JP5306589B2 - 半導体発光素子及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、通信、道路・線路・案内表示板または広告表示板、携帯電話またはディスプレイのバックライト、照明器具等に使用される半導体発光素子及びその製造方法に関する。
近年、半導体発光素子の1つである半導体発光ダイオード(以下、「LED」と言う。)の製造技術が急速に進歩し、特に青色のLEDが開発されて以降は、光の3原色が揃ったことから、その組み合わせによりあらゆる波長の光を作り出す事が可能となった。したがって、LEDの適用範囲は急速に広まっており、中でも照明の分野では環境・エネルギー問題への意識の向上と相まって電球、蛍光灯に変わる自然光・白色光源として注目されているところである。
しかしながら、現状のLEDは電球や蛍光灯と比較して投入されるエネルギーに対する光の変換効率が劣っており、より変換効率の高い、より輝度の高いLEDを目指した研究開発が行われている。
以前の高輝度化技術開発の中心はエピタキシャル成長技術にあったが、多重量子井戸構造などのバンド構造最適化等により結晶内部での発光の効率(内部量子効率)が十分高くなり、エピタキシャル成長技術に関しては成熟したため、近年ではLEDの高輝度化手法はプロセス技術を中心とした開発へと移行しつつある。
プロセス技術による輝度の向上とはつまり外部取出し効率の向上であり、素子の形状微細加工技術、反射膜、透明電極等が挙げられる。中でもウェハボンディングによる手法は赤色、青色発光のLEDにおいていくつかの手法がすでに確立されており、高輝度タイプのLEDとして市場に登場している。
このウェハボンディングによる高輝度化の手法は大きく分けて2種類ある。
1つは、エピタキシャル層にシリコンやゲルマニウムなどの不透明な基板を直接または金属層を介して貼り付ける手法である。もう1つは、発光波長に対して透明な基板、例えばガラスやサファイア、GaPなどを、エピタキシャル層に直接貼り付けたり、そのエピタキシャル層に接着層を介して貼り付けたりする手法である。
前者は、貼り付けた基板または金属層が反射層として機能し、これまでエピタキシャル成長用の基板に吸収されていた光を吸収する前に外部へ反射させる効果から輝度を向上させるものである。後者は、透明基板を介して光を外部へ取り出すことで、光の外部取り出し効率を上げるものである。
図1は前者の一例の半導体発光素子の概略断面図であり、101はシリコン基板、102は反射用金属、103は発光層、104,105は電極である。
図2は後者の一例の半導体発光素子の概略断面図であり、201は透明基板、202は発光層、203はウィンドウ層、204,205は電極である。
特に透明基板を貼り付ける手法は、反射を利用していないため、発光層による出射光が発光層を再度通過しないので、その光が発光層に吸収されない。これにより、上記出射光は素子のほぼ全面より外部へ取り出すことが可能であり、より変換効率(取り出し効率)の高いLEDの開発が可能である。
上記透明基板を貼り付ける従来の手法としては、4元系のLEDであるAlGaInP(アルミニウム・ガリウム・インジウム・リン)系の半導体層に、GaP(ガリウム・リン)透明基板を直接貼り付ける手法が知られている(例えば、特許第3230638号公報、特許第3532953号公報、特許第3477481号公報参照。)。
上記透明基板を半導体層に貼り付ける手法の場合、透明基板の非接合面に電極を形成するが、このオーミック接触を取っている電極の金属と透明基板の界面は一般にはアロイ層となっている。このアロイ層は透明基板内を透過してきた光の吸収層となるため、電極面積が大きくなればなるほど光の損失が大きくなる。また、上記光の損失を低減するために電極の面積を小さくすると、電極と透明基板との間の電気抵抗が大きくなり、素子を形成した場合、駆動電圧が高くなる問題が発生する。
上記と同様の問題は、Siなどの不透明基板を金属を介してLED構造部に接着した場合にも発生する。
上記不透明基板を金属を介してLED構造部に貼り付ける場合には、不透明基板の接合面の全面に反射用金属を形成できるが、接合時の熱処理等により反射用金属と電気接続用金属が反応して、合金層となり反射率が低下したり光吸収層となったりする。
したがって、いずれの貼付手法の場合も電極または反射層となる金属により光が吸収され、効果が低下するという問題があった。
特許第3230638号公報 特許第3532953号公報 特許第3477481号公報
そこで、本発明の課題は、光取り出し効率を向上できる半導体発光素子及びその製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の半導体発光素子は、
第1導電型の第1半導体層と、
上記第1半導体層上に形成された発光層と、
上記発光層上に形成された第2導電型の第2半導体層と、
上記第1半導体層下に形成されていると共に、複数の第1導電型の半導体層が積層されて成り、かつ、少なくとも一部が上記発光層の発光波長に対して反射性を有する第1反射層と、
上記第2半導体層上に設置されていると共に、上記発光層の発光波長に対して透過性を有する透過性基板と
を備え、
上記第1反射層の上記第1半導体層側とは反対側の表面の一部に反射層用電極が形成され、
上記第1反射層において上記反射層用電極が形成されている面のうちの上記一部以外の部分に、上記発光層の発光波長に対して反射性を有する第2反射層が形成されていることを特徴としている。
本明細書において、第1導電型とは、p型またはn型を意味する。また、第2導電型とは、第1導電型がp型の場合はn型、n型の場合はp型を意味する。
上記構成の半導体発光素子によれば、上記第1反射層下に例えば反射層用電極を形成することにより、発光層による出射光が反射層用電極で吸収される前に第1反射層で反射されるので、光取り出し効率の低下を防ぐことができる。
したがって、上記半導体発光素子の光取り出し効率を向上できる。
また、上記第2半導体層上に、発光層の発光波長に対して透過性を有する透過性基板を設置しているので、発光層が出射した出射光を透過性基板から効率良く取り出すことができる。
また、上記透過性基板の第2半導体層側とは反対側の表面に例えば電極を形成しても、この電極を図6Bに示すような反射層用電極504とすることにより、電極への光の入射量を低減できる。
