JP2913020B2 - 調湿換気空調機 - Google Patents

調湿換気空調機

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JP2913020B2 JP8232635A JP23263596A JP2913020B2 JP 2913020 B2 JP2913020 B2 JP 2913020B2 JP 8232635 A JP8232635 A JP 8232635A JP 23263596 A JP23263596 A JP 23263596A JP 2913020 B2 JP2913020 B2 JP 2913020B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、湿度の調整と換
気とを行う調湿換気空調機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記のような調湿換気空調機の従来例と
しては、特開平6−322号公報記載のものを挙げるこ
とができる。図は、上記従来の調湿換気空調機を示す
構造模式図である。この調湿換気空調機は、室内49か
ら吸入した室内空気RAを吸入し、この室内空気RAを
まず加湿部36で水を噴霧して冷却する。冷却された室
内空気RAは、室外50より吸入した室外空気OAと顕
熱熱交換器31で熱交換されていくぶん高温となった後
に、加熱濃縮された吸湿液体と気液熱交換器37で熱交
換され、さらに高温となる。そして高温となった室内空
気RAは、再生部35において第1液溜40の吸湿液体
から蒸発した水蒸気を混ぜられた後、排気ファン33に
よって温排気EAとして室外50に排出される。
【0003】一方、除湿部34においては、上記気液熱
交換器37で冷却された吸湿液体が複数の散布ノズル3
9から散布され、この散布された吸湿液体によって室外
空気OAの除湿がなされる。そして除湿された室外空気
OAは、顕熱熱交換器31で冷却されて冷給気SAとな
り、給気ファン32によって室内に送られる。また除湿
によって希釈された吸湿液体は、第2液溜41からこれ
よりも液面の低い第1液溜40に流入し、この第1液溜
40において、都市ガス等を用いた加熱器38により再
び加熱濃縮されるようになっている。なお同図において
42は、吸湿液体を循環させるための液ポンプである。
【0004】上記のように構成された調湿換気空調機で
は、除湿部34と再生部35との間で吸湿液体を循環さ
せることによって、室内49へ送気する冷給気SAを除
湿された快適なものとすることができる。また上記除湿
部34と再生部35との間を完全に分離しているので、
給排気の混合による調湿換気効果の低減を確実に防止す
ることができるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の調湿換気空調機では、散布ノズル39から散布した吸
湿液体によって室外空気OAの除湿を行っている。その
ため室内49へ送気する冷給気SA中に吸湿液体が混入
しやすく、これが室内49に飛散して吸湿液体の不足が
生じたり、給気ファン32や室内49の各部に金属腐食
を生じたりするという問題があった。また加熱によって
蒸発した湿分を温排気EAと共に室外50へ排出する
が、このとき熱も室外50へと排出されてしまうので、
エネルギ効率が低下するという問題があった。そしてこ
の排出時に吸湿液体が室外50に飛散する場合もあり、
室外50においても金属腐食が生じるという問題があっ
た。さらに再生部35においては、吸湿液体の湿分を蒸
発させる必要があるため都市ガス等を用いて吸湿液体を
100℃以上に加熱できるようにした加熱器38が必要
となり、また除湿部34においては、複数の散布ノズル
39を設ける必要がある。そのため装置が大形となって
設置場所が限定されてしまうという問題があった。
【0006】この発明は、上記従来の欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、吸湿液体の飛
散を防止することが可能であり、またエネルギ効率を向
上させると共に、省スペースを図ることも可能な調湿換
気空調機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の調湿換
気空調機は、給気ファン2、排気ファン3、及び顕熱熱
交換器1を備え、室内49から吸入した室内空気RA
と、室外50から吸入した上記室内空気RAよりも温度
の高い室外空気OAとを、上記顕熱熱交換器1で熱交換
してそれぞれ温排気EA及び冷給気SAとし、この冷給
気SAを上記給気ファン2で室内49に給気すると共に
温排気EAを上記排気ファン3で室外50に排気する一
