JP5305601B2 - 描画装置内の演算処理装置の割当て方法 - Google Patents

描画装置内の演算処理装置の割当て方法 Download PDF

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Description

本発明は、描画装置内の演算処理装置の割当て方法に係り、特に、電子ビーム描画装置内で行なわれる分散処理に用いられるCPUの割り当て数を決定する方法に関する。
半導体デバイスの微細化の進展を担うリソグラフィ技術は半導体製造プロセスのなかでも唯一パターンを生成する極めて重要なプロセスである。近年、LSIの高集積化に伴い、半導体デバイスに要求される回路線幅は年々微細化されてきている。これらの半導体デバイスへ所望の回路パターンを形成するためには、高精度の原画パターン(レチクル或いはマスクともいう。)が必要となる。ここで、電子線(電子ビーム)描画技術は本質的に優れた解像性を有しており、高精度の原画パターンの生産に用いられる。
図20は、可変成形型電子線描画装置の動作を説明するための概念図である。
可変成形型電子線(EB:Electron beam)描画装置は、以下のように動作する。第1のアパーチャ410には、電子線330を成形するための矩形例えば長方形の開口411が形成されている。また、第2のアパーチャ420には、開口411を通過した電子線330を所望の矩形形状に成形するための可変成形開口421が形成されている。荷電粒子ソース430から照射され、開口411を通過した電子線330は、偏向器により偏向される。そして、可変成形開口421の一部を通過して、ステージ上に搭載された試料340に照射される。また、ステージは、描画中、所定の一方向(例えば、X方向とする)に連続的に移動する。すなわち、開口411と可変成形開口421との両方を通過できる矩形形状が、連続的に移動するステージ上に搭載された試料340の描画領域に描画される。開口411と可変成形開口421との両方を通過させ、任意形状を作成する方式を可変成形方式という。
かかる電子ビーム描画を行なうにあたり、まず、半導体集積回路のレイアウトが設計される。そして、レイアウトデータ(設計データ)が生成される。そして、かかるレイアウトデータが変換され、電子線描画装置に入力可能な描画データが生成される。そして、描画データが描画装置内部で、装置内部フォーマットのショットデータに変換され、各図形が描画される。
ここで、データの処理効率を高めるため、一般に、パターンが配置される描画領域を複数の小領域毎にデータを分ける。そして、描画装置内では、領域毎に領域内に配置されるパターンのデータ処理を並列に行なうといった分散処理が行なわれる。例えば、チップ領域を短冊状に分割した小領域(フレーム)、或いはさらにフレームを分割した小領域(ブロック)が用いられる。しかし、この小領域が膨大な数になってくると、分散処理では領域毎に独立してデータ処理を行なうため、データ処理プロセスを起動する際のオーバーヘッド時間が多大になってくる。そのため、その分の時間が描画時間として加算されるので、描画時間が長くなってしまうといった問題があった。さらに、従来、領域毎に処理の負荷量がバラバラであるにもかかわらず、領域毎に同じ数のCPU等のリソースが割当てられるために、描画装置全体から見ればリソース使用状況が均一になっていなかった。そのため、効率の良い分散処理ができないといった問題があった。その結果、描画時間が長くなってしまうといった問題があった。
ここで、描画装置内のデータ処理ではないが、描画装置に入力する前の段階、ここでは、設計データを描画データに変換する電子ビーム描画用データの作成装置について、従来、以下のような内容が開示されている。異なる処理をパイプライン構成で行う任意直列段数のプロセッサを持った図形演算ユニットを複数個並列に設けて、規定サイズで分割されたブロック単位の設計データを描画データに変換する。その際、各図形演算ユニット内のプロセッサの直列段数を異なるようにしておく。そして、ブロック単位の設計データをその図形密度に応じて最適な段数を持った図形演算ユニットに分配している(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−90141号公報
上述したように、描画装置内でのデータ処理において、ブロック単位の分散処理を行なう際に、データ処理プロセスを起動する際のオーバーヘッド時間(立ち上げ時間)が多大になっているといった問題があった。また、描画装置全体から見た場合にデータ処理用のCPU等のリソース使用状況が均一になっていないといった問題があった。そのため、分散処理が効率的ではなかった。その結果、描画時間が長くなってしまっていた。
そこで、本発明は、かかる問題点を克服し、効率的な分散処理ができるように演算処理装置を割り当てる方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様の描画装置内の演算処理装置の割当て方法は、
複数の領域に仮想分割されるチップ領域に配置される複数のパターンのデータ処理を描画装置内に設けられた複数の演算処理装置を用いて領域毎に分散させて行なう場合に、各領域のデータ処理のために上述した複数の演算処理装置を割当てる割当て方法であって、
所定の数の領域で構成される領域群毎に、予め用意された各領域群内のパターン数が格納されているパターン数マップから各領域群内のパターン数を入力する工程と、
各パターン数に応じて、割当てる演算処理装置の数を設定する工程と、
設定された数の演算処理装置を対応する各領域群のデータ処理に割当てる工程と、
を備え、
前記パターン数は、領域群内の図形数、セル配置数、及びクラスタ数のうちのいずれかを用い
複数の前記領域で構成される前記領域群に対して1つの前記演算処理装置が割り当てられる場合を含むことを特徴とする。
パターン数に応じて、演算処理装置の数を設定するため、各領域群内の負荷に合わせた割当てが可能となる。その際、負荷となるパターン数としては、階層化されたデータのある1階層(内部構成)、例えば図形数、セル配置数、或いは、クラスタ数、を用いると好適である。そして、描画装置内では、負荷に合わせて調整された数の演算処理装置でデータ処理をおこなうことができる。そして、処理後のデータを用いて試料に所定のパターンを描画する。
本発明の他の態様の描画装置内の演算処理装置の割当て方法は、
複数の領域に仮想分割されるチップ領域に配置される複数のパターンのデータ処理を描画装置内に設けられた複数の演算処理装置を用いて領域毎に分散させて行なう場合に、各領域のデータ処理のために上述した複数の演算処理装置を割当てる割当て方法であって、
