JP5297769B2 - 光学素子の製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レンズ、プリズム、ミラー等の光学素子を製造する製造装置に関する。
従来、レンズ等の光学素子を高精度且つ安価に製造する製造方法として、成形用型に収容した熱可塑性素材(プリフォーム)を、加熱軟化させて加圧し、冷却して固化させることで、成形用型が有する成形面形状或いは表面粗さを転写して光学素子を成形する製造方法が用いられている。
例えば、特許文献1では、チャンバ内に複数のステージを成形用型の搬送方向に沿って多段に配置し、加熱ステージ、加圧ステージ、冷却ステージの順に成形用型を搬送して成形用型に実装された熱可塑性素材を加熱、加圧、冷却してガラスレンズを製造するガラスレンズ成形装置の提案がなされている。
特公平7−64571号公報
しかしながら、特許文献1の技術は、各ステージにおいて、成形用型を加熱する加熱ブロックの設定温度が異なるため、近接する各ステージの加熱ブロックに互いの温度が影響を与えてしまい、加熱ブロックの成形用型に当接する面の温度が均一にならないという技術的課題がある。このため、加熱ブロックから成形用型に伝導する温度が面上において温度分布及び温度変動をもってしまうという技術的課題がある。(図11参照。)
また、成形室内の不活性ガスなどによる雰囲気は、加熱ブロックの熱などの影響で対流しており、チャンバ内の温度が均一にならないため、成形用型の温度が温度分布及び温度変動をもってしまうという技術的課題がある。
また、成形室内に成形用型を搬送する搬送手段などが設けられる場合、成形室を対称に構成することが困難であるため、加熱ブロックの成形用型に当接する面や成形室内の雰囲気の温度を均一にすることがさらに困難になり、成形用型の温度が温度分布及び温度変動をもってしまうという技術的課題がある。
このように、成形用型の温度が温度分布及び温度変動をもってしまうことで、成形品の劣化やバラツキが発生してしまうという技術的課題がある。
本発明の目的は、成形用型の温度分布及び温度変動を防止し、安定して高精度な光学素子を得ることが可能な製造装置を提供することにある。
記目的を達成するために、本発明は、成形用型に実装された熱可塑性素材を加熱軟化して成形する光学素子の製造装置であって、上記成形用型を上記成形用型のプレス方向を軸として回転させる回転手段と、上記成形用型の回転中に上記成形用型を前記プレス方向から温度制御する温度制御手段と、上記成形用型の回転中に上記成形用型の前記プレス方向に交差する一方向から温度制御する第2の温度制御手段と、温度、時間、前記熱可塑性素材の変位量の何れか一つを契機に上記回転手段の回転を制御する制御手段と、を具備し、上記成形用型は、筒状のスリーブと、上記スリーブの両端に上記プレス方向に対向するように挿入される下型及び上型から構成され、上記温度制御手段は上記下型及び上型を温度制御し、上記第2の温度制御手段は上記スリーブを温度制御する光学素子の製造装置を提供する。
本発明によれば、成形用型の温度分布及び温度変動を防止し、安定して高精度な光学素子を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は本実施の形態による成形用型を模式的に示した側断面図であり、図2Aは、本実施の形態による製造装置を模式的に示した側断面図であり、図2Bは、本実施の形態による製造装置を模式的に示した平面図であり、図2Cは、本実施の形態における制御系の構成例を示したブロック図であり、図3は、本実施の形態における成形ステージの下方を拡大して示した側断面図である。
図1に示すように、成形用型1は、ガラス、プラスチックなどの熱可塑性素材2を載置する下型3と、下型3に熱可塑性素材2を挟んで対向配置される上型4と、これら下型3及び上型4を摺動自在に案内する円筒形状のスリーブ5とを具備して構成されている。
下型3(上型4)は、円柱形状の本体部を有し、この本体部の一端に成形面3a(成形面4a)が形成され、本体部の他端に本体部の外径よりも大きい外径の円板部が形成されている。
この下型3及び上型4は、スリーブ5の内部にそれぞれの成形面3a及び成形面4aが対向するようにスリーブ5の両端側から挿嵌されて配置されている。そして、上型4はスリーブ5の軸方向に摺動自在に配置されている。下型3、上型4及びスリーブ5は、一例として、タングステンカーバイド(WC)などの超硬合金を研磨して製作されている。
図2A及び図2Bに示すように、本実施形態に係る光学素子の製造装置10は、ガラス、プラスチックなどの熱可塑性素材2を成形用型1に実装して、加熱、加圧、冷却して光学素子を成形する成形手段としての製造装置10であり、成形用型1に対して加熱、加圧、冷却の工程を、それぞれ加熱ステージA、加圧ステージB及び冷却ステージCにて行ういわゆる循環型の製造装置10である。
製造装置10は、上基板11、下基板12及び側板13から構成される成形チャンバ14と、この成形チャンバ14に成形用型1が搬入される図示しない搬入チャンバと、成形チャンバ14から成形用型1が搬出される図示しない搬出チャンバとを有して構成されている。
側板13には、搬入台から成形チャンバ14内に成形用型1が搬入される際に開放する搬入シャッタ19と、成形チャンバ14から搬出台に成形用型1が搬出される際に開放する搬出シャッタ20とが設けられている。
成形チャンバ14で形成される成形室には、加熱ステージA、加圧ステージB及び冷却ステージCが成形用型1の搬送方向(スリーブ5の中心軸に対して直交する方向)に沿って配置されている。
そして、成形チャンバ14内には、成形用型1を次の成形ステージに搬送する搬送手段26を具備して構成されており、搬送手段26は、各成形ステージの成形用型1の搬送方向の上流側に配置された搬送アーム26aと、これら搬送アーム26aを搬送方向に左右
動させる搬送アーム保持部26bとを具備して構成されている。
尚、本実施の形態では、加熱ステージAを成形用型1の搬送方向の最上流側に位置する成形ステージとし、冷却ステージCを成形用型1の搬送方向の最下流側に位置する成形ステージとしている。したがって、搬入台から搬入された成形用型1は、加熱ステージA、加圧ステージB、冷却ステージCの順に搬送されて、搬出台に搬出される。
次に、成形チャンバ14に設けられた各ステージについて説明を行う。加熱ステージAは、後述する駆動手段21の駆動により成形用型1の上型4を微圧で加圧しながら成形用型1を加熱するためのものであり、加圧ステージBは駆動手段21(シリンダー)の駆動により加熱後の成形用型1の上型4を高圧で加圧しながら成形用型1の温度を熱可塑性素材2の成形温度にて光学素子形状に加熱プレス成形するためのものであり、冷却ステージCはプレス成形後の成形用型1の上型4を光学素子形状に維持するための圧力で駆動手段21によって加圧しながら成形用型1を加熱プレス時よりも低い温度で加熱しながら所定の熱履歴を経過させて冷却させるためのものである。
すなわち、これら加熱ステージA、加圧ステージB、冷却ステージCには、それぞれ、成形用型1を挟み込むように下加熱ブロック15(温度制御手段)及び上加熱ブロック16(温度制御手段)を互いに対向させて配置している。
以下、加熱ステージAの内部構成の説明を行い、加圧ステージB及び冷却ステージCについては、加熱ステージAと同一又は相当する部分に同一の符号を付してその説明を省略する。
下加熱ブロック15は、後述する下回転プレート17に当接する平面状の上面を有するプレート15aと、このプレート15aに設けられた貫通孔に挿通して配置される複数の棒状の加熱用ヒータ15bとを具備して構成されている。
プレート15aは熱伝導率の高いセラミック(例えば、窒化アルミニウム(AlN)/窒化ホウ素(BN)系のセラミックあるいは夫々の混合圧縮体(AlN−BN))で構成され、加熱用ヒータ15bは、セラミックヒータ(例えば、SiCセラミックヒータ)を用いている。
上加熱ブロック16も、下加熱ブロック15と同様に、後述する上回転プレート18に当接する平面状の下面を有するプレート16aと、このプレート16aに設けられた貫通孔に挿通して配置される加熱用ヒータ16bとを具備して構成されている。
尚、プレート16a及び加熱用ヒータ16bについては、上述した下加熱ブロック15のプレート15a及び加熱用ヒータ15bと同様のため、説明を省略する。また、下加熱ブロック15及び上加熱ブロック16には、図示しない温度調節器が接続されており、成形ステージ(加熱ステージA、加圧ステージB、冷却ステージC)毎にそれぞれ温度制御されている。
