JP5282463B2 - 建設機械 - Google Patents

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本発明は運転席の近傍にコンソールボックスと各種操作レバーが配置される建設機械に関するものである。
本発明の好適例である、キャビンを持たないオープンタイプの小形油圧ショベル(ミニショベル)を例にとって背景技術を説明する。
この油圧ショベルは、図6に示すようにクローラ式の下部走行体1上に上部旋回体2が縦軸まわりに旋回自在に搭載され、この上部旋回体2に、ブーム3、アーム4、バケット5とこれらを駆動するブーム、アーム、バケット各シリンダ6〜8から成る作業アタッチメント9が装着されて構成される。
上部旋回体2はアッパーフレーム10を有し、このアッパーフレーム10の後部(作業アタッチメント9と反対側。以下にいう前後の方向性について同じ)上面にシートスタンド11を介して運転席12が設けられる。
また、シートスタンド11上には、運転席12を挟んで左右両側にコンソールボックス(後述のドーザ、アクセル両レバーが設けられる点で本発明と直接関係のある右側のコンソールボックスのみを図示する)13が設けられ、このコンソールボックス13に、ショベルの制御に必要なモニタやキースイッチ、ライトスイッチ等の電装品が設けられる。
また、コンソールボックス13の前部に作業用操作レバー14が設けられるとともに、コンソールボックス13の近傍に、図示しないドーザを上げ下げ操作するためのドーザレバー15と、エンジンの回転数を調整するアクセルレバー16とがそれぞれ設けられる。
図7,8に示すようにドーザレバー15はコンソールボックス13の後部下側において、アクセルレバー16はコンソールボックス13の後方において、それぞれ別々のレバー取付フレーム17,18によってシートスタンド11上に取付けられる(たとえば特許文献1参照)。
なお、上部旋回体2には、他にも種々のレバーが設けられるが、本発明と関係がないため図示、説明を省略する。
コンソールボックス13は、図7に示すように骨格としてのボックスフレーム(種々の形状が公知である)19が合成樹脂製のカバー20で覆われて構成される(特許文献2参照)。
なお、コンソールボックス13に、オペレータ降車時にエンジン運転や作業動作を自動的に停止させる乗降遮断レバーが設けられる場合、及びこの乗降遮断レバーとともにコンソールボックス13を回動させる構成をとる場合があるが、本発明とは直接関係がないため図示、説明を省略する。
特開2001−107396号公報 特開2005−105591号公報
しかし、特許文献2等に開示された公知技術によると、運転席12近くに設置されるコンソールボックス13とドーザ、アクセル両レバー15,16とをそれぞれ別々のフレーム(ボックスフレーム19、レバー取付フレーム17,18)により分散してシートスタンド11上に取付ける構成をとっているため、運転席12まわりの設備としてのまとまりがなく、雑然とした感じを与えるとともに、これらの設置スペースが大きくなり、とくにミニショベルのような運転席まわりのスペースが小さい機械にとって不利となっていた。
また、両レバー15,16を離間した別フレームに取付けるため、これらの組み付け性が悪かった。
さらに、組み付け性が悪いこと、及びレバー取付けのための部品コスト点数が多くなることによってコストアップとなっていた。
そこで本発明は、コンソールボックスの近傍にドーザ、アクセル両レバーが配置される条件下で、これらを集約してコンパクトにかつ整然と設置できるとともに、両レバーの組み付け性を向上させ、かつ、コストダウンを実現することができる建設機械を提供するものである。
請求項1の発明は、運転席の近傍に、電装品等が収容されるコンソールボックスと、ドーザを上げ下げ操作するドーザレバーと、エンジンの回転数を調整するアクセルレバーとが設けられ、上記コンソールボックスは、骨格としてのボックスフレームをカバーで覆って構成される建設機械において、上記ボックスフレームの背面にリブ板を後向きに突設するとともに、このリブ板の左右両側にそれぞれレバー軸を突設し、一方のレバー軸に上記ドーザレバー、他方のレバー軸に上記アクセルレバーをそれぞれ取付け、かつ、上記リブ板に、コンソールボックスのカバーを取付けるためのカバー取付軸を、リブ板の左右両側に突出して設けたものである。
