JP5305429B2 - 印刷システム、インクジェットプリンタ、及び印刷方法 - Google Patents

印刷システム、インクジェットプリンタ、及び印刷方法 Download PDF

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Description

本発明は、印刷システム、インクジェットプリンタ、及び印刷方法に関する。
近年、インクジェットプリンタを用いて高精細画像を印刷する技術が広く用いられている。インクジェットプリンタは、インクの微小な液滴をインクジェットヘッドのノズルから媒体に向かって吐出することにより、印刷を行う。
インクジェットヘッドのノズルから吐出されたインクの液滴は、媒体に達するまでの間、空気抵抗を受ける。そのため、インクジェットプリンタによる印刷の精度は、空気抵抗の影響を受ける場合がある。例えば、空気抵抗の影響により、媒体上におけるインクの着弾位置のずれや、インクのミスト化等が生じやすくなる場合がある。
これに対して、本願の発明者は、先ず、印刷を行う雰囲気を減圧することにより、空気抵抗を小さくすることを考えた。しかし、鋭意研究を行ったところ、液体のインクを吐出する構造であるインクジェットプリンタにおいては、単に減圧を行おうとしても、インクが安定に使用できる減圧の範囲が狭いため、適切に空気抵抗を低減できないことを見出した。また、この知見に基づき、インクの液滴が受ける空気抵抗の影響を、より適切な方法で軽減することが必要であることを見出した。そこで、本発明は、上記の課題を解決できる印刷システム、インクジェットプリンタ、及び印刷方法を提供することを目的とする。
尚、本発明の完成後、関連する先行技術を出願人が調査したところ、インクジェットヘッドによるパターニング装置に関する特許文献1を発見した。しかし、特許文献1の構成は、本発明とは全く異なる目的を実現するための構成である。そのため、例えばこの構成をそのままインクジェットプリンタに適用したとしても、本発明にはならない。
特開2004−134490号公報
上記の課題を解決するために、本発明は、以下の構成を有する。
(構成1)インクジェット方式で印刷を行う印刷システムであって、媒体に対してインクを吐出するノズルを有するインクジェットヘッドと、インクジェットヘッドを有するインクジェットプリンタを内部に収容する減圧室と、インクジェットプリンタを前記減圧室の内部に収容して、少なくとも媒体とインクジェットヘッドのノズルとの間の領域の気圧を大気圧よりも低い圧力に減圧する減圧手段とを備え、インクは、モノマー及びオリゴマーの少なくとも一方を主成分として含み、当該主成分の重合により硬化するインクであり、インクに含まれる主成分の飽和蒸気圧は、10mmHg以下であり、少なくとも媒体とインクジェットヘッドのノズルとの間の領域の気圧が減圧手段により大気圧よりも低い圧力に減圧された状態で、インクジェットヘッドは、ノズルから媒体に対してインクを吐出する
インクの主成分とは、例えば、インクに含まれる割合が最も多い成分である。インク中の主成分の含有量は、例えば50%以上、好ましくは65%以上(例えば65〜85%)である。モノマー及びオリゴマーの両方を主成分として含む場合、主成分の含有量とは、モノマーとオリゴマーの合計の含有量であってよい。インク全体の蒸気圧は、例えば大気圧の1/20以下であることが好ましい。また、インクに含まれる主成分の飽和蒸気圧は、より好ましくは、5mmHg以下である。減圧手段は、例えば、少なくとも、媒体とノズルとの間の全体を減圧することが好ましい。
例えば従来公知のインクを用いる場合、ノズルと媒体との間を減圧しようとしても、インクの蒸気圧の影響によりインクの成分が蒸発して、インクの特性が変化するため、十分に減圧を行うことは困難である。そのため、減圧手段を単に用いたとしても、充分に減圧をすることができないため、インクの液滴が受ける空気抵抗の影響を、十分かつ適切に軽減することは困難である。
これに対し、このように構成した場合、例えば、インクの蒸気圧の影響を適切に抑えることができる。また、これにより、例えばノズルと媒体との間を適切に減圧できる。そのため、このように構成すれば、例えば、インクの液滴が受ける空気抵抗の影響を、十分かつ適切に低減できる。