本実施の形態では、成形用型1と下加熱ブロック15との間には、成形用型1を成形用型1のプレス方向を軸として回転させる下回転プレート17(回転手段)が配置されている。同様に、成形用型1と上加熱ブロック16との間にも、上回転プレート18(回転手段)が配置されている。
下回転プレート17は、成形用型1の下方に位置し、成形用型1の下型3に当接する位置に配置されている。また、上回転プレート18は、成形用型1の上方に位置し、後述す
る駆動手段21により下降する際に成形用型1の上型4に当接する位置に配置されている。すなわち、下回転プレート17及び上回転プレート18は、成形用型1を挟み込んで互いに対向した位置に配置されている。
そして、図3に示すように、下回転プレート17の下方には、下回転プレート17の下面(背面)に当接して下加熱ブロック15が配置されている。詳述すると、下回転プレート17は、成形用型1に当接する平面状の上面を有する円板状のプレート17aと、このプレート17aの下面に位置し、プレート17aの回転方向を支持する回転軸17bとを設けて形成されている。この回転軸17bに対応して、下加熱ブロック15には、貫通孔が設けられている。すなわち、下加熱ブロック15と下回転プレート17とは、回転軸17bを下加熱ブロック15の貫通孔に挿通させて配置され、互いの面が当接して配置されている。
また、下回転プレート17の回転軸17bには、下回転プレート17を駆動させる回転駆動手段としてのモータ22が接続されている。したがって、下回転プレート17は、回転軸17bを軸として下回転プレート17のプレート17aを回転させるように構成されている。
下加熱ブロック15の下方には、下回転プレート17に下加熱ブロック15を押し当てる付勢手段としてのバネ部材23が配置されている。このように、下加熱ブロック15と下回転プレート17とは、常に当接した状態で配置されている。この時、バネ部材23は、下回転プレート17の回転を妨げない強さにより配置されている。
また、下加熱ブロック15の内部には、温度計測手段としての熱電対31が設けられている。このように熱電対31を設けることで、下加熱ブロック15の温度を把握することが可能となる。
一方、上回転プレート18の上方には、上回転プレート18の上面(背面)に当接して上加熱ブロック16が配置されている。詳述すると、上回転プレート18は、後述する駆動手段21により下降する際に成形用型1に当接する平面状の下面を有する円板状のプレート18aと、このプレート18aの上面に位置し、プレート18aの回転方向を支持する回転軸18bとを設けて形成されている。この回転軸18bに対応して、上加熱ブロック16には、貫通孔が設けられている。すなわち、上加熱ブロック16と上回転プレート18とは、回転軸18bを上加熱ブロック16の貫通孔に挿通させて配置され、互いの面が当接して配置されている。
また、上回転プレート18の回転軸18bには、ギア24が設けられている。すなわち、上回転プレート18は、下回転プレート17の回転により、回転軸18bを軸としてプレート18aを駆動手段21に対して回転させるように構成されている。
上加熱ブロック16の上方には、上回転プレート18に上加熱ブロック16を押し当てる付勢手段としてのバネ部材23が配置されている。このように、上加熱ブロック16と上回転プレート18とは、常に当接した状態で配置されている。この時、バネ部材23は、下回転プレート17の回転を妨げない強さにより配置されている。
また、上加熱ブロック16の上方には、上回転プレート18及び上加熱ブロック16を上下動に駆動させる駆動手段21が配置されている。駆動手段21は、上加熱ブロック16に接続されて上加熱ブロック16を支持する駆動軸と、駆動軸を上下動自在に昇降させるシリンダーとを具備して構成されている。
また、加圧ステージBには、熱可塑性素材の変位量を計測する変位計25が設けられている。変位計25は、上基板11の上面に保持され、駆動手段21の先端に接続されて配置されている。
図2Cに示すように、本実施の形態において、製造装置10は、各ステージの動作を制御する制御手段としての制御装置27を具備して構成されている。すなわち、制御装置27は、各ステージの加熱用ヒータ15b、16B、駆動手段21、モータ22、変位計25、熱電対31の夫々に接続されて設けられている。
