JP5288776B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は空気調和機に関し、特に外気を処理する外気処理機のガス除去装置の構造および制御に係るものである。
近年、空気に冷水や温水を噴霧して空調するエアワッシャは、例えば半導体工場のクリーンルーム用外気処理機等において、ガス除去装置として採用されている。半導体の生産工程では、外気中の微量ガス成分を高効率で除去するために、純水のガス吸収力を活用したエアワッシャを採用している。
このエアワッシャには、例えば特許文献1に開示するものがある。これは、本体ケーシングの空気入口と空気出口との間に水噴霧室を形成し、空気入口に最上流ワッシャメディアを配置し、水噴霧室の最下流位置に最下流ワッシャメディアを配置したものであり、最上流ワッシャメディアより下流側の水噴霧室内に位置する噴霧ノズルと、最下流ワッシャメディアの下流側に配置する冷却コイルとを備えている。
上述したワッシャメディアは、空気流の流路断面とほぼ等しい形状を有しており、ポリ塩化ビニルデン系繊維やステンレスの線材等からなり、たとえば25mm〜50mm程度の厚みを有するマット状のものである。
また、特許文献2に記載する空調機は、吸気口と給気口とを有するチャンバ内に、第1の加熱コイルと冷却コイル部と第2の加熱コイルとを配設しており、冷却コイル部が、上流側冷却コイル、下流側冷却コイル、上流側冷却コイルの上流側に配設した第1の気化式加湿器素材及び下流側冷却コイルの下流側に配設した第2の気化式加湿器素材からなる。冷却コイル部の下部には水槽を配設し、第2の気化式加湿器素材の上方から純水を供給すると共に、上流側冷却コイル、下流側冷却コイル及び第1の気化式加湿器素材には、上方から滴下水を循環供給する。
また、特許文献3に記載する除湿兼加湿システムは、第1の水膜と第2の水膜が所定の気液接触面積を有する気化式加湿膜から成り、両水膜間で所定の濃度の吸放湿性溶液が循環するものであり、第1の水膜の前段に加熱コイルを配設し、第1の水膜と第2の水膜の間に冷却コイルを配設している。
そして、夏季の除湿モードでは、第1の水膜が加湿部(再生部)として機能し、第2の水膜が除湿部として機能する。冬季の除湿モードでは、第1の水膜及び第2の水膜が共に加湿部となる。中間期の除湿モードでは、第1の水膜が加湿部(再生部)として機能し、第2の水膜が除湿部として機能する。
また、特許文献4に記載する噴霧式加湿器用エリミネータは、繊維材料から成形した一定の厚さの濾材を二枚に分割し、この二枚の濾材を同濾材間に空間部が形成されるように枠体内に収納したものであり、同枠体が外周枠と同外周枠の両側を囲む額縁状の枠及び上記二枚の濾材を濾材間に空間部が形成されるように間隔をあけて装着するための仕切枠とから構成され、上記外周枠と仕切枠で形成される溝の底部に水抜き口を形成したものである。
特開2000−312810号公報 特開2005−249367号公報 特開2004−28526号公報 特許第3371043号公報
ところで、空気調和機においては、熱交換コイルの熱交換効率の性能が空調対象空気の温度および湿度の制御、消費エネルギーの多寡に大きな影響を及ぼす。等エンタルピー変化の水加湿の場合は、予熱コイルに高い温度の熱媒体が必要であり、また温水噴霧のエアワッシャでは噴霧水量を多く必要とする。
一方、近年においては、エネルギーの有効活用を図るために、排熱などの未利用エネルギーを利用する技術開発が行われている。しかしながら、排熱などの未利用エネルギーはその温度が低いものが多く、利用可能な用途は少なかった。
