JP2008184841A - 非常用ボックス - Google Patents

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Abstract

【課題】 非常用品を収納した非常用ボックスを、解除キーを持たない不特定多数の人が解錠できるようにしつつ、平時には非常用品の盗難を極力防止する。
【解決手段】 非常用品を収納する本体ケース2の前面を覆う前面扉3の施錠をキー操作により行うロック機構21と、このロック機構21による前面扉3の施錠を解除する押し込み式の解錠ボタン10と、解錠方向へ押し込まれた解錠ボタン10を初期位置へ復帰させる戻し手段とを備える。前面扉3の内部に非常用の解錠ボタン10を模したダミーボタン42を設ける。ダミーボタン42の外側を透明カバーで覆い、この透明カバーを前面扉3の厚さ方向へ移動可能に配設して前述の解錠ボタン10とする。前面扉3に、施錠操作と解錠操作に連動して前面扉3の開状態と閉状態とを選択的に表示する扉表示部6を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、非常事態が発生した際に使用する非常用品を収納するための非常用ボックスに係り、特に、構成部品を損傷することなく繰り返しの使用を可能とし、さらに緊急時に非常用品を使用するために開扉するにはキーが不要で、不使用状態に復帰するために閉扉する際にはキー操作を必要とする構成の非常用ボックスに関する。
多くの人が集まる駅や銀行,役所,デパートといった建物では、火災報知器や消火器,消火栓,スプリンクラー,避難ばしご等の防火設備や避難用具の設置が義務づけられている。また近年では、地震や台風等の災害に備えて非常用の飲食品や日用品を備蓄する企業や団体も多く、さらに駅や公共施設では、突然停止状態に陥った心臓に電気ショックを与えて正常な状態に戻す医療機器として、AED(Automated External Defibrillator=自動体外式除細動器)(以下、AEDという)の設置も進んでいる。
しかしながら、非常事態だからとはいっても、このような非常用品を外部の人間が自由に使用できる機会は少なく、あるいは盗難防止から設備や備蓄庫に施錠がされていて万が一の非常時に使用できないことも多い。また、今までの非常用設備も、そこに保管される非常用品も大きな災害用のものが多く、被災場所や日常の営みに直結した非常用品、例えば簡易トイレや生理用品,脱出用具等といった非常用品も備えるには至らなかった。
そこで、内部に非常用品を収納する本体ケースと、該本体ケースの前面に開閉可能に取り付けられた前面扉と、該前面扉を施錠するロック機構と、該ロック機構を解除する解錠ボタンとを有し、前記前面扉には、前面に蓄光素子の表示部が設けられるとともに一部に内部が見える透明部を設け、前記解錠ボタンは、前記前面扉の前記ロック機構の対向する位置に挿通自在に取り付け、頭部を前記前面扉の前面の透明カバー内に配置し、該透明カバーを破って前記解錠ボタンを押すことにより、前記ロック機構を解除するようにした非常用ボックスが提案されており、この非常用ボックスを大小様々な大きさに形成して、非常用品を必要とする多くの場所に幅広く設置できるようにし、さらに災害等の非常時には、非常用品を必要とする誰もがキーを用いることなく自由に取り出せるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−299532号公報
しかしながら、特許文献1の非常用ボックスでは、本体ケース内の非常用品を取り出す場合に、透明カバーの一部を破って解錠ボタンを押し込む必要があり、透明カバーを一旦破壊してしまうと透明カバー全体を交換しなければならないという煩わしさがあった。
また、透明カバーには一般に硬質の合成樹脂板が用いられるため、これを破くにはかなりの力が必要であって、非力な子どもや女性では開扉操作ができないことがある。さらに、透明カバーを破く際には指を痛めたり傷つける虞も懸念され、好ましくない。
また、ビル等の建物に設置されるエレベータでは、利用者が乗っている時間がせいぜい数秒から数十秒程度であるため、エレベータ内に非常用品が設置されることはないが、停電や故障でひとたびエレベータが停止すると、閉じこめられた利用者が救出されるまでに数時間程度かかることが多い。
