JP5314417B2 - 接合金物、接合金物用金具、および木製軸組部材の接合構造 - Google Patents

接合金物、接合金物用金具、および木製軸組部材の接合構造 Download PDF

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Description

本発明は、接合金物、接合金物用金具、および木製軸組部材の接合構造に関するものである。
木製軸組部材同士を接合する接合金物としては、従来、特許文献1に記載されたものが知られている。この従来例において、接合金物のひとつとされる木材の引き寄せ金具は、ボルトとセンターピンから構成される。センターピンは、その長手方向に対する直交方向に向かって開口するボルト穴を有し、このボルト穴には上述したボルトに噛み合うめねじ部が形成される。接合対象となる一方の木製軸組部材には、上述したセンターピンが挿入されるセンターピン穴と、該センターピン穴に挿入されたセンターピンの上述したボルト穴に連通するボルト穴が設けられ、また、他方の木製軸組部材にも、上記一方の木製軸組部材に設けられるボルト穴を通ってセンターピンのボルト穴に連通するボルト穴が設けられる。したがって一方の木製軸組部材のセンターピン穴にセンターピンを挿入し、他方の木製軸組部材を貫通するようにして上記ボルトを上記めねじ部に噛み合わせて締め付けると、センターピンが挿入された一方の木製軸組部材を、ボルトが貫通する他方の木製軸組部材に引き寄せ、両木製軸組部材を接合することができる。
また、特許文献2には、内筒と外筒の各々に両端部で孔径の大小関係が互い違いな挿通孔を設け、これら内筒と外筒の間にゴム等からなる制振性ダンパーが接着固定されて形成されるほぞパイプが記載されている。
特開2002-167855号公報 特開2003-232086号公報
しかしながら、上述した引き寄せ金具は、木製軸組部材同士を単に強固に接合するに過ぎないため、耐震性を向上させることができるものの、制震性については付与することができない。
この点、上述したほぞパイプによれば、耐震性の向上に加えて制震性の付与をも同時に図ることができるが、このほぞパイプの場合には、接合金物の製造に手間がかかってしまうという欠点がある。すなわち、上記ほぞパイプの製造に際しては、外筒の内面あるいは内筒の外面にゴム等をきれいに密着させて強固に接着固定した上で、このゴム等の内面あるいは外面に対して、さらに内筒あるいは外筒をきれいに密着させて強固に接着固定しなければならない。また、内筒などのゴム等への接着固定に際しては、外筒および内筒のそれぞれの挿通孔を精密に位置合わせしなければならない。さらに、内筒と外筒のそれぞれに径の異なる2種類の挿通孔を精密な大きさおよび位置精度で設けなければならない。
本発明は以上の欠点を解消すべくなされたものであって、耐震性を高める強固な接合と同時に制震性をも付与することができ、かつ、製造性が良好な接合金物の提供を目的とする。また、本発明の他の目的は、かかる接合金物を構成するに好適な接合金物用金具の提供、並びに、かかる接合金物を用いることによっても構成することが可能な、耐震性と制震性の両者を備えて簡易に構成される木製軸組部材の接合構造の提供にある。
本発明によれば上記目的は、
木製軸組部材1、1同士を接合位置に拘束する拘束部2と、
前記木製軸組部材1、1同士の接合境界面3に介装される制震部4と、
該制震部4を接合境界面3に保持する保持部5とを有し、
前記拘束部2は、離隔位置においてそれぞれピン挿通孔6が長手方向に対する直交方向に向かって穿孔されたパイプ体あるいは棒状体7からなり、
前記保持部5は、前記ピン挿通孔6、6間に鍔状に形成され、
前記制震部4は、前記保持部5上に重ねられる板状の減衰ゴムからなり、
かつ、前記パイプ体あるいは棒状体7の一端部には雌ねじ8が形成され、木製軸組部材1、1の一方をボルト止め、あるいは、ピン止めのいずれかに選択可能に形成される接合金物Aを提供することにより達成される。