本発明は上記した課題を解決するものであり、温度の低い排熱等を利用する場合にあっても、空調対象空気を目的とする状態に調整することができる空気調和機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の空気調和機は、空気入口から空気出口へ向けて空気流が生じる本体ケーシングと、本体ケーシングの水噴霧室内に配置する熱交換コイルと、熱交換コイルの上流側に配置されるものであって、空気流中に加湿用水を噴霧して空気流を加湿するとともに空気流中の塵埃を捕捉する前段噴霧ノズルと、前段噴霧ノズルから噴霧するミストおよび空気流中の塵埃を捕捉する前段ワッシャメディアからなる上流側加湿手段と、熱交換コイルの下流側に配置されるものであって、空気流中に加湿用水を噴霧して空気流を加湿するとともに空気流中の塵埃を捕捉する後段噴霧ノズルと、後段噴霧ノズルから噴霧するミストおよび空気流中の塵埃を捕捉する後段ワッシャメディアからなる下流側加湿手段と、循環水を散水して熱交換コイルを濡らす散水手段と、少なくとも熱交換コイルを伝って流下する循環水を貯留する貯水槽と、貯水槽の循環水を散水手段へ循環供給するとともに、上流側加湿手段と下流側加湿手段の少なくとも何れか一方に循環水を加湿用水として循環供給する循環水供給系と、水噴霧室の下流側に配置した冷却コイルを含むことを特徴とする。
また、空気入口から空気出口へ向けて空気流が生じる本体ケーシングと、本体ケーシングの水噴霧室内に配置する熱交換コイルと、熱交換コイルの上流側に配置されるものであって、空気流中に加湿用水を噴霧して空気流を加湿するとともに空気流中の塵埃を捕捉する前段噴霧ノズルと、前段噴霧ノズルから噴霧するミストおよび空気流中の塵埃を捕捉する前段ワッシャメディアからなる上流側加湿手段と、熱交換コイルの下流側に配置されるものであって、空気流中に加湿用水を噴霧して空気流を加湿するとともに空気流中の塵埃を捕捉する後段噴霧ノズルと、後段噴霧ノズルから噴霧するミストおよび空気流中の塵埃を捕捉する後段ワッシャメディアからなる下流側加湿手段と、少なくとも熱交換コイルを伝って流下する循環水を貯留する貯水槽と、少なくとも上流側加湿手段に貯水槽の循環水を加湿用水として循環供給する循環水供給系と、水噴霧室の下流側に配置した冷却コイルを含むことを特徴とする。
また、冷却コイルの下流側に中性能フィルタを設けたことを特徴とする。
以上のように本発明によれば、熱交換コイルが伝熱面において空気を加熱するとともに、伝熱面を濡らす循環水の水滴を加熱して気化を促進する。このとき、熱交換コイルは空気流の気相との間でのみ熱交換する場合に比べて、空気流の気相および水滴の液相との間で熱交換することで熱交換効率を高めることができる。
加熱された水滴は熱交換コイルを伝って流下し、その水滴を水噴霧室から流下する水滴とともに貯水槽が受け止める。加熱された水滴が混ざり込むことで貯水槽の循環水の温度が上昇する。したがって、熱交換コイルで与える熱量によって空気流のみならず循環水を加熱することができ、熱交換コイルの伝熱面における水滴の気化および温度を高めた循環水を空気流中へ噴霧して加湿し、加温することで、加湿後の露点を高めることができる。
このため、本発明によれば、熱交換効率と露点を同時に高めることで、省エネルギー化を図ることができ、温度の低い排熱等を利用する場合にあっても、空調対象空気を目的とする状態に調整することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。以下においては本発明の作用原理を空気調和機の要部に基づいて説明し、後に空気調和機の全体について説明する。
図1において、本体ケーシング1は内部に水噴霧室2を形成しており、上流側の空気入口3から下流側の空気出口4へ向けて空気流Aが生じる。水噴霧室2の空気入口3に近い上流位置には前段噴霧ノズル5を上下に多段に配置しており、前段噴霧ノズル5の下流位置には前段ワッシャメディア6を上下に多段に配置している。この前段噴霧ノズル5と前段ワッシャメディア6とが上流側加湿手段を構成し、後述するように加湿用水として循環水を噴霧して空気流を加湿する。しかしながら、前段噴霧ノズル5だけで上流側加湿手段を構成することも可能である。本実施の形態では前段噴霧ノズル5は下流側に向けて噴霧するが、前段噴霧ノズル5は上流側に向けて噴霧するように配置することも可能であり、さらには前段ワッシャメディア6の下流側に配置して上流側に向けて噴霧するように配置することも可能である。
