JP2012155108A - 現像ローラ、現像装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】耐久性に加え、放熱性およびトナー搬送性を確保した現像ローラ、そのような現像ローラを有する現像装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】現像ローラは、ローラ基材と、ローラ基材上に積層された第1めっき層と、第1めっき層よりも高い硬度を有し、第1めっき層上に積層された第2めっき層とを含み、第2めっき層の層厚をAとし、熱伝導率をPとし、第1めっき層の層厚をBとし、熱伝導率をQとし、ローラ基材の厚さをCとし、熱伝導率をRとすると、以下の条件式(1)〜(4)を満たすように構成されている。
Y=(P/A)/(Q/B)>20・・・(1)
Z=(Q/B)/(R/C)>20・・・(2)
Y/Z≧0.5・・・(3)
0.06μm≦A<0.2μm・・・(4)
【選択図】図4
【解決手段】現像ローラは、ローラ基材と、ローラ基材上に積層された第1めっき層と、第1めっき層よりも高い硬度を有し、第1めっき層上に積層された第2めっき層とを含み、第2めっき層の層厚をAとし、熱伝導率をPとし、第1めっき層の層厚をBとし、熱伝導率をQとし、ローラ基材の厚さをCとし、熱伝導率をRとすると、以下の条件式(1)〜(4)を満たすように構成されている。
Y=(P/A)/(Q/B)>20・・・(1)
Z=(Q/B)/(R/C)>20・・・(2)
Y/Z≧0.5・・・(3)
0.06μm≦A<0.2μm・・・(4)
【選択図】図4
Description
本発明は、感光体ドラム等の像担持体上にトナー像を形成するために用いられる現像ローラ、現像ローラを備えた現像装置、および現像装置を備えた画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ等の電子写真方式を利用する画像形成装置の現像装置は、感光体ドラム等の像担持体上にトナー像を形成するための現像ローラを含む(例えば特許文献1)。
特許文献1の現像装置において用いられている現像ローラは、アルミニウムから形成されたスリーブ基材と、Cuを用いてスリーブ基材上に形成したCu電気めっき層と、Crを用いてCu電気めっき層上に形成したCr電気めっき層とを有する。Cr電気めっき層は、5.0μmの厚さに設定されている。そのため、Cr電気めっき層は、Hv硬度が300以上に設定されている。これにより、現像ローラの耐久性が確保されていると考えられる。
現像ローラは、一般的に、像担持体に現像剤を供給する現像動作に伴って発熱する。特に、現像動作が連続して行われる耐久時では、現像ローラの発熱量が大きくなる。そのため、現像ローラの放熱性の確保が要求される。現像ローラが十分に放熱されないと、現像ローラが変形してしまい、振れやめっき剥がれが発生する。引用文献1の現像装置では、現像ローラの耐久性が確保されていると考えられるものの、Cr電気めっき層が5μmもの厚さに設定されているため、現像ローラの放熱性が確保されているとは考えられない。
また、一般的に、現像ローラのスリーブ基材の表面は、ブラスト処理等によってトナーの平均粒子径に対応した凹凸が形成されるように表面粗さが設定されている。トナーは、スリーブ基材表面上の凹部に入り込んだ状態または凹部に引っ掛かった状態で像担持体に向けて搬送される。したがって、スリーブ基材表面の表面粗さは、トナーの搬送性に影響する重要な要素の1つである。しかしながら、特許文献1の現像装置では、スリーブ基材の表面粗さが3.0μmに設定されているのに対し、Cr電気めっき層が5.0μmに設定されている。そのため、スリーブ基材の表面粗さは、Cr電気めっき層の形成に伴ってかなり低下していると考えられる。その結果、トナーの搬送性を確保することは難しいと考えられる。
そこで、本発明は、上記事情に鑑み、耐久性に加え、放熱性およびトナー搬送性を確保した現像ローラ、そのような現像ローラを有する現像装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る現像ローラは、現像剤を担持して、前記現像剤を所定の像担持体に搬送するための現像ローラであって、ローラ基材と、前記ローラ基材上に積層された第1めっき層と、前記第1めっき層よりも高い硬度を有し、前記第1めっき層上に積層された第2めっき層とを含み、前記第2めっき層の層厚をAとし、熱伝導率をPとし、前記第1めっき層の層厚をBとし、熱伝導率をQとし、前記ローラ基材の厚さをCとし、熱伝導率をRとすると、以下の条件式(1)〜(4)を満たすように構成されている。
