JP5291991B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、高精度かつ高性能な抵抗素子を搭載した半導体装置およびその製造方法に関する。
RFアナログLSIにおいては、高性能な容量素子と抵抗素子とインダクタ素子等を含む回路を構成することが重要な要素となる。特に、LSIにおける抵抗素子に関しては、従来ポリシリコン抵抗素子が用いられてきたが、パッケージ実装工程で加わる温度や通電時の自己発熱による温度上昇によって抵抗値が変動し、高精度アナログ回路を構成する上で問題となっていた。
特許文献1には、ポリシリコン層にイオン打込みした不純物の活性化アニール時にポリシリコン層が酸化されてポリシリコン抵抗素子の抵抗値が変動することを防止する為に、ポリシリコン層の上面及び側面を覆うナイトライド膜を形成した後にポリシリコン層中の不純物の活性化アニールを行う技術が開示されている。
また、上記の問題を解決するために、従来、単体抵抗素子で広く用いられてきた、抵抗値の周波数依存性と抵抗温度係数が小さく、実装・使用時の熱に対しても安定な窒化タンタル(TaN)系材料などのメタル抵抗素子を微細LSIプロセスに取り込むことが重要な課題となっている。
特許文献2に記載のメタル抵抗素子を図2に示す。特許文献2のメタル抵抗素子では、基板2上に有機膜8を形成し200〜400℃のキュアリングを行ない、その後、無機材料からなる酸化防止層15を形成することで、有機膜8からの酸化成分拡散を抑制してTaNに代表される抵抗体3の酸化による抵抗変動を防止している。また、抵抗体3は、酸化防止層15と真空中で一貫成膜を行ない、さらに、抵抗体3自体の構造を基板側低抵抗層3bと表面側高抵抗層3aとの2層構造として表面側の酸化の影響を表面側高抵抗層3a部分に留めることで、実際に抵抗体として機能する基板側低抵抗層3b部分への上下からの酸化による影響を防止している。
特開平5−275619号公報 特開2004−14769号公報
しかし、特許文献2のメタル抵抗素子は単体での抵抗素子のため大きさが数十μmと大きく、このまま微細LSIプロセスに取り込んだ場合、抵抗素子部分の面積が増大してしまう。微細LSIプロセスへの取り込みのためには、抵抗素子線幅を微細化し抵抗素子面積低減することが必須となる。しかし、抵抗素子線幅を微細化した場合には必然的に抵抗体の断面面積に占める側面部分の比率が増加するため、側面部分の酸化による影響が無視できなくなる。
さらに、従来例ではレジスト5で保護された部分以外に、導通部6と電極7を形成後、パッケージに実装して完成となるが、LSIプロセスの場合、抵抗体形成をLSIチップ中に取り込むには、抵抗体形成後も≧400℃以上の熱負荷が加わる工程を複数回通過させる必要があり、多層配線絶縁膜を形成するCVD膜からの酸素・水分等が拡散することで抵抗素子が酸化されて、抵抗値のバラツキが増大してしまう。
本発明者らがLSI多層配線構造中にTaN抵抗素子を取り込んで形成した場合に発生した抵抗値変動の結果を説明する。図3と図4に今回評価を行った構造の断面模式図を示す。TaN抵抗素子301に対して酸化防止層の目的でSiN膜102,103にて上下はさみ込んだ構造を形成し、その上層のメタル配線パターン501aの有無での抵抗値変動を比較した。
図5は、多層配線中に図3の上層メタル配線パターン有り構造と図4の上層メタル配線パターン無し構造において、TaN抵抗素子の形成初期の抵抗値が400℃の熱負荷が加わることでどのように変動したかを示したものである。なお、TaN抵抗素子は、膜厚が20nmで抵抗幅が500nmで形成している。本構造においては、TaN抵抗素子の側面がプラズマCVD膜で形成された酸化珪素膜106を介して上下の酸化珪素膜101,107とつながった構造となっている。プラズマCVD膜で形成された酸化珪素膜101,106,107は、400℃の熱負荷が加わった場合に図6の昇温脱離スペクトル分析結果に示すように膜中よりH2Oが脱離する。そのためTaN抵抗素子の側壁部分が酸化されて実効的な抵抗幅が減少して抵抗値が上昇してしまう。この時、上層のメタル配線パターンの有無で酸化源のH2Oを発生させる酸化珪素膜の量が異なり、その結果、周囲の酸化珪素膜の量が多い図4の構造の方がTaN抵抗素子の酸化が進み、より抵抗値が上昇する結果となった。また、上層の配線パターンレイアウトによって抵抗変動率に差が生じることで、形成時には同じ形状のメタル抵抗素子でも、熱処理が加わることによって抵抗値が異なる結果となった。このように、TaNに代表される金属抵抗体を用いたメタル抵抗素子をLSI多層配線構造中に作り込んだ場合には、微細化と熱負荷に起因して、抵抗値の上下配線パターンレイアウト依存性や精度劣化等の問題が発生することが判明した。