ここで、インクの成分の飽和蒸気圧が低い場合、例えば水性インクやソルベントインクのように、インクの成分を蒸発させてインクを乾燥させようとすると、非常に多くの時間がかかることとなる。しかし、例えば蒸発を早めるために媒体を加熱するとすれば、高い温度まで加熱することが必要になり、熱による媒体の変形等が生じるおそれもある。また、十分にインクを乾燥させることができないと、滲み等の発生により、印刷の品質が低下することとなる。そのため、この印刷システムで用いるインクが、媒体への定着をインクの乾燥により行うインクであるとすると、適切に印刷を行うことが困難になるおそれがある。
これに対し、構成1においては、主成分の重合により硬化するインクを用いることにより、インクの成分の蒸発によらずに、媒体にインクを定着させることができる。そのため、このように構成すれば、インクの成分の飽和蒸気圧が低い場合であっても、適切に印刷を行うことができる。
尚、このインクは、例えば例えば熱硬化型インク、又はUV硬化型インクであってよい。このインクは、電子線等の照射により硬化するインクであってもよい。また、インクに含まれる主成分の飽和蒸気圧とは、例えば、印刷を行う環境下での飽和蒸気圧である。例えば、この飽和蒸気圧は、25℃における飽和蒸気圧である。また、この飽和蒸気圧は、25℃、1気圧の大気中における蒸気圧であってよい。
(構成2)インクは、重合の開始剤を更に含み、開始剤の飽和蒸気圧は、10mmHg以下である。開始剤の飽和蒸気圧は、好ましくは、5mmHg以下である。インクは、上記の主成分に加え、開始剤を含む。インクは、モノマー及びオリゴマーに加えて、開始剤を含んでよい。また、インクは、各種の添加剤を更に含んでもよい。
このように構成すれば、例えば、インクの蒸気圧の影響を、より適切に抑えることができる。また、これにより、例えば、インクの液滴が受ける空気抵抗の影響を、より適切に低減できる。
このインクは、例えば、顔料、分散剤、ゲル化防止剤、及び表面調整剤等を更に備える。このインクにおいては、例えば、実質的な成分の飽和蒸気圧が、いずれも10mmHg以下であることが好ましい。インクの実質的な成分の飽和蒸気圧は、より好ましくは、例えば、いずれも5mmHg以下である。
尚、インクの実質的な成分とは、例えば、インクジェットヘッド内においてインクの組成物としてインク中に残る成分である。インクの実質的な成分は、このような組成物の全てであることが好ましい。また、実用上、インクの実質的な成分は、このような組成物のうち、例えば、含有量が少ない一部の成分を除いた95%以上の部分とすることも考えられる。
(構成3)インクジェットヘッドは、ノズルから、液滴の容量が1pl以下のインクを吐出する。液滴の容量は、好ましくは0.5pl以下、より好ましくは0.1pl以下である。
インクの液滴が受ける空気抵抗の影響は、液滴の容量が小さい程大きくなる。そのため、液滴の容量を小さくすると、急激に液滴の飛翔速度が低下して、ミスト化等の問題が生じ、適切に印刷を行うことが困難になる。これに対し、このように構成した場合、インクの液滴が受ける空気抵抗を十分かつ適切に軽減できる。また、これにより、液滴の容量が小さいインクを充分な速度を保って適切に吐出することが可能になる。そのため、このように構成すれば、高精細な印刷を適切に行うことができる。
(構成4)減圧手段は、媒体とノズルとの間の領域の気圧を、0.5気圧以下に減圧する。減圧手段は、媒体とノズルとの間の領域の気圧を、好ましくは0.1気圧以下、より好ましくは0.01気圧以下に減圧する。このように構成すれば、空気抵抗の影響を、より大きく軽減できる。
(構成5)インクジェット方式で印刷を行うインクジェットプリンタであって、媒体に対してインクを吐出するノズルを有するインクジェットヘッドを備え、インクは、モノマー及びオリゴマーの少なくとも一方を主成分として含み、当該主成分の重合により硬化するインクであり、インクに含まれる主成分の飽和蒸気圧は、10mmHg以下であり、少なくとも媒体とインクジェットヘッドのノズルとの間の領域の気圧は、大気圧よりも低い圧力に減圧される。このように構成すれば、例えば、構成1と同様の効果を得ることができる。
