JP2013213359A - 建築用接合構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】木部材を接合する際の作業性、設計の自由度、使い勝手及び接合強度などを向上させることができる建築用接合構造の提供を目的とする。
【解決手段】建築用接合構造1は、下側に固定ピン23が挿入される固定ピン用孔211が形成され、上側に連結ピン24が挿入される連結ピン用孔212が形成された第一ホゾパイプ21及び第二ホゾパイプ22を用いて、第一柱51と受け梁52とを接合し、第一ホゾパイプ21及び第二ホゾパイプ22は、長さが異なっており、かつ、各上端面が高低差を有する状態で、第一柱51に装入され、第一柱51の端面であって、矩形状の一本の対角線上の中央を避けた両側に、それぞれ埋設された構成としてある。
【選択図】 図1

Description

本発明は、建築用接合構造に関し、特に、柱や梁などを接合する際の作業性、設計の自由度、使い勝手及び接合強度などを向上させることができる建築用接合構造に関する。
従来、梁等の木部材と柱等の木部材を接合する建築用木部材の接合方法として、ほぞ加工やぬき加工を木材に施し、これら木材どうしを組み合わせて接合する方法が用いられてきた。
近年では、建築用接合金具を用いて接合すると、木材どうしを組み合わせて接合するより強固に接合でき、かつ、施工現場での作業効率を向上させることができることから、様々な構造の建築用接合金具などが提案されている。
たとえば、特許文献1には、一方の木部材の側面に他方の木部材の端面を接合するための建築用接合金具において、前記一方の木部材の側面に固定するための固定孔を穿設した固定板、及び、この固定板から突設され、前記他方の木部材に連結される一対の対向した連結板を有する受け金具と、一方の端部にストッパーピンと矩形板状部材とからなる係止部を有し、他方の端部に装入孔が形成され、前記受け金具の固定孔に挿入される筒状又は棒状の固定金具と、前記固定金具の装入孔に装入される棒状又は筒状の固定ピンとを備えたことを特徴とする建築用接合金具の技術が開示されている。
さらに、特許文献1には、少なくとも一方の端部に、前記固定金具が挿入される貫通孔の穿設された棒状又は筒状のほぞ金具を備えたことを特徴とする建築用接合金具の技術も開示されている。
また、特許文献2には、木部材どうしを接合するための建築用接合金具であって、前記木部材の一方の木部材と他方の木部材とを接合する受け金具と、引寄せだぼとを備え、さらに、前記木部材どうしが、門型柱とこの門型柱に接合される梁であり、前記門型柱の上部に柱を継ぐために、前記門型柱の上面から突出した長座金と、ほぞパイプを備えたことを特徴とする建築用接合金具の技術が開示されている。
さらに、特許文献2には、木製の柱及び梁からなる門型フレームであって、前記柱が、柱脚金具を介して基礎上に立設され、前記梁が、上記の建築用接合金具を介して前記柱に接合され、さらに、前記柱脚金具が、前記柱に装入される棒状又は筒状のほぞと、前記ほぞの下部と嵌合する筒状又は棒状の嵌合部材、及び、前記基礎上に設置される基台を有する柱脚金具本体と、前記嵌合部材に嵌合された前記ほぞと前記柱脚金具本体とを接合する接合部材とを備えたことを特徴とする門型フレームの技術も開示されている。
また、特許文献3には、第1の部材(1)の上面にダボ孔を穿って木製のダボ(16)を植設し、柱(17)の下端木口のダボ孔(18)をダボに嵌合させて、柱を土台上に樹立させる技術が記載されている(特許文献3の第1図参照)。
また、特許文献4には、対向配置された一対の平板部が、各々の中央部において垂直板部により連結され、断面H字型形状を有する鉄骨材の各々の平板部の表面に、木質端材が配設された複合梁と柱の接合構造であって、複合梁には、長さ方向に対し直角に貫通する横穴を有する一本の金属製のほぞピンが木質端材から突出して立設され、柱には、木口にほぞ穴が一つ、対向する一対の側面間に貫通穴が一つ形成され、柱が、ほぞ穴に前記ほぞピンが挿入され、その横穴に一致する貫通穴を通じてピンがほぞピンの横穴に差し込まれることにより、複合梁に接合されることを特徴とする複合梁と柱の接合構造の技術が開示されている。
さらに、特許文献4には、所定位置に、木質端材(4)から突出し、ほぞとして機能する柱接合用の突出ボルト(5)が二本配設されている複合梁の技術が記載されている(特許文献4の図6参照)。
特開2010−281192号公報 特開2008−111317号公報 実開昭55−180802号公報 特開2001−159194号公報