さらに、エレベータの停止原因が大規模な地震や風水雪害であると、エレベータ管理会社からの救援者が不足したり交通手段が断たれることも懸念され、救出までに数日を要するといった虞がある。
しかも、エレベータという閉所での閉じ込めは、利用者に精神的にも肉体的にも負担であり、極度な緊張や恐怖感から便意やノドの渇きを覚えることも少なくないが、簡易トイレや飲料を備えるエレベータはなかった。
本発明は、かかる実情を背景にしてなされたもので、第1の目的として、平時には非常用品の盗難を極力防止しつつ、被災時にはそこに居合わせた誰もがキーを用いることなく非常用品を自由に使用することができ、且つ部品交換をすることなく繰り返しの使用を可能とするとともに、使用者が非力であっても簡便な操作で開扉することのできる非常用ボックスを提供することにあり、また他の目的として、エレベータ内部に設置しても、乗員スペースを極力占有することなく非常用品を確保することのできるエレベータ用の非常用ボックスを提供することにある。
上述の問題を解決するため、本発明の非常用ボックスは、非常用品を収納するための本体ケースと、該本体ケースの前面を開閉可能に覆う前面扉と、該前面扉の施錠をキー操作により行うロック機構と、該ロック機構による前面扉の施錠を解除する押し込み式の解錠ボタンと、解錠方向へ押し込まれた前記解錠ボタンを初期位置へ復帰させる戻し手段とを備え、前記前面扉の内部に非常用の解錠ボタンを模したダミーボタンを配設し、該ダミーボタンの外側を透明な透明カバーで覆うとともに、該透明カバーを前記前面扉の厚さ方向へ移動可能に配設して前記解錠ボタンとなしたことを特徴としている。
前面扉には、当該扉の施錠操作と解錠操作に連動して前面扉の開状態と閉状態とを選択的に表示する扉表示部を設けてもよい。また、本発明の非常用ボックスを縦長の三角柱体に形成して、エレベータ内部のコーナ部に配設されるエレベータ用とすることができる。
非常用ボックスをエレベータ用とする場合に、本体ケースをエレベータに固定するための固定手段を用いるとよい。この固定手段は、本体ケースの側壁に開設された通し孔と、この通し孔を覆って前記本体ケースの内部に固定される保持枠と、この保持枠にねじ螺合して前記通し孔方向へ突設されるねじ棒と、このねじ棒の先端に取着され、且つ通し孔を通してエレベータの側壁に吸着するマグネットとを備えた構成とすることができる。
さらにこのマグネットを、ねじ棒に首振り自在に取着すると、より好ましい。
本発明の非常用ボックスに収納される非常用品として、例えば、飲料や食品,簡易トイレ,AED,消火器,医薬品,ライト,ラジオ,携帯電話,呼び笛,乾電池,スコップやハンマー,バール,ロープ,縄ばしご,拡声機,サイレン,発煙筒等が挙げられるが、非常用品の種類は、非常用ボックスの設置場所や設置目的に応じて選択すればよい。
非常用ボックスには、開扉状態を報知するブザー等の警報器や、非常用ボックスの管理者につながる通信手段を設けてもよい。また、解錠ボタンに蓄光材でマーキングしておくと、夜間や暗闇での開扉操作が容易に行える。
本発明の非常用ボックスは、透明カバー自体が解錠ボタンであり、解錠ボタンであるこの透明カバーの奥にダミーボタンを存在させることによって、緊急時以外はみだりに使用すべきでないことを知らしめるので、非常用品の盗難を極力防止できる。
また、非常時には、解錠用のキーを用いずともこの解錠ボタンを押し込み操作するだけで、ロック機構による前面扉の施錠が解除され、本体ケースに収納される非常用品の取り出しが可能となる。したがって、従来品のような透明カバーの破損による部品交換の必要がない。
解錠ボタンの押し込み操作を解除すると、解錠ボタンは戻し手段によって押し込み前の初期位置へ復帰するが、前面扉自体はキーを用いてロック機構を作動しないと施錠されない。
したがって、一旦前面扉を開いて非常用品が使用されると、これを閉じることができるのは、施錠用のキーを持つ非常用ボックスの管理者のみとなり、管理者は取り出された非常用品を補充してから前面扉を施錠して再使用に供されるので、非常用品の管理が確実に行える。
解錠ボタンの内側に位置するダミーボタンは、透明な解錠ボタンを通してあたかも本物の解錠ボタンのように見え、本物の解錠ボタンである透明カバーを破らなければ操作できないように錯覚を与えるため、いたずらな開扉操作を極力抑制する。
したがってダミーボタンは、このような目的を満足できれば、その態様は押しボタンのような立体形状であっても平面的な絵模様であってもよい。さらにダミーボタンは、解錠ボタンの動きと連動させてもよいが、敢えて連動させなくともよい。
また、エレベータ用の非常用ボックスが設置されるエレベータ内のコーナ部は、乗員スペースとして活用しにくいデッドスペースであり、非常用ボックスを三角柱体に形成することにより、デッドスペースの有効利用して非常時の用品を確保することができる。
非常用ボックスをエレベータのコーナ部に設置する場合には、簡単な構造の固定具を用いて転倒の防止を図るとよい。固定具は、例えば非常用ボックスから張り出した座板や固定用のブラケット,マグネットや接着剤,ねじ等である。
さらに、非常用ボックスをエレベータにより確実に固定するには、本発明の固定手段を用いるとよい。固定手段のマグネットは、保持枠にねじ螺合するねじ棒の繰り出し量によって、本体ケース側壁の通し孔からエレベータの側壁に隙間なく吸着することにより、本体ケースをガタ付きなく固定する。
ねじ棒先端のマグネットを首振り自在とした固定手段は、非常用ボックスがエレベータに何らかの理由で密着させることができない場合に有効である。すなわち、非常用ボックスとともにねじ棒がエレベータの側壁に傾きをもって位置した場合には、マグネットをねじ棒から傾かせてエレベータの側壁と平行に対峙させ、マグネットを本体ケース側壁の通し孔からエレベータの側壁に隙間なく吸着させることにより、非常用ボックスをエレベータのコーナ部にガタ付きなく固定することができる。
マグネットを用いた本発明の固定手段は、その全体が非常用ボックスの本体ケース内に収容されるので見栄えがよく、また外部に露出しないのでエレベータ利用者が触れて怪我をさせるなどの虞がない。
なお、本発明の固定手段は、上記した座板やブラケット等の固定具との併用を妨げない。
本発明の非常用ボックスによれば、正規の解錠ボタンである透明カバーの奥にダミーボタンを存在させることによって、緊急時以外はみだりに使用すべきでないことを周囲に知らしめて、本体ケース内部に収容される非常用品の盗難を極力防止し、また災害等の非常時には、そこに居合わせた誰もがキーを用いることなく非常用品を自由に使用することができる。
さらに、従来のもののように透明カバーを壊して開扉することはないから、部品交換が不要で、短期間での繰り返しの使用が可能である。また、使用者が非力であっても、解錠ボタンを押し込むだけの簡単な操作だけで前面扉を開扉することができ、また解錠操作で指を痛めたり傷つけることがない。
また、前面扉に扉表示部を設けて、前面扉の施錠操作と解錠操作に連動させることにより、前面扉の開状態と閉状態とを容易に知ることができる。
さらに、非常用ボックスを縦長の三角柱体に形成してエレベータ用とすることにより、乗員スペースとして活用しにくいデッドスペースであったエレベータ内部のコーナ部を有効利用して設置でき、且つエレベータの非常時に必要な用品を確保することができる。
また、本発明の固定手段によれば、エレベータの側壁に穴を開けたりキズをつけることなくエレベータに非常用ボックスを確実に固定して、転倒防止を図ることができる。しかも、固定手段の全体が非常用ボックスの本体ケース内に収容されるので外部からの見栄えがよく、また固定手段が外部に露出しないのでエレベータ利用者が触れて怪我をさせるなどの虞がない。
さらに、マグネットを首振り自在とした固定手段は、非常用ボックスがエレベータに何らかの理由で平行に設置できない場合にも、マグネットをエレベータの側壁と平行に対峙させて、マグネットをエレベータの側壁に隙間なく吸着できるので、本体ケースをガタ付きなく固定することが可能である。
本発明に係る非常用ボックスの実施例を図面に基づいて説明する。
図中、図1〜図6は本発明の第1実施例を示し、図1は施錠・解錠装置の施錠状態を示す断面側面図、図2は非常用ボックスの斜視図、図3は図2の要部拡大斜視図、図4は施錠・解錠装置の分解斜視図、図5は施錠・解錠装置の施錠状態を示す背面図、図6は施錠・解錠装置の解錠状態を示す断面側面図、図7は同じく解錠状態を示す背面図である。
図8は本発明の第2実施例を示すエレベータ用の非常用ボックスの使用状態図、図9は本発明の第3実施例を示すエレベータ用非常用ボックスを固定手段にてエレベータに固定した状態の断面平面図、図10は本発明の第4実施例を示すエレベータ用非常用ボックスを固定手段にてエレベータに固定した状態の断面側面図である。
図1〜図6に示す第1実施例の非常用ボックス1は、内部に非常用品(図示せず)を収納する縦長の本体ケース2と、該本体ケース2の前面に開閉可能に取り付けられた前面扉3とからなっている。本体ケース2に収納される非常用品は、例えば、飲料や食品,簡易トイレ,AED,消火器,医薬品,ライト,ラジオ,携帯電話,呼び笛,乾電池,スコップやハンマー,バール,ロープ,縄ばしご,拡声機,サイレン,発煙筒等であって、これら非常用品は、非常用ボックス1の設置場所や設置目的に応じて適宜選択される。
前面扉3には、のぞき窓4と解錠・施錠装置5と扉表示部6と解錠表示シート7とが設けられており、前面扉3のほぼ中央に位置する大型ののぞき窓4を通して本体ケース2内の非常用品を目視できるようにし、前面扉3の開き側に位置する解錠・施錠装置5の解錠ボタン10とキー差し込み孔11とを用いて前面扉3の解錠及び施錠を行うとともに、解錠ボタン10の上部に配設した扉表示部6にて、前面扉3の開閉状態を表示できるようにしている。
前面扉3の開き側には、開閉用の取っ手と扉ガードとを兼ねた2つのL字状ブロック12,13が固着されており、下側のL字状ブロック12に開設された円形の解錠用孔14aとこれに連続する後述の収容孔14bとに、本発明の透明カバーである解錠ボタン10がスライド可能に配設されている。
L字状ブロック12の表面には、赤色のマーク15が解錠ボタン10の外側をリング状に囲繞して設けられており、この赤色マーク15によって解錠ボタン10が非常時に操作されるボタンであることを示している。
上側のL字状ブロック13には、透明板を嵌め込んだ横長方形の窓部16が設けられ、該窓部16の内側に表示板17を昇降可能に設けて前述の扉表示部6を構成しており、表示板17の前面には、前面扉3の開状態と閉状態を示す「OPEN」と「CLOSE」の2種類の文字が上下位置に記載されている。
図3は、解錠・施錠装置5を前面扉3の内側から見た分解斜視図で、前面扉3とこれを内側から覆うカバー20との間には、前面扉3を施錠するためのロック機構21と、前面扉3の施錠を解除するための解錠機構22と、これらの間に配設される動力伝達プレート23と、解錠方向へ押し込まれた解錠機構22を初期位置へ復帰させるための戻し手段24と、扉表示部6の表示板17とが設けられている。表示板17は、動力伝達プレート23と連繋ワイヤ25にて前面扉3の施錠操作と解錠操作に連動し、前面扉3の開状態と閉状態とを選択的に表示するようになっている。
ロック機構21は、前面扉3を内外に貫通して配設される回転軸26と、該回動軸26の内側端にナット27を用いて回動可能に軸着される長円板状のロックレバー28とを備えており、回転軸26の外側には前述のキー差し込み孔11が穿設されている。
前面扉3の内面には、L字状ブロック12の内側位置にシリンダブロック30が固設されており、その一端面にはガイド棒31が前面扉3と平行に突設されている。シリンダブロック30の内部には、シリンダ孔32とガイド溝33とが連設されており、前面扉3の厚み方向に穿設されたシリンダ孔32に、段付きピストン34が前述の戻し手段24を介してスライド可能に内挿されるとともに、シリンダ孔32の開口部側に横方向に凹設したガイド溝33には、スライドプレート35が一端側をシリンダブロック30からガイド棒33と同方向へ突出させてスライド可能に装着されている。
前記段付きピストン34は、大径部34aと中径部34bと小径部34cとの三段に形成されており、大径部34aをシリンダ孔32に収容し、小径部34cを前面扉3の通孔3aから、L字状ブロック12に前面扉3の厚み方向へ設けられた大径の収容孔14bに突出させて配設されている。
スライドプレート35には、横長の長孔36aとその一端側に連続する大径の係止孔36bとが穿設されており、長孔36aは段付きピストン34の小径部34cの挿通を許容し、また係止孔36bは段付きピストン34の中径部34bの挿通を許容するようになっている。
