JP5280285B2 - Tダイ用リップ駆動部 - Google Patents

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Description

本発明は、Tダイ用リップ駆動部に関する。
紙、アルミ箔、プラスチック等の基材に対して樹脂をコーティングするラミネートプロセスを実施するコーティング膜厚制御システムが知られている。このコーティング膜厚制御システムでは、押出機により可塑化溶融された樹脂の流量を制御するTダイ(金型)が用いられる。このTダイでの溶融樹脂の流量の調節を空圧駆動方式により行う構成として、例えば特許文献1記載の構成が知られている。
この特許文献1には、その下部にフレキシブルリップ部を有する第1のTダイ本体と、その下部に固定リップ部を有する第2のTダイ本体と、からなるTダイ本体のうちの第1のTダイ本体側に設けられ、ベローズがその上部に固着されると共に、第1のTダイ本体側にその下部が枢支されたレバーと、枢軸より下部に設けられたプッシュボルトと、を含んで構成されるアクチュエータを備える構成が示されている。そして、圧縮空気をベローズに送給してベローズを膨張させて、枢軸より下部に設けられたプッシュボルトの先端部をフレキシブルリップ部に対して接触させ押圧する方向にレバーを回動させることにより、固定リップ部とフレキシブルリップ部との間の間隙(ギャップ)を調整するようになっている。
特許第3109034号公報
ここで、特許文献1に記載の機構の場合、上記ギャップを小さくする場合には、ベローズに対して送給する圧縮空気を調節することにより、圧力の微調整を行うことができる。しかしながら、リップ部のギャップを大きくする場合には、ベローズの圧縮空気を開放するか又は圧力値を低下させてベローズを収縮させることになるが、このような圧縮空気の開放又は圧力値の低下では微調整が困難であり、溶融樹脂のより精密な流量制御が求められる場合に、十分に対応できない可能性があった。
本発明は上記を鑑みてなされたものであり、リップ間の間隙の調整をより高精度に行うことができるTダイ用リップ駆動部を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るTダイ用リップ駆動部は、Tダイ本体の第1のリップと第2のリップとの少なくとも一方を構成するフレキシブルリップ部にアクチュエータが作用することにより、当該第1のリップと当該第2のリップとの間隙を調整するTダイ用リップ駆動部であって、アクチュエータは、フレキシブルリップ部に対して作用可能なレバーと、膨張することによりレバーに作用して間隙を狭めるための第1のベローズと、膨張することによりレバーに作用して間隙を広げるための第2のベローズと、を備えることを特徴とする。
上記のTダイ用リップ駆動部では、第1のベローズの膨張によって、レバーがフレキシブルリップ部に対して作用することにより、間隙が狭くなる。また、上記のTダイ用リップ駆動部では、第2のベローズの膨張によって、レバーがフレキシブルリップ部に対して作用することにより、間隙が広くなる。このように、本発明に係るTダイ用リップ駆動部では、第1のベローズ及び第2のベローズの膨張により、第1リップと第2リップとの間隙を狭めたり広げたりすることができるため、従来のようにベローズに供給される圧縮空気を開放する又は圧縮空気の圧力値を低下させることによりベローズを収縮させる場合と比較してリップ間の間隙をより高精度に調整することができると共に、リップ間の間隙(フレキシブルリップ部の変形量)の再現性を高めることができる。
ここで、上記作用を効果的に奏する構成として、具体的には、レバーは、その回動によりフレキシブルリップ部に対して作用し、第1のベローズは、レバーをフレキシブルリップ部を押圧する方向へ回動させて間隙を狭めるように膨張し、第2のベローズは、レバーを上記方向とは逆方向へ回動させて間隙を広げるように膨張する構成が挙げられる。
