JP6895080B2 - 床構造及びその施工方法 - Google Patents
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1.床構造1
本実施形態に係る床構造1について、図1を用い説明する。
縦床梁3に対する上柱8の固定構造と天井面材6,7,16,17の配置形態について、図2及び図3を用い説明する。図2は、図1のA部を−Y側から見た状態で示す模式正面図であり、図3は、図1のA部を+Z側から見た状態で示す模式平面図である。
スペーサ9の構成について、図4を用い説明する。図4(a)は、スペーサ9を+Z側(図2の上柱8側)から見た状態で示す模式平面図であり、図4(b)は、スペーサ9を−Y側から見た状態で示す模式側面図である。
ほぞパイプ10の構成について、図5を用い説明する。図5(a)は、ほぞパイプ10を−Y側から見た状態で示す模式正面図であり、図5(b)は、細パイプ10を+X側から見た状態で示す模式側面図である。
縦床梁3に対するほぞパイプ10の具体的な固定構造について、図6を用い説明する。図6は、図2のVI−VI断面を示す模式断面図である。なお、図6では、断面構成の一部だけを図示している。
床構造1の施工方法について、図1〜図6に加えて、図7(a)を用い説明する。図7(a)は、本実施形態に係る床構造1の施工方法を示す工程図である。
本実施形態に係る床構造1では、縦床梁(下部支持部材)3と上柱(上部部材)8との間に、天井面材(面材)6,7,16,17の厚み寸法よりも高さ寸法H9が高いスペーサ9を介挿しているので、天井面材6,7,16,17の上面6a,7aと上柱8の下端面8aの間に隙間GZを空けることができる。よって、上柱8を通じて建物の上部から加わる荷重が天井面材6,7,16,17にかかることがなく、天井面材6,7,16,17に用いる材料選択の範囲を広くすることができ、また、天井面材6,7,16,17の材料コストの低減を図ることも可能である。
変形例1に係る床構造の施工方法について、図7(b)を用い説明する。図7(b)は、上記実施形態の説明で用いた図7(a)に対応する工程図である。
変形例2に係る床構造31について、図8を用い説明する。なお、図8は、上記実施形態の説明で用いた図3に対応する模式平面図であって、上柱8の図示を省略している。
上記実施形態及び上記変形例1,2では、金属材料からなるスペーサ9及びほぞパイプ10を用いることとしたが、本発明は、これに限定を受けるものではない。例えば、強化樹脂やセラミックスなどからなるスペーサやほぞパイプなどを用いることもできる。
3 縦床梁(下部支持部材)
6,7,16,17,26,27 天井面材(面材)
6a,7a 上面
6b,7b,16b,17b,26b,27b 切欠き部
8 上柱(上部部材)
8a 下端面(下面)
9 スペーサ
9a 開口部
10 ほぞパイプ(耐引っ張り部材)
22 下柱(下部支持部材)
22a 上端面(上面)
GX 横方向隙間
GY 縦方向隙間
GZ 高さ方向隙間
Claims (8)
- 下階と上階との間に設けられる床構造において、
前記下階と前記上階との間に設けられた面材と、
柱又は梁であって、前記面材を前記下階側から支持する下部支持部材と、
柱又は梁であって、前記下部支持部材の上方に配置された上部部材と、
前記下部支持部材の上面及び前記上部部材の下面との間に介挿されたスペーサと、
を備え、
前記面材の縁部は、前記下部支持部材の前記上面上に載置されているとともに、前記面材の縁端は、前記下部支持部材に対する前記面材の載置方向からの平面視において、前記下部支持部材と前記上部部材とが重なる領域であって、前記スペーサの周囲に配置されており、
前記下部支持部材に対する前記面材の載置方向において、前記スペーサの高さ寸法である前記下部支持部材の上面と前記上部部材の下面との間の間隔は、前記面材の厚み寸法よりも大きく、
前記スペーサは、前記下部支持部材及び前記上部部材よりも高い圧縮強度を有する、
床構造。 - 請求項1に記載の床構造であって、
前記下部支持部材の前記上面上において、前記面材は、当該面材の前記縁端が前記スペーサの側部に対して隙間を空けた状態で配置されている、
床構造。 - 請求項1又は請求項2に記載の床構造であって、
前記スペーサは、筒状であって、前記上階側と前記下階側に開口を有する筒部材と、当該筒部材における上階側の開口を覆うように接合された上板部材と、前記筒部材における下階側の開口を覆うように接合された下板部材と、を有し、
前記上板部材の上面が前記上部部材の前記下面と当接し、前記下板部材の下面が前記下部支持部材の前記上面と当接している、
床構造。 - 請求項1から請求項3の何れかに記載の床構造であって、
前記下部支持部材に対する前記面材の載置方向からの平面視において、前記スペーサは、前記下部支持部材と前記上部部材とが重なる領域内に収まる状態で配置されている、
床構造。 - 請求項1から請求項4の何れかに記載の床構造であって、
前記下部支持部材に対する前記面材の載置方向において、前記下部支持部材と前記上部部材との間を接続する状態で配設され、前記下部支持部材と前記上部部材との間での引っ張り力に抗する耐引っ張り部材を、さらに備え、
前記スペーサには、前記下部支持部材に対する前記面材の載置方向に前記耐引っ張り部材の挿通を許す挿通部が設けられており、
前記耐引っ張り部材は、前記スペーサの前記挿通部を挿通した状態で配設されている、
床構造。 - 床構造の施工方法において、
柱又は梁である下部支持部材を配設する工程と、
前記下部支持部材の上面の一部領域に、当該下部支持部材の前記上面に対して下面が当接する状態でスペーサを載置する工程と、
前記スペーサの上に、当該スペーサの上面に対して下面が当接する状態で、柱又は梁である上部部材を載置する工程と、
前記下部支持部材の前記上面上に縁部を載置し、縁端が、前記下部支持部材に対する前記上部部材の載置方向からの平面視において、前記下部支持部材と前記上部部材とが重なる領域であって、前記スペーサの周囲に位置するように、面材を配置する工程と、
を備え、
前記スペーサを載置する工程では、前記下部支持部材に対する前記面材の載置方向において、前記面材の厚み寸法よりも大きい高さ寸法を有するとともに、前記下部支持部材及び前記上部部材よりも高い圧縮強度を有するスペーサを用いる、
床構造の施工方法。 - 請求項6に記載の床構造の施工方法であって、
前記面材を配置する工程では、前記下部支持部材の前記上面上において、前記面材の前記縁端が前記スペーサの側部に対して隙間を空けた状態で、前記面材を配置し、前記下部支持部材に前記面材を固定する、
床構造の施工方法。 - 請求項6又は請求項7に記載の床構造の施工方法であって、
前記上部部材を載置する工程では、前記下部支持部材に対する前記面材の載置方向に延び、前記下部支持部材と前記上部部材との間での引っ張り力に抗する耐引っ張り部材を用いて、前記上部部材を前記下部支持部材に対して固定する、
床構造の施工方法。
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