JP5299618B2 - 車両のドア構造 - Google Patents

車両のドア構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5299618B2
JP5299618B2 JP2008308212A JP2008308212A JP5299618B2 JP 5299618 B2 JP5299618 B2 JP 5299618B2 JP 2008308212 A JP2008308212 A JP 2008308212A JP 2008308212 A JP2008308212 A JP 2008308212A JP 5299618 B2 JP5299618 B2 JP 5299618B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
reinforcing member
door
side door
recess
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008308212A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010132057A (ja
Inventor
心 梅澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Co Ltd filed Critical Suzuki Motor Co Ltd
Priority to JP2008308212A priority Critical patent/JP5299618B2/ja
Publication of JP2010132057A publication Critical patent/JP2010132057A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5299618B2 publication Critical patent/JP5299618B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

本発明は、
サイドドアの車外側に配置されるドアハンドルと前記サイドドアのロック機構とを連係部材を介して連係し、前記サイドドアを閉じ側にロックしたロック状態とロックを解除したロック解除状態とに切り換え自在に構成してある車両のドア構造に関する。
車両の側面に他の車両が衝突(側面衝突)すると、車両側部に配置したサイドドアが変形し、サイドドアに設けられたドアハンドルとサイドドアのロック機構との間の連係部材がロック解除側に引っ張られてサイドドアが開放する虞がある。
このような意図しないロックの解除を防ぐ手段として、従来、アウターサイドハンドルの上部にカウンターウエイト(おもり)を設置することにより、連係部材がロック解除側に移動するのを阻止する手段があった。
しかしながら、カウンターウエイトを使う手段では車体の重量が大きくなっていた。また、カウンターウエイトのサイズが大きいために、組み付け作業の作業性の悪化や大幅なコストアップを招いていた。
上記の手段の他に、特許文献1に開示されているように、サイドドアのアウタパネルの内側に固定されたハンドルベースに箱形のロック解除規制体を設けた技術がある。この技術では、ハンドルベースはドアハンドルを回転可能に支持している。そして、ドアが変形してハンドルベースが車内側へ移動すると、それに伴って、ロック解除規制体が連係部材側に移動してロック解除規制体の切り欠きに連係部材を受け入れ、連係部材に設けた突起部を前記切り欠きの周部が下方から受け止めて、連係部材がロック解除側に下降するのを阻止する。
特開2005−325569号公報
上記特許文献1の技術によれば、ロック解除規制体をハンドルベースに設けてあったために、ハンドルベースと連係部材が離れている構造では、ロック解除規制体が長くなってロック解除規制体の剛性・強度を確保することが困難であった。
本発明は上記実状に鑑みて成されたもので、その目的は、部品点数の低減化・小型化・軽量化・製作コストの低廉化を図ることができるとともに、小型化により、組付け作業の作業性を向上させることができ、しかも、車両の側面衝突時にサイドドアのロック状態がロック解除状態に切り換わることを阻止することができて、側面衝突時のサイドドアの開放を確実に防ぐことができる車両のドア構造を提供する点にある。
本発明の特徴は、
サイドドアの車外側に配置されるドアハンドルと前記サイドドアのロック機構とを連係部材を介して連係し、前記サイドドアを閉じ側にロックしたロック状態とロックを解除したロック解除状態とに切り換え自在に構成してある車両のドア構造であって、
前記連係部材を上下方向に沿わせ、
前記サイドドアを補強する補強部材を、前記連係部材と前記サイドドアのアウタパネルとの間に前記サイドドアの幅方向に沿うように設けて、車幅方向視で前記補強部材と前記連係部材を交差させ、
前記補強部材に車外側に凹む凹部を形成し、
前記連係部材に車外側に突出する突出部を設け、
前記ロック状態で前記突出部が前記凹部の開口を臨む第1位置に位置し、
前記ロック解除状態で前記突出部が前記第1位置の下方の第2位置に位置し、
前記ロック状態で前記アウタパネルが車内側に変形して前記補強部材を車内側に押圧すると、下降する前記突出部を前記補強部材の凹部の下壁が下方から受け止めて前記突出部の前記第2位置への位置変更を阻止し、前記ロック解除状態への切り換わりを回避するよう構成してあり、
前記補強部材を車内側が開放の断面ハット状に形成し、
板面が車幅方向を向く前記補強部材の側壁と、板面が上下方向を向く前記補強部材の上壁及び下壁とで前記凹部を形成してある点にあり、この構成によれば次の作用を奏することができる。(請求項1)
前記ロック状態で自動車が側面衝突し、アウタパネルが車内側に変形して補強部材を車内側に押圧すると、下降する連係部材の突出部を補強部材の凹部の下壁が下方から受け止める。これにより、突出部の前記第2位置への位置変更を阻止し、前記ロック解除状態への切り換わりを回避する。その結果、側面衝突時のサイドドアの開放を防ぐことができる。
