JP5303232B2 - ノズル、塗布装置及びノズルのメンテナンス方法 - Google Patents
ノズル、塗布装置及びノズルのメンテナンス方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5303232B2 JP5303232B2 JP2008253230A JP2008253230A JP5303232B2 JP 5303232 B2 JP5303232 B2 JP 5303232B2 JP 2008253230 A JP2008253230 A JP 2008253230A JP 2008253230 A JP2008253230 A JP 2008253230A JP 5303232 B2 JP5303232 B2 JP 5303232B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- flow path
- supply
- supply port
- cleaning liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Description
なお、上記のノズルは、前記第1供給口は、前記流路のうち前記長手方向の中央部に設けられており、前記第2供給口は、前記流路のうち前記長手方向の一の端部近傍に1つ、他の端部近傍に1つ、設けられており、2つの前記第2供給口のうちの一方は、前記洗浄液を供給する第1洗浄液供給源、気体を供給する第1気体供給源及び第1吸引源に接続されていると共に、前記第1洗浄液供給源、前記第1気体供給源及び前記第1吸引源のうち少なくとも1つを選択して接続させる第1切替機構を有しており、2つの前記第2供給口のうちの他方は、前記洗浄液を供給する第2洗浄液供給源、気体を供給する第2気体供給源及び第2吸引源に接続されていると共に、前記第1切替機構とは別個に、前記第2洗浄液供給源、前記第2気体供給源及び前記第2吸引源のうち少なくとも1つを選択して接続させる第2切替機構を有している構成であってもよい。
本発明によれば、第1供給口が流路のうち前記長手方向の中央部に設けられていることとしたので、当該第1供給口よりも流路の端部側に設けられた第2供給口からの洗浄液をより確実に流路の端部まで行き渡らせることができる。
本発明によれば、第1供給口が塗布液の供給源及び当該塗布液とは異なる液体の供給源を含む複数の供給源に接続されていると共に、複数の供給源のうち少なくとも1つを選択して接続させる切替機構を有していることとしたので、第1供給口の用途を幅広く設定することができる。
本発明によれば、第1供給口から供給可能な上記液体が洗浄液であることとしたので、流路の端部のみならず流路の中央部についても確実に洗浄液を行き渡らせることができる。これにより、流路全体について確実に洗浄を行うことができる。
本発明によれば、流路が長手方向の端部側の方が前記長手方向の中央部よりも天井高さが高く形成されていることとしたので、流路内に供給される塗布液に形成されうる気泡を効果的に除去することができる。
本発明によれば、流路が第2供給口が設けられる部分において天井高さが最も高く形成されていることとしたので、当該第2供給口から流路に供給される洗浄液を隅々まで行き渡らせやすくすることができる。
本発明によれば、第1供給口及び第2供給口が流路の上部に接続されており、流路の上部が流路の他の部分に対して深く形成されていることとしたので、当該深く形成された部分における断面積が他の部分に比べて大きくなる。このため、当該流路の上部に塗布液や洗浄液などの液体を供給する際にこれら液体を長手方向に拡散しやすくすることができる。これにより、塗布液や洗浄液をより長手方向に流通させることができる。
本発明によれば、吐出口が長手方向に沿って形成されている場合であっても、洗浄液を流路の端部に確実に行き渡らせることができる。
本発明によれば、第2供給口が複数設けられている場合であっても、洗浄液を流路の端部に確実に行き渡らせることができる。
本発明によれば、第2供給口が流路のうち長手方向の両端部近傍に設けられていることとしたので、洗浄液を流路の長手方向の両端部に行き渡らせやすくすることができる。
本発明によれば、第2供給口が洗浄液の供給源、気体の供給源及び吸引源に接続されていると共に、当該洗浄液の供給源、気体の供給源及び吸引源のうち少なくとも1つを選択して接続させる第2切替機構を有していることとしたので、第2供給口の用途を幅広く設定することができる。
本発明によれば、第2供給口から供給される気体がエアであることとしたので、当該エアによって流路内を乾燥させることができる。
本発明によれば、基板搬送部が基板を浮上させて搬送させながら塗布液を塗布する場合においても、膜質の高い塗布膜を形成することが可能となる。
本発明によれば、第1供給口からも洗浄液を供給することとしたので、流路内の全体に亘ってより確実に洗浄することができる。
