JP5277125B2 - 現像装置およびそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、所定の像担持体上にトナー像を形成する現像装置、およびそれを備えた画像形成装置に関する。
電子写真方式を利用した、複写機、プリンタ、ファクシミリ、それらの複合機等の画像形成装置は、像担持体(例えば、感光体ドラムや転写ベルト)にトナーを供給して該像担持体上にトナー像を形成する現像装置を含む。
現像装置は、基本的な構成要素として、非磁性のトナーおよび磁性のキャリアからなる現像剤を貯留する現像剤貯留部と、現像剤貯留部から現像剤を受け取って該現像剤を像担持体に供給することにより、該像担持体上にトナー像を形成する現像ローラと、現像ローラの周面に対向配置されて、現像ローラの周面上の現像剤の層厚を規制する規制ブレードとを含む。
像担持体上に良好なトナー像を形成するためには、規制ブレードによって現像ローラの周面上に均一な層厚を有する現像剤層を形成することが重要である。現像剤層の層厚の均一化を図る技術として、例えば特許文献1のものが知られている。
特許文献1の現像装置は、現像ローラの周面に対向配置された磁性プレートと、現像ローラの回転方向から見た磁性プレートの下流面に貼り付けられた非磁性の弾性プレートとからなる規制ブレードを含む。現像ローラの周面上に付着した現像剤は、規制ブレードと現像ローラの周面との間に形成された隙間を通過する際、まず、磁性プレートによって磁気的に現像剤の層厚が規制され、次に、弾性プレートによって前記層厚が物理的に規制される。このように、磁性プレートおよび弾性プレートを用いて現像剤層の層厚の均一化を図っている。
特開2007−232841号公報
しかしながら、特許文献1の現像装置では、磁性プレートの先端と現像ローラの周面との間の隙間は、磁性プレートの寸法精度や磁性プレートの現像容器への取付け精度等によってばらつきやすい。そのうえ、弾性プレートの先端は、磁性プレートの先端よりも現像ローラに向かって突出しているものの、磁性プレートの寸法精度や磁性プレートの現像容器への取付け精度等が低いと、それに伴い、磁性プレートの先端と現像ローラの周面との間の隙間もばらつく。このように、特許文献1の現像装置では、現像剤層が通過する前記隙間がばらつきやすいので、層厚が均一化されない。その結果、像担持体上に良好なトナー像を形成することが難しい。
そこで、本発明は、上記事情に鑑み、現像剤層の層厚を均一化して、像担持体上に良好なトナー像を形成することが可能な現像装置、およびそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る現像装置は、磁性キャリアおよび非磁性トナーを含む現像剤を攪拌しつつ貯留する現像剤貯留部と、所定の方向に回転しつつ、前記現像剤貯留部から前記現像剤を受け取り、その現像剤を所定の像担持体に供給する現像剤担持体と、前記現像剤担持体との間で所定の隙間が形成されるように前記現像剤担持体に対向する隙間規制面を有し、前記隙間規制面と前記現像剤担持体との間で磁路を形成する磁性材料からなる層厚規制部材と、前記層厚規制部材が取り付けられる取付け部材と、前記現像剤担持体の表面に接触した状態で前記隙間に配置され、前記現像剤担持体上の前記現像剤の層厚を規制する弾性シート材と、前記現像剤担持体の回転方向から見て前記隙間規制面よりも上流側に位置すると共に、前記回転方向の上流側に向かうにつれて前記現像剤担持体から徐々に離間するように設定されて、前記隙間規制面に搬送される前記現像剤の量を規制する搬送量規制面を有する搬送量規制部と、を備え、前記搬送量規制部は、前記弾性シート材を前記回転方向上流側に延長した延長部からなり、該延長部を支持する支持面を有する支持部材を備え、前記延長部は、前記支持面との間で前記現像剤担持体の前記回転方向上流側に向かって延在する空間が形成されるように前記支持面に取り付けられ、前記空間は、前記層厚規制部材の前記隙間規制面と前記支持部材の前記支持面との間に段差を形成することで形成されている
