JP5300152B2 - 防火扉 - Google Patents

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本発明は、火災発生時に消火ガスが噴射される室と廊下等の外部空間を連通/区画するように開閉可能に設置される防火扉に関する。
例えば、大型コンピュータやサーバ等の精密機器を設置した部屋や、半導体製造装置を設置したクリーンルームなどの室は、火災が発生した際に水や化学消火剤といった一般消火剤を使用すると、この一般消火剤によって機器類がダメージを受け、故障や誤作動が生じるおそれがある。そして、このように一般消火剤の使用に伴い機器類がダメージを受けることで、軽微な火災であっても大きな経済的損失を招くおそれがある。このため、従来、この種の室は、窒素ガス、二酸化炭素ガス、ハロゲンガス等の不活性ガスや不燃性ガス(消火ガス)を消火剤として用い、消火剤に起因して機器類がダメージを受けることを防止するようにしている。すなわち、この種の室には、ガス消火システムを適用するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
また、このガス消火システムは、ノズル形状のガス噴射口を室内に設け、火災発生時にガス噴射口から高圧の消火ガスを高速で噴射させ、消火ガスを室内に短時間で充満させることによって、即時に消火できるように構成されている。
特開2000−60984号公報
しかしながら、上記のように火災発生時に高圧の消火ガスが室内に噴射(噴出)されると、機器類を設置した室と廊下等の外部空間とを区画した防火扉には、高圧が瞬時に負荷される。このため、防火扉が変形するなどして開かなくなるおそれがあった。すなわち、例えば図7及び図8に示すように、防火扉1に高圧Pが負荷されることで、戸体2、3が湾曲変形し、戸体2、3の戸先2a、3a側、且つ戸体2、3の高さ方向T1の中間部H1に内蔵して設けられたラッチ機構4に過大な力が作用して引っかかりが生じてしまい、レバーハンドル(取手5)を操作しても防火扉1(戸体2、3)が開かなくなるおそれがあった。
そして、このように防火扉1が開かなくなると、避難経路が確保できなくなったり、二次消火活動に支障をきたすことになるため、室R1内に消火ガスが噴射されて高圧Pが負荷された場合であっても防火扉1を開閉できるようにすることが強く求められていた。
本発明は、上記事情に鑑み、室内に消火ガスが噴射されて高圧が負荷された場合であっても、ラッチ機構に作用する力を低減して開閉できるようにした防火扉を提供することを目的とする。
上記の目的を達するために、この発明は以下の手段を提供している。
本発明の防火扉は、火災発生時に消火ガスが噴射される室と外部空間とを連通/区画するように開閉可能に設置される防火扉であって、扉開口部の周縁部に設置された戸枠に戸尻が高さ方向に延びる回動軸線周りに回動可能に支持された戸体と、前記戸体の戸先側に内蔵して設けられ、前記戸体が閉じるとともに前記戸体を係止し、取手を操作することにより前記戸体の係止状態を解除するラッチ機構とを備え、前記戸体が、少なくとも前記ラッチ機構を含む戸先側に前記戸体の厚さを大きくしてなる肉厚部を備えて形成されていることを特徴とする。
この発明においては、ラッチ機構を含む戸体の戸先側に肉厚部を形成することにより、ラッチ機構を含む戸先側の剛性を高めることが可能になる。このため、機器類を設置した室内に高圧の消火ガスが噴射され、防火扉(戸体)に高圧が負荷された場合であっても、ラッチ機構が設けられた戸先側の変形を抑制することができる。これにより、高圧時に(高圧が負荷された際に)ラッチ機構に作用する力を低減することが可能になる。
また、本発明の防火扉においては、前記戸体を戸尻から戸先に向かうに従い漸次その厚さが大となるように形成して、前記肉厚部が形成されていることが望ましい。