方、吸入した室外空気OAの湿分を吸湿液体10内に吸
収する除湿部4と、吸湿液体10中の湿分を空気中に排
出する再生部5と、これらの除湿部4と再生部5との間
で吸湿液体10を循環させる移送手段6、12、13
と、除湿部4へ向かう吸湿液体10を冷却する冷却部7
と、再生部5へ向かう吸湿液体10を加熱する加熱部8
とを備えて成り、上記除湿部4及び再生部5は、吸湿液
体10と空気との間の湿分の移動を水蒸気透過性膜を介
して行うよう構成した調湿換気空調機であって、上記冷
却部7は、水冷式であり、また上記冷却部7は、吸入し
た室内空気RAの通風路15に配置し、この吸入した室
内空気RAの冷却をも行うようにしたことを特徴として
いる。
【0008】ここで水蒸気透過性膜とは、水蒸気は透過
させるが吸湿液体10は透過させない多孔質膜等をい
う。
【0009】上記請求項1の調湿換気空調機では、吸湿
液体と空気との間の湿分の移動を水蒸気透過性膜を介し
て行うようにしているので、吸湿液体10が冷給気SA
又は温排気EA中に混入して飛散するのを防止すること
が可能となる。また調湿換気空調機では、冷却部7を水
冷としているので、除湿部4における除湿能力が向上
し、中温域で除湿再生サイクルを形成することができ
る。従って加熱部8の構成を簡素なものとし、機器の省
スペースを図ることが可能となる。しかも冷却部7によ
って吸湿液体10の冷却と室内空気RAの冷却との双方
を行うようにしているので、構成を簡素なものとするこ
とが可能となる。
【0010】また請求項2の調湿換気空調機は、上記除
湿部4から流出して加熱部8によって加熱される前の吸
湿液体10と、上記再生部5から流出して冷却部7によ
って冷却される前の吸湿液体10との間で熱交換を行う
液熱交換器9を設けたことを特徴としている。
【0011】上記請求項2の調湿換気空調機では、再生
部5側で温熱を回収し、除湿部4側で冷熱を回収してい
るので、エネルギ効率を向上させることが可能となる。
【0012】請求項の調湿換気空調機は、上記除湿部
4を室外空気OAの通風路17に配置すると共に、上記
再生部5を温排気EAの通風路18に配置し、これらの
除湿部4及び再生部5は、上記水蒸気透過性膜によって
形成された通路20を備えて、この通路20を通風方向
に沿って配設したことを特徴としている。
【0013】上記請求項の調湿換気空調機では、水蒸
気透過性膜によって除湿部4及び再生部5に通路20を
形成し、この通路20に沿って室外空気OAまたは温排
気EAを通風させるようにしている。従って吸湿効率及
び放湿効率を向上させることが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、この発明の調湿換気空調機
の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細
に説明する。
【0015】図1は、上記調湿換気空調機を示す構造模
式図である。この調湿換気空調機は、高温多湿な夏期に
おいて、室内が冷房されている場合に主として用いられ
るものである。従って以下においては、別途に設けた空
気調和機によって室内が冷房されていることを前提に説
明する。同図において30は本体ケーシングであり、こ
の本体ケーシング30内には、室内49から吸入した室
内空気RAと、室外50から吸入した上記室内空気RA
よりも高温な室外空気OAとの間で熱交換を行う顕熱熱
交換器1が設けられている。そして上記室内空気RAと
室外空気OAとは、熱交換後にそれぞれ温排気EA及び
冷給気SAとなるが、この調湿換気空調機には、室内空
気RAの通風路である内気通風路15と、室外空気OA
の通風路である外気通風路17と、冷給気SAの通風路
である給気通風路16と、温排気EAの通風路である排
気通風路18とが、上記ケーシング30内を区画して形
成されている。そして上記給気通風路16には給気ファ
ン2が設けられて冷給気SAを室内49へ給気する一
方、上記排気通風路18には排気ファン3が設けられて
温排気EAを室外50に排出するようになっている。
【0016】また上記外気通風路17に設けられた4は
除湿部であり、また排気通風路18に設けられた5は再
生部である。これらの除湿部4と再生部5とは、塩化リ
チウム、臭化リチウム等を用いて構成された吸湿液体1
0と周囲の空気との間で、水蒸気は通過させるが上記吸
湿液体10は通過させない多孔質膜等の水蒸気透過性膜
を介して湿分の授受を行うものである。図2は、上記除
湿部4及び再生部5を示す概略斜視図である。これら除
湿部4及び再生部5は、内部に上記水蒸気透過性膜で形
成したチューブ(通路)20を有し、このチューブ20
が、通過する室外空気OA又は温排気EAの風向に沿っ