本発明に係る接合金物Aは、接合する木製軸組部材1、1同士の接合境界面3に制震部4を介装させ、これにより、接合時において耐震性と同時に制震性を付与することができるようにされる。制震部4は保持部5により保持されており、拘束部2によって木製軸組部材1、1同士を接合する際には、保持部5により接合境界面3に位置させることができる。このように制震部4を接合境界面3に直接介装させることにより、例えば木製軸組部材同士1、1の接合作業や、その自重を利用するなどして、木製軸組部材1、1間に容易に隙間なく、かつ、強固に制震部4を固定することが可能になり、制震性を良好に確保することができる。また、保持部5は、拘束部2による木製軸組部材1、1同士の接合過程において制震部4を木製軸組部材1、1同士の接合境界面3に保持、使い方によっては実質的には仮保持できれば足りるため、簡易な構造で構成することが可能で、したがって上述したほぞパイプに比べて全体の製造性を極めて良好にすることができる。なお、耐震性は拘束部2によって木製軸組部材1、1同士の接合強度を高めることにより確保、向上することができる。
上記制震部4は、減衰ゴム4を板状にしてその厚さを適宜薄くして構成されることにより、あまり目立つことがなく、室内から見える位置での木製軸組部材1、1同士の接合に際しても外観をほとんど損ねることがない。
上記拘束部2は、柱や梁、桁、土台、根太、筋交いなどといった各種の木製軸組部材1、1同士を接合位置に拘束できれば足り、上述したほぞパイプ等のようなパイプ状や、羽子板ボルトのような棒状に構成することができる。また、保持部5は鍔に構成することができる。この保持部5による制震部4の保持は、接着、嵌合、係止、あるいは単なる載置等、保持部5の構成や使い勝手に応じて適宜手法によることが可能である。
この場合において、拘束部2を木製軸組部材1の内部に配置すれば、制震部4を極めて容易に接合境界面3に配置することができ、その位置合わせを極めて容易にすることができる。この場合、保持部5はパイプ体あるいは棒状体7に鍔状に形成されることから、制震部4を保持部5上に単に載置、あるいは適宜接着すればよく、接合金物の全体構造を極めて単純にすることができる。
さらに、後述する実施の形態に示すように、拘束部2をパイプ体あるいは棒状体7で形成した場合において、鍔状の保持部5にねじ等の差し込み穴を設ければ、保持部5を木製軸組部材1の一方に容易に密着固定することができ、木製軸組部材1の他方との接合作業を容易に進めることができる。上記パイプ体あるいは棒状体は、上述したほぞパイプのように断面方向の外形形状を円形にすることが可能であるが、四角形等適宜のものにすることも可能である。また、鍔状の保持部5は、接合金物の木製軸組部材1との組み付け時の位置決めとしても機能させることが可能で、さらに、平面視の形状を矩形等パイプ体あるいは棒状体7周りの位置が識別できるものにすれば、後述するピン挿通孔6のパイプ体あるいは棒状体7周りにおける位置を特定するものとしても機能させることが可能で、この場合には、木製軸組部材1の一方に形成したパイプ体あるいは棒状体7の挿入孔に挿入した後の接合金物のパイプ体あるいは棒状体7周りの位置決めを容易に行うことができる。
加えて、このようにパイプ体あるいは棒状体7で拘束部2を構成した上で、上述したほぞパイプのように、抜け止めのためにドリフトピンなどのピンを挿通するためのピン挿通孔6をパイプ体あるいは棒状体7の両端部などの離隔位置にそれぞれ設けることにより、接合対象の各木製軸組部材1をピンで抜け止めして強固に接合することが可能になる。ここでピンやピン挿通孔6は、断面方向の外形形状が円形のほか、矩形等適宜のものでも足りる。さらに、パイプ体あるいは棒状体7の一端部に雌ねじ8を設けることにより、接合対象の一方の木製軸組部材1内に位置するパイプ体あるいは棒状体7の雌ねじ8に対し、他方の木製軸組部材1を貫通してボルトを螺合させれば、該ボルトを締め付けるだけで、木製軸組部材1、1同士を引き寄せるようにして容易に密着して接合することができる。
また、以上のようにパイプ体あるいは棒状体7で拘束部2を構成することにより、クレテック金物等のスリット式金物に比べて木製軸組部材における火災時の火のまわりを遅くすることができ、木製軸組部材を燃え落ちにくくすることができる。
さらに、上記雌ねじ8をパイプ体あるいは棒状体7の一端部にピン挿通孔6とともに設けていることにより、木製軸組部材1、1同士を接合する際の施工状況に応じて、ボルトを利用した接合と、ピンを利用した接合のいずれかを選択して行うことができ、汎用性が向上する。
加えて、本発明に係る接合金物によれば、従来の金物工法と比べ、嵩張らないので、運送費が半減できる。
なお、本発明によれば、
木製軸組部材1、1同士を接合位置に拘束する拘束部2と、
前記木製軸組部材1、1同士の接合境界面3に介装される制震部4と、
該制震部4を接合境界面3に保持する保持部5とを有する接合金物Aを提供することも可能である。
また、以上の接合金物Aは、
離隔位置においてそれぞれピン挿通孔6、6が長手方向に対する直交方向に向かって穿孔されたパイプ体あるいは棒状体7からなり、木製軸組部材1、1同士を接合位置に拘束する拘束部2と、
前記ピン挿通孔6、6間に鍔状に形成され、前記木製軸組部材1、1同士の接合境界面3に板状の減衰ゴムからなる制震部4を保持可能な保持部5とを有し、
前記パイプ体あるいは棒状体7の一端部には雌ねじ8が形成され、木製軸組部材1、1の一方をボルト止め、あるいは、ピン止めのいずれかに選択可能に形成される接合金物用金具Bを用いて構成することができる。
以上の接合金物用金具Bに制震部4を装着することにより接合金具Aを構成することができる。この接合金物用金具は金属等により一体成形することができる。
さらに、本発明によれば上述した他の目的は、
上述の接合金物Aにより木製軸組部材1、1同士を接合境界面3に板状の減衰ゴム44を介装して接合してなる木製軸組部材1の接合構造を提供することにより達成される。
本発明に係る木製軸組部材1の接合構造は、木製軸組部材1、1同士の接合境界面3に減衰ゴム44を介装させることにより、制震性を備えて構成される。木製軸組部材1、1同士の接合に際しては上述した接合金物Aが用いられ、耐震性も確保、あるいは向上することができる。減衰ゴム44は木製軸組部材1、1同士の接合作業や、その自重を利用するなどして木製軸組部材1、1間に隙間なく配置することが可能で、板状にされることで極めて容易に施工することが可能である。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、耐震性を高める強固な接合と同時に制震性をも付与することができ、かつ、製造性が良好な接合金物、およびこの接合金物に用いることができる接合金物用金具を提供することができるため、制震構造の軸組工法による木造住宅を簡易な施工、低コストで提供することができる。
また、本発明によれば、耐震性と同時に制震性をも付与することができ、かつ、施工性が良好な木製軸組部材の接合構造を提供することができるため、同様に、制震構造の軸組工法による木造住宅を簡易な施工、低コストで提供することができる。
図1に本発明に係る接合金物Aを示す。この実施の形態において、接合金物Aは、ほぞパイプやホールダウンパイプとして機能することができ、木製軸組部材1の内部に芯材のようにして配置されるパイプ状の建築金物として構成される。この接合金物Aは、図1(a)および(b)に示すように、接合金物用金具Bと、減衰ゴム(制震部4)とを有する。上記接合金物用金具Bは、パイプ体7の長手方向における離隔位置において該パイプ体7の長手方向に対する直交方向にピン挿通孔6をそれぞれ穿孔して形成される金具本体(拘束部2)と、上記パイプ体7に鍔状に形成される鍔部(保持部5)とからなり、上記減衰ゴム4は、上記鍔部5に保持される。
上記金具本体2は、一般的なほぞパイプ等と近似して構成される。すなわち、上記パイプ体7は、柱と土台1Dなどといった木製軸組部材1、1同士の接合に際してこれら木製軸組部材1、1間に跨がるに十分な程度の長さにされ、また、これら木製軸組部材1の断面方向の欠損面積を少なくしつつ適宜の接合強度を得られる程度の太さ、肉厚にされ、例えばS45C材に表面処理を施す等して適宜強度を備えた金属などにより形成される。同様に、上記ピン挿通孔6は、ドリフトピン11を打ち込むことができる程度のサイズにされ、また、上述したようにパイプ体7が木製軸組部材1、1間などに跨るときに、接合境界面3となる木製軸組部材1の端面等から適宜間隔離れることができるパイプ体7の端部寄りの位置に設けられる。この実施の形態においては、後述する接合対象の木製軸組部材1の支持強度を考慮して、離隔位置にそれぞれ配置されるピン挿通孔6、6は、パイプ体7の長手方向において非対称位置をとる。