所定の数の領域毎に作成された領域群毎に、演算処理装置と記憶装置とを1つずつデータ処理のために割当てる工程と、
領域群毎に、記憶装置の使用量が所定の閾値に達した時点での演算処理装置が処理しきれていない処理残量に基づいて追加割当てを行なう演算処理装置の数を設定する工程と、
設定された数の演算処理装置を対応する各領域群のデータ処理に割当てる工程と、
を備えたことを特徴とする。
演算処理装置が処理しきれていない処理残量から負荷率をモニタすることができる。よって、その処理残量に基づいて追加割当てを行なう演算処理装置の数を設定すれば、描画装置稼働中に動的に演算処理装置の割当て数を適した数に調整することができる。そして、描画装置内では、調整された数の演算処理装置でデータ処理をおこなうことができる。そして、処理後のデータを用いて試料に所定のパターンを描画する。
本発明の他の態様の描画装置内の演算処理装置の割当て方法は、
複数の領域に仮想分割されるチップ領域に配置される複数のパターンのデータ処理を描画装置内に設けられた複数の演算処理装置を用いて領域毎に分散させて行なう場合に、各領域のデータ処理のために上述した複数の演算処理装置を割当てる割当て方法であって、
データ処理を行なうパターン数が同じになるように領域を集めて複数の領域群を構成する工程と、
領域群毎に同じ数の演算処理装置をデータ処理に割当てる工程と、
を備えたことを特徴とする。
かかる構成により、各領域群内のパターン数が同じになる。よって、各領域群内の負荷量を均一にすることができる。その結果、同じ数の演算処理装置を割当てても領域群毎の分散処理を均一化することができる。負荷となるパターン数としては、階層化されたデータのある1階層(内部構成)、例えば図形数、セル配置数、或いは、クラスタ数、を用いると好適である。そして、描画装置内では、調整された数の演算処理装置でデータ処理をおこなうことができる。そして、処理後のデータを用いて試料に所定のパターンを描画する。
本発明の他の態様の描画装置内の演算処理装置の割当て方法は、
複数の領域に仮想分割されるチップ領域に配置される複数のパターンのデータ処理を描画装置内に設けられた複数の演算処理装置を用いて領域毎に分散させて行なう場合に、各領域のデータ処理のために上述した複数の演算処理装置を割当てる割当て方法であって、
領域サイズを入力する工程と、
領域サイズの領域毎に、予め用意された各領域群内のパターン数が格納されているパターン数マップから各領域内のパターン数を入力する工程と、
各パターン数に応じて、割当てる演算処理装置の数を設定する工程と、
設定された数の演算処理装置を対応する各領域のデータ処理に割当てる工程と、
を備え、
前記パターン数は、領域群内の図形数、セル配置数、及びクラスタ数のうちのいずれかを用い
複数の前記領域で構成される前記領域群に対して1つの前記演算処理装置が割り当てられる場合を含むことを特徴とする。
領域サイズを入力することで、描画装置内で領域を設定する。そして、その領域内のパターン数に応じて、演算処理装置の数を設定するため、各領域群内の負荷に合わせた割当てが可能となる。その際、負荷となるパターン数としては、階層化されたデータのある1階層(内部構成)、例えば図形数、セル配置数、或いは、クラスタ数、を用いると好適である。そして、描画装置内では、調整された数の演算処理装置でデータ処理をおこなうことができる。そして、処理後のデータを用いて試料に所定のパターンを描画する。
本発明の他の態様の描画装置内の演算処理装置の割当て方法は、
複数の領域に仮想分割されるチップ領域に配置される複数のパターンのデータ処理を描画装置内に設けられた複数の演算処理装置を用いて領域毎に分散させて行なう場合に、各領域のデータ処理のために上述した複数の演算処理装置を割当てる割当て方法であって、
領域サイズを入力する工程と、
領域サイズの領域毎に、演算処理装置と記憶装置とを1つずつデータ処理のために割当てる工程と、
領域毎に、記憶装置の使用量が所定の閾値に達した時点での演算処理装置が処理しきれていない処理残量に基づいて追加割当てを行なう前記演算処理装置の数を設定する工程と、
設定された数の演算処理装置を対応する各領域のデータ処理に割当てる工程と、
を備えたことを特徴とする。
領域サイズを入力することで、描画装置内でデータ処理単位となる領域を設定する。そして、演算処理装置が処理しきれていない処理残量から負荷率をモニタすることができる。よって、その処理残量に基づいて追加割当てを行なう演算処理装置の数を設定すれば、描画装置稼働中に動的に演算処理装置の割当て数を適した数に調整することができる。そして、描画装置内では、調整された数の演算処理装置でデータ処理をおこなうことができる。そして、処理後のデータを用いて試料に所定のパターンを描画する。
本発明の他の態様の描画装置内の演算処理装置の割当て方法は、
複数の領域に仮想分割されるチップ領域に配置される複数のパターンのデータ処理を描画装置内に設けられた複数の演算処理装置を用いて領域毎に分散させて行なう場合に、各領域のデータ処理のために上述した複数の演算処理装置を割当てる割当て方法であって、
データ処理を行なうパターン数が同じになるように領域を設定する工程と、
領域毎に同じ数の演算処理装置をデータ処理に割当てる工程と、
を備えたことを特徴とする。
領域サイズを入力することで、描画装置内で領域を設定する。そして、各領域内のパターン数を同じにする。よって、各領域内の負荷量を均一にすることができる。その結果、同じ数の演算処理装置を割当てても領域毎の分散処理を均一化することができる。負荷となるパターン数としては、階層化されたデータのある1階層(内部構成)、例えば図形数、セル配置数、或いは、クラスタ数、を用いると好適である。そして、描画装置内では、調整された数の演算処理装置でデータ処理をおこなうことができる。そして、処理後のデータを用いて試料に所定のパターンを描画する。
本発明によれば、負荷に合わせた演算処理装置の割当てが可能となる。また、既存の領域をまとめた領域群を処理単位とすることで、既存の領域単位で処理するよりもデータ処理プロセス起動時のオーバーヘッド時間を短縮することができる。よって、効率的な分散処理を行なうことができる。その結果、描画時間を短縮することができる。
以下、実施の形態では、荷電粒子線(荷電粒子ビーム)の一例として、電子線(電子ビーム)を用いた構成について説明する。但し、荷電粒子線は、電子線に限るものではなく、イオン線等の荷電粒子を用いたビームでも構わない。
実施の形態1.