て配置されている。また同図では明らかではないが、上
記各チューブ20は、支持体21によって上記風向に沿
った通風性が良好となるように支持されている。そして
図に示す各チューブ20には、上記吸湿液体10が流通
するようになっている。このとき吸湿液体10は、各チ
ューブ20を並列接続して除湿部4又は再生部5の一端
側から他端側へと一方向に流通するようにしてもよい
し、また各チューブを直列に接続して除湿部4又は再生
部5内を往復しながら流通するようにしてもよい。
【0017】さらに、この調湿換気空調機には、上記除
湿部4と再生部5との間で吸湿液体10を循環させる移
送手段が設けられている。この移送手段は、図1に示す
ように、上記除湿部4と再生部5との間を環状に接続す
る液管6と、この液管6中にあって除湿部4から再生部
5へと吸湿液体10が流通する部分に介設された液タン
ク13と、この液タンク13よりも下流側の液管6に介
設された液ポンプ12とから成るものである。また上記
液管6においては、再生部5の上流側に、再生部5へ流
入する吸湿液体10を排熱温水等によって加熱する加熱
部8が介設される一方、除湿部4の上流側に、除湿部4
へ流入する吸湿液体10を水冷する冷却部7が介設さ
れ、この冷却部7は、上記内気通風路15に配置されて
いる。さらにこの冷却部7の上流側には液熱交換器9が
設けられ、上記加熱部8に流入する吸湿液体10と、冷
却部7に流入する吸湿液体10との間で熱交換を行うよ
うになっている。なお同図において14は、上記冷却部
7への補給水であり、また13aは、液タンク13中の
吸湿液体10の飛散を防止するための多孔質シートであ
る。
【0018】次に上記調湿換気空調機の作用について説
明する。排気ファン3が駆動されると、室内49から室
内空気RAが吸入される。この室内空気RAは、別途に
設けた空気調和機によって冷却されたものであって、例
えば温度27℃、湿度50%等であって、図3のA点で
示されるものである。この室内空気RAは内気通風路1
5を通過するが、このとき冷却器7で加湿冷却され、図
3のB点で示されるものとなる。そして次に顕熱熱交換
器1に入力されるのであるが、この顕熱熱交換器1に
は、他方から外気通風路17を介して室外空気OAが入
力される。この室外空気は、例えば温度35℃、湿度6
0%等であって、図3のP点で示されるものである。ま
た、この室外空気OAが通過する上記外気通風路17に
は除湿部4が配置され、この除湿部4によって室外空気
OAが除湿され、除湿後の室外空気OAは図3のQ点で
示されるものとなる。そして上記のように、同図のB点
で示される内気通風路15の室内空気RAと、Q点で示
される外気通風路17の室外空気OAとが顕熱熱交換器
1で熱交換され、それぞれ同図のC点で示される温排気
EAと、R点で示される冷給気SAとなる。従って吸入
した室内空気RAと略温度が等しく、かつ多少乾燥した
冷給気SAが室内49に供給されることとなる。またこ
の乾燥分は、室内49における人の呼気等とバランスさ
せるためのものである。
【0019】上記のように構成され、また作用する調湿
換気空調機では、除湿部4及び再生部5を図2に示すよ
うな構成とし、水蒸気透過性膜で形成したチューブ20
を介して吸湿液体10と空気との間の湿分の授受を行う
ようにしている。従って吸湿液体10はチューブ20内
に保持され、これが外部に飛散して室内外49、50や
給気ファン2等に金属腐食が生ずること、あるいは吸湿
液体10に不足が生じることを確実に防止できる。また
上記チューブ20は、室外空気OAあるいは温排気EA
の流通風向に沿って配置しているので、吸湿又は放湿を
効果的に行うことができる。さらに上記チューブ20内
に吸湿液体10を流通させるようにしているので、その
機械的強度は十分なものとなり、除湿部4及び再生部5
の信頼性を向上させることができる。
【0020】また液管6には液熱交換器9を介設し、再
生部5から流出した吸湿液体10とと除湿部4から流出
した吸湿液体10との間で熱交換を行っている。そのた
め再生部5側では加熱部8で加えられた温熱をこの液熱
交換器9で回収することができ、また一方、除湿部側で
は冷却部7で加えられた冷熱をこの液熱交換器9で回収
することができる。従って加熱部8あるいは冷却部7に
よって付加される熱エネルギを有効に利用でき、エネル
ギ効率を向上させることが可能となる。
【0021】さらに上記液管6には水冷式の冷却部7を
設け、この冷却部7によって除湿部4側の吸湿液体10
を冷却している。そのため除湿部4における除湿能力が
向上し、60〜90℃程度の中温域で除湿再生サイクル
を形成することができる。従って都市ガス等を用いた加