(構成6)インクジェット方式で印刷を行う印刷方法であって、モノマー及びオリゴマーの少なくとも一方を主成分として含み、当該主成分の重合により硬化するインクであって、主成分の飽和蒸気圧が10mmHg以下であるインクを用い、少なくとも媒体とインクジェットヘッドのノズルとの間の領域の気圧を大気圧よりも低い圧力に減圧し、インクジェットヘッドのノズルにより、媒体に対してインクを吐出する。このようにすれば、例えば、構成1と同様の効果を得ることができる。
本発明によれば、例えば、インクジェットヘッドから吐出されるインクの液滴が受ける空気抵抗の影響を、十分かつ適切に低減できる。
以下、本発明に係る実施形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る印刷システム10の構成の一例を示す。印刷システム10は、紙又はフィルム等の媒体50に対してインクジェット方式で印刷を行う印刷システムであり、インクジェットプリンタ14、及び真空ポンプ16を備える。印刷システム10は、例えば屋外広告やポスター、又は出版物等を印刷する産業用途の印刷システムであってよい。
ここで、本例において、印刷システム10において、少なくともインクジェットプリンタ14は、減圧室12内に設けられる。減圧室12は、インクジェットプリンタ14を内部に収容する気密室であり、真空ポンプ16により減圧される。また、印刷システム10は、外部のホストPC18の制御に応じて、印刷を行う。ホストPC18は、インクジェットプリンタ14の印刷動作を制御するコンピュータである。
インクジェットプリンタ14は、インクジェット方式で印刷を行う印刷装置であり、インクジェットヘッド102、ガイドレール104、プラテン106、及びインクカートリッジ108を有する。インクジェットヘッド102は、媒体50に対してインクを吐出するノズルを有する印刷ヘッドである。本例において、インクジェットヘッド102は、例えば、ノズルから、液滴の容量が1pl以下のインクを吐出する。液滴の容量は、好ましくは0.5pl以下、より好ましくは0.1pl以下である。
また、インクジェットヘッド102は、ガイドレール104に沿って所定のスキャン方向であるY方向へ往復運動することにより、Y方向における媒体50の各位置にインクの液滴を吐出する。更に、インクジェットヘッド102は、Y方向と直交するX方向へ媒体50に対して相対的に移動することにより、X方向における媒体50の各位置に、インクの液滴を吐出する。
尚、インクジェットプリンタ14は、例えば、媒体50を搬送することにより、媒体50に対して相対的に、X方向へインクジェットヘッド102を移動させる。この場合、インクジェットプリンタ14は、例えば、媒体50を搬送するローラ等を更に備える。インクジェットプリンタ14は、例えば媒体50の搬送を行わずに、インクジェットヘッド102の側を移動させてもよい。
ガイドレール104は、Y方向へのインクジェットヘッド102の移動をガイドする部材であり、例えば、ホストPC18の指示に応じて、インクジェットヘッド102にスキャン動作を行わせる。プラテン106は、媒体50を挟んでインクジェットヘッド102と対向する台部であり、インクの液滴が吐出される媒体50を保持する。インクカートリッジ108は、インクジェットヘッド102が吐出するインクを貯蔵するカートリッジであり、例えばチューブ等のインク供給経路を介して、インクジェットヘッド102へインクを供給する。
真空ポンプ16は、減圧手段の一例であり、例えばオペレータの操作に応じて、減圧室12内の圧力を減圧する。これにより、真空ポンプ16は、インクジェットプリンタ14におけるインクジェットヘッド102のノズルと媒体50との間の領域の気圧を、大気圧よりも低い圧力に減圧する。本例において、真空ポンプ16は、この領域の気圧を、例えば0.5気圧以下(例えば0.001〜0.5気圧)、好ましくは0.1気圧以下、より好ましくは0.01気圧以下に減圧する。