前記補強部材は本来の目的がサイドドアの補強であることから、変形に対して充分な強度を備えており、側面衝突の衝撃を受けた場合であっても変形しにくくて、前記突出部を補強部材の凹部の下壁で下方から確実に受け止めることができる。
また、新たな部材としては、前記連係部材に車外側に突出する突出部を設けただけであるから、例えば側面衝突時の前記ロック状態からロック解除状態への切り換わりをウエイトを用いて阻止する手段に比べて、部品点数の低減化・小型化・軽量化・製作コストの低廉化を図ることができる。さらに、小型化により、組付け作業の作業性を向上させることができ、部品同士の接触による損傷や変形等の品質不良を抑制することができる。
また、補強部材を車内側が開放の断面ハット状に形成したことで補強部材の剛性を強くすることができ、サイドドアを確実に補強することができる。しかも、板面が車幅方向を向く前記補強部材の側壁と、板面が上下方向を向く前記補強部材の上壁及び下壁とで前記凹部を形成してあるから、凹部を簡単に形成することができる。
また、前記下壁の車幅方向における長さ(下壁の幅)と、車幅方向における前記下壁と突出部の間隔と、ロック状態の突出部から前記下壁までの上下方向の間隔とを関連させて設定することで、突出部を凹部内により確実に侵入させて凹部の下壁で受け止めることができる。
そして、アウタパネルと補強部材の間にシーラーを塗布してアウタパネルの剛性を向上させたりアウタパネルに張りを持たせたりする効果を得る場合に、この効果を損なうことがない。(請求項1)
本発明において、
前記ロック状態で前記突出部の下端が前記凹部の下壁よりも高所に位置し、
前記ロック解除状態で前記突出部の下端が前記凹部の下壁よりも低所に位置すると、次の作用を奏することができる。(請求項2)
前記突出部の下端が前記凹部の下壁よりも高所に位置したロック状態で自動車が側面衝突し、アウタパネルが車内側に変形して補強部材を車内側に押圧すると、下降する連係部材の突出部を補強部材の凹部の下壁が下方から受け止める。これにより、突出部の前記第2位置への位置変更を阻止し、前記突出部の下端が前記凹部の下壁よりも低所に位置した前記ロック解除状態への切り換わりを回避する。その結果、側面衝突時のサイドドアの開放を防ぐことができる。(請求項2)
本発明において、
前記補強部材を前記連係部材と前記サイドドアのアウタパネルとの間に前記サイドドアのほぼ全幅にわたって設けてあると、次の作用を奏することができる。(請求項
ドアハンドルから離れた位置でアウタパネルが変形した場合であっても、アウタパネルで補強部材を車内側に位置変更させることができ、下降する突出部を補強部材の凹部の下壁で下方から受け止めることができる。その結果、連係部材の突出部が前記第2位置に位置変更するのを阻止して、前記ロック解除状態への切り換わりを確実に回避することができる。(請求項
本発明において、
前記連係部材を金属製のロッド状に構成し、
前記連係部材に金属板を車外側に突出する状態に溶接固着して、前記金属板の車外側の突出端部を前記突出部に構成してあると、次の作用を奏することができる。(請求項
前記連係部材に金属板を溶接固着しただけであるから、部品点数の低減化・小型化・軽量化・製作コストの低廉化をより一層図ることができる。(請求項
本発明において、
前記突出部が前記第1位置に位置した状態で、前記突出部の上下方向の中心が前記凹部の上下方向の中心よりも下方に位置していると、次の作用を奏することができる。(請求項
前記第1位置に位置した突出部から前記凹部の下壁までの距離を短くすることができる。その結果、前記ロック状態で自動車が側面衝突したときに、下降する前記突出部を補強部材の凹部の下壁で下方から早めに受け止めることができる。
これにより、突出部が前記第2位置に位置変更するのをより確実に阻止して、前記ロック解除状態への切り換わりを回避することができ、側面衝突時のサイドドアの開放を防ぎやすくすることができる。(請求項
本発明によれば、
部品点数の低減化・小型化・軽量化・製作コストの低廉化を図ることができるとともに、小型化により、組付け作業の作業性を向上させることができ、しかも、車両の側面衝突時にサイドドアのロック状態がロック解除状態に切り換わることを阻止することができて、側面衝突時のサイドドアの開放を確実に防ぐことができる車両のドア構造を提供することができた。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1(a),図1(b)は自動車のサイドドア1の内部の一部を示す図(車内側W1から見た図)である。この図に示すように、サイドドア1の車両後方側の端部に、サイドドア1の車外側W2に配置されるドアハンドルの取り付け部4を設けてある。
そして、ドアハンドルと、このドアハンドルの下方Z1に位置するサイドドア1のロック機構とを、上下方向に沿う断面円形の金属製のラッチプッシュロッド2(連係部材に相当)を介して連係し、サイドドア1を閉じ側にロックしたロック状態とロックを解除したロック解除状態とに切り換え自在に構成してある。
前記ロック状態になるとサイドドア1は開放不能になり、前記ロック解除状態になるとサイドドア1が開放可能になる。前記ラッチプッシュロッド2は昇降式に構成されており、乗員がドアハンドルを操作して前記ロック状態からロック解除状態に切り換えるに伴ってラッチプッシュロッド2が下降し、前記ロック解除状態からロック状態に切り換えるに伴ってラッチプッシュロッド2が上昇する。
また、サイドドア1を補強するリンフォース3(補強部材に相当)を、ラッチプッシュロッド2とサイドドア1のアウタパネル15との間にサイドドア1の幅方向(車両前後方向)に沿うように設け、車幅方向視でリンフォース3とラッチプッシュロッド2を交差させてある。
リンフォース3は、サイドドア1の上半部にほぼ全幅にわたって設けられており、車両後方側ほど上方に位置するように後ろ上がりに傾斜して、リンフォース3の車両後方側の端部がドアハンドルの取り付け部4に下方Z1から近接している。前記リンフォース3の後ろ上がりの傾斜角度は小さく設定されている。
図4にも示すように、リンフォース3に車外側W2に凹む凹部5を形成してある。すなわち、リンフォース3を車内側W1が開放の断面ハット状に形成し、板面が車幅方向を向くリンフォース3の側壁6と、板面が上下方向を向くリンフォース3の上壁7及び下壁8とで前記凹部5を形成してある。