この発明においては、戸体全体を戸尻から戸先に向かうに従い漸次その厚さが大となるように形成し、戸体全体に肉厚部を形成するとともに、ラッチ機構が設けられた戸先側の肉厚部がより肉厚で形成されるため、高圧時に戸体全体の変形を抑制することが可能になるとともに、ラッチ機構が設けられた戸先側の変形を確実に抑制することが可能になる。これにより、高圧時にラッチ機構に作用する力を低減することが可能になる。
さらに、本発明の防火扉においては、前記戸体の高さ方向の前記ラッチ機構を含む中間部に、戸尻から戸先まで延びる前記肉厚部が形成されていてもよい。
この発明においては、戸体の高さ方向のラッチ機構を含む中間部に幅方向(横方向)に延びる肉厚部を形成することによって、戸体全体に肉厚部を形成することなく、戸体の剛性を高めることができる。そして、このように形成した肉厚部によって高圧時に幅方向の湾曲変形を抑制することが可能になるとともに、ラッチ機構に作用する力を低減することが可能になる。
また、本発明の防火扉においては、前記戸体の幅方向の前記戸先から前記ラッチ機構を含む戸先部に、前記戸体の上端から下端まで延びる前記肉厚部が形成されていてもよい。
この発明においては、戸体の幅方向のラッチ機構を含む戸先部に高さ方向(上下方向)に延びる肉厚部を形成することによって、戸体全体に肉厚部を形成することなく、高圧時に特に変形量が大きくなる戸先部(戸先側)の剛性を高めることができる。そして、このように形成した肉厚部によって、戸先部の高さ方向の湾曲変形(戸体の高さ方向の湾曲変形)を抑制することが可能になり、ラッチ機構に作用する力を低減することが可能になる。
また、本発明の防火扉においては、前記肉厚部が形成する戸先面が、前記戸体の開動方向後方側の戸面から前方側の戸面に向かうに従い漸次戸尻に近づく円弧状に形成されていることが望ましい。
この発明においては、肉厚部の戸先面を円弧状に形成することによって、戸先側に肉厚部を形成した場合であっても、戸体(防火扉)の開閉時に戸先部分に指などが挟まれることを防止できる。
さらに、本発明の防火扉において、前記戸体の高さ方向の前記ラッチ機構を含む中間部に戸尻から戸先まで延びる前記肉厚部を形成する場合には、前記肉厚部が戸尻から戸先に向かうに従い漸次その厚さが大となるように形成されていてもよい。
この発明においては、ラッチ機構が設けられた戸先側の肉厚部がより肉厚で形成されるため、高圧時にラッチ機構に作用する力を効果的に低減することが可能になる。
また、本発明の防火扉において、前記戸体の幅方向の前記戸先から前記ラッチ機構を含む戸先部に、前記戸体の上端から下端まで延びる前記肉厚部を形成する場合には、前記肉厚部が、前記戸体の上端と下端からそれぞれ、前記ラッチ機構が設けられた前記戸体の高さ方向の中間部に向かうに従い漸次その厚さが大となるようにして山型状に形成されていてもよい。
この発明においては、ラッチ機構が設けられた部分の肉厚部がより肉厚で形成されるため、高圧時にラッチ機構に作用する力を効果的に低減することが可能になる。
本発明の防火扉によれば、ラッチ機構を含む戸体の戸先側に肉厚部を形成することにより、ラッチ機構を含む戸先側の剛性を高めることができ、機器類を設置した室内に高圧の消火ガスが噴射され、防火扉(戸体)に高圧が負荷された場合であっても、ラッチ機構が設けられた戸先側の変形を抑制することができる。
これにより、高圧時にラッチ機構に作用する力を低減することが可能になり、従来のように消火ガスの噴射によってラッチ機構に過大な力が作用して引っかかりが生じ、防火扉が開かなくなることを防止できる。そして、避難経路が確保できなくなったり、二次消火活動に支障をきたすことを防ぐことが可能になる。