スライドプレート35の他端側はL字状に折曲されていて、その先端を施錠時の係止片35aとなしており、前面扉3を閉じた際には、この係止片35aが本体ケース2の開口部一側に位置する支柱37の内側にスライドして前面扉3の施錠となる。
前記戻し手段32は、コイル状のリターンスプリングで、段付きピストン34の大径部34aとシリンダ孔32の底壁との間に縮設され、段付きピストン34を常時L字状ブロック12方向へ弾発している。
L字状ブロック12の収容孔14bには、解錠ボタン10と円形の飾り板40とが収容されており、飾り板40は、収容孔14bへ突出する段付きピストン34の小径部34c先端に止めねじ41を用いて固着されるとともに、飾り板40の表面中央にダミーボタン42が固着されている。
解錠ボタン10は、短円筒体の外側面を平板で塞いだ有底の筒体を、アクリル樹脂や強化ガラス等の透明材で形成した透明カバーで、ダミーボタン42とともに、前面扉3の厚み方向であるL字状ブロック12の収容孔14b内にスライド可能に配設され、前側に薄く突出する操作部10aは、非作動時にL字状ブロック12の解錠用孔14aに面一に収容される。なお、操作部10aには、「PUSH」などの操作を示す表示を設けるとよい。
ダミーボタン42は、それ自体には解錠機能はなく、透明な解錠ボタン10を通して恰も実際に操作されるかのように見せたダミーボタンであって、より現実性を高めるために押しボタン程度の厚みを持たせると同時に、非常用であることを示す赤色の着色を施したものとなっている。
前記ガイド棒31には、ほぼクランク状に折曲された前述の動力伝達プレート23の上端部側がコイル状のリターンスプリング43を介してスライド可能に挿通されており、動力伝達プレート23の上端部側の一側端にはスライドプレート35の先端が係合し、動力伝達プレート23の下端部側には前記ロックレバー28の外面に当接している。
動力伝達プレート23は、このようにしてスライドプレート35とロックレバー28との間に配設され、常時はリターンスプリング43の弾発力によってガイド棒31の先端方向へ弾発されており、解錠ボタン10を押し操作した際には、スライドプレート35の動力をロックレバー28へ伝達し、またキー差し込み孔11を用いたキー操作した際には、ロックレバー28の動力をスライドプレート35へ伝達するようにしている。
ガイド棒31の上方には、ピアノ線等を用いた前述の連繋ワイヤ25が中間部を前面扉3に枢支して配設されており、該連繋ワイヤ25の一端が表示板17の下端に、他端が動力伝達プレート23の上端にそれぞれ係着されており、解錠ボタン10の押し操作またはキー差し込み孔11を用いたキー操作に連動して表示板17を上昇または下降させ、前面扉3の開または閉状態を表示するようにしている。
前述の解除機構22には、L字状ブロック12とシリンダブロック30との間に配設される解錠ボタン10や戻し手段24,段状段付きピストン34,スライドプレート35,飾り板40,ダミーボタン42等からなり、またロック機構21には、前述した通りキー差し込み孔11を穿った回転軸26と、該回動軸26に回動可能に軸着されるロックレバー28とが含まれており、これらロック機構21と解除機構22との間に動力伝達プレート23が介装されている。
図2,図3に示すように、解錠ボタン10を押し操作しない前面扉10の施錠状態では、図1,図5に示す通り、戻し手段24が段付きピストン34をL字状ブロック12方向へ弾発し、さらに段付きピストン34の小径部34cに固着された飾り板40が解錠ボタン10を押動して、解錠ボタン10の本体部分をL字状ブロック12の前壁に当接させ、操作部10aを解錠用孔14aに面一に位置させている。
またこの状態では、段付きピストン34の中径部34bがスライドプレート35の係止孔36bを貫通していて、スライドプレート35がシリンダブロック30の内部方向へ引き込まれており、スライドプレート35の係止片35aが本体ケース2の支柱37の内側にスライドしていて、前面扉3の施錠状態を維持している。
さらに、スライドプレート35と係合する動力伝達プレート23も、リターンスプリング43を圧縮してシリンダブロック30側に移動していて、その下端は縦位置のロックレバー28と離間しており、また上端に係合する連繋ワイヤ25を図5において時計方向に付勢し、扉表示部6の窓部16に「CLOSE」の文字を表示させている。