熱器は不要となり、簡素な構成によって装置をコンパク
ト化することができる。また上記冷却部7によって、吸
入した室内空気RAの冷却をも行うようにしている。従
って特別な手段を付加することなく、装置内における冷
給気SAからの冷熱の損失を補うことができ、装置のコ
ンパクト化及びコストダウンを図ることができる。
【0022】
【発明の効果】上記請求項1の調湿換気空調機では、吸
湿液体が冷給気又は温排気に混入して飛散するのを防止
できるので、室内外や装置の各部における金属腐食ある
いは吸湿液体の不足を確実に防止することが可能とな
る。また上記調湿換気空調機では、冷却部を水冷として
いるので、除湿部における除湿能力が向上し、中温域で
除湿再生サイクルを形成することができる。従って加熱
部の構成を簡素なものとし、機器の省スペースを図るこ
とが可能となる。しかも冷却部によって吸湿液体の冷却
と室内空気の冷却との双方を行うようにしているので、
構成を簡素なものとすることが可能となる
【0023】また請求項2の調湿換気空調機では、再生
部側で温熱を回収し、除湿部側で冷熱を回収しているの
で、エネルギ効率を向上させることが可能となる。
【0024】請求項の調湿換気空調機では、水蒸気透
過性膜によって除湿部及び再生部に通路を形成し、この
通路に沿って室外空気または温排気を通風させるように
している。従って吸湿効率及び放湿効率を向上させるこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の調湿換気空調機の一実施形態を示す
構造模式図である。
【図2】除湿部又は再生部の概略斜視図である。
【図3】上記調湿換気空調機における温度と水蒸気分圧
の関係を示すグラフである。
【図4】従来例の調湿換気空調機を示す構造模式図であ
【符号の説明】
1 顕熱熱交換器 2 給気ファン 3 排気ファン 4 除湿部 5 再生部 6 液管 7 冷却部 8 加熱部 9 液熱交換器 10 吸湿液体 15 内気通風路 17 外気通風路 18 排気通風路 20 チューブ RA 室内空気 OA 室外空気 EA 温排気 SA 冷給気

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給気ファン(2)、排気ファン(3)、
    及び顕熱熱交換器(1)を備え、室内(49)から吸入
    した室内空気(RA)と、室外(50)から吸入した上
    記室内空気(RA)よりも温度の高い室外空気(OA)
    とを、上記顕熱熱交換器(1)で熱交換してそれぞれ温
    排気(EA)及び冷給気(SA)とし、この冷給気(S
    A)を上記給気ファン(2)で室内(49)に給気する
    と共に温排気(EA)を上記排気ファン(3)で室外
    (50)に排気する一方、吸入した室外空気(OA)の
    湿分を吸湿液体(10)内に吸収する除湿部(4)と、
    吸湿液体(10)中の湿分を空気中に排出する再生部
    (5)と、これらの除湿部(4)と再生部(5)との間
    で吸湿液体(10)を循環させる移送手段(6)(1
    2)(13)と、除湿部(4)へ向かう吸湿液体(1
    0)を冷却する冷却部(7)と、再生部(5)へ向かう
    吸湿液体(10)を加熱する加熱部(8)とを備えて成
    り、上記除湿部(4)及び再生部(5)は、吸湿液体
    (10)と空気との間の湿分の移動を水蒸気透過性膜を
    介して行うよう構成した調湿換気空調機であって、上記
    冷却部(7)は、水冷式であり、また上記冷却部(7)
    は、吸入した室内空気(RA)の通風路(15)に配置
    し、この吸入した室内空気(RA)の冷却をも行うよう
    にしたことを特徴とする調湿換気空調機。
  2. 【請求項2】 上記除湿部(4)から流出して加熱部
    (8)によって加熱される前の吸湿液体(10)と、上
    記再生部(5)から流出して冷却部(7)によって冷却
    される前の吸湿液体(10)との間で熱交換を行う液熱
    交換器(9)を設けたことを特徴とする請求項1の調湿
    換気空調機。
  3. 【請求項3】 上記除湿部(4)を室外空気(OA)の
    通風路(17)に配置すると共に、上記再生部(5)を
    温排気(EA)の通風路(18)に配置し、これらの除
    湿部(4)及び再生部(5)は、上記水蒸気透過性膜に
    よって形成された通路(20)を備えて、この通路(2
    0)を通風方向に沿って配設したことを特徴とする請求
    項1又は請求項2の調湿換気空調機。
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