実施の形態1では、チップ領域全体を固定的な区画(例えば、ブロック)に分割しなければならない場合に、ブロックを一定の数に纏めたブロック群を分散処理単位とする構成について説明する。
図1は、実施の形態1における描画装置の要部構成の一例を示す概念図である。
図1において、描画装置100は、描画部150と制御部160を備えている。描画装置100は、荷電粒子ビーム描画装置の一例となる。そして、描画装置100は、試料101に描画データに基づくパターンを描画する。制御部160は、記憶装置212,214,130、演算ユニット群110、割当て制御部120、及び制御回路140を有している。記憶装置212,214,130としては、例えば、磁気ディスク装置やメモリ等が挙げられる。演算ユニット群110として、複数の演算ユニット112が配置されている。各演算ユニット112内には、演算処理装置(CPU)114とメモリ116が配置されている。描画部150は、電子鏡筒102、描画室103を有している。電子鏡筒102内には、電子銃201、照明レンズ202、第1のアパーチャ203、投影レンズ204、偏向器205、第2のアパーチャ206、対物レンズ207、偏向器208が配置されている。また、描画室103内には、移動可能に配置されたXYステージ105が配置されている。また、XYステージ105上には、試料101が配置されている。試料101として、例えば、ウェハにパターンを転写する露光用のマスクが含まれる。また、このマスクは、例えば、まだ何もパターンが形成されていないマスクブランクスが含まれる。また、図1では、実施の形態1を説明する上で必要な構成部分について記載している。描画装置100にとって、通常、必要なその他の構成が含まれても構わないことは言うまでもない。
図2は、実施の形態1における描画データの階層構造の一例を示す図である。
上述したように、まず、レイアウトデータ(設計データ)が生成される。そして、かかるレイアウトデータが変換され、描画装置100に入力可能な描画データが生成される。ここで、描画データでは、チップ上に複数のセル(或いはセルパターンともいう。以下同じ。)が配置され、そして、各セルには、かかるセルを構成する要素パターンとなる1つ以上の図形が配置されている。そして、描画データでは、描画領域が、チップの層、チップ領域を描画面と平行するある方向例えばy方向に向かって短冊状に仮想分割したフレームの層、フレーム領域を所定の大きさの領域に仮想分割したブロックの層、上述したセルの層、セル領域を図形が配置されている部分について所定の大きさの領域に仮想分割したクラスタの層、かかるセルを構成する図形の層といった一連の複数の内部構成単位ごとに階層化される。
そして、描画データは、描画装置100に入力される。まず、描画データは、記憶装置212に転送され、格納される。そして、描画データは、記憶装置212から読み出され、小領域群毎に振り分けられる。ここで、従来、描画装置内で分散処理する小領域として、上述したブロックを単位として用いていた。そして、ブロック毎にCPUを割当てていた。しかし、実施の形態1では、所定の数だけブロックを纏めたブロック群毎にCPUを割当て、そして、ブロック群毎に分散処理を行なう。このブロック群が小領域群の一例となる。各ブロック群を構成するブロック数は一定とし、その数は予め設定しておけばよい。
図3は、実施の形態1におけるブロック群の一例を示す図である。
チップ領域40は、予め一定の区画サイズで定義された複数のブロック20に仮想分割されている。図3では、各ブロック20を点線で示している。そして、実施の形態1では、このブロック20を所定の数ずつまとめてブロック群30を構成する。図3では、各ブロック群30実線で示している。図3では、複数のブロック群30について、1〜12の領域で示している。実施の形態1では、ブロック群を分散処理の単位として、演算ユニット112を割当てる。ここで、処理の負荷を均一にするために、どのブロック群30に何個の演算ユニット112、ひいては、何個のCPU114を割当てるかを割当て制御部120が制御する。以下、割当て制御部120の内部構成と割当て方法について説明する。
図4は、実施の形態1における割当て制御部の内部構成を示す図である。
図4において、割当て制御部120は、入力部122、CPU数取得部124、設定部126、及び割当て処理部128を有している。ここで、割当て制御部120内における入力部122、CPU数取得部124、設定部126、及び割当て処理部128といった各構成が、電気的な回路によるハードウェアにより構成されても構わない。或いは、各構成の処理がコンピュータ(CPU)により実行されるソフトウェアで構成されても構わない。或いは、電気的な回路によるハードウェアとソフトウェアとの組合せにより実施させても構わない。或いは、かかるハードウェアとファームウェアとの組合せでも構わない。また、各構成の処理結果は、その都度、記憶装置130に記憶される。そして、各構成の処理結果は、割当て制御部120内の他の構成によって記憶装置130から読み出される。また、パターン数マップ106には、ブロック群毎に各ブロック群内のパターン数が格納されている。また、対応テーブル108には、パターン数とそのパターンを処理可能なCPU数との対応関係が定義されている。これらは、別途、磁気ディスク装置等の記憶装置に格納しておけばよい。
図5は、実施の形態1におけるCPUの割当て方法の要部工程を示すフローチャート図である。
S102において、パターン数入力工程として、入力部122は、ブロック群毎に、パターン数マップ106より各ブロック群内のパターン数を入力する。負荷となるパターン数としては、階層化されたデータのある1階層(内部構成)、例えばブロック群内の図形数、セル配置数、或いは、クラスタ数、を用いると好適である。
S104において、CPU数取得工程として、CPU数取得部124は、対応テーブル108から先に入力した各ブロック群内のパターン数に応じて、割当てるべきCPU114の数を取得する。
そして、S106において、設定工程として、設定部126は、取得したCPU114の数をブロック群毎に設定する。
そして、S108において、割当て工程として、割当て処理部128は、設定された数の演算ユニット112、ひいてはCPU114を対応する各ブロック群のデータ処理に割当てる。そして、その結果情報を割当てられた各演算ユニット112に出力する。
そして、S110において、判定工程として、すべてのブロック群に対しての割当てが終了しているかどうかを判定する。そして、まだ残っている場合には、S102に戻り、すべて終了している場合にはステップ終了となる。