リンフォース3の上壁7は車内側W1ほど上方に位置するように傾斜し、上壁7と、上壁7の車内側W1の端部から上方に延びる上側フランジ9とで形成されるコーナー部Cは円弧状に形成されている。一方、リンフォース3の下壁8は車内側W1ほど下方Z1に位置するように傾斜し、下壁8と、下壁8の車内側W1の端部から下方Z1に延びる下側フランジ10とで形成されるコーナー部Cは円弧状に形成されている。リンフォース3の側壁6と上壁7で形成されるコーナー部Cと、リンフォース3の側壁6と下壁8で形成されるコーナー部Cも円弧状に形成されている。これにより、リンフォース3のコーナー部Cに力が集中するのを抑制してリンフォース3の耐久性を向上させてある。
図示してはないが、前記上側フランジ9を、サイドドア1のアウタパネル15とインナパネルとで挟み込んでこれらを一体に溶接固着し、前記下側フランジ10を、サイドドア1のアウタパネル15とインナパネルとで挟み込んでこれらを一体に溶接固着してある。
図2に示すように、前記ラッチプッシュロッド2は、ドアハンドルに連結される上端部2Aと、ロック機構に連結される下端部2Bとが屈曲し、上下両端部間の中間部2Cが鉛直方向に一直線状に形成されている。
このラッチプッシュロッド2の中間部2Cの中央に、車両前後方向から見て横長の長方形状の金属板11を直交する状態に溶接固着して、ラッチプッシュロッド2と金属板11が直交する方向の前記金属板11の車外側W2の一端部を、車外側W2に突出する突出部12に構成してある。
つまり、ラッチプッシュロッド2に金属板11をラッチプッシュロッド2から車外側W2に突出する状態に溶接固着して、金属板11の車外側W2の突出端部を前記突出部12に構成してある。このように、ラッチプッシュロッド2に車外側W2に突出する突出部12を設けてある。
図3に示すように、金属板11は長手方向中間部が円弧状に折曲されている。そして、金属板11の円弧状部11Aがラッチプッシュロッド2の中間部11Cに車両前方側Frから外嵌して溶接固着されている。金属板11の板厚はラッチプッシュロッド2の径の約1/3に設定され、金属板11の幅(上下方向の長さ)はラッチプッシュロッド2の径よりも大きく設定されている。金属板11の前記突出部12(車外側W2の一端部)の上下一対のコーナー部Cは円弧状に形成されている。
図4に示すように、前記ロック状態でラッチプッシュロッド2の突出部12は前記凹部5の開口5Kを臨む第1位置A1に位置して、前記突出部12の下端12Kが凹部5の下壁8よりも高所に位置している。また、前記突出部12が前記第1位置A1に位置した状態で、突出部12の上下方向の中心Pが凹部5の上下方向の中心Oよりも下方に位置している
そして、前記ロック解除状態で前記突出部12が前記第1位置A1の下方Z1の第2位置A2に位置して、前記突出部12の下端12Kが凹部5の下壁8よりも低所に位置し、リンフォース3の凹部5の下壁8と下側フランジ10とで形成される円弧状のコーナー部Cに車内側W1から対向している。
ラッチプッシュロッド2の突出部12は凹部5よりも車内側W1に位置していることから、ラッチプッシュロッド2が乗員の操作により昇降する際に突出部12が凹部5の下壁8に干渉することはない。
図4,図5に示すように、前記ロック状態で自動車が側面衝突してアウタパネル15が車内側W1に向かう押圧力Fを受け、前記アウタパネル16が車内側W1に変形してリンフォース3を車内側W1に押圧し位置変更させると、下降する前記突出部12をリンフォース3の凹部5の下壁8が下方Z1から受け止めて、前記突出部12の前記第2位置A2への位置変更を阻止し、前記ロック解除状態への切り換わりを回避するよう構成してある。
これにより、側面衝突時のサイドドア1が開放することを防ぐことができる。図5に示す側面衝突の例では、凹部5の下壁8に下方Z1から受け止められた突出部12は第2位置A2よりも上方Z2の第3位置A3に位置し、前記第2位置A2への位置変更を阻止されている。
この場合、前記下壁8と、下壁8の車内側W1の端部から下方Z1に延びる下側フランジ10とで形成されるコーナー部Cは円弧状に形成されており、さらに、金属板11の前記突出部12(車外側W2の一端部)の上下一対のコーナー部Cは円弧状に形成されているので、前記突出部12をリンフォース3の凹部5に受け入れやすくすることができて、前記下壁8が突出部12を下方Z1から受け止めやすくすることができる。
また、リンフォース3は本来の目的がサイドドア1の補強であることから、変形に対して充分な強度を備えており、側面衝突の衝撃を受けた場合においても変形しにくくて、下降する突出部12をリンフォース3の凹部5の下壁8で下方Z1から確実に受け止めることができる。
そして、新たな部材としては、ラッチプッシュロッド2に金属板11を溶接固着しただけであるから、部品点数の低減化・小型化・軽量化・製作コストの低廉化をより一層図ることができる。
[別実施形態]
(1) 前記連係部材は鉛直方向に沿わせてあっても、斜め上下方向に沿わせてあってもよい。これらを特許請求の範囲で「連係部材を上下方向に沿わせ」と総称している。
(2) 前記補強部材は水平方向に沿う状態にサイドドアの幅方向に沿わせてあっても、水平方向に対して傾斜する状態にサイドドアの幅方向に沿わせてあってもよい。これらを特許請求の範囲で「サイドドアの幅方向に沿う」と総称している。
(a)は、自動車のサイドドアの内部の一部を示す図(車内側から見た図)(b)は、図1(A)のB部の拡大図 ラッチプッシュロッド(連係部材)を示す図 図2のA−A断面図 図1(b)のB−B断面図 側面衝突時の図1(b)のB−B断面図
符号の説明
1 サイドドア
2 連係部材(ラッチプッシュロッド)
3 補強部材(リンフォース)
5 凹部
5K 凹部の開口
6 補強部材の側壁
7 補強部材の上壁
8 補強部材の下壁(凹部の下壁)
11 金属板
12 突出部
12K 突出部の下端
15 アウタパネル
A1 第1位置
A2 第2位置
O 凹部の上下方向の中心
P 突出部の上下方向の中心
W1 車内側
W2 車外側
Z1 下方