以下、本実施の形態の成形装置を用いた製造方法の一例について、図1、図2A、図2B、図2C、図3及び図4を参照しながら説明する。図4は、本実施の形態の製造装置における加熱ステージA、加圧ステージB、冷却ステージCの各々の使用状態を示した使用状態側面図である。
まず、熱可塑性素材2を実装した成形用型1が図示しない搬送手段により搬入口19から成形チャンバ14内に搬入される。成形用型1が加熱ステージAの下回転プレート17上に搬送されると、加熱ステージAの駆動手段21(シリンダー)の駆動により上回転プレート18及び上加熱ブロック16が降下し、上回転プレート18が成形用型1に当接して成形用型1を狭持する。これにより、成形用型1に実装した熱可塑性素材2を所望の温度まで昇温させ、熱可塑性素材2を加熱軟化させる。
一例を示すと、加熱ステージAでは、温度が570℃〜600℃に昇温され、また、押圧力は、20kg/cmである。この状態では、熱可塑性素材2はやや軟化しており、変形が開始される。
この時、成形用型1を加熱しながら、下回転プレート17を回転させて、成形用型1を上回転プレート18と共に回転させる。下回転プレート17を加熱中に回転させることで、下回転プレート17は加熱ステージBの下加熱ブロック15や成形チャンバ14内の雰囲気などの不均一な温度の影響を受けずに、均一な温度になる。このため、下回転プレート17から成形用型1の当接する面に均一に熱を伝えることができる。また成形用型1自体も回転することで、成形チャンバ14内の雰囲気などの不均一な温度の影響を受けない。これにより、成形用型1の全体の温度が均一になり、熱可塑性素材2の全体を均一の温度で加熱することができる。
また、制御装置27は、熱電対31で計測した温度が所望の温度に到達するか、加熱後、一定の時間が経過するか、の何れかの契機により、下回転プレート17の回転を停止させる。そして、加熱ステージAで加熱された成形用型1を搬送手段26により、次の加圧ステージBに搬送される。
次に、成形用型1は、加圧ステージBの下回転プレート17上に搬送され、シリンダーの駆動により上回転プレート18及び上加熱ブロック16が降下し、下回転プレート17が成形用型1に当接して成形用型1を狭持する。これにより、熱可塑性素材2は、成形用型1の下型3の成形面3a及び上型4の成形面4aの成形面形状が転写されて、目的の形状に成形される。
一例を示すと、加圧ステージBでは、温度が600℃付近に保持され、また、押圧力は、50kg/cmである。この状態では、熱可塑性素材2は変形可能に軟化しており、かつ十分な押圧力が付与されて変形する。
この時、成形用型1を加圧しながら、下回転プレート17を回転させて、成形用型1を
回転させる。また、制御装置27は、熱電対31で計測した温度が所望の温度に到達するか、加熱後、一定時間が経過するか、あるいは、変位計25で計測した熱可塑性素材2の変位量のいずれかにより、下回転プレート17の回転を停止させる。
そして、成形用型1は、冷却ステージCの下回転プレート17上に搬送され、シリンダーの駆動により上回転プレート18及び上加熱ブロック16が降下し、下回転プレート17が成形用型1に当接して成形用型1を狭持する。これにより、熱可塑性素材2は、所望の温度まで降温させ、加圧ステージBにより成形された成形面形状が定めた形状に成形される。
一例を示すと、冷却ステージCでは、温度が600℃〜200℃に冷却され、また、押圧力は、30〜5kg/cmである。このとき、熱可塑性素材2には所定の押圧力が付与された状態で冷却が開始される。
この時、成形用型1を冷却しながら、下回転プレート17を回転させて、成形用型1を回転させる。また、加熱ステージAと同様に、制御装置27は、熱電対31で計測した温度が所望の温度に到達するか、冷却後、一定の時間が経過するか、の何れかの契機により、下回転プレート17の回転を停止させる。このように、成形用型1を回転させることで、下加熱ブロック15から成形用型1に均一に熱を伝えることができるため、熱可塑性素材2の全体を均一の温度で冷却することができる。
熱可塑性素材2の冷却が終了した後、成形用型1は、成形チャンバ14内から図示しない搬出チャンバに搬出される。そして、熱可塑性素材2が硬化する温度以下で、且つ、成形用型1が搬出チャンバから搬出されて大気に晒されても劣化しにくい温度以下まで徐冷される。