また、上記作用を効果的に奏する他の構成として、具体的には、第1のベローズは、レバーの一方の側に設けられ、第2のベローズは、レバーの第1のベローズの裏側に設けられる構成が挙げられる。
また、上記のTダイ用リップ駆動部は、第1のベローズ及び第2のベローズは、レバーの長手方向に沿ってそれぞれ複数設けられる態様とすることができる。
上記のように、レバーの長手方向に沿って第1のベローズ及び第2のベローズをそれぞれ複数設けることにより、レバーに対する第1のベローズ及び第2のベローズの受圧面積が広げられるため、少量又は低圧力の圧縮空気でレバーを回動させることができる。
そして、第1のベローズ群による重心位置と、第2のベローズ群による重心位置とは、レバーの回動軸心からの距離が一致する態様とすることができる。
このように、第1のベローズ群の重心位置と第2のベローズ群の重心位置とにおいて、レバーの回動軸心からの距離が一致するため、第1のベローズ群に圧縮空気を供給した際のフレキシブルリップ部に与えられる伝達荷重と、第2のベローズ群に同量の又は同圧力値の圧縮空気を供給した際のフレキシブルリップ部に与えられる伝達荷重を同一とすることができる。したがって、フレキシブルリップ部の駆動の微調整を容易にすることができ、リップ間のギャップの調整を高精度に行うことができる。
また、アクチュエータは、フレキシブルリップ部に対して複数個並設される態様とすることが好ましい。
このように、フレキシブルリップ部に作用するアクチュエータを並設して複数備えることにより、アクチュエータ毎のベローズへ供給する圧縮空気の量又は圧力値を任意に設定して、アクチュエータ毎にリップ間の間隙を精度よく調整することができるため、フレキシブルリップ部が延びる方向におけるリップ間の間隙の調整をより高精度に行うことができる。
ここで、隣接するアクチュエータ同士において、第1のベローズ群の配置と第2のベローズ群の配置とが入れ替わる態様とすることができる。
このように、隣接するアクチュエータ同士において、第1のベローズ群の配置と第2のベローズ群の配置とが入れ替わる構成とされることにより、隣接するアクチュエータ同士において第1のベローズ群の配置と第2のベローズ群の配置とが対称となり、各ベローズ群へ供給する圧縮空気の量又は圧力値に基づいてフレキシブルリップ部に与えられる伝達荷重を、隣接するアクチュエータ同士において同等とすることができ、リップ間の間隙の調整をより高精度に行うことができる。
ここで、隣接するアクチュエータ同士において、第1のベローズのレバーの長手方向における配置が互いにずれていると共に、第2のベローズのレバーの長手方向における配置が互いにずれている態様としてもよい。
上記の構成のように、隣接するアクチュエータ同士において、レバーの長手方向における第1のベローズ及び第2のベローズの配置が互いにずれているため、例えば、レバーの幅よりもその径が大きな第1及び第2のベローズを配置することにより受圧面積が大きくなり、フレキシブルリップ部への伝達荷重を大きくすることができる。これにより、リップ間の間隙の変動幅を大きくし、樹脂流量偏差を大きくすることができる。また、このように、第1のベローズ及び第2のベローズの配置が互いにずれているため、隣接するアクチュエータ同士を近接配置でき、フレキシブルリップ部が延びる方向(アクチュエータの並設方向)に沿った間隙の調整をより細かく高精度に行うことができる。
本発明によれば、リップ間の間隙の調整をより高精度に行うことができるTダイ用リップ駆動部が提供される。
