JP5065730B2 - 部材接合具 - Google Patents

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本発明は、木造建築物の骨格を構成する土台や梁などの部材に対して、交角を有するように配置される斜材を締結するための部材接合具に関する。
木造建築物の施工方法は様々存在しているが、柱や梁などの部材を締結して骨格を構成する軸組工法は、間取りの自由度が高いなど利点が多く、現在でも広く使用されている。軸組工法は建物の強度を確保するため、柱や梁などといった骨格を構成する部材同士を強固に締結する必要があり、古くから部材の端面にホゾを加工するなどの対策が取られている。しかしホゾは、部材の断面欠損によって強度が低下するなどの課題があり、最近では費用や作業性などに優れた各種金物が使用される場合が多い。
前記の金物は、その使用箇所や部材の断面形状などに応じて様々な種類が存在しているが、最も普及しているのは、部材に加工された溝などに埋め込まれて、ボルトやドリフトピンなどを介して部材と一体化する形態である。このような標準的な金物は、軸組工法において大量に使用されるため、量産によって単価の抑制も可能であり、建築費用の軽減に貢献している。
大半の建物は、施工性や居住性などを考慮して、外縁や部屋などの区画は矩形状を基調としている。しかし都市部などで敷地に制約がある場合、やむを得ず、建物の外縁を台形状にするなど、変則的な形状を採り入れることがある。このような建物は、一部の部材を斜方向に配置する必要があるが、軸組工法は、柱や梁などを格子状に締結することを原則としており、斜方向に配置された部材(以下、斜材と記載)を他の部材に締結する際は、汎用の金物の使用が難しく、ホゾなどを用いた伝統的な方法を例外的に採り入れる必要があり、施工時の費用や時間が増加しやすい。なお斜材の締結に関しては、溝の向きを調整するなどの対策で、従来の金物を流用することも不可能ではないが、設計や加工や施工などに様々な制約が発生する。
斜材と他の部材との交角を45度や60度など、一定の角度に限定するならば、これに応じた汎用性のある金物を使用でき、量産によって単価の増加も抑制できる。しかし斜材は、限られた敷地を極限まで活用するなどの目的で使用されるため、その交角が限定されることは好ましくない。そこで交角に依存せず、汎用性の高い部材接合具が使用できるならば、費用の増加を抑制しながら円滑に斜材を配置できるようになる。さらに斜材を組み込む際、その交角によって設計や施工の手間が増えることは避けられないが、その手間もできるだけ軽減できることが好ましい。なお本発明に類似する先行技術の例として、以下の文献が挙げられる。
特開平9−209545号公報 特開平10−96268号公報
本発明はこうした実情を基に開発されたもので、土台や梁などに対して交角を有して配置される斜材を締結するための部材接合具の提供を目的としている。
前記の課題を解決するための請求項1記載の発明は、木造建築の骨格構造において、幹部材の側面に枝部材の端面を締結するための部材接合具であって、幹部材と枝部材との接合面に形成された受入溝に嵌まり込む本体と、前記本体を幹部材に固定するため本体に設けてある取付部と、枝部材の受入溝に切り込まれた係合溝に差し込まれる羽板と、前記本体と前記羽板とを連結する軸体と、から構成され、前記羽板には、枝部材との結合のため保持孔や保持溝を備えており、前記軸体は、羽板の基部に形成された筒体の内部を挿通しており、羽板が揺動可能に本体と一体化しており、前記取付部は、前記本体の側面から突出する棒状で前記受入溝の内部に形成された埋設穴に嵌まり込み、当該取付部の端面には、幹部材に差し込まれたボルトを螺合するためのネジ穴を有しており、前記本体は円柱状であり、当該本体と前記筒体は前記軸体によって同心に揃い、さらに筒体の外径は本体の外径よりも小さいことを特徴とする部材接合具である。
幹部材および枝部材は、いずれも棒状の木材であり、建物の骨格を構成するもので、幹部材は、土台や梁や柱などの基幹となる部材であり、一方の枝部材は、幹部材によって支持される側の部材であり、幹部材の側面に枝部材の端面を接触させてT字状の締結部を構成する。ただし本発明では、両部材の交角が直角である必要はなく、枝部材は幹部材に対して所定の傾きを有した状態で締結される。