割当て状況としては、図3の例で、例えば、上方、及び右側に位置する領域ほどパターン数が多いとする場合に、次のようにCPU114を割当てると良い。領域1に1個、領域2に2個、領域3に3個、領域4に2個、領域5に3個、領域6に4個、領域7に3個、領域8に4個、領域9に5個、領域10に4個、領域11に5個、領域12に6個といった具合である。
そして、各演算ユニット112では、割当てられたブロック群のデータを記憶装置212から読み出し、ブロック群毎に並列に分散処理を行なう。ブロック群毎にデータ処理を行なうため、データ処理のためのプロセス起動の回数が1度で済む。そのため、ブロック毎にプロセス起動を行なう場合に比べて、起動時のオーバーヘッド時間を大幅に短縮することができる。また、ブロック単位では、1個のCPUで処理可能なパターン数よりも少ないブロックに対しても最低1つは割当てなくてはならない。そのため、その他の負荷の大きいブロックとの間でリソースの使用状況を均一にすることが困難であった。しかし、ブロック群を単位として、割当て数を調整することで、ブロック内のパターンの粗密に関わらずリソース使用量を均一化することができる。そして、データ処理されて描画装置内部フォーマットに変換された装置内部フォーマットデータは記憶装置214に一時的に格納される。
そして、記憶装置214に格納された装置内部フォーマットデータを用いて、制御回路140は、描画部150を制御してパターンを試料101に描画する。具体的には以下のようにして描画される。
電子銃201から出た電子ビーム200は、照明レンズ202により矩形、例えば長方形の穴を持つ第1のアパーチャ203全体を照明する。ここで、電子ビーム200をまず長方形に成形する。そして、第1のアパーチャ203を通過した第1のアパーチャ像の電子ビーム200は、投影レンズ204により第2のアパーチャ206上に投影される。かかる第2のアパーチャ206上での第1のアパーチャ像の位置は、偏向器205によって制御される。これにより、ビーム形状と寸法を変化させることができる。そして、第2のアパーチャ206を通過した第2のアパーチャ像の電子ビーム200は、対物レンズ207により焦点を合わせられる。そして、電子ビーム200は、偏向器208により偏向される。このようにして、XYステージ105上の試料101の所望する位置に照射される。
以上のように構成することで、分散処理の効率を向上させることができる。その結果、描画時間を短縮した描画処理を行なうことができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、ブロック群内のパターン数に応じてリソースを割当てる形態について説明した。実施の形態2では、分散処理されるプロセスのCPU等のリソース負荷率をモニタリングすることによって、割当てるべきリソース数を調整する形態について説明する。実施の形態2でも実施の形態1と同様、一定のブロック数を纏めたブロック群を分散処理単位とする。割当て制御部120以外の構成については、実施の形態1と同様である。
図6は、実施の形態2における割当て制御部の内部構成を示す図である。
図6において、割当て制御部120は、モニタ部123、追加CPU数算出部125、設定部126、及び割当て処理部128を有している。ここで、割当て制御部120内におけるモニタ部123、追加CPU数算出部125、設定部126、及び割当て処理部128といった各構成が、電気的な回路によるハードウェアにより構成されても構わない。或いは、各構成の処理がコンピュータ(CPU)により実行されるソフトウェアで構成されても構わない。或いは、電気的な回路によるハードウェアとソフトウェアとの組合せにより実施させても構わない。或いは、かかるハードウェアとファームウェアとの組合せでも構わない。また、各構成の処理結果は、その都度、記憶装置130に記憶される。そして、各構成の処理結果は、割当て制御部120内の他の構成によって記憶装置130から読み出される。
図7は、実施の形態2におけるCPUの割当て方法の要部工程を示すフローチャート図である。
S202において、初期割当て工程として、割当て処理部128は、まず、ブロック群毎に、CPU114とメモリ116とを固定数ずつ(例えば1つずつ)データ処理のために割当てる。ここでは、演算ユニット112が、1つのCPU114と1つのメモリ116とを有しているので、ブロック群毎に、1つの演算ユニット112を割当てる。そして、割当てられた各演算ユニット112では、担当するブロック群のデータ処理を開始する。
S204において、モニタ工程として、モニタ部123は、ブロック群毎に、メモリ116の使用量をモニタすると共に、メモリ116の使用量が所定の閾値に達した時点でのCPU114が処理しきれていない処理残量をモニタする。このように、CPU114が処理しきれていない処理残量をモニタすることで負荷率を把握することができる。
S206において、追加CPU数算出工程として、追加CPU数算出部125は、メモリ116の使用量が所定の閾値に達した時点でのCPU114が処理しきれていない処理残量に基づいて追加割当てを行なうCPU114の数を算出する。
そして、S208において、設定工程として、設定部126は、算出したCPU114の数をブロック群毎に設定する。
そして、S210において、割当て工程として、割当て処理部128は、設定された数の演算ユニット112、ひいてはCPU114を対応する各ブロック群のデータ処理に追加割当てを動的に行なう。そして、その結果情報を割当てられた各演算ユニット112に出力する。
そして、S212において、判定工程として、すべてのブロック群に対しての追加割当てが終了しているかどうかを判定する。そして、まだ残っている場合には、S202に戻り、すべて終了している場合にはステップ終了となる。
そして、追加割当てされた各演算ユニット112は、該当するブロック群のデータを記憶装置212から読み出し、ブロック群毎に並列に分散処理を行なう。以降の動作は、実施の形態1と同様である。
以上のように、処理残量に基づいて追加割当てを行なうCPU114の数を設定すれば、描画装置100の稼働中に動的にCPU114の割当て数を適した数に調整することができる。よって、ブロック内のパターンの粗密に関わらずリソース分配を均一化させることができる。また、実施の形態1と同様、ブロック群を分散処理単位とすることで、プロセス起動のオーバーヘッド時間を短縮することができる。
実施の形態3.