また、図1,図5に示す施錠状態から、地震等の非常時に使用者が解錠ボタン10を押動すると、解錠ボタン10が飾り板40を戻し手段24の弾発力に抗して収容孔14bの底部方向へ押し込み、さらに飾り板40が段付きピストン34をシリンダ孔32の底部方向へ押し込む。
そして、段付きピストン34の中径部34bがスライドプレート35の係止孔36bからシリンダ孔32の底部方向へ抜け出て、係止孔36bに段付きピストン34の小径部34cが位置すると、リターンスプリング43が伸長して、小径部34cが長孔36a内へ相対的に入り込み、スライドプレート35と動力伝達プレート23とが一体となって図5の右方向へスライドする。
図6,図7に示すように、スライドプレート35と動力伝達プレート23のスライド量は、動力伝達プレート23の下端側が縦位置にあるロックレバー28の側面と当接することによって規制される。
この状態において、スライドプレート35の係止片35aが本体ケース2の支柱37の内側から側方へ移動して前面扉3を解錠する。さらに、動力伝達プレート23は、上端に係合する連繋ワイヤ25を図5において反時計方向へ回動して、解錠表示シート7を下降させ、図7に示すとおり、扉表示部6の窓部16に「OPEN」の文字を表示させる。
前面扉3を解錠した使用者は、本体ケース2に収納される非常用品を取り出して使用するが、解錠・施錠装置5は前面扉3とカバー20とで覆われているため、キーを持たない使用者が前面扉3を施錠することはできない。
前面扉3を施錠するには、キーを持つ管理者が非常用品を充填し、また非常用ボックス1に異常がないことを確認したのち、施錠する。
すなわち、施錠操作前の解錠・施錠装置5は、図6,図7に示す解錠状態にあり、管理者が前面扉3を閉じたのち、キー差し込み孔11にキーを差し込んで右方向へ回すと、ロックレバー28が回転軸26を中心に図5の実線位置から二点鎖線方向へ回動して、ロックレバー28に当接する動力伝達プレート23が、リターンスプリング43を圧縮しながらスライドプレート35とともに図7の左方向へ移動する。
そして、ロックレバー28が図5の二点鎖線に示す横位置に到達すると、スライドプレート35の長孔36aを相対移動していた段付きピストン34の小径部34cが係止孔36bに位置し、圧縮を解かれた戻し手段24が段付きピストン34をL字状ブロック12方向へ弾発して、段付きピストン34の中径部34bを係止孔36bに嵌合することにより、段付きピストン34と解錠ボタン10と飾り板40とスライドプレート35とを押し込み操作前の非作動位置に復帰させ、同時にスライドプレート35の係止片35aを本体ケース2の支柱37の内側に位置させて、前面扉3を施錠する。
しかるのち、キー差し込み孔11に差し込んだキーを施錠とは逆の左方向へ回して、キー引き抜き位置へ戻すことにより、ロックレバー28が図5の実線の縦位置となり、図1,図5に示す施錠状態に復帰する。
次に、本発明の第2〜第4実施例を図8〜図10に基づいて説明する。なお、これら実施例において、第1実施例と同一構成部分については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図8の第2実施例に示すエレベータ用の非常用ボックス50は、エレベータのデッドスペースであるコーナ部51に最小の専有面積で据え置くために、その全体を縦長のほぼ三角柱体に形成し、本体ケース52の天板52aをエレベータの室内方向へ向けて立ち上がるように角度を持たせるとともに、本体ケース52の底部前面に座板52bを張り出した点で第1実施例と異なっており、前面扉53に設けられる解錠・施錠装置5やその他の構成は、第1実施例とほぼ同様となっている。
非常用ボックス50に装備される非常用品としては、例えば、飲料や食品,簡易トイレ,トランシーバや携帯電話、ライト,呼び笛等が適当である。
本体ケース52の天板52aには、非常用ボックス50の内部に非常用品が装備されていることや、使用方法その他の注意書きを記した表示シート54が貼着されており、天板52aの傾斜は、この表示シート54をエレベータ利用者に向けてよく見えるようにするとともに、不要物がみだりに乗せられるのを防ぐのを目的にしている。