本発明の一実施形態に係る防火扉を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る防火扉を示す平断面図である。 本発明の一実施形態に係る防火扉の変形例を示す斜視図であり、戸体の高さ方向の中間部に戸尻から戸先まで延びる肉厚部を形成した防火扉を示す図である。 本発明の一実施形態に係る防火扉の変形例を示す斜視図であり、戸体の高さ方向の中間部に、戸尻から戸先に向かうに従い漸次その厚さが大となる肉厚部を形成した防火扉を示す図である。 本発明の一実施形態に係る防火扉の変形例を示す斜視図であり、戸体の幅方向の戸先からラッチ機構を含む戸先部に、戸体の上端から下端まで延びる肉厚部を形成した防火扉を示す図である。 本発明の一実施形態に係る防火扉の変形例を示す斜視図であり、戸体の幅方向の戸先からラッチ機構を含む戸先部に、戸体の上端と下端からそれぞれ、戸体の高さ方向の中間部に向かうに従い漸次その厚さが大となる山型状の肉厚部を形成した防火扉を示す図である。 従来の防火扉を示す正面図である。 従来の防火扉を示す平断面図である。
以下、図1及び図2を参照し、本発明の一実施形態に係る防火扉について説明する。
はじめに、本実施形態の防火扉Aは、図1及び図2に示すように、大型コンピュータやサーバ等の精密機器を設置した部屋や、半導体製造装置を設置したクリーンルームなどの室R1と、この室R1の壁に開口形成された扉開口部6を介して繋がる廊下等の外部空間R2とを連通/区画するように開閉可能に設置されている。また、室R1には、火災発生時に窒素ガス、二酸化炭素ガス、ハロゲンガス等の不活性ガスや不燃性ガス(消火ガス)を消火剤として高圧で噴射するガス消火システムが具備されている。
そして、本実施形態の防火扉Aは、両開き式の扉であり、扉開口部6の周縁部に設置された戸枠7に、それぞれ戸尻8a、9aが上下方向(高さ方向T1)に延びる回動軸線O1周りに回動可能に支持された一対の戸体8、9を備えて構成されている。また、この防火扉Aは、戸体8、9の戸先8b、9b側に内蔵して設けられ、戸体8、9が閉じるとともに戸体8、9を係止し、レバーハンドルなどの取手5を操作することにより戸体8、9の係止状態を解除するラッチ機構4を備えて構成されている。なお、このラッチ機構4は、一方の戸体8の戸先8bから横方向(幅方向T2)に出没可能に設けられたラッチボルト4aと、他方の戸体9の戸先9bに設けられ、ラッチボルト4aが係合するストライク4bとを備えて構成され、防火扉A(戸体8、9)の高さ方向T1の中間部H1に設けられている(図7参照)。
一方、本実施形態の防火扉Aは、各戸体8、9が戸尻8a、9aから戸先8b、9bに向かうに従い漸次その厚さB1が大となるように形成され、戸尻8a、9aから戸先8b、9bに向かうに従い漸次その厚さが大となる肉厚部10を備えて形成されている。すなわち、この防火扉Aの戸体8、9は、肉厚部10を備えることにより、ラッチ機構4を含む戸先8b、9b側の厚さB1が大きくなるようにして形成されている。
また、各戸体8、9は、肉厚部10が形成する戸先面8b、9bが、戸体8、9の開動方向M後方側の戸面8c、9cから前方側の戸面8d、9dに向かうに従い漸次戸尻8a、9aに近づく円弧状に形成されている。
そして、上記構成からなる本実施形態の防火扉Aにおいては、各戸体8、9のラッチ機構4を含む戸先8b、9b側の剛性が肉厚部10によって高められている。このため、一対の戸体8、9が閉じた状態で、すなわち、機器類が設置された室R1と廊下等の外部空間R2を区画した状態で、室R1内に火災が発生し、消火ガスが噴出されて防火扉Aに高圧Pが負荷された場合であっても、従来の防火扉1と比較し、ラッチ機構4が設けられた戸先8b、9b側の変形が抑制される。
これにより、高圧時に(高圧Pが負荷された際に)ラッチ機構4に作用する力が低く抑えられ、従来のように消火ガスの噴射によってラッチ機構4に過大な力が作用して引っかかりが生じることがない。
また、本実施形態のように戸体8、9全体を戸尻8a、9aから戸先8b、9bに向かうに従い漸次その厚さB1が大となるように形成すると、戸体8、9全体に肉厚部10が形成される。さらに、ラッチ機構4が設けられた戸先8b、9b側の肉厚部10がより肉厚で形成される。このため、本実施形態の防火扉Aにおいては、高圧時に戸体8、9全体の変形が抑制されるとともに、ラッチ機構4が設けられた戸先8b、9b側の変形が確実に抑制される。これにより、高圧時にラッチ機構4に作用する力が確実に低減することになる。