さらに、上述したパイプ体7には、一端部に所定長範囲で雌ねじ8が形成される。上述したように離隔配置にそれぞれ配置されるピン挿通孔6のパイプ体7長手方向における位置が非対称、すなわちピン挿通孔6の一方が他方よりもパイプ体7の端部により近い位置に配置されるこの実施の形態において、雌ねじ8は、パイプ体7においてピン挿通孔6が端部に対してより近い位置に配置される一端部側に形成され、上述したピン挿通孔6の一方は雌ねじ8の形成範囲内に配置される。
上記鍔部5は、上述したパイプ体7の外周から外側に向かって、上記パイプ体7の長手方向に対して直交する面に沿って板状に張り出して形成され、平面視において木製軸組部材1の断面形状に近似しやすい正方形形状にされる。この鍔部5は、木製軸組部材1の一般的な断面の大きさよりもやや小さい程度の大きさからなる熱間圧延板等の金属板材の中心部に上述したパイプ体7と同じ程度の開口を設けておき、この開口に上述したパイプ体7を挿通し、該パイプ体7の長手方向離隔位置に配置されるピン挿通孔6、6間において両者を溶接することにより形成される。この溶接に際しては、パイプ体7に設けられるピン挿通孔6の貫通方向が、鍔部5の正方形からなる平面視におけるいずれかの辺縁に直交するようにされる。なお、鍔部5は、このような溶接に代えて鍛造や鋳造を利用して製造することにより金具本体2と同じ材質で一体に成形することも可能である。
また、上述した鍔部5の厚さは、不用意に折れ曲がったりしない程度の強度を得られるものにされ、さらに、パイプ体7の長手方向における位置は、上述したようにパイプ体7が木製軸組部材1、1間に跨るときにおいて、木製軸組部材1、1同士の接合境界面3にほぼ合致する位置にされる。加えて、鍔部5の平面視における四隅には、ねじや釘による鍔部5の木製軸組部材1の一方への簡易な固定を可能にするための穴が設けられる。また、以上の鍔部5は、この実施の形態において、上述したパイプ体7長手方向におけるピン挿通孔6、6の配置の非対称性に対応し、パイプ体7の長手方向中心位置よりも、やや雌ねじ8が形成される側に偏って配置され、さらに、この雌ねじ8に面する側の表面にはパイプ体7のピン挿通孔6の開口方向を示すマークが刻設等により適宜付される(図示省略)。なお、鍔部5の端面からパイプ体7の端縁までの距離は、予め設計された所定寸法に維持される。
上記減衰ゴム4は、制震ダンパーとして既に利用されている適宜の市販品が用いられる。この減衰ゴム4は板状で、上述した鍔部5と同じ大きさのものであり、中心部には上述したパイプ体7が貫通する貫通穴が開設され、この貫通穴にパイプ体7を通して鍔部5の一方の面に接着剤により接着される。この実施の形態においては、上述したパイプ体7長手方向におけるピン挿通孔6、6の配置の非対称性に対応し、減衰ゴム4は、鍔部5の雌ねじ8を臨まない面、すなわち雌ねじ8側に位置する面とは反対面に固定される。また、減衰ゴム4の四隅には、上述した鍔部5と同じ位置に穴が設けられ、上述した鍔部5の四隅の穴と連通してねじ等の差し込み孔12が構成される。
以上の接合金物Aは、図1(c)に示すように、市販されている上述したドリフトピン11や、ボルト13、タッピングスクリュー14を用いることにより木製軸組部材1、1同士を接合する。