この後、成形用型1は、搬出チャンバから搬出されて図示しない搬出台上に載置される。そして、図示しない取出し手段により、成形用型1から成形された光学素子が取出される。このようにして、光学素子が成形される。
このように、各ステージにおいて、成形用型1の全体を均一の温度により加熱、加圧、冷却することで、成形用型1に伝わる温度のばらつきを防止することができ、高精度な光学素子を製造することができる。
なお、本実施の形態では、成形用型1の回転速度は一定としたが、成形用型1の回転途中で回転速度を変化させても良い。
(実施形態2)
図5Aは、本実施の形態による製造装置の一部分を模式的に示した部分側断面図であり、図5Bは、製造装置の一部分を模式的に示した部分平面図である。尚、上述した、実施形態1と同一又は相当する部分には、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態において、製造装置50は、下回転プレート17上に一対の柱状の回転規制ブロック51を具備して構成されている。この回転規制ブロック51は、成形用型の搬送方向軸上には配置されず、搬送方向軸を挟んで互いに対向した位置に搬送方向に沿って配置されている。
次に、本実施の形態に用いる成形用型の説明を行う。図6は、本実施の形態による成形用型の下型を模式的に示した斜視図である。本実施の形態において、下型63は、矩形のフランジ部63aにより構成されている。
図7Aは、本実施の形態による製造装置に成形用型を備えた状態を模式的に示した部分側断面図であり、図7Bは、製造装置に成形用型を備えた状態を模式的に示した部分平面図である。
図7Bに示すように、回転規制ブロック51は、下型63を挟んで互いに対向して配置されている。そして、回転規制ブロック51は、下型63のフランジ部63aの幅に合わせて間隔を設けて配置されている。
このように、下回転プレート17上に回転規制ブロック51を設けることで、下回転プレート17が回転する際、下回転プレート17に載置される成形用型を下回転プレート17の中心位置に位置決めすることができる。
(実施形態3)
図8Aは本実施の形態による製造装置を模式的に示した平面図であり、図8Bは、図8Aにおける線A−A´を示した側断面図であり、図8Cは、搬送手段を模式的に示した平面図である。尚、上述した、実施形態1と同一又は相当する部分には、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態では、製造装置80は、成形用型1の回転中にスリーブ5を温度制御する温度制御ローラ81(第2の温度制御手段)を具備して構成されている。
温度制御ローラ81は、成形用型1のプレス方向を軸として回転させる第1の回転ローラ82と、第1の回転ローラ82の内部に配置された成形用型1を温度制御する回転体用ヒータ83(第2の温度制御手段)(温度制御機構)とを具備して構成されている。
第1の回転ローラ82は、スリーブ5の側面に当接して配置されている。すなわち、成形用型1が下回転プレート17により回転することで、第1の回転ローラ82も成形用型1と一緒に回転するように配置されている。
第1の回転ローラ82の下方には、第1の回転ローラ82を支持するベアリング84が配置されている。また、第1の回転ローラ82の中心部には、貫通孔が設けられており、この貫通孔に挿通して配置される回転体用ヒータ83が備えられている。したがって、第1の回転ローラ82は、回転体用ヒータ83を軸にして、成形用型1の回転力を受けて回転するように配置されている。
一方、搬送アーム保持部85は、成形用型1にかかる第1の回転ローラ82の押圧力を支持する第2の回転ローラ86を具備して構成されている。そして、第2の回転ローラ86は、成形用型1を挟んで第1の回転ローラ82に対向したスリーブ5の側面に当接して配置されている。すなわち、成形用型1が下回転プレート17により回転することで、第2の回転ローラ86も成形用型1と一緒に回転するように配置されている。
以下、本実施の形態の製造装置80を用いた製造方法の一例について、図8A及び図8Bを参照しながら説明する。