また、このように戸先8b、9b側に肉厚部10を形成した場合であっても、肉厚部10の戸先面8b、9bを円弧状に形成することで、戸体8、9(防火扉A)の開閉時に戸先部分に指などが挟まれることがない。
したがって、本実施形態の防火扉Aにおいては、ラッチ機構4を含む戸体8、9の戸先8b、9b側に肉厚部10を形成することにより、ラッチ機構4を含む戸先8b、9b側の剛性を高めることが可能になる。このため、機器類を設置した室R1内に高圧の消火ガスが噴射され、防火扉A(戸体8、9)に高圧Pが負荷された場合であっても、ラッチ機構4が設けられた戸先8b、9b側の変形を抑制することができる。これにより、高圧時にラッチ機構4に作用する力を低減することが可能になる。
また、戸体8、9全体を戸尻8a、9aから戸先8b、9bに向かうに従い漸次その厚さB1が大となるように形成し、戸体8、9全体に肉厚部10を形成するとともに、ラッチ機構4が設けられた戸先8b、9b側の肉厚部10がより肉厚で形成される。このため、高圧時に戸体8、9全体の変形を抑制することが可能になるとともに、ラッチ機構4が設けられた戸先8b、9b側の変形を確実に抑制することが可能になり、高圧時にラッチ機構4に作用する力を低減することが可能になる。
これにより、本実施形態の防火扉Aによれば、従来のように消火ガスの噴射によってラッチ機構4に過大な力が作用して引っかかりが生じ、防火扉Aが開かなくなることを防止できる。よって、避難経路が確保できなくなったり、二次消火活動に支障をきたすことを防ぐことが可能になる。
また、本実施形態の防火扉Aにおいては、肉厚部10の戸先面8b、9bを円弧状に形成することによって、戸先8b、9b側に肉厚部10を形成した場合であっても、戸体8、9(防火扉A)の開閉時に戸先部分に指などが挟まれることを防止できる。
以上、本発明に係る防火扉の一実施形態について説明したが、本発明は上記の一実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、本実施形態では、各戸体8、9が戸尻8a、9aから戸先8b、9bに向かうに従い漸次その厚さB1が大となるように形成され、戸尻8a、9aから戸先8b、9bに向かうに従い漸次その厚さが大となる肉厚部10を備えて形成されているものとして説明を行った。これに対し、例えば図3に示すように、戸体8、9の高さ方向T1のラッチ機構4を含む中間部H1に、戸尻8a、9aから戸先8b、9bまで延びる肉厚部11を形成して防火扉Aを構成してもよい。この場合には、戸体8、9全体に肉厚部11を形成することなく、戸体8、9の剛性を高めることができ、この肉厚部11によって高圧時に幅方向T2の湾曲変形を抑制することが可能になるとともに、ラッチ機構4に作用する力を低減することが可能になる。これにより、本実施形態と同様の効果を得ることが可能になる。
また、このように戸体8、9の高さ方向T1のラッチ機構4を含む中間部H1に戸尻8a、9aから戸先8b、9bまで延びる肉厚部11を形成する場合には、図4に示すように、肉厚部11を戸尻8a、9aから戸先8b、9bに向かうに従い漸次その厚さが大となるように形成してもよい。この場合には、ラッチ機構4が設けられた戸先8b、9b側の肉厚部11がより肉厚で形成されるため、高圧時にラッチ機構4に作用する力を効果的に低減することが可能である。
一方、例えば図5に示すように、戸体8、9の幅方向T2の戸先8b、9bからラッチ機構4を含む戸先部H2に、戸体8、9の上端8e、9eから下端8f、9fまで延びる肉厚部12を形成するようにしてもよい。この場合においても、戸体8、9全体に肉厚部12を形成することなく、高圧時に特に変形量が大きくなる戸先部H2(戸先8b、9b側)の剛性を高めることができる。このため、この肉厚部12によって、戸先部H2の高さ方向T1の湾曲変形(戸体8、9の高さ方向T1の湾曲変形)を抑制することが可能になり、ラッチ機構4に作用する力を低減することが可能になる。よって、やはり、本実施形態と同様の効果を得ることが可能になる。