前段ワッシャメディア6の下流位置には熱交換コイルとして冷温水コイル7を配置し、冷温水コイル7の上流位置には散水手段をなす散水ノズル30を配置しており、散水ノズル30から散水する循環水が冷温水コイル7を濡らす。散水ノズル30は冷温水コイル7の上方位置に配置することも可能であり、冷温水コイル7の下流側に配置して上流側に向けて散水するように配置することも可能である。
冷温水コイル7の下流側には後段ワッシャメディア8を上下に多段に、かつ空気流方向に多重に配置しており、後段ワッシャメディア8の上流側に後段噴霧ノズル9を配置している。この後段ワッシャメディア8と後段噴霧ノズル9とが下流側加湿手段を構成し、後述するように加湿用水として循環水を噴霧して空気流を加湿する。しかしながら、後段噴霧ノズル9だけで下流側加湿手段を構成することも可能である。
後段ワッシャメディア8の上流側の上部位置には補給水ノズル10を配置しており、本体ケーシング1の下部には循環水を貯溜する貯水槽11を配置している。この貯水槽11に連通する循環水供給系12が前段噴霧ノズル5と後段噴霧ノズル9と散水ノズル30に接続している。
前段噴霧ノズル5および後段噴霧ノズル9は、系内で循環する循環水を加湿用水として空気流中に噴霧するものであり、図5(a)に示すように、前段噴霧ノズル5および後段噴霧ノズル9はノズル口が空気流Aの流れ方向に対して垂直な方向で、かつ上方に向いており、加湿用水(循環水)を上方へ噴霧する形状をなす。
前段噴霧ノズル5および後段噴霧ノズル9のノズル前方には、金網等からなる所定メッシュのメッシュ部材13を配置している。メッシュ部材13は、図6に示すように、前段噴霧ノズル5および後段噴霧ノズル9の上方を覆って半円形に湾曲した形状をなし、前段噴霧ノズル5および後段噴霧ノズル9から噴霧する加湿用水(循環水)を分散させるものであり、メッシュ部材13を通過したミストが前段ワッシャメディア6もしくは後段ワッシャメディア8に噴霧される。
このように上向きのノズルのみとすることで、下向きのノズルを無くしてノズル数の抑制を図りつつも、前段ワッシャメディア6もしくは後段ワッシャメディア8においては水滴が流下することで必然的に下部領域にも十分な水分を供給することができる。また、メッシュ部材13が上方に向けて半円形をなすことで、上段のメッシュ部材13が下段の前段噴霧ノズル5もしくは後段噴霧ノズル9の噴霧を阻害することがない。
図5(b)に示すように、メッシュ部材13を設けない場合にあっても、前段噴霧ノズル5および後段噴霧ノズル9のノズル口を上方に向けて設けることで、前段ワッシャメディア6もしくは後段ワッシャメディア8に噴霧することは可能である。
前段ワッシャメディア6および後段ワッシャメディア8は樹脂製メディア14からなる。本実施の形態では樹脂製メディア14を使用するが、前段ワッシャメディア6および後段ワッシャメディア8に使用するメディアは、通気性を有してミストを捕捉する所定の能力を有するものであればその形態は限定されるものではなく、種々のものを採用できる。
前段ワッシャメディア6は支持枠15によって支持する複数の樹脂製メディア14を一面状に配置してなり、空気流Aの流れ方向において1枚の樹脂製メディア14を配置している。
この樹脂製メディア14は前段噴霧ノズル5から噴霧する加湿用水のミストを捕捉する気液分離能を有するが、加湿用水のミストの一部が空気流Aに伴われて通過(水飛び又はキャリーオーバー)する程度の気液分離能を具現するものであってもよく、この場合には樹脂製メディア14を通過したミストが冷温水コイル7の伝熱面に到達する。
後段ワッシャメディア8は、支持枠16によって支持する複数の樹脂製メディア14を一面状に配置したものであり、図4に示すように、空気流Aの流れ方向に所定間隙をあけた2重構造をなし、樹脂製メディア14の相互間にスペーサ17を配置してあり、水滴や凝縮水は支持枠16で受け止められた後に貯水槽11へ流入する。
この構成により、後段ワッシャメディア8は、飽和効率を高めるとともにミストの通過(水飛び又はキャリーオーバー)を阻止するエリミネータとしての十分な気液分離能を具現するものである。