実施の形態1,2では、各ブロック群が同じ大きさに区画される場合について説明した。実施の形態3では、ブロック群の大きさを可変にする場合について説明する。そして、その可変に区画されたブロック群を分散処理単位とする。割当て制御部120以外の構成については、実施の形態1と同様である。
図8は、実施の形態3における割当て制御部の内部構成を示す図である。
図8において、割当て制御部120は、入力部122、ブロック数取得部127、ブロック群(BG:ブロックグループ)設定部129、及び割当て処理部128を有している。ここで、割当て制御部120内における入力部122、ブロック数取得部127、ブロック群(BG:ブロックグループ)設定部129、及び割当て処理部128といった各構成は、電気的な回路によるハードウェアにより構成されても構わない。或いは、各構成の処理がコンピュータ(CPU)により実行されるソフトウェアで構成されても構わない。或いは、電気的な回路によるハードウェアとソフトウェアとの組合せにより実施させても構わない。或いは、かかるハードウェアとファームウェアとの組合せでも構わない。また、各構成の処理結果は、その都度、記憶装置130に記憶される。そして、各構成の処理結果は、割当て制御部120内の他の構成によって記憶装置130から読み出される。また、パターン数マップ216には、ブロック毎のパターン数が格納されている。また、パラメータ107として、k個のCPU114で所定の時間内に処理可能なパターン数が定義される。CPU114の数であるkについては、予め設定しておけばよい。また、これらは、別途、磁気ディスク装置等の記憶装置に格納しておけばよい。
図9は、実施の形態3におけるCPUの割当て方法の要部工程を示すフローチャート図である。
S301において、入力工程として、入力部122は、パターン数マップ216とパラメータ107を入力する。
そして、S302において、ブロック数取得工程として、ブロック数取得部127は、パラメータ107として設定されたk個のCPU114で所定の時間内に処理可能なパターン数に達するブロック数をパターン数マップ216から取得する。パターン数は、ブロックの並び順に沿ってその内部のパターン数を加算していけばよい。ここでも、実施の形態1と同様、パターン数としては、階層化されたデータのある1階層(内部構成)、例えばブロック内の図形数、セル配置数、或いは、クラスタ数、を用いると好適である。
そして、S304において、BG設定工程として、BG設定部129は、データ処理を行なうパターン数がパラメータ107に設定されたパターン数になったブロック数で1つのブロック群が構成されるように設定する。すなわち、設定されたどのブロック群もデータ処理を行なうパターン数が同じになるようにブロックを纏めて構成される。よって、ブロック群の大きさは様々な大きさになる。
図10は、実施の形態3におけるブロック群の一例を示す図である。
チップ領域40は、予め一定の区画サイズで定義された複数のブロック20に仮想分割されている点は上述した通りである。図10では、各ブロック20を点線で示している。そして、実施の形態3では、一定のパターン数となる少なくとも1つのブロック20でブロック群32を構成する。図10では、各ブロック群32を実線で示している。図10では、複数のブロック群32について、1〜10の領域で示している。例えば、図10の例では、領域1が、30個のブロックで構成される。領域2が、20個のブロックで構成される。領域3が、10個のブロックで構成される。領域4が、14個のブロックで構成される。領域5が、10個のブロックで構成される。領域6が、6個のブロックで構成される。領域7が、12個のブロックで構成される。領域8が、8個のブロックで構成される。領域9が、6個のブロックで構成される。領域10が、4個のブロックで構成される。この例は、ブロックの数が少ない程、パターンの密度が濃いことを示している。そして、実施の形態3では、この構成数が任意のブロック群を分散処理の単位として、演算ユニット112を割当てる。
そして、S306において、割当て工程として、割当て処理部128は、設定されたブロック群毎にk個の演算ユニット112、ひいてはCPU114をデータ処理のために割当てる。そして、その結果情報を割当てられた各演算ユニット112に出力する。
そして、S308において、判定工程として、すべてのブロック群に対しての割当てが終了しているかどうかを判定する。そして、まだ残っている場合には、S301に戻り、すべて終了している場合にはステップ終了となる。以上のように、すべてのブロック群に対して、同じ数の演算ユニット112、ひいてはCPU114がデータ処理に割当てられることになる。
そして、割当てされた各演算ユニット112は、該当するブロック群のデータを記憶装置212から読み出し、ブロック群毎に並列に分散処理を行なう。以降の動作は、実施の形態1と同様である。
以上のように構成することで、負荷の均一化を図ることができる。すなわち、ブロック内のパターンの粗密に関わらずリソース使用量の均一化を図ることができる。また、ブロック群を分散処理単位とすることで、上述したようにプロセス起動時のオーバーヘッド時間の短縮も図れることは言うまでもない。
実施の形態4.
