JP3096890B2 - 開き戸 - Google Patents

開き戸

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JP3096890B2
JP3096890B2 JP08054534A JP5453496A JP3096890B2 JP 3096890 B2 JP3096890 B2 JP 3096890B2 JP 08054534 A JP08054534 A JP 08054534A JP 5453496 A JP5453496 A JP 5453496A JP 3096890 B2 JP3096890 B2 JP 3096890B2
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禎 牛丸
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、玄関用ドアなどの
開き戸に関する。
【0002】
【従来の技術】玄関用ドアなどの開き戸としては、上枠
と下枠と左右の縦枠を方形枠組みしたドア枠と、上框と
下框と吊元框と戸先框を方形框組みし、その内部にパネ
ルを取付けた扉を備え、この扉の吊元框をドア枠の一方
の縦枠に旗丁番で取付けた片開きの開き戸が知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の開き戸は建物開
口部にドア枠をネジ止めや、アンカー支持により取付け
られるので、ドア枠を構成する上枠、下枠、縦枠は熱伸
びに対して抱束される。扉は旗丁番でドア枠に取付けて
あるだけであるから、その扉を構成する上框、下框、縦
框は熱伸びに対して抱束されずに熱伸びする。縦框の長
さは上框、下框の長さの3〜4倍程度であるから縦框の
熱伸びが大きい。
【0004】このために、火災時に扉が加熱されて熱伸
びすると扉の上部が上枠の内面に接触し、扉の下部が下
枠の内面に接触する。この状態から扉がさらに加熱され
て熱伸びしようとすると、図1に示すように扉1の上部
が上枠2の内面2aに接触し、扉1の下部が下枠3の内
面3aに接触しているために扉1は上下方向に真直ぐに
熱伸びできずに上部と下部が上下中間部を境として気密
材装着部4と面外方向反対側に突出するようにくの字状
に変形する。
【0005】これによって、図2に示すように扉1の戸
先部5(戸先框側部)における上部と下部と一方の縦枠
6との間に隙間7が発生し、火炎や熱気が隙間7を流通
すると共に、空気が流通して火災が広がるから防火性能
が低下する。
【0006】前述のことを解消するには扉が熱伸びしな
い状態において扉1の上部と上枠2の内面2aとの間の
寸法(上チリ)及び扉1の下部と下枠3の内面3aとの
間の寸法(下チリ)をそれぞれ大きくし、扉1が熱伸び
しても上枠2の内面2a、下枠3の内面3aに接触しな
いようにすることが考えられる。
【0007】しかしながら、上チリ、下チリを大きくす
るとドア枠と扉との間の隙間が大きくなって見栄えが悪
くなるばかりか、雨水やほこりが入り込み易くなる。こ
のために、図1に仮想線で示すように上チリaを5mm
程度とし、下チリbを上チリaより若干大きくしている
ので、前述のように火災時に扉1がくの字状に変形して
防火性能が低下する。
【0008】また、開き戸としてはドア枠の一方の縦枠
に親扉を旗丁番で取付け、他方の縦枠に子扉を旗丁番で
取付け、子扉の戸先部をフランス落しのロッドで上枠、
下枠にロックし、親扉の戸先框と子扉の戸先框とをラッ
チ錠で施錠するようにした親子開き戸が知られている。
【0009】この親子開き戸の親扉は火災時に前述の片
開きの開き戸の扉と同様に熱伸びして上部と下部が気密
材装着部と面外方向反対側に突出するようにほぼくの字
状に変形する。
【0010】一方、子扉8の上部、下部はフランス落し
のロッド9で上枠2、下枠3にロックしてあるから、図
3に示すように子扉8の上下中間部が気密材装着部4と
面外方向反対側に突出するようにほぼくの字状に変形す
る。
【0011】具体的には、図3に示すように、フランス
落しのロッド9の上部が上枠2の内面2aに取付けた上
部フランス落し受具14の凹部15に嵌まり込み、その
ロッド9の下部が下枠3の内面3aに取付けた下部フラ