補給水ノズル10は、補給水系(図示省略)に連通し、循環水の減少量に応じて純水を補うものであり、後段ワッシャメディア8の上部に向けて補給水を噴霧する。
貯水槽11は前段噴霧ノズル5および後段噴霧ノズル9から噴霧した加湿用水の水滴や、散水ノズル30から散水した循環水の水滴を受け止めるものであり、水噴霧室2の空気流中から落下する水滴や、前段ワッシャメディア6、後段ワッシャメディア8、冷温水コイル7を伝って流下する水滴(凝縮水)が貯水槽11に流入する。
循環水供給系12はポンプ18を備えており、吸引側が貯水槽11に連通し、吐出側が前段噴霧ノズル5および後段噴霧ノズル9と散水ノズル30に連通している。循環系を構成する貯水槽11は、図3に示すようにタンク19を別途に設けた別置型で構成することも可能である。ここでは、スクリーン20で仕切った流出側に循環水供給系12を接続するとともに補給水系21を接続しており、流入側に前段ワッシャメディア6、後段ワッシャメディア8、冷温水コイル7を伝って流下する水滴(凝縮水)および水噴霧室2の空気流中から落下する加湿用水が流入する。タンク19の流入側にはオーバーフロー配管22および排水管23が接続している。
上述した図1に示す構成では、上流側加湿手段をなす前段噴霧ノズル5と散水手段をなす散水ノズル30を別途に配置した。
しかしながら、図2に示すように、上流側加湿手段の前段噴霧ノズル5だけで、空気流を加湿するとともに、冷温水コイル7を濡らすように加湿用水を噴霧することも可能である。この場合に、樹脂製メディア14は前段噴霧ノズル5から噴霧する加湿用水のミストの一部が空気流Aに伴われて通過(水飛び又はキャリーオーバー)する程度の気液分離能を具現するものとし、樹脂製メディア14を通過したミストが冷温水コイル7の伝熱面に到達する構成とする。
前段ワッシャメディア6は、熱交換効率を高めるためにも、前段ワッシャメディア6を通過したミストの多くが冷温水コイル7によって加熱できるようにするためにも、冷温水コイル7に近接して配置するのがよく、接触する程に配置することでその効果をより高めることができる。
しかしながら、前段ワッシャメディア6は必ずしも配置する必要はなく、前段噴霧ノズル5を冷温水コイル7から所定距離をあけて配置し、前段噴霧ノズル5から噴霧する加湿用水が空気流と十分に接触した後に冷温水コイル7に到達することでも実現できる。
以下、上記した構成における作用を説明する。図7に示すように、冬季運転モードでは前段噴霧ノズル5および後段噴霧ノズル9から循環水を噴霧し、冷温水コイル7に温水を通水して加熱コイルとして使用する。夏季運転モードでは前段噴霧ノズル5から循環水を噴霧し、後段噴霧ノズル9の噴霧を停止し、冷温水コイル7に冷水を通水して冷却コイルとして使用する。除塵運転モードでは前段噴霧ノズル5および後段噴霧ノズル9から循環水を噴霧し、冷温水コイル7に冷水を通水して冷却コイルとして使用する。
冬季運転モードと夏季運転モードの制御は後述する外部空気の温度を測定する湿球温度計の測定温度を指標として切り替える。
除塵運転モードは、夏季運転モードにおいて砂塵や海塩粒子などの塵埃が空調対象空気に多く混入する可能性がある場合に行うものであって、夏季運転モード時に停止させている下流側加湿手段の加湿運転を稼動させて除塵機能を高めるものであり、人的判断もしくは風速、気圧、降雨量、微粒子数等の外部環境情報をもとに夏季運転モードから除塵運転モードに切り替える。このように、外気の温度および汚染の程度に応じた適切な運転モードを設定することで、省エネルギー化を図れる。
各運転モードについては後に詳述する。ここでは冬季運転モードを例に説明する。循環水供給系12のポンプ18を駆動して貯水槽11の循環水を前段噴霧ノズル5および後段噴霧ノズル9から加湿用水として噴霧する。本体ケーシング1の空気入口3から空気出口4へ向けて流れる空気流中に前段噴霧ノズル5から噴霧した循環水のミストは、空気を加湿するとともに空気流中の塵埃を捕捉し、空気流Aに伴われて前段ワッシャメディア6に達する。