図2に本発明に係る接合金物Aを使用して通し柱1Aの中間位置に梁1Bを接合した状態を示す。この接合状態は、さらにほぞ15をも活用して通し柱1Aと梁1Bを接合する場合を示すものである。具体的な接合作業に先立って、図4(a)に示すように、先ず、梁1Bの接合面となる端面、この実施の形態においてはほぞ15の端面に対し、金具本体2の一部、より正確にはパイプ体7の一部を挿入するパイプ受け穴16がドリル等により穿孔される。このパイプ受け穴16は、パイプ体7の外径と同じ程度のサイズで、その深さは、パイプ体7の一部を挿入したときに梁1Bの端面に接する減衰ゴム4の裏面4aから梁1Bの長手方向内方に位置するパイプ体7の端縁までの寸法にほぼ合わせられる。上述したように鍔部5がパイプ体7の長手方向中心位置からややずれて配置されるこの実施の形態において、梁1Bの内部には、鍔部5の端面からパイプ体7の端縁までの距離がやや長く、支持強度においてより優れるパイプ体7の一端部側が挿入される。
また、梁1Bには、挿入されるパイプ体7のピン挿通孔6を梁1B外表面に露出させるピン挿入口17も穿孔される。このピン挿入口17は減衰ゴム4の裏面4aからピン挿通孔6までの間隔に合わせた位置で、梁1Bの適宜の側面からパイプ受け穴16に対して直交方向から連通するようにしてドリル等により設けられる。ピン挿入口17の大きさはドリフトピン11の外径とほぼ一致するサイズにされ、また、この実施の形態においては、梁1Bの幅寸法と同じ長さのドリフトピン11が用いられるため、ピン挿通孔6は梁1Bの対向側面間を貫通して形成される。なお、梁1Bの幅寸法よりも短いドリフトピン11を用いるときには、ピン挿通孔6は梁1Bを貫通するものではなく有底のものにすることが可能で、この場合、梁1Bはピン挿通孔6が開口しない3面を活用して化粧梁として構成することができる。
以上のようにしてパイプ受け穴16とピン挿入口17を穿孔した梁1Bに対し、次に、パイプ体7の一部が挿入される。パイプ体7の梁1B内部への挿入は、鍔部5、正確には減衰ゴム4が梁1Bの端面に当接するまでなされ、この状態で上述したように鍔部5の雌ねじ8に面する表面に付されるピン挿通孔6の開口方向を示すマークが梁1Bの端面に表れる。以上の梁1Bへのパイプ体7の挿入が完了すると、次いで、上記マークと梁1B外表面に露出するピン挿入口17の位置関係に従って接合金物Aのパイプ体7周りの回転姿勢を調整し、ピン挿入口17とピン挿通孔6が連通するように位置決めされ、この状態で上述したねじ等の差し込み穴12にタッピングスクリュー14をねじ込み、接合金物Aを梁1Bに固定する。このタッピングスクリュー14のねじ込みにより、減衰ゴム4の表裏面が梁1Bの端面と鍔部5の裏面とに確実に密着する。
また、以上の梁1B側への加工、接合金物Aの装着とともに、通し柱1Aへの加工も進められる。通し柱1Aには、図4(b)に示すように、梁1Bの端面に通し柱1Aを接合するときに、パイプ体7の雌ねじ8が形成される端部が挿入されるパイプ挿入孔19が形成され、また、この通し柱1Aの梁1Bに対する反対面から上記パイプ挿入孔19に連通するボルト挿入口20とが穿孔される。パイプ挿入孔19はパイプ体7の外径と、ボルト挿入口20はボルト13と同じ程度のサイズにされ、また、パイプ挿入孔19の長さは、鍔部5の表面5aからパイプ体2の端縁までの長さにほぼ合わせられる。なお、この実施の形態において、パイプ挿入孔19はほぞ穴18の底面に開口する。
以上のようにパイプ挿入孔19とボルト挿入口20を穿孔した通し柱1Aに対し、次に、上述したようにして接合金物Aを装着した梁1Bの端面が合わせられる。梁1Bを水平方向に移動させ、通し柱1Aのパイプ挿入孔19に接合金物Aの雌ねじ8が形成される側からパイプ体7を挿入し、このパイプ挿入孔19とパイプ体7との挿入をガイドにしてさらにほぞ15をほぞ穴18に嵌合させる。ほぞ15のほぞ穴18への挿入が終わると、次に、ボルト挿入口20からボルト13を挿入し、通し柱1Aを貫通するようにしてパイプ体7の雌ねじ8に噛み合わせ、ボルト13を締め付ける。ボルト13の締め付けに伴って鍔部5の表面5aがほぞ穴18の底面に確実に密着し、通し柱1Aと梁1Bとの間に減衰ゴム4が表裏面に不要な隙間なく介装される。なお、図4(b)において21はワッシャーである。
このようにして梁1Bと通し柱1Aとを接合金物Aで接合し、両者の間に減衰ゴム4を介装することにより、ほぞ15と接合金物Aとが相まって強固な接合を図ることができ、耐震性を向上することができるとともに、図2(b)および(c)において二点鎖線で示すように、地震の際に梁1Bと通し柱1Aとの接合姿勢を歪ませるような力が作用しても、減衰ゴム4がこの力を吸収し、梁1Bと通し柱1Aとの接合部の損傷、接合強度の低下を抑制して地震エネルギーを吸収する制震性を発揮することができる。