しかしながら、特許文献1の技術は、受け金具(梁受金具とも呼ばれる。)及び固定金具などを用い、さらに、固定金具と連結された一本のほぞ金具を設けることにより、柱(適宜、第一柱と呼称する。)の上面に第二柱を接合することができるものの、柱の上面(通常、正方形状の上面)の中央から一本のほぞ金具が突設される構造となる。このため、ほぞ金具が挿入された木部材(たとえば、第二柱)は、連結ピンが挿入されるまで、回転可能な状態であるが、重量物である第二柱を、第二柱の下面が第一柱の上面と接触した状態で、回転方向の位置合わせのために回転させる作業は、容易でない場合があり、作業性をさらに向上させることが要望されていた。
また、第一柱の上面の中央から一本のほぞ金具が突設される構造に限定されるため、ほぞ金具と第二柱を接合する際、連結ピンが第二柱の中心軸を通る必要があり、設計の自由度を向上させることが要望されていた。すなわち、たとえば、第一柱の上面に受け梁を接合し、この受け梁の側面に(第一柱と対応する位置の側面に)梁を接合し、さらに、受け梁の上面に(第一柱と対応する位置の上面に)第二柱を接合する場合、第二柱の中心軸(第一柱の中心軸でもある。)に、連結ピンなどが集まるので、設計の自由度を向上させることが要望されていた。
さらに、梁を受け梁に接合する際、受け梁の高さに応じて、受け金具の高さ方向の位置が設定される場合があり、受け金具の高さ方向の位置が変わると、ほぞ金具の高さ方向の位置も変わる。このような場合、ほぞ金具と第二柱を接合する連結ピンの高さ位置を変えるか、あるいは、連結ピンの高さ位置を変えなくてもすむように、ほぞ金具の長さを変える必要があり、使い勝手を向上させることが要望されていた。
また、建築用接合構造の技術分野においては、接合強度をさらに向上させることが、慢性的に要望されている。
なお、特許文献2〜4の技術は、本発明に関連する技術ではあるものの、上記の要望に応えることが困難である。
本発明は、上記事情に鑑み提案されたものであり、木部材を接合する際の作業性、設計の自由度、使い勝手及び接合強度などを向上させることができる建築用接合構造の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の建築用接合構造は、下側に固定ピンが挿入される固定ピン用孔が形成され、上側に連結ピンが挿入される連結ピン用孔が形成された二本のホゾパイプを用いて、断面が矩形状の縦木部材の端面と横木部材の上面若しくは下面とを接合する、又は、断面が矩形状の縦木部材の端面どうしを接合する建築用接合構造であって、前記二本のホゾパイプは、長さが異なっており、かつ、該二本のホゾパイプは、各上端面が高低差を有する状態で、前記横木部材又は縦木部材に装入され、前記二本のホゾパイプは、前記縦木部材の端面であって、前記矩形状の一本の対角線上の中央を避けた両側に、それぞれ埋設された構成としてある。
本発明の建築用接合構造によれば、長さが異なる二本のホゾパイプを、縦木部材の端面であって、矩形状の一本の対角線上の中央を避けた両側に、それぞれ埋設することによって、木部材を接合する際の高所での作業性、設計の自由度、使い勝手及び接合強度などを向上させることができる。
図1は、本発明の第一実施形態にかかる建築用接合構造を説明するための概略図であり、(a)は平面図を示しており、(b)は正面図を示しており、(c)は側面図を示している。 図2は、本発明の第一実施形態にかかる建築用接合構造に用いられるホゾパイプを説明するための概略拡大図であり、(a)は第一ホゾパイプの正面図を示しており、(b)は第二ホゾパイプの正面図を示している。 図3は、本発明の第一実施形態にかかる建築用接合構造に用いられる梁受金具を説明するための概略拡大斜視図を示している。 図4は、本発明の第一実施形態にかかる建築用接合構造に用いられる固定金具を説明するための概略拡大斜視図を示している。 図5は、本発明の第一実施形態にかかる建築用接合構造を説明するための概略分解斜視図を示している。 図6は、本発明の第二実施形態にかかる建築用接合構造を説明するための概略図であり、(a)は平面図を示しており、(b)は正面図を示しており、(c)は側面図を示している。 図7は、本発明の第二実施形態にかかる建築用接合構造に用いられるホゾパイプを説明するための概略拡大図であり、(a)は第一ホゾパイプの正面図を示しており、(b)は第二ホゾパイプの正面図を示している。 図8は、本発明の第二実施形態にかかる建築用接合構造を説明するための概略分解斜視図を示している。
[建築用接合構造の第一実施形態]
図1は、本発明の第一実施形態にかかる建築用接合構造を説明するための概略図であり、(a)は平面図を示しており、(b)は正面図を示しており、(c)は側面図を示している。
