハウジング及び相補的な第2のコネクタハウジング;嵌合補助装置であって、第1のコネクタハウジングに移動可能に取り付け可能な少なくとも1つの作動アームを備え、作動アームは少なくとも1つのカムスロットを備え、第2のコネクタハウジングは、カムスロットに係合する少なくとも1つの対応するカムノーズを備え、それによって、嵌合補助装置の作動時に、カムスロットはカムノーズを第1のコネクタハウジングに向かって引き、第2のコネクタハウジングを第1のコネクタハウジングに向かって移動させることができる、嵌合補助装置を備え;作動アームには、少なくとも1つのブロックウイングが設けられ、少なくとも1つのブロックウイングは少なくとも1つのカムスロットの一部を形成し、第2のコネクタハウジングが第1のコネクタハウジングに少なくとも部分的に嵌合しないときに作動アームに対して移動可能に配置されるとともに嵌合補助装置の作動を防止し、ブロックウイングは、作動アームに比して低減した厚さを有すること、又は、ブロックウイングの少なくとも1つの部分に、作動アームに比して低減した厚さが設けられ、作動アームに対するブロックウイングの曲げを容易にすることを特徴とする、コネクタ構成を開示している。
FCI America Technology Inc.に発行された(特許文献4)は、嵌合コネクタと嵌合するようになっている電気コネクタを開示している。電気コネクタは、ハウジング;ハウジングに回動可能に接続されるワイヤドレスカバー;及び、ワイヤドレスカバーに回動可能に接続されるとともにハウジングに摺動可能に接続される摺動ラッチを含む。摺動ラッチは、嵌合コネクタのロック斜面にスナップロック接続する穴を有する前端を有する。ハウジングは、摺動ラッチがハウジングに対して摺動することに反応してロック斜面に対して摺動ラッチの前端を移動させる少なくとも1つの斜面を含む。
Gundermannに発行された(特許文献5)は、レバー、並びに、第1のコネクタハウジング及び第2のコネクタハウジングを含む嵌合補助組立体を開示している。各コネクタハウジングは電気接点を含み、第1のコネクタハウジングは、第2のコネクタハウジング内に位置決めされるように構成されている。レバーはハンドル及び2つのアームを有する。アームは、第2のコネクタハウジングの端壁から延び、第2のコネクタハウジングの端壁に沿って回転することができる。アームは、端壁に位置決めされるレバー面を含む。第2のコネクタハウジングは、ハンドルが上端に近接して位置決めされた状態で、第1のコネクタハウジングにわたって、電気接点が更なる挿入に抵抗する地点まで摺動することができる。レバーは次に、第2のコネクタハウジングの後壁に沿って下方に回転し、これによって、レバー面を、第1のコネクタハウジングの端壁に位置付けられるカム面に係合させる。レバー面がカム面に係合し、カム面による抵抗を受けると、第2のコネクタハウジングは、電気接点が完全に嵌合するまで、第1のコネクタハウジングにわたって下方に更に引かれる。
Postに発行された(特許文献6)は、(特許文献5)の構造と同様の構造を有する嵌合補助組立体を開示している。しかし、第2のコネクタハウジング及びレバーのアームは、第1のコネクタハウジングに位置決めされる。各アームはギア付きのピニオンを含む。第1のコネクタハウジングは、第1のコネクタハウジングに位置するラックを含み、各ラックは、ピニオンのうちの1つのギア歯に対応する。ハンドルが上方に回転すると、ラック及びピニオンが係合し、第2のコネクタハウジングを下方に引いて第1のコネクタハウジングに入れる。
Tyco electronics Corp.に発行された(特許文献7)は、電気接点を受け入れるように構成されている端を有する第1のハウジング及び第2のハウジングを含む電気コネクタを開示している。第1のハウジング及び第2のハウジングは、対応する電気接点を接合させるように互いに嵌合可能であるように構成されており、初期位置と最終位置との間で移動可能である。電気コネクタは、レバー部材も含み、レバー部材は、第1のハウジング及び第2のハウジングに係合するとともに、レバー部材が回転軸を中心に或る移動範囲にわたって回転すると、第1のハウジング及び第2のハウジングを初期位置と最終位置との間で移動させる。レバー部材は、第1のハウジングによって受け入れられる回動支柱、並びに、第1のハウジング及び第2のハウジングにそれぞれ係合する第1のノッチ及び第2のノッチを有するカムアーム含む。第1のハウジングは、回動支柱を回転軸に対して回転可能かつ摺動可能に保持する支柱スロットを含む。第1のハウジングは、第1のノッチに係合する第1のラックを更に有し、第2のハウジングは、第2のノッチに係合する第2のラックを有する。第1のラック及び第2のラック並びにノッチは、レバー部材が移動範囲に沿って回転すると、第1のハウジング及び第2のハウジングを初期位置と最終位置との間で移動させるように協働する。
従来技術、例えば(特許文献7)には幾つかの欠点がある。図1に示されているように、初期位置と最終位置との間で移動すると対応する電気接点を接合させるように互いに嵌合するように構成されている第1のハウジング2及び第2のハウジング3を含む従来の電気コネクタ1が示されている。電気コネクタ1は、第1のハウジング2の外側壁5に保持されるレバー4を含む。レバー4は、回転可能であり、第1のハウジング2及び第2のハウジング3を係合させ、回転軸6を中心に回転すると初期位置と最終位置との間で移動させる。レバー4は、レバー4上のハンドル7、並びに、第1のハウジング2によって受け入れられる一対の離間したカムアーム8、並びに、第1の単一のノッチ9及び第2の単一のノッチ10を含む。カムアームのそれぞれは、その内側面12から内方に延びるとともに互いに面する回動支柱11を有する。第1のハウジング2は、回動支柱11を回転軸6に対して回転可能かつ摺動可能に保持する支柱スロット13を含む。第1のハウジング2は、第1の単一のノッチ9に係合する第1のラック14を更に有し、第2のハウジング2は、第1の単一のノッチ9に係合する第1のラック14を更に有し、第2のハウジング3は、第2の単一のノッチ10に係合する第2のラック15を有する。第1のラック14、第2のラック15及びノッチ9、10は、レバー4が移動範囲に沿って回転すると、第1のハウジング2及び第2のハウジング3を初期位置と最終位置との間で移動させるように協働する。
従来技術の開示を考慮して、回転角度が第1の単一のノッチ及び第2の単一のノッチのみによって制限されることが分かっている。嵌合補助組立体のレバーは組み付けること及び外すことが難しい。また、第2のハウジングの第2のラック、レバーの第1のノッチ及び第2のノッチは弱い。
従来技術では、第1の単一のノッチ及び第2の単一のノッチのみがレバーに構成されている。単一のノッチは、電気的な係合中の動作回転角度16(図1Aに示されているように、17が付された矢印方向)を制限していた。レバー4が広範囲の回転角度16内で動作することを可能にすることは不可能である。換言すると、従来の方法に比してより長い嵌合距離20を必要とする、レバー4を嵌合させるより長い係合距離18を提供することができず、この場合、より大きい嵌合補助式部材を、コネクタの限られたスペースに起因して形成することができない。これは、従来技術の設計が、限られた端子ワイピング長さ用途にのみ好適であることを示している。