Claims (5)

  1. サイドドアの車外側に配置されるドアハンドルと前記サイドドアのロック機構とを連係部材を介して連係し、前記サイドドアを閉じ側にロックしたロック状態とロックを解除したロック解除状態とに切り換え自在に構成してある車両のドア構造であって、
    前記連係部材を上下方向に沿わせ、
    前記サイドドアを補強する補強部材を、前記連係部材と前記サイドドアのアウタパネルとの間に前記サイドドアの幅方向に沿うように設けて、車幅方向視で前記補強部材と前記連係部材を交差させ、
    前記補強部材に車外側に凹む凹部を形成し、
    前記連係部材に車外側に突出する突出部を設け、
    前記ロック状態で前記突出部が前記凹部の開口を臨む第1位置に位置し、
    前記ロック解除状態で前記突出部が前記第1位置の下方の第2位置に位置し、
    前記ロック状態で前記アウタパネルが車内側に変形して前記補強部材を車内側に押圧すると、下降する前記突出部を前記補強部材の凹部の下壁が下方から受け止めて前記突出部の前記第2位置への位置変更を阻止し、前記ロック解除状態への切り換わりを回避するよう構成してあり、
    前記補強部材を車内側が開放の断面ハット状に形成し、
    板面が車幅方向を向く前記補強部材の側壁と、板面が上下方向を向く前記補強部材の上壁及び下壁とで前記凹部を形成してある車両のドア構造。
  2. 前記ロック状態で前記突出部の下端が前記凹部の下壁よりも高所に位置し、
    前記ロック解除状態で前記突出部の下端が前記凹部の下壁よりも低所に位置する請求項1記載の車両のドア構造。
  3. 前記補強部材を前記連係部材と前記サイドドアのアウタパネルとの間に前記サイドドアのほぼ全幅にわたって設けてある請求項1又は2記載の車両のドア構造。
  4. 前記連係部材を金属製のロッド状に構成し、
    前記連係部材に金属板を車外側に突出する状態に溶接固着して、前記金属板の車外側の突出端部を前記突出部に構成してある請求項1〜のいずれか一つに記載の車両のドア構造。
  5. 前記突出部が前記第1位置に位置した状態で、前記突出部の上下方向の中心が前記凹部の上下方向の中心よりも下方に位置している請求項1〜のいずれか一つに記載の車両のドア構造。
JP2008308212A 2008-12-03 2008-12-03 車両のドア構造 Active JP5299618B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008308212A JP5299618B2 (ja) 2008-12-03 2008-12-03 車両のドア構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008308212A JP5299618B2 (ja) 2008-12-03 2008-12-03 車両のドア構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010132057A JP2010132057A (ja) 2010-06-17
JP5299618B2 true JP5299618B2 (ja) 2013-09-25