また、上述した通し柱1Aと梁1Bとの接合作業において、通し柱1Aや梁1Bへのパイプ受け穴16、ピン挿入口17、パイプ挿入孔19、ボルト挿入口20の加工については、さらには梁1Bの端面への接合金物Aの装着についても、予め木材加工設備等を持った工場で行うことができ、これによれば、現場では、梁1Bに装着した接合金物Aを通し柱1Aに固定する作業のみ、あるいはこれに接合金物Aの梁1Bへの装着を含めた作業のみ行えば足りる。
図3に本発明に係る接合金物Aを使用して柱1Cと土台1Dとを接合した状態を示す。なお、以下の説明において、上述した通し柱1Aと梁1Bとの接合において説明したものと同一の構成要素は図中に同一の符号を付して説明を省略する。図3(a)に示すように、この柱1Cと土台1Dとは、ほぞ15等を介することなく接合金物Aのみにより接合され、また、土台1Dの下方からのボルト締め付け作業が困難であることから、接合金物Aと柱1Cおよび土台1Dとのそれぞれは、ピン挿通孔6へのピン止めにより連結される。
図示省略されるが、土台1Dには上面からパイプ挿入孔19が穿孔されるとともに、側面からは、このパイプ挿入孔19と直交する方向でピン挿入口17が穿孔される。このピン挿入口17は、土台1Dの上面からの深さ位置について、鍔部5の端面5aからパイプ体7の雌ねじ8が形成される側のピン挿通孔6までの間隔に合わせられる。また、柱1Cには、底面からパイプ受け穴16が穿孔されるとともに、側面からは、このパイプ受け穴16と直交する方向でピン挿通孔17が穿孔される。
上記パイプ受け穴16にパイプ体7の一部を挿入し、柱1Cの側面からパイプ体7のピン挿入孔6にドリフトピン11を挿入するとともに、鍔部5をタッピングスクリュー14で底面に固定して柱1Cに接合金物Aを装着する。この柱1Cを土台1Dの上方からゆっくりと下げ、パイプ体7をパイプ挿入孔19に挿入し、この後、パイプ体7周りの回転位置を調整した上で土台1Dのピン挿入口17にドリフトピン11を打ち込むと、柱1Cに装着されている接合金物Aと土台1Dとが接合される。柱1Cを土台1Dに乗せ、柱1Cの自重を土台1Dとの接合方向に作用させてからピン止めすることにより、減衰ゴム4は柱1Cと土台1Dとの間に不要な隙間がない状態で介装される。
なお、上述した梁1B同様、柱1Cの幅寸法よりも短いドリフトピン11を用いるときには、ピン挿通孔6は柱1Cを貫通するものではなく有底のものにすることが可能で、この場合、柱1Cはピン挿通孔6が開口しない3つの側面を活用して化粧柱として構成することができる。
また、図3(b)には柱1Cと土台1Dとの接合についての変形例を示す。この変形例においても、上述した実施の形態と同一の構成要素は図中に同一の符号を付して説明を省略する。この変形例は柱1Cの支持強度をより高めるものであり、金具本体2は、パイプ体7の鍔部5を挟んで雌ねじ8が形成されない側において、ピン挿通孔6を長手方向に沿って複数、具体的には2個設けて構成される。また、柱1Cの下端部には長手方向に沿って上記ピン挿通孔6に対応する位置にピン挿入口17が複数連設され、それぞれからドリフトピン11が挿入されて接合金物Aの柱1Cへの固定が複数本のドリフトピン11によって強固になされる。なお、この変形例においてはパイプ体7の長さが上述した実施の形態と同じものにされているが、より長くすることも可能で、この場合には柱1C内方のより深くまでパイプ体7が差し込まれることから、さらに柱1Cの支持強度を向上させることができる。
したがって以上の変形例においては、柱1Cの土台1Dとの接合強度がより向上し、上述したものよりもさらに耐震性を向上させることができる。