さらに、このように戸体8、9の幅方向T2の戸先8b、9bからラッチ機構4を含む戸先部H2に、戸体8、9の上端8e、9eから下端8f、9fまで延びる肉厚部12を形成する場合には、肉厚部12を、戸体8、9の上端8e、9eと下端8f、9fからそれぞれ、ラッチ機構4が設けられた戸体8、9の高さ方向T1の中間部H1に向かうに従い漸次その厚さが大となるようにして山型状に形成してもよい。このように肉厚部12を形成した場合には、ラッチ機構4が設けられた部分の肉厚部12がより肉厚で形成されるため、やはり高圧時にラッチ機構4に作用する力を効果的に低減することが可能になる。
また、本実施形態では、防火扉Aが両開き式の扉であるものとして説明を行ったが、本発明は、片開き式の防火扉に適用してもよく、この片開き式の防火扉に適用しても本実施形態と同様の作用効果を得ることが可能である。
1 従来の防火扉
2 戸体
3 戸体
4 ラッチ機構
4a ラッチボルト
4b ストライク
5 レバーハンドル(取手)
6 扉開口部
7 戸枠
8 戸体
8a 戸尻
8b 戸先(戸先面)
8c 開動方向後方側の戸面
8d 開動方向前方側の戸面
8e 上端
8f 下端
9 戸体
9a 戸尻
9b 戸先(戸先面)
9c 開動方向後方側の戸面
9d 開動方向前方側の戸面
9e 上端
9f 下端
10 肉厚部
11 肉厚部
A 防火扉
B1 戸体の厚さ
H1 中間部
H2 戸先部
H2 戸先部
M 開動方向
O1 回動軸線
P 高圧
R1 室
R2 外部空間
T1 高さ方向(上下方向)
T2 幅方向(横方向)

Claims (7)

  1. 火災発生時に消火ガスが噴射される室と外部空間とを連通/区画するように開閉可能に設置される防火扉であって、
    扉開口部の周縁部に設置された戸枠に戸尻が高さ方向に延びる回動軸線周りに回動可能に支持された戸体と、前記戸体の戸先側に内蔵して設けられ、前記戸体が閉じるとともに前記戸体を係止し、取手を操作することにより前記戸体の係止状態を解除するラッチ機構とを備え、
    前記戸体が、少なくとも前記ラッチ機構を含む戸先側に前記戸体の厚さを大きくしてなる肉厚部を備えて形成されていることを特徴とする防火扉。
  2. 請求項1記載の防火扉において、
    前記戸体を戸尻から戸先に向かうに従い漸次その厚さが大となるように形成して、前記肉厚部が形成されていることを特徴とする防火扉。
  3. 請求項1記載の防火扉において、
    前記戸体の高さ方向の前記ラッチ機構を含む中間部に、戸尻から戸先まで延びる前記肉厚部が形成されていることを特徴とする防火扉。
  4. 請求項1記載の防火扉において、
    前記戸体の幅方向の前記戸先から前記ラッチ機構を含む戸先部に、前記戸体の上端から下端まで延びる前記肉厚部が形成されていることを特徴とする防火扉。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の防火扉において、
    前記肉厚部が形成する戸先面が、前記戸体の開動方向後方側の戸面から前方側の戸面に向かうに従い漸次戸尻に近づく円弧状に形成されていることを特徴とする防火扉。
  6. 請求項3記載の防火扉において、
    前記肉厚部が戸尻から戸先に向かうに従い漸次その厚さが大となるように形成されていることを特徴とする防火扉。
  7. 請求項4記載の防火扉において、
    前記肉厚部が、前記戸体の上端と下端からそれぞれ、前記ラッチ機構が設けられた前記戸体の高さ方向の中間部に向かうに従い漸次その厚さが大となるようにして山型状に形成されていることを特徴とする防火扉。
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