前段ワッシャメディア6は空気流中のミストを捕捉し、捕捉したミストで前段ワッシャメディア6内に水膜を形成して空気流の飽和効率を高めるとともに、空気流中の塵埃やガスを捕捉する。
散水ノズル30から散水する循環水は冷温水コイル7を濡らし、冷温水コイル7は伝熱面において空気を加熱するとともに、伝熱面に付着した循環水の水滴を加熱して気化を促進する。あるいは、空気流Aとともに一部のミストが前段ワッシャメディア6を通過して冷温水コイル7に達する場合に、冷温水コイル7は伝熱面に付着した加湿用水の水滴を加熱して気化を促進する。
この際に、冷温水コイル7は空気流Aの気相との間でのみ熱交換する場合に比べて、空気流Aの気相および水滴の液相との間で熱交換することで熱交換効率を高めることができる。
加熱した水滴は冷温水コイル7を伝って流下し、その水滴を貯水槽11が受け止める。この加熱した水滴が混ざり込むことで貯水槽11の循環水の温度が上昇する。この温度が上昇した循環水を前段噴霧ノズル5および後段噴霧ノズル9から空気流中に噴霧すること、および冷温水コイル7の伝熱面における水滴の気化により飽和効率が高まるとともに、露点を高めることができる。
後段噴霧ノズル9から空気流中に噴霧した循環水のミストは、空気を加湿するとともに空気流中の塵埃を捕捉し、空気流Aに伴われて後段ワッシャメディア8に達する。後段ワッシャメディア8は空気流中のミストおよび塵埃を捕捉し、気液を分離して空気のみを通過させる。
したがって、本実施の形態によれば、冷温水コイル7で与える熱量によって空気流Aの空気のみならず循環水を加熱することができ、循環水を加熱する熱交換機能を機内に収納することができる。また、温度を高めた循環水を空気流中へ噴霧して加湿することで、加湿後の露点を高めることができる。
よって、本発明によれば、露点と熱交換効率を同時に高めることで、温度の低い排熱等を利用する場合にあっても、排熱の温度に変動があっても空調対象空気を目的とする状態に調整することができる。
さらに、温度の低い排熱の利用を可能にするだけでなく、供給空気の露点が高いので本装置の後段に設ける加温装置等のエネルギー負荷を低減することができ、システム全体での大幅な省エネルギー化を図ることができる。
図8に本発明の実施例1を示す。上述した実施の形態で説明したものと同様の構成要素には同符号を付して説明を省略する。本体ケーシング1は外部空気OAが流入する外気流入口31と供給空気SAを送出する送気口32の間に、上流側から下流側へ順次に外気室33、前室34、水噴霧室2、後室35、送風機室36、送気室37を形成している。
外気室33は外気流入口31を有し、湿球温度計38を備え、内部にプレフィルタ39を配置している。外気室33の下流側に続く前室34には前段熱交換コイルをなす予冷予熱コイル40を配置しており、予冷予熱コイル40は媒体管路41にバルブ装置42を設けている。
水噴霧室2に配置した冷温水コイル7は媒体管路43にバルブ装置44を設けており、後段ワッシャメディア8の支持枠16で受け止めた水滴や凝縮水の温度を測定する温度測定装置45を設けている。予冷予熱コイル40のバルブ装置42および冷温水コイル7のバルブ装置44は温度測定装置45で測定する温度を指標として開度制御もしくは開閉制御を行う。
後室35には冷却コイル46を配置しており、冷却コイル46は媒体管路47にバルブ装置48を設けている。冷却コイル46の下流側には乾球温度計49を設けており、バルブ装置48は乾球温度計49で測定する温度を指標として開度制御もしくは開閉制御を行う。
送風機室36には送風機50を設けており、冷却コイル46を通過した後室35の空気を吸引して送気室37へ吐出する。送気室37には最後段のフィルタとして中性能フィルタ51を設けている。
上記した構成における作用を説明する。
基本的制御
ポンプ18の駆動によってタンク19の循環水を前段噴霧ノズル5および後段噴霧ノズル9(夏期は停止)から噴霧する。前段ワッシャメディア6、冷温水コイル7、後段ワッシャメディア8、冷却コイル46を伝って流下するミストの水滴および凝縮水、あるいは水噴霧室2の空気流中から落下する循環水はタンク19に流入して系内で循環する。