上述した実施の形態1〜3では、予め規定の大きさのブロックが設定されていた場合について説明した。実施の形態4では、チップ領域全体を上述した実施の形態1〜3とは異なる区画に分割できる場合について説明する。特に、実施の形態4では、ブロックのサイズをパラメータとして入力する場合について説明する。また、割当て制御部120以外の構成については、実施の形態1と同様である。
図11は、実施の形態4における割当て制御部の内部構成を示す図である。
図11において、割当て制御部120は、図4の構成と同様である。但し、実施の形態4では、入力部122にさらに区画サイズがパラメータ302として入力される。このパラメータ302についてもパターン数マップ106や対応テーブル108と同様、別途、磁気ディスク装置等の記憶装置に格納しておけばよい。また、実施の形態4のパターン数マップ106には、パラメータ302で設定されるサイズの領域毎のパターン数が格納される。
図12は、実施の形態4におけるCPUの割当て方法の要部工程を示すフローチャート図である。
S101において、入力工程として、入力部122は、パラメータ302を入力する。これにより、実施の形態4で用いるブロックのサイズを入手することができる。そして、ブロックは、このサイズで定義される。
図13は、実施の形態4におけるブロックに分割されたチップ領域の一例を示す図である。
チップ領域40は、パラメータ302によって設定される区画サイズで定義された複数のブロック22に仮想分割される。図13では、複数のブロック22について、1〜12の領域で示している。実施の形態4では、このブロックを分散処理の単位として、演算ユニット112を割当てる。また、図3に示すような従来から用いられてきたブロックよりも大きな区画サイズで構成するように、ブロック数が所定の閾値を超えないようにするとよい。例えば、実施の形態1におけるブロック群と同程度の大きさのサイズで定義すると好適である。そして、処理の負荷を均一にするために、どのブロック22に何個の演算ユニット112、ひいては、何個のCPU114を割当てるかを割当て制御部120が制御する。以下、実施の形態1におけるブロック群をブロックと読み替えた場合と同様である。
すなわち、S102において、パターン数入力工程として、入力部122は、ブロック毎に、パターン数マップ106より各ブロック内のパターン数を入力する。パターン数としては、階層化されたデータのある1階層(内部構成)、例えばブロック内の図形数、セル配置数、或いは、クラスタ数、を用いると好適である。そして、S104において、CPU数取得工程として、CPU数取得部124は、対応テーブル108から先に入力した各ブロック内のパターン数に応じて、割当てるべきCPU114の数を取得する。そして、S106において、設定工程として、設定部126は、取得したCPU114の数をブロック毎に設定する。そして、S108において、割当て工程として、割当て処理部128は、設定された数の演算ユニット112、ひいてはCPU114を対応する各ブロックのデータ処理に割当てる。そして、その結果情報を割当てられた各演算ユニット112に出力する。そして、S110において、判定工程として、すべてのブロックに対しての割当てが終了しているかどうかを判定する。そして、まだ残っている場合には、S102に戻り、すべて終了している場合にはステップ終了となる。
割当て状況としては、図13の例で、例えば、上方、及び右側に位置する領域ほどパターン数が多いとする場合に、次のようにCPU114を割当てると良い。領域1に1個、領域2に2個、領域3に3個、領域4に2個、領域5に3個、領域6に4個、領域7に3個、領域8に4個、領域9に5個、領域10に4個、領域11に5個、領域12に6個といった具合である。
そして、各演算ユニット112では、割当てられたブロックのデータを記憶装置212から読み出し、ブロック毎に並列に分散処理を行なう。以降の動作は実施の形態1と同様である。以上のように構成することで、実施の形態1と同様な効果を得ることができる。
実施の形態5.
実施の形態4では、ブロック内のパターン数に応じてリソースを割当てる形態について説明した。実施の形態5では、分散処理されるプロセスのCPU等のリソース負荷率をモニタリングすることによって、割当てるべきリソース数を調整する形態について説明する。また、割当て制御部120以外の構成については、実施の形態1と同様である。
図14は、実施の形態5における割当て制御部の内部構成を示す図である。
図14において、割当て制御部120は、入力部122が追加された点以外は、図6と同様である。但し、実施の形態5では、実施の形態4と同様、入力部122に区画サイズがパラメータ302として入力される。
図15は、実施の形態5におけるCPUの割当て方法の要部工程を示すフローチャート図である。
S201において、入力工程として、入力部122は、パラメータ302を入力する。これにより、実施の形態5で用いるブロックのサイズを入手することができる。そして、各ブロックは、このサイズで定義される。以下、実施の形態2におけるブロック群をブロックと読み替えた場合と同様である。
すなわち、S202において、初期割当て工程として、割当て処理部128は、まず、ブロック毎に、CPU114とメモリ116とを1つずつデータ処理のために割当てる。ここでは、演算ユニット112が、1つのCPU114と1つのメモリ116とを有しているので、ブロック毎に、1つの演算ユニット112を割当てる。そして、割当てられた各演算ユニット112では、担当するブロックのデータ処理を開始する。そして、S204において、モニタ工程として、モニタ部123は、ブロック毎に、メモリ116の使用量をモニタすると共に、メモリ116の使用量が所定の閾値に達した時点でのCPU114が処理しきれていない処理残量をモニタする。このように、CPU114が処理しきれていない処理残量をモニタすることで負荷率を把握することができる。そして、S206において、追加CPU数算出工程として、追加CPU数算出部125は、メモリ116の使用量が所定の閾値に達した時点でのCPU114が処理しきれていない処理残量に基づいて追加割当てを行なうCPU114の数を算出する。そして、S208において、設定工程として、設定部126は、算出したCPU114の数をブロック毎に設定する。そして、S210において、割当て工程として、割当て処理部128は、設定された数の演算ユニット112、ひいてはCPU114を対応する各ブロックのデータ処理に追加割当てを動的に行なう。そして、その結果情報を割当てられた各演算ユニット112に出力する。そして、S212において、判定工程として、すべてのブロックに対しての追加割当てが終了しているかどうかを判定する。そして、まだ残っている場合には、S202に戻り、すべて終了している場合にはステップ終了となる。
そして、追加割当てされた各演算ユニット112は、該当するブロックのデータを記憶装置212から読み出し、ブロック毎に並列に分散処理を行なう。以降の動作は、実施の形態1と同様である。以上のように構成することで、実施の形態2と同様な効果を得ることができる。
実施の形態6.