尚、本発明の変形例において、真空ポンプ16は、インクジェットプリンタ14が備える構成として設けられてもよい。この場合、例えば、インクジェットプリンタ14自体が印刷システム10となる。また、インクジェットプリンタ14の全体を収容する減圧室12に代えて、例えばインクジェットプリンタ14が備える構成として、減圧室が設けられてもよい。この減圧室は、例えば、少なくともインクジェットヘッド102と媒体50との間の領域を囲む気密室である。この場合、真空ポンプ16は、この減圧室内を減圧することにより、インクジェットヘッド102のノズルと媒体50との間の領域の気圧を、大気圧よりも低い圧力に減圧する。減圧室は、インクジェットプリンタ14に取り外し可能に乗り付けられる印刷ユニット内に設けられてもよい。また、印刷システム10で用いられる媒体50は、例えば立体的な媒体等の、被印刷面に凹凸を有する媒体であってもよい。
ここで、本例で用いられるインクについて、詳しく説明する。本例において、インクは、モノマーの重合により硬化するインクである。このようなインクとしては、例えば、紫外線の照射に応じてモノマーが重合して硬化するUV硬化型のインクを用いることができる。
この場合、UV硬化型のインクは、例えば、顔料、分散剤、開始剤(増感剤)、ゲル化防止剤、表面調整剤、モノマー、及びオリゴマーを含む。このうち、モノマーの含有量は、例えば65〜85%、オリゴマーの含有量は、例えば10〜20%である。顔料の含有量は、例えば4%程度、開始剤の含有量は、例えば7%程度である。分散剤、ゲル化防止剤、及び表面調整剤の含有量は、それぞれ数%である。
また、この場合、主成分であるモノマーの飽和蒸気圧は、例えば10mmHg以下(例えば0.01〜10mmHg)、好ましくは5mmHg以下(例えば2〜3mmHg)である。また、含有量の多い成分であるオリゴマー、及び開始剤の飽和蒸気圧も、10mmHg以下(例えば0.01〜10mmHg)、好ましくは5mmHg以下(例えば2〜3mmHg)であることが望ましい。また、その他の成分の飽和蒸気圧も、10mmHg以下(例えば0.01〜10mmHg)、好ましくは5mmHg以下(例えば2〜3mmHg)であることが望ましい。
本例によれば、真空ポンプ16により減圧室12内を減圧する場合に、インクの蒸気圧の影響を適切に抑えることができる。また、これにより、減圧室12内を適切に減圧し、インクの液滴が受ける空気抵抗を十分かつ適切に低減できる。
また、本例においては、モノマーの重合により硬化するインクを用いることにより、インクの成分の蒸発によらずに、媒体50にインクを定着させることができる。そのため、本例によれば、成分の飽和蒸気圧が低いインクを用いて、適切に印刷を行うことができる。
尚、モノマーの重合により硬化するインクとしては、例えば加熱により硬化する熱硬化型インクや、電子線等の照射により硬化するインクを用いることもできる。これらの場合も、各成分の飽和蒸気圧は、上記と同一又は同様とすることが好ましい。このようにすれば、UV硬化型インクを用いる場合と同様に、成分の飽和蒸気圧が低いインクを用いて、適切に印刷を行うことができる。
図2は、インクの液滴の運動エネルギーと空気抵抗の関係について説明するグラフである。本グラフにおいては、運動エネルギー及び空気抵抗の各成分を示す曲線及び直線が座標点(1,1)で交わるように、正規化を行っている。
インクの速度をvとした場合、液滴の運動エネルギーEは、E=(1/2)mvとなる。また、液滴の半径をrとした場合、液滴の質量mは体積に比例するため、質量mは、rに比例することとなる。そのため、液滴の速度vが一定の場合、液滴の運動エネルギーvは、rに比例することとなる。
また、液滴が受ける空気抵抗には、液滴の半径rに比例する成分の空気抵抗Rと、液滴の断面積に比例する成分の空気抵抗Rとがあることが知られている。また、液滴の断面積は、rに比例するため、空気抵抗Rは、rに比例する。
そのため、例えば液滴の半径rが十分に小さい場合、空気抵抗Rの成分の方が大きくなり、液滴は、実質的に半径rに比例する空気抵抗を受ける。また、液滴の半径rが十分に大きい場合、空気抵抗Rの成分の方が大きくなり、液滴は、実質的に半径rの2乗(r)に比例する空気抵抗を受ける。そして、液滴の半径rが、両者の間の大きさの場合、液滴は、空気抵抗Rの成分と空気抵抗Rの成分とを合わせた空気抵抗を受ける。この場合、インクの液滴が実際に受ける空気抵抗は、グラフにおいて、空気抵抗Rを示す曲線と、空気抵抗Rを示す直線とに挟まれる領域の値を取ることとなる。