送風機50を運転することにより、本体ケーシング1には外気流入口31から送気口32に向けて空気流Aが生じる。外気流入口31から流入する外部空気OAはプレフィルタ39、予冷予熱コイル40、前段ワッシャメディア6、冷温水コイル7、後段ワッシャメディア8、冷却コイル46、送風機50を通過し、最後段の中性能フィルタ51を通過した後に供給空気SAとして送り出す。後述するように、前段ワッシャメディア6および後段ワッシャメディア8が除塵機能を有することで、最下流位置に配置した中性能フィルタ51に加わる負荷を抑制することができ、中性能フィルタ51のフィルタ寿命の延命化を図れる。
冬季運転モードと夏季運転モードは湿球温度計38の測定温度を指標として切り替える。夏季運転モードと除塵運転モードは人的判断もしくは風速、気圧、降雨量、微粒子数等の外部環境情報をもとに切り替える。
冬期運転モード
冬期運転モードにおいては、予冷予熱コイル40および冷温水コイル7に所定温度の温水、ここでは28℃の排熱を有する水を通水し、冷却コイル46に所定温度の冷水を通水する。外部空気OAはプレフィルタ39で除塵し、予冷予熱コイル40で所定温度に加温する。
予冷予熱コイル40を通過した所定温度の空気流中に前段噴霧ノズル5から循環水を噴霧して加湿し、前段噴霧ノズル5の下流側に位置する前段ワッシャメディア6で空気流中のミストおよび塵埃を捕捉する。前段噴霧ノズル5から噴霧した循環水の一部のミストは空気流Aに伴われて前段ワッシャメディア6を通過して冷温水コイル7に達する。
冷温水コイル7は伝熱面において空気を加熱するとともに、伝熱面に付着した水滴を加熱する。加熱した水滴は冷温水コイル7を伝って流下し、その水滴をタンク19が受け止める。この加熱した水滴が混ざり込んで温度が上昇した循環水を前段噴霧ノズル5および後段噴霧ノズル9から空気流中に噴霧することで飽和効率と露点が高まる。
後段噴霧ノズル9は冷温水コイル7を通過した空気流中に循環水を噴霧し、循環水のミストが空気を加湿するとともに空気流中の塵埃を捕捉し、空気流Aに伴われて後段ワッシャメディア8に達する。後段ワッシャメディア8は空気流中のミストおよび塵埃を捕捉し、気液を分離して空気のみを通過させる。後段ワッシャメディア8を通過した空気は送風機50、中性能フィルタ51を通過し、供給空気SAとして送り出される。
夏期運転モード
夏期運転モードにおいては、予冷予熱コイル40、冷温水コイル7および冷却コイル46のそれぞれに所定温度の冷水を通水する。外部空気OAはプレフィルタ39で除塵し、予冷予熱コイル40で所定温度に減温する。
予冷予熱コイル40を通過した所定温度の空気流中に前段噴霧ノズル5から循環水を噴霧して加湿し、前段噴霧ノズル5の下流側に位置する前段ワッシャメディア6で空気流中のミストおよび塵埃を捕捉する。前段噴霧ノズル5から噴霧した循環水の一部のミストは空気流Aに伴われて前段ワッシャメディア6を通過して冷温水コイル7に達する。
冷温水コイル7は伝熱面において空気を冷却する。冷却した水滴は冷温水コイル7を伝って流下し、その水滴をタンク19が受け止める。夏期運転モードでは後段噴霧ノズル9の噴霧を停止する。
後段ワッシャメディア8は空気流中のミストおよび塵埃を捕捉し、気液を分離して空気のみを通過させる。後段ワッシャメディア8を通過した空気は送風機50、中性能フィルタ51を通過し、供給空気SAとして送り出される。
除塵運転モード
除塵運転モードにおいては、予冷予熱コイル40、冷温水コイル7および冷却コイル46のそれぞれに所定温度の冷水を通水する。外部空気OAはプレフィルタ39で除塵し、予冷予熱コイル40で所定温度に減温する。
予冷予熱コイル40を通過した所定温度の空気流中に前段噴霧ノズル5から循環水を噴霧して加湿し、前段噴霧ノズル5の下流側に位置する前段ワッシャメディア6で空気流中のミストおよび塵埃を捕捉する。前段噴霧ノズル5から噴霧した循環水の一部のミストは空気流Aに伴われて前段ワッシャメディア6を通過して冷温水コイル7に達する。
冷温水コイル7は伝熱面において空気を冷却する。冷却した水滴は冷温水コイル7を伝って流下し、その水滴をタンク19が受け止める。