本発明による部材接合具は、本体と取付部と羽板と軸体の四要素を基本に構成されており、そのうち本体は、幹部材と枝部材との接合部に形成される受入溝に嵌まり込むもので、締結部の剛性を確保するため、本体と受入溝との隙間はできるだけ小さくすることが好ましい。なお受入溝の断面形状については、幹部材と枝部材との接合面上に中心がある真円断面が理想的であり、これに応じて本体は円柱状とする。また取付部は、本体と一体的に形成されており、さらに幹部材との締結機能を有している。次に羽板は、枝部材の端面を起点として、その長手方向に形成された係合溝に差し込まれるもので、その表面には、枝部材との締結のため保持溝や保持孔が形成されている。羽板を枝部材に差し込んだ状態で、枝部材の側面から保持孔または保持溝に向けてドリフトピンなどを打ち込むことで、枝部材と羽板が一体化する。なお羽板については、一式の部材接合具において一枚だけが使用される。
軸体は、本体と羽板を一体化するための機能を有するが、単に一体化するのではなく、羽板を揺動自在に支持する。そのため羽板において最も幹部材に近い側である基部には、軸体を挿通するための筒体が形成されており、筒体の内周を軸体の外周よりわずかに広くすることで、羽板は自在に揺動できる。なお軸体は、本体によって拘束されており、軸体が本体から離脱することはなく、したがって羽板が本体から離脱することもない。また羽板の揺動を妨げないよう、筒体は本体よりも小形化する
このように構成することで、枝部材を取り付けるための羽板は、軸体を中心として自在に揺動可能であり、幹部材と枝部材との交角がどのように変化しても両部材を締結できる。しかも本体を受入溝の中に嵌め込むことで、部材接合具全体を安定して固定できるため、幹部材と枝部材との剛性も十分に確保できる。
取付部は、幹部材の受入溝の内部に形成された埋設穴に嵌まり込む棒状で、本体の側面から突出しており、且つ幹部材に差し込まれたボルトを螺合するためのネジ穴を有している。取付部は、本体に対して直交する方向に延びており、この取付部が嵌め込まれる埋設穴は、幹部材側の受入溝の周面を起点として反対面に向けて延びるように形成される。したがって取付部と埋設穴は同一断面形状である必要があるが、必ずしも双方を密着させる必要はなく、作業性などを考慮して隙間があってもよい。なお断面形状としては、円形が最適だがこれに限定される訳ではない。
またネジ穴は、取付部の端面に形成される雌ネジであり、取付部と幹部材とを分離不能に一体化する機能がある。このネジ穴に螺合するボルトは、幹部材の側面から差し込まれるが、そのため埋設穴と連通するキリ孔を事前に形成しておく必要がある。なお取付部については、一つの本体に一つでも構わないが、信頼性を確保するため複数を形成することが好ましい。このように構成することで、部材接合具は取付部を介して幹部材と一体化して、羽板を介して枝部材と一体化して、幹部材と枝部材との接合が実現する。
請求項1記載の発明のように、幹部材に締結される取付部と、枝部材に締結される羽板とが、軸体等を介して一体化しているため、羽板は幹部材に拘束されることなく自在に揺動可能である。そのため本発明による部材接合具は、幹部材と枝部材(斜材)との交角に応じて羽板の角度を調整できるため、この交角に依存することなく両部材の締結が可能であり、設計や施工作業が簡素化でき、建設費や作業時間の増加を抑制できる。しかも本発明品は汎用性があるため、部材の断面寸法などに応じて数種類の規格を決めた上で量産体制を取ることも可能で、一層のコストダウンが実現する。さらに本体や取付部や羽板などは、全て部材内に埋め込まれるため、板材などの敷設にも支障がなく、また耐火性にも優れる。
また本体を円柱状とした上、幹部材に形成された埋設穴に取付部を埋め込む構造にすることで、本発明品を使用する際、幹部材に対して行う加工がドリルなど汎用の工具だけで対応できるため、加工費用を抑制できる。
図1は、本発明による部材接合具11の概要を示す斜視図であり、図1(A)は全体を示しており、図1(B)は部材接合具11単体を(A)とは反対側から見た状態である。この図のように、水平に敷設された幹部材Aの側面に、枝部材Bの端面を接触させる接合部において、双方の部材の交角が直角でない場合、従来の金物の使用は困難であり、本発明による部材接合具11の使用が適している。部材接合具11は、本体12や羽板20などから構成されており、そのうち本体12は、上下に延びる円柱状であり、幹部材Aと枝部材Bとの境界部に加工された受入溝31,32に収容される。また本体12の側面からは、二個の取付部13が水平方向に延びており、幹部材A側の受入溝31の奥に加工された埋設穴36に埋め込まれる。この取付部13は円断面であり、その端面中央には、ボルトなどを螺合するためのネジ穴15が形成されている。