請求項2の発明は、請求項1の構成において、ドーザレバー用及びアクセルレバー用の両レバー軸をリブ板を挟んで同軸上に設けたものである。
請求項3の発明は、請求項2の構成において、一本の軸体をリブ板を貫通して左右両側に突出する状態で設け、一方の突出部分をドーザレバー用のレバー軸、他方の突出部分をアクセルレバー用のレバー軸としたものである
本発明によると、次の効果を得ることができる。
(i)ボックスフレームに設けたリブ板にドーザ、アクセル両レバーを取付けるため、両レバーを別々のフレームに取付ける場合と比較して、両レバーを含めた運転席まわりの設備をコンパクトにかつ整然とまとめることができる。
(ii)両レバーを、箱内ではなくボックスフレームの背面側というオープンスペースで、かつ、リブ板を挟んで左右に振り分けて取付けるため、コンパクトに配置しながら両レバーの組み付けが容易となる。
(iii)リブ板の補強効果によってボックスフレームの強度を高めることができる。
(iv) コンソールボックスのカバーを、リブ板に設けたカバー取付軸によって両持ち状態で取付けることができるため、カバー取付強度を高めることができる。
また、請求項2の発明によると、両レバー軸を同軸上に集中配置するため、運転席まわりの設備をよりコンパクトにまとめることができる。
請求項3の発明によると、一本の軸体をリブ板貫通状態で設けることによってドーザレバー軸及びアクセルレバー軸を形成するため、レバー軸の取付けを含めた両レバーの組み付け性がさらに良くなる。また、組み付け性の向上と、一本の軸体を両レバーに共用(部品点数を節減)できることとによってコストダウンを実現することができる
本発明の実施形態を図1〜図5によって説明する。
以下の実施形態では、背景技術の説明に合わせて小形の油圧ショベル(オープンタイプのミニショベル)を適用対象として例にとっている。
上部旋回体上のシートスタンド11の上面にコンソールボックス21が設けられる点は、図6〜図8に示す公知技術と同じである。
コンソールボックス21は、図1〜図5に示すボックスフレーム22が、図4,5の二点鎖線で示す合成樹脂製のカバー23で覆われて構成され、このコンソールボックス21に図示しない各種電装品が組み込まれる。
ボックスフレーム22は、フレーム本体24とリブ板25とから成っている。
フレーム本体24は、くの字形に折れ曲がった主部24aの前端部に、作業用操作レバー14が取付けられるレバー取付部24bが設けられて成り、主部24aがシートスタンド11の上面に取付けられる。
なお、図の簡略化のため、シートスタンド11に対する主部24aの取付構造(取付穴やナット等)、及びレバー取付部24bに対する作業用操作レバー14の取付構造の図示を省略している。
リブ板25は、このフレーム本体24の主部24aの背面に、この背面を左右に仕切る状態で後向きに、かつ、主部24aの前端近くから後端近くまでほぼ全長に亘って突設されている。
このリブ板25の後端部に一本の軸体26がリブ板25を貫通して左右両側に突出する状態で設けられ、右側突出部分(ドーザレバー軸)26aにドーザレバー15、左側突出部分(アクセルレバー軸)26bにアクセルレバー16がそれぞれ取付けられる。
すなわち、両レバー15,16がリブ板25を挟んで左右振り分け状態で同軸上に設けられる。
また、リブ板25の前後方向中間部における軸体26よりも前方かつ上方の位置にカバー取付軸(パイプ)27がリブ板貫通状態で設けられ、カバー23の後端部がこのカバー取付軸27に取付けられる。
なお、ドーザ、アクセル両レバー15,16の付属品(レバー操作量を規制するストッパ等)もリブ板25に取付けられる。