後段噴霧ノズル9は冷温水コイル7を通過した空気流中に循環水を噴霧し、循環水のミストが空気を加湿するとともに空気流中の塵埃を捕捉し、空気流Aに伴われて後段ワッシャメディア8に達する。
後段ワッシャメディア8は空気流中のミストおよび塵埃を捕捉し、気液を分離して空気のみを通過させる。後段ワッシャメディア8を通過した空気は送風機50、中性能フィルタ51を通過し、供給空気SAとして送り出される。
次に、本発明の効果を従来の方式との比較において説明する。図11は本発明の構成を模式的に示すものであり、上述したものと同様の構成要素には同符号を付して説明を省略する。図10は従来の方式に係る気化式加湿器を用いた構成であり、図9は両者における冬期の状態線を示す空気線図である。図10および図11の図中に記載した括弧書きの番号は図9の各状態点に付した括弧書きの番号に対応する。
図10において、本体ケーシング60の内部には、外気流入口61から送気口62の間に、予冷予熱コイル63、第1の気化式加湿器素材64、冷温水コイル65、第2の気化式加湿器素材66、冷却コイル67、送風機68が順次に配置してあり、第1の気化式加湿器素材64と第2の気化式加湿器素材66のそれぞれに補給水を滴下する。
ここで、図10に示す従来構成と図11に示す本発明の構成において、予冷予熱コイル40を通過した後の空気温度をDB25℃、WB10.3℃とし、各コイル能力は同等とし、予冷予熱コイル63、冷温水コイル65におけるコイルの入口温水温度28℃、出口温水温度20℃とする運転条件下で比較する。
従来の構成では、図9において破線で示すように、予冷予熱コイル63による加熱時[(1)から(2)への変化]、および冷温水コイル65による加熱時[(3)から(4)への変化]の状態変化は、絶対湿度の変化を伴わない温度変化であり、第1の気化式加湿器素材64による加湿時[(2)から(3)への変化]、および第2の気化式加湿器素材66による加湿時[(4)から(5)への変化]はエンタルピが一定で絶対湿度の変化を伴なう温度変化である。
本発明の構成では、図9において実線で示すように、予冷予熱コイル40による加熱時[(1)から(2)への変化]の状態変化は、絶対湿度の変化を伴わない温度変化であり、従来と同様である。
しかしながら、冷温水コイル7による加熱時[(3)から(4)への変化]の状態変化は、伝熱面におけるミストの気化による絶対湿度の変化を伴なう温度変化であり、従来よりも高い絶対湿度を実現できる。さらに、前段噴霧ノズル5および前段ワッシャメディア6による加湿時[(2)から(3)への変化]は、噴霧する循環水の昇温に起因して、エンタルピの変化および絶対湿度の変化を伴なう温度変化であり、従来よりも高い湿球湿度を実現できる。
よって、本発明においては、循環水を冷温水コイル7で加熱して温水を噴霧することで、[(2)から(3)への変化]において温水ワッシャとして機能するので、温度の低い排熱等を有効利用して露点を高めることができる。さらに、冷温水コイル7での[(3)から(4)への変化]において加湿を伴った加熱を実現することで温度の低い排熱等を有効利用して露点と熱交換効率を同時に高めることができる。
本発明は、図12に示すように、循環水供給系12において前段噴霧ノズル5に供給するポンプ18aと後段噴霧ノズル9に供給するポンプ18bとを別途に設ける構成とすることも可能である。
また、図13に示すように、夏期運転モードでは、循環水を冷温水コイル7で冷却して冷水を噴霧することで、[(2)から(3)への変化]において冷水ワッシャとして機能するので、熱交換効率を高めることができる。
また、図14に示すように、上流側および下流側の加湿手段として気化式加湿器素材を配置し、加湿用水を滴下する構成とすることも可能である。この場合に、下流側加湿手段の下流側に気液分離のためのエリミネータを配置することが望ましい。