Y=(P/A)/(Q/B)>20・・・(1)
Z=(Q/B)/(R/C)>20・・・(2)
Y/Z≧0.5・・・(3)
0.06μm≦A<0.2μm・・・(4)
本発明に係る現像ローラによれば、条件式(1)〜(4)を満たすことで、耐久性を確保しつつ、放熱性を確保している。具体的には、P/Aは、第2めっき層における単位厚さ当たりの熱伝導率を示し、Q/Bは、第1めっき層における単位厚さ当たりの熱伝導率を示し、P/Aの値はQ/Bの値の20倍を超えるように設定されている(条件式(1))。つまり、第1めっき層から第2めっき層にかけて熱移動が促進されるように設定されている。また、R/Cは、ローラ基材における単位厚さ当たりの熱伝導率を示し、Q/Bの値はR/Cの値の20倍を超えるように設定されている(条件式(2))。つまり、ローラ基材から第1めっき層にかけて熱移動が促進されるように設定されている。そして、第1めっき層から第2めっき層にわたる熱移動の度合いが、ローラ基材から第1めっき層にわたる熱移動の度合いの1/2以上となるように設定することで(条件式(3))、ローラ基材、第1めっき層、第2めっき層の順に熱が円滑に移動して、現像ローラの放熱が十分に行われる。しかも、第2めっき層の層厚は0.06μm以上0.2μm未満に設定されているので(条件式(4))、現像ローラの耐久性を確保することができると共に、熱移動を妨げない。このように、本発明に係る現像ローラは、条件式(1)〜(4)を満たすことで、耐久性だけでなく、放熱性を確保しているので、熱によって第1めっき層や第2めっき層が剥がれたり、熱によってローラ基材が変形したりすることが抑制される。
Z=(Q/B)/(R/C)>20・・・(2)
Y/Z≧0.5・・・(3)
0.06μm≦A<0.2μm・・・(4)
本発明に係る現像ローラによれば、条件式(1)〜(4)を満たすことで、耐久性を確保しつつ、放熱性を確保している。具体的には、P/Aは、第2めっき層における単位厚さ当たりの熱伝導率を示し、Q/Bは、第1めっき層における単位厚さ当たりの熱伝導率を示し、P/Aの値はQ/Bの値の20倍を超えるように設定されている(条件式(1))。つまり、第1めっき層から第2めっき層にかけて熱移動が促進されるように設定されている。また、R/Cは、ローラ基材における単位厚さ当たりの熱伝導率を示し、Q/Bの値はR/Cの値の20倍を超えるように設定されている(条件式(2))。つまり、ローラ基材から第1めっき層にかけて熱移動が促進されるように設定されている。そして、第1めっき層から第2めっき層にわたる熱移動の度合いが、ローラ基材から第1めっき層にわたる熱移動の度合いの1/2以上となるように設定することで(条件式(3))、ローラ基材、第1めっき層、第2めっき層の順に熱が円滑に移動して、現像ローラの放熱が十分に行われる。しかも、第2めっき層の層厚は0.06μm以上0.2μm未満に設定されているので(条件式(4))、現像ローラの耐久性を確保することができると共に、熱移動を妨げない。このように、本発明に係る現像ローラは、条件式(1)〜(4)を満たすことで、耐久性だけでなく、放熱性を確保しているので、熱によって第1めっき層や第2めっき層が剥がれたり、熱によってローラ基材が変形したりすることが抑制される。
本発明の好ましい実施形態では、前記現像剤は、所定の平均粒子径を有するトナーを含み、前記ローラ基材は、前記第1めっき層側に向く基材表面を有し、前記基材表面は、前記トナーの前記所定の平均粒子径に応じて設定された表面粗さを有し、前記第1めっき層は、無電解めっき層であり、前記第2めっき層は、電解めっき層である。
この構成によれば、第1めっき層は無電解めっき加工によって形成されているので、無電解めっき加工の特性により、第1めっき層はローラ基材の基材表面の凹凸に沿って形成される。つまり、ローラ基材上に第1めっき層を形成しても、基材表面の凹凸の度合いの低下が極力抑えられる。また、第2めっき層は電解めっき加工によって形成されているが、第2めっき層の層厚は、上述したように0.06μm以上0.2μm未満に設定されているので、基材表面の凹凸の度合いの低下が極力抑えられる。これにより、トナーは凹部に入り込んだ状態または凹部に引っ掛かった状態で所定の像担持体に搬送される。このように、電解めっき層が最外層として形成されている場合であっても、上記条件式(4)を満たすことで、トナーの搬送性が確保される。
本発明の他の好ましい実施形態では、前記第2めっき層の線膨張係数をDとし、前記第1めっき層の線膨張係数をEとし、前記ローラ基材の線膨張係数をFとすると、現像ローラは、以下の条件式(5)を満たすように構成されている。