非常用ボックス50が設置されるエレベータのコーナ部51は、デッドスペースであるとはいえ、専有面積を最小限に抑えるに越したことはなく、そこで非常用ボックス50の全体を、上記したように縦長のほぼ三角柱体としたことから、単にコーナ部51に据え置くだけでは必ずしも安定性がよいとはいえない。そこで本形態例では、エレベータの内壁材として一般に鋼板が用いられることに着目し、本体ケース52の背面に複数のマグネットシート55を貼着して、該マグネットシート55をエレベータの内壁に吸着させることにより、底部の座板52aと相俟って非常用ボックス50を確実に設置して転倒を防止できるようにしている。
図9に示す第3実施例は、第2実施例に用いたエレベータ用の非常用ボックス50を、複数の固定手段60にてエレベータの側壁61に固定する様子を示している。
各固定手段60は、本体ケース52の側壁52cに開設された通し孔62と、該通し孔62を覆って本体ケース52の内部に固定される保持枠63と、該保持枠63のめねじ孔64に螺合して通し孔62方向へ突設されるねじ棒65と、該ねじ棒65の先端に固着され、且つ本体ケース52の通し孔62を通してエレベータの鋼板製の側壁61に吸着するマグネット66とを備えており、マグネット66はマグネットケース67にて一体に覆われている。
保持枠63は断面ハット型に形成されており、外周縁を本体ケース52の側壁52cにスポット溶接等を用いて固着される。本体ケース52の内部に位置するねじ棒65の基端には操作ダイヤル65aが設けられ、マグネットケース67の通孔68を貫通するねじ棒65の先端には、外面が半球状の大径な突部65bがあって、該突部65bがマグネットケース67と一体に固着されている。
保持枠63のめねじ孔64と螺合するねじ棒65は、操作ダイヤル65aの回動操作によってねじ棒65を繰り出しまたは引き戻しし、先端のマグネット66を本体ケース52の外方向または内方向へ進退させる。
本実施例では、非常用ボックス50を、まず第2実施例と同様にエレベータのコーナ部に据え置き、本体ケース52の側壁52cをエレベータの側壁61に密着させたのち、本体ケース52の内部からそれぞれの操作ダイヤル65aを回動操作してねじ棒65を繰り出し、該ねじ棒65先端のマグネット66を通し孔62よりエレベータの側壁61に隙間なく吸着させることにより、非常用ボックス50がエレベータのコーナ部にガタ付きなく固定される。
図10に示す第4実施例は、第2実施例に用いたエレベータ用の非常用ボックス50を複数の固定手段70にてエレベータの側壁61に固定する様子を示している。
固定手段70は、第3実施例の固定手段60と同様に、通し孔62や保持枠63,めねじ孔64,ねじ棒65,マグネット66,マグネットケース67等を備えるが、第3実施例ではマグネット66がねじ棒65の先端に固定されているのに対し、本実施例では、マグネット66がねじ棒65の先端に首振り自在に設けられている点で第3実施例と異なっている。
すなわち、マグネットケース67の通孔68を貫通してマグネット66内に突出するねじ棒65の先端には、球面座65cを有する大径の突部65dが設けられており、該突部65dの球面座65cを、ねじ棒65よりも大径な通孔68の開口縁を滑らせることにより、ねじ棒65に対してマグネット66とマグネットケース67とを一体に傾動できるようにしている。なお、突部65dの球面座65cをテーパ状としてもよい。
本実施例の固定手段70は、非常用ボックス50がエレベータに対して何らかの理由で平行に設置できない場合、例えばエレベータの側壁61が部分的な膨らみがデザインの防護シートで覆われていたり、防護シートをエレベータに付設するためのマグネットバーが介在しているような場合であり、図10では、このような理由から、本体ケース52の側壁52c全体がエレベータの側壁61に密着せず、体ケース52の側壁52cの下側がエレベータの側壁61から離間している状態を示している。
このような非常用ボックス50の据え付け状態では、非常用ボックス50の本体ケース52とともにねじ棒65がエレベータの側壁61に傾きをもって位置するが、首振り自在なマグネット66をねじ棒65に対し傾かせてエレベータの側壁61と平行に対峙させ、マグネット66を本体ケース52の通し孔62からエレベータの側壁61に隙間なく吸着させることにより、非常用ボックス50をエレベータのコーナ部にガタ付きなく固定することができる。