まず、成形用型1を加熱ステージAの下回転プレート17上に設置する。この時、第1の回転ローラ82及び第2の回転ローラ86をスリーブ5の側面に当接した位置に設置する。
そして、下回転プレート17を回転させることで、成形用型1が安定して回転し、成形用型1の回転に伴い、第1の回転ローラ82及び第2の回転ローラ86も成形用型1と一緒に回転する。この時、第1の回転ローラ82に設けられた、回転体用ヒータ83により、第1の回転ローラ82の温度が上昇し、スリーブ5の側面に熱が伝わる。そして、成形
用型1を回転させながら、スリーブ5の側面を加熱しているため、スリーブ5の側面の全体に熱が伝わる。このように、スリーブ5の側面からも熱及び回転力を伝えることで、成形用型1の温度の均一化をより高速化させることができる。
また、一方向からの加熱で、成形用型1の全周に均一に加熱可能であるため、側面を加熱するための温度制御装置を成形用型1の全周に設置する必要がなく、製造装置80を小型化することができる。
尚、ここでは、加熱ステージAについて、説明したが、加圧ステージB、冷却ステージCにおいても、温度制御装置の温度の設定を変えて、加圧、冷却することが可能であり、成形用型1の温度の均一化をより高速化させることができる。
(実施形態4)
図9Aは、本実施の形態による製造装置を模式的に示した平面図であり、図9Bは、図9Aにおける線B−B´を示した断面図である。尚、上述した実施形態1と同一又は相当する部分には、同一の符号を付してその説明を省略する。
製造装置90は、成形用型1の回転中にスリーブ5を温度制御する流体式ヒータ91(第2の温度制御手段)を具備して構成されている。
流体式ヒータ91は、成形用型1の回転中にスリーブ5に成形用型1のプレス方向に対して直交する位置に配置されている。すなわち、流体式ヒータ91は、スリーブ5の側面の一方向から熱媒体としてのガスg0を吹き付けて加熱するものである。
以下、本実施の形態の成形装置を用いた製造方法の一例について、図9A及び図9Bを参照しながら説明する。
まず、成形用型1を加熱ステージAの下回転プレート17上に設置する。そして、下回転プレート17及び上回転プレート18により成形用型1を狭持させて下回転プレート17の駆動により成形用型1が回転する。
この時、スリーブ5の側面の一方向からガスg0を吹き付ける。このように、成形用型1を回転させながら、スリーブ5の側面にガスg0を吹き付けて加熱しているため、スリーブ5の側面の全体に熱が伝わる。
これにより、成形用型1を回転させながら、スリーブ5の側面からも温度制御することで、成形用型1の温度の均一化をより高速化させることができる。
また、本実施の形態によれば、成形用型1を回転させながら、一方向からのガスを吹き付けることで、成形用型1の全周にガスg0が均一に吹き付けられるため、側面を温度制御するための温度制御装置を成形用型1の全周に設置する必要がなく、製造装置90を小型化することができる。
尚、ここでは、加熱ステージAについて、説明したが、加圧ステージB、冷却ステージCにおいても、温度制御装置の温度の設定を変えて、加圧、冷却することが可能であり、成形用型1の温度の均一化をより高速化させることができる。
(実施形態5)
図10は、本実施の形態による製造装置を模式的に示した側断面図である。尚、上述した実施形態1と同一又は相当する部分には、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態では、製造装置100は、単一の成形ステージで全工程(加熱、加圧、れ冷却)を行う製造装置100である。成形用型101は、一つのステージに固定して配置
されている。つまり、成形用型101は、熱可塑性素材102を載置する下型103、熱可塑性素材102を挟んで下型103に対向した位置に配置される上型104から構成されており、下型103及び上型104は、夫々、下回転プレート17及び上回転プレート18の下型及び上型との当接面上に設けられた下アタッチメント106及び上アタッチメント107により固定されて配置されている。従って、上述した実施形態1から4のように、スリーブにより下型及び上型が摺動自在に案内されるものではない。
製造装置100は、上基板111、下基板112及び側板113から構成される成形チャンバ114内に成形用型101を加熱、加圧、冷却するステージを配置して構成されている。