本発明に係る現像装置によれば、現像剤層の層厚は、層厚規制部材による磁気的な規制と、弾性シート材による物理的な規制とによって均一化される。しかも、層厚規制部材の寸法精度や層厚規制部材の取付け部材への取付け精度等によって前記隙間がばらついて、層厚規制部材による磁気的な規制力が弱くなり、現像剤層の層厚を磁気的に規制することが難しくなった場合であっても、前記隙間には、現像剤担持体の表面に接触した状態の弾性シート材が配置されているので、現像剤層を物理的に均一化することができる。これにより、良好な像を像担持体上に常に形成することができる。また、この現像装置によれば、搬送量規制部の搬送量規制面は、現像剤担持体の回転方向の上流側に向かうにつれて現像剤担持体から徐々に離間するように設定されているので、大量の現像剤が層厚規制部材の上流側に堆積することを抑制できる。さらに、この現像装置によれば、搬送量規制部を弾性シート材の延長部として構成することにより、搬送量規制部と弾性シート材とが一体化されているので、コスト低減が可能である。ほかにも、この現像装置によれば、弾性シート材の延長部と支持面との間に空間が形成されているので、延長部は、現像剤の搬送量を規制する際に空間側に撓むことによって現像剤に与えるストレスを低減することができる。また、延長部は前記ストレスを低減しつつ現像剤の搬送量を規制するので、弾性シート材の耐久性を上げることができる
本発明に係る他の現像装置は、磁性キャリアおよび非磁性トナーを含む現像剤を攪拌しつつ貯留する現像剤貯留部と、所定の方向に回転しつつ、前記現像剤貯留部から前記現像剤を受け取り、その現像剤を所定の像担持体に供給する現像剤担持体と、前記現像剤担持体との間で所定の隙間が形成されるように前記現像剤担持体に対向する隙間規制面を有し、前記隙間規制面と前記現像剤担持体との間で磁路を形成する磁性材料からなる層厚規制部材と、前記層厚規制部材が取り付けられる取付け部材と、前記現像剤担持体の表面に接触した状態で前記隙間に配置され、前記現像剤担持体上の前記現像剤の層厚を規制する弾性シート材と、前記現像剤担持体の回転方向から見て前記隙間規制面よりも上流側に位置すると共に、前記回転方向の上流側に向かうにつれて前記現像剤担持体から徐々に離間するように設定されて、前記隙間規制面に搬送される前記現像剤の量を規制する搬送量規制面を有する搬送量規制部と、を備え、前記搬送量規制部は、前記弾性シート材を前記回転方向上流側に延長した延長部からなり、該延長部を支持する支持面を有する支持部材を備え、前記延長部は、前記支持面との間で前記現像剤担持体の前記回転方向上流側に向かって延在する空間が形成されるように前記支持面に取り付けられ、前記支持面は、前記現像剤担持体の回転方向から見た上流側部分が前記現像剤担持体に向かって突出した突出部として形成されており、前記延長部は前記突出部に取り付けられている
本発明に係るこのような他の現像装置によれば、現像剤層の層厚は、層厚規制部材による磁気的な規制と、弾性シート材による物理的な規制とによって均一化される。しかも、層厚規制部材の寸法精度や層厚規制部材の取付け部材への取付け精度等によって前記隙間がばらついて、層厚規制部材による磁気的な規制力が弱くなり、現像剤層の層厚を磁気的に規制することが難しくなった場合であっても、前記隙間には、現像剤担持体の表面に接触した状態の弾性シート材が配置されているので、現像剤層を物理的に均一化することができる。これにより、良好な像を像担持体上に常に形成することができる。また、この現像装置によれば、搬送量規制部の搬送量規制面は、現像剤担持体の回転方向の上流側に向かうにつれて現像剤担持体から徐々に離間するように設定されているので、大量の現像剤が層厚規制部材の上流側に堆積することを抑制できる。さらに、この現像装置によれば、搬送量規制部を弾性シート材の延長部として構成することにより、搬送量規制部と弾性シート材とが一体化されているので、コスト低減が可能である。ほかにも、この現像装置によれば、弾性シート材の延長部と支持面との間に空間が形成されているので、延長部は、現像剤の搬送量を規制する際に空間側に撓むことによって現像剤に与えるストレスを低減することができる。また、延長部は前記ストレスを低減しつつ現像剤の搬送量を規制するので、弾性シート材の耐久性を上げることができる。
本発明の好ましい実施形態では、前記弾性シート材は、前記現像剤担持体の前記表面に前記現像剤が担持された状態のとき、所定厚さの現像剤層が前記表面に担持されることを許容するよう、前記表面から退避する方向に変形する。
この構成によれば、弾性シート材は、通常は現像剤担持体の表面に接触した状態にあるが、現像剤層を規制するときには現像剤担持体の表面から退避する方向に変形することで所定厚さの(つまり、均一化された)現像剤層を形成する。
本発明のさらに他の好ましい実施形態では、前記現像剤担持体は、前記隙間規制面との間で前記磁路を形成するための磁石を有し、前記弾性シート材は、非磁性材料から形成されている。