以上において述べたように柱1C(1A)と梁1Bや土台1D、あるいは図示しない桁を本発明に係る接合金物Aにより接合して構成した木造住宅の軸組構造を図5に示す。木製軸組部材1、1同士が減衰ゴム4を介して接合されることにより、地震エネルギーによる木製軸組部材1、1同士の接合部位での揺れの増幅を減衰ゴム4で抑えることができ、吸収することができることから、木製軸組部材1の損傷を抑えることができる。また、減衰ゴム4による地震エネルギーの吸収が柱1C(1A)と梁1B、桁、土台1Dの全ての接合位置でなされることから、減衰ゴム4を介して相互に連結される多数の軸組部材1、1、・・が相互に減衰効果を発揮し、家屋全体での良好な制震性を得ることができる。この図5に示すように、接合金物Aは木製軸組部材1の断面積に応じて、その一端に複数装着することもでき、また、接合金物Aへのボルト13の締結により、上方に引き上げるようにして柱1Cの上面を梁1B等に接合することができる。なお、図5において22は基礎、23は屋根材、24は地面である。
図6に他の実施の形態を示す。この実施の形態は2つの接合金物A、Aを結合して作業性や接合強度の向上を図るものであり、ボルト13’には、図6(a)に示すように、長手方向中央部にいわゆる頭部として作用する操作部13aが配置されて両端部にそれぞれ雄ねじ13bが設けられ、かつ、この両端部に設けられる雄ねじ13bの螺旋方向が逆方向のもの、すなわち、六角ボルトの2本をそれぞれの頭部同士で背中合わせに溶接固定したような両切りボルトが使用される。
図6(b)および(c)は梁1Bと両小梁1Ba、1Baとの接合を示すもので、梁1Bの対向位置にある側面の各々に両小梁1Ba、1Baのそれぞれの端面が対峙し、梁1Bと両小梁1Ba、1Baのそれぞれが接合金物A、Aで接合される。図6(c)に示すように、梁1Bの上面には有底のほぞ穴18が開口するとともに、このほぞ穴18を水平方向に貫通して上方からスリット25が設けられる。このスリット25はパイプ体7の直径と同じ程度の幅寸法にされる。また、両小梁1Ba、1Baには、それぞれの端面にパイプ受け穴16が設けられるとともに、端部寄りにピン挿入口17が設けられる。
両小梁1Ba、1Baのパイプ受け穴16にそれぞれ接合金物Aを嵌め込み、各小梁1Ba、1Baのピン挿入口17から各接合金物Aのピン挿通孔6を貫通してドリフトピン11を差し込むとともに、鍔部5をタッピングスクリュー14で各小梁1Ba、1Baの端面に固定した上で、それぞれの雌ねじ13aに両切りボルト13’を合わせて両切りボルト13’の頭部13aを締結方向に回すことにより、両小梁1Ba、1Baを近接方向に引き寄せることができる。両切りボルト13’が両小梁1Ba、1Baのそれぞれの接合金物A、Aに適宜係合した段階で、両小梁1Ba、1Baを梁1Bの上方に移動させた後、梁1Bに向かう下方に引き下げ、両切りボルト13’の頭部13aを梁1Bのほぞ穴18に、パイプ体7を梁1Bのスリット25に通す。この後、再度両切りボルト13’の頭部13aをほぞ穴18内で締結方向に回転させると、両小梁1Ba、1Baがさらに近接し、それぞれに固定された鍔部5の表面が梁1Bの対向側面に密着する。適宜密着し、鍔部5と小梁1Baの端面の間に挟まれる減衰ゴム4に適宜の初期撓みが付与されると梁1Bと両小梁1Ba、1Baの合計3本の接合作業が終了する。
なお、この後、必要に応じて梁1Bのほぞ穴18に適宜の木製軸組部材1に形成されるぼぞ15を差し込むことも可能である。
図7(a)および(b)に以上の両切りボルト13’を利用して合掌梁1Eを接合する場合を示す。合掌梁1Eの各梁1Eaの接合位置には下方に向かって開放する金具用開口26が設けられ、すなわち、各梁1Eaには、傾斜する接合境界面3の下方を一部切り欠いて金具用切欠26aが設けられ、山形に組み合わせたときに金具用開口26が構成される。各梁1Eaの金具用切欠26には、接合方向反対方に向かってパイプ受け穴16が穿孔され、このパイプ受け穴16の直交してピン挿入口17が開設される。
ドリフトピン11、タッピングスクリュー14を用いて各梁1Eaに接合金物Aを固定した後、それぞれの雌ねじ8に両切りボルト13’を挿入して締め込むと、各梁1Eaが山形に組み合わせられて合掌梁1Eが完成する。この変形例においては、各梁1Eaの金具用切欠26aの接合方向面に別個の減衰ゴム4、4が密着し、この減衰ゴム4の反対面が鍔部5によって支持される。このため鍔部5は、減衰ゴム4の支持に足る強度を備えて構成される。