本発明によれば、第1供給口から洗浄液を供給した後、第2供給口から洗浄液を供給することとしたので、第1供給口からの洗浄液の広がりに応じて第2供給口から適度な洗浄液を供給させることができる。これにより、効率的に洗浄を行うことができる。
本発明によれば、流路の洗浄後、第2供給口から気体を供給して流路内の洗浄液を吐出口から排出させることとしたので、流路内に洗浄液が残留するのを防ぐことができる。併せて、気体を供給することによって流路内を乾燥させることができる。
本発明によれば、流路の洗浄と乾燥とを交互に行うこととしたので、流路内をより清浄化させることができる。
図1は本実施形態に係る塗布装置1の斜視図である。同図に示すように、本実施形態に係る塗布装置1は、例えば液晶パネルなどに用いられるガラス基板上にレジストを塗布する塗布装置であり、基板搬送部2と、塗布部3と、管理部4とを主要な構成要素としている。塗布装置1では、基板搬送部2によって基板が浮上した状態で搬送され、塗布部3によって基板上にレジストが塗布され、管理部4によって塗布部3の状態が管理されるようになっている。塗布装置1は、例えばクリーンルーム内など清浄な環境下に配置されて用いられることが好ましい。
まず、基板搬送部2の構成を説明する。
基板搬送部2は、フレーム21と、ステージ22と、搬送機構23とを有している。基板搬送部2では、搬送機構23によって基板Sがステージ22上を+X方向に搬送されるようになっている。
塗布部3の構成を説明する。
塗布部3は、基板S上にレジストを塗布する部分であり、門型フレーム31と、ノズル32とを有している。
図5(a)及び図5(b)に示すように、ノズル32は、ノズル本体61と、吐出口62と、流路63と、第1供給口64と、第2供給口65とを有している。
管理部4の構成を説明する。
管理部4は、基板Sに吐出されるレジスト(液状体)の吐出量が一定になるようにノズル32を管理する部位であり、基板搬送部2のうち塗布部3に対して−X方向側に設けられている。この管理部4は、予備吐出機構41と、ディップ槽42と、ノズル洗浄装置43と、これらを収容する収容部44と、当該収容部を保持する保持部材45とを有している。
次に、上記のように構成された塗布装置1の動作を説明する。
図6は、塗布装置1の動作過程を示す平面図である。同図を参照して、基板SにレジストRを塗布する動作を説明する。この動作では、短手方向が搬送方向に平行になるように基板Sを基板搬入領域25Sに搬入し、当該基板Sを浮上させて搬送しつつ塗布処理領域27Sでレジストを塗布し、当該レジストを塗布した基板Sを基板搬出領域28Sから搬出する。図6では管理部4の図示を省略し、搬入側ステージ25の構成を判別しやすくした。また、門型フレーム31を破線で示し、ノズル32及びセンサ33の構成を判別しやすくした。以下、各部分における詳細な動作を説明する。
上記塗布動作を繰り返し行っていくうちに、ノズル32内の流路63が固化したレジストや塵、埃などの不純物が溜まっていくことがある。流路63内に不純物が滞留すると、当該不純物が吐出口62から吐出されてしまう虞があり、塗布膜の膜質が低下する要因となる。このため、定期的に流路63内を洗浄する必要がある。
例えば、上記実施形態においては、ノズル32の吐出口62としてスリット状に形成された吐出口の例を説明したが、これに限られることは無く、例えば円形などの吐出口がノズル本体61の長手方向に複数配列されている構成であっても構わない。
Claims (18)
- 長尺状に形成されたノズル本体と、
前記ノズル本体に設けられ、塗布液を吐出する吐出口と、
前記ノズル本体の内部に当該ノズル本体の長手方向に沿って形成され、前記吐出口に接続され、前記塗布液を流通させる流路と、
前記ノズル本体に設けられ、前記流路に接続され、前記塗布液を供給可能な第1供給口と、
前記ノズル本体のうち前記第1供給口よりも前記流路の端部側に設けられ、前記流路に接続され、少なくとも前記流路を洗浄する洗浄液を前記流路に供給する第2供給口と
を備え、
前記流路は、前記第2供給口に接続される部分において天井高さが最も高く形成されている
ことを特徴とするノズル。 - 前記第1供給口は、前記流路のうち前記長手方向の中央部に設けられており、
前記第2供給口は、前記流路のうち前記長手方向の一の端部近傍に1つ、他の端部近傍に1つ、設けられており、
2つの前記第2供給口のうちの一方は、前記洗浄液を供給する第1洗浄液供給源、気体を供給する第1気体供給源及び第1吸引源に接続されていると共に、前記第1洗浄液供給源、前記第1気体供給源及び前記第1吸引源のうち少なくとも1つを選択して接続させる第1切替機構を有しており、
2つの前記第2供給口のうちの他方は、前記洗浄液を供給する第2洗浄液供給源、気体を供給する第2気体供給源及び第2吸引源に接続されていると共に、前記第1切替機構とは別個に、前記第2洗浄液供給源、前記第2気体供給源及び前記第2吸引源のうち少なくとも1つを選択して接続させる第2切替機構を有している