この構成によれば、弾性シート材は非磁性材料から形成されているので、磁性材料から形成された層厚規制部材と、磁石を有する現像剤担持体との間で形成される磁路が乱されない。これにより、層厚規制部材による現像剤の磁気的規制力が損なわれない。その結果、現像剤の層厚を磁気的に規制することが容易となる。
本発明に係る画像形成装置は、トナー像が形成される感光体ドラムと、前記感光体ドラムにトナーを供給して該感光体ドラム上に前記トナー像を形成する現像装置と、前記トナー像をシート上に転写させる転写部材と、前記シート上の前記トナー像を該シート上に定着させる定着部とを含み、前記現像装置として、上記構成の現像装置が採用されている。
本発明に係る現像装置によれば、層厚規制部材による磁気的規制および弾性シート材による物理的規制によって現像剤層の層厚を均一化して、像担持体上に良好なトナー像を形成することが可能であり、しかも、磁気的規制が困難な場合であっても、弾性シート材による物理的規制によって現像剤層の層厚を均一化することができる。
画像形成装置の内部構造を概略的に示す図である。 本実施形態に係る現像装置の拡大図である。 図2の現像装置における規制手段およびその周辺部分の拡大図である。 弾性シート材による現像剤層の物理的規制を説明するための模式図であり、(A)は、現像剤層が規制される前の状態を示し、(B)は、現像剤層が規制された後の状態を示す。 弾性シート材の変形例を示す図である。 弾性シート材の変形例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。尚、本発明の一実施形態として、以下の説明では、画像形成装置としてモノクロタイプのプリンタを示すが、本発明は、これに限定されるものではなく、複写機、ファクシミリ装置、これらの機能を併せ持つ複合機などの他の画像形成装置にも適用可能である。
図1は、画像形成装置の内部構造を概略的に示す図である。画像形成装置1は、外部(例えばパーソナルコンピュータ)からの画像データに基づいて用紙(シート)P上にトナー像を形成する画像形成部4と、用紙P上に形成されたトナー像を加熱して用紙P上に定着させる定着部5と、用紙Pを収容する給紙カセット7と、用紙Pが排出される排紙トレイ12と、給紙カセット7から画像形成部4および定着部5を経由して排紙トレイ12に向けて用紙Pを搬送する搬送路6と、画像形成装置1の図1における右側面に設けられた手差しトレイ3と、各種のメニューを設定する複数のメニュー設定キー等が配置された操作部(図示せず)とを含む。
画像形成部4は、感光体ドラム(像担持体)10と、感光体ドラム10に帯電処理を実行する帯電器42と、帯電された感光体ドラム10にレーザ光Lを照射して、静電潜像を形成する露光器43と、感光体ドラム10に形成された静電潜像にトナーを静電付着させ、トナー像を顕像化する現像装置44と、内部に充填されたトナーを現像装置44へ供給するトナーカートリッジ45と、現像されたトナー像を用紙Pに転写する転写ローラ(転写部材)46と、感光体ドラム10のドラム表面上に残留するトナーを除去並びに回収するトナー除去器47とを含む。なお、感光体ドラム10の回転方向(図1では時計回りの方向)から見て、帯電器42、現像装置44、転写ローラ46、トナー除去器47の順に、感光体ドラム10の周方向に沿って配置されている。また、露光器43は、帯電器42の上方に配置されている。
感光体ドラム10は、例えば、アルミニウム製シリンダの表面に正帯電性光導電体であるアモルファスシリコン層が蒸着された感光体を有するドラムである。アモルファスシリコン層の層厚や、感光体ドラム10の線速度は適宜設定される。
帯電器42は、例えば帯電ローラ50を含む。帯電ローラ50は、芯金と、前記芯金を被覆するエピクロルヒドリンゴム層から構成される。また、帯電ローラ50は、その周面が感光体ドラム10のドラム表面に略点接触した接触帯電方式のものであり、直流電圧と交流電圧が重畳された所定の基準帯電電圧(基準帯電バイアス)をドラム表面に印加することにより、ドラム表面の表面電位を均一に帯電させる。
露光器43は、外部PC(パーソナルコンピュータ)等から入力された画像データに基づくレーザ光Lを感光体ドラム10のドラム表面に導くポリゴンミラー(図示せず)を有している。前記ポリゴンミラーは、所定の駆動源によって回転しつつ、感光体ドラム10のドラム表面上にレーザ光Lを走査して、ドラム表面に静電潜像を形成する。現像装置44は、前記静電潜像にトナーを供給して前記ドラム表面上にトナー像を形成する。
