JP4911968B2 - 外気冷熱利用方法及び空調システム - Google Patents
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Description
ギーの低減は重要な課題となっている。
30%の差異が生じ、大きな損失となっている。
本発明は、冬季もしくは暖房期または中間期に取り入れ外気の冷熱及び空調室内の発生熱を回収し、熱を再利用する方法であって、取り入れ外気と第1循環水との気液接触による熱移動及び/又は物質移動によりその熱を取り入れ外気に移動させる第1熱移動工程と、室内空調空気と第2循環水との気液接触による熱移動及び/又は物質移動によりその熱を第2循環水に移動させる第2熱移動工程と、第1循環水と第2循環水との間で伝熱面を通して熱交換する熱交換工程と、第1熱移動工程後の取り入れ外気を空調室内へ送る工程と、第2熱移動工程後の室内空調空気をその空調室内へ給気として戻す工程と、を含むことを特徴とする。
空気として空調室内へ供給され、第2熱移動工程にて加湿及び冷却された室内空調空気は空調室内へ給気として戻される。これにより、取り入れ外気と室内空調空気とが混合されて、所定の温度・湿度の空気が生成される。
(実施例1)
図1は、本発明を内部発熱の大きい建物、より具体的には工業用クリーンルームの空調、特に中間期や冬季の運転に適用した実施例を示す構成図である。この実施例は例えば取り入れ外気温度が低い場合に外気冷熱を有効利用するのに好適な例を示すものである。
数の散水口53と、充填材52の下部に設けられた第1循環水用の水溜54とを備えている。なお、充填材52と排出口5bとの間(下流側)には、必要に応じて、液滴を捕集分離除去する機能を有するデミスター55が配置される。また、デミスター55と排出口5bとの間には、ケーシング51の流入口5aから排出口5bに向かう取り入れ外気1の流れを形成するための送風機56が配置されている。
経由した処理済みの取り入れ空気1aは、空気供給経路9を介してクリーンルームCR内へ供給される。
合または低い場合に機能し、等しい、または省エネルギー価格(回収したエネルギー×エネルギー単価)がポンプの運転費以下の場合には機能しない。しかし、排気空気1に含まれる化学物質等の除去作用については、双方の熱差に関係なく機能する。なお、夏季または冷房期には、第1循環水2のポンプ21と第2循環水4のポンプ41を停止し、第1熱移動手段5、第2熱移動手段6、熱交換手段7を非稼働とすることが効率的である。
図2は、室内空調空気3が分散処理される場合に好適な実施例を示す要部の構成図である。なお、この実施例2において、実施例1と基本的に同一の構成要素については、同一の符号を付してその説明を簡略化する。
図3は、外気の冷熱、排気空気の冷熱及び高温冷水を利用して、クリーンルームのように建物内部の顕熱負荷の大きい空調設備について、エネルギーを効率的に運用できるシステムとした例を示すものである。なお、この実施例3において、実施例1と基本的に同一の構成要素については、同一の符号を付してその説明を簡略化する。
室内からの排気空気とすることで、具体的には冷却塔側部に設けた空気取入口に排気ダクトを接続することで低温冷却水を生成し、冷水製造装置19の成績係数を高くすることができる。
いままでの例では、第1〜第3熱移動手段として開放型気液接触体を用いる例を示したが、密閉型の装置を用いることもできる。即ち、図4に示すように、コイル状に形成された乾式熱交換器にそれぞれ外気、室内空気の熱移動を得た循環水100を散水する。2つのコイル熱交換器105、106の入口・出口は互いに配管102で接続され配管102の途中にポンプ103が介装されている。この場合の熱交換手段は2つのコイル熱交換器105、106と接続配管102が相当する。乾式熱交換器はプレート型等も採用でき、充填材中に内設されていてもよい。
1a 処理済みの外気空気
2 第1循環水
21 ポンプ
3 室内空調空気(還気)
3a 室内空調空気(給気)
4 第2循環水
41 ポンプ
5、105 第1熱移動手段
51、61 ケーシング
52、62 充填材
6、106 第2熱移動手段
55、65 デミスター
53、63 散水口
7 熱交換手段
10 流量調整弁
11 熱源水
12 上流側熱交換手段
13 低温冷水
14 下流側熱交換手段
15 ケーシング
16 送風手段
17 室内空気熱交換手段
18 還気ダクト
19 冷水製造装置
20 冷却水
22 排気空気
23 第3熱移動手段
A、B、C、D、E 循環系
K 機械室
S 外気処理装置
Claims (7)
- 取り入れ外気の冷熱及び空調室内の発生熱を回収し、熱を再利用する方法であって、
冬季もしくは暖房期または中間期に取り入れ外気と第1循環水との気液接触による熱移動、又は熱移動及び水分移動により第1循環水の熱を取り入れ外気に移動させる第1熱移動工程と、
室内空調空気と第2循環水との気液接触による熱移動、又は熱移動及び水分移動により室内空調空気の熱を第2循環水に移動させる第2熱移動工程と、
第1循環水と第2循環水との間で伝熱面を通して熱交換する熱交換工程と、
第1熱移動工程後の取り入れ外気を前記空調室内へ送る工程と、
第2熱移動工程後の室内空調空気をその空調室内へ給気として戻す工程と、
を含む外気冷熱利用方法。 - 前記第2熱移動工程における、室内空調空気の第2循環水への熱の移動量を、前記第2循環水の循環水量又は気液接触に付される室内空調空気量により制御することを特徴とする、請求項1に記載の外気冷熱利用方法。
- 取り入れ外気の冷熱及び空調室内の発生熱を回収し、熱を再利用する空調システムであって、
第1循環水の循環系内に設けられ、第1循環水の熱を熱移動、又は熱移動及び水分移動により取り入れ外気に移動させる第1熱移動手段と、
第2循環水の循環系内に設けられ、室内空調空気の熱を熱移動、又は熱移動及び水分移動により第2循環水に移動させる第2熱移動手段と、
第1循環水と第2循環水との間で伝熱面を通して熱交換する熱交換手段と、
第1熱移動手段の空気の流れの上流側に配置され、空調室内設定露点温度よりも高い熱源水を熱源とする上流側熱交換手段と、
第1熱移動手段の空気の流れの下流側に配置され、空調室内設定露点温度よりも低い低温冷水を熱源とする下流側熱交換手段と、を備えた空調システム。 - 前記上流側熱交換手段は、前記熱源水の循環系内に設けられ、前記室内空調空気と熱源水との間で伝熱面を介して熱交換する室内空気熱交換手段を備え、前記上流側熱交換手段への熱源水の供給温度が、室内設定露点温度より高く、室内設定乾球温度より低いことを
特徴とする、請求項3に記載の空調システム。 - 前記下流側熱交換手段を経由した処理済みの外気空気を空調室のリターンプレナム内へ給気する外気ダクトと、前記リターンプレナム内の室内空調空気を前記外気ダクトの途中に供給する室内再循環ファンとを備えている、請求項3または4に記載の空調システム。
- 前記下流側熱交換器で温調された後あるいは前記リターンプレナムに吐出される前の処理済みの外気空気の温度に基づいて前記室内再循環ファンから前記外気ダクトへの空気供給量を制御する制御手段を備えている、請求項5に記載の空調システム。
- 前記第2循環水の循環系内に、被処理空気系統が複数並列に設けられ、前記第2熱移動手段が前記被処理空気系統ごとに設けられている、請求項3に記載の空調システム。
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