そのため、インクの液滴の運動エネルギーと空気抵抗の関係を考えると、グラフから分かるように、半径rが大きい場合、液滴の運動エネルギーEは、空気抵抗と比べて大きくなる。そして、液滴の運動エネルギーEが空気抵抗よりも十分に大きければ、液滴は、空気抵抗の影響を受けにくくなる。一方、半径rが小さい場合、液滴の運動エネルギーEは、空気抵抗と比べて小さくなる。そのため、半径rが小さくなる程、液滴は、空気抵抗の影響を受けやすくなる。
図3は、インクの液滴が受ける空気抵抗の影響の一例を示す図である。尚、本例のインクジェットプリンタ14(図1参照)において、インクジェットヘッド102は、複数のノズルを有する。しかし、以下の説明においては、説明の便宜上、インクジェットヘッド102の1個のノズル202から吐出されるインクの液滴についてのみ説明を行う。
図3(a)は、Y方向へ移動中のインクジェットヘッド102からインクが吐出される様子の概略の一例を示す。本例において、インクジェットヘッド102は、ノズル202から、初速度vで、鉛直下方へインクを吐出する。また、インクジェットヘッド102は、Y方向へ移動速度Vで移動する。
ここで、Y方向における位置(Y座標)がY0の地点においてインクジェットヘッド102がインクを吐出する場合を考える。この場合、仮に、インクジェットヘッド102の移動速度Vが0であるとすれば、吐出されたインクの液滴は、そのまま、媒体50上におけるY座標がY0の位置へ着弾する。
しかし、実際の印刷時のように、インクジェットヘッド102が移動速度Vで移動しつつインクを吐出する場合、インクの着弾位置(到達点)のY座標は、Y0からずれることとなる。そして、インクの初速度vが小さくなる程、着弾位置のずれは大きくなる。例えば、ある初速度でインクを吐出した場合の着弾位置のY座標をY1、それよりも小さなある初速度でインクを吐出した場合の着弾位置のY座標をY2とした場合、後者におけるずれ量ΔY2=Y2−Y0は、前者におけるずれ量ΔY1=Y1−Y0よりも大きくなる。
更に、インクジェットヘッドから吐出された後、媒体50に着弾するまでの間、インクの液滴の速度は、空気抵抗の影響を受ける。そのため、例えば、インクジェットヘッド102から吐出されたインクの液滴の速度は、インクの液滴の運動エネルギーと空気抵抗のバランスで、次第に減速する。
その結果、液滴の運動エネルギーと比べて空気抵抗が大きい場合、単に着弾位置がずれるだけではなく、例えば速度が小さくなり過ぎ、ミスト化が生じてしまうこととなる。そのため、例えば大気圧中のように、インクの液滴が受ける空気抵抗の影響が大きい場合、液滴の運動エネルギーを小さくすると、液滴を適切に吐出することが困難になる場合がある。
尚、空気抵抗の影響を抑えるためには、液滴の質量又は吐出の初速度を大きくすることにより、液滴の運動エネルギーを大きくすればよいようにも考えられる。しかし、近年求められている高精細な画質での印刷を行うためには、液滴のサイズを小さくすることが必要である。そのため、液滴の質量を大きくすることは困難である。また、吐出の初速度についても、インクジェットプリンタの構成上、様々な最適化が行われるものであり、簡単に大きくはできない。また、小さな液滴の初速度を大きくし過ぎれば、表面張力で液滴形状を維持できなくなり、適切な吐出を行えなくなる。
また、インクのミスト化を防ぐためには、例えばインクジェットヘッド102と媒体50との間の距離を小さくすればよいようにも考えられる。しかし、両者の間の距離を小さくしすぎると、媒体50の搬送時やインクジェットヘッド102のスキャン時等に媒体50とインクジェットヘッド102との接触等の問題が発生するおそれもある。そのため、インクジェットヘッド102と媒体50との間の距離は、少なくとも一定の距離以上空ける必要がある。従って、インクジェットヘッド102と媒体50との間の距離を小さくすることのみでインクのミスト化を十分に防ぐことも困難である。
図3(b)は、水平方向へインクを吐出する場合の液滴の様子の概略の一例を示す。インクジェットプリンタ14において、インクジェットヘッド102の構成は、ノズル202から水平方向へインクを吐出する構成とすることも考えられる。この場合、液滴は、空気抵抗に加え、鉛直下方への重力を受ける。そのため、空気抵抗により速度が低下すると、液滴は、媒体50に向かわず、鉛直下方へ落下することとなる。また、液滴の運動エネルギーと空気抵抗のバランスによっては、速度の低下により、インクのミスト化が生じることとなる。そのため、この場合も、インクの液滴が受ける空気抵抗の影響が大きい場合、液滴の運動エネルギーを小さくすると、液滴を適切に吐出することが困難になる。