単一のノッチ9、10は、レバーを第1のハウジング2に組み付ける方法も制限している。この設計は、レバー4を第1のハウジングに取着する確実な解決策を提供しない。その限られた動作回転角度16に起因して、レバーの予係合を補助するために利用可能な余分な動作回転角度16がない。動作回転角度16の減少を回避するために、レバー4は、カムアーム8を、互いから外方に反らせることによって第1のハウジング2に取着され、回動支柱11が、いかなる回転する予係合も伴うことなく支柱スロット13内に摺動して入ることを可能にする。これは、回動支柱11の対を外側壁5の支柱スロット13内に正確にシフトさせなければならないのと同時に、第1の単一のノッチ9を第1のラック14と位置合わせさせるとともに係合させなければならないため、組み付け又は分解の難しさを増大させる。加えて、レバー4が反らされ過ぎる場合、レバーの形状が変形するか又はハンドル7が破損する可能性がある。コネクタの第2のハウジング3は、U字形又は半円形のアームキャッチ切欠き部22を有する矩形の側壁21を含む。三角形の第2のラック15は、第2のハウジング3の開口面に近接してアームキャッチの一方の側に形成される。レバーの操作中に、第2のラック15に高い力が加わる。第2のラック15の構造強度は、大きいU字形及び半円形のアームキャッチ切欠き部22に起因して弱い。三角形の第2のラック15は、内方又は外方に容易に変形する可能性がある。ハウジングの離脱は、矩形の側壁21からの不十分な支持に起因して第2のラック15が外方に変形すると生じる。この設計では、頑丈な設計がかなり好ましいか、又は、保護特徴部を加えるべきである。
第1のハウジング2の支柱スロット13は、屈曲用の穴24間に位置付けられる、互いに向かって内方に延びる、対向して位置合わせされる保持隆起23を有する。この摩擦保持手法は、柔らかすぎてレバー4をその最終位置に保持することができない。この設計では、レバーが完全に固定されない場合の不完全な動作に起因して、レバーをその初期位置に位置付けるために指示される他のロック方法もない。
回動支柱11及びカムアーム8は、楕円形の支柱スロット13に単純に取り付けられて外側壁5にそれぞれ着座する。レバーは、ハンドル7によってクリップのように働き、回動支柱11が支柱スロット13に沿って常に着座することを確実にする。カムアーム8と外側壁5とはロックされない。レバー4は、カムアーム8の側に印加される誤操作又は予測不可能な外力に起因して第1のハウジング2から外れる可能性がある。
米国特許第6,558,176号 米国特許第6,644,991号 米国特許第8,297,993号 米国特許第7,465,185号 米国特許第6,099,330号 米国特許第5,833,484号 米国特許第6,638,085号
したがって、本発明の目的は、上記で述べた欠点を考慮して、単純なレバー組み付け方法及び確実なレバーロック機構を伴う、双対移動嵌合補助式コネクタを提供することであり、レバー、並びに、対応する電気接点を接合させるように互いに嵌合するように構成されている第1のコネクタ及び第2のコネクタの種々のタイプの係合部材によって、コネクタの嵌合及び嵌合解除機構の2倍の移動距離とともに、力を大きく低減することが達成される。
上記で述べた目的を達成するために、双対移動嵌合補助式コネクタは:
a.上面及び底面並びに接続端を有する第1のハウジングであって、上面及び底面のそれぞれには、間に凹部を有する複数の歯を有する第1の係合ラックが設けられ、移動可能な回動座部として支柱スロットがそれぞれ設けられる、第1のハウジング;
b.上面及び底面並びに接続端を有する第2のハウジングであって、上面及び底面には、間に凹部を有する複数の歯を有する第2の係合ラックが設けられる、第2のハウジング;並びに
c.その端にある2つのカムアームに連結する1つのカムアーム又はブリッジを有するレバーであって、各カムアームは、複数の歯を有する第1のピニオン、及び、複数の歯を有する第2のピニオンの組み合わせを有し、カムアームには回動支柱が設けられ、レバーは、レバーの回動支柱が第1のハウジング上の支柱スロット内で摺動することを可能にすることによって、コネクタの第1のハウジング及び第2のハウジングの嵌合及び嵌合解除を補助し、レバーは、初期コネクタ嵌合位置から最終コネクタ嵌合位置まで複数のギア歯係合の数に応じた範囲内で回転し、ピニオンは、第1の係合ラック及び第2の係合ラックの歯に係合する、レバー
を備える。
本発明のまた別の更なる目的は、双対移動嵌合補助式コネクタであって:
a.上面及び底面並びに接続端を有する第1のハウジングであって、上面及び底面のそれぞれには、第1の単一の係合ボスが設けられ、移動可能な回動座部として支柱スロットがそれぞれ設けられる、第1のハウジング;
b.上面及び底面並びに接続端を有する第2のハウジングであって、上面及び底面には、第2の単一の係合ボスが設けられる、第2のハウジング;並びに
c.その端にある2つのカムアームに連結する1つのカムアーム又はブリッジを有するレバーであって、カムアームは、第1のボス係合側部スロット、及び、第2のボス係合側部スロットの組み合わせを有し、カムアームには回動支柱が設けられ、第1のハウジング及び第2のハウジングが係合した後で、第1のハウジングの第1の単一の係合ボスは支柱スロットから側方にオフセットされ、第2のハウジングの第2の単一の係合ボスは支柱スロットから側方にオフセットされ、レバーは、レバーの回動支柱が第1のハウジング上の支柱スロット内で摺動することを可能にすることによって、コネクタの第1のハウジング及び第2のハウジングの嵌合及び嵌合解除を補助し、レバーは、初期コネクタ嵌合位置から最終コネクタ嵌合位置まで回転する、レバー
を備える、双対移動嵌合補助式コネクタを提供することである。
本発明の別の目的は、双対移動嵌合補助式コネクタであって:
a.上面及び底面並びに接続端を有する第1のハウジングであって、上面及び底面のそれぞれには、第1の単一の係合ボスが設けられ、移動可能な回動座部として支柱スロットがそれぞれ設けられる、第1のハウジング;
b.上面及び底面並びに接続端を有する第2のハウジングであって、上面及び底面には、第2の単一の係合ボスが設けられる、第2のハウジング;並びに
c.その端にある2つのカムアームに連結する1つのカムアーム又はブリッジを有するレバーであって、カムアームは、第1のボス係合後面スロット及び第2のボス係合正面スロットの組み合わせを有し、カムアームには回動支柱が設けられ、2つのハウジングが係合した後で、第1のハウジングの第1の単一の係合ボスは回動支柱から後方にオフセットされ、第2のハウジングの第2の単一の係合ボスは支柱スロットから前方にオフセットされ、レバーは、レバーの回動支柱が第1のハウジング上のガイドスロット内で摺動することを可能にすることによって、コネクタの第1のハウジング及び第2のハウジングの嵌合及び嵌合解除を補助し、レバーは、初期コネクタ嵌合位置から最終コネクタ嵌合位置まで回転する、レバー
を備える、双対移動嵌合補助式コネクタを提供することである。
本発明の更なる目的は、双対移動嵌合補助式コネクタであって:
a.上面及び底面並びに接続端を有する第1のハウジングであって、上面及び底面のそれぞれには、間に凹部を有する複数の歯を有する係合ボス又はラックが設けられ、移動可能な回動座部として支柱スロットがそれぞれ設けられる、第1のハウジング;
b.上面及び底面並びに接続端を有する第2のハウジングであって、上面及び底面には、間に凹部を有する複数の歯を有する係合ボス又はラックが設けられる、第2のハウジング;並びに
c.その端にある2つのカムアームに連結する1つのカムアーム又はブリッジを有するレバーであって、カムアームは、複数の歯を有するピニオン、ボス係合側部スロット及びボス係合正面又は後面スロットからなる群から選択される2つの係合特徴部を有し、カムアームには回動支柱が設けられ、ピニオンは係合ラックの歯に係合し、又は、側部スロットは、支柱スロットから側方にオフセットされるハウジングの単一の係合ボスに係合し、又は、正面若しくは後面スロットは、支柱スロットから前方若しくは後方にオフセットされるハウジングの単一の係合ボスに係合し、レバーは、レバーの回動支柱が第1のハウジング上のガイドスロット内で摺動することを可能にすることによって、コネクタの第1のハウジング及び第2のハウジングの嵌合及び嵌合解除を補助し、レバーは初期コネクタ嵌合位置から最終コネクタ嵌合位置まで回転する、レバー
を備える、双対移動嵌合補助式コネクタを提供することである。
本発明のまた更なる目的は、双対移動嵌合補助式コネクタであって、第1のハウジングは、支柱スロット及びガイドスロットを有する可撓性の外側壁を更に備え、第1のハウジングのガイドスロットへのレバーの挿入を可能にし、レバーには、レバーの離脱を防止するために、ガイドスロットに沿って挿入されるとともに挿入後に支柱スロット内に位置付けられる、カムアームの外側カム面から外方に突出する回動支柱が設けられる、双対移動嵌合補助式コネクタを提供することである。
本発明の別の主な目的は、双対移動嵌合補助式コネクタであって、第1の複数の歯ピニオン及び第2の複数の歯ピニオンを用いて第1のラック及び係合ラックを嵌合させ、全範囲の回転動作角度を提供する、双対移動嵌合補助式コネクタを提供することである。第2のハウジング及び第1のハウジングの二重直線運動への回転運動の変換は、長い嵌合距離を必要とするコネクタの課題を軽減する、双対移動嵌合補助式コネクタを提供することである。
本発明のまた更なる目的は、双対移動嵌合補助式コネクタであって、ピニオンと係合ラックの第1の歯との間の不一致防止によって、第1のハウジングと第2のハウジングとの間の不正確な嵌合を防止する、双対移動嵌合補助式コネクタを提供することである。
本発明の目的は、接続部が、振動等の運動中であっても良好に接触するように、コネクタを確実に連結することができる双対移動嵌合補助式コネクタを提供することである。
本発明の上述した目的及び利点、並びに、その付加的な目的及び利点は、以下の図面と併せて読めば、好ましい実施形態の詳細な説明の結果として、本明細書において以下でより十分に理解されるであろう。
(特許文献7)に開示されている嵌合補助組立体の分解等角図である。 図1に示されている従来のコネクタの第1のハウジングと第2のハウジングとの係合を示し、レバーは、第1のハウジング及び第2のハウジングが完全に係合する前の初期位置にある。 第1のハウジング及び第2のハウジングが完全に係合した後のレバーの最終位置である。 本発明の一実施形態による、双対移動嵌合補助式コネクタの第1のハウジングの斜視図である。 本発明の一実施形態による、双対移動嵌合補助式コネクタの第1のハウジングの斜視図であり、可撓性のルーフが取り外されている。 本発明の一実施形態による、双対移動嵌合補助式コネクタの第2のハウジングの斜視図である。 本発明によるコネクタのレバーの斜視図である。 本発明による、レバーの第1の複数の歯ピニオン及び第2の複数の歯ピニオン、並びに、レバーアームウイング及びピニオンの拡張歯によって結合されるギア歯を示す概略図である。 第1のラックの第1の歯と、本発明の複数の歯ピニオンを有する丸みを帯びた又は面取りされた縁との係合を示す概略図である。 本発明によるレバーロック部材の斜視図である。 本発明によるレバーロック部材におけるレバーのロックを示す断面図であり、レバーはプレロック位置にある。 最終ロック位置にあるレバーを示す断面図であり、レバーのブリッジは、本発明によるレバーロック部材にロックされる。 レバーの取り付けを示す斜視図であり、レバーは、本発明による第1のハウジングに装着されて固定される。 本発明による可撓性ルーフの回動スロット内への偏向回動支柱の挿入を示す概略図である。 本発明によるレバーの操作とともに第1のハウジングと第2のハウジングとの間の取り付けを示す斜視図である。 本発明によるレバーロック部材及びレバーを示す斜視図である。 本発明による、単純なカムプロファイルを有する双対移動レバーのカムプロファイルの別の好ましい実施形態を示す図である。 最終ロック位置にあるレバーを示す斜視図であり、レバーのブリッジは本発明によるレバーロック部材にロックされている。 本発明による双対移動レバーカムプロファイルの別の好ましい実施形態を示す図である。 最終ロック位置にある別のタイプのカムプロファイルを有するレバーを示す斜視図であり、レバーのブリッジは、本発明によるレバーロック部材にロックされている。 本発明による双対移動レバーカムプロファイルの別の好ましい実施形態の斜視図である。 最終ロック位置にある別のタイプのカムプロファイルを有するレバーを示す斜視図であり、レバーのブリッジは、本発明によるレバーロック部材にロックされている。 本発明による双対移動レバーカムプロファイルの別の好ましい実施形態の斜視図である。 最終ロック位置にある別のタイプのカムプロファイルを有するレバーを示す斜視図であり、レバーのブリッジは、本発明によるレバーロック部材にロックされている。 本発明による双対移動レバーカムプロファイルの別の好ましい実施形態の斜視図である。 最終ロック位置にある別のタイプのカムプロファイルを有するレバーを示す斜視図であり、レバーのブリッジは、本発明によるレバーロック部材にロックされている。 本発明による双対移動レバーカムプロファイルの別の好ましい実施形態の斜視図である。 本発明の別の好ましい実施形態による第1のハウジングの斜視図である。 本発明による、レバーがロック位置にある状態の、第1のハウジング及び第2のハウジングの嵌合を示す斜視図である。 本発明の別の好ましい実施形態による第1のハウジングの斜視図である。 本発明による、レバーがロック位置にある状態の、第1のハウジング及び第2のハウジングの嵌合を示す斜視図である。
