JP4250500B2 - 耐衝撃扉 - Google Patents

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Description

本発明は、一般住宅で使用する耐衝撃扉に関するものである。詳細には、不審者が住宅に侵入した場合など、身の危険を感じた際に避難して、通報を受けた警備員や警察官が到着するまでの間、身を守るための避難用スペースに取付ける扉に関するものである。
近年わが国においては、犯罪の増加、凶悪化が顕著であり、空き巣狙いの侵入が強盗事件に発展する事件が多発しているが、侵入者への対策は後れており、その防御策も一般には広く知られていない。一方、海外の犯罪先進国においては、そのような防御策として、箱型の避難用ボックスを設置したり、部屋そのものやウォークインクローゼット等を避難用スペースとして利用し、重く頑丈なドアを取付けるなどの対策があり、一般に知られる程度にまで普及している。
しかし、海外で使用されている耐衝撃扉は、テロのような過激な犯罪まで想定しており、鉄板などで構成されていて頑丈であるが、重量があるため、日常的に避難用スペースを別の用途に使用する場合に開閉し難いことや、既存の部屋やウォークインクローゼット等に取付けて避難用スペースとするにはドアの取付け部に大規模な補強が必要となるなどの問題があり、わが国の一般的な住宅で用いるのには実用的でない。
上記課題を解決するために、請求項1記載のごとく、避難用スペースに取付ける扉であって、
ポリカーボネートで形成され、その表面には外装材が取付けられ、内側からの操作で施錠可能な施錠機構を備え、この施錠機構は、扉の外側に設けられた外取っ手部と内側に設けられた内取っ手部とをスライド部を介して一体的に連結して形成した取っ手の、
当該スライド部に切り欠きを設け、内取っ手部を引出すことにより外取っ手部が引込まれ、スライド部に設けられた切り欠きが露出する構成とし、
扉を装着する壁面の、取っ手に対応する箇所に取付けられたロックつめを、内取っ手部を引出して露出させた切り欠きに係合させて施錠することを特徴とする耐衝撃扉を提供する
請求項記載のごとく、前記外取っ手部がスライド部に仮止め手段で装着され、扉を施錠した状態で、外取っ手に所定以上の力が加わると、仮止め手段による装着が解除して、スライド部より抜ける耐衝撃扉を提供する。
請求項記載のごとく、前記扉に、耐衝撃性を有するハーフミラー状の覗き窓を設けた耐衝撃扉を提供する。
請求項記載のごとく、前記扉に、内部から開閉自在に構成した小窓を設けた耐衝撃扉を提供する。
なお、前記避難用スペースは、避難用ボックスや避難用の部屋の総称である。
請求項1記載のごとく構成したことで、一般的な内装ドアとしての外観をもっているため違和感がない。また、軽量で強い耐衝撃性を備えているため、大掛かりな補強を施すことなく取付けることができ、普段の使用に際して扉の開閉が楽に行え、避難時には安全を確保することのできる耐衝撃扉を実現できる。
また、緊急時に、鍵を用いずに少ない手順で簡易に扉を施錠して、侵入者による扉の開閉を困難にすることができ、短時間で安全を確保して、侵入者から身を守ることができる。
請求項記載のごとく構成したことで、侵入者による扉の開閉をさらに困難にし、安全を確保することができる。
請求項記載のごとく構成したことで、外部からは内部が見えない状態で内部からは外部の様子を観察することができ、また、閉所恐怖を抑制できる。
請求項記載のごとく構成したことで、催涙スプレーを噴射するなどして侵入者に対抗し、戦意を失わせることができる。
以下、本発明の詳細を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例を示す斜視図である。耐衝撃扉1は部屋等の避難用スペースの壁面18に設けられた出入口に取付けられている。この耐衝撃扉1はポリカーボネートで形成され、さらに耐衝撃性を備えた覗き窓2が設けられている。
この避難用スペースには、耐衝撃性扉1が設けられた出入口のほかに、人が出入できるような窓などの開口部が無いことが望ましい。
図2は耐衝撃扉1の垂直断面図である。
フレーム8に緩衝材7を介してポリカーボネート板6が取付けられている。
アルミや鉄などの金属性フレームにポリカーボネート板6を嵌め込んで形成することで、大きな耐衝撃強度を備え、軽量で透明なものが得られる。
覗き窓2はこのポリカーボネート板6にアクリルやガラス等を加工したハーフミラー10を取付けるか、ポリカーボネート板6をハーフミラー状に加工して構成する。図2に示してあるのは前者の構造である。
また、この耐衝撃性扉1には覗き窓2以外の部分に化粧板9が取付けられている。
上記のごとく構成した耐衝撃扉1は、大掛かりな補強を施すことなく既存の部屋やウォークインクローゼット等に取付けることができるし、扉の開閉が容易に行える。化粧板を取付けて、耐衝撃扉1の外観を木目調などに施して内装ドアのように見せることもでき、避難用スペースを日常的に別の用途に利用するのに適している。
また、ポリカーボネート板6を厚くすれば、銃撃などの激しい攻撃にも耐える強度を得られ、安全である。
覗き窓2を設けたことで、外部の照明をつければ、外部からは内部が見えない状態で、内部から外部を見ることができ、侵入者に気づかれずに、様子を窺うことができる。
また、閉暗所に避難していることに対する恐怖心を和らげることができる。
図3は耐衝撃扉1に設けられた施錠機構の斜視図。図4は施錠機構の水平断面図である。
施錠機構は、取っ手3、ロックハンドル19、ロックつめ20等により構成されている。