ンス落し受具16の凹部17に嵌まり込むようにしてあ
る。
【0012】このために、火災時に子扉8が熱伸びする
とともにフランス落しのロッド9が熱伸びして各凹部1
5,17の底面に接触して子扉8がほぼくの字状に変形
する。なお、図3に仮想線で示すように子扉8の上チリ
a、下チリbをフランス落しのロッド9と凹部15,1
7の底面との間の寸法よりも小さい時には子扉8の上
部、下部が上枠2の内面2a、下枠3の内面3aに接触
してほぼくの字状に変形する。
【0013】また、親扉の戸先框と子扉の戸先框がラッ
チ錠で連結しているために子扉の戸先框上下中間部の変
形に追従して親扉の戸先框の上下中間部が面外方向に変
形するので、図4に示すように、親扉10の戸先部11
における上部、下部の面外方向変形量は片開きの開き戸
の扉の面外方向変形量よりも大きくなる。
【0014】このために、親扉10の戸先部11におけ
る上部、下部と子扉8の戸先部12における上部、下部
との間の隙間13は図2に示す隙間7よりも大きく、防
火性能がより一層低下する。
【0015】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした開き戸を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、ドア枠に
扉を旗丁番により開閉自在に取付けた開き戸において、
前記ドア枠を構成する上枠の内面における面外方向一側
に気密材装着部を内向きに設け、この上枠の内面におけ
る面外方向他側に垂下片を設けて扉を閉じた時にその扉
が気密材装着部と垂下片との間に位置するようにし、前
記垂下片の下端面と扉の上端面との間の見掛けの上チリ
を通常の開き戸の上チリとほぼ同一とし、上枠の内面と
扉の上端面との間の上チリを前記見掛けの上チリよりも
大きくしたことを特徴とする開き戸である。第2の発明
は、ドア枠に親扉と子扉を旗丁番により開閉自在に取付
け、親扉の戸先框と子扉の戸先框とに亘ってラッチ錠を
取付け、子扉の戸先框にフランス落しを取付けた開き戸
において、前記ドア枠を構成する上枠の内面における面
外方向一側に、上横気密材を装着する気密材装着部を内
向きに設け、この上枠の内面における面外方向他側に垂
下片を設けて親扉、子扉を閉じた時にその親扉、子扉が
気密材装着部と垂下片との間に位置するようにし、前記
垂下片の下端面と親扉、子扉の上端面との間の見掛けの
上チリを通常の開き戸の上チリとほぼ同一とし、上枠の
内面と親扉、子扉の上端面との間の上チリを前記見掛け
の上チリよりも大きくし、前記上枠の内面に上部フラン
ス落し受具を取付け、その上枠の内面に、このフランス
落し受具の穴と対向したロッド挿通孔を形成して子扉が
熱伸びした時にフランス落しのロッドがロッド挿通穴に
入り込むようにしたことを特徴とする開き戸である。第
3の発明は、ドア枠に親扉と子扉を旗丁番により開閉自
在に取付け、親扉の戸先框と子扉の戸先框とに亘ってラ
ッチ錠を取付け、子扉の戸先框にフランス落しを取付け
た開き戸において、前記ドア枠を構成する上枠の内面に
おける面外方向一側に、上横気密材を装着する気密材装
着部を内向きに設け、この上枠の内面における面外方向
他側に垂下片を設けて親扉、子扉を閉じた時にその親
扉、子扉が気密材装着部と垂下片との間に位置するよう
にし、前記垂下片の下端面と親扉、子扉の上端面との間
の見掛けの上チリを通常の開き戸の上チリとほぼ同一と
し、上枠の内面と親扉、子扉の上端面との間の上チリを
前記見掛けの上チリよりも大きくし、前記子扉の戸先框
における面外方向一側に召合わせ気密材を装着する召合
せ煙返しを戸先框の上端面まで連続して設け、前記上枠
の気密材装着部における召合せ煙返しと対向した部分を
切欠きして召合せ気密材と上横気密材を連続させたこと
を特徴とする開き戸である。
【0017】
【作 用】第1の発明によれば、火災時に加熱されて
扉が熱伸びした時に上チリが大きいことによって扉の上
端面が上枠の内面に接触しないし、仮りに接触して扉が
くの字状に変形しても扉の上部が垂下片に干渉して上枠
から突出することがない。これによって、火災時に扉が
熱伸びしても扉の上部とドア枠を構成する一方の縦枠と
の間に隙間が発生しないから防火性能が低下しない。