一実施形態に係るTダイ用リップ駆動部が取り付けられたTダイの斜視図である。 図1中のTダイ用リップ駆動部を構成するアクチュエータの構成を拡大して示す断面図である。 図2のIII−III線における断面図である。 トルクアームの形状を説明する図である。 アクチュエータの伝達部を説明する断面図である。 アクチュエータの他の構成を説明する断面図である。 トルクアームにおけるベローズの配置を説明する図である。 トルクアームにおけるベローズの他の配置を説明する図である。 トルクアームにおけるベローズのさらに他の配置を説明する図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態を詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、実施形態に係るTダイ用リップ駆動部が取り付けられたTダイの斜視図、図2は、図1中のTダイ用リップ駆動部を構成するアクチュエータの構成を拡大して示す断面図、図3は、図2のIII−III線における断面図、図4は、トルクアームの形状を示す図、図5は、アクチュエータの伝達部を説明する断面図、図6は、アクチュエータの他の構成を示す断面図、図7は、トルクアームにおけるベローズの配置を説明する図である。本実施形態に係るTダイは、押出ラミネート装置、押出フィルム製造装置、押出ダイコータ等において用いられる装置である。
図1に示すように、Tダイは、Tダイ本体1とTダイ本体2とから構成される。Tダイ本体1には、その下部の先端部に幅方向(図示長手方向)に延びるフレキシブルリップ部(第1のリップ)3が設けられる。Tダイ本体2には、その下部の先端部に幅方向(図示長手方向)に延びると共に、フレキシブルリップ部3に対向する固定リップ(第2のリップ)5が設けられる。そして、Tダイ本体1は、フレキシブルリップ部3を変形させることにより、固定リップ5とフレキシブルリップ部3との間隙を調整するTダイ用リップ駆動部100を備え、このTダイ用リップ駆動部100は、アクチュエータ4を備える。
上記Tダイでは、Tダイ本体1及びTダイ本体2の上部から導入される溶融樹脂をTダイ本体1とTダイ本体2との間のマニホールド19に一度滞留させ幅方向(図示長手方向)に広げ、固定リップ5とフレキシブルリップ部3との間に形成される間隙(ギャップ)Δから所定の厚さの樹脂膜Aを成形するようになっている。樹脂膜Aの厚さは、固定リップ5とフレキシブルリップ部3との間隙Δから流下する溶融樹脂の流出量に由来するものであり、この間隙Δの大きさは、Tダイ用リップ駆動部100のアクチュエータ4によりフレキシブルリップ部3を変形させることにより調整される。
Tダイ本体1は、その幅方向に沿って複数個のゾーンに区切られており、このゾーン毎にアクチュエータ4がそれぞれ並設される。そして、それぞれのアクチュエータ4が、幅方向に延びるフレキシブルリップ部3を個別に変形させ、アクチュエータ4毎にフレキシブルリップ部3と固定リップ5との間隙Δの調整が行われる。
次に、アクチュエータ4について説明する。本実施形態に係るTダイ本体1には、2種類のアクチュエータ4(4A,4B)が幅方向に交互に並設して取り付けられる。以下の説明では、アクチュエータ4の一の構成であるアクチュエータ4Aについて説明し、次に、他の構成を有するアクチュエータ4Bについて説明する。
アクチュエータ4Aは、図2及び図3に示すように、Tダイ本体1側に設けられ、ベースプレート12aとバックアッププレート12bとを含んで構成されるハウジング12と、ベースプレート12aとバックアッププレート12bとの間に配置されると共にTダイ本体1側に回動軸心である軸30を介してアームサポート29により取り付けられ、回動することによりフレキシブルリップ部3に対して作用可能なトルクアーム(レバー)11と、トルクアーム11に設けられ、トルクアーム11の回動により、フレキシブルリップ部3を押圧/引っ張り可能とする伝達部20と、トルクアーム11の軸30に対して伝達部20とは反対側の部分である作用部11aのTダイ本体1側(トルクアーム11の一方の側)に設けられ、横断面が円形状であり、トルクアーム11に作用して間隙Δを狭めるための押側ベローズ(第1のベローズ)14と、作用部11aにおいてTダイ本体1とは反対側(トルクアーム11の裏側)に設けられ、横断面が円形状であり、トルクアーム11に作用して間隙Δを広げるための引側ベローズ(第2のベローズ)16と、を含んで構成される。