転写ローラ46は、搬送路6において感光体ドラム10のドラム表面に圧接されており、転写ローラ46とドラム表面との間には、ニップ部Nが形成されている。転写ローラ46には、ドラム表面の表面電位とは逆極性の電圧が印加されるので、ドラム表面上のトナー像は、用紙Pがニップ部Nを通過する際に用紙P上に転写される。ニップ部Nを通過した用紙Pは搬送路6を通って定着部5に搬送される。
定着部5において、用紙P上のトナー像が該用紙P上に加熱定着された後、用紙Pは搬送路6を通って排紙トレイ12に搬送される。
以下、本実施形態に係る現像装置44について、図1に加え、図2を参照しながら詳述する。図2は、現像装置44の拡大図である。現像装置44は、非磁性体のトナーと磁性体のキャリアとの混合物からなる2成分現像剤を使用するものであって、図1および図2に示すように、該現像装置44の内部空間を画定する現像容器21と、現像容器21の底壁に形成された現像剤貯留部11と、現像容器21の現像用開口23に配置された現像ローラ22とを、基本的な構成要素として含む。
現像剤貯留部11は、現像装置44の長手方向(図1の紙面に対して垂直方向)に延びる2つの隣り合う現像剤貯留室14,15から構成されている。現像剤貯留室14,15は、例えばアルミニウム等の金属からなる仕切り板17によって長手方向において互いに仕切られているが、長手方向における両隅部において互いに連通されている。
また、各現像剤貯留室14,15には、回転により現像剤を攪拌しつつ搬送するスクリューフィーダ18,19が回転可能に装着されている。スクリューフィーダ18,19は、搬送方向が互いに逆方向に設定されているので、現像剤は、現像剤貯留室14および現像剤貯留室15間を攪拌されつつ搬送される。この攪拌により、非磁性体のトナーと磁性体のキャリアとが混合され、トナーがキャリアによって帯電される。現像剤貯留部11は、トナーカートリッジ45から図略の補給口を介してトナーを受け入れる。
現像ローラ22は、例えばアルミ等の非磁性材料から構成され、現像装置44の長手方向(つまり、感光体ドラム10の軸方向)に延びる筒状の現像スリーブ24と、現像スリーブ24を図2では反時計回りの方向に回転させる図略の回転軸とを含むローラ部材である。
現像スリーブ24は、その外周面26と感光体ドラム10のドラム表面との間に0.2mm〜0.4mmの隙間が形成された状態で感光体ドラム10に対向配置されている。現像スリーブ24の内部には、支持軸25に支持された状態の汲上げ極27が現像スリーブ24の内周面28に近接して配設されている。汲上げ極27は、現像スリーブ24の外周面26を介して現像剤貯留室14に対向配置され、現像剤貯留室14内の現像剤を現像スリーブ24の外周面26上に磁気的に付着させる。
現像スリーブ24の外周面26上の現像剤は、現像スリーブ24の回転に伴って感光体ドラム10のドラム表面に向けて運ばれ、現像スリーブ24に印加される現像バイアスと感光体ドラム10に印加されるドラムバイアスとの電位差によって感光体ドラム10のドラム表面の静電潜像に付着する。これにより、ドラム表面上にトナー像が形成されるのであるが、良好なトナー像を形成するためには、汲上げ極27によって現像スリーブ24の外周面26上に付着した現像剤を、現像剤がドラム表面に付着する前に均一にする必要がある。
本実施形態では、現像スリーブ24の外周面26上に均一な層厚の現像剤層を形成するための手段として、現像剤規制ブレード30および弾性シート材70が採用されている。
現像剤規制ブレード(層厚規制部材)30は、図2では現像ローラ22の上方に配設され、現像スリーブ24の軸方向に沿って延びる板状の磁性材料からなる部材であって、図3に示すように、現像スリーブ24の外周面26に向かって延びる先端部31を有する。先端部31は、外周面26に対向する先端面(隙間規制面、以下、層厚規制面という)32を有する。
現像剤規制ブレード30の層厚規制面32と現像スリーブ24の外周面26との間には、所定寸法の隙間Gが設定されている。現像スリーブ24の内部における層厚規制面32と対向する位置には、磁石からなる規制極29(図2)が配置されている。したがって、層厚規制面32と規制極29との間で磁束が発生し、それらの間に磁路、いわゆる磁気シールドが形成されている。層厚規制面32と規制極29との間における磁束密度は、隙間Gを小さくしたり、高い磁性を有する材料から現像剤規制ブレード30を製造したりすることで上昇する。現像剤規制ブレード30は、後述するように、層厚規制面32によって現像スリーブ24の外周面26上の現像剤の層厚を磁気的に規制する。