D<E<F・・・(5)
この構成によれば、条件式(5)を満たすことで、ローラ基材、第1めっき層、第2めっき層の順に熱による線膨張の度合いが小さくなる。しかも、上記条件式(1)〜(4)を満たすことで、放熱性を確保している。そのため、第1めっき層および第2めっき層のめっき剥がれや、ローラ基材の変形が抑制される。
この構成によれば、条件式(5)を満たすことで、ローラ基材、第1めっき層、第2めっき層の順に熱による線膨張の度合いが小さくなる。しかも、上記条件式(1)〜(4)を満たすことで、放熱性を確保している。そのため、第1めっき層および第2めっき層のめっき剥がれや、ローラ基材の変形が抑制される。
本発明のさらに他の好ましい実施形態では、前記ローラ基材はアルミニウムから形成され、前記第1めっき層はニッケルから形成され、前記第2めっき層はクロムから形成されている。
この構成によれば、第2めっき層はクロムから形成されているので、現像ローラに耐久性を付与することが容易である。また、ローラ基材はアルミニウムから形成され、第1めっき層はニッケルから形成されているので、上記条件式(1)〜(3)を満たすことが容易である。
本発明に係る現像装置は、現像剤を攪拌しつつ、貯留する現像剤貯留部と、前記現像剤貯留部から前記現像剤を受け取って現像剤層として担持しつつ、前記現像剤を所定の像担持体に搬送する現像ローラと、前記現像剤層の層厚を規制する規制部材とを含み、前記現像ローラとして、上記構成の現像ローラが用いられている。
本発明に係る現像装置は、上記構成の現像ローラを用いているので、現像剤を所定の像担持体に円滑に搬送することができる。
本発明に係る画像形成装置は、トナー像が形成される像担持体と、前記像担持体に現像剤を搬送して、前記トナー像を前記像担持体上に形成する現像装置と、前記トナー像をシート上に転写させる転写部材と、前記トナー像を前記シート上に定着させる定着部とを含み、前記現像装置として、上記構成の現像装置が用いられている。
本発明に係る画像形成装置は、現像剤を像担持体に円滑に搬送することが可能な上記構成の現像装置を用いているので、良好なトナー像を得ることができる。
本発明に係る現像ローラは、耐久性に加え、放熱性およびトナー搬送性を確保することができる。したがって、そのような現像ローラを有する現像装置および画像形成装置は、良好なトナー像を得ることができる。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を詳しく説明する。尚、本発明の一実施形態として、以下の説明では、画像形成装置としてモノクロタイプのプリンタを示すが、本発明は、これに限定されるものではなく、複写機、ファクシミリ装置、これらの機能を併せ持つ複合機などの他の画像形成装置にも適用可能である。
図1は、画像形成装置1の内部構造を概略的に示す図である。画像形成装置1は、外部(例えばパーソナルコンピュータ)からの画像データに基づいてシートP上にトナー像を形成する画像形成部4と、シートP上に形成されたトナー像を加熱してシートP上に定着させる定着部5と、シートPを収容する給紙カセット7と、シートPが排出される排紙トレイ12と、給紙カセット7から画像形成部4および定着部5を経由して排紙トレイ12に向けてシートPを搬送する搬送路6と、画像形成装置1の図1における右側面に設けられた手差しトレイ3と、各種のメニューを設定する複数のメニュー設定キー等が配置された操作部(図示せず)とを含む。
画像形成部4は、感光体ドラム10(像担持体)と、感光体ドラム10に帯電処理を実行する帯電器42と、帯電された感光体ドラム10にレーザ光Lを照射して、静電潜像を形成する露光器43と、感光体ドラム10に形成された静電潜像にトナーを静電付着させ、トナー像を顕像化する現像装置20と、内部に充填されたトナーを現像装置20へ供給するトナーカートリッジ45と、現像されたトナー像をシートPに転写する転写ローラ46(転写部材)と、感光体ドラム10のドラム表面上に残留するトナーを除去並びに回収するトナー除去器47とを含む。なお、感光体ドラム10の回転方向(図1では時計回りの方向)から見て、帯電器42、現像装置20、転写ローラ46、トナー除去器47の順に、感光体ドラム10の周方向に沿って配置されている。また、露光器43は、帯電器42の上方に配置されている。
感光体ドラム10は、例えば、アルミニウム製シリンダの表面に正帯電性光導電体であるアモルファスシリコン層が蒸着された感光体を有するドラムである。
帯電器42は、例えば帯電ローラ50を含む。帯電ローラ50は、直流電圧と交流電圧が重畳された所定の基準帯電電圧(基準帯電バイアス)をドラム表面に印加することにより、ドラム表面の表面電位を均一に帯電させる。