【0018】また、垂下片と扉との間の見掛けの上チリ
が通常の開き戸の上チリとほぼ同一であるから、上チリ
が大きくとも通常の開き戸と同様の見栄えとなるし、雨
水やほこりが入り込み難くなる。
【0019】第2の発明によれば、火災時の熱伸びによ
り親扉の上部が上枠から突出することがないし、子扉の
熱伸びとロッドの熱伸びによって子扉が変形しないか
ら、親扉の戸先框と子扉の戸先框との間に隙間が発生せ
ずに防火性能が低下しない。
【0020】第3の発明によれば、召合せ気密材と上横
気密材が連続するので、親扉の水密性が向上するし、そ
の召合せ気密材を装着する召合せ煙返しが上枠の気密材
装着部の切欠部に嵌まり込んで子扉の熱伸びとともに上
枠の内面に向けて移動するから子扉が変形することがな
い。
【0021】
【発明の実施の形態】図5に示すように、上枠20と下
枠21を左右の縦枠22に突き当て連結して方形枠組み
することでドア枠23としてある。上框24と下框25
を吊元框26と戸先框27に突き当て連結して方形框組
みし、その内部にパネル28を装着して扉29としてあ
る。
【0022】前記上枠20は図6に示すように中空形状
の本体部30の内面30aにおける面外方向一側部に気
密材装着部31を下向きに一体的に設け、その本体部3
0の内面30aにおける面外方向他側部に垂下片32を
一体的に設けてある。この垂下片32の下端面32aは
気密材装着部31よりも上方に位置し、かつ扉29の面
外方向他側面よりも面外方向他側寄りに位置している。
その気密材装着部31には上横気密材33が装着してあ
る。
【0023】前記下枠21は下向きコ字状の本体部34
の内面34aにおける面外方向一側部に気密材装着部3
5が上向きに一体的に設けてある。この気密材装着部3
5には下横気密材36が装着してある。
【0024】前記縦枠22は図7に示すように、中空形
状の本体部37の内面37aにおける面外方向一側部に
気密材装着部38が内向きに一体的に設けてある。この
気密材装着部38には縦気密材39が装着してある。一
方の縦枠22の本体部37の内面37aと吊元框26と
に旗丁番40が取付けてある。
【0025】前記上枠20の本体部30の内面30aと
扉29の上端面29aとの間の寸法(上チリa)は通常
の開き戸の上チリの約4倍となり、垂下片32の下端面
32aと扉29の上端面29aとの間の寸法(見掛けの
上チリc)は通常の開き戸の上チリと同一、例えば5m
mとなっている。前記下枠21の本体部34の内面34
aと扉29の下端面29bとの間の寸法(下チリb)は
通常の開き戸の下チリと同一、例えば9mmとなってい
る。
【0026】このようであるから、火災時に扉29が加
熱されて熱伸びした時に扉29の上部は図6に仮想線で
示すように上方に移動するが、上チリaが大きいので扉
29の上端面29aが上枠20の本体部30の内面30
aに接触することがない。
【0027】前述の状態から更に加熱されて熱伸びして
図8に示すように扉29の上端面29aが上枠20の本
体30の内面30aに接触し、さらに熱伸びして仮想線
で示すようにくの字状に変形しても扉29の上部が垂下
片32に干渉して扉29の上部が上枠20よりも面外方
向他側に突出することがない。これによって、扉29の
戸先部の上部と他方の縦枠22との間に隙間が発生しな
いので防火性能が低下することがない。
【0028】また、上チリaの大部分は垂下片32で覆
われて見掛けの上チリcが通常の開き戸の上チリと同一
となるので、見栄えが良いし、雨水やほこりが入り込み
難くなる。
【0029】図9は親子開き戸の正面図であり、ドア枠
23に親扉41と子扉42が取付けてある。ドア枠23
と親扉41は図10と図11に示すように前述のドア枠
23、扉29と同様となっている。子扉42は上框43
と下框44を吊元框45と戸先框46に突き当て連結し
て框組みし、その内部にパネル47を装着してある。こ
の子扉42の吊元框45が旗丁番40で他方の縦枠22
に取付けてあり、親扉41の戸先框27の上下中間部と
子扉42の戸先框46の上下中間部とに亘ってラッチ錠
48が取付けてある。前記子扉42の戸先框46にはフ
ランス落しのロッド49が上下動自在に設けてあり、こ
のロッド49を上枠20、下枠21に係合して子扉42