図7(c)および(d)に以上の接合金具Aを用いてバルコニーを形成するための持ち出し梁1Bbを柱1Cに固定する場合を示す。極めて高い強度が必要とされるこの接合において、接合金具Aは持ち出し梁1Bbの端面に2個設置され、各接合金具Aの雌ねじ8に柱1Cを貫通して噛み込むボルト13の複数は、共通する座金27を介して柱1Cに圧接する。すなわち、図7(d)に示すように、座金27には複数のボルトを挿入するボルト穴27aが開設される。
したがって2個の接合金具Aは、共通する座金27を一体的に構成され、一体のものとして挙動することで高い接合強度を発揮する。
なお、以上においては金具本体2をパイプ体7にピン挿通孔6、雌ねじ8を設けて構成する場合を示したが、このパイプ体7に代えて丸棒を用い、この丸棒にピン挿通孔6、雌ねじ8を加工して金具本体2を構成することも可能である。また、本発明に係る接合金物Aを増改築時に活用し、増改築部分の耐震性および制震性を良好に確保することもできる。さらに、本発明の接合金物Aによる接合を筋交いに適用し、制震性を確保することもできる。
接合金物を示す図で、(a)は側面図、(b)は(a)の2A矢視図、(c)はボルトやドリフトピンなどの挿入位置関係を含めて示す斜視図である。 通し柱と梁との接合構造示す図で、(a)は要部斜視図、(b)要部縦断面図、(c)は(b)の2C-2C線断面図である。 柱と根太との接合構造を示す図で、(a)は要部斜視図、(b)は(a)の変形例を示す要部斜視図である。 通し柱と梁との接合作業を説明する図で、(a)は梁に対する作業を示す図、(b)は(a)の通し柱に対する作業、通し柱と梁との接合作業を示す図である。 木造住宅の軸組構造を説明する図である。 他の実施の形態を示す図で(a)はボルトを示す側面、(b)は梁と両小梁の接合状態を示す側面図、(c)は(b)の要部拡大断面図、(d)は(c)に対応する平面図である。 変形例を示す図で、(a)は合掌梁の接合状態を示す要部側面図、(b)は(a)に対応する底面図、(c)は持ち出し梁と柱の接合状態を示す要部側面図、(d)は(c)の1D-1D線断面図である。
符号の説明
1 木製軸組部材
2 拘束部
3 接合境界面
4 制震部
5 保持部
6 ピン挿通孔
7 パイプ体
8 雌ねじ
A 接合金物
B 接合金物用金具

Claims (5)

  1. 木製軸組部材同士を接合位置に拘束する拘束部と、
    前記木製軸組部材同士の接合境界面に介装される制震部と、
    該制震部を接合境界面に保持する保持部とを有し、
    前記拘束部は、離隔位置においてそれぞれピン挿通孔が長手方向に対する直交方向に向かって穿孔されたパイプ体あるいは棒状体からなり、
    前記保持部は、前記ピン挿通孔間に鍔状に形成され、
    前記制震部は、前記保持部上に重ねられる板状の減衰ゴムからなり、
    かつ、前記パイプ体あるいは棒状体の一端部には雌ねじが形成され、木製軸組部材の一方をボルト止め、あるいは、ピン止めのいずれかに選択可能に形成される接合金物。
  2. 前記保持部にはピン挿通孔の開口方向を示すマークが付される請求項1記載の接合金物。
  3. 離隔位置においてそれぞれピン挿通孔が長手方向に対する直交方向に向かって穿孔されたパイプ体あるいは棒状体からなり、木製軸組部材同士を接合位置に拘束する拘束部と、
    前記ピン挿通孔間に鍔状に形成され、前記木製軸組部材同士の接合境界面に板状の減衰ゴムからなる制震部を保持可能な保持部とを有し、
    前記パイプ体あるいは棒状体の一端部には雌ねじが形成され、木製軸組部材の一方をボルト止め、あるいは、ピン止めのいずれかに選択可能に形成される接合金物用金具。
  4. 前記保持部にはピン挿通孔の開口方向を示すマークが付される請求項3記載の接合金物用金具。
  5. 請求項1または2記載の接合金物により木製軸組部材同士を接合境界面に板状の減衰ゴムを介装して接合してなる木製軸組部材の接合構造。
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