また、特許文献1では、ポリシリコン抵抗素子の抵抗値変動を防止する為に、ポリシリコン層の側面をナイトライド膜で覆っているが、このナイトライド膜はポリシリコン層の側面のみならず上面も覆う為にウェハ全面に堆積して形成している。この為、特許文献1の従来技術を図4,図5のLSI多層配線構造中のメタル抵抗素子に適用した場合には、メタル抵抗素子を形成した後のプラグ204用の接続孔の加工プロセスにおいて、エッチング条件の切り替えを行わなければならず、加工プロセスが複雑になるといった問題が生じてしまう。更には、ナイトライド層によってメタル抵抗素子の下の配線層500と上の配線層501間の寄生容量が増大してしまうといった問題も生じてしまう。
本発明は、TaNに代表される金属抵抗体を用いたメタル抵抗素子をLSI多層配線構造中に作り込む場合に発生する、上下配線パターンレイアウト依存性や精度劣化の問題を解決すると同時に、LSI多層配線構造に対するプロセス付加の問題や寄生容量増大の問題を解決することを目的としている。
上記課題を達成する為の本発明に係わる半導体装置は、メタル抵抗素子の下面に形成された下面酸化防止絶縁膜と、上面に形成された上面酸化防止絶縁膜と、下面酸化防止絶縁膜及び上面酸化防止絶縁膜とは別工程で、ウェハ全面に堆積した後に異方性エッチングを施しメタル抵抗素子の側面近傍にのみ形成された側面酸化防止絶縁膜とを有することを特徴する。
本発明によれば、メタル抵抗素子が酸化されて抵抗値が上昇するのを防止することができると同時に、加工プロセスを複雑にすることなく金属配線層間の寄生容量の増大を防止することができる。
以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に基づく半導体装置の断面模式図である。また、図7A〜図7Mは、本発明の実施例1に基づく半導体装置の製造方法を示す断面模式図である。以下、製造方法から順を追って説明する。
図7Aは、メタル抵抗素子の下地に形成されている多層配線構造である。まず、半導体素子基板99上に窒化珪素膜及び酸化珪素膜等で1000nm程度の第一層間絶縁膜100を形成した後に、チタン膜30nm程度の上に窒化チタン膜100nm程度を堆積した構造からなるバリア膜とタングステンからなる第一導電性接続孔プラグ200を形成する。次に、スパッタ法を用いて、500nm程度の第一アルミニウム合金膜202aと、その上下層にチタン膜が10〜30nm程度でその上に窒化チタン膜20〜100nmから成る第一下層バリア膜201aと第一上層バリア膜201bを形成し、リソグラフィー法とドライエッチ法を用いて第一金属配線層500を形成する。その上にCVD法を用いて、200〜400℃程度の温度にて酸化珪素膜を堆積し、これを化学的機械研磨法にて平坦化を実施することで第二層間絶縁膜101を形成する。
図7Bは、図7Aの構造の上に、メタル抵抗素子の下面酸化防止層として、CVD法を用いて成膜の過程及び膜中に酸素が含まれない窒化珪素(SiN)膜,炭化珪素(SiC)膜又は窒化炭化珪素(SiCN)膜等の絶縁膜102を50nm程度堆積した状態である。
図7Cは、第一金属配線層500とメタル抵抗素子を電気的に結線するために、リソグラフィー法とドライエッチ法を用いて接続孔を形成した後に、チタン膜10nm程度の上に窒化チタン膜50nm程度を堆積した構造からなるバリア膜とタングステンからなる第二導電性接続孔プラグ203を形成した状態である。
次に、図7Dに示すように、メタル抵抗素子となる金属膜,金属窒化膜又は金属シリサイド膜からなる抵抗体301を10〜50nm程度堆積した上に、上面酸化防止層としてCVD法を用いて成膜の過程及び膜中に酸素が含まれない窒化珪素(SiN)膜,炭化珪素(SiC)膜又は窒化炭化珪素(SiCN)膜等の絶縁膜103を50nm程度堆積する。さらに、上面酸化防止層103と異なる材料からなり上面酸化防止層103とのエッチング選択比のとれる絶縁膜104を堆積する。この絶縁膜104は、本発明における1つの特徴点であり、上面酸化防止層103,抵抗体301,下面酸化防止層102のどれよりも厚く形成することが好ましく、特に好ましくは、上面酸化防止層103,抵抗体301,下面酸化防止層102の3層の厚さよりも厚く形成する。本実施例では、絶縁膜104として酸化珪素膜104をCVD法にて100〜200nm程度堆積した。
次に、図7Eに示すように、絶縁膜104をリソグラフィー法とドライエッチ法を用いて、形成するメタル抵抗素子の平面形状と同一形状に加工した後にその加工マスクとして用いたレジスト膜を酸素プラズマ雰囲気で除去する。絶縁膜104は上面酸化防止層(SiN,SiC,SiCN)103とのエッチング選択比のとれる材料(SiO)で形成している為、絶縁膜104のエッチングの際に、上面酸化防止層103がエッチングストッパー層として機能する。その後、図7Fに示すように、加工された絶縁膜104をマスクとして用いて上面酸化防止層103と抵抗体301と下面酸化防止層102とを酸素を含まないドライエッチ法を用いて加工し、メタル抵抗素子301とその上下の上面酸化防止絶縁膜103と下面酸化防止絶縁膜102を形成する。