図4は、インクの液滴の飛距離について説明する図である。図4(a)は、大気圧下における液滴の半径と最大飛距離との関係の一例を示すグラフである。図2に関連して説明したように、インクの液滴の半径が大きくなると、液滴の運動エネルギーは大きくなる。そして、液滴の運動エネルギーが大きい場合、空気抵抗の影響を受けにくくなる。そのため、グラフに示したように、インクの液滴の半径が大きくなる程、液滴を適切に吐出し得る最大距離は大きくなる。
ここで、インクジェットプリンタにおいて、インクジェットヘッド102と媒体50との間の距離は、例えば2mm程度以上空けることが必要となる。そのため、インクの液滴の最大飛距離は、2mm程度以上とする必要がある。
また、グラフに示したように、大気圧下において、最大飛距離を2mm以上とするためには、液滴の半径を、例えば7μm以上と必要がある。この半径は、例えば、容量が約3plの液滴の半径に相当する。尚、例えば最大飛距離を1mm以上とするためには、液滴の容量を、例えば、1pl以上とする必要がある。
このように、大気圧下においては、空気抵抗の影響が大きいため、例えば、液滴の容量を一定にした場合、インクジェットヘッド102と媒体50との間の距離の上限が大きく制限されることとなる。また、逆の観点から考えた場合、インクジェットヘッド102と媒体50との間の距離を必要な距離だけ空けた場合、より高精細な印刷を行おうとしても、液滴の容量を十分に小さくすることが困難になるおそれがある。
図4(b)は、インクジェットヘッド102のノズル202と媒体50との間の領域の気圧と液滴の最大飛距離との関係の一例を示す表であり、液滴の容量が3plの場合の関係を示す。液滴の容量が3plの場合、大気圧(1気圧)下においては、図4(a)を用いて説明したように、最大飛距離は、約2mmとなる。
これに対し、本例の印刷システム10の構成により、ノズル202と媒体50との間の領域の気圧を、0,5気圧、0.1気圧、及び0.01気圧にそれぞれ減圧すると、空気抵抗の影響が抑えられるため、最大飛距離は、例えば、4mm、20mm、及び200mmにそれぞれ増大する。そのため、本例によれば、例えば、インクの液滴の容量を一定にした場合、液滴の最大飛距離を適切に増大させることができる。更には、これにより、例えば、インクジェットヘッド102と媒体50との間の距離を適切に空けることができる。
また、具体的な数値の記載は省略するが、例えばインクの容量がより小さい場合も同様に、ノズル202と媒体50との間の領域の気圧を減圧することにより、インクのミスト化等を防ぎ、液滴の最大距離を増大させることができる。そのため、例えばインクジェットヘッド102と媒体50との間の距離を必要な距離だけ空けた場合、適切に吐出し得る液滴の容量は、減圧により、より小さくなる。
これにより、例えば、液滴の容量が1pl以下、0.5pl以下、又は0.1pl以下等の場合にも、空気抵抗の影響を抑え、インクジェットヘッド102と媒体50との間の距離を必要な距離だけ空けて、インクを適切に吐出することが可能になる。そのため、本例によれば、例えば、インクジェットヘッド102から吐出されるインクの液滴が受ける空気抵抗の影響を、十分かつ適切に低減できる。また、これにより、高精細な印刷を適切に行うことができる。また、例えば液滴を小さくせずに、1plより大きいインクの液滴を吐出すると、例えば1cm、2cm、5cmあるいはそれ以上の距離を空けて、高精細な印刷を行うことができる。
以上、本発明を実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
本発明は、例えば印刷システムに好適に利用できる。
本発明の一実施形態に係る印刷システム10の構成の一例を示す図である。 インクの液滴の運動エネルギーと空気抵抗の関係について説明するグラフである。 インクの液滴が受ける空気抵抗の影響の一例を示す図である。図3(a)は、Y方向へ移動中のインクジェットヘッド102からインクが吐出される様子の概略の一例示す。図3(b)は、水平方向へインクを吐出する場合の液滴の様子の概略の一例を示す。 インクの液滴の飛距離について説明する図である。図4(a)は、大気圧下における液滴の半径と最大飛距離との関係の一例を示すグラフである。図4(b)は、インクジェットヘッド102のノズル202と媒体50との間の領域の気圧と液滴の最大飛距離との関係の一例を示す表である。
符号の説明
10・・・印刷システム、12・・・減圧室、14・・・インクジェットプリンタ、16・・・真空ポンプ(減圧手段)、18・・・ホストPC、50・・・媒体、102・・・インクジェットヘッド、104・・・ガイドレール104、106・・・プラテン、108・・・インクカートリッジ、202・・・ノズル

Claims (6)

  1. インクジェット方式で印刷を行う印刷システムであって、
    媒体に対してインクを吐出するノズルを有するインクジェットヘッドと、
    前記インクジェットヘッドを有するインクジェットプリンタを内部に収容する減圧室と、
    前記インクジェットプリンタを前記減圧室の内部に収容して、少なくとも前記媒体と前記インクジェットヘッドの前記ノズルとの間の領域の気圧を大気圧よりも低い圧力に減圧する減圧手段と
    を備え、
    前記インクは、モノマー及びオリゴマーの少なくとも一方を主成分として含み、当該主成分の重合により硬化するインクであり、
    前記インクに含まれる前記主成分の飽和蒸気圧は、10mmHg以下であり、
    少なくとも前記媒体と前記インクジェットヘッドの前記ノズルとの間の領域の気圧が前記減圧手段により大気圧よりも低い圧力に減圧された状態で、前記インクジェットヘッドは、前記ノズルから前記媒体に対してインクを吐出することを特徴とする印刷システム。
  2. 前記インクは、重合の開始剤を更に含み、前記開始剤の飽和蒸気圧は、10mmHg以下であることを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  3. 前記インクジェットヘッドは、前記ノズルから、液滴の容量が1pl以下のインクを吐出することを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷システム。
  4. 前記減圧手段は、前記媒体と前記ノズルとの間の領域の気圧を、0.5気圧以下に減圧することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の印刷システム。
  5. インクジェット方式で印刷を行うインクジェットプリンタであって、
    媒体に対してインクを吐出するノズルを有するインクジェットヘッドを備え、
    前記インクは、モノマー及びオリゴマーの少なくとも一方を主成分として含み、当該主成分の重合により硬化するインクであり、
    前記インクに含まれる前記主成分の飽和蒸気圧は、10mmHg以下であり、
    前記インクジェットプリンタは、減圧室の内部に収容され、
    減圧手段により、少なくとも前記媒体と前記インクジェットヘッドの前記ノズルとの間の領域の気圧は、大気圧よりも低い圧力に減圧され、
    少なくとも前記媒体と前記インクジェットヘッドの前記ノズルとの間の領域の気圧が前記減圧手段により大気圧よりも低い圧力に減圧された状態で、前記インクジェットヘッドは、前記ノズルから前記媒体に対してインクを吐出することを特徴とするインクジェットプリンタ。
  6. インクジェット方式で印刷を行う印刷方法であって、
    モノマー及びオリゴマーの少なくとも一方を主成分として含み、当該主成分の重合により硬化するインクであって、前記主成分の飽和蒸気圧が10mmHg以下であるインクを用い、
    前記インクジェットヘッドを有するインクジェットプリンタを減圧室の内部に収容し、
    減圧手段により、少なくとも媒体とインクジェットヘッドのノズルとの間の領域の気圧を大気圧よりも低い圧力に減圧し、
    前記インクジェットヘッドの前記ノズルにより、前記媒体に対して前記インクを吐出することを特徴とする印刷方法。
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