図2〜図5を参照すると、本発明は、包括的には、図2に示されているような第1のハウジング300、図4に示されているような第2のハウジング400、及び、図5に示されているレバー500を含む電気コネクタアセンブリ100に関し、レバー500は、コネクタ100の2つのハウジング300、400を一緒にしっかりと嵌合させるのに用いられる。概して、コネクタアセンブリ100は、電気接点を確実に接続させる第1のハウジング300及び第2のハウジング400を備える。レバー500は、レバー500の予ロック位置からレバー500の完全ロック位置への双対移動移動を提供することによって、2つのハウジング300、400の連結を確実にするために用いられる。図2に示されているように、第1のハウジング300は、図4に示されている第2のハウジング400と嵌合可能である。コネクタ100のケーブル等の接続は、当該技術分野において既知であり、更なる開示は省く。第1のハウジング300は、上面及び底面並びに接続端を有し、上面及び底面のそれぞれには、間に凹部を有する複数の歯を有する第1の係合ラック40が設けられ、移動可能な回動座部として支柱スロットがそれぞれ設けられる。図4に示されているように、第2のハウジング400には、上面及び底面並びに接続端が設けられ、上面及び底面には、間に凹部を有する複数の歯を有する第2の係合ラック60が設けられる。レバー500(図5)には、その端にある2つのカムアーム90に連結する1つのカムアーム又はブリッジ80が設けられ、各カムアーム90は、複数の歯を有する第1のピニオン111及び複数の歯を有する第2のピニオン112の組み合わせであり、カムアーム90には回動支柱120が設けられ、レバー500は、レバー500の回動支柱120が第1のハウジング300上の支柱スロット301内で摺動することを可能にすることによって、コネクタ100の第1のハウジング300及び第2のハウジング400の嵌合及び嵌合解除を補助し、レバー500は、初期コネクタ嵌合位置から最終コネクタ嵌合位置まで複数のギア歯係合の数に応じた範囲内で回転し、ピニオンは、第1の係合ラック40及び第2の係合ラック60の歯に係合する。
図2において分かるように、本発明による第1のハウジング300の斜視図が示されている。第1のハウジング300は、一端が第2のハウジング400に、その反対端がワイヤ又はケーブルに接続する2つの端を有する実質的に矩形の箱状の形状である。第1のハウジング300の端には、第2のハウジング400のワイヤの接点を接続する複数の接触スロットが設けられる。好ましい実施形態では、第1のハウジング300のより長い外面には、回動スロット171を有する可撓性ルーフ20が設けられる。回動スロット171の方向は細長く、スロット171の軸は、第1のハウジング300の嵌合方向の方向である。別の好ましい実施形態では、図26に示されているように、本発明による可撓性ルーフ20を有しない第1のハウジング300が示されている。
本発明によると、また図3を参照して、第1の歯50及び第2の歯200を有する、第1のハウジング300の表面に形成される第1のラック40が示されている。第1の歯50と第2の歯200との間にはノッチ41が形成されている。図3は、本発明の一実施形態による双対移動嵌合補助式コネクタの第1のハウジングの斜視図を示している。図3に示されているように、可撓性ルーフ20は、第1のハウジング300の第1のラック50を示すように取り外されている。
レバー500(図5)は、レバー500の回動支柱120が第1のハウジング300上の支柱スロット171内で摺動することを可能にすることによって、コネクタ100の第1のハウジング300及び第2のハウジング400の嵌合及び嵌合解除を補助し、レバー500は、第1のハウジング300又は第2のハウジング400と嵌合する前に予ロック位置まで回転する。これを、図5を参照して説明する。
図4は、本発明の一実施形態による双対移動嵌合補助式コネクタ100の第2のハウジング400の斜視図を示している。第2のハウジング400は、第1のハウジング300を受け入れるためのレセプタクルである。第2のハウジング400の表面には、(図13に示されているように)レバー500のピニオンに係合する位置に係合部材又は第2のラック60が設けられている。第1のハウジング300上の第1のラック40と同様に、第2のラック60は第1の歯70及び第2の歯210を含み、ノッチ75が第1の歯70と第2の歯21との間に形成されている。
本発明による第2のハウジング400の第2の係合ラック60が図4に示されている。
図5に示されているように、本発明によるコネクタ100のレバー500の斜視図が示されている。例として、レバー500は、その端に2つのカムアーム90を形成するように延びるブリッジ80を有する実質的にU字形の構造であり、2つのカムアーム90には第1の複数の歯ピニオン111及び第2の複数の歯ピニオン112が設けられている。本発明の好ましい実施形態によると、第1の複数のピニオン111及び第2の複数のピニオン112には、カムアーム90の外面に回動支柱120が設けられている。ピニオン111、112には、複数の係合歯又はギアが設けられている。回動支柱120は、第1のハウジング300に位置付けられる回動スロット171内に位置決めされる。
図6は、本発明による第1の複数の歯ピニオン111及び第2の複数の歯ピニオン112を示す概略図である。図示のように、第1の複数の歯ピニオン111の第1の歯140は、第1のハウジング300の第1のラック40と第2のハウジング400の係合ラック60との間のスペースへのレバー500の挿入を可能にするように非常に短い突起である。
好ましい実施形態では、図6に示されているように、本発明によるレバーアームウイング270及びピニオンの拡張歯280によって結合されるギアの斜視図が示されている。この好ましい実施形態では、カスタマイズされるギア220が用いられ、レバーアームウイング270、並びに、最も高い加えられる力において第1のラック40及び第2の又は係合ラック60に係合する、複数の歯ピニオンの拡張歯280によって結合される。換言すると、ギア220は、第1の複数の歯ピニオン111の第1の歯140及び第2の複数の歯ピニオン112の第3の歯190に位置決めされる。
図7は、本発明の第1のラック40と複数の歯ピニオン111との係合を示す概略断面図である。図8は、本発明によるレバーロックハウジング900の斜視図であり、レバー500を固定するために最終ロック要素230がハウジング900に形成される。予ロックの過程で、(図5に示されている)レバーの予ロック開口250が予ロック要素240に係合し、レバー500の完全なロックでは、レバー500のレバーブリッジ80が、レバーロックハウジング900の最終ロック要素230にロックする。
図8を参照すると、本発明によるレバーロック部材900の斜視図が示されている。図示のように、最終ロック要素230はレバーロック部材900に設けられており、予ロック要素240は部材900の側面に位置決めされている。
図9及び図10は、本発明によるレバーロック部材900におけるレバー500のロックを示す断面図である。図9に示されているように、レバー500は予ロック位置にあり、この瞬間に、予ロック要素240がレバー500の予ロック開口内に位置決めされる。
レバー500が最終ロック位置まで移動するときに、第1のハウジング300は、図9に示されているように、矢印910によって示される方向に下方へ移動する。図10を参照すると、レバー500は最終ロック位置に位置決めされている。