幹部材Aと枝部材Bとを接触させた際の受入溝31,32の直径は、本体12の直径と同一であり、本体12は受入溝31,32に面接触して、安定した状態で据え置かれる。なお受入溝31,32は、作業性などの観点からその中心が幹部材Aと枝部材Bとの境界面上に位置している。これに対して、取付部13を差し込む埋設穴36については、作業性を考慮して取付部13との間に若干の隙間がある。そして埋設穴36の奥には、同心だが直径の小さいキリ孔37が反対面に向けて加工されている。このキリ孔37から取付部13に向けてボルト24を差し込んで、その先端をネジ穴15に螺合させて締め上げることで、本体12が幹部材A側に引き寄せられて、双方は強固に一体化する。なおボルト24の頭部を幹部材Aに埋め込むため、キリ孔37の出口付近には、直径を拡大した座グリ穴38が加工されている。
羽板20は、枝部材Bの端面に加工された係合溝33に差し込まれるもので、上下に長い単純な平面状である。その上辺には保持溝22が形成されており、その下には計四個の保持孔23が形成されている。保持溝22および保持孔23は、羽板20を枝部材Bに差し込んだ際、双方を貫通して一体化するドリフトピン26を挿通するためのもので、枝部材Bの側面にもこれに合わせたピン孔35を事前に加工しておく必要がある。そのほか羽板20の上下両側には、管状の筒体21が接合されている。この筒体21は文字通り真円断面の管であり、その中心軸は上下で一致する。なお係合溝33については、羽板20が自在に揺動できることから、枝部材Bの長手方向に加工すればよく、幹部材Aとの交角を考慮する必要はない。
軸体14は、羽板20を揺動自在な状態で本体12と一体化するもので、羽板20の縁部の上下に接合された筒体21の中を挿通しており、その先端が本体12の中に差し込まれており、本体12と軸体14は不動状態で一体化している。しかし軸体14と筒体21とは隙間が確保されているため、羽板20は一定の範囲で自在に揺動できる。ただし羽板20は単に揺動だけができるに過ぎず、他については本体12と強固に一体化されており、枝部材Bに作用する水平荷重や垂直荷重は確実に幹部材Aに伝達される。
図1に示す部材接合具11は、あくまでも一例であり、取付部13については、本図のように二個に限定されるわけではなく、その断面形状も自在である。羽板20についても、保持溝22は省略可能であり、保持孔23の個数についても制限はない。
図2は、本発明による部材接合具11を用いて幹部材Aと枝部材Bとを締結する工程を示す斜視図であり、図2(A)は幹部材Aと枝部材Bとを一体化する前の段階で、図2(B)は幹部材Aと枝部材Bとを一体化している段階である。図2(A)のように、取付部13を埋設穴36に差し込んだ上、本体12を幹部材A側の受入溝31に密着させ、幹部材Aの反対面からボルト24を差し込んで締め上げると、本体12は幹部材Aと完全に一体化する。ただしこの段階では、羽板20は何らの拘束も受けておらず、軸体14を中心として自在に揺動可能な状態である。なお枝部材Bについては、その端面が交角に応じて斜方向に切断されており、端面の中央から枝部材Bの長手方向に沿って係合溝33が加工されている。さらに枝部材Bの側面には、ドリフトピン26を打ち込むためのピン孔35が計三個加工されており、そのうちの最上部には、締結作業に先立ってドリフトピン26’を打ち込んでおく。
図2(A)の段階の後、枝部材Bを吊り上げて羽板20の上方に係合溝33を移動する。そして枝部材Bを徐々に降下させていくと、係合溝33に羽板20が差し込まれていき、枝部材Bに打ち込まれているドリフトピン26’が保持溝22によって受け止められると、枝部材Bの仮置きが完了する。この段階で、幹部材Aと枝部材Bは所定の交角を有した状態で密着しているが、枝部材Bと羽板20との締結は不完全な状態である。そこで、残り二箇所のピン孔35にドリフトピン26を打ち込むと、幹部材Aと枝部材Bとが完全に一体化する。なお保持孔23は計四個形成されているが、実際にドリフトピン26を挿通するのは二個だけである。
図3は、図1に示す部材接合具11の詳細形状を示しており、図3(A)は平面図で、図3(B)は左側面図で、図3(C)は正面図で、図3(D)は右側面図で、図3(E)はZ−Z断面図である。これら一連の図のように本体12は中空状の円断面であり、この中空部分の端部近傍にはネジが形成されている。また本体12と一体化している取付部13についても、本体12と同様の円断面であり、端面にネジ穴15が形成されている。羽板20は、上方に保持溝22が形成されており、その下には計四個の保持孔23が形成されているほか、本体12の上下を挟み込むように円筒状の筒体21が接合されている。そして軸体14は、汎用の六角穴付ボルトを流用したもので、筒体21の内部を貫き、その先端は本体12に螺合している。なお軸体14と筒体21との間には微少な空間が確保されているため、羽板20の揺動を拘束することはない。また軸体14の先端に形成されている雄ねじは、形成区間が限定されているため、本体12へのねじ込み長さも制限され、筒体21の端面を押し付けることはない。