本発明の1つの特徴点は、上面酸化防止層103上にメタル抵抗素子301と同一平面形状の絶縁膜104を形成し、これをマスクとして用いて上面酸化防止層103をエッチングする点である。絶縁膜104を形成せずに、上面酸化防止層103をレジスト膜をマスクとして用いてエッチング除去した場合には、酸素プラズマ雰囲気によるレジスト膜の除去(アッシング処理)の際に抵抗体301の露出面から酸化が進行し、形成されるメタル抵抗素子301の抵抗上昇が生じてしまう。本発明では、アッシング処理時に抵抗体301が上面酸化防止層103で覆われていて露出していないので、形成されるメタル抵抗素子301の抵抗上昇を招くことがない。
次に、図7Gに示すように、側面酸化防止絶縁膜を形成するため、絶縁膜104を除去することなくCVD法を用い成膜の過程及び膜中に酸素が含まれない窒化珪素(SiN)膜,炭化珪素(SiC)膜又は窒化炭化珪素(SiCN)膜等の絶縁膜105aを100nm程度堆積する。
その後、図7Hに示すように、記絶縁膜105aを絶縁膜104と上面酸化防止絶縁膜103とメタル抵抗素子301と下面酸化防止絶縁膜102の4層の積層膜の側面以外の部分に関してドライエッチ法により除去し、側面酸化防止絶縁膜105を形成する。この時のドライエッチは、異方性(平坦部分エッチング速度>側面部分エッチング速度)で、絶縁膜104とのエッチング選択比がとれた絶縁膜105aのエッチング速度が酸化珪素膜104よりも速い条件で、上面酸化防止絶縁膜103上の絶縁膜104がエッチング終了時に残存する条件で行う。上記異方性エッチングにより形成された側面酸化防止絶縁膜の水平方向の膜厚は上方に向かうにつれて徐々に薄くなるようになっている。
本発明の1つの特徴点は、図7Fにおいてマスクとして用いた絶縁膜104を除去せずに、これを上面酸化防止絶縁膜103の保護膜として、及び、側面酸化防止絶縁膜の膜厚を確保する為の機能膜として用いる点である。
絶縁膜104を除去した後に側面酸化防止絶縁膜105を形成した場合には、絶縁膜105aに上面酸化防止絶縁膜103と同一材料を用いると異方性エッチングで上面酸化防止絶縁膜103の上面もエッチングされて上面酸化防止絶縁膜103が薄くなってしまうといった問題が生じてしまう。本発明では、絶縁膜104が上面酸化防止絶縁膜103の保護膜として機能し、上面酸化防止絶縁膜103の削れを防止することができる。なお、絶縁膜105aを、酸化防止機能を有し、かつ、上面酸化防止絶縁膜103とのエッチング選択比が取れる上面酸化防止絶縁膜103と異なる材料とすれば、上面酸化防止絶縁膜103の削れの問題は多少抑えられるが、酸化防止絶縁膜として複数種類の材料膜を使用しなければならず、製造プロセスが複雑かつコスト高なものとなってしまう。
さらに、絶縁膜104を除去した後に側面酸化防止絶縁膜105を形成した場合には、側面酸化防止絶縁膜105が形成される側面が上面酸化防止絶縁膜103,メタル抵抗素子301,下面酸化防止防止膜102の3層の積層膜の側面となっているので更に絶縁膜104が積まれた4層の積層膜に比べて高さが低く、メタル抵抗素子301の高さ部分での側面酸化防止絶縁膜105の水平方向厚さが十分に確保できなくなるといった問題が生じてしまう。本発明では、絶縁膜104によって、側面酸化防止絶縁膜105が形成される側面の高さが高くすることができ、メタル抵抗素子301の高さ部分での側面酸化防止絶縁膜105の水平方向厚さを十分に確保することができる。この側面酸化防止絶縁膜105の十分な膜厚確保の為に、上述したように、絶縁膜104の膜厚は、上面酸化防止絶縁膜103,メタル抵抗素子301,下面酸化防止絶縁膜102のどれよりも厚くすることが好ましく、更には、上面酸化防止絶縁膜103,メタル抵抗素子301,下面酸化防止絶縁膜102の3層の積層膜の厚さよりも厚くすることが特に好ましい。
図7Iは、CVD法を用いて、200〜400℃程度の温度にて酸化珪素膜を堆積し、これを化学的機械研磨法にて平坦化を実施することで第三層間絶縁膜106を形成した状態である。
図7Jは、第一金属配線層500と上層配線を電気的に結線するために、リソグラフィー法とドライエッチ法を用いて接続孔を形成した部分に、チタン膜10nm程度の上に窒化チタン膜50nm程度を堆積した構造からなるバリア膜とタングステンからなる第三導電性接続孔プラグ204を形成した状態である。
図7Kは、メタル抵抗素子301と上層配線を電気的に結線するために、リソグラフィー法とドライエッチ法を用いて接続孔205aを形成した後にレジスト膜を除去した状態である。接続孔205aのドライエッチ条件に関しては、第三層間絶縁膜106及び絶縁膜104のエッチング速度よりも上面酸化防止絶縁膜103のエッチング速度の方が遅く、上面酸化防止絶縁膜103が第三層間絶縁膜106及び絶縁膜104のエッチング終了時に残存する条件で行う。これにより、エッチング後にレジスト膜を酸素プラズマ雰囲気で除去する際に、上面酸化防止絶縁膜103がメタル抵抗素子301を保護しているために、メタル抵抗素子301の酸化による抵抗上昇を防止することができる。その後、接続孔205aのパターンをマスクにレジスト膜を用いることなく、酸素を用いない異方性ドライエッチ(平坦部分エッチング速度>側面部分エッチング速度)でメタル抵抗素子301の上面酸化防止絶縁膜103の除去を行う。これにより、メタル抵抗素子301と上層配線が電気的に結線可能となると同時に、レジスト膜を用いない加工のため酸素プラズマ雰囲気によるレジスト膜除去の必要が無く、露出したメタル抵抗素子301が酸化されて抵抗上昇することがない。