軸30は、ブッシュ31を介してTダイ本体1に対して取り付けられ、この構成により、トルクアーム11は、その下部が軸30に支持されて回動する。
トルクアーム11の周囲に設けられるハウジング12は、Tダイ本体1側の略平板を成すベースプレート12aと、これに対向して離間配置される略平板状のバックアッププレート12bとのそれぞれの上部を連結柱12cにより接続して成る。そして、このハウジング12は、そのベースプレート12aが、ベースプレート12aのトルクアーム11側とは逆の面に設けられたサポートブロック12eに取り付けられたボルト13によりTダイ本体1に対して固定される。さらに、バックアッププレート12bが、バックアッププレート12bの下部の連結柱12dにより、Tダイ本体1に対してトルクアーム11を内側に配置した状態で固定され、これらのベースプレート12a及びバックアッププレート12bが上下位置で閉じるようにTダイ本体1に取り付けられる。また、Tダイ本体1の長手方向に沿うアームサポート29は、トルクアーム11の下部と軸30とを覆い、Tダイ本体1側にトルクアーム11を取り付けるように設けられる。
押側ベローズ14は、トルクアーム11の長手方向に沿ってトルクアーム11及びベースプレート12aに対して複数個取り付けられる。そして、押側ベローズ14に対して、ベースプレート12aの上部に設けられた継手18a及びベースプレート12a内に設けられたエアー配管19aを介して圧縮空気が送られることにより、押側ベローズ14が膨張する。また、押側ベローズ14に対して送給した圧縮空気をエアー配管19aを介して外部に対して開放する又は圧縮空気の圧力値を低下させることにより押側ベローズ14が収縮する。
一方、引側ベローズ16は、トルクアーム11の長手方向に沿ってトルクアーム11及びバックアッププレート12bに対して複数個取り付けられる。そして、引側ベローズ16に対して、バックアッププレート12bの上部に設けられた継手18b及びバックアッププレート12b内に設けられたエアー配管19bを介して圧縮空気が送られることにより、引側ベローズ16が膨張する。また、引側ベローズ16に対して送給した圧縮空気をエアー配管19bを介して外部に対して開放する又は圧縮空気の圧力値を低下させることにより引側ベローズ16が収縮する。
上記のアクチュエータ4Aにおいて、トルクアーム11に設けられる押側ベローズ14及び引側ベローズ16は、トルクアーム11の長手方向において互いに異なる配置とされる。具体的には、本実施形態では、各側に2個ずつ配置されており、押側ベローズ14はトルクアーム11の中央側に、引側ベローズ16はトルクアーム11の端部側に、それぞれ配置される。すなわち、押側ベローズ14は押側ベローズ14群の重心位置C11を挟んで隣接した状態で配置され、引側ベローズ16は引側ベローズ16群の重心位置C12を挟んで離間した状態で配置される。そして、押側ベローズ14及び引側ベローズ16は、押側ベローズ14群の重心位置C11と、引側ベローズ16群の重心位置C12とが、トルクアーム11の長手方向における軸30からの距離が一致するように配置される。
伝達部20は、図5に示すように、トルクアーム11の軸30より下部に取り付けられたプッシュボルト(押圧部)22と、このプッシュボルト22よりフレキシブルリップ部3側に設けられた引張部(プルロッド)24と、を含んで構成される。
プッシュボルト22は、トルクアーム11のうち、Tダイ本体1のフレキシブルリップ部3に対向し押圧可能となる位置に取り付けられる。このプッシュボルト22の先端部22aは球面形状とされ、フレキシブルリップ部3に対して点接触する状態とされている。