上記電極を図6Bに示すような反射層用電極504とした場合、反射層用電極504と透過性基板との間の電気抵抗の増大も防ぐことできる。
また、上記透過性基板を第2半導体層上に設置するので、半導体発光素子をダイボンドするダイボンド面と発光層との距離を近くすることができる。
したがって、上記発光層付近で発生する熱をダイボンド面へ効率よく放熱して、半導体発光素子の信頼性を向上できる。
図3は上記実施形態の半導体発光素子の一例の概略断面図であり、301は第1反射層の一例としてのDBR(Distributed Bragg Reflector)層、302は発光層、303は透過性基板である。
上記n型DBR層301は複数の半導体エピタキシャル層から成っている。また、上記n型DBR層301と発光層302との間の層、及び、発光層302と透過性基板303との間の層も、半導体エピタキシャル層から成っている。
図5は上記実施形態の半導体発光素子の一例の概略断面図であり、501は第1反射層の一例としてのDBR層、502は発光層、503は透過性基板、504は反射層用電極、505は透過性基板用電極である。
上記DBR層501は複数の半導体エピタキシャル層から成っている。また、上記反射層用電極504は、DBR層501の発光層502側とは反対側の表面の一部に形成されている。つまり、上記表面の一部だけが反射層用電極504で覆われている。
上記DBR層501は一般にDBR層501に垂直に入射した光に対して大きな効果を有する。
しかしながら、上記DBR層501は100%の反射率を有しているわけではなく一部の光は透過してしまう性質を持つ。
また、上記DBR層501は垂直以外の斜め入射光に対してはほとんど反射の効果を有しない。
したがって、光吸収を低減させるより大きな効果を期待するためには反射層用電極504の面積は小さい方が好ましいので、反射層用電極504の形状は図6Aに示すようにドット形状とすることが望ましい。
しかしながら、先にも述べたように、電極面積を小さくすると抵抗成分が大きくなるため、より電流が流れる面積を広げるために、反射層用電極504の形状は図6Bに示すようにドット形状とすることが望ましい。
例えば、図6Aに示すように、素子中央部分上にのみ反射層用電極504を形成すれば、反射層用電極504の位置と発光層502における発光位置とはほぼ同等であるから、発光層502の中心部のみ発光し、発光層502から反射層用電極504に向かって放出された光はDBR層501で反射される。一方、上記発光層502から電極方向と異なる方向に放出された光はDBR層501において一部が反射され、残りの光成分は結晶外に一度放出されて、例えば、素子を支持するために使用される銀ペーストや、フレーム材料により反射される。
また、上記DBR層501の発光層502側とは反対側の表面の全面に反射層用電極を形成した場合には、電流自体は素子全体に広がる。
したがって、上記発光層502の発光領域も広がるが、第1反射層に対して斜め入射する成分も増えるため、電極に吸収される成分も当然増加してしまい、より効率のよい光出力向上効果を望めなくなる。
図7はDBR層701における反射の様子を示す図であり、702は発光エリア、703は放出光軌跡、704は反射層用電極である。
よって、発光領域の拡大と反射効果の向上を両立させるためには、ドット状の反射層用電極を第1反射層の第1半導体層側とは反対側の表面に均一に配置する方が望ましい。
また、上記反射層用電極は任意の形状に加工してもよい。
図8は上記実施形態の半導体発光素子の一例の概略断面図であり、801は第1反射層の一例としてのDBR層、802は発光層、803は透過性基板、804は反射層用電極、805は透過性基板用電極、806は第2反射層の一例の反射金属である。
上記DBR層801は複数の半導体エピタキシャル層から成っている。また、上記反射層用電極804のDBR層801側とは反対側の表面は、反射金属806で覆われていなくて露出している。より詳しくは、上記反射層用電極804のDBR層801側とは反対側の表面と、反射金属806のDBR層801側とは反対側の表面とはほぼ面一になっている。
先にも述べたように、上記DBR層801に対して斜めに入射した光は反射の効果が低くなる。
このような光をより確実に反射するためには、反射金属806のような金属反射層を設置するほうが望ましく、図8に示すように、反射層用電極804と反射金属806との相互配置とすれば、より大きな光の反射効果が得られる。
一実施形態の半導体発光素子では、
上記透過性基板は第2導電型の半導体層から成り、
上記透過性基板上に透過性基板用電極が形成されている。
上記実施形態の半導体発光素子によれば、上記発光層による出射光が反射層用電極で吸収される前に第1反射層で反射されるので、光取り出し効率の低下を防ぐことができる。
また、上記第1反射層の第1半導体層側とは反対側の表面の全面に反射用電極を形成することにより、発光層付近で発生する熱を反射用電極介して外部へ効率よく放熱して、発光素子の信頼性を向上できる。
図4は上記実施形態の半導体発光素子の一例の概略断面図であり、401は第1反射層の一例としてのDBR層、402は発光層、403は透過性基板、404は反射層用電極、405は透過性基板用電極である。
上記DBR層401は複数の半導体エピタキシャル層から成っている。また、上記DBR層401と発光層402との間の層、及び、発光層402と透過性基板403との間の層も、半導体エピタキシャル層から成っている。
一実施形態の半導体発光素子では、
上記第2反射層は、上記第1反射層及び上記反射層用電極を覆うように形成されている。
図9は上記実施形態の半導体発光素子の一例の概略断面図であり、901は第1反射層の一例としてのDBR層、902は発光層、903は透過性基板、904は反射層用電極、905は透過性基板用電極、906は第2反射層の一例の反射金属である。
上記DBR層901は複数の半導体エピタキシャル層から成っている。また、上記反射層用電極904のDBR層901側とは反対側の表面は、反射金属906で覆われて露出していない。つまり、上記反射金属906は、DBR層901下及び反射層用電極904下に形成されている。
上記反射金属906が、反射層用電極904のDBR層901側とは反対側の全表面と、反射金属906のDBR層901側とは反対側の全表面とを覆っていることにより、より大きな光の反射効果が得られると共に、反射金属906の形状加工・パターニングのプロセスが不要となり、製造工程をより簡略化することができる。