図11は、本発明による第1のハウジング300へのレバー500の取り付けを示す斜視図である。本発明によると、レバー500は、回動支柱120を、(図2に示されている)挿入ガイド経路290を通して可撓性ルーフ20内に係合させることによって、図11に示されているような矢印520の方向に、第1のハウジング300内に挿入される。回動支柱120の支柱偏向体130が、第1のハウジング300の支柱スロット171内へのレバー回動支柱120の挿入をガイドする。可撓性ルーフ20は僅かに変形し、回動支柱120は、支柱スロット171に入り、第1の複数の歯ピニオン111の第1の歯140への第1のラック40の第1の歯50の係合によりストッパ(図示せず)によってロックされる。
図12は、本発明による回動スロット171内への回動支柱120の挿入を示す概略図である。図7に示されているように、カムアーム90は、回動支柱120、及び、回動スロット171内へのレバー500の挿入をガイドするために又は挿入の正確な方向のために用いられる偏向部材130を有する。第2の複数の歯ピニオン112の第3の歯190には、レバー500と第2のラック60の歯との不一致を防止するために突起260が設けられる。突起260は、第1のハウジング300が第2のハウジング400内に挿入される前にレバー500がその予ロック位置から解放されると係合ラック60に当たって止まる。これによって、レバー500の第2の複数の歯ピニオン112が、不一致なく第2のラック60に正確に係合することが可能になる。
図13は、レバー500とともに、その上に予ロック要素240及び最終ロック要素230を有するレバーロック部材900の斜視図である。
図14は、本発明によるレバー500の操作とともに、第1のハウジング300と第2のハウジング400との取り付けを示す斜視図である。レバー500を伴う第1のハウジング300は、第2のハウジング400内に位置決めされ、レバー500は、ロック部材900の最終ロック要素に位置決めされている。本発明によると、他の形態のカムプロファイル双対移動レバーを本発明において用いることができ、例えば、カムのカムプロファイルは、単純なカムプロファイルのレバー又はピニオン及びカムプロファイルを組み合わせた双対移動レバーに簡略化することができる。これらの例は、図15、図17、図19、図21、図23及び図25に示されており、カムプロファイルの種々の組み合わせの双対移動レバーを有するコネクタ100のそれぞれの斜視図が図16、図18、図20、図22、図24及び図27に示されている。
図15は、本発明による、側方にオフセットされた単純なボスを有するレバーの斜視図である。図16は、単純なボスカムプロファイルを有するレバー500と、第1のハウジング300上の支柱との係合を示す斜視図である。
図17は、本発明による双対移動レバーカムプロファイルの別の好ましい実施形態を示している。カムプロファイルは前方及び後方にオフセットされ、図18は、レバー500が第1のハウジング上の支柱に係合しているところを示す斜視図である。図19、図21、図23及び図25は、本発明による双対移動レバーカムプロファイルの別の好ましい実施形態を示す斜視図であり、図20、図22、図24及び図27は、本発明による、図19、図21、図21及び図25に示されている異なるカムプロファイルを有するレバーの係合を示す斜視図である。
別の好ましい実施形態では、可撓性ルーフは使用されず、第1のハウジング300には2つの鉛直スロット245、255が設けられ、第1の摺動スロット245は、レバー500のカムアーム90上の回動支柱120の摺動スロットとして機能し、他のスロット255は、第1のハウジング300及び第2のハウジング400が嵌合するときに係合ラック60の移動を可能にするように、第2のハウジング400の係合ラック60を通す開口として機能する。これは、図26〜図29から分かり、図26は、本発明の別の好ましい実施形態による第1のハウジング300の斜視図である。この場合、可撓性ルーフは利用可能ではなく、回動支柱120の挿入のために、第1の摺動スロット245が第1のハウジング300の表面に形成される。図27は、レバー500が予ロック位置にある状態の、第1のハウジング300及び第2のハウジング400の嵌合を示す斜視図である。図28は、本発明による別の好ましい実施形態による第1のハウジング300の斜視図である。図29は、レバー500が完全なロック位置に位置決めされていることを示す斜視図であり、この場合、レバー500のブリッジ80が、レバーロック部材900のロック要素230によってロックされる。レバー500がレバーロック部材900の完全なロック位置にあるとき、第1のハウジング300及び第2のハウジング400は、図14、図16、図18、図20、図22、図24、図27及び図29に示されているように完全に係合する。
本発明によると、双対移動嵌合補助式コネクタ100は、第1のハウジング300、第2のハウジング400、及び、その端にある2つのカムアームに連結する1つのカムアーム又はブリッジ80を有するレバーを備え、カムアームは、複数の歯を有するピニオン、ボス係合側部スロット及びボス係合正面又は後面スロットからなる群から選択される2つの係合特徴部を有する。カムアームには回動支柱が設けられ、ピニオンは係合ラックの歯に係合し、又は、側部スロットは、支柱スロットから側方にオフセットされるハウジングの単一の係合ボスに係合し、又は、正面若しくは後面スロットは、支柱スロットから前方若しくは後方にオフセットされるハウジングの単一の係合ボスに係合し、レバーは、レバーの回動支柱が第1のハウジング上のガイドスロット内で摺動することを可能にすることによって、コネクタの第1のハウジング及び第2のハウジングの嵌合及び嵌合解除を補助し、レバーは、初期コネクタ嵌合位置から最終コネクタ嵌合位置まで回転する。
本発明を説明するために特定の実施形態を選択したが、当業者には、添付の特許請求の範囲において規定されるような本発明の範囲から逸脱することなく、種々の変形及び変更を行うことができることが理解されるであろう。例えば、第1のハウジング及び第2のハウジングは、接点を有する箱状の矩形形状として示されているが、ピニオンの歯は、ハウジング上の第1のラック及び係合ラックに嵌合するように変えることができ、回動の形状及び位置を変えることができる。ここで、示されている例は、本明細書において提示される発明の概念から逸脱することなく容易に変更することができることが明らかであろう。例として、コネクタ及びコネクタピンの正確な形状、寸法及びレイアウトは、装着可能なスマート電気コネクタの機能及び性能を依然として達成しながらも変えることができる。したがって、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲及びそれらの均等物のみによって限定されるものとする。

Claims (42)

  1. 双対移動嵌合補助式コネクタであって:
    a.上面及び底面並びに接続端を有する第1のハウジングであって、前記上面及び前記底面のそれぞれには、間に凹部を有する複数の歯を有する第1の係合ラックが設けられ、移動可能な回動座部として支柱スロットがそれぞれ設けられる、第1のハウジング;
    b.上面及び底面並びに接続端を有する第2のハウジングであって、前記上面及び前記底面には、間に凹部を有する複数の歯を有する第2の係合ラックが設けられる、第2のハウジング;並びに
    c.その端にある2つのカムアームに連結する1つのカムアーム又はブリッジを有するレバーであって、各カムアームは、複数の歯を有する第1のピニオン、及び、複数の歯を有する第2のピニオンの組み合わせを有し、前記カムアームには回動支柱が設けられ、該レバーは、該レバーの前記回動支柱が前記第1のハウジング上の前記支柱スロット内で摺動することを可能にすることによって、該コネクタの前記第1のハウジング及び前記第2のハウジングの嵌合及び嵌合解除を補助し、該レバーは、初期コネクタ嵌合位置から最終コネクタ嵌合位置まで複数のギア歯係合の数に応じた範囲内で回転し、前記ピニオンは、前記第1の係合ラック及び前記第2の係合ラックの歯に係合する、レバー
    を備える、双対移動嵌合補助式コネクタ。
  2. 前記第1のハウジングは、前記支柱スロット及びガイドスロットを有する可撓性の外側壁を更に備え、前記第1のハウジングの前記ガイドスロットへの前記レバーの挿入を可能にし、前記レバーには、該レバーの離脱を防止するために、前記ガイドスロットに沿って挿入されるとともに挿入後に前記支柱スロット内に位置付けられる、前記カムアームの外側カム面から外方に突出する回動支柱が設けられる、請求項1に記載の双対移動嵌合補助式コネクタ。
  3. 前記第1のハウジングは、前記支柱スロット、支柱ラッチ及びT字形のガイドスロットを有する剛性の壁を更に備え、前記剛性の壁の後面からの開口が、前記第1のハウジングの前記ガイドスロット内への前記後面からの前記レバーの挿入を可能にし、前記カムアームの内側カム面から内方に突出するT字形の回動支柱を有する前記レバーは、前記回動支柱を、前記ガイドスロットに沿って挿入し、前記支柱ラッチによってロックし、該レバーが離脱することを防止するために挿入後に前記支柱スロット内に位置付けることを可能にする、請求項1に記載の双対移動嵌合補助式コネクタ。
  4. 前記第1のハウジングは、前記支柱スロット、支柱ラッチ及びT字形のガイドスロットを有する剛性の壁を更に備え、前記剛性の壁の正面からの開口が、前記第1のハウジングの前記摺動経路内への前記正面からの前記レバーの挿入を可能にし、前記カムアームの内側カム面から内方に突出するT字形の回動支柱を有する前記レバーは、前記回動支柱を、前記ガイドスロットに沿って挿入し、前記支柱ラッチによってロックし、該レバーが離脱することを防止するために挿入後に前記支柱スロット内に位置付けることを可能にする、請求項1に記載の双対移動嵌合補助式コネクタ。
  5. 間に凹部を有する前記第1の係合ラック及び複数の歯を有する前記第1のピニオンは、前記レバー部材が回転して前記第1のハウジング及び前記第2のハウジングを互いに向かって前記初期位置から前記最終位置まで引くと互いに係合し、前記レバー部材の反対方向の回転によって、前記第1のハウジング及び前記第2のハウジングを前記最終位置から前記初期位置まで押し離す、請求項1に記載の双対移動嵌合補助式コネクタ。
  6. 間に凹部を有する前記第2の係合ラック及び複数の歯を有する前記第2のピニオンは、前記レバー部材が回転して前記第1のハウジング及び前記第2のハウジングを互いに向かって前記初期位置から前記最終位置まで引くと互いに係合し、前記レバー部材の反対方向の回転によって、前記第1のハウジング及び前記第2のハウジングを前記最終位置から前記初期位置まで押し離す、請求項1に記載の双対移動補助式コネクタ。
  7. 前記複数の歯ピニオンにベースプレートが設けられ、前記カムアームの前記歯の構造を補強する、請求項1に記載の双対移動補助式コネクタ。
  8. 前記双対移動補助式コネクタは、予ロック突起及び最終ロック突起を有するハウジングであるレバーロック部材を更に備え、前記予ロック突起は、前記レバーロック部材の双方の側面に位置決めされ、前記最終ロック突起は、前記レバーロック部材の上面に位置決めされる、請求項1に記載の双対移動補助式コネクタ。
  9. 前記第2のピニオンの最後の歯は延長突起を有し、該延長突起は、前記第2のピニオンからの過ったセットの歯及び前記第2のラックが係合すると該第2のラックに当たり、前記レバーが更に操作されることを妨げる、請求項1に記載の双対移動補助式コネクタ。
  10. 前記カムアームの前記ピニオンの両側は、規則的なピッチ又は不規則なピッチを有する不完全なギアのプロファイルを有する、請求項1に記載の双対移動補助式コネクタ。
  11. 前記第1のラックの第1の歯は、前記レバーが完全ロック位置から予ロック位置まで回転するときに、該第1のラックの該第1の歯との係合中に前記第1のピニオンの第2の歯が妨げられないことを可能にする丸みを帯びた又は面取りされた縁を有する、請求項1に記載の双対移動補助式コネクタ。
  12. 双対移動嵌合補助式コネクタであって:
    a.上面及び底面並びに接続端を有する第1のハウジングであって、前記上面及び前記底面のそれぞれには、第1の単一の係合ボスが設けられ、移動可能な回動座部として支柱スロットがそれぞれ設けられる、第1のハウジング;
    b.上面及び底面並びに接続端を有する第2のハウジングであって、前記上面及び前記底面には、第2の単一の係合ボスが設けられる、第2のハウジング;並びに
    c.その端にある2つのカムアームに連結する1つのカムアーム又はブリッジを有するレバーであって、前記カムアームは、第1のボス係合側部スロット、及び、第2のボス係合側部スロットの組み合わせを有し、前記カムアームには回動支柱が設けられ、前記第1のハウジング及び前記第2のハウジングが係合した後で、前記第1のハウジングの前記第1の単一の係合ボスは前記支柱スロットから側方にオフセットされ、前記第2のハウジングの前記第2の単一の係合ボスは前記支柱スロットから側方にオフセットされ、該レバーは、該レバーの前記回動支柱が前記第1のハウジング上の前記支柱スロット内で摺動することを可能にすることによって、該コネクタの前記第1のハウジング及び前記第2のハウジングの嵌合及び嵌合解除を補助し、前記レバーは、初期コネクタ嵌合位置から最終コネクタ嵌合位置まで回転する、レバー
    を備える、双対移動嵌合補助式コネクタ。
  13. 前記第1のハウジングは、前記支柱スロット及びガイドスロットを有する可撓性の外側壁を更に備え、前記第1のハウジングの前記ガイドスロットへの前記レバーの挿入を可能にし、前記レバーには、該レバーの離脱を防止するために、前記ガイドスロットに沿って挿入されるとともに挿入後に前記支柱スロット内に位置付けられる、前記カムアームの外側カム面から外方に突出する回動支柱が設けられる、請求項12に記載の双対移動嵌合補助式コネクタ。
  14. 前記第1のハウジングは、前記支柱スロット、支柱ラッチ及びT字形のガイドスロットを有する剛性の壁を更に備え、前記剛性の壁の後面からの開口が、前記第1のハウジングの前記ガイドスロット内への前記後面からの前記レバーの挿入を可能にし、前記カムアームの内側カム面から内方に突出するT字形の回動支柱を有する前記レバーは、前記回動支柱を、前記ガイドスロットに沿って挿入し、前記支柱ラッチによってロックし、該レバーが離脱することを防止するために挿入後に前記支柱スロット内に位置付けることを可能にする、請求項12に記載の双対移動嵌合補助式コネクタ。