一方、フレキシブルリップ部3には、Tダイ本体1の底面に凹部28が設けられる。そして、トルクアーム11に取り付けられた引張部24は、鉤状に構成されて、フレキシブルリップ部3に設けられた凹部28内に配置され、その先端部(押圧面)24aが凹部28の一の面(プッシュボルト22側の面)28aと接触する。そして、この先端部24aは、凹部28の一の面28a上を滑ることが許容されるように例えば研磨されている。先端部24aが滑らないと、凹部28の一の面28aとの接触面において図5における下向きの力、すなわち、リップ間の間隙Δを小さくする力が発生する。しかし、先端部24aが滑ることが許容されることにより、接触面において発生するフレキシブルリップ部3を引っ張る方向以外の力(図5における下向きの力)を小さくすることができる。
ここで、トルクアーム11の引側ベローズ16を開放した又は圧縮空気の圧力値を低下させた状態で押側ベローズ14に対して圧縮空気を送給することにより押側ベローズ14が膨張した場合、トルクアーム11は、プッシュボルト22の先端部22aがフレキシブルリップ部3に接触して押圧する方向(図2における時計回り)に回動する。
一方、トルクアーム11の押側ベローズ14を開放した又は圧縮空気の圧力値を低下させた状態で引側ベローズ16に対して圧縮空気を送給することにより引側ベローズ16が膨張した場合、トルクアーム11は、引張部24の先端部24aがフレキシブルリップ部3の凹部28の一の面28aに接触して押圧する方向(図2における反時計回り)に回動する。
このように、本実施形態に係るアクチュエータ4(4A)では、押側ベローズ14又は引側ベローズ16を膨張させてトルクアーム11を回動させることにより、伝達部20がフレキシブルリップ部3を押圧/引っ張り、フレキシブルリップ部3と固定リップ5間の間隙Δの大きさを調整できる。
図6は、アクチュエータ4Aに隣接するアクチュエータ4Bの構成を説明する断面図である。アクチュエータ4Bは、アクチュエータ4Aと比較して、押側ベローズ14及び引側ベローズ16の配置が相違する。具体的には、押側ベローズ14はトルクアーム11の端部側に、引側ベローズ16はトルクアーム11の中央側に、それぞれ配置される。すなわち、押側ベローズ14は、押側ベローズ14群の重心位置C21に対して離間する位置に設けられ、引側ベローズ16は、引側ベローズ16群の重心位置C22に対して接近する位置に設けられる。そして、押側ベローズ14群の重心位置C21と引側ベローズ16群の重心位置C22とは、トルクアーム11の長手方向における軸30からの距離が一致するように、押側ベローズ14及び引側ベローズ16が配置される。この重心位置の一致はアクチュエータ4Aと同様である。また、図7に示すように、重心位置C11と重心位置C21は、トルクアーム11の長手方向における軸30からの距離が一致し、重心位置C12と重心位置C22は、トルクアーム11の長手方向における軸30からの距離が一致する。
上記のアクチュエータ4Aとアクチュエータ4Bとが、フレキシブルリップ部3に沿ってTダイ本体1の幅方向に交互に並設して配置される。すなわち、本実施形態に示すTダイ用リップ駆動部100は、トルクアーム11の長手方向における押側ベローズ14の配置が隣接するアクチュエータ同士で互いにずれていると共に、トルクアーム11の長手方向における引側ベローズ16の配置が互いにずれている構成とされる。
そして、図3に示すように、アクチュエータ4(4A,4B)のトルクアーム11に設けられる押側ベローズ14及び引側ベローズ16は、その径がアクチュエータ4(4A,4B)が並設されるピッチ及びトルクアーム11の幅よりも大きくされている。アクチュエータ4A,4Bを近接配置した場合、押側ベローズ14及び引側ベローズ16が、隣接するトルクアーム11に干渉する可能性があり、隣接するトルクアーム11同士で、トルクアーム11の回動角度が異なる場合(間隙Δを異ならせる場合)に、ベローズの膨張方向において(回動時に)干渉するおそれがある。したがって、アクチュエータ4のトルクアーム11には、隣接するアクチュエータ4の押側ベローズ14との干渉を回避するための凹部15aと、引側ベローズ16との干渉を回避するための凹部15bとがそれぞれ設けられる。