図7Lは、メタル抵抗素子301と上層配線を電気的に結線するために、チタン膜10nm程度の上に窒化チタン膜50nm程度を堆積した構造からなるバリア膜とタングステンからなる第四導電性接続孔プラグ205を形成した状態である。
図7Mは、は、スパッタ法を用いて、500nm程度の第二アルミニウム合金膜207aと、その上下層にチタン膜が10〜30nm程度でその上に窒化チタン膜20〜100nmから成る第二下層バリア膜206aと第二上層バリア膜206bを形成し、リソグラフィー法とドライエッチ法を用いて第二金属配線層501形成した状態である。
続いて、CVD法を用いて、200〜400℃程度の温度にて酸化珪素膜を堆積し、これを化学的機械研磨法にて平坦化を実施することで第四層間絶縁膜107を形成して、図1に示す本発明の実施例1に基づく半導体装置が完成する。
本発明の実施例1に基づく半導体装置によれば、メタル抵抗素子301の側面を側面酸化防止絶縁膜105で覆っているため、メタル抵抗素子301が酸化されて抵抗値が上昇するのを防止することができる。本実施例1の構造でメタル抵抗阻止の酸化を防止して、上下配線パターンレイアウト依存性を解消した結果を図8に示す。従来、図4の上層メタル配線パターン無しの場合は、図5に示したようにメタル抵抗素子301の抵抗値が酸化により上昇し、多層配線工程内で400℃相当の熱処理が80分追加されると、図8の左側に示すように抵抗値変動率が16%にも達していた。これに対して、本発明によれば、図2のように上層メタル配線パターン無しの場合であっても、図8の右側に示すようにTaNでメタル抵抗素子301形成後に、多層配線工程内で400℃相当の熱処理を80分追加しても抵抗変動率が1%以下と極めて安定な結果を得ることができている。
また、本発明における側面酸化防止絶縁膜105は、酸化バリア機能を有する絶縁膜105aを全面に堆積した後に、特別なマスクを用いることなく異方性エッチングによってメタル抵抗素子301側面近傍以外のメタル抵抗素子301の上方及び下地の第二層間絶縁膜101上の絶縁膜105aを除去して形成される膜である。このため、加工プロセスを複雑にすることなく金属配線層間の寄生容量の増大を防止することができる。
なお、本発明による抵抗値上昇の防止,寄生容量増大の防止等の効果は、上面酸化防止絶縁膜103上に絶縁膜104を形成しなくとも得られるものである。
本実施例1では、第一金属配線層500と第二金属配線層501にはドライエッチ法で加工したアルミニウム合金膜を主とした配線層を用い、更にそれを接続する導電性接続孔プラグ204にはタングステンを主とした金属膜を用いているが、これらに関してダマシン法を用いたアルミニウム配線層や銅配線層を用いることも可能であり、以下、実施例2において詳細に説明する。
図9は、本発明の実施例2に基づく半導体装置の断面模式図である。また、図10A〜図10Lは、本発明の実施例2に基づく半導体装置の製造方法を示す断面模式図である。以下、製造方法から順を追って説明する。
図10Aは、メタル抵抗素子の下地に形成されている多層配線構造である。まず、半導体素子基板99上に窒化珪素膜及び酸化珪素膜等で1000nm程度の第一層間絶縁膜100を形成した後に、チタン膜10nm程度の上に窒化チタン膜20nm程度を堆積した構造からなるバリア膜とタングステンからなる第一導電性接続孔プラグ200を形成する。次に、酸化珪素及びフッ素又は炭素を含む酸化珪素層からなる第一ダマシン層間絶縁膜101aをCVD法によって堆積し、リソグラフィー法とドライエッチ法を用いて第一金属配線層500を形成する部分の第一ダマシン層間絶縁膜101aを除去する。その後、スパッタ法を用いて、10nm程度のタンタルとその上に10nm程度の窒化タンタルを堆積した第一下層バリア膜201aを成膜後に、スパッタ法とメッキ法を用いて第一銅配線膜202bを形成し、化学的機械研磨法にて第一ダマシン層間絶縁膜101aの上面に存在する第一銅配線膜202b及び第一下層バリア膜201aを取り除くことで第一金属配線層500を形成する。その上に、CVD法を用いて、SiCN膜を第一銅拡散防止絶縁膜101bとして堆積する。
図10Bは図10Aの構造の上に、メタル抵抗素子の下面酸化防止層として、CVD法を用いて成膜の過程及び膜中に酸素が含まれない窒化珪素(SiN)膜,炭化珪素(SiC)膜又は窒化炭化珪素(SiCN)膜等の絶縁膜102を50nm程度堆積した状態である。
図10Cは、第一金属配線層500とメタル抵抗素子を電気的に結線するために、リソグラフィー法とドライエッチ法を用いて接続孔203aを形成した状態である。