  15. 前記第1のハウジングは、前記支柱スロット、支柱ラッチ及びT字形のガイドスロットを有する剛性の壁を更に備え、前記剛性の壁の正面からの開口が、前記第1のハウジングの前記摺動経路内への前記正面からの前記レバーの挿入を可能にし、前記カムアームの内側カム面から内方に突出するT字形の回動支柱を有する前記レバーは、前記回動支柱を、前記ガイドスロットに沿って挿入し、前記支柱ラッチによってロックし、該レバーが離脱することを防止するために挿入後に前記支柱スロット内に位置付けることを可能にする、請求項12に記載の双対移動嵌合補助式コネクタ。
  16. 前記第1の単一の係合ボスは、前記レバー部材が回転して前記第1のハウジング及び前記第2のハウジングを互いに向かって前記初期位置から前記最終位置まで引くと前記第1のボス係合側部スロットに係合し、前記規定可能な範囲内の前記レバー部材の反対方向の回転によって、前記第1のハウジング及び前記第2のハウジングを前記最終位置から前記初期位置まで押し離す、請求項12に記載の双対移動嵌合補助式コネクタ。
  17. 前記第2の単一の係合ボス及び複数の歯を有する前記第2のピニオンは、前記レバー部材が回転して前記第1のハウジング及び前記第2のハウジングを互いに向かって前記初期位置から前記最終位置まで引くと互いに、及び、前記第2のボス係合側部スロットに係合し、前記規定可能な範囲内の前記レバー部材の反対方向の回転によって、前記第1のハウジング及び前記第2のハウジングを前記最終位置から前記初期位置まで押し離す、請求項12に記載の双対移動補助式コネクタ。
  18. 前記双対移動補助式コネクタは、予ロック突起及び最終ロック突起を有するハウジングであるレバーロック部材を更に備え、前記予ロック突起は、前記レバーロック部材の双方の側面に位置決めされ、前記最終ロック突起は、前記レバーロック部材の上面に位置決めされる、請求項12に記載の双対移動補助式コネクタ。
  19. 双対移動嵌合補助式コネクタであって:
    a.上面及び底面並びに接続端を有する第1のハウジングであって、前記上面及び前記底面のそれぞれには、第1の単一の係合ボスが設けられ、移動可能な回動座部として支柱スロットがそれぞれ設けられる、第1のハウジング;
    b.上面及び底面並びに接続端を有する第2のハウジングであって、前記上面及び前記底面には、第2の単一の係合ボスが設けられる、第2のハウジング;並びに
    c.その端にある2つのカムアームに連結する1つのカムアーム又はブリッジを有するレバーであって、前記カムアームは、第1のボス係合後面スロット及び第2のボス係合正面スロットの組み合わせを有し、前記カムアームには回動支柱が設けられ、前記2つのハウジングが係合した後で、前記第1のハウジングの前記第1の単一の係合ボスは前記回動支柱から後方にオフセットされ、前記第2のハウジングの前記第2の単一の係合ボスは前記支柱スロットから前方にオフセットされ、前記レバーは、該レバーの前記回動支柱が前記第1のハウジング上の前記ガイドスロット内で摺動することを可能にすることによって、該コネクタの前記第1のハウジング及び前記第2のハウジングの嵌合及び嵌合解除を補助し、前記レバーは、初期コネクタ嵌合位置から最終コネクタ嵌合位置まで回転する、レバー
    を備える、双対移動嵌合補助式コネクタ。
  20. 前記第1のハウジングは、前記支柱スロット及びガイドスロットを有する可撓性の外側壁を更に備え、前記第1のハウジングの前記ガイドスロットへの前記レバーの挿入を可能にし、前記レバーには、該レバーの離脱を防止するために、前記ガイドスロットに沿って挿入されるとともに挿入後に前記支柱スロット内に位置付けられる、前記カムアームの外側カム面から外方に突出する回動支柱が設けられる、請求項19に記載の双対移動嵌合補助式コネクタ。
  21. 前記第1のハウジングは、前記支柱スロット、支柱ラッチ及びT字形のガイドスロットを有する剛性の壁を更に備え、前記剛性の壁の後面からの開口が、前記第1のハウジングの前記ガイドスロット内への前記後面からの前記レバーの挿入を可能にし、前記カムアームの内側カム面から内方に突出するT字形の回動支柱を有する前記レバーは、前記回動支柱を、前記ガイドスロットに沿って挿入し、前記支柱ラッチによってロックし、該レバーが離脱することを防止するために挿入後に前記支柱スロット内に位置付けることを可能にする、請求項19に記載の双対移動嵌合補助式コネクタ。
  22. 前記第1のハウジングは、前記支柱スロット、支柱ラッチ及びT字形のガイドスロットを有する剛性の壁を更に備え、前記剛性の壁の正面からの開口が、前記第1のハウジングの前記摺動経路内への前記正面からの前記レバーの挿入を可能にし、前記カムアームの内側カム面から内方に突出するT字形の回動支柱を有する前記レバーは、前記回動支柱を、前記ガイドスロットに沿って挿入し、前記支柱ラッチによってロックし、該レバーが離脱することを防止するために挿入後に前記支柱スロット内に位置付けることを可能にする、請求項19に記載の双対移動嵌合補助式コネクタ。
  23. 前記第1の単一の係合ボスは、前記レバー部材が回転して前記第1のハウジング及び前記第2のハウジングを互いに向かって前記初期位置から前記最終位置まで引くと前記第1のボス係合後面スロットに係合し、前記規定可能な範囲内の前記レバー部材の反対方向の回転によって、前記第1のハウジング及び前記第2のハウジングを前記最終位置から前記初期位置まで押し離す、請求項19に記載の双対移動嵌合補助式コネクタ。
  24. 前記第2の単一の係合ボス及び複数の歯を有する前記第2のボス係合正面スロットピニオンは、前記レバー部材が回転して前記第1のハウジング及び前記第2のハウジングを互いに向かって前記初期位置から前記最終位置まで引くと互いに係合し、前記規定可能な範囲内の前記レバー部材の反対方向の回転によって、前記第1のハウジング及び前記第2のハウジングを前記最終位置から前記初期位置まで押し離す、請求項19に記載の双対移動補助式コネクタ。
  25. 前記双対移動補助式コネクタは、予ロック突起及び最終ロック突起を有するハウジングであるレバーロック部材を更に備え、前記予ロック突起は、前記レバーロック部材の双方の側面に位置決めされ、前記最終ロック突起は、前記レバーロック部材の上面に位置決めされる、請求項19に記載の双対移動補助式コネクタ。
  26. 双対移動嵌合補助式コネクタであって:
    a.上面及び底面並びに接続端を有する第1のハウジングであって、前記上面及び前記底面のそれぞれには、間に凹部を有する複数の歯を有する係合ボス又はラックが設けられ、移動可能な回動座部として支柱スロットがそれぞれ設けられる、第1のハウジング;
    b.上面及び底面並びに接続端を有する第2のハウジングであって、前記上面及び前記底面には、間に凹部を有する複数の歯を有する係合ボス又はラックが設けられる、第2のハウジング;並びに