以上のように、本実施形態に係るTダイ用リップ駆動部100では、押側ベローズ14が膨張することにより、トルクアーム11に作用して、リップ間の間隙(ギャップ)Δが狭められる。すなわち、押側ベローズ14の膨張により回転軸心となる軸30を支点としてトルクアーム11が回動し、伝達部20のプッシュボルト22の先端部22aによりフレキシブルリップ部3が押圧される。これにより、フレキシブルリップ部3が固定リップ5に対して接近する方向に変形し、リップ間の間隙Δが小さくなる。また、引側ベローズ16が膨張することにより、トルクアーム11に作用して、リップ間の間隙(ギャップ)Δが広げられる。すなわち、引側ベローズ16の膨張により軸30を支点としてトルクアーム11が回動し、伝達部20の引張部24の先端部24aがフレキシブルリップ部3に設けられた凹部28の一の面28aを押圧することにより、フレキシブルリップ部3が引っ張られる。これにより、フレキシブルリップ部3が固定リップ5から離間する方向に変形し、リップ間の間隙Δが大きくなる。
このように、本実施形態に係るTダイ用リップ駆動部100では、押側ベローズ(第1のベローズ)14と引側ベローズ(第2のベローズ)16とを備えることにより、リップ間の間隙Δを狭めたり広げたりすることができ、従来のように押側ベローズに供給される圧縮空気を開放する又は圧縮空気の圧力値を低下させることにより押側ベローズを収縮させる場合と比較して、リップ間の間隙(ギャップ)Δ(フレキシブルリップ部の変形量)の再現性を高めることができ、リップ間の間隙Δをより高精度に調整することができる。
また、上記のTダイ用リップ駆動部100では、押側ベローズ14と引側ベローズ16とがそれぞれトルクアーム11の長手方向に複数設けられることにより、トルクアーム11に対する押側ベローズ14及び引側ベローズ16の受圧面積が広げられ、少量又は低圧力の圧縮空気でトルクアーム11を回動させることができる。また、押側ベローズ14群の重心位置C11,C21と引側ベローズ16群の重心位置C12,C22のトルクアーム11の長手方向における軸30からの距離が一致しているため、押側ベローズ14群に圧縮空気を供給した際のフレキシブルリップ部3への伝達荷重と、引側ベローズ16群に同量の圧縮空気を供給した際のフレキシブルリップ部3への伝達荷重とが同一となる。したがって、供給する圧縮空気の量又は圧力値を押側あるは引側の一方で補正する必要がなくなり、フレキシブルリップ部3の駆動の微調整を容易にすることができる。
また、上記のTダイ用リップ駆動部100では、フレキシブルリップ部3を変形させるアクチュエータ4が並設して複数備えられるため、アクチュエータ4毎にフレキシブルリップ部3の位置を精度よく調整することができ、フレキシブルリップ部3が延びる方向(樹脂Aの幅方向)におけるフレキシブルリップ部3と固定リップ5との間隙Δの調整をより高精度に行うことができる。
さらに、上記のTダイ用リップ駆動部100では、隣接するアクチュエータ4同士において、押側ベローズ14群の重心位置(C11とC21)及び引側ベローズ16群の重心位置(C12とC22)はトルクアーム11の長手方向での軸30からの距離が一致する構成であるため、隣接するアクチュエータ4同士に同量の又は同圧力値の圧縮空気を押側ベローズ14群又は引側ベローズ16群に対して送給した場合に、各アクチュエータ4によるフレキシブルリップ部3への伝達荷重を同一とすることができる。このため、供給する圧縮空気の量又は圧力値を隣接するアクチュエータ4毎に補正する必要がなく、フレキシブルリップ部3の変形の微調整を容易に行うことができる。
また、上記のTダイ用リップ駆動部100では、隣接するアクチュエータ4(4A,4B)同士において、押側ベローズ14群の配置と引側ベローズ16群の配置とが入れ替わり、それぞれ対称となるため、各ベローズ群へ供給する圧縮空気の量又は圧力値に基づいてフレキシブルリップ部に与えられる伝達荷重を、隣接するアクチュエータ4同士において同等とすることができるため、フレキシブルリップ部3の微調整を容易に行うことができる。