Family

ID=42343841

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008308212A Active JP5299618B2 (ja) 2008-12-03 2008-12-03 車両のドア構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5299618B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5906985B2 (ja) * 2012-07-31 2016-04-20 スズキ株式会社 車両のドア構造
US8727402B2 (en) 2012-09-27 2014-05-20 Ford Global Technologies, Llc Deformation driven blocking mechanism for an automobile
JP2018134967A (ja) * 2017-02-21 2018-08-30 トヨタ自動車東日本株式会社 車両用ドア
JP6765351B2 (ja) * 2017-07-12 2020-10-07 本田技研工業株式会社 車両用ドア構造
JP7392588B2 (ja) 2020-06-24 2023-12-06 スズキ株式会社 車両用ドア構造

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0722453Y2 (ja) * 1986-12-03 1995-05-24 三菱自動車工業株式会社 ドアロツクのラツチ解錠防止装置
JPH03221681A (ja) * 1990-01-25 1991-09-30 Nissan Motor Co Ltd 自動車のドアロック装置
JP4560776B2 (ja) * 2004-09-10 2010-10-13 スズキ株式会社 ドアの開状態防止構造
JP4526359B2 (ja) * 2004-11-25 2010-08-18 ダイハツ工業株式会社 車両用ドア

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010132057A (ja) 2010-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5299618B2 (ja) 車両のドア構造
KR20140053234A (ko) 차량용 백 도어 구조
JP2017197022A (ja) 車両側部構造
JP2008239128A (ja) 自動車の側部車体構造
JP2005330689A (ja) 車両ドア開放防止構造
JP2011102485A (ja) ドアロック構造
JP5077760B2 (ja) バックドアの補強構造
JP5240324B2 (ja) 車両のフード構造
JP2005153644A (ja) 車両のドア構造
JP2009248759A (ja) 自動車のフード
JP2008105450A (ja) 車両側部構造
JP4560776B2 (ja) ドアの開状態防止構造
JP2016068603A (ja) 車両の側部車体構造
JP2011110963A (ja) 乗用車用のドア
JP2010120489A (ja) センターピラートリムの取り付け構造
JPH10147166A (ja) シートの取付構造
JP4768168B2 (ja) 自動車の車体側部構造
JP2009208729A (ja) フードロック部構造
JP4451108B2 (ja) 車両用ドアロック装置
JP6493137B2 (ja) 車両側部構造
JP7420286B2 (ja) 車両用ドア
JP2006021744A (ja) 車体側部構造
JP2020015327A (ja) 車両用ドア
JP6493184B2 (ja) 車両側部構造
JP6724077B2 (ja) 自動車のドア構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111006

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130205

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130327

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130522

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130604

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5299618

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151