    c.その端にある2つのカムアームに連結する1つのカムアーム又はブリッジを有するレバーであって、前記カムアームは、複数の歯ピニオンを有するピニオン及びボス係合側部スロット又はボス係合正面スロット若しくはボス係合後面スロットそれぞれの組み合わせ、又は、ボス係合正面若しくは後面スロット及びボス係合側部スロットそれぞれの組み合わせを有し、前記カムアームには回動支柱が設けられ、前記ピニオンは前記係合ラックの歯に係合し、又は、前記ハウジングの前記単一の係合ボスは、前記支柱スロットから側方にオフセットされ、又は、前記ハウジングの前記単一の係合ボスは、前記支柱スロットから前方にオフセットされ、又は、前記ハウジングの前記単一の係合ボスは、前記支柱スロットから後方にオフセットされ、前記レバーは、該レバーの前記回動支柱が前記第1のハウジング上の前記ガイドスロット内で摺動することを可能にすることによって、前記コネクタの前記第1のハウジング及び前記第2のハウジングの嵌合及び嵌合解除を補助し、前記レバーは、初期コネクタ嵌合位置から最終コネクタ嵌合位置まで回転する、レバー
    を備える、双対移動嵌合補助式コネクタ。
  27. 前記第1のハウジングは、前記支柱スロット及びガイドスロットを有する可撓性の外側壁を更に備え、前記第1のハウジングの前記ガイドスロットへの前記レバーの挿入を可能にし、前記レバーには、該レバーの離脱を防止するために、前記ガイドスロットに沿って挿入されるとともに挿入後に前記支柱スロット内に位置付けられる、前記カムアームの外側カム面から外方に突出する回動支柱が設けられる、請求項26に記載の双対移動嵌合補助式コネクタ。
  28. 前記第1のハウジングは、前記支柱スロット、支柱ラッチ及びT字形のガイドスロットを有する剛性の壁を更に備え、前記剛性の壁の後面からの開口が、前記第1のハウジングの前記ガイドスロット内への前記後面からの前記レバーの挿入を可能にし、前記カムアームの内側カム面から内方に突出するT字形の回動支柱を有する前記レバーは、前記回動支柱を、前記ガイドスロットに沿って挿入し、前記支柱ラッチによってロックし、該レバーが離脱することを防止するために挿入後に前記支柱スロット内に位置付けることを可能にする、請求項26に記載の双対移動嵌合補助式コネクタ。
  29. 前記第1のハウジングは、前記支柱スロット、支柱ラッチ及びT字形のガイドスロットを有する剛性の壁を更に備え、前記剛性の壁の正面からの開口が、前記第1のハウジングの前記摺動経路内への前記正面からの前記レバーの挿入を可能にし、前記カムアームの内側カム面から内方に突出するT字形の回動支柱を有する前記レバーは、前記回動支柱を、前記ガイドスロットに沿って挿入し、前記支柱ラッチによってロックし、該レバーが離脱することを防止するために挿入後に前記支柱スロット内に位置付けることを可能にする、請求項26に記載の双対移動嵌合補助式コネクタ。
  30. 前記第1の単一の係合ボス又は前記ボス係合正面若しくは後面スロットの組み合わせは、前記レバー部材が回転して前記第1のハウジング及び前記第2のハウジングを互いに向かって前記初期位置から前記最終位置まで引くと前記第1のボス係合側部スロットに係合し、前記規定可能な範囲内の前記レバー部材の反対方向の回転によって、前記第1のハウジング及び前記第2のハウジングを前記最終位置から前記初期位置まで押し離す、請求項26に記載の双対移動補助式コネクタ。
  31. 間に凹部を有する複数の歯を有する前記ラック及び複数の歯を有する前記第2のピニオンは、前記レバー部材が回転して前記第1のハウジング及び前記第2のハウジングを互いに向かって前記初期位置から前記最終位置まで引くと互いに係合し、前記規定可能な範囲内の前記レバー部材の反対方向の回転によって、前記第1のハウジング及び前記第2のハウジングを前記最終位置から前記初期位置まで押し離す、請求項26に記載の双対移動補助式コネクタ。
  32. 前記双対移動補助式コネクタは、予ロック突起及び最終ロック突起を有するハウジングであるレバーロック部材を更に備え、前記予ロック突起は、前記レバーロック部材の双方の側面に位置決めされ、前記最終ロック突起は、前記レバーロック部材の上面に位置決めされる、請求項26に記載の双対移動補助式コネクタ。
  33. 前記レバーは前記回動支柱に偏向体を有し、前記ガイドスロットは該ガイドスロットに沿って偏向体スロットを有し、それによって、前記レバーの挿入が、偏向して位置合わせされて前記ガイドスロット内にガイドされる、請求項2、13、20又は27のいずれか一項に記載の双対移動嵌合補助式コネクタ。
  34. 予ロック位置にある前記レバーは、第1のハウジング及び第2のハウジングの係合中に嵌合方向に前記レバーを回転させること又は前記レバーロック部材を押すことによって解放され、前記予ロック突起は、前記レバーが反対方向に回転することを防止し、前記第1のハウジングは、該第1のハウジングが取り外されることを回避するように前記第2のハウジングにラッチされる、請求項8に記載の双対移動補助式コネクタ。
  35. 予ロック位置にある前記レバーは、第1のハウジング及び第2のハウジングの係合中に嵌合方向に前記レバーを回転させること又は前記レバーロック部材を押すことによって解放され、前記予ロック突起は、前記レバーが反対方向に回転することを防止し、前記第1のハウジングは、該第1のハウジングが取り外されることを回避するように前記第2のハウジングにラッチされる、請求項18に記載の双対移動補助式コネクタ。
  36. 予ロック位置にある前記レバーは、第1のハウジング及び第2のハウジングの係合中に嵌合方向に前記レバーを回転させること又は前記レバーロック部材を押すことによって解放され、前記予ロック突起は、前記レバーが反対方向に回転することを防止し、前記第1のハウジングは、該第1のハウジングが取り外されることを回避するように前記第2のハウジングにラッチされる、請求項25に記載の双対移動補助式コネクタ。
  37. 予ロック位置にある前記レバーは、第1のハウジング及び第2のハウジングの係合中に嵌合方向に前記レバーを回転させること又は前記レバーロック部材を押すことによって解放され、前記予ロック突起は、前記レバーが反対方向に回転することを防止し、前記第1のハウジングは、該第1のハウジングが取り外されることを回避するように前記第2のハウジングにラッチされる、請求項32に記載の双対移動補助式コネクタ。
  38. 前記レバーは、前記予ロック位置から解放され、前記レバーブリッジが前記完全ロック位置において前記レバーロック部材の最終ロックにロックするまで回転する、請求項8に記載の双対移動補助式コネクタ。
  39. 前記レバーは、前記予ロック位置から解放され、前記レバーブリッジが前記完全ロック位置において前記レバーロック部材の最終ロックにロックするまで回転する、請求項18に記載の双対移動補助式コネクタ。
  40. 前記レバーは、前記予ロック位置から解放され、前記レバーブリッジが前記完全ロック位置において前記レバーロック部材の最終ロックにロックするまで回転する、請求項25に記載の双対移動補助式コネクタ。
  41. 前記レバーは、前記予ロック位置から解放され、前記レバーブリッジが前記完全ロック位置において前記レバーロック部材の最終ロックにロックするまで回転する、請求項32に記載の双対移動補助式コネクタ。
  42. 前記カムアームの前記ピニオンの両側間の距離を調整することによって一体的な歯が構成される、請求項10に記載の双対移動補助式コネクタ。
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