図4は、図1とは別形態の部材接合具11’を示しており、図4(A)は概要を示す斜視図で、図4(B)は部材接合具11’単体の中央部の断面図である。この部材接合具11’は、羽板20などの形態は図1と同様だが、取付部13’については、他の図のような円柱状ではなく、幹部材Aの側面に密着する平面状で、本体12を中心とした左右対称形である。また取付部13’と幹部材Aとは、釘類25によって一体化されており、そのため取付部13’には複数の釘孔16が形成されている。なお取付部13’は、単純に幹部材Aの側面に密着させても構わないが、取付部13’が幹部材Aの側面から張り出していると、枝部材Bを締結する際の作業性が悪化する。そのため図のように幹部材Aの側面を部分的に削り込んだ凹部34を加工して、この中に取付部13’を埋め込む場合がある。
そのほか軸体14’については、断面図に示すように、本体12および上下の筒体21を一本で貫通するものとして、その両端にフランジを形成することもできる。この場合、軸体14’は本体12と一体化されることはないが、両端のフランジによって軸体14’が離脱することはなく、筒体21を確実に本体12と一体化できる。
図5は本発明による部材接合具11の使用例を示す斜視図である。この図のように、基礎コンクリートFの一部は斜方向に打設されており、これら一連の基礎コンクリートFの上面に土台41が敷設されており、この土台41に複数の柱42が載せられている。そして柱42の上部を結ぶ梁43が水平に架設されており、この梁43を結ぶように横架材44が配置されている。また強度確保や床板などを支持するための斜材45も使用されており、これらの横架材44や斜材45の締結部のうち、一点鎖線円で囲まれている箇所では、部材同士の交角が直角ではない。このような箇所において、本発明による部材接合具11は、その交角に依存することなく汎用的に使用可能で、作業性が向上してコストの増加も抑制できる。
本発明による部材接合具の概要を示す斜視図であり、(A)は全体を示しており、(B)は部材接合具単体を(A)とは反対側から見た状態である。 本発明による部材接合具を用いて幹部材と枝部材とを締結する工程を示す斜視図であり、(A)は幹部材と枝部材とを一体化する前の段階で、(B)は幹部材と枝部材とを一体化している段階である。 図1に示す部材接合具の詳細形状を示しており、(A)は平面図で、(B)は左側面図で、(C)は正面図で、(D)は右側面図で、(E)はZ−Z断面図である。 図1とは別形態の部材接合具を示しており、(A)は概要を示す斜視図で、(B)は部材接合具単体の中央部の断面図である。 本発明による部材接合具の使用例を示す斜視図である。
11 部材接合具
12 本体
13 取付部
14 軸体
15 ネジ穴
16 釘孔
20 羽板
21 筒体
22 保持溝
23 保持孔
24 ボルト
25 釘類
26 ドリフトピン
31 受入溝(幹部材側)
32 受入溝(枝部材側)
33 係合溝
34 凹部
35 ピン孔
36 埋設穴
37 キリ孔
38 座グリ穴
41 土台
42 柱
43 梁
44 横架材
45 斜材
A 幹部材
B 枝部材
F 基礎コンクリート

Claims (1)

  1. 木造建築の骨格構造において、幹部材(A)の側面に枝部材(B)の端面を締結するための部材接合具であって、
    幹部材(A)と枝部材(B)との接合面に形成された受入溝(31,32)に嵌まり込む本体(12)と、
    前記本体(12)を幹部材(A)に固定するため本体(12)に設けてある取付部(13)と、
    枝部材(B)の受入溝(32)に切り込まれた係合溝(33)に差し込まれる羽板(20)と、
    前記本体(12)と前記羽板(20)とを連結する軸体(14)と、
    から構成され、
    前記羽板(20)には、枝部材(B)との結合のため保持孔(23)や保持溝(22)を備えており、
    前記軸体(14)は、羽板(20)の基部に形成された筒体(21)の内部を挿通しており、羽板(20)が揺動可能に本体(12)と一体化しており、
    前記取付部(13)は、前記本体(12)の側面から突出する棒状で前記受入溝(31)の内部に形成された埋設穴(36)に嵌まり込み、当該取付部(13)の端面には、幹部材(A)に差し込まれたボルト(24)を螺合するためのネジ穴(15)を有しており、
    前記本体(12)は円柱状であり、当該本体(12)と前記筒体(21)は前記軸体(14)によって同心に揃い、さらに筒体(21)の外径は本体(12)の外径よりも小さいことを特徴とする部材接合具。
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