露光器43は、外部PC(パーソナルコンピュータ)等から入力された画像データに基づくレーザ光Lを感光体ドラム10のドラム表面に導くポリゴンミラー(図示せず)を有している。ポリゴンミラーは、所定の駆動源によって回転しつつ、感光体ドラム10のドラム表面上にレーザ光Lを走査して、ドラム表面に静電潜像を形成する。現像装置20は、静電潜像にトナーを供給してドラム表面上にトナー像を形成する現像動作を行う。
転写ローラ46は、搬送路6において感光体ドラム10のドラム表面に圧接されており、転写ローラ46とドラム表面との間には、ニップ部Nが形成されている。転写ローラ46には、ドラム表面の表面電位とは逆極性の電圧が印加されるので、ドラム表面上のトナー像は、シートPがニップ部Nを通過する際にシートP上に転写される。ニップ部Nを通過したシートPは搬送路6を通って定着部5に搬送される。
定着部5において、シートP上のトナー像が該シートP上に加熱定着された後、シートPは搬送路6を通って排紙トレイ12に搬送される。
以下、現像装置20について、図1に加え、図2を参照しながら詳述する。図2は、現像装置20の内部構成を示す図である。現像装置20は、磁性のトナーを含む1成分現像剤を使用するものであって、図1および図2に示すように、該現像装置20の内部空間を画定する現像容器21と、現像剤を貯留する現像剤貯留部11と、感光体ドラム10のドラム表面に対向する現像ローラ22と、規制ブレード30とを、基本的な構成要素として含む。なお、現像装置20は、非磁性体のトナーと磁性体のキャリアとを含む2成分現像剤を用いることもできる。
現像容器21は、底フレーム21bと、底フレーム21bを上方から覆う本体フレーム21aとを含み、これらの両フレーム21a,21b間において内部空間が画定されている。
現像剤貯留部11は、内部空間の大部分を占めて現像剤を貯留する現像剤貯留空間Sと、現像剤貯留空間Sにおいて底フレーム21bに形成され、現像装置20の長手方向に延びる2つの隣り合う現像剤循環路14,15とを含む。
現像剤循環路14,15は、例えばアルミニウム等の金属からなる仕切り板17によって長手方向において互いに仕切られているが、長手方向における両端部において互いに連通されている。各現像剤循環路14,15には、回転により現像剤を攪拌しつつ搬送するスクリューフィーダ18,19が回転可能に装着されている。スクリューフィーダ18,19は、搬送方向が互いに逆方向に設定されているので、現像剤は、現像剤循環路14および現像剤循環路15間を攪拌されつつ搬送される。現像剤貯留部11は、トナーカートリッジ45から図略の補給口を介してトナーを現像剤貯留空間S内に受け入れる。
現像ローラ22は、感光体ドラム10のドラム表面との間に0.2mm〜0.4mmの隙間が形成された状態で感光体ドラム10に対向配置されている。現像ローラ22は、現像装置20の長手方向(つまり、感光体ドラム10の軸方向)に延びる筒状の現像スリーブ24と、現像スリーブ24を図2では反時計回りの方向に回転させる図略の回転軸とを含むローラ部材である。
図3は、現像スリーブ24を断面で示す模式図である。同図に示すように、現像スリーブ24は、スリーブ基材32(ローラ基材)と、スリーブ基材32の外周面36(基材表面)上に積層された第1めっき層33と、第1めっき層33上に積層された第2めっき層34とを含む3層構造を有する。
スリーブ基材32は、アルミニウム等の非磁性材料から形成された素管である。第1めっき層33は、無電解めっき加工によって形成されたニッケルめっき層(無電解めっき層)である。このニッケルめっき層33は、具体的には、Ni−P、Ni−B、Ni−W−P、Ni−Cu−P等が好適である。また、第1めっき層33は、無電解めっき加工によって形成された銅めっき層であってもよい。
第2めっき層34は、電解めっき加工によって形成されたクロムめっき層(電解めっき層)である。第2めっき層34は、第1めっき層33よりも高い硬度(ビッカース硬度)を有する。クロムとしては、3価のクロムであることが好ましい。
図4は、図3においてサークルで囲った部分CAの拡大図である。同図に示すように、スリーブ基材32の外周面36には、ブラスト処理等によって凹凸が形成されている。外周面36の表面粗さRzは、トナーの平均粒子径に応じて設定されている。具体的には、外周面36の表面粗さRzは、トナーの平均粒子径よりも若干大きく設定されている。平均粒子径が7.3μmのトナーを用いる場合、外周面36の表面粗さRzは、十点平均粗さで7.5μm程度に設定される。