また、現像剤規制ブレード30は、現像容器21に取り付けられている。具体的には、現像容器21は、該現像容器21を構成する本体フレーム21aを有しており、本体フレーム21aには、適所に取付け部材35が一体に形成されている。現像剤規制ブレード30は、層厚規制面32が隙間Gを介して現像スリーブ24の外周面26に対向するように取付け部材35に取り付けられている。
弾性シート材70は、弾性かつ非磁性の特性を備えた材料から製造されるシート材である。弾性シート材は、現像剤規制ブレード30に支持される基端部71と、層厚規制面32と外周面26との間の隙間Gに介在する先端部72と、現像スリーブ24の回転方向上流側に延びる延長部73とを有する。
現像剤規制ブレード30は、現像スリーブ24の回転方向から見て、回転方向上流側に、かつ現像容器21の前記内部空間に向く上流面33と、回転方向下流側に、かつ現像容器21の外部に向く下流面34とを有する。弾性シート材70の基端部71は、現像剤規制ブレード30の上流面33に固定されている。
先端部72は、基端部71における層厚規制面32と略面一の部位から現像スリーブ24の外周面26に向かって延びて、現像スリーブ24の外周面26に接触した状態で隙間Gに介在している。弾性シート70自体が有する弾性は、先端部72が外周面26に押し付けられるように作用する。先端部72は、後述するように、現像スリーブ24の外周面26上の現像剤の層厚を物理的に規制する。以下の説明では、先端部72を規制端という。
延長部73は、基端部71における層厚規制面32と略面一の部位から現像スリーブ24の回転方向上流側に延びている。延長部73は、現像スリーブ24の外周面26に対向する対向面76を有している。対向面76は、前記回転方向上流側に向かうにつれて現像スリーブ24から徐々に離間するように設定されている。言い換えれば、対向面76は、現像剤規制ブレード30の層厚規制面32から現像スリーブ24の回転方向上流側に向かうにつれ、該対向面76と現像スリーブ24の外周面26との間の空間Sが徐々に大きくなるように設定されている。以下の説明では、延長部73を搬送量規制部といい、対向面76を搬送量規制面という。
基端部71、規制端72および搬送量規制部73は共に、現像スリーブ24の軸方向に沿って延びると共に、現像剤規制ブレード30の幅方向(つまり、現像スリーブ24の軸方向)の略全体にわたって延在している。また、基端部71、規制端72および搬送量規制部73は一体に形成されている。なお、搬送量規制部73は、弾性シート材70とは異なる材料から形成された別部材としてもよい。その場合、搬送量規制部73は、例えばABS樹脂から形成されるシート状部材として構成され、基端部71に貼り付けられる、または接着される。
弾性シート材70としては、PET、アクリル、ナイロン、高分子量PE、PPS、PI等の樹脂シート、ウレタン、シリコン等のゴム系シートが挙げられる。
上記構成の現像装置44において、均一な層厚を有する現像剤層は次のようにして形成される。すなわち、汲上げ極27(図2)によって現像剤貯留室14から現像スリーブ24の外周面26に付着した現像剤は、矢印Aで示すように、現像スリーブ24の回転に伴って弾性シート材70の搬送量規制部73に徐々に接近する。現像剤は、搬送量規制面76と現像スリーブ24の外周面26との間の空間Sに搬送されるが、空間Sは、現像スリーブ24の回転方向下流側に向かうにつれて狭くなっている。そのため、搬送されている現像剤の一部は、搬送量規制面76によって現像スリーブ24の回転方向とは逆方向(矢印B)に徐々に押し返され、現像剤貯留室14に戻る。このように、搬送量規制面76により、隙間Gに搬送される現像剤の量を規制する。これにより、現像剤が隙間Gにおける現像スリーブ24の回転方向上流側に大量に堆積してしまうことが抑制される。
外周面26上の現像剤は、その一部が上記のように搬送量規制面76によって押し返されつつ、隙間Gに向かう。そして、図4(A)に示すように、外周面26上の現像剤層D1は、弾性シート材70の規制端72に衝突し、現像剤が現像スリーブ24の回転方向から見た規制端72の上流側に堆積する。規制端72は、特にそのエッジ部77は、所定の量の現像剤が堆積されるまでは、変形しないが、所定の量を超えた現像剤が堆積されると、その現像剤に押されて、現像スリーブ24の外周面26から退避するように弾性的に変形(矢印E)する。これにより、図4(B)に示すように、規制端72のエッジ部77と外周面26との間に隙間Cが生じる。現像剤層D1は、隙間Cを通る際にエッジ部77によって物理的に規制されて、規制端72の下流側に、所定厚さの均一化された現像剤層D2が形成される。現像剤層D2の前記所定厚さは、隙間Cの大きさと略同一である。