本発明の第1実施例を示す施錠・解錠装置の施錠状態の断面側面図である。 本発明の第1実施例を示す非常用ボックスの斜視図である。 本発明の第1実施例を示す図2の要部拡大斜視図である。 本発明の第1実施例を示す施錠・解錠装置の分解斜視図である。 本発明の第1実施例を示す施錠・解錠装置の施錠状態の背面図である。 本発明の第1実施例を示す施錠・解錠装置の解錠状態の断面側面図である。 本発明の第1実施例を示す施錠・解錠装置の解錠状態の背面図である。 本発明の第2実施例を示すエレベータ用の非常用ボックスの使用状態図である。 本発明の第3実施例を示すエレベータ用非常用ボックスを固定手段にてエレベータに固定した状態の断面平面図である。 本発明の第4実施例を示すエレベータ用非常用ボックスを固定手段にてエレベータに固定した状態の断面側面図である。
符号の説明
1…非常用ボックス
2…本体ケース
3…前面扉
5…解錠・施錠装置
6…扉表示部
10…解錠ボタン
10a…操作部
11…キー差し込み孔
12,13…開閉用の取っ手と扉ガードとを兼ねたL字状ブロック
14a…解錠用孔
14b…収容孔
15…赤色のマーク
17…表示板
20…カバー
21…ロック機構
22…解錠機構
23…動力伝達プレート
24…戻し手段
25…連繋ワイヤ
26…回転軸
28…ロックレバー
30…シリンダブロック
31…ガイド棒
32…シリンダ孔
33…ガイド溝
34…段付きピストン
34a…大径部
34b…中径部
34c…小径部
35…スライドプレート
35a…係止片
36a…長孔
36b…係止孔
40…飾り板
42…ダミーボタン
50…エレベータ用の非常用ボックス
51…エレベータ内のコーナ部
52…本体ケース
52a…天板
52b…座板
52c…本体ケース52の側壁
53…表示シート
54…マグネットシート
60…固定手段
61…エレベータの側壁
62…通し孔
63…保持枠
64…めねじ孔
65…ねじ棒
66…マグネット
67…マグネットケース
68…通孔
70…固定手段

Claims (5)

  1. 非常用品を収納するための本体ケースと、
    該本体ケースの前面を開閉可能に覆う前面扉と、
    該前面扉の施錠をキー操作により行うロック機構と、
    該ロック機構による前面扉の施錠を解除する押し込み式の解錠ボタンと、
    解錠方向へ押し込まれた前記解錠ボタンを初期位置へ復帰させる戻し手段とを備え、
    前記前面扉の内部に非常用の解錠ボタンを模したダミーボタンを配設し、
    該ダミーボタンの外側を透明カバーで覆うとともに、
    該透明カバーを前記前面扉の厚さ方向へ移動可能に配設して前記解錠ボタンとなした
    ことを特徴とする非常用ボックス。
  2. 前記前面扉に、該前面扉の施錠操作と解錠操作に連動して前面扉の開状態と閉状態とを選択的に表示する扉表示部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の非常用ボックス。
  3. 前記非常用ボックスを縦長の三角柱体に形成して、エレベータ内部のコーナ部に配設されるエレベータ用となした
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の非常用ボックス。
  4. 前記非常用ボックスは、前記本体ケースを前記エレベータに固定するための固定手段を備えており、
    該固定手段は、前記本体ケースの側壁に開設された通し孔と、
    該通し孔を覆って前記本体ケースの内部に固定される保持枠と、
    該保持枠にねじ螺合して前記通し孔方向へ突設されるねじ棒と、
    該ねじ棒の先端に取着され、且つ前記通し孔を通して前記エレベータの側壁に吸着するマグネットとを備えている
    ことを特徴とする請求項4に記載の非常用ボックス。
  5. 前記マグネットは、前記ねじ棒に首振り自在に取着されている
    ことを特徴とする請求項5に記載の非常用ボックス。
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