一実施形態の半導体発光素子では、
上記第2反射層は、Au、Ag、Al、Ti、Cu、Mo、Sn、W、Ta、Pt、Ge、Si、Zn、Be、Cr、Se、Niのうちの少なくとも1つ以上の元素から構成された単層または複数層から成る。
上記実施形態の半導体発光素子によれば、例えば、第1反射層の結晶面から順にAu層、Mo層、AuSn層のように積層すると、第1反射層を透過してきた光をAu層で反射できる。
また、上記AuSn層の一表面は半導体発光素子を固定するためのダイボンド面になり、AuSnによる共晶接合が適用可能となる。
もちろん、上記Au層、Mo層、AuSn層の全部を積層しなくても、Au層だけ積層した場合つまりAu単層とした場合でも、導電性、反射性能は十分確保できる。
通常の半導体発光素子は銀ペーストや半田などペースト状の材料でダイボンドするが、このダイボンド時、ペースト状の材料が素子側面を這い上がり、発光層の側面に到達することがある。
このように、上記ペースト状の材料が発光層の側面に到達した場合、その材料によって、電流のパスができ、電流リークが発生する。
AuSnの共晶を利用すれば、上述のような電流リークの問題は解決される。ただし、共晶を起こすためには数百度の加熱が必要になるため、例えば、第1反射層の結晶面から順にAu層、AuSn層のように積層した場合に、反射機能を有するAuの層とAuSn層とが合金化して光吸収層として働き始める。
この合金化を回避するためには、Au層とAuSn層との間にMo層が設置すればよい。MoはAu及びAuSn材料と合金化しないため、合金化阻止層としての機能を有している。
その他の例としては、第1反射層の結晶面から順にAu層、W層、AuSn層を積層する例、第1反射層の結晶面から順にAl層、Ti層、AuSi層を積層する例、第1反射層の結晶面から順にAg層、Ti層、AuGe層を積層する例、第1反射層の結晶面から順にAg層、Ti層、Mo層、AuSi層を積層する例などが上げられるが、Au、Ag、Al、Ti、Cu、Mo、Sn、W、Ta、Pt、Ge、Si、Zn、Be、Cr、Se、Niの組み合わせであれば、層数、材料は限定されるものではなく、発光波長や結晶材料に対して最適な材料を適宜選択することが可能である。
一実施形態の半導体発光素子では、
上記透過性基板が、Ga、Si、P、C、Zn、Se、Cd、Te、B、N、Al、In、Hg、S、Oのうちの少なくとも2つ以上の元素を含む半導体層である。
上記実施形態の半導体発光素子によれば、上記透過性基板は、Ga、Si、P、C、Zn、Se、Cd、Te、B、N、Al、In、Hg、S、Oのうちの少なくとも2つ以上の元素を含む半導体層であるので、導電性を有することができると共に、発光層の発光波長に対して透過性を有することができる。
上記透過基板の材料としては、例えば、GaP、SiC、ZnSe、ZnTeなどのように、発光素子の発光波長の光に対して透過性有する、つまり、バンドギャップが広い材料を選択することができる。
一実施形態の半導体発光素子では、
上記第1反射層下に設置された支持基板を備える。
図10は上記実施形態の半導体発光素子の一例の概略断面図であり、1001は支持基板、1002はDBR層、1003は発光層である。
上記DBR層1002は複数の半導体エピタキシャル層から成っている。また、上記DBR層1002と発光層1003との間の層、及び、発光層1003上の層も、半導体エピタキシャル層から成っている。
上記支持基板1001は、複数の半導体エピタキシャル層を積層した後、この半導体エピタキシャル層の表面にDBR層1002を積層して、このDBR層1002の表面に設置される。このとき、上記支持基板1001とDBR層1002との接合は直接または間接的に接合される。つまり、上記支持基板1001とDBR層1002との間に、他の層を介在させなかったり、介在させたりする。
上記発光層1003が出射した出射光はDBR層1002層により反射されて外部に取り出される。
したがって、上記支持基板1001は透過性を有している必要は無く、発光層1003を含む半導体積層構造を支持するために設置されるものである。
上記支持基板1001をDBR層1002に接合する方法としては、直接、または、金属などを介して間接的に接合する方法が上げられるが、どちらの方法も加熱処理が必要であり、加熱処理の際に接合界面には合金層つまりは光吸収層が形成される。
上記接合界面に光吸収層が形成されても、支持基板1001と発光層1003との間にDBR層1002を形成しているので、発光層1003が出射した出射光は上記光吸収層に到達する前にDBR層1002で反射される。
したがって、上記光吸収層での光吸収による損失を低下させることができる。
一実施形態の半導体発光素子では、
上記支持基板は金属により上記第1反射層に間接的に接合されている。
図11は上記実施形態の半導体発光素子の一例の概略断面図であり、1101は支持基板、1102はDBR層、1103は発光層、1104,1105は電極、1106は上記金属の一例としての接続用電極である。
上記DBR層1102は複数の半導体エピタキシャル層から成っている。また、上記DBR層1102と発光層1103との間の層、及び、発光層1103上の層も、半導体エピタキシャル層から成っている。
上記接続用電極1106は、電気的な接合をより確実にする目的と、DBR層1102に斜め入射した光でDBR層1102を透過してきた成分をより確実に反射することを目的として設置される。
また、上記支持基板1101とDBR層1102との間に接続用電極1106が介在することによって、製造工程において比較的低温(例えば400℃前後)で支持基板1101をDBR層1102に接合することができる。
したがって、高温で処理した際に発生する半導体層中の拡散現象や合金化、転位成長など素子の信頼性に及ぼす減少を低下させることができる。
さらに、上記接続用電極1106は、単層構造に限るものではなく、複数層構造としてもよく、また、十分な接合強度を確保できれば任意の形状に加工、例えば図6A,図6Bに示したようなパターニングを施してもよい。
一実施形態の半導体発光素子では、
上記金属は、上記支持基板と上記第1反射層との接合部の導電性を確保するための金属と、上記発光層の発光波長に対して反射性を確保するための金属とから成っている。