そして、上記のTダイ用リップ駆動部100では、隣接するアクチュエータ4同士において、トルクアーム11の長手方向における押側ベローズ14及び引側ベローズ16の配置が互いにずれているため、アクチュエータ4の並設方向において、隣接するアクチュエータ4同士を近接配置した状態で、トルクアーム11の幅よりもその径が大きなベローズを配置することができる。この場合、ベローズの面積が大きくなることで、少量又は低圧力値の圧縮空気でもトルクアーム11に作用する力が大きくなり、フレキシブルリップ部3への伝達荷重を大きく、すなわち、リップ間の間隙Δの変動幅を大きくでき、その結果、樹脂流量偏差を大きくすることができる。
以上、本発明を実施形態に基づき詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、Tダイ用リップ駆動部100は、押出成形用のTダイ以外にも、例えばコーター用ダイや溶液キャスト用ダイにも適用することができる。また、フラットダイに限らず、インフレーション成形用の丸ダイ等にも上記実施形態に係る構成を適用することができる。
また、上記実施形態では、Tダイ本体1に設けられたフレキシブルリップ部3と、Tダイ本体2に設けられた固定リップ5との間隙Δを、Tダイ本体1側に設けられたアクチュエータ4によりフレキシブルリップ部3を変形することにより調整する構成について説明したが、Tダイ本体1とTダイ本体2とに設けられたリップがいずれもフレキシブルリップからなり、Tダイ本体1側とTダイ本体2側の双方にアクチュエータ4を設けることにより、Tダイ本体1とTダイ本体2とに設けられたフレキシブルリップをそれぞれ変形させてリップ間の間隙Δの大きさを変更する構成とすることもできる。
また、上記実施形態では、押側ベローズ14及び引側ベローズ16はその断面形状が円形である場合について説明したが、矩形であってもよい。断面形状が円形であれば安価で寿命が長く、矩形であればトルクアーム11に接触する面積を大きくすることができる。また、圧縮空気に代えて、水や油等により押側ベローズ14及び引側ベローズ16の膨張を行う態様とすることもできる。さらには、圧縮空気、水、油等を送給するだけではなく、積極的に吸引することで、押側ベローズ14又は引側ベローズ16を収縮させてもよい。
また、トルクアーム11に設けられる押側ベローズ14及び引側ベローズ16の配置は上記実施形態に限定されず、例えば、図8に示すように、押側ベローズ14群と引側ベローズ16群とがトルクアーム11を間に挟んで対向するように配置してもよい。また、隣接するアクチュエータ4同士における押側ベローズ14及び引側ベローズ16の配置についても、例えば、図9に示すように千鳥状の配置とすることもできる。上記のようにトルクアーム11に対して取り付けられる押側ベローズ14及び引側ベローズ16の配置は適宜変更することができる。
また、上記実施形態では、押側ベローズ14及び引側ベローズ16はその径が、並設して配置されるアクチュエータ4のピッチ及びトルクアーム11の幅よりも大きな構成について説明したが、押側ベローズ14及び引側ベローズ16の径は、並設されるアクチュエータ4のピッチより小さくてもよいし、トルクアーム11の幅よりも小さくてもよい。この場合であっても、引側ベローズ16が設けられることにより、フレキシブルリップ部3と固定リップ5との間隙Δの調整をより高精度に行うことができるという本発明による効果が奏される。
また、フレキシブルリップ部3を押圧/引っ張り可能な伝達部20の構成は上記実施形態に限定されない。例えば、プッシュボルト22に代えて、フレキシブルリップ部3の凹部28の内部に配置される引張部24の裏面側が、凹部28の一の面28aに対向する面に接触し固定リップ5側に押圧する押圧部の構成をさらに備える態様としてもよいし、プッシュボルト22がフレキシブルリップ部3にねじ込み締結され、フレキシブルリップ部3の押圧と引っ張りとを兼用する構成とされていてもよい。また、引張部24の先端部24aの形状を球面形状としてもよい。