次に、図10Dに示すように、メタル抵抗素子となる金属膜,金属窒化膜又は金属シリサイド膜からなる抵抗体301を10〜50nm程度堆積した上に、上面酸化防止層としてCVD法を用いて成膜の過程及び膜中に酸素が含まれない窒化珪素(SiN)膜,炭化珪素(SiC)膜または窒化炭化珪素(SiCN)膜等の絶縁膜103を50nm程度堆積する。さらに、上面酸化防止層103と異なる材料からなり上面酸化防止層103とのエッチング選択比のとれる絶縁膜104を堆積する。この絶縁膜104は、本発明における1つの特徴点であり、上面酸化防止層103,抵抗体301,下面酸化防止層102のどれよりも厚く形成することが好ましく、特に好ましくは、上面酸化防止層103,抵抗体301,下面酸化防止層102の3層の厚さよりも厚く形成する。本実施例では、絶縁膜104として酸化珪素膜104をCVD法にて100〜200nm程度堆積する。
次に、図10Eに示すように、絶縁膜104をリソグラフィー法とドライエッチ法を用いて、メタル抵抗素子の平面形状と同一形状に加工した後にその加工マスクとして用いたレジスト膜を酸素プラズマ雰囲気で除去する。絶縁膜104は上面酸化防止層(SiN,SiC,SiCN)103とのエッチング選択比のとれる材料(SiO)で形成している為、絶縁膜104のエッチングの際に、上面酸化防止層103がエッチングストッパー層として機能する。その後、図10Fに示すように、加工された絶縁膜104をマスクとして用いて上面酸化防止層103と抵抗体301と下面酸化防止層102とを酸素を含まないドライエッチ法を用いて加工し、メタル抵抗素子301とその上下の上面酸化防止絶縁膜103と下面酸化防止絶縁膜102を形成する。
本発明の1つの特徴点は、上面酸化防止層103上にメタル抵抗素子301と同一平面形状の絶縁膜104を形成し、これをマスクとして用いて上面酸化防止層103をエッチングする点である。絶縁膜104を形成せずに、上面酸化防止層103をレジスト膜をマスクとして用いてエッチング除去した場合には、酸素プラズマ雰囲気によるレジスト膜の除去(アッシング処理)の際に抵抗体301の露出面から酸化が進行し、形成されるメタル抵抗素子301の抵抗上昇が生じてしまう。本発明では、アッシング処理時に抵抗体301が上面酸化防止層103で覆われていて露出していないので、形成されるメタル抵抗素子301の抵抗上昇を招くことがない。
次に、図10Gに示すように、側面酸化防止絶縁膜を形成するため、絶縁膜104を除去することなく、CVD法を用い成膜の過程及び膜中に酸素が含まれない窒化珪素(SiN)膜,炭化珪素(SiC)膜又は窒化炭化珪素(SiCN)膜等の絶縁膜105aを100nm程度堆積する。
その後、図10Hに示すように、絶縁膜105aを絶縁膜104と上面酸化防止絶縁膜103とメタル抵抗素子301と下面酸化防止絶縁膜102の4層の積層膜の側面以外の部分に関してドライエッチ法により除去し、側面酸化防止絶縁膜105を形成する。この時のドライエッチは、異方性(平坦部分エッチング速度>側面部分エッチング速度)で、絶縁膜104とのエッチング選択比がとれた絶縁膜105aのエッチング速度が酸化珪素膜104よりも速い条件で、上面酸化防止絶縁膜103上の絶縁膜104がエッチング終了時に残存する条件で行う。上記異方性エッチングにより形成された側面酸化防止絶縁膜の水平方向の膜厚は上方に向かうにつれて徐々に薄くなるようになっている。
本発明の1つの特徴点は、図10Fにおいてマスクとして用いた絶縁膜104を除去せずに、これを上面酸化防止絶縁膜103の保護膜として、及び、側面酸化防止絶縁膜の膜厚を確保する為の機能膜として用いる点である。
絶縁膜104を除去した後に側面酸化防止絶縁膜105を形成した場合には、絶縁膜105aに上面酸化防止絶縁膜103と同一材料を用いると異方性エッチングで上面酸化防止絶縁膜103の上面もエッチングされて上面酸化防止絶縁膜103が薄くなってしまうといった問題が生じてしまう。本発明では、絶縁膜104が上面酸化防止絶縁膜103の保護膜として機能し、上面酸化防止絶縁膜103の削れを防止することができる。なお、絶縁膜105aを、酸化防止機能を有し、かつ、上面酸化防止絶縁膜103とのエッチング選択比が取れる上面酸化防止絶縁膜103と異なる材料とすれば、上面酸化防止絶縁膜103の削れの問題は多少抑えられるが、酸化防止絶縁膜として複数種類の材料膜を使用しなければならず、製造プロセスが複雑かつコスト高なものとなってしまう。
さらに、絶縁膜104を除去した後に側面酸化防止絶縁膜105を形成した場合には、側面酸化防止絶縁膜105が形成される側面が上面酸化防止絶縁膜103,メタル抵抗素子301,下面酸化防止防止膜102の3層の積層膜の側面となっているので更に絶縁膜104が積まれた4層の積層膜に比べて高さが低く、メタル抵抗素子301の高さ部分での側面酸化防止絶縁膜105の水平方向厚さが十分に確保できなくなるといった問題が生じてしまう。本発明では、絶縁膜104によって、側面酸化防止絶縁膜105が形成される側面の高さが高くすることができ、メタル抵抗素子301の高さ部分での側面酸化防止絶縁膜105の水平方向厚さを十分に確保することができる。この側面酸化防止絶縁膜105の十分な膜厚確保の為に、上述したように、絶縁膜104の膜厚は、上面酸化防止絶縁膜103,メタル抵抗素子301,下面酸化防止絶縁膜102のどれよりも厚くすることが好ましく、更には、上面酸化防止絶縁膜103,メタル抵抗素子301,下面酸化防止絶縁膜102の3層の積層膜の厚さよりも厚くすることが特に好ましい。