図12は上記実施形態の半導体発光素子の一例の概略断面図であり、1201は支持基板、1202はDBR層、1203は発光層、1204,1205は電極、1206は接続用電極、1207は金属反射層である。なお、上記接続用金属1206は、支持基板と第1反射層との接合部の導電性を確保するための金属の一例である。また、上記金属反射層1207は、発光層の発光波長に対して反射性を確保するための金属の一例である。
上記DBR層1202は複数の半導体エピタキシャル層から成っている。また、上記DBR層1202と発光層1203との間の層、及び、発光層1203上の層も、半導体エピタキシャル層から成っている。
先にも述べた通り、上記DBR層1202は垂直に入射した光に対してもっとも大きな反射効果を持つ。
したがって、上記DBR層1202に垂直に光が入射する位置(接合位置)には光吸収層となる合金層が存在しても、吸収による光損出はない。
このように、上記位置にのみ、電気的な接続を可能とする金属材料を使用し、その位置を除く接合面に反射用の金属を設置することにより、半導体発光素子の電気的特性及び光学的特性をより向上できる。
より詳しくは、図13に示すように、発光エリア1208から出た出射光のうち、支持基板1201の表面に対してほぼ垂直に進むも光は、接続用電極1206で反射される。また、上記出射光のうち、支持基板1201の表面に対して斜め進む光は、金属反射層1207で反射される。なお、図13の1209は、発光エリア1208から出た出射光の軌跡を示している。
一実施形態の半導体発光素子では、
上記金属は、Au、Ag、Al、Ti、Cu、Mo、Sn、W、Ta、Pt、Ge、Si、Zn、Be、Cr、Se、Niのうちの少なくとも1つ以上の元素から構成される単層または複数層から成る。
上記実施形態の半導体発光素子によれば、上記金属は、Au、Ag、Al、Ti、Cu、Mo、Sn、W、Ta、Pt、Ge、Si、Zn、Be、Cr、Se、Niのうちの少なくとも1つ以上の元素から構成される単層または複数層から成るので、例えば、電気的な接合のためのAuSi合金層と、金属反射層の一例としてAu層とを形成することができる。
上記支持基板により発光層とダイボンド面は十分距離があるので、共晶接合などを用いて電流リーク対策をとる必要も無く、支持基板として熱伝導性の高いものを選択すれば、放熱性の問題が発生することもない。
一実施形態の半導体発光素子では、
上記支持基板は、Au、Ag、Al、Ti、Cu、Mo、Sn、W、Ta、Pt、Ge、Si、Ga、Zn、Be、Cr、Se、Ni、Tiのうちの少なくとも1つ以上の元素を含む材料から成っている。
上記実施形態の半導体発光素子によれば、上記支持基板は、Au、Ag、Al、Ti、Cu、Mo、Sn、W、Ta、Pt、Ge、Si、Ga、Zn、Be、Cr、Se、Ni、Tiのうちの少なくとも1つ以上の元素を含む材料から成っているので、導電性を有することができる。
例えば、Ag、Al、Moなどの単一金属基板、AuAg、TiW合金などからなる導電性の支持基板、または、金属の複数層構造を有する導電性の支持基板を得ることができる。
また、例えば、AlGaAs、GaP、SiCなどの半導体からなる導電性の支持基板も得ることができる。
本発明の半導体発光素子の製造方法は、本発明の半導体発光素子を製造する半導体発光素子の製造方法であって、
半導体を積層することが可能な基板上に、上記第1反射層、第1半導体層、発光層及び第2半導体を積層する積層工程と、
上記積層工程後、上記第2半導体層上に上記透過性基板を直接または間接に設置する基板設置工程と、
上記基板設置工程後、上記半導体を積層することが可能な基板を除去する基板除去工程と、
上記基板除去工程後、上記反射層用電極および上記第2反射層を形成する工程と
を含むことを特徴としている。
本発明の半導体発光素子の製造方法は、本発明の一実施形態の半導体発光素子を製造する半導体発光素子の製造方法であって、
半導体を積層することが可能な基板上に、上記第2半導体層、発光層、第1半導体層及び第1反射層を積層する積層工程と、
上記積層工程後、上記反射層用電極および上記第2反射層を形成する工程と、
記工程後、上記第反射層の上記第1半導体層側とは反対側の表面に直接に上記支持基板を設置する基板設置工程と、
上記基板設置工程後、上記半導体を積層することが可能な基板を除去する基板除去工程
を含むことを特徴としている。
本発明の半導体発光素子によれば、第1反射層下に例えば反射層用電極を形成することにより、発光層による出射光が反射層用電極で吸収される前に第1反射層で反射されるので、光取り出し効率の低下を防ぐことができる。
したがって、上記半導体発光素子の光取り出し効率の向上効果が得られる。この向上効果は、上記第1反射層と、第1反射層下に形成する反射層用電極との配置をより最適化することでより大きくすることができる。
以下、本発明の半導体発光素子を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1実施形態)
図14に、本発明の第1実施形態の半導体発光素子の概略断面図を示す。
上記半導体発光素子は、n型DBR層3、n型Al0.5In0.5Pクラッド層4、4元系のAlGaInP活性層5、p型Al0.5In0.5Pクラッド層6、p型GaInP中間層7、p型GaPコンタクト層8、p型GaP透明基板9、オーミック電極10,11および反射層12を備えている。
上記n型DBR層3は、n型AlAs光反射層と、n型Al0.61Ga0.39As光反射層との20ペアから成っている。また、上記n型DBR層3は、AlGaInP活性層5の発光波長に対して反射性を有する。
上記AlGaInP活性層5は赤色光を出射する。また、上記AlGaInP活性層5は量子井戸構造を有している。より詳しくは、上記AlGaInP活性層5は、(Al0.05Ga0.950.5In0.5P井戸層と、(Al0.50Ga0.500.5In0.5バリア層とを交互に積層することで形成されている。そして、上記井戸層と上記バリア層とのペア数は20ペアとなっている。
上記p型GaP透明基板9は、AlGaInP活性層5の発光波長に対して透過性を有している。
上記オーミック電極10は、n型DBR層3の図14中下側の表面の一部を覆うように形成されている。そして、上記オーミック電極10はAuSi層とAu層とから成っている。また、上記オーミック電極10の図14中下側の表面はAu層13で覆われている。なお、上記オーミック電極10の形状は、図6A,図6Bに示すようなドット形状とするのが望ましい。