側板113には、搬送アーム117により搬入台から成形チャンバ114に熱可塑性素材102が搬入される際に開放する搬入シャッタ115と、成形チャンバから搬出台に熱可塑性素材102が搬出される際に開放する搬出シャッタ116とが設けられている。
ステージの下方には、下型103を載置する下回転プレート17と、下回転プレート17に当接した位置に配置され、成形用型101を加熱する下加熱ブロック15とを具備して構成されている。
本実施の形態では、上述したように、成形用型101は、下型103、上型104から構成されているため、下回転プレート17の下型103の載置面には、下型103を固定する下アタッチメント106を具備して構成されている。
一方、ステージの上方には、上型104を保持する上回転プレート18と、上回転プレート18に当接した位置に配置され、成形用型101を加熱する上加熱ブロック16とを具備して構成されている。
この上回転プレート18は、回転駆動手段としてのモータ108によって回転可能となっている。また、モータ22とモータ108とは、制御装置によって制御されており、下回転プレート17と上回転プレート18とが同期して回転できるようになっている。
本実施の形態では、上述したように、成形用型101は、下型103、上型104から構成されているため、上回転プレート18の上型104の保持面にも、上型104を固定する上アタッチメント107を具備して構成されている。
以下、本実施の形態の成形装置を用いた製造方法の一例について、図10を参照しながら説明する。
まず、搬送アーム117により下型103の成形面上に熱可塑性素材102を載置する。そして、シリンダーを駆動させて上型104を下降させ、下型103及び上型104の間に熱可塑性素材102を挟み込んで熱可塑性素材102を加熱軟化させる。
この時、下回転プレート17及び上回転プレート18により下型103及び上型104を成形用型101のプレス方向を軸にして回転させる。このように下型103及び上型104を回転させることで、下加熱ブロック15及び上加熱ブロック16の熱が下型103及び上型104の全体に均一に伝わり、成形用型101の全体を均一に加熱することができる。
次に、熱可塑性素材102を転移点以上で且つ軟化点以下まで加熱軟化させた後、シリンダーを駆動させて上型104を更に下降させることで熱可塑性素材102を加圧しながら所望の形状に成形する。
そして、熱可塑性素材102の加圧成形が終了した後、下加熱ブロック15及び上加熱ブロック16の温度を下げ、例えば、下型103及び上型104の成形面が外気に触れても酸化しない温度になるまで冷却する。この間、下回転プレート17及び上回転プレート18は、所望の温度に到達するか、加熱後、一定の時間が経過するか、の何れかの契機により回転を停止させる。
冷却が終了した後、シリンダーの駆動により上型104を上昇させ、搬送アーム117により、熱可塑性素材102を成形チャンバ114内から搬出する。その後、搬送アーム117から成形された光学素子を取り出すことにより、光学素子の製造が完了する。
このように、加熱時、加圧時、冷却時に成形用型101を回転させることで、成形用型101に伝わる温度のばらつきを防止することができ、高精度な光学素子を製造することができる。
(付記1)
一対の上型及び下型とこれらを嵌挿するスリーブとを有する型セット内で成形素材を成形する光学素子の製造方法において、上記型セットを回転させる工程と、上記型セットをプレスして上記成形素材を成形する工程とを備えることを特徴とする光学素子の製造方法。
(付記2)
成形工程に応じて、回転の有無又は速度を温度、時間、熱可塑性素材の変位量に応じて変化させることを特徴とする。
(付記3)
回転中に一方向から加熱あるいは冷却を行うことを特徴とする。