また、現像装置44では、現像剤に対して、上記の物理的規制に加え、磁気的規制も行われる。具体的には、現像剤規制ブレード30の層厚規制面32と現像ローラ22の規制極29との間に発生する磁束により、隙間Gには、磁気シールドが形成されている。現像剤は、隙間Gを通過するとき、つまり、図4(A)および(B)に示すエッジ部77を押し上げて隙間Cを通過するとき、磁気シールドの作用によって磁気的に規制される、いわゆる穂切りされる。この穂切りは、所定厚さの現像剤層(つまり、磁気ブラシ層)D2の形成に寄与する。
このように、本実施形態に係る現像装置44では、現像剤層の層厚は、現像剤規制ブレード30による磁気的な規制と、弾性シート材70による物理的な規制とによって均一化される。これにより、良好なトナー像を感光体ドラム10のドラム表面に形成することが容易となる。
また、現像装置44では、現像剤規制ブレード30による磁気的規制と弾性シート材70による物理的規制とを併用している。そのため、現像剤規制ブレード30の寸法精度や現像剤規制ブレード30の取付け部材35への取付け精度等によって隙間Gがばらついて、現像剤規制ブレード30による磁気的な規制力が弱くなり、現像剤層の層厚を磁気的に規制することが難しくなった場合であっても、隙間Gには、現像スリーブ24の外周面26に接触した状態の弾性シート材70(規制端72)が配置されているので、現像剤層を物理的に均一化することができる。これにより、良好な像を像担持体上に常に形成することができる。
また、搬送量規制部73は、弾性シート材70と一体に形成されているので、コスト低減が可能である。
さらに、弾性シート材70は非磁性材料から形成されているので、磁性材料から形成された現像剤規制ブレード30と、規制極29との間で形成される磁気シールドが乱されない。これにより、現像剤規制ブレード30による現像剤の磁気的規制力が損なわれない。その結果、現像剤の層厚を磁気的に規制することが容易となる。
次に、本実施形態に係る現像装置44を用いて行った実験1について説明する。この実験1では、隙間Gの変動に対する磁気ブラシ量の変化について調べられた。実験では、実験対象として、現像剤規制ブレード30および弾性シート材70の両方を有する実施例1と、現像剤規制ブレード30のみを有する比較例1とが用いられた。実験1の結果を表1に示す。
Figure 0005277125
表1から明らかなように、実施例1は、弾性シート材70を有しているため、弾性シート材70を有していない比較例1と比較して、隙間Gが変動しても、磁気ブラシ量の変化が小さかった。具体的には、実施例1は、隙間Gが大きくなって現像剤規制ブレード30による磁気的規制力が弱くなった場合であっても、弾性シート材30による物理的規制力によって磁気ブラシ量の変化を抑制することができた。
次に、本実施形態に係る現像装置44を用いて行った実験2について説明する。この実験2では、現像剤貯留部11による現像剤の攪拌時間に対する現像剤中のトナーのBET比表面積の変化について調べられた。実験2では、実験対象として、搬送量規制部73を有する実施例2と、搬送量規制部73を有しない比較例2とが用いられた。また、トナーのBET比表面積は、現像剤の攪拌初期を1とし、攪拌による変化率で表している。実験2の結果を表2に示す。
Figure 0005277125
表2から明らかなように、搬送量規制部73を有する実施例2は、搬送量規制部73を有しない比較例2と比較して、現像剤の攪拌時間に対するBET比表面積の変化率が小さかった。このことから、搬送量規制部73を用いたほうが、トナーとキャリアとの付着力が適切に制御されて、現像剤の流動性が阻害されない結果、現像剤の耐久性が向上することが見出された。
次に、図5および図6を参照しながら、弾性シート材70の変形例について説明する。まず、図5に示す弾性シート材70の変形例について説明する。図5では、弾性シート材70の搬送量規制部74が図2および図3に示す搬送量規制部73よりも現像スリーブ24の回転方向上流側に向けてさらに延長されている。
搬送量規制部74は、現像容器21に一体に形成された支持部材50によって支持されている。具体的には、支持部材50は、現像スリーブ24の外周面26に対向する支持面51を有しており、搬送量規制部74は、その先端部75、つまり、現像スリーブ24の回転方向から見て搬送量規制部74における最上流側部位において、搬送量規制面76とは反対側の面を介して支持面51に取り付けられている。
搬送量規制部74と、支持部材50の支持面51との間には、現像スリーブ24の回転方向上流側に向かって延在する空間60が形成されている。この空間60は、現像剤規制ブレード30の層厚規制面32と支持面51との間に段差が形成されるように支持部材50の形状を適宜設定することで形成することができる。
空間60の存在により、搬送量規制部74は、現像剤の隙間Gへの搬送量を規制するために現像剤を矢印Bの方向に押し返す際に空間60側に撓むことができる。これにより、搬送量規制部74の搬送量規制面76が現像剤に与えるストレスを低減することができる。また、搬送量規制部74は前記ストレスを低減しつつ現像剤の搬送量を規制するので、弾性シート材70の耐久性を上げることができる。
図6に示す変形例では、支持部材50の支持面511における、現像スリーブ24の回転方向から見た最上流側部分は、現像スリーブ24に向かって、具体的には、搬送量規制部74と現像スリーブ24との間に形成される空間Sに向かって突出した突出部52として形成されている。そして、搬送量規制部74の先端部75は突出部52に取り付けられている。
図6に示す変形例では、突出部52を形成することにより、搬送量規制部74と支持面511との間に形成される空間600を、図5の空間60よりも大きくすることができる。これにより、搬送量規制部74が現像剤を押し返す際に空間600側に撓む撓み量が大きくなる。その結果、搬送量規制部74の搬送量規制面76が現像剤に与えるストレスを一層低減することができる。
このように、図5および図6に示す弾性シート材70によれば、搬送量規制部74を現像スリーブ24の回転方向上流側にさらに延ばす、つまり規制範囲を大きくすることで、現像剤の搬送量の規制力が向上すると共に、空間60,600の存在により、現像剤が受けるストレスが低減される。
次に、図5および図6に示す現像装置44を用いて行った実験3について説明する。この実験3では、隙間Gの変動に対する磁気ブラシ量の変化について調べられた。実験では、実験対象として、支持面51との間に空間60が形成された搬送量規制部74を有する実施例3と、支持面511との間に空間600が形成された搬送量規制部74を有する実施例4と、搬送量規制部74を有していない比較例3とが用いられた。実験3の結果を表3に示す。
Figure 0005277125
表3から明らかなように、実施例3および実施例4は、搬送量規制部74を有しているため、搬送量規制部74を有していない比較例3と比較して、隙間Gが変動しても、磁気ブラシ量の変化が小さかった。特に、実施例3および実施例4は、通常設定される0.3mm〜0.4mmの隙間Gにおいて磁気ブラシ量が安定していた。また、実施例4の空間600は、実施例3の空間60よりも大きいため、つまり、搬送量規制部74の撓み量が大きいため、実施例4は、隙間Gが0.4mmを超えた場合において実施例3よりも磁気ブラシ量が安定していた。
また、実施例3、実施例4および比較例3について、画像濃度(画像劣化)および弾性シート材70のシート傷が調べられた。画像濃度およびシート傷は、実施例3、実施例4および比較例3の各現像装置を2時間駆動させた後に調べられた。画像濃度は反射濃度計の測定結果に基づいて評価した。反射濃度は、現像装置の駆動初期において1.4となるように設定された。2時間の駆動のあと、反射濃度が1.3以上の場合、画像濃度が良好◎であるとして評価し、1.2以上1.3未満の場合、画像濃度が可○であるとして評価し、1.2未満の場合、画像濃度が不良×であるとして評価した。また、シート傷は、目視で確認した。シート傷が確認されなかった場合、○として評価した。結果を表4に示す。
Figure 0005277125
実施例3および実施例4は、搬送量規制部74を有しているため、共に良好な画像濃度を得たが、比較例3は、搬送量規制部74を有していないため、画像濃度が不良であった。また、シート傷については、実施例3および実施例4の両方において確認されなかった。このことから、空間60,600の存在が弾性シート材70の耐久性に寄与していることが分かる。
以上説明した本実施形態に係る現像装置44をモノクロタイプの画像形成装置に適用した場合につき説明したが、現像装置44は、タンデムタイプの画像形成装置にも適用できる。
1 画像形成装置
4 画像形成部
5 定着部
10 感光体ドラム
11 現像剤貯留部
14,15 現像剤貯留室
21 現像容器
22 現像ローラ
24 現像スリーブ
26 外周面
27 汲上げ極
29 規制極
30 現像剤規制ブレード(層厚規制部材)
32 層厚規制面
35 取付け部材
44 現像装置
70 弾性シート材
71 基端部
72 規制端
73 搬送量規制部
76 搬送量規制面
C 隙間
D1,D2 現像剤層
G 隙間
S 空間

Claims (5)

  1. 磁性キャリアおよび非磁性トナーを含む現像剤を攪拌しつつ貯留する現像剤貯留部と、
    所定の方向に回転しつつ、前記現像剤貯留部から前記現像剤を受け取り、その現像剤を所定の像担持体に供給する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体との間で所定の隙間が形成されるように前記現像剤担持体に対向する隙間規制面を有し、前記隙間規制面と前記現像剤担持体との間で磁路を形成する磁性材料からなる層厚規制部材と、
    前記層厚規制部材が取り付けられる取付け部材と、
    前記現像剤担持体の表面に接触した状態で前記隙間に配置され、前記現像剤担持体上の前記現像剤の層厚を規制する弾性シート材と、
    前記現像剤担持体の回転方向から見て前記隙間規制面よりも上流側に位置すると共に、前記回転方向の上流側に向かうにつれて前記現像剤担持体から徐々に離間するように設定されて、前記隙間規制面に搬送される前記現像剤の量を規制する搬送量規制面を有する搬送量規制部と、
    備え
    前記搬送量規制部は、前記弾性シート材を前記回転方向上流側に延長した延長部からなり、
    該延長部を支持する支持面を有する支持部材を備え、
    前記延長部は、前記支持面との間で前記現像剤担持体の前記回転方向上流側に向かって延在する空間が形成されるように前記支持面に取り付けられ、
    前記空間は、前記層厚規制部材の前記隙間規制面と前記支持部材の前記支持面との間に段差を形成することで形成されている、
    現像装置。
  2. 磁性キャリアおよび非磁性トナーを含む現像剤を攪拌しつつ貯留する現像剤貯留部と、
    所定の方向に回転しつつ、前記現像剤貯留部から前記現像剤を受け取り、その現像剤を所定の像担持体に供給する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体との間で所定の隙間が形成されるように前記現像剤担持体に対向する隙間規制面を有し、前記隙間規制面と前記現像剤担持体との間で磁路を形成する磁性材料からなる層厚規制部材と、
    前記層厚規制部材が取り付けられる取付け部材と、
    前記現像剤担持体の表面に接触した状態で前記隙間に配置され、前記現像剤担持体上の前記現像剤の層厚を規制する弾性シート材と、
    前記現像剤担持体の回転方向から見て前記隙間規制面よりも上流側に位置すると共に、前記回転方向の上流側に向かうにつれて前記現像剤担持体から徐々に離間するように設定されて、前記隙間規制面に搬送される前記現像剤の量を規制する搬送量規制面を有する搬送量規制部と、
    を備え、
    前記搬送量規制部は、前記弾性シート材を前記回転方向上流側に延長した延長部からなり、
    該延長部を支持する支持面を有する支持部材を備え、
    前記延長部は、前記支持面との間で前記現像剤担持体の前記回転方向上流側に向かって延在する空間が形成されるように前記支持面に取り付けられ、
    前記支持面は、前記現像剤担持体の回転方向から見た上流側部分が前記現像剤担持体に向かって突出した突出部として形成されており、
    前記延長部は前記突出部に取り付けられている、
    現像装置。
  3. 請求項1または2に記載の現像装置において、前記弾性シート材は、前記現像剤担持体の前記表面に前記現像剤が担持された状態のとき、所定厚さの現像剤層が前記表面に担持されることを許容するよう、前記表面から退避する方向に変形する現像装置。
  4. 請求項1〜のいずれか一項に記載の現像装置において、前記現像剤担持体は、前記隙間規制面との間で前記磁路を形成するための磁石を有し、
    前記弾性シート材は、非磁性材料から形成されている現像装置。
  5. トナー像が形成される感光体ドラムと、
    前記感光体ドラムにトナーを供給して該感光体ドラム上に前記トナー像を形成する現像装置と、
    前記トナー像をシート上に転写させる転写部材と、
    前記シート上の前記トナー像を該シート上に定着させる定着部と、
    を備え、
    前記現像装置として、請求項1〜のいずれか一項に記載の現像装置が採用されている画像形成装置。
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