図10Iは、CVD法を用いて、酸化珪素及びフッ素又は炭素を含む酸化珪素層を堆積し、これを化学的機械研磨法にて平坦化を実施することで第三層間絶縁膜106を形成した状態である。
図10Jは、第一金属配線層500及びメタル抵抗素子301と上層配線を電気的に結線するために、リソグラフィー法とドライエッチ法を用いて接続孔204a,205aを形成した後にレジスト膜を除去した状態である。接続孔204a,205aのドライエッチ条件は、第三層間絶縁膜106及び絶縁膜104のエッチング速度が、第一銅拡散防止絶縁膜101b及び上面酸化防止絶縁膜103よりも速く、第一銅拡散防止絶縁膜101b及び上面酸化防止絶縁膜103がエッチング終了時に残存する条件で行う。これにより、エッチング後にレジスト膜を酸素プラズマ雰囲気で除去する際、上面酸化防止絶縁膜103がメタル抵抗素子301を保護しているために、メタル抵抗素子301の酸化による抵抗上昇を防止することができる。その後、接続孔204a,205aのパターンをマスクにレジスト膜を用いることなく、酸素を用いない異方性ドライエッチ(平坦部分エッチング速度>側面部分エッチング速度)でメタル抵抗素子301上の酸化防止絶縁膜103の除去と第一金属配線層500上の第一銅拡散防止絶縁膜101bの除去を行う。これにより、第一金属配線層500及びメタル抵抗素子301と上層配線が電気的に結線可能となる。さらに、レジスト膜を用いない加工のため酸素プラズマ雰囲気によるレジスト膜除去の必要が無く、露出したメタル抵抗素子301が酸化されて抵抗上昇することがない。
図10Kは、第一金属配線層500及びメタル抵抗素子301と上層配線を電気的に結線するために形成された接続孔204a,205a部分に、タンタル膜10nm程度の上に窒化タンタル膜10nm程度を堆積した構造からなるバリア膜と銅からなる第三導電性接続孔プラグ204と第四導電性接続孔プラグ205を形成した状態である。
図10Lは、酸化珪素及びフッ素又は炭素を含む酸化珪素からなる第二ダマシン層間絶縁膜107aをCVD法によって堆積し、リソグラフィー法とドライエッチ法を用いて第二金属配線層501を形成する部分の第二ダマシン層間絶縁膜107aを除去した後に、スパッタ法を用いて10nm程度のタンタルとその上に10nm程度の窒化タンタルを堆積した第二下層バリア膜206aを成膜し、更に、スパッタ法とメッキ法を用いて第二銅配線膜207bを形成してから化学的機械研磨法にて前記第二ダマシン層間絶縁膜107aの上面に存在する第二銅配線膜207b及び第二下層バリア膜206aを取り除くことで第二金属配線層501を形成した状態である。
続いて、第二銅拡散防止絶縁膜107bとして、CVD法を用いてSiCN膜107bを堆積し、図9に示す本発明の実施例2に基づく半導体装置が完成する。
本発明の実施例2に基づく半導体装置によれば、実施例1と同様にメタル抵抗素子301の側面を側面酸化防止絶縁膜105で覆っているため、メタル抵抗素子301が酸化されて抵抗値が上昇するのを防止することができると同時に、加工プロセスを複雑にすることなく金属配線層間の寄生容量の増大を防止することができる。
本発明の実施例1に基づく半導体装置の断面模式図である。 従来のメタル抵抗素子の断面模式図である。 LSI多層配線構造中にTaN抵抗素子を取り込んだ従来の半導体装置(上層メタル配線パターン有り構造)の断面模式図である。 LSI多層配線構造中にTaN抵抗素子を取り込んだ従来の半導体装置(上層メタル配線パターン無し構造)の断面模式図である。 図3及び図4の各半導体装置における熱負荷に対するメタル抵抗素子の抵抗値変動率を示す図である。 プラズマCVD法により形成された酸化珪素膜におけるHOの昇温脱離スペクトル分析結果を示す図である。 本発明の実施例1に基づく半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面模式図である。 本発明の実施例1に基づく半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面模式図である。 本発明の実施例1に基づく半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面模式図である。 本発明の実施例1に基づく半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面模式図である。 本発明の実施例1に基づく半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面模式図である。 