図1において、本実施形態の建築用接合構造1は、第一ホゾパイプ21及び第二ホゾパイプ22などを用いて、第一柱51の上面に受け梁52を接合し、梁受金具3及び固定金具4などを用いて、受け梁52の側面に梁53を接合し、第一ホゾパイプ21及び第二ホゾパイプ22などを用いて、受け梁52の上面に第二柱54を接合した構成としてある。
なお、本実施形態では、断面が矩形状の縦木部材として、第一柱51及び第二柱54を使用し、横木部材として、受け梁52及び梁53を使用している。
(ホゾパイプ)
図2は、本発明の第一実施形態にかかる建築用接合構造に用いられるホゾパイプを説明するための概略拡大図であり、(a)は第一ホゾパイプの正面図を示しており、(b)は第二ホゾパイプの正面図を示している。
図2において、二本のホゾパイプ、すなわち、第一ホゾパイプ21及び第二ホゾパイプ22は、金属製の円筒形状としてあり、下側に固定ピン(ドリフトピン)23が挿入される固定ピン用孔211が形成され、上側に連結ピン(ドリフトピン)24が挿入される連結ピン用孔212が形成されている。また、固定ピン用孔211及び連結ピン用孔212の中心軸の方向は、通常、同じであるが、これに限定されるものではなく、たとえば、縦木部材の形状に応じて、適宜、設定されてもよい。
第一ホゾパイプ21と第二ホゾパイプ22は、長さが異なっている、すなわち、第一ホゾパイプ21の長さH21は、第二ホゾパイプ22の長さH22より長くなっている(H21>H22)。また、第一ホゾパイプ21と第二ホゾパイプ22は、受け梁52と第二柱54との接合において、図1に示すように、各上端面が高低差ΔH(ΔHは、通常、数mm〜数十mmである。)を有する状態で、受け梁52に装入されており、また、第一柱51と受け梁52との接合においても、同様の状態で、第一柱51に装入されている。
さらに、第一ホゾパイプ21と第二ホゾパイプ22は、図1に示すように、受け梁52と第二柱54との接合において、第二柱54の下端であって、断面の矩形状(本実施形態では、正方形状)の一本の対角線上の中央を避けた両側に、すなわち、本実施形態では、一本の対角線上であって、一端から対角線の約1/4の長さの位置、及び、他端から対角線の約1/4の長さの位置に、それぞれ埋設されている。
また、第一柱51と受け梁52との接合においても、第一ホゾパイプ21と第二ホゾパイプ22は、第一柱51の上端であって、断面の矩形状(本実施形態では、正方形状)の一本の対角線上の中央を避けた両側に、すなわち、本実施形態では、一本の対角線上であって、一端から対角線の約1/4の長さの位置、及び、他端から対角線の約1/4の長さの位置に、それぞれ埋設されている。
なお、第一柱51は、上面の上述した所定の位置に、第一ホゾパイプ21と第二ホゾパイプ22が挿入される挿入穴が穿設され、また、側面の所定の位置に、挿入された第一ホゾパイプ21及び第二ホゾパイプ22の固定ピン用孔211の中心軸とほぼ一致するように、固定ピン23が打ち込まれる打込孔が穿設されている。また、受け梁52は、下面の所定の位置に、上記の第一ホゾパイプ21と第二ホゾパイプ22が挿入される挿入穴が穿設され、また、側面の所定の位置に、挿入された第一ホゾパイプ21及び第二ホゾパイプ22の連結ピン用孔212の中心軸とほぼ一致するように、連結ピン24が打ち込まれる打込孔が穿設されている。
また、受け梁52は、上面の所定の位置に、第一ホゾパイプ21と第二ホゾパイプ22が挿入される挿入穴が穿設され、また、側面の所定の位置に、挿入された第一ホゾパイプ21及び第二ホゾパイプ22の固定ピン用孔211の中心軸とほぼ一致するように、固定ピン23が打ち込まれる打込孔が穿設されている。また、第二柱54は、下面の所定の位置に、上記の第一ホゾパイプ21と第二ホゾパイプ22が挿入される挿入穴が穿設され、また、側面の所定の位置に、挿入された第一ホゾパイプ21及び第二ホゾパイプ22の連結ピン用孔212の中心軸とほぼ一致するように、連結ピン24が打ち込まれる打込孔が穿設されている。
第一ホゾパイプ21及び第二ホゾパイプ22は、上述したように、第一柱51と受け梁52との接合においては、第一柱51の上端であって、断面の矩形状の一本の対角線上の中央を避けた両側に、それぞれ埋設され、受け梁52と第二柱54との接合においては、第二柱54の下端であって、断面の矩形状の一本の対角線上の中央を避けた両側に、それぞれ埋設されている。