また、上記実施形態では、Tダイ本体1に凹部28が設けられ、凹部28の一の面28aを引張部24が押圧する構成について説明したが、本発明はこれに限定されない。すなわち、凹部28は必須ではなく、少なくとも引張部24が押圧することによりフレキシブルリップ部3が移動可能とされている面があればよい。このような構成としては、例えば、Tダイ本体1に凸部が設けられ、凸部の一の面を引張部24が押圧することにより、フレキシブルリップ部3が固定リップ5から離間する方向に変形する構成が挙げられる。
1,2…Tダイ本体、3…フレキシブルリップ部(第1のリップ)、4(4A,4B)…アクチュエータ、5…固定リップ(第2のリップ)、11…トルクアーム(レバー)、11a…作用部、12…ハウジング、14…押側ベローズ(第1のベローズ)、16…引側ベローズ(第2のベローズ)、20…伝達部、22…プッシュボルト(押圧部)、24…引張部(プルロッド)、100…Tダイ用リップ駆動部。

Claims (8)

  1. Tダイ本体の第1のリップと第2のリップとの少なくとも一方を構成するフレキシブルリップ部にアクチュエータが作用することにより、当該第1のリップと当該第2のリップとの間隙を調整するTダイ用リップ駆動部であって、
    前記アクチュエータは、
    前記フレキシブルリップ部に対して作用可能なレバーと、
    膨張することにより前記レバーに作用して前記間隙を狭めるための第1のベローズと、
    膨張することにより前記レバーに作用して前記間隙を広げるための第2のベローズと、
    を備えることを特徴とするTダイ用リップ駆動部。
  2. 前記レバーは、その回動により前記フレキシブルリップ部に対して作用し、
    前記第1のベローズは、前記レバーを前記フレキシブルリップ部を押圧する方向へ回動させて前記間隙を狭めるように膨張し、
    前記第2のベローズは、前記レバーを前記方向とは逆方向へ回動させて前記間隙を広げるように膨張する
    ことを特徴とする請求項1記載のTダイ用リップ駆動部。
  3. 前記第1のベローズは、前記レバーの一方の側に設けられ、
    前記第2のベローズは、前記レバーの前記第1のベローズの裏側に設けられる
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のTダイ用リップ駆動部。
  4. 前記第1のベローズ及び前記第2のベローズは、前記レバーの長手方向に沿ってそれぞれ複数設けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のTダイ用リップ駆動部。
  5. 前記第1のベローズ群による重心位置と、前記第2のベローズ群による重心位置とは、前記レバーの回動軸心からの距離が一致する
    ことを特徴とする請求項4記載のTダイ用リップ駆動部。
  6. 前記アクチュエータは、前記フレキシブルリップ部に対して複数個並設される
    ことを特徴とする請求項4又は5記載のTダイ用リップ駆動部。
  7. 前記隣接するアクチュエータ同士において、前記第1のベローズ群の配置と前記第2のベローズ群の配置とが入れ替わる
    ことを特徴とする請求項6記載のTダイ用リップ駆動部。
  8. 隣接する前記アクチュエータ同士において、前記第1のベローズの前記レバーの長手方向における配置が互いにずれていると共に、前記第2のベローズの前記レバーの長手方向における配置が互いにずれている
    ことを特徴とする請求項6又は7記載のTダイ用リップ駆動部。

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