上記オーミック電極11は、p型GaP透明基板9の図14中上側の表面の一部を覆うように形成されている。そして、上記オーミック電極11は、AuBe層とAu層とから成っている。
上記反射層12は、Au層13、Mo層14及びAuSn層15から成っている。このAu層13は、n型DBR層3を通過した光を反射するために形成されている。また、上記Mo層14は、Au層13とAuSn層15との合金化を防ぐために形成されている。また、上記AuSn層15は、ダイボンド面に対して共晶接合するために形成されている。
本第1実施形態では、上記n型DBR層3が第1反射層の一例、n型Al0.5In0.5Pクラッド層4が第1半導体層の一例、AlGaInP活性層5が発光層の一例、p型Al0.5In0.5Pクラッド層6が第2半導体層の一例、p型GaInP中間層7が第2半導体層の一例、p型GaPコンタクト層8が第2半導体層の一例、p型GaP透明基板9が透過性基板の一例、オーミック電極10が反射層用電極の一例、オーミック電極11が透過性基板用電極の一例、反射層12が第2反射層の一例である。
上記構成の半導体発光素子によればn型DBR層3下にオーミック電極10を形成しているが、AlGaInP活性層5の出射光がオーミック電極10で吸収される前にn型DBR層3で反射されるので、光取り出し効率の低下を防ぐことができる。
したがって、上記半導体発光素子の光取り出し効率を向上できる。
また、上記p型GaPコンタクト層8上に、AlGaInP活性層5の発光波長に対して透過性を有するp型GaP透明基板9を設置しているので、AlGaInP活性層5の出射光をp型GaP透明基板9から効率良く取り出すことができる。
また、上記p型GaP透明基板9上にオーミック電極11を形成しているが、オーミック電極11はp型GaP透明基板9の図14中上側の表面の一部を覆っているだけなので、AlGaInP活性層5の出射光がオーミック電極11に入射する量を低減できる。
また、上記p型GaP透明基板9をp型GaPコンタクト層8上に設置するので、半導体発光素子をダイボンドするダイボンド面とAlGaInP活性層5との距離を近くすることができる。
したがって、上記AlGaInP活性層5付近で発生する熱を上記ダイボンド面へ効率よく放熱して、半導体発光素子の信頼性を向上できる。
以下、図15A〜図15Eを用いて、半導体発光素子の製造方法について説明する。この製造方法では、図15Aに示すn型GaAs基板1及びp型GaP透明基板9を使用する。
先ず、図15Bに示すように、MOCVD法により、n型GaAs基板1上に、n型GaAsバッファ層2、n型DBR層3、n型Al0.5In0.5Pクラッド層4、AlGaInP活性層5、p型Al0.5In0.5Pクラッド層6、p型GaInP中間層7及びp型GaPコンタクト層8を順次積層して、LED構造を有するエピタキシャルウェハを形成する。
ここで、上記基板及び各層の厚みは、n型GaAs基板1が250μm、n型GaAsバッファ層2が1.0μm、n型DBR層3が2.0μm、n型Al0.5In0.5Pクラッド層4が1.0μm、AlGaInP活性層5が0.5μm、p型Al0.5In0.5Pクラッド層6が1.0μm、p型GaInP中間層7が1.0μm、p型GaPコンタクト層8が4.0μmである。
また、上記エピタキシャルウェハの形成では、n型ドーパントとしてSi、p型ドーパントとしてZnを用いた。もちろん、上記エピタキシャルウェハを形成するためのドーパントは、SiやZnに限定されるものではなく、n型ドーパントとして例えばTe、Se、p型ドーパントとしてMgやカーボンを使用してもよい。
また、上記基板及び各層のキャリア濃度は、n型GaAs基板1が1.0×1018cm−3、n型GaAsバッファ層2が5×1017cm−3、n型DBR層3が5×1017cm−3、n型Al0.5In0.5Pクラッド層4が5×1017cm−3、AlGaInP活性層5がノンドープ、p型Al0.5In0.5Pクラッド層6が5×1017cm−3、p型GaInP中間層7が1.0×1018cm−3、p型GaPコンタクト層8が2.0×1018cm−3とした。
次に、上記エピタキシャルウェハのエピタキシャル面上にp型GaP透明基板9を乗せる。つまり、上記p型GaPコンタクト層8の図15B中上側の表面にp型GaP透明基板9を直接載置する。
次に、上記エピタキシャルウェハとp型GaP透明基板9との接触面に圧縮力を作用させると共に、上記接触面を800℃前後で水素雰囲気下においておよそ30分加熱すると、図15Cに示すように、p型GaP透明基板9がエピタキシャルウェハに接合される。なお、上記加熱は、エピタキシャルウェハ及びp型GaP透明基板9を加熱炉に入れて行われる。
ここで、上記p型GaP透明基板9のキャリア濃度は5.0×1017cm−3であるが、p型GaP透明基板9のキャリア濃度はこれに限定されるものではなく電気的な導通が可能な範囲であればよい。
次に、上記エピタキシャルウェハを冷却した後、エピタキシャルウェハを加熱炉から取り出し、アンモニア水、過酸化水素水及び水の混合液により、図15Dに示すように、n型GaAs基板1及びn型GaAsバッファ層2を溶解除去する。これにより、上記n型DBR層3の図15D中下側の表面が露出する。このn型DBR層3は、Al混晶比が高いので、エッチングストップ層としても機能する。
ここで、上記混合液によるエッチングをより確実にストップさせたいなら、n型GaAsバッファ層2とn型DBR層3との間に例えばAlGaAs層を形成すればよい。
次に、図15Eに示すように、上記n型DBR層3の露出面(n型AlAs光反射層またはn型Al0.61Ga0.39As光反射層の一表面)にオーミック電極10を形成すると共に、p型GaP透明基板9の図15E中上側の表面にオーミック電極11を形成する。
ここで、上記オーミック電極10の材料としてAuSi/Auを選択すると共に、オーミック電極11の材料としてAuBe/Auを選択して、各材料をフォトリソグラフィー法、ウェットエッチングにより任意の形状に加工した。
その後、上記AlGaInP活性層5の出射光に対する反射光効果を高めるため、オーミック電極10が形成された面、つまり、DBR層3の露出面に、Au/Mo/AuSnから成る反射層12を形成する。この反射層12は、複数層から成る反射層と、ボンディング用電極とを兼ねている。