このように、コンソールボックス21の骨格となるボックスフレーム22にリブ板25を設け、コンソールボックス21とともに運転席12の近傍に設置されるドーザ、アクセル両レバー15,16を、このリブ板25の左右両側に(リブ板25を共用フレームとして)同軸上に取付ける構成としたから、両レバー15,16を別々の位置で別々のフレームに分散して取付ける公知技術と比較して、両レバー15,16を含めた運転席12まわりの設備をコンパクトにかつ整然とまとめることができる。
このため、この実施形態で例示するミニショベルのように運転席まわりのスペースが小さい小形の建設機械にとって有利となる。
また、両レバー15,16を、閉じられた箱内ではなく、ボックスフレーム22の背面側というオープンスペースで、かつ、リブ板25を挟んで左右に振り分けて取付けるため、集中配置しながら両レバーの組み付けが容易となる。
さらに、一本の軸体26を両レバー15,16に共用するため部品点数を節減できること、及び上記のように組み付け性が良くなることにより、コストダウンを実現することができる。
加えて、リブ板25の補強効果によってボックスフレーム22の強度を高めることができる。
また、コンソールボックス21のカバー23を、リブ板25に左右貫通状態で設けたカバー取付軸27によって両持ち状態で取付けることができるため、カバー取付強度を高めることができる。
他の実施形態
(1)上記実施形態では、軸体26及びカバー取付軸27をそれぞれ一本軸としてリブ板貫通状態で設けたが、軸体26についてはドーザレバー軸26aとアクセルレバー軸26bとに分けて、カバー取付軸27については右側カバー取付軸と左側カバー取付軸とに分けて、それぞれリブ板25の左右両側面に同軸配置で別々に設けてもよい。
(2)ドーザレバー軸26aとアクセルレバー軸26bをリブ板25の両側面に分けて設ける場合に、両レバー軸26a,26bを位置ずれして設けてもよい。
(3)本発明はキャビンを持たないオープンタイプの小形ショベル(ミニショベル)に限らず、キャビン付きの一般的な油圧ショベルにも、また油圧ショベル以外の各種建設機械にも上記同様に適用することができる。
本発明の実施形態を示すコンソールボックス(カバー省略)の斜視図である。 図1の拡大図である。 図2と反対側から見たコンソールボックスの斜視図である。 コンソールボックスの平面図である。 同、側面図である。 本発明の適用対象である小形の油圧ショベルの概略側面図である。 図6のうちコンソールボックスとその周辺部分を拡大した図である。 同、斜視図である。
12 運転席
15 ドーザレバー
16 アクセルレバー
21 コンソールボックス
22 ボックスフレーム
23 カバー
24 ボックスフレーム本体
24a 主部
24b レバー取付部
25 リブ板
26 軸体
26a 軸体の右側突出部分(ドーザレバー軸)
26b 軸体の左側突出部分(アクセルレバー軸)
27 カバー取付軸

Claims (3)

  1. 運転席の近傍に、電装品等が収容されるコンソールボックスと、ドーザを上げ下げ操作するドーザレバーと、エンジンの回転数を調整するアクセルレバーとが設けられ、上記コンソールボックスは、骨格としてのボックスフレームをカバーで覆って構成される建設機械において、上記ボックスフレームの背面にリブ板を後向きに突設するとともに、このリブ板の左右両側にそれぞれレバー軸を突設し、一方のレバー軸に上記ドーザレバー、他方のレバー軸に上記アクセルレバーをそれぞれ取付け、かつ、上記リブ板に、コンソールボックスのカバーを取付けるためのカバー取付軸を、リブ板の左右両側に突出して設けたことを特徴とする建設機械。
  2. ドーザレバー用及びアクセルレバー用の両レバー軸をリブ板を挟んで同軸上に設けたことを特徴とする請求項1記載の建設機械。
  3. 一本の軸体をリブ板を貫通して左右両側に突出する状態で設け、一方の突出部分をドーザレバー用のレバー軸、他方の突出部分をアクセルレバー用のレバー軸としたことを特徴とする請求項2記載の建設機械
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