本発明の実施形態の成形用型を模式的に示した側断面図である。 本発明の実施形態1の製造装置を模式的に示した側断面図である。 本発明の実施形態1の製造装置を模式的に示した平面図である。 本発明の実施形態1の制御系の構成例を示したブロック図である。 本発明の実施形態1の成形ステージの下方を拡大して示した拡大側断面図である。 本発明の実施形態1の製造装置に使用状態を示した使用状態側面図である。 本発明の実施形態2の製造装置の一部分を模式的に示した部分側断面図である。 本発明の実施形態2の製造装置の一部分を模式的に示した平面図である。 本発明の実施形態2の成形用型の下型を模式的に示した斜視図である。 本発明の実施形態2の製造装置の一部分の使用状態を示した使用状態側断面図である。 本発明の実施形態2の製造装置の一部分の使用状態を示した使用状態平面図である。 本発明の実施形態3の製造装置を模式的に示した平面図である。 図8Aにおける線A−Aを模式的に示した側断面図である。 本発明の実施形態3の搬送手段を模式的に示した平面図である。 本発明の実施形態4の製造装置を模式的に示した平面図である。 図9Aにおける線B−Bを模式的に示した側断面図である。 本発明の実施形態5の製造装置を模式的に示した側断面図である。 従来の製造装置における下加熱ブロックの上面の温度分布を示した温度分布表である。
符号の説明
1 成形用型
2 熱可塑性素材
3 下型
3a 成形面
4 上型
4a 成形面
5 スリーブ
10 製造装置
11 上基板
12 下基板
13 側板
14 成形チャンバ
15 下加熱ブロック
15a プレート
15b 加熱用ヒータ
16 上加熱ブロック
16a プレート
16b 加熱用ヒータ
17 下回転プレート
17a プレート
17b 回転軸
18 上回転プレート
18a プレート
18b 回転軸
19 搬入シャッタ
20 搬出シャッタ
21 駆動手段
22 モータ
23 バネ部材
24 ギア
25 変位計
26 搬送手段
26a 搬送アーム
26b 搬送アーム保持部
27 制御装置
31 熱電対
50 製造装置
51 回転規制ブロック
63 下型
63a フランジ部
80 製造装置
81 加熱ローラ
82 第1の回転ローラ
83 回転体用ヒータ
84 ベアリング
85 搬送アーム保持部
86 第2の回転ローラ
90 製造装置
91 流体用ヒータ
100 製造装置
101 成形用型
102 熱可塑性素材
103 下型
104 上型
106 下アタッチメント
107 上アタッチメント
108 モータ
111 上基板
112 下基板
113 側板
114 成形チャンバ
115 搬入シャッタ
116 搬出シャッタ
A 加熱ステージ
B 加圧ステージ
C 冷却ステージ
g0 ガス

Claims (4)

  1. 成形用型に実装された熱可塑性素材を加熱軟化して成形する光学素子の製造装置において、
    前記成形用型を前記成形用型のプレス方向を軸として回転させる回転手段と、
    前記成形用型の回転中に前記成形用型を前記プレス方向から温度制御する温度制御手段と、
    前記成形用型の回転中に前記成形用型の前記プレス方向に交差する一方向から温度制御する第2の温度制御手段と、
    温度、時間、前記熱可塑性素材の変位量の何れか一つを契機に前記回転手段の回転を制御する制御手段と、
    を具備し、
    前記成形用型は、筒状のスリーブと、前記スリーブの両端に前記プレス方向に対向するように挿入される下型及び上型から構成され、前記温度制御手段は前記下型及び上型を温度制御し、前記第2の温度制御手段は前記スリーブを温度制御する、
    ことを特徴とする光学素子の製造装置。
  2. 前記第2の温度制御手段は、前記成形用型の前記スリーブに当接し、前記成形用型の前記プレス方向を軸として回転する第1の回転ローラと、
    前記第1の回転ローラの内部に挿通して配置され、前記スリーブを温度制御する温度制御機構と、を具備すること、
    を特徴とする請求項記載の光学素子の製造装置。
  3. 前記第2の温度制御手段は、前記成形用型の回転中に前記スリーブに前記成形用型の前記プレス方向に交差する一方向から熱媒体としてガスを吹き付けて温度制御する流体式ヒータを具備すること、
    を特徴とする請求項記載の光学素子の製造装置。
  4. 前記回転手段は、前記成形用型の前記上型及び前記下型を狭持する回転プレートからなり、前記回転プレートに前記回転プレートの回転を妨げることなく前記温度制御手段を前記回転プレートの背面に押し当てる付勢手段を具備すること、
    を特徴とする請求項記載の光学素子の製造装置。
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