次に、上記オーミック電極10,11及び反射層12を形成したエピタキシャルウェハに、所定のチップサイズへとセパレートするためのハーフダイシングを行う。
ここで、上記ハーフダイシングは、あらゆる材料・手法で行えるが、例えばウェットエッチやドライエッチングを選択可能である。しかし、上記ドライエッチングは、分割する材料を選択しない(依存しない)点でウェットエッチよりも適当であると思われる。なお、上記材料・手法は本第1実施形態に限定されるものではない。
最後に、上記ハーフダイシングされたエピタキシャルウェハを所定のチップサイズに分割すると、複数の半導体発光素子が得られる。この半導体発光素子は、発光波長640nmの赤色高輝度発光素子である。
以上の製造プロセスはAlGaInPの4元系発光層を有する発光ダイオードに限ったものではなく、発光層が半導体結晶により形成される半導体発光素子に適用できる。
上記第1実施形態では、オーミック電極10は、n型DBR層3の図14中下側の表面の一部を覆うように形成していたが、n型DBR層3の図14中下側の全表面を覆うように形成してもよい。
上記第1実施形態では、オーミック電極10の図14中下側の表面を覆う反射層12を用いたが、オーミック電極10の図14中下側の表面を覆わない反射層を用いてもよい。この反射層を形成した場合、オーミック電極10の図14中下側の表面は露出する。また、例えば、上記反射層の一表面は、オーミック電極10の図14中下側の表面と面一とする。
上記第1実施形態では、Au層13、Mo層14及びAuSn層15から成る反射層12を用いていたが、Au層13のみから成る反射層を用いてもよい。
上記第1実施形態では、反射層12を、Au層13、Mo層14及びAuSn層15で構成していたが、Au、Ag、Al、Ti、Cu、Mo、Sn、W、Ta、Pt、Ge、Si、Zn、Be、Cr、Se、Niのうちの少なくとも1つ以上の元素から構成された単層または複数層で構成してもよい。
上記第1実施形態では、p型GaP透明基板9の代わりに、Ga、Si、P、C、Zn、Se、Cd、Te、B、N、Al、In、Hg、S、Oのうちの少なくとも2つ以上の元素を含む半導体層を用いてもよい。ただし、上記半導体層は、半導体発光素子の発光層の発光波長に対して透過性を有するものでなければならない。
上記第1実施形態において、基板及び各層の導電型を逆にしてもよい。この場合、上記n型GaAs基板1ではなく、p型GaAs基板を用いて、半導体発光素子を製造することになる。
(第2実施形態)
本第2実施形態は、上記第1実施形態に対して、DBR層に金属を介して支持基板を貼り付ける場合の実施形態である。
図16に、本発明の第2実施形態の半導体発光素子の概略断面図を示す。
上記半導体発光素子は、n型Al0.6Ga0.4As電流拡散層23、n型Al0.5In0.5Pクラッド層24、AlGaInP活性層25、p型Al0.5In0.5Pクラッド層26、p型DBR層27、p型AlGaAsコンタクト層28、オーミック電極29,35,36、反射層30及びp型Si基板34を備えている。
上記AlGaInP活性層25は赤色光を出射する。また、上記AlGaInP活性層25は量子井戸構造を有している。より詳しくは、上記AlGaInP活性層25は、
(Al0.05Ga0.950.5In0.5P井戸層と、(Al0.50Ga0.500.5In0.5バリア層とを交互に積層することで形成されている。そして、上記井戸層と上記バリア層とのペア数は20ペアとなっている。
上記p型DBR層27は、p型AlAs光反射層と、p型Al0.61Ga0.39As光反射層との20ペアから成っている。また、上記p型DBR層27は、AlGaInP活性層25の発光波長に対して反射性を有する。
上記オーミック電極29は、p型AlGaAsコンタクト層28の図16中下側の表面の一部を覆うように形成されている。そして、上記オーミック電極29はAuBe層とAu層とから成っている。また、上記オーミック電極29の図16中下側の表面はAu層31で覆われている。
上記反射層30は、Au層31、Mo層32及びAu層33から成っている。このAu層31によって、p型DBR層27を通過した光を反射することができる。
本第2実施形態では、n型Al0.6Ga0.4As電流拡散層23が第2半導体層の一例、n型Al0.5In0.5Pクラッド層24が第2半導体層の一例、AlGaInP活性層25が発光層の一例、p型Al0.5In0.5Pクラッド層26が第1半導体層の一例、p型DBR層27が第1反射層の一例、p型AlGaAsコンタクト層28、オーミック電極29は支持基板を第1反射層に接合する金属の一例、反射層30は支持基板を第1反射層に接合する金属の一例、p型Si基板34は支持基板の一例である。
上記構成の半導体発光素子によれば、p型DBR層27下にオーミック電極29を形成しているが、AlGaInP活性層25の出射光がオーミック電極29で吸収される前にp型DBR層27で反射されるので、光取り出し効率の低下を防ぐことができる。
したがって、上記半導体発光素子の光取り出し効率を向上できる。
以下、図17A〜図17Eを用いて、半導体発光素子の製造方法について説明する。この製造方法では、図17Aに示すn型GaAs基板21及びp型Si基板34を使用する。
先ず、図17Bに示すように、MOCVD法により、n型GaAs基板21上に、n型GaAsバッファ層22、n型Al0.6Ga0.4As電流拡散層23、n型Al0.5In0.5Pクラッド層24、AlGaInP活性層25、p型Al0.5In0.5Pクラッド層26、p型DBR層27及びp型AlGaAsコンタクト層28を順次積層して、LED構造を有するエピタキシャルウェハを作成する。
ここで、上記基板および各層の厚みは、n型GaAs基板21が250μm、n型GaAsバッファ層22が1.0μm、n型Al0.6Ga0.4As電流拡散層23が5.0μm、n型Al0.5In0.5Pクラッド層24が1.0μm、AlGaInP活性層25が0.5μm、p型Al0.5In0.5Pクラッド層26が1.0μm、p型DBR層27が2.0μm、p型AlGaAsコンタクト層28が1μmである。
また、上記エピタキシャルウェハの形成では、n型ドーパントとしてSi、p型ドーパントとしてZnを用いた。もちろん、上記エピタキシャルウェハを形成するためのドーパントは、SiやZnに限定されるものではなく、n型ドーパントとして例えばTe、Se、p型ドーパントとしてMgやカーボンを使用してもよい。