の戸先部をドア枠23にロックしてある。
【0030】図11に示すように、前記子扉42の戸先
框46における面外方向一側には召合せ煙返し50が親
扉41の戸先框27側に突出して一体的に設けてある。
この召合せ煙返し50には召合せ気密材51が装着して
あり、この召合せ気密材51が親扉41の戸先框27に
おける面外方向一側面に圧接する。
【0031】前記召合せ煙返し50は図12に示すよう
に戸先框46の長手方向全長に連続して設けてあり、こ
の召合せ煙返し50の上部は上枠20の気密材装着部3
1と干渉するし、召合せ煙返し50の下部は下枠21の
気密材装着部35と干渉する。このために、図12に示
すように上枠20の気密材装着部31を切欠きし、その
切欠き部31aに召合せ煙返し50の上部を嵌め込んで
ある。また下枠23の気密材装着部35を図11に示す
ように切欠きし、その切欠き部35aに召合せ煙返し5
0の下部を嵌めこんである。
【0032】このようであるから、上枠20に装着した
上横気密材33と召合せ気密材51の上部が接触して連
続し、下枠21に装着した下横気密材36と召合せ気密
材51の下部が接触して連続するので、親扉41のドア
枠23との水密性が向上する。
【0033】また、子扉41が火災時に加熱により熱伸
びした時に召合せ煙返し50は切欠部31a,35aに
沿って上下に移動するから子扉41が変形しない。
【0034】上枠20の本体部30の内面30aには図
13に示すようにフランス落しのロッド49を支持する
上部フランス落し受具60が取付けてある。この上部フ
ランス落し受具60は図12と図13に示すようにコ字
状片61と一対の取付片62を備え、コ字状片61に穴
63が形成してある。一対の取付片62を上枠20の本
体部30の内面30aにビス64で取付けて上部フラン
ス落し受具60を取付けてある。これによって穴63が
本体部30の内面30aと離隔し、この穴63と対向し
てロッド挿通穴65が内面30aに形成してある。下枠
21の本体部34の内面34aには従来と同様の下部フ
ランス落し受具66が取付けてある。
【0035】このようであるから、火災時に子扉42が
加熱により熱伸びすると図13に仮想線で示すように上
枠20の本体部30の内面30aに接近し、召合せ煙返
し50の上端面50aが本体部30の内面30aの段部
30bに接触するまでは子扉42が変形しない。
【0036】また、フランス落しのロッド49は上部フ
ランス落し受具60の穴63、本体部30の内面30a
のロッド挿通穴65より本体部30内に入り込むので、
このロッド49の熱伸びによって子扉42が変形するこ
とがない。
【0037】したがって、親扉41の戸先框27と子扉
42の戸先框46との間に隙間が発生しないので、防火
性能が低下することがない。
【0038】
【発明の効果】第1の発明によれば、火災時に加熱され
て扉が熱伸びした時に上チリが大きいことによって扉の
上端面が上枠の内面に接触しないし、仮りに接触して扉
がくの字状に変形しても扉の上部が垂下片に干渉して上
枠から突出することがない。これによって、火災時に扉
が熱伸びしても扉の上部とドア枠を構成する一方の縦枠
との間に隙間が発生しないから防火性能が低下しない。
【0039】また、垂下片と扉との間の見掛けの上チリ
が通常の開き戸の上チリとほぼ同一であるから、上チリ
が大きくとも通常の開き戸と同様の見栄えとなるし、雨
水やほこりが入り込み難くなる。
【0040】第2の発明によれば、火災時の熱伸びによ
り親扉の上部が上枠から突出することがないし、子扉の
熱伸びとロッドの熱伸びによって子扉が変形しないか
ら、親扉の戸先框と子扉の戸先框との間に隙間が発生せ
ずに防火性能が低下しない。
【0041】第3の発明によれば、召合せ気密材と上横
気密材が連続するので、親扉の水密性が向上するし、そ
の召合せ気密材を装着する召合せ煙返しが上枠の気密材
装着部の切欠部に嵌まり込んで子扉の熱伸びとともに上
枠の内面に向けて移動するから子扉が変形することがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の開き戸における扉の変形状態を示す縦断
面図である。
【図2】従来の開き戸における扉とドア枠との間に発生