本発明の実施例1に基づく半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面模式図である。 本発明の実施例1に基づく半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面模式図である。 本発明の実施例1に基づく半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面模式図である。 本発明の実施例1に基づく半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面模式図である。 本発明の実施例1に基づく半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面模式図である。 本発明の実施例1に基づく半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面模式図である。 本発明の実施例1に基づく半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面模式図である。 本発明の実施例1に基づく半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面模式図である。 本発明の実施例1に基づく半導体装置における熱負荷に対するメタル抵抗素子の抵抗値変動率を示す図である。 本発明の実施例2に基づく半導体装置の断面模式図である。 本発明の実施例2に基づく半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面模式図である。 本発明の実施例2に基づく半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面模式図である。 本発明の実施例2に基づく半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面模式図である。 本発明の実施例2に基づく半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面模式図である。 本発明の実施例2に基づく半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面模式図である。 本発明の実施例2に基づく半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面模式図である。 本発明の実施例2に基づく半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面模式図である。 本発明の実施例2に基づく半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面模式図である。 本発明の実施例2に基づく半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面模式図である。 本発明の実施例2に基づく半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面模式図である。 本発明の実施例2に基づく半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面模式図である。 本発明の実施例2に基づく半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面模式図である。
符号の説明
99…半導体素子基板
100…第一層間絶縁膜
101…第二層間絶縁膜
101a…第一ダマシン層間絶縁膜
101b…第一銅拡散防止絶縁膜
102…下面酸化防止絶縁膜
103…上面酸化防止絶縁膜
104…絶縁膜
105…側面酸化防止絶縁膜
106…第三層間絶縁膜
107…第四層間絶縁膜
107a…第二ダマシン層間絶縁膜
107b…第二銅拡散防止絶縁膜
200…第一導電性接続孔プラグ
201a…第一下層バリア膜
201b…第一上層バリア膜
202a…第一アルミニウム合金膜
202b…第一銅配線膜
203…第二導電性接続孔プラグ
203a…第二導電性接続孔
204…第三導電性接続孔プラグ
204a…第三導電性接続孔
205…第四導電性接続孔プラグ
205a…第四導電性接続孔
206a…第二下層バリア膜
206b…第二上層バリア膜
207a…第二アルミニウム合金膜
207b…第二銅配線膜
301…メタル抵抗素子
500…第一金属配線層
501…第二金属配線層

Claims (12)

  1. 半導体基板の上方に形成された第1金属配線層と、
    前記第1金属配線層上に形成された第一層間絶縁膜と、
    前記第1層間絶縁膜上に形成された下面酸化防止絶縁膜と、
    前記下面酸化防止絶縁膜上に形成されたメタル抵抗素子膜と、