また、上記基板および各層のキャリア濃度は、n型GaAs基板21が1.0×1018cm−3、n型GaAsバッファ層22が5×1017cm−3、n型Al0.6Ga0.4As電流拡散層23が1.0×1018cm−3、n型Al0.5In0.5Pクラッド層24が5×1017cm−3、AlGaInP活性層25がノンドープ、p型Al0.5In0.5Pクラッド層26が5×1017cm−3、p型DBR層27が5×1017cm−3、p型AlGaAsコンタクト層28が5×1017cm−3とした。
次に、図17Cに示すように、上記エピタキシャルウェハのエピタキシャル面の一部上にオーミック電極29を形成する。つまり、上記p型AlGaAsコンタクト層28の図17B中上側の表面の一部上にオーミック電極29を形成する。
ここで、上記オーミック電極29の材料としてAuBe/Au層を選択して、この材料をフォトリソグラフィー法、ウェットエッチングにより任意の形状に加工した。
次に、上記p型AlGaAsコンタクト層28及びオーミック電極29上に、Au層31、Mo層32及びAu層33を順次積層して、反射層30を形成する。
次に、上記反射層30の図17C中上側の表面にp型Si基板34を乗せる。つまり、上記Au層33の図17C中上側の表面にp型Si基板34を直接載置する。
次に、上記エピタキシャルウェハとp型Si基板34との接触面に圧縮力を作用させると共に、上記接触面を450℃前後で水素雰囲気下においておよそ30分加熱すると、図17Dに示すように、p型Si基板34がエピタキシャルウェハに接合される。なお、上記加熱は、エピタキシャルウェハ及びp型Si基板34を加熱炉に入れて行われる。
ここで、上記p型Si基板34のキャリア濃度は5.0×1017cm−3であるが、p型Si基板34のキャリア濃度はこれに限定されるものではなく電気的な導通が可能な範囲であればよい。また、上記反射層30に対して金属を介して基板を接合する場合、その基板の導電型はp型,n型のどちらでもよい。
次に、上記エピタキシャルウェハを冷却した後、エピタキシャルウェハを加熱炉から取り出し、アンモニア水、過酸化水素水及び水の混合液により、n型GaAs基板21及びn型GaAsバッファ層22を溶解除去する。これにより、上記n型Al0.6Ga0.4As電流拡散層23の一表面が露出する。
次に、図17Eに示すように、上記n型Al0.6Ga0.4As電流拡散層23の図17E中下側の表面の一部にオーミック電極35を形成すると共に、p型Si基板34の図17E中下側の全表面にオーミック電極36を形成する。なお、図17Eは図17Dと上下が逆になっている。
次に、上記オーミック電極35,36及び反射層12を形成したエピタキシャルウェハに、所定のチップサイズへとセパレートするためのハーフダイシングを行う。
ここで、上記ハーフダイシングは、あらゆる材料・手法で行えるが、例えばウェットエッチやドライエッチングを選択可能である。しかし、上記ハーフダイシングは、分割する材料を選択しない(依存しない)点でドライエッチングやウェットエッチよりも適当であると思われる。なお、上記材料・手法は本第2実施形態に限定されるものではない。
最後に、上記ハーフダイシングされたエピタキシャルウェハを所定のチップサイズに分割すると、複数の半導体発光素子が得られる。この半導体発光素子は、発光波長640nmの赤色高輝度発光素子である。
以上の製造プロセスはAlGaInPの4元系発光層を有する発光ダイオードに限ったものではなく、発光層が半導体結晶により形成される半導体発光素子に適用できる。
上記第2実施形態では、Au層31、Mo層32及びAu層33から成る反射層30を用いていたが、Au、Ag、Al、Ti、Cu、Mo、Sn、W、Ta、Pt、Ge、Si、Zn、Be、Cr、Se、Niのうちの少なくとも1つ以上の元素から構成される単層または複数層から成る反射層を用いてもよい。ただし、上記反射層は、AlGaInP活性層25の発光波長に対して反射性を確保できるものである。例えば、上記Au層31、Mo層32及びAu層33から成る反射層30の代わりに、Au層31のみから成る反射層を用いてもよい。
上記第2実施形態では、AuBe層とAu層とから成るオーミック電極29を用いていたが、Au、Ag、Al、Ti、Cu、Mo、Sn、W、Ta、Pt、Ge、Si、Zn、Be、Cr、Se、Niのうちの少なくとも1つ以上の元素から構成される単層または複数層から成るオーミック電極を用いてもよい。ただし、上記オーミック電極は、p型DBR層27に対する導電性を確保できるものである。
上記第2実施形態では、p型Si基板34を用いていたが、Au、Ag、Al、Ti、Cu、Mo、Sn、W、Ta、Pt、Ge、Si、Ga、Zn、Be、Cr、Se、Ni、Tiのうちの少なくとも1つ以上の元素を含む材料から成る基板を用いてもよい。
上記第1実施形態において、基板及び各層の導電型を逆にしてもよい。この場合、上記n型GaAs基板21ではなく、p型GaAs基板を用いて、半導体発光素子を製造することになる。
本発明は、上記第1実施形態と第2実施形態とを適宜組み合わせたものであってもよい。
図1は従来の半導体発光素子の概略断面図である。 図2は他の従来の半導体発光素子の概略断面図である。 図3は従来の半導体発光素子の図である。 図4は本発明の一実施形態の半導体発光素子の概略断面図である。 図5は本発明の一実施形態の半導体発光素子の概略断面図である。 図6Aは図5の半導体発光素子の反射層用電極の形状を示す図である。 図6Bは図5の半導体発光素子の反射層用電極の形状を示す図である。 図7は図5の半導体発光素子のDBR層における反射の様子を示す図である 。 図8は本発明の一実施形態の半導体発光素子の概略断面図である。 図9は本発明の一実施形態の半導体発光素子の概略断面図である。 図10は本発明の一実施形態の半導体発光素子の概略断面図である。 図11は本発明の一実施形態の半導体発光素子の概略断面図である。 図12は本発明の一実施形態の半導体発光素子の概略断面図である。 図13は図12の半導体発光素子の放出光が反射される様子を示す図である。 図14は本発明の第1実施形態の半導体発光素子の概略断面図である。 図15Aは上記第1実施形態の半導体発光素子の製造方法の一工程図である。 図15Bは上記第1実施形態の半導体発光素子の製造方法の一工程図である。 図15Cは上記第1実施形態の半導体発光素子の製造方法の一工程図である。 図15Dは上記第1実施形態の半導体発光素子の製造方法の一工程図である。 図15Eは上記第1実施形態の半導体発光素子の製造方法の一工程図である。 図16は本発明の第2実施形態の半導体発光素子の概略断面図である。 図17Aは上記第2実施形態の半導体発光素子の製造方法の一工程図である。 図17Bは上記第2実施形態の半導体発光素子の製造方法の一工程図である。 図17Cは上記第2実施形態の半導体発光素子の製造方法の一工程図である。 図17Dは上記第2実施形態の半導体発光素子の製造方法の一工程図である。 図17Eは上記第2実施形態の半導体発光素子の製造方法の一工程図である。