このようにすると、第一柱51の上面の中央から一本のほぞ金具が突設される構造と比べると、打ち込まれる固定ピン23及び連結ピン24が、第一柱51の中心軸を通らないので、中心軸及びその近傍のスペースを自由に利用でき、設計の自由度を向上させることができる。すなわち、本実施形態のように、第一柱51の上面に受け梁52を接合し、この受け梁52の側面に(第一柱51と対応する位置の側面に)梁53を接合し、さらに、受け梁52の上面に(第一柱51と対応する位置の上面に)第二柱54を接合する場合であっても、第二柱54の中心軸(第一柱51の中心軸でもある。)に、固定ピン23や連結ピン24が集まらないので、設計の自由度を向上させることができる。
また、第一ホゾパイプ21及び第二ホゾパイプ22は、梁53を受け梁52に接合する際、固定金具4から干渉しない状態で独立しているので、固定金具4などに影響されることなく、使用することができる。したがって、第一ホゾパイプ21及び第二ホゾパイプ22の長さを標準化したり、固定ピン23及び連結ピン24の高さ位置を標準化することができ、使い勝手を向上させることができる。
さらに、一本のほぞ金具を用いる場合と比べて、第一ホゾパイプ21及び第二ホゾパイプ22を用いているので、接合強度を向上させることができる。
また、第一ホゾパイプ21と第二ホゾパイプ22は、上述したように、各上端面が高低差ΔHを有する状態で、第一柱51及び受け梁52に装入されている。
このようにすると、重量物である受け梁52や第二柱54の挿入穴に、まず、第一ホゾパイプ21を挿入する。この際、第一ホゾパイプ21は、第一柱51の中央より端側に位置しているので、容易に挿入することができる。なお、この状態は、第二ホゾパイプ22が挿入穴に挿入されていないので、受け梁52や第二柱54を、第一ホゾパイプ21を回動軸として容易に回動させることができる。
次に、吊られた、あるいは、持ち上げられた状態の受け梁52や第二柱54を、第一ホゾパイプ21を回動軸として回動させ、受け梁52や第二柱54の挿入穴に、第二ホゾパイプ22を挿入し、受け梁52や第二柱54を降下させる。この際、受け梁52や第二柱54の挿入穴に第二ホゾパイプ22が挿入されると、受け梁52や第二柱54は、回転方向の位置合わせが行われるので、降下させた(すなわち、吊られた状態でない)受け梁52や第二柱54を、回転方向の位置合わせのために、回動させる必要がない。すなわち、高所において、重量物を回動させる必要がなくなるので、作業性などを向上させることができる。
ここで、好ましくは、第一ホゾパイプ21と第二ホゾパイプ22は、下端から所定の距離(h)だけ離れた位置に固定ピン用孔211がそれぞれ形成され、下端から所定の距離(h+h)だけ離れた位置に連結ピン用孔212がそれぞれ形成されるとよい。
このようにすると、第一柱51及び受け梁52に、固定ピン23を挿入する孔の位置、及び、受け梁52及び第二柱54に、連結ピン24を挿入する孔の位置を、ほぼ標準化することができ、使い勝手や上記孔の加工性などを向上させることができる。
(梁受金具)
図3は、本発明の第一実施形態にかかる建築用接合構造に用いられる梁受金具を説明するための概略拡大斜視図を示している。
図3において、梁受金具3は、受け梁52の側面に固定するための固定孔311を穿設した固定板31、及び、この固定板31から突設され、梁53に連結される一対の対向した連結板32などを有している。
固定板31は、細長い矩形平板状であり、固定孔311が垂直方向の二箇所に形成されている。
連結板32は、上部の梁側に、係止用ピン(ドリフトピン)33が係止されるあご掛け321が設けてある。
あご掛け321は、底部がほぼ長円状の切欠であり、上部が係止用ピン33を上方から落とし込みやすいように、上方ほど間口が広く開口された構造としてある。このようにすると、梁53の端部を上方から梁受金具3に向けて降下させることにより、係止用ピン33をあご掛け321に容易に係止することができ、作業性を向上させることができる。また、作業性が向上することによって、より安全に現場での高所作業を行うことができる。
また、連結板32は、あご掛け321の下方の一箇所に、連結ピン34を装入する連結孔322を穿設してある。このようにすると、連結ピン34を打ち込むといった容易な作業により、梁53と梁受金具3を連結することができ、作業性を向上させることができる。
なお、本実施形態の固定孔311や連結孔322の数量などは、上記に限定されるものではなく、たとえば、梁53の形状や大きさに応じて設定することができる。
また、連結板32は、梁53の端面に加工された二本の溝に嵌入される。また、梁53は、二本の溝の間に、固定金具4の係止部42との干渉を避ける欠き込み部(切欠)が形成されている。