取っ手3は耐衝撃扉1の外側に設けられた外取っ手部15aと内側に設けられた内取っ手部15bをスライド部22を介して連結してなり、ホルダー16によって耐衝撃扉1の端面に取付けられている。
壁面18には、逆L字状に形成したロックハンドル19とロックつめ20を両者の交点を軸に回動自在に取付ける。
図4に示すように、取っ手3は通常、弾性体17により付勢されて、実線で示した状態に位置しており、内部、外部どちらからでも耐衝撃扉1を開閉できる。内取っ手部15bを引出すことにより外取っ手部15aが引込まれ、点線図示の位置に取っ手3を収納することが可能で、内取っ手部15bを引出した際に、スライド部22に設けられた切り欠き21が露出する構成となっている。
さらに、図5に示すように、外取っ手部15aはスライド部22にネジ23で仮止め状態に装着し、着脱可能に構成する。
以上からなる施錠機構は、耐衝撃扉1を閉め、内取っ手15bを引出して外取っ手15aを収納し、次にロックハンドル19を回動させて、ロックつめ20を、内取っ手15bとともに引出されるスライド部22に設けられた切り欠き21に係合させて取っ手3を固定するとともに耐衝撃扉1を施錠する。
取っ手3を固定すると同時に耐衝撃扉1を施錠できるので、少ない手順で安全を確保することができるし、外取っ手15aが耐衝撃扉1に密着しているため、外部から耐衝撃扉1を開閉し難くなる。さらに、侵入者がバール等で外取っ手部15aを無理に引出そうとした場合には、ネジ23の摩擦によりスライド部22に装着されていた外取っ手部15aが抜けて、外部からの耐衝撃扉1の開閉は困難になる。
また、図6に示したように、収納時に外取っ手15aが密着する耐衝撃扉1の所定箇所に凹部を形成して、そこに外取っ手15aを嵌合させることも可能である。
外取っ手15aが露出しないようにすれば、バール等を外取っ手15aに引掛けることができず、耐衝撃扉1の外部からの開閉は不可能である
施錠機構は、上記のものに限定されないが、上記構成にすると簡便な施錠作業で確実に施錠でき、また侵入者の開錠を困難にできるという利点がある。
次に第2実施の形態について図面を参照して説明する。前記各実施形態との違いは、小窓4を耐衝撃扉1に設ける点である。
図7はその小窓4を内部から見た正面図。図8はポリカーボネート板6に設けられた小窓4の水平断面図である。
小窓34は貫通孔11と開閉金具12、及び留金24等からなっている。
軸13を貫通孔11を挟んで留金24と対称となる位置に設け、開閉金具12をこの軸13を中心として回動可能に取付ける。また開閉金具12の先端部に切込み25を設け、開閉金具12を回動して、この切込み25を前記留め金24に係合可能に構成する。
貫通孔11は通常、図7の点線に示すように切込み25を留金24にかけることで塞がれている。
使用するときは、開閉金具12を軸13を中心として上方に回動させ、留金24から外して図7の実線の状態にする。そして、図8に示したように、この貫通孔11から催涙スプレーなどのノズル14を出して噴霧し、扉を抉じ開けようとしたり、殴打するなどして執拗に攻撃してくる侵入者に対して反撃することができる。
図8に示したのは、ポリカーボネート板6に設けられた小窓4の水平断面図であるが、覗き窓2に設けても良い。その場合、ハーフミラー10にも貫通穴11に対応した箇所に穴を開ける必要がある。
なお、前記実施の形態では、耐衝撃扉1に覗き窓2を設けているが、本発明はこれらに限るものではなく、覗き窓2を設けなくともよい。
本発明の実施例の斜視図 耐衝撃扉の垂直断面図 施錠機構の斜視図 施錠機構の水平断面図 外取っ手部の斜視図 施錠機構2の水平断面図 小窓の内部正面図 小窓の水平断面図
符号の説明
1 耐衝撃扉
2 覗き窓
3 取っ手
4 小窓
6 ポリカーボネート板
7 緩衝材
8 フレーム
9 化粧版
10 ハーフミラー
11 貫通穴
12 開閉金具
13 軸
14 ノズル
15a 外取っ手部
15b 内取っ手部
16 ホルダー
17 弾性体
18 壁面
19 ロックハンドル
20 ロックつめ
21 切り欠き
22 スライド部
23 ネジ
24 留金
25 切込み

Claims (4)

  1. 避難用スペースに取付ける扉であって、
    ポリカーボネートで形成され、その表面には外装材が取付けられ、内側からの操作で施錠可能な施錠機構を備え
    この施錠機構は、扉の外側に設けられた外取っ手部と内側に設けられた内取っ手部とをスライド部を介して一体的に連結して形成した取っ手の、
    当該スライド部に切り欠きを設け、内取っ手部を引出すことにより外取っ手部が引込まれ、スライド部に設けられた切り欠きが露出する構成とし、
    扉を装着する壁面の、取っ手に対応する箇所に取付けられたロックつめを、内取っ手部を引出して露出させた切り欠きに係合させて施錠することを特徴とする耐衝撃扉。
  2. 記外取っ手部がスライド部に仮止め手段で装着され、
    扉を施錠した状態で、外取っ手部に所定以上の力が加わると、仮止め手段による装着が解除して、スライド部より抜けることを特徴とする請求項に記載の耐衝撃扉。
  3. 前記扉に、耐衝撃性を有するハーフミラー状の覗き窓を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の耐衝撃扉。
  4. 前記扉に、内部から開閉自在に構成した小窓を設けたことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の耐衝撃扉。
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