実施の形態4,5では、各ブロックが同じ大きさに区画される場合について説明した。実施の形態6では、ブロックの大きさを可変にする場合について説明する。そして、その可変に区画されたブロックを分散処理単位とする。割当て制御部120以外の構成については、実施の形態1と同様である。
図16は、実施の形態6における割当て制御部の内部構成を示す図である。
図16において、割当て制御部120は、入力部122、領域サイズ取得部327、ブロック設定部329、及び割当て処理部128を有している。ここで、割当て制御部120内における入力部122、領域サイズ取得部327、ブロック設定部329、及び割当て処理部128といった各構成は、電気的な回路によるハードウェアにより構成されても構わない。或いは、各構成の処理がコンピュータ(CPU)により実行されるソフトウェアで構成されても構わない。或いは、電気的な回路によるハードウェアとソフトウェアとの組合せにより実施させても構わない。或いは、かかるハードウェアとファームウェアとの組合せでも構わない。また、各構成の処理結果は、その都度、記憶装置130に記憶される。そして、各構成の処理結果は、割当て制御部120内の他の構成によって記憶装置130から読み出される。また、パターン数マップ216には、一定のサイズで区画化されたメッシュ領域毎のパターン数が格納されている。ここでパターン数としては、メッシュ領域内の図形数、セル配置数、或いはクラスタ数のいずれかを用いると好適である。この段階ではまだブロックが定義されていない。そのため、これに代わる領域としてブロックよりも小さいメッシュ領域が好適である。このメッシュ領域のサイズは、偏向器208で変更可能なサブフィールド(SF)サイズ、あるいはそれより小さな領域であってもかまわない。図3に示すような従来のブロック程度のサイズの領域を別途定義しても構わない。メッシュ領域のサイズがSFサイズより小さい場合は、より精度の良いパターン数マップとなる。そして、パラメータ107として、k個のCPU114で所定の時間内に処理可能なパターン数が定義される。CPU114の数であるkについては、実施の形態3と同様、予め設定しておけばよい。また、これらは、別途、磁気ディスク装置等の記憶装置に格納しておけばよい。
図17は、実施の形態6におけるCPUの割当て方法の要部工程を示すフローチャート図である。
S301において、入力工程として、入力部122は、パターン数マップ216とパラメータ107を入力する。
そして、S303において、ブロックサイズ取得工程として、領域サイズ取得部327は、パラメータ107として設定されたk個のCPU114で所定の時間内に処理可能なパターン数に達する領域サイズをパターン数マップ216から取得する。パターン数は、SFの並び順に沿ってその内部のパターン数を加算していけばよい。
そして、S305において、ブロック設定工程として、ブロック設定部329は、データ処理を行なうパターン数がパラメータ107に設定されたパターン数になった領域で1つのブロックが構成されるように設定する。すなわち、設定されたどのブロックもデータ処理を行なうパターン数が同じになるように構成される。よって、ブロックの大きさは様々な大きさになる。
図18は、実施の形態6におけるブロックに分割されたチップ領域の一例を示す図である。
チップ領域40は、一定のパターン数となる領域でブロック24を構成する。図18では、複数のブロック24について、1〜10の領域で示している。この例は、ブロックの領域が小さい程、パターンの密度が濃いことを示している。そして、実施の形態6では、この任意のサイズのブロックを分散処理の単位として、演算ユニット112を割当てる。
そして、S306において、割当て工程として、割当て処理部128は、設定されたブロック毎にk個の演算ユニット112、ひいてはCPU114をデータ処理のために割当てる。そして、その結果情報を割当てられた各演算ユニット112に出力する。
そして、S308において、判定工程として、すべてのブロックに対しての割当てが終了しているかどうかを判定する。そして、まだ残っている場合には、S301に戻り、すべて終了している場合にはステップ終了となる。以上のように、すべてのブロックに対して、同じ数の演算ユニット112、ひいてはCPU114がデータ処理に割当てられることになる。
そして、割当てされた各演算ユニット112は、該当するブロックのデータを記憶装置212から読み出し、ブロック毎に並列に分散処理を行なう。以降の動作は、実施の形態1と同様である。以上のように構成することで、実施の形態3と同様の効果を得ることができる。
以上の説明において、「〜部」或いは「〜工程」と記載したものは、コンピュータで動作可能なプログラムにより構成することができる。或いは、ソフトウェアとなるプログラムだけではなく、ハードウェアとソフトウェアとの組合せにより実施させても構わない。或いは、ハードウェアとファームウェアとの組合せでも構わない。また、プログラムにより構成される場合、プログラムは、磁気ディスク装置、磁気テープ装置、FD、CD、DVD、MO或いはROM等の記録媒体に記録される。
図19は、プログラムにより構成する場合のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
コンピュータとなるCPU50は、バス74を介して、RAM(ランダムアクセスメモリ)52、ROM54、磁気ディスク(HD)装置62、キーボード(K/B)56、マウス58、外部インターフェース(I/F)60、モニタ64、プリンタ66、FD68、DVD70、CD72に接続されている。ここで、RAM(ランダムアクセスメモリ)52、ROM54、磁気ディスク(HD)装置62、FD68、DVD70、CD72は、記憶装置の一例である。キーボード(K/B)56、マウス58、外部インターフェース(I/F)60、FD68、DVD70、CD72は、入力手段の一例である。外部インターフェース(I/F)60、モニタ64、プリンタ66、FD68、DVD70、CD72は、出力手段の一例である。
以上、具体例を参照しつつ実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。
また、装置構成や制御手法等、本発明の説明に直接必要しない部分等については記載を省略したが、必要とされる装置構成や制御手法を適宜選択して用いることができる。例えば、描画装置100を制御する制御部構成については、記載を省略したが、必要とされる制御部構成を適宜選択して用いることは言うまでもない。
その他、本発明の要素を具備し、当業者が適宜設計変更しうる全ての描画装置内の演算処理装置の割当て方法、その装置、荷電粒子ビーム描画装置及びその方法は、本発明の範囲に包含される。