本発明の実施の形態における空気調和機の要部を示す模式図 同空気調和機の異なる構成の要部を示す模式図 同空気調和機の異なる構成の要部を示す模式図 本発明の実施の形態における後段ワッシャメディアの要部を示す模式図 (a)は本発明の実施の形態におけるノズル構造を示す側面図、(b)は異なる構成のノズル構造を示す側面図 同実施の形態におけるメッシュ部材13を示し、(a)は平面図、(b)は側面図 同実施の形態における各運転モードの仕様を示す図表 本発明の実施例1における空気調和機を示す模式図 本発明の方式と従来の方式との比較を示す空気線図 従来の方式に係る空気調和機を示す模式図 本発明の方式に係る空気調和機を示す模式図 本発明の方式に係る空気調和機の他の構成を示す模式図 本発明の他の構成の空気調和機における夏期の状態変化を示す空気線図 本発明の他の構成の空気調和機を示す模式図
符号の説明
1 本体ケーシング
2 水噴霧室
3 空気入口
4 空気出口
5 前段噴霧ノズル
6 前段ワッシャメディア
7 冷温水コイル
8 後段ワッシャメディア
9 後段噴霧ノズル
10 補給水ノズル
11 貯水槽
12 循環水供給系
13 メッシュ部材
14 樹脂製メディア
15、16 支持枠
17 スペーサ
18 ポンプ
19 タンク
20 スクリーン
21 補給水系
22 オーバーフロー配管
23 排水管
30 散水ノズル
31 外気流入口
32 送気口
33 外気室
34 前室
35 後室
36 送風機室
37 送気室
38 湿球温度計
39 プレフィルタ
40 予冷予熱コイル
41、43、47 媒体管路
42、44、48 バルブ装置
45 温度測定装置
46 冷却コイル
49 乾球温度計
50 送風機
51 中性能フィルタ

Claims (3)

  1. 空気入口から空気出口へ向けて空気流が生じる本体ケーシングと、
    本体ケーシングの水噴霧室内に配置する熱交換コイルと、
    熱交換コイルの上流側に配置されるものであって、空気流中に加湿用水を噴霧して空気流を加湿するとともに空気流中の塵埃を捕捉する前段噴霧ノズルと、前段噴霧ノズルから噴霧するミストおよび空気流中の塵埃を捕捉する前段ワッシャメディアからなる上流側加湿手段と、
    熱交換コイルの下流側に配置されるものであって、空気流中に加湿用水を噴霧して空気流を加湿するとともに空気流中の塵埃を捕捉する後段噴霧ノズルと、後段噴霧ノズルから噴霧するミストおよび空気流中の塵埃を捕捉する後段ワッシャメディアからなる下流側加湿手段と、
    循環水を散水して熱交換コイルを濡らす散水手段と、
    少なくとも熱交換コイルを伝って流下する循環水を貯留する貯水槽と、
    貯水槽の循環水を散水手段へ循環供給するとともに、上流側加湿手段と下流側加湿手段の少なくとも何れか一方に循環水を加湿用水として循環供給する循環水供給系と、
    水噴霧室の下流側に配置した冷却コイルを含むことを特徴とする空気調和機。
  2. 空気入口から空気出口へ向けて空気流が生じる本体ケーシングと、本体ケーシングの水噴霧室内に配置する熱交換コイルと、
    熱交換コイルの上流側に配置されるものであって、空気流中に加湿用水を噴霧して空気流を加湿するとともに空気流中の塵埃を捕捉する前段噴霧ノズルと、前段噴霧ノズルから噴霧するミストおよび空気流中の塵埃を捕捉する前段ワッシャメディアからなる上流側加湿手段と、
    熱交換コイルの下流側に配置されるものであって、空気流中に加湿用水を噴霧して空気流を加湿するとともに空気流中の塵埃を捕捉する後段噴霧ノズルと、後段噴霧ノズルから噴霧するミストおよび空気流中の塵埃を捕捉する後段ワッシャメディアからなる下流側加湿手段と、
    少なくとも熱交換コイルを伝って流下する循環水を貯留する貯水槽と、少なくとも上流側加湿手段に貯水槽の循環水を加湿用水として循環供給する循環水供給系と、水噴霧室の下流側に配置した冷却コイルを含むことを特徴とする空気調和機。
  3. 冷却コイルの下流側に中性能フィルタを設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機。
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