ことを特徴とする請求項1に記載のノズル。 - 前記第1供給口は、前記流路のうち前記長手方向の中央部に設けられている
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のノズル。 - 前記第1供給口は、前記塗布液の供給源及び当該塗布液とは異なる液体の供給源を含む複数の供給源に接続されていると共に、複数の前記供給源のうち少なくとも1つを選択して接続させる切替機構を有している
ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載のノズル。 - 前記液体は、前記洗浄液である
ことを特徴とする請求項4に記載のノズル。 - 前記流路は、前記長手方向の端部側の方が前記長手方向の中央部よりも天井高さが高く形成されている
ことを特徴とする請求項1から請求項5のうちいずれか一項に記載のノズル。 - 前記第1供給口及び前記第2供給口は、前記流路の上部に接続されており、
前記流路の上部は、前記流路の他の部分に対して深く形成されている
ことを特徴とする請求項1から請求項6のうちいずれか一項に記載のノズル。 - 前記吐出口は、前記長手方向に沿って形成されている
ことを特徴とする請求項1から請求項7のうちいずれか一項に記載のノズル。 - 前記第2供給口は、複数設けられている
ことを特徴とする請求項1から請求項8のうちいずれか一項に記載のノズル。 - 前記第2供給口は、前記流路のうち前記長手方向の両端部近傍に設けられている
ことを特徴とする請求項9に記載のノズル。 - 前記第2供給口は、前記洗浄液の供給源、気体の供給源及び吸引源に接続されていると共に、当該洗浄液の供給源、気体の供給源及び吸引源のうち少なくとも1つを選択して接続させる第2切替機構を有している
ことを特徴とする請求項1から請求項10のうちいずれか一項に記載のノズル。 - 前記気体は、エアである
ことを特徴とする請求項11に記載のノズル。 - 基板を搬送する基板搬送部と、当該基板搬送部によって搬送されている前記基板に塗布液を塗布する塗布部とを備える塗布装置であって、
前記塗布部は、前記塗布液を吐出するノズルを有し、
前記ノズルとして、請求項1から請求項12のうちいずれか一項に記載のノズルが用いられる
ことを特徴とする塗布装置。 - 前記基板搬送部は、前記基板を浮上させる浮上機構を有する
ことを特徴とする請求項13に記載の塗布装置。 - 請求項1から請求項12のうちいずれか一項に記載のノズルのメンテナンス方法であって、
前記塗布液の供給を停止した後、前記第2供給口から前記洗浄液を供給して前記流路を洗浄する洗浄工程を備える
ことを特徴とするノズルのメンテナンス方法。 - 前記洗浄工程では、前記第1供給口から前記洗浄液を供給する
ことを特徴とする請求項15に記載のノズルのメンテナンス方法。 - 前記洗浄工程では、前記第1供給口から前記洗浄液の供給した後、前記第2供給口から前記洗浄液を供給する
ことを特徴とする請求項15又は請求項16に記載のノズルのメンテナンス方法。 - 前記洗浄工程の後、前記第2供給口から気体を供給して前記流路内の前記洗浄液を前記吐出口から排出させる乾燥工程を備える
ことを特徴とする請求項15から請求項17のうちいずれか一項に記載のノズルのメンテナンス方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008253230A JP5303232B2 (ja) | 2008-09-30 | 2008-09-30 | ノズル、塗布装置及びノズルのメンテナンス方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008253230A JP5303232B2 (ja) | 2008-09-30 | 2008-09-30 | ノズル、塗布装置及びノズルのメンテナンス方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010087143A JP2010087143A (ja) | 2010-04-15 |
JP5303232B2 true JP5303232B2 (ja) | 2013-10-02 |
Family
ID=42250836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008253230A Active JP5303232B2 (ja) | 2008-09-30 | 2008-09-30 | ノズル、塗布装置及びノズルのメンテナンス方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5303232B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6291177B2 (ja) * | 2013-07-11 | 2018-03-14 | 株式会社Screenホールディングス | 基板処理装置 |