このように、連結板32は、二本の溝に嵌入された状態で梁53と連結されるので、梁53の側面方向に位置決めを確実に行うことができる。また、連結板32が溝に装入されることによって、梁53の側面方向の外力に対する機械的強度が向上する。さらに、一対の連結板32どうしの間には、梁53の一部がスペーサとして存在するので、連結ピン34による連結強度を向上させることができる。
(固定金具)
図4は、本発明の第一実施形態にかかる建築用接合構造に用いられる固定金具を説明するための概略拡大斜視図を示している。
図4において、固定金具4は、一方の端部に係止部42を有し、他方の端部に円形状の装入孔43が形成されたパイプ41としてあり、他方の端部から梁受金具3の固定孔311に挿入される。
なお、本実施形態では、固定金具4などを用いて、梁受金具3を受け梁52に連結しているが、これに限定されるものではなく、たとえば、図示してないが、固定金具4の代わりに、ボルトとナットを用いてもよい。
係止部42は、ストッパーピン421と角座金422を有する構成としてある。
ストッパーピン421は、角座金422の一辺とほぼ同じ長さを有する丸棒状のピンであり、パイプ41の一方の端部に穿設された貫通孔に嵌入される。
また、角座金422は、中央に貫通孔の形成されたほぼ正方形状の鋼板であり、パイプ41が嵌入された状態でパイプ41に取り付けられる。また、角座金422は、パイプ41の他方の端部側からストッパーピン421と当接し、かつ、角座金422の一辺がストッパーピン421の軸芯と平行となっている。
さらに、ストッパーピン421や角座金422は、溶接接合されている。通常、ストッパーピン421の各端部と角座金422の対応する端部とが溶接接合される。
また、ストッパーピン421や角座金422を有する係止部42は、構造が単純であるので、加工費や部品費を低減することができ、製造原価のコストダウンを図ることができる。
さらに、装入孔43の中心軸とストッパーピン421の軸芯は、平行としてあり、さらに、固定金具4を取り付ける際、角座金422の対向する一対の辺は、一対の連結板32によってガイドされるので、装入孔43と受け梁52に穿設された孔(固定ピン44が打ち込まれる孔)との位置合わせを容易に行うことができ、作業性を向上させることができる。
また、上記の固定ピン44は、一方の端部側に、截頭円錐部を有し、他方の端部側に、あや目ローレット加工が施されたほぼ丸棒状のピン(一般的に、ドリフトピンと呼ばれる。)である。
この固定ピン44は、受け梁52の打込孔に打ち込まれると、固定金具4の装入孔43を貫通し、梁受金具3を受け梁52の側面に固定する。
なお、受け梁52は、梁受金具3が固定される側面の所定の位置に、固定金具4が挿入される挿入穴が穿設され、また、挿入された固定金具4の装入孔43の中心軸とほぼ一致するように、固定ピン44が打ち込まれる打込孔が穿設されている。
次に、上記構成の建築用接合構造1の接合方法などについて、図面を参照して説明する。
図5は、本発明の第一実施形態にかかる建築用接合構造を説明するための概略分解斜視図を示している。
図5に示すように、建築用接合構造1は、第一ホゾパイプ21及び第二ホゾパイプ22が、第一柱51の上面に形成された挿入穴にそれぞれ挿入され、第一柱51の側面に形成された打込孔に、固定ピン23が打ち込まれ、固定ピン23が固定ピン用孔211を貫通することによって、第一柱51に固定される。
ここで、通常、第一ホゾパイプ21及び第二ホゾパイプ22は、第一柱51が立設される前に、地上の作業者によって第一柱51に固定される。また、同様にして、受け梁52に第一ホゾパイプ21及び第二ホゾパイプ22が固定され、梁53に固定ピン44が打ち込まれ、梁受金具3が受け梁52に固定される。
なお、受け梁52は、固定金具4が挿入される挿入穴、及び、固定ピン44が打ち込まれる打込孔が穿設されており、梁受金具3の固定板31が受け梁52の側面に載置され、二つの固定金具4が、固定孔311及び受け梁52の挿入穴に挿入され、続いて、固定ピン44が、受け梁52の打込孔に打ち込まれることによって、梁受金具3は、受け梁52の側面に固定される。
次に、吊られた、あるいは、持ち上げられた受け梁52が、第一柱51の上面に載置され、続いて、受け梁52の側面に形成された打込孔に、連結ピン24が打ち込まれ、連結ピン24が連結ピン用孔212を貫通することによって、受け梁52が第一柱51に接合される。
この際、上述したように、まず、受け梁52の挿入穴に、第一ホゾパイプ21を挿入し、次に、吊られた、あるいは、持ち上げられた状態の受け梁52を、第一ホゾパイプ21を回動軸として回動させ、受け梁52の挿入穴に、第二ホゾパイプ22を挿入し、受け梁52を降下させる。このようにすると、回転方向の位置合わせが行われた状態で、受け梁52を降下させることができ、高所における作業性などを向上させることができる。
また、建築用接合構造1は、上述したように、第一柱51の上面の中央から一本のほぞ金具が突設される構造と比べると、打ち込まれる固定ピン23及び連結ピン24が、第一柱51の中心軸を通らないので、中心軸及びその近傍のスペースを自由に利用でき、設計の自由度を向上させることができる。
また、第一ホゾパイプ21及び第二ホゾパイプ22は、干渉しない状態で固定金具4から独立しているので、固定金具4などに影響されることなく、使用することができる。したがって、第一ホゾパイプ21及び第二ホゾパイプ22の長さを標準化したり、固定ピン23及び連結ピン24の高さ位置を標準化することができ、使い勝手を向上させることができる。
さらに、一本のホゾ金具を用いる場合と比べて、第一ホゾパイプ21及び第二ホゾパイプ22を用いているので、接合強度を向上させることができる。
次に、梁53を受け梁52の方向に移動させ、連結板32を溝に挿入し、さらに、梁53を降下させ、係止用ピン33があご掛け321に係止される。
続いて、連結ピン34を梁53の打込孔に打ち込むと、連結ピン34が連結孔322を貫通し、梁53が受け梁52に接合される。
次に、吊られた、あるいは、持ち上げられた第二柱54が、受け梁52の上面に載置され、第二柱54の側面に形成された打込孔に、連結ピン24が打ち込まれ、連結ピン24が連結ピン用孔212を貫通することによって、第二柱54が受け梁52に接合される。
この際、上述したように、まず、第二柱54の挿入穴に、第一ホゾパイプ21を挿入し、次に、吊られた、あるいは、持ち上げられた状態の第二柱54を、第一ホゾパイプ21を回動軸として回動させ、第二柱54の挿入穴に、第二ホゾパイプ22を挿入し、第二柱54を降下させる。このようにすると、回転方向の位置合わせが行われた状態で、第二柱54を降下させることができ、高所における作業性などを向上させることができる。
また、建築用接合構造1は、上述したように、梁53の上面の中央から一本のほぞ金具が突設される構造と比べると、打ち込まれる固定ピン23及び連結ピン24が、第二柱54の中心軸を通らないので、中心軸及びその近傍のスペースを自由に利用でき、設計の自由度を向上させることができる。
また、第一ホゾパイプ21及び第二ホゾパイプ22は、上述したように、固定金具4から干渉しない状態で独立しているので、固定金具4などに影響されることなく、使用することができる。したがって、第一ホゾパイプ21及び第二ホゾパイプ22の長さを標準化したり、固定ピン23及び連結ピン24の高さ位置を標準化することができ、使い勝手を向上させることができる。
さらに、一本のホゾ金具を用いる場合と比べて、第一ホゾパイプ21及び第二ホゾパイプ22を用いているので、接合強度を向上させることができる。
以上説明したように、本実施形態の建築用接合構造1によれば、第一ホゾパイプ21及び第二ホゾパイプ22を、第一柱51及び第二柱54の端面であって、矩形状の一本の対角線上の中央を避けた両側に、それぞれ埋設することによって、受け梁52及び第二柱54などを接合する際の高所での作業性、設計の自由度、使い勝手及び接合強度などを向上させることができる。
[建築用接合構造の第二実施形態]
図6は、本発明の第二実施形態にかかる建築用接合構造を説明するための概略図であり、(a)は平面図を示しており、(b)は正面図を示しており、(c)は側面図を示している。
図6において、本実施形態の建築用接合構造1aは、上述した第一実施形態の建築用接合構造1と比べると、第一ホゾパイプ21a及び第二ホゾパイプ22aなどを用いて、側面に梁53の接合された第一柱51の上面に、第二柱54を接合した点などが相違する。なお、本実施形態の他の構成は、建築用接合構造1とほぼ同様としてある。
したがって、図6において、図1と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
(ホゾパイプ)
図7は、本発明の第二実施形態にかかる建築用接合構造に用いられるホゾパイプを説明するための概略拡大図であり、(a)は第一ホゾパイプの正面図を示しており、(b)は第二ホゾパイプの正面図を示している。
図7において、二本のホゾパイプとしての第一ホゾパイプ21a及び第二ホゾパイプ22aは、直交する方向に、かつ、高さ位置を異ならせた状態で、固定ピン用孔211及び固定ピン用孔211aが形成され、直交する方向に、かつ、高さ位置を異ならせた状態で、連結ピン用孔212及び連結ピン用孔212aが形成されている。
すなわち、第一ホゾパイプ21aと第二ホゾパイプ22aは、下端から所定の距離(h)だけ離れた位置に固定ピン用孔211がそれぞれ形成され、下端から所定の距離(h+h)だけ離れた位置に、固定ピン用孔211と直交する方向に固定ピン用孔211aがそれぞれ形成されている。さらに、下端から所定の距離(h+h+h)だけ離れた位置に、固定ピン用孔211aと直交する方向に連結ピン用孔212がそれぞれ形成され、下端から所定の距離(h+h+h+h)だけ離れた位置に、固定ピン用孔211aと同じ方向に連結ピン用孔212aがそれぞれ形成されている。
このようにすると、第一柱51に固定ピン23を挿入する打込孔の位置、及び、第二柱54に連結ピン24を挿入する打込孔の位置を、ほぼ標準化することができ、使い勝手や上記打込孔の加工性などを向上させることができる。また、第一ホゾパイプ21a及び第二ホゾパイプ22aは、二本の固定ピン23及び二本の連結ピン24によってそれぞれ固定されるので、接合強度を向上させることができる。
ここで、好ましくは、建築用接合構造1aは、梁受金具3及び第一柱51の中心軸を通る固定金具4を用いて、第一柱51の側面と梁53の端面とを接合し、固定金具4の装入孔43に、固定ピン23が装入されるとよい。
このようにすると、固定ピン23を共用化することができ、作業性及び経済性などを向上させることができる。
なお、第一ホゾパイプ21aと第二ホゾパイプ22aは、第一実施形態とほぼ同様に、長さが異なっている、すなわち、第一ホゾパイプ21aの長さH21aは、第二ホゾパイプ22aの長さH22aより長くなっている(H21a>H22a)。
また、建築用接合構造1aの他の構成は、第一実施形態とほぼ同様としてある。
次に、上記構成の建築用接合構造1aの接合方法や接合状態などについて、図面を参照して説明する。
図8は、本発明の第二実施形態にかかる建築用接合構造を説明するための概略分解斜視図を示している。
図8に示すように、第一ホゾパイプ21a及び第二ホゾパイプ22aは、第一柱51の上面に形成された挿入穴にそれぞれ挿入され、第一柱51の側面(梁53側の側面)に形成された打込孔に、二本の固定ピン23が打ち込まれ、固定ピン23が固定ピン用孔211を貫通し、また、第一柱51の側面(梁53側の側面と直交する側面)に形成された打込孔に、二本の固定ピン23が打ち込まれ、固定ピン23が固定ピン用孔211を貫通することによって、第一柱51に固定される。
ここで、本実施形態では、四本の固定ピン23のうち一本が、固定金具4の装入孔43に挿入され、固定ピン44aとして機能するので、作業性及び経済性などを向上させることができる。
なお、通常、第一ホゾパイプ21a及び第二ホゾパイプ22aは、第一柱51が立設される前に、地上の作業者によって第一柱51に固定される。この際、梁受金具3も第一柱51に固定される。すなわち、第一柱51は、固定金具4が挿入される挿入穴、及び、固定ピン44aが打ち込まれる打込孔が穿設されており、梁受金具3の固定板31が第一柱51の側面に載置され、二つの固定金具4が、固定孔311及び第一柱51の挿入穴に挿入され、続いて、固定ピン23及び固定ピン44aが、第一柱51の打込孔に打ち込まれることによって、梁受金具3は、第一柱51の側面に固定される。
次に、梁53を第一柱51の方向に移動させ、連結板32を溝に挿入し、さらに、梁53を降下させ、係止用ピン33があご掛け321に係止される。
続いて、連結ピン34を梁53の打込孔に打ち込むと、連結ピン34が連結孔322を貫通し、梁53が第一柱51に接合される。
次に、吊られた、あるいは、持ち上げられた第二柱54が、第一柱51の上面に載置され、第二柱54の側面(梁53側の側面)に形成された打込孔に、二本の連結ピン24が打ち込まれ、固定ピン23が連結ピン用孔212を貫通し、また、第二柱54の側面(梁53側の側面と直交する側面)に形成された打込孔に、二本の連結ピン24が打ち込まれ、連結ピン24が固定ピン用孔211aを貫通することによって、第一柱51に固定される。
この際、上述したように、まず、第二柱54の挿入穴に、第一ホゾパイプ21aを挿入し、次に、吊られた、あるいは、持ち上げられた状態の第二柱54を、第一ホゾパイプ21aを回動軸として回動させ、第二柱54の挿入穴に、第二ホゾパイプ22aを挿入し、第二柱54を降下させる。
このようにすると、回転方向の位置合わせが行われた状態で、第二柱54を降下させることができ、高所における作業性などを向上させることができる。
また、建築用接合構造1aは、上述したように、第一柱51の上面の中央から一本のほぞ金具が突設される構造と比べると、打ち込まれる固定ピン23及び連結ピン24が、第一柱51や第二柱54の中心軸を通らないので、中心軸及びその近傍のスペースを自由に利用でき、設計の自由度を向上させることができる。