実施の形態1における描画装置の要部構成の一例を示す概念図である。 実施の形態1における描画データの階層構造の一例を示す図である。 実施の形態1におけるブロック群の一例を示す図である。 実施の形態1における割当て制御部の内部構成を示す図である。 実施の形態1におけるCPUの割当て方法の要部工程を示すフローチャート図である。 実施の形態2における割当て制御部の内部構成を示す図である。 実施の形態2におけるCPUの割当て方法の要部工程を示すフローチャート図である。 実施の形態3における割当て制御部の内部構成を示す図である。 実施の形態3におけるCPUの割当て方法の要部工程を示すフローチャート図である。 実施の形態3におけるブロック群の一例を示す図である。 実施の形態4における割当て制御部の内部構成を示す図である。 実施の形態4におけるCPUの割当て方法の要部工程を示すフローチャート図である。 実施の形態4におけるブロックに分割されたチップ領域の一例を示す図である。 実施の形態5における割当て制御部の内部構成を示す図である。 実施の形態5におけるCPUの割当て方法の要部工程を示すフローチャート図である。 実施の形態6における割当て制御部の内部構成を示す図である。 実施の形態6におけるCPUの割当て方法の要部工程を示すフローチャート図である。 実施の形態6におけるブロックに分割されたチップ領域の一例を示す図である。 プログラムにより構成する場合のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 可変成形型電子線描画装置の動作を説明するための概念図である。
符号の説明
20,22,24 ブロック
30,32 ブロック群
40 チップ領域
50 CPU
52 RAM
54 ROM
56 K/B
58 マウス
60 I/F
62 HD装置
64 モニタ
66 プリンタ
68 FD
70 DVD
72 CD
74 バス
100 描画装置
101,340 試料
102 電子鏡筒
103 描画室
105 XYステージ
106,216 パターン数マップ
107,302 パラメータ
108 対応テーブル
110 演算ユニット群
112 演算ユニット
114 CPU
116 メモリ
120 割当て制御部
122 入力部
123 モニタ部
124 CPU数取得部
125 追加CPU数算出部
126 設定部
127 ブロック数取得部
128 割当て処理部
129 BG設定部
130,212,214 記憶装置
140 制御回路
150 描画部
160 制御部
200 電子ビーム
201 電子銃
202 照明レンズ
203,410 第1のアパーチャ
206,420 第2のアパーチャ
204 投影レンズ
205,208 偏向器
207 対物レンズ
327 領域サイズ取得部
329 ブロック設定部
330 電子線
411 開口
421 可変成形開口
430 荷電粒子ソース

Claims (6)

  1. 複数の領域に仮想分割されるチップ領域に配置される複数のパターンのデータ処理を描画装置内に設けられた複数の演算処理装置を用いて領域毎に分散させて行なう場合に、各領域のデータ処理のために前記複数の演算処理装置を割当てる割当て方法であって、
    所定の数の前記領域で構成される領域群毎に、予め用意された各領域群内のパターン数が格納されているパターン数マップから各領域群内のパターン数を入力する工程と、
    各パターン数に応じて、割当てる前記演算処理装置の数を設定する工程と、
    設定された数の前記演算処理装置を対応する各領域群のデータ処理に割当てる工程と、
    を備え、
    前記パターン数は、領域群内の図形数、セル配置数、及びクラスタ数のうちのいずれかを用い
    複数の前記領域で構成される前記領域群に対して1つの前記演算処理装置が割り当てられる場合を含むことを特徴とする描画装置内の演算処理装置の割当て方法。
  2. 複数の領域に仮想分割されるチップ領域に配置される複数のパターンのデータ処理を描画装置内に設けられた複数の演算処理装置を用いて領域毎に分散させて行なう場合に、各領域のデータ処理のために前記複数の演算処理装置を割当てる割当て方法であって、
    所定の数の領域毎に作成された領域群毎に、前記演算処理装置と記憶装置とを1つずつデータ処理のために割当てる工程と、
    領域群毎に、前記記憶装置の使用量が所定の閾値に達した時点での前記演算処理装置が処理しきれていない処理残量に基づいて追加割当てを行なう前記演算処理装置の数を設定する工程と、
    設定された数の前記演算処理装置を対応する各領域群のデータ処理に割当てる工程と、
    を備えたことを特徴とする描画装置内の演算処理装置の割当て方法。
  3. 複数の領域に仮想分割されるチップ領域に配置される複数のパターンのデータ処理を描画装置内に設けられた複数の演算処理装置を用いて領域毎に分散させて行なう場合に、各領域のデータ処理のために前記複数の演算処理装置を割当てる割当て方法であって、
    データ処理を行なうパターン数が同じになるように前記領域を集めて複数の領域群を構成する工程と、
    領域群毎に同じ数の前記演算処理装置をデータ処理に割当てる工程と、
    を備えたことを特徴とする描画装置内の演算処理装置の割当て方法。
  4. 複数の領域に仮想分割されるチップ領域に配置される複数のパターンのデータ処理を描画装置内に設けられた複数の演算処理装置を用いて領域毎に分散させて行なう場合に、各領域のデータ処理のために前記複数の演算処理装置を割当てる割当て方法であって、
    領域サイズを入力する工程と、
    前記領域サイズの領域毎に、予め用意された各領域群内のパターン数が格納されているパターン数マップから各領域内のパターン数を入力する工程と、
    各パターン数に応じて、割当てる前記演算処理装置の数を設定する工程と、
    設定された数の前記演算処理装置を対応する各領域のデータ処理に割当てる工程と、
    を備え、
    前記パターン数は、領域群内の図形数、セル配置数、及びクラスタ数のうちのいずれかを用い
    複数の前記領域で構成される前記領域群に対して1つの前記演算処理装置が割り当てられる場合を含むことを特徴とする描画装置内の演算処理装置の割当て方法。
  5. 複数の領域に仮想分割されるチップ領域に配置される複数のパターンのデータ処理を描画装置内に設けられた複数の演算処理装置を用いて領域毎に分散させて行なう場合に、各領域のデータ処理のために前記複数の演算処理装置を割当てる割当て方法であって、
    領域サイズを入力する工程と、
    前記領域サイズの領域毎に、前記演算処理装置と記憶装置とを1つずつデータ処理のために割当てる工程と、
    領域毎に、前記記憶装置の使用量が所定の閾値に達した時点での前記演算処理装置が処理しきれていない処理残量に基づいて追加割当てを行なう前記演算処理装置の数を設定する工程と、
    設定された数の前記演算処理装置を対応する各領域のデータ処理に割当てる工程と、
    を備えたことを特徴とする描画装置内の演算処理装置の割当て方法。
  6. 複数の領域に仮想分割されるチップ領域に配置される複数のパターンのデータ処理を描画装置内に設けられた複数の演算処理装置を用いて領域毎に分散させて行なう場合に、各領域のデータ処理のために前記複数の演算処理装置を割当てる割当て方法であって、
    データ処理を行なうパターン数が同じになるように前記領域を設定する工程と、
    領域毎に同じ数の前記演算処理装置をデータ処理に割当てる工程と、
    を備えたことを特徴とする描画装置内の演算処理装置の割当て方法。
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