    前記メタル抵抗素子膜上に形成された上面酸化防止絶縁膜と、
    前記上面酸化防止膜上に形成された前記上面酸化防止絶縁膜とは異なる材料からなる絶縁膜と、
    前記下面酸化防止絶縁膜,前記メタル抵抗素子膜,前記上面酸化防止絶縁膜及び前記絶縁膜の各側面を覆い、その水平方向の膜厚が上方に向かうにつれて薄くなる側面酸化防止絶縁膜と、
    前記下面酸化防止絶縁膜,前記メタル抵抗素子膜,前記上面酸化防止絶縁膜,前記説煙幕及び前記側面酸化防止絶縁膜からなる構造体を覆い、前記第1層間絶縁膜上に形成された第2層間絶縁膜と、
    前記第2層間絶縁膜上に形成された第2金属配線層とを有することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記下面酸化防止絶縁膜,前記上面酸化防止絶縁膜及び前記側面酸化防止絶縁膜が、窒化珪素膜,炭化珪素膜又は窒化炭化珪素膜の何れかであり、前記絶縁膜が酸化珪素膜であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第2層間絶縁膜が、プラズマCVD法で形成された酸化珪素膜であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記メタル抵抗素子膜が、金属膜,金属窒化膜又は金属シリサイド膜の何れかであることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  5. 前記絶縁膜の膜厚が、前記下面酸化防止絶縁膜,前記メタル抵抗素子膜又は前記上面酸化防止絶縁膜の何れの膜厚よりも厚いことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  6. 前記絶縁膜の膜厚が、前記下面酸化防止絶縁膜,前記メタル抵抗素子膜及び前記上面酸化防止絶縁膜からなる3層の積層膜の膜厚よりも厚いことを特徴とする請求項5に記載の半導体装置。
  7. 第1金属配線層を形成する工程と、
    前記第1金属配線層上に第一層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1層間絶縁膜上に下面酸化防止絶縁膜を形成する工程と、
    前記下面酸化防止絶縁膜上にメタル抵抗素子膜を形成する工程と、
    前記メタル抵抗素子膜上に上面酸化防止絶縁膜を形成する工程と、
    前記上面酸化防止絶縁膜上に、前記上面酸化防止絶縁膜と材料が異なりエッチング選択比のとれる絶縁膜を形成する工程と、
    レジスト膜のマスクを用いてエッチングを行い、上記絶縁膜を所望のメタル抵抗素子の平面形状と同一形状に加工する工程と、
    前記レジスト膜のマスクを除去する工程と、
    前記絶縁膜のマスクを用いてエッチングを行い、前記下面酸化防止絶縁膜,前記メタル抵抗素子膜及び前記上面酸化防止絶縁膜からなる3層の積層膜を所望のメタル抵抗素子の平面形状に加工する工程と、
    前記絶縁膜と材料が異なりエッチング選択比のとれる側面酸化防止絶縁膜を全面に堆積した後に異方性エッチングを行い、前記下面酸化防止絶縁膜,前記メタル抵抗素子膜,前記上面酸化防止絶縁膜及び前記絶縁膜からなる4層の積層膜の側面に残す工程と、
    前記第1層間絶縁膜上,前記側面酸化防止絶縁膜上及び前記絶縁膜上に第2層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記第2層間絶縁膜上に第2金属配線層工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 前記下面酸化防止絶縁膜,前記上面酸化防止絶縁膜及び前記側面酸化防止絶縁膜が、窒化珪素膜,炭化珪素膜又は窒化炭化珪素膜の何れかであり、前記絶縁膜が酸化珪素膜であることを特徴とする請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記第2層間絶縁膜が、プラズマCVD法で形成された酸化珪素膜であることを特徴とする請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 前記メタル抵抗素子膜が、金属膜,金属窒化膜又は金属シリサイド膜の何れかであることを特徴とする請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
  11. 前記絶縁膜の膜厚が、前記下面酸化防止絶縁膜,前記メタル抵抗素子膜又は前記上面酸化防止絶縁膜の何れの膜厚よりも厚いことを特徴とする請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
  12. 前記絶縁膜の膜厚が、前記下面酸化防止絶縁膜,前記メタル抵抗素子膜及び前記上面酸化防止絶縁膜からなる3層の積層膜の膜厚よりも厚いことを特徴とする請求項11に記載の半導体装置の製造方法。
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