1,21 n型GaAs基板
2,22 n型GaAsバッファ層
3 n型DBR層
4,24 n型Al0.5In0.5Pクラッド層
5,25 AlGaInP活性層
6,26 p型Al0.5In0.5Pクラッド層
7 p型GaInP中間層
8 p型GaPコンタクト層
9 p型GaP透明基板
10,11,29 オーミック電極
12,30 反射層
23 n型Al0.6Ga0.4As電流拡散層
27 p型DBR層
28 p型AlGaAsコンタクト層
34 p型Si基板
301,401,501,701,801,901,1002,1102,1202 DBR層
302,402,502,802,902,1003,1103,1203 発光層
303,403,503,803,903 透過性基板
404,504,704,804,904 反射層用電極
405,505,805,905 透過性基板用電極
806,906 反射金属
1001,1101,1201 支持基板
1104,1105,1204,1205 電極
1106,1206 接続用電極
1207 金属反射層

Claims (12)

  1. 第1導電型の第1半導体層と、
    上記第1半導体層上に形成された発光層と、
    上記発光層上に形成された第2導電型の第2半導体層と、
    上記第1半導体層下に形成されていると共に、複数の第1導電型の半導体層が積層されて成り、かつ、少なくとも一部が上記発光層の発光波長に対して反射性を有する第1反射層と、
    上記第2半導体層上に設置されていると共に、上記発光層の発光波長に対して透過性を有する透過性基板と
    を備え、
    上記第1反射層の上記第1半導体層側とは反対側の表面の一部に反射層用電極が形成され、
    上記第1反射層において上記反射層用電極が形成されている面のうちの上記一部以外の部分に、上記発光層の発光波長に対して反射性を有する第2反射層が形成されていることを特徴とする半導体発光素子。
  2. 請求項1に記載の半導体発光素子において、
    上記透過性基板は第2導電型の半導体層から成り、
    上記透過性基板上に透過性基板用電極が形成されていることを特徴とする半導体発光素子。
  3. 請求項1に記載の半導体発光素子において、
    上記第2反射層は、上記第1反射層及び上記反射層用電極を覆うように形成されていることを特徴とする半導体発光素子。
  4. 請求項1に記載の半導体発光素子において、
    上記第2反射層は、Au、Ag、Al、Ti、Cu、Mo、Sn、W、Ta、Pt、Ge、Si、Zn、Be、Cr、Se、Niのうちの少なくとも1つ以上の元素から構成された単層または複数層から成ることを特徴とする半導体発光素子。
  5. 請求項1に記載の半導体発光素子において、
    上記透過性基板が、Ga、Si、P、C、Zn、Se、Cd、Te、B、N、Al、In、Hg、S、Oのうちの少なくとも2つ以上の元素を含む半導体層であることを特徴とする半導体発光素子。
  6. 請求項1に記載の半導体発光素子において、
    上記第1反射層下に設置された支持基板を備えたことを特徴とする半導体発光素子。
  7. 請求項6に記載の半導体発光素子において、
    上記支持基板は金属により上記第1反射層に間接的に接合されていることを特徴とする半導体発光素子。
  8. 請求項7に記載の半導体発光素子において、
    上記金属は、上記支持基板と上記第1反射層との接合部の導電性を確保するための金属と、上記発光層の発光波長に対して反射性を確保するための金属とから成っていることを特徴とする半導体発光素子。
  9. 請求項8に記載の半導体発光素子において、
    上記金属は、Au、Ag、Al、Ti、Cu、Mo、Sn、W、Ta、Pt、Ge、Si、Zn、Be、Cr、Se、Niのうちの少なくとも1つ以上の元素から構成される単層または複数層から成ることを特徴とする半導体発光素子。
  10. 請求項6に記載の半導体発光素子において、
    上記支持基板は、Au、Ag、Al、Ti、Cu、Mo、Sn、W、Ta、Pt、Ge、Si、Ga、Zn、Be、Cr、Se、Ni、Tiのうちの少なくとも1つ以上の元素を含む材料から成っていることを特徴とする半導体発光素子。
  11. 請求項1に記載の半導体発光素子を製造する半導体発光素子の製造方法であって、
    半導体を積層することが可能な基板上に、上記第1反射層、第1半導体層、発光層及び第2半導体を積層する積層工程と、
    上記積層工程後、上記第2半導体層上に上記透過性基板を直接または間接に設置する基板設置工程と、
    上記基板設置工程後、上記半導体を積層することが可能な基板を除去する基板除去工程と、
    上記基板除去工程後、上記反射層用電極および上記第2反射層を形成する工程と
    を含むことを特徴とする半導体発光素子の製造方法。
  12. 請求項6に記載の半導体発光素子を製造する半導体発光素子の製造方法であって、
    半導体を積層することが可能な基板上に、上記第2半導体層、発光層、第1半導体層及び第1反射層を積層する積層工程と、
    上記積層工程後、上記反射層用電極および上記第2反射層を形成する工程と、
    記工程後、上記第反射層の上記第1半導体層側とは反対側の表面に直接に上記支持基板を設置する基板設置工程と、
    上記基板設置工程後、上記半導体を積層することが可能な基板を除去する基板除去工程
    を含むことを特徴とする半導体発光素子の製造方法。
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