第1めっき層33は、スリーブ基材32の外周面36の凹凸に沿って形成されている。また、第2めっき層34は、第1めっき層33を介してスリーブ基材32の外周面36の凹凸に沿うように形成されている。第1めっき層33および第2めっき層34の外周面36上への形成に起因する凹凸の度合い(表面粗さRz)の低下は極力抑制されている。
現像スリーブ24の内部には、磁石ロール25が内蔵されている。磁石ロール25は、現像スリーブ24の長手方向に延び、支持軸28に固定的に支持されている。
磁石ロール25には、汲上極27が形成されている。汲上極27は、現像スリーブ24を介して現像剤循環路14に対向配置された磁極、例えばN極である。汲上極27は、現像剤循環路14内のトナーを、回転している現像スリーブ24上に磁気的に付着させ、現像剤層として現像スリーブ24上に担持させる。トナーは、スリーブ基材32の外周面36に形成された凹凸の凹部に入り込んだ状態または凹部に引っ掛かった状態で、現像スリーブ24の回転に伴って規制部Rに向けて搬送される。
規制部Rは、現像剤層の層厚を薄層化かつ均一化するために設けられている。規制部Rは、規制ブレード30、規制極29および磁石部材35から構成されている。
規制ブレード30(規制部材)は、現像スリーブ24の上方位置で現像スリーブ24に対向した状態で配設され、現像スリーブ24の長手方向に延びる薄板状のSUS部材である。規制ブレード30は、現像スリーブ24に向かって延びる先端部31を有しており、先端部31の先端面と現像スリーブ24との間に0.3mm程度の規制ギャップが形成されている。
規制極29は、規制ブレード30の先端面に対向するように磁石ロール25に形成された磁極、例えばS極である。磁石部材35は、現像スリーブ24の回転方向から見た規制ブレード30の上流面に接合され、現像スリーブ24の長手方向に延びる板状の磁石である。磁石部材35は、現像スリーブ24に向かって延びる先端部を有しており、先端部には、規制極29と同極性の磁極、例えばS極が形成されている。
規制ブレード30の先端部31には、規制極29の磁界および磁石部材35の磁界により、規制極29および磁石部材35とは逆の磁極、例えばN極が誘起されており、規制ブレード30、規制極29および磁石部材35間には、磁路、いわゆる磁気シールドが形成されている。現像剤層は、現像スリーブ24の回転に伴って規制部Rに到達すると、磁気シールドの磁界によって規制ギャップにおいて磁気的に拘束されつつ、規制ブレード30によって穂切りされる。これにより、現像剤層の層厚が適正に調整される。
規制された現像剤層は、現像スリーブ24の回転に伴って感光体ドラム10に向けて搬送される。トナーは、現像スリーブ24に印加される現像バイアスと感光体ドラム10に印加されるドラムバイアスとの電位差によって感光体ドラム10のドラム表面の静電潜像に付着する。これにより、ドラム表面上にトナー像が形成される。
本実施形態では、上記構成の現像装置20の現像スリーブ24は、以下の条件式(1)〜(4)を満たすように構成されている。すなわち、図5に示すように、第2めっき層34の層厚(μm)をAとし、熱伝導率(W/m/k)をPとし、第1めっき層33の層厚(μm)をBとし、熱伝導率(W/m/k)をQとし、スリーブ基材32の厚さ(μm)をCとし、熱伝導率(W/m/k)をRとすると、現像スリーブ24は、
Y=(P/A)/(Q/B)>20・・・(1)
Z=(Q/B)/(R/C)>20・・・(2)
Y/Z≧0.5・・・(3)
0.06μm≦A<0.2μm・・・(4)
の各条件式(1)〜(4)を満たすように構成されている。
Y=(P/A)/(Q/B)>20・・・(1)
Z=(Q/B)/(R/C)>20・・・(2)
Y/Z≧0.5・・・(3)
0.06μm≦A<0.2μm・・・(4)
の各条件式(1)〜(4)を満たすように構成されている。
条件式(1)では、P/Aは、第2めっき層34における単位厚さ当たりの熱伝導率を示し、Q/Bは、第1めっき層33における単位厚さ当たりの熱伝導率を示している。そして、P/Aの値は、Q/Bの値の20倍を超えるように設定されている。つまり、現像スリーブ24は、第1めっき層33から第2めっき層34にかけて熱移動が促進されるように構成されている。
条件式(2)では、R/Cは、スリーブ基材32における単位厚さ当たりの熱伝導率を示し、Q/Bの値は、R/Cの値の20倍を超えるように設定されている。つまり、現像スリーブ24は、スリーブ基材32から第1めっき層33にかけて熱移動が促進されるように構成されている。
条件式(3)では、第1めっき層33から第2めっき層34にわたる熱移動の度合いが、スリーブ基材32から第1めっき層33にわたる熱移動の度合いの1/2以上となるように設定されている。この設定により、スリーブ基材32、第1めっき層33、第2めっき層34の順に熱が円滑に移動して、現像スリーブ24の放熱が十分に行われる。
条件式(4)では、クロムめっき層である第2めっき層34の層厚Aを、0.06μm以上かつ0.2μm未満に設定している。この膜厚設定により、硬度の高いクロムめっき層34は、現像スリーブに耐久性を付与することができると共に、熱移動を妨げない。第2めっき層34の層厚Aを0.1μmに設定した場合、第2めっき層34のビッカース硬度は1000程度である。また、第1めっき層33のビッカース硬度は、第1めっき層33の層厚Bを4.0μmに設定した場合、500程度である。
このように、現像ローラ22(現像スリーブ24)は、条件式(1)〜(4)を満たすことで、耐久性だけでなく、放熱性も確保している。特に、条件式(1)〜(4)を満たすことで、現像動作が連続的に行われるときや、現像動作が高速で行われるときに、現像スリーブ24が過昇温することを抑制することができる。これにより、熱によって第1めっき層33や第2めっき層34が剥がれたり、熱によって現像スリーブ24が熱変形したりすることが抑制される。
また、第2めっき層34は電解めっき加工によって形成されているが、第2めっき層34の層厚Aは、上記したように0.06μm以上かつ0.2μm未満に設定されているので、スリーブ基材32の外周面36の凹凸の度合いの低下が極力抑えられる。そのため、外周面36の凹部にトナーが入り込みやすくなる。これにより、トナーは、現像動作の際には、汲上極27の磁力によって外周面36に引き付けられつつ、凹部に入り込んだ状態または凹部に引っ掛かった状態で搬送される。このように、条件式(4)を満たすことで、トナーの搬送性が確保される。なお、第1めっき層33は、無電解めっき加工によって形成されているので、第1めっき層33を外周面36の凹凸に沿って形成すること、ひいては凹凸の度合いの低下を抑制することが容易である。
さらに、本実施形態では、現像ローラ22は、以下の条件式(5)をさらに満たすように構成されている。すなわち、第2めっき層34の線膨張係数をDとし、第1めっき層33の線膨張係数をEとし、スリーブ基材32の線膨張係数をFとすると、現像ローラ22は、
D<E<F・・・(5)
を満たすように構成されている。
D<E<F・・・(5)
を満たすように構成されている。
条件式(5)を満たすことで、スリーブ基材32、第1めっき層33、第2めっき層34の順に熱による線膨張の度合いが小さくなる。しかも、上記条件式(1)〜(4)を満たすことで、放熱性を確保している。これにより、第1めっき層33および第2めっき層34のめっき剥がれや、現像スリーブ24の変形が抑制される。
(実験)
次に、スリーブ振れおよび画像濃度の低下幅について行った実験について図6を参照して説明する。実験では、実施例1〜6および比較例1〜18が用いられた。実施例1〜6は、上記条件式(1)〜(4)の全てを満たすように構成された。これに対し、比較例1〜18は、条件式(1)〜(4)のうちの少なくとも1つを満たさないように構成された。実施例1〜6および比較例1〜18の全てにおいて、クロムめっき層が第2めっき層34として用いられると共に、アルミニウムからなるスリーブ基材32が用いられた。また、実施例1〜6および比較例1〜13では、ニッケルめっき層が第1めっき層33として用いられたのに対し、比較例14〜18では、銅めっき層が第1めっき層33として用いられた。
次に、スリーブ振れおよび画像濃度の低下幅について行った実験について図6を参照して説明する。実験では、実施例1〜6および比較例1〜18が用いられた。実施例1〜6は、上記条件式(1)〜(4)の全てを満たすように構成された。これに対し、比較例1〜18は、条件式(1)〜(4)のうちの少なくとも1つを満たさないように構成された。実施例1〜6および比較例1〜18の全てにおいて、クロムめっき層が第2めっき層34として用いられると共に、アルミニウムからなるスリーブ基材32が用いられた。また、実施例1〜6および比較例1〜13では、ニッケルめっき層が第1めっき層33として用いられたのに対し、比較例14〜18では、銅めっき層が第1めっき層33として用いられた。
また、実験では、実施例1〜6および比較例1〜18の全てにおいて、現像スリーブの表面粗さRzは、十点平均粗さで7.5μmに設定され、平均粒子径が7.3μmのトナーが用いられた。実験の他の条件を、以下に箇条書きにて示す。
・現像スリーブの外径:20mm
・感光体ドラムの外径:30mm
・現像スリーブの回転速度:160mm/s
・現像ローラおよび感光体ドラム間のギャップ:300μm
・規制ギャップ:300μm
・規制ブレードの材料:SUS430
・トナーの帯電極性:プラス
・現像ローラへの印加バイアス:VPP 1700V、Vdc 280V
・ドラム表面電位:V0 280V
・感光体ドラムの材料:アモルファスシリコン
・現像スリーブの外径:20mm
・感光体ドラムの外径:30mm
・現像スリーブの回転速度:160mm/s
・現像ローラおよび感光体ドラム間のギャップ:300μm
・規制ギャップ:300μm
・規制ブレードの材料:SUS430
・トナーの帯電極性:プラス
・現像ローラへの印加バイアス:VPP 1700V、Vdc 280V
・ドラム表面電位:V0 280V
・感光体ドラムの材料:アモルファスシリコン
スリーブ振れとは、現像スリーブ24の放熱が円滑に行われなかった場合に現像スリーブ24が熱変形することで発生する現象である。スリーブ振れが発生すると、現像スリーブ24と感光体ドラム10との間の距離が、現像スリーブ24の軸方向においてばらつくので、現像スリーブ24および感光体ドラム10間の現像領域においてトナーの感光体ドラム10への移動が十分に行われる領域と、トナーの感光体ドラム10への移動が十分に行われない領域とが生じる。そのため、シート上に形成された画像において、濃度が高い部分と、濃度が低い部分とが形成され、濃度ムラが発生する。実験では、スリーブ振れに関して、100万枚を連続印字した後に、シート上に25%のハーフ画像を形成し、ハーフ画像において、濃度が高い部分と、濃度が低い部分とが目立つか否か(つまり濃度ムラが目立つか否か)を目視で評価した。ほとんど目立たない場合、○として評価し、目立つ場合を△として評価し、非常に目立つ場合、×として評価した。
また、画像濃度の低下幅は、100万枚を連続印字する前に測定した、画像のソリッド部の画像濃度と、100万枚を連続印字した後に測定した、画像のソリッド部の画像濃度との間の濃度差のことである。画像濃度の低下幅が小さいほど、トナーの搬送性が確保されたことを示しており、低下幅が大きいほど、トナーの搬送性が低下したことを示す。画像濃度は分光濃度計を用いて測定された。
また、実験では、実施例1〜6および比較例1〜18の各第1めっき層33の層厚および各第2めっき層34の層厚を異ならせている。第1めっき層33の層厚や第2めっき層34の層厚は、例えば蛍光X線膜厚計(セイコーインスツル株式会社製のSFT320)を用いて、Crめっき、Niめっき、Cuめっきの各検量線を作成した上で測定することができる。
図6に示すように、実施例1〜6では、条件式(1)〜(3)が満たされていたので、つまり、Yの値およびZの値のそれぞれは20を超えており、Y/Zの値は0.5以上なので、現像スリーブ24の放熱が促進された。これにより、現像スリーブ24の熱変形、ひいてはスリーブ振れの発生が抑制された。その結果、実施例1〜6の全てにおいて、濃度ムラはほとんど目立たず、評価は○であった。
また、実施例1〜6では、画像濃度の低下幅が小さかった。このことは、実施例1〜6では条件式(4)が満たされていたので、つまり第2めっき層34の層厚が0.06μm以上かつ0.2μm未満に設定されていたので、電解めっき層が第2めっき層34として形成されている場合であってもトナーの搬送性が確保されていたことを示す。以上の結果から、実施例1〜6の総合評価は高かった(○)。
一方、比較例1〜3,7,8,10,11,14〜18では、条件式(1)〜(3)のうちの少なくとも1つが満たされていなかったので、現像スリーブ24の放熱が促進されず、スリーブ振れが発生した。例えば、比較例1では、YおよびZの各値が20を超えていたものの、Y/Zの値が0.5未満だった。比較例7および8では、Y/Zの値が0.5以上であったものの、Yの値が20を超えていなかった。その結果、比較例1〜3,7,8,10,11では濃度ムラが目立ち、評価は△であった。また、比較例14〜18では濃度ムラが非常に目立ち、評価は×であった。
また、比較例1〜3,4〜9,12,13および16〜18では、画像濃度の低下幅が大きかった。このことは、比較例1〜3,4〜9,12,13および16〜18では条件式(4)が満たされていなかったので、第2めっき層34の形成が現像スリーブ24の外周面36の表面粗さRzを低下させてしまい、トナーの搬送性が確保されなかったことを示す。以上の結果から、比較例1〜18の総合評価は低かった(×)。
図7は、図6に示す実験結果に基づいて作成した、第2めっき層34の層厚(Crめっき厚)と画像濃度の低下幅との間の関係を示す図である。図7から明らかなように、第2めっき層34の層厚が0.2μmのときに変曲点が現れている。変曲点を境に、層厚が0.2μm未満では、画像濃度の低下幅が小さいのに対し、層厚が0.2以上では、画像濃度の低下幅が急激に大きくなる。図7から、条件式(4)が満たされない場合、トナーの搬送性が低下することが確認された。
以上説明した本実施形態では、現像ローラ22を、条件式(1)〜(4)を満たすように構成することで、現像スリーブ24の耐久性だけでなく、現像スリーブ24の放熱性および現像スリーブ24によるトナー搬送性を確保することができる。
1 画像形成装置
10 感光体ドラム
20 現像装置
22 現像ローラ
24 現像スリーブ
32 スリーブ基材(ローラ基材)
33 第1めっき層
34 第2めっき層
36 外周面(基材表面)
Rz スリーブ基材の表面粗さ
10 感光体ドラム
20 現像装置
22 現像ローラ
24 現像スリーブ
32 スリーブ基材(ローラ基材)
33 第1めっき層
34 第2めっき層
36 外周面(基材表面)
Rz スリーブ基材の表面粗さ
Claims (6)
- 現像剤を担持して、前記現像剤を所定の像担持体に搬送するための現像ローラであって、
ローラ基材と、
前記ローラ基材上に積層された第1めっき層と、
前記第1めっき層よりも高い硬度を有し、前記第1めっき層上に積層された第2めっき層と、
を備え、
前記第2めっき層の層厚をAとし、熱伝導率をPとし、
前記第1めっき層の層厚をBとし、熱伝導率をQとし、
前記ローラ基材の厚さをCとし、熱伝導率をRとすると、
以下の条件式(1)〜(4)を満たす現像ローラ。
Y=(P/A)/(Q/B)>20・・・(1)
Z=(Q/B)/(R/C)>20・・・(2)
Y/Z≧0.5・・・(3)
0.06μm≦A<0.2μm・・・(4) - 請求項1に記載の現像ローラにおいて、
前記現像剤は、所定の平均粒子径を有するトナーを含み、
前記ローラ基材は、前記第1めっき層側に向く基材表面を有し、
前記基材表面は、前記トナーの前記所定の平均粒子径に応じて設定された表面粗さを有し、
前記第1めっき層は、無電解めっき層であり、前記第2めっき層は、電解めっき層である現像ローラ。 - 請求項1または2に記載の現像ローラにおいて、
前記第2めっき層の線膨張係数をDとし、前記第1めっき層の線膨張係数をEとし、前記ローラ基材の線膨張係数をFとすると、以下の条件式(5)を満たす現像ローラ。
D<E<F・・・(5) - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の現像ローラにおいて、
前記ローラ基材はアルミニウムから形成され、前記第1めっき層はニッケルから形成され、前記第2めっき層はクロムから形成されている現像ローラ。 - 現像剤を攪拌しつつ、貯留する現像剤貯留部と、
前記現像剤貯留部から前記現像剤を受け取って現像剤層として担持しつつ、前記現像剤を所定の像担持体に搬送する現像ローラと、
前記現像剤層の層厚を規制する規制部材と、
を備え、
前記現像ローラとして、請求項1〜4のいずれか一項に記載の現像ローラが用いられている現像装置。 - トナー像が形成される像担持体と、
前記像担持体に現像剤を搬送して、前記トナー像を前記像担持体上に形成する現像装置と、
前記トナー像をシート上に転写させる転写部材と、
前記トナー像を前記シート上に定着させる定着部と、
を備え、
前記現像装置として、請求項5に記載の現像装置が用いられている画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011013539A JP2012155108A (ja) | 2011-01-26 | 2011-01-26 | 現像ローラ、現像装置および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011013539A JP2012155108A (ja) | 2011-01-26 | 2011-01-26 | 現像ローラ、現像装置および画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012155108A true JP2012155108A (ja) | 2012-08-16 |
Family
ID=46836898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011013539A Pending JP2012155108A (ja) | 2011-01-26 | 2011-01-26 | 現