する隙間状態を示す横断面図である。
【図3】従来の開き戸における子扉の変形状態を示す縦
断面図である。
【図4】従来の開き戸における親扉と子扉との間に発生
する隙間状態を示す横断面図である。
【図5】本発明の第1実施例を示す開き戸の正面図であ
る。
【図6】開き戸の縦断面図である。
【図7】開き戸の横断面図である。
【図8】扉変形状態を示す上部の断面図である。
【図9】本発明の第2実施例を示す開き戸の正面図であ
る。
【図10】開き戸の親扉部分の縦断面図である。
【図11】開き戸の横断面図である。
【図12】上枠と子扉の戸先框の分解斜視図である。
【図13】開き戸の子扉部分の縦断面図である。
【符号の説明】
20…上枠、21…下枠、22…縦枠、23…ドア枠、
24…上框、25…下框、26…吊元框、27…戸先
框、29…扉、30…本体部、30a…内面、31…気
密材装着部、31a…切欠部、32…垂下片、33…上
横気密材、41…親扉、42…子扉、46…戸先框、4
8…ラッチ錠、49…フランス落しのロッド、50…召
合せ煙返し、51…召合せ気密材、60…上部フランス
落し受具、61…コ字状片、62…取付片、63…穴、
64…ビス、65…ロッド挿通穴。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア枠に扉を旗丁番により開閉自在に取
    付けた開き戸において、 前記ドア枠を構成する上枠の内面における面外方向一側
    に気密材装着部を内向きに設け、この上枠の内面におけ
    る面外方向他側に垂下片を設けて扉を閉じた時にその扉
    が気密材装着部と垂下片との間に位置するようにし、 前記垂下片の下端面と扉の上端面との間の見掛けの上チ
    リを通常の開き戸の上チリとほぼ同一とし、上枠の内面
    と扉の上端面との間の上チリを前記見掛けの上チリより
    も大きくしたことを特徴とする開き戸。
  2. 【請求項2】 ドア枠に親扉と子扉を旗丁番により開閉
    自在に取付け、親扉の戸先框と子扉の戸先框とに亘って
    ラッチ錠を取付け、子扉の戸先框にフランス落しを取付
    けた開き戸において、 前記ドア枠を構成する上枠の内面における面外方向一側
    に、上横気密材を装着する気密材装着部を内向きに設
    け、この上枠の内面における面外方向他側に垂下片を設
    けて親扉、子扉を閉じた時にその親扉、子扉が気密材装
    着部と垂下片との間に位置するようにし、 前記垂下片の下端面と親扉、子扉の上端面との間の見掛
    けの上チリを通常の開き戸の上チリとほぼ同一とし、上
    枠の内面と親扉、子扉の上端面との間の上チリを前記見
    掛けの上チリよりも大きくし、 前記上枠の内面に上部フランス落し受具を取付け、その
    上枠の内面に、このフランス落し受具の穴と対向したロ
    ッド挿通孔を形成して子扉が熱伸びした時にフランス落
    しのロッドがロッド挿通穴に入り込むようにしたことを
    特徴とする開き戸。
  3. 【請求項3】 ドア枠に親扉と子扉を旗丁番により開閉
    自在に取付け、親扉の戸先框と子扉の戸先框とに亘って
    ラッチ錠を取付け、子扉の戸先框にフランス落しを取付
    けた開き戸において、 前記ドア枠を構成する上枠の内面における面外方向一側
    に、上横気密材を装着する気密材装着部を内向きに設
    け、この上枠の内面における面外方向他側に垂下片を設
    けて親扉、子扉を閉じた時にその親扉、子扉が気密材装
    着部と垂下片との間に位置するようにし、 前記垂下片の下端面と親扉、子扉の上端面との間の見掛
    けの上チリを通常の開き戸の上チリとほぼ同一とし、上
    枠の内面と親扉、子扉の上端面との間の上チリを前記見
    掛けの上チリよりも大きくし、 前記子扉の戸先框における面外方向一側に召合わせ気密
    材を装着する召合せ煙返しを戸先框の上端面まで連続し
    て設け、前記上枠の気密材装着部における召合せ煙返し
    と対向した部分を切欠きして召合せ気密材と上横気密材
    を連続させたことを特徴とする開き戸。
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