また、第一ホゾパイプ21a及び第二ホゾパイプ22aは、干渉しない状態で固定金具4から独立しているので、固定金具4などに影響されることなく、使用することができる。したがって、第一ホゾパイプ21a及び第二ホゾパイプ22aの長さを標準化したり、固定ピン23及び連結ピン24の高さ位置を標準化することができ、使い勝手を向上させることができる。
さらに、一本のホゾ金具を用いる場合と比べて、第一ホゾパイプ21a及び第二ホゾパイプ22a、並びに、四本の固定ピン23及び四本の連結ピン24を用いているので、接合強度をさらに向上させることができる。
以上説明したように、本実施形態の建築用接合構造1aによれば、第一実施形態の建築用接合構造1とほぼ同様の効果を奏するとともに、接合強度をさらに向上させることができる。
以上、本発明の建築用接合構造について、好ましい実施形態などを示して説明したが、本発明に係る建築用接合構造は、上述した実施形態などにのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、上述した第一実施形態では、断面が矩形状の縦木部材として、第一柱51及び第二柱54を使用し、横木部材として、受け梁52及び梁53を使用しているが、縦木部材及び横木部材は、上記に限定されるものではない。
また、第一実施形態では、第一柱51の上面と受け梁52の下面とを接合し、受け梁52の側面と梁53の端面とを接合し、受け梁52の上面と第二柱54の下面とを接合しており、また、第二実施形態では、第一柱51の側面と梁53の端面とを接合し、第一柱51の上面と第二柱54の下面とを接合しているが、接合パターンは、これらに限定されるものではなく、様々な接合パターンに適用することができる。
1、1a 建築用接合構造
3 梁受金具
4 固定金具
21、21a 第一ホゾパイプ
22、22a 第二ホゾパイプ
23 固定ピン
24 連結ピン
31 固定板
32 連結板
33 係止用ピン
34 連結ピン
41 パイプ
42 係止部
43 装入孔
44 固定ピン
51 第一柱
52 受け梁
53 梁
54 第二柱
211 固定ピン用孔
212 連結ピン用孔
311 固定孔
321 あご掛け
322 連結孔
421 ストッパーピン
422 角座金

Claims (5)

  1. 下側に固定ピンが挿入される固定ピン用孔が形成され、上側に連結ピンが挿入される連結ピン用孔が形成された二本のホゾパイプを用いて、断面が矩形状の縦木部材の端面と横木部材の上面若しくは下面とを接合する、又は、断面が矩形状の縦木部材の端面どうしを接合する建築用接合構造であって、
    前記二本のホゾパイプは、長さが異なっており、かつ、該二本のホゾパイプは、各上端面が高低差を有する状態で、前記横木部材又は縦木部材に装入され、
    前記二本のホゾパイプは、前記縦木部材の端面であって、前記矩形状の一本の対角線上の中央を避けた両側に、それぞれ埋設されたことを特徴とする建築用接合構造。
  2. 前記建築用接合構造は、梁受金具と、固定金具又はボルトとを用いて、前記縦木部材の側面又は前記横木部材の側面と梁の端面とを接合することを特徴とする請求項1に記載の建築用接合構造。
  3. 前記二本のホゾパイプは、下端から所定の距離だけ離れた位置に前記固定ピン用孔がそれぞれ形成され、下端から所定の距離だけ離れた位置に前記連結ピン用孔がそれぞれ形成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の建築用接合構造。
  4. 前記ホゾパイプは、直交する方向に、かつ、高さ位置を異ならせた状態で、二つの前記固定ピン用孔が形成され、直交する方向に、かつ、高さ位置を異ならせた状態で、二つの前記連結ピン用孔が形成されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の建築用接合構造。
  5. 前記建築用接合構造は、梁受金具及び固定金具を用いて、前記縦木部材の側面又は前記横木部材の側面と梁の端面とを接合し、前記固定金具の装入孔に、前記固定ピンが装入されることを特徴とする請求項4に記載の建築用接合構造。
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JP6211723B1 (ja) * 2017-01-23 2017-10-11 株式会社ティ・カトウ 木材の結合構造

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