KR101652481B1 (ko) * | 2015-05-08 | 2016-08-30 | 남지영 | 이중 슬릿 노즐를 이용한 약액 도포 장치 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4386247B2 (ja) * | 2003-05-20 | 2009-12-16 | 大日本印刷株式会社 | 塗布ノズルの洗浄装置 |
JP4040025B2 (ja) * | 2004-02-20 | 2008-01-30 | 東京エレクトロン株式会社 | 塗布膜形成装置 |
KR100766444B1 (ko) * | 2006-05-23 | 2007-10-11 | 주식회사 케이씨텍 | 슬릿 노즐의 폭방향 토출 균일도 측정 장치 및 방법 |
JP5202838B2 (ja) * | 2006-12-12 | 2013-06-05 | 東京応化工業株式会社 | スリットノズル |
-
2008
- 2008-09-30 JP JP2008253230A patent/JP5303232B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010087143A (ja) | 2010-04-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4942589B2 (ja) | 塗布装置及び塗布方法 | |
JP5144976B2 (ja) | 洗浄装置、洗浄方法、予備吐出装置、及び塗布装置 | |
JP5301120B2 (ja) | 洗浄装置、洗浄方法、予備吐出装置、及び塗布装置 | |
JP5303129B2 (ja) | 塗布装置及び塗布方法 | |
JP2009018917A (ja) | 塗布装置、基板の受け渡し方法及び塗布方法 | |
JP5303231B2 (ja) | 塗布装置 | |
JP2009062146A (ja) | 塗布装置及び塗布装置のクリーニング方法 | |
JP5303232B2 (ja) | ノズル、塗布装置及びノズルのメンテナンス方法 | |
JP5550882B2 (ja) | 塗布装置 | |
JP5518284B2 (ja) | ノズル洗浄装置、ノズル洗浄方法、塗布装置及び塗布方法 | |
JP2009028577A (ja) | 塗布装置及び塗布方法 | |
JP5144977B2 (ja) | 洗浄装置、洗浄方法、予備吐出装置、塗布装置及び予備吐出方法 | |
JP5349770B2 (ja) | 塗布装置及び塗布方法 | |
JP5244445B2 (ja) | 塗布装置 | |
JP5337357B2 (ja) | 塗布装置 | |
JP5563752B2 (ja) | 塗布装置及び塗布方法 | |
KR101083619B1 (ko) | 예비 토출 장치 및 예비 토출 방법 | |
JP2009043829A (ja) | 塗布装置及び塗布方法 | |
JP5244446B2 (ja) | 塗布装置 | |
JP5518427B2 (ja) | 塗布装置 | |
JP5355881B2 (ja) | 塗布装置 | |
JP2010000487A (ja) | 塗布装置 | |
JP6286239B2 (ja) | 塗布装置、基板処理装置、塗布方法及び基板処理方法 | |
JP5778224B2 (ja) | 塗布装置 | |
JP5469992B2 (ja) | 塗布方法、及び塗布装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110616 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130226 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130305 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20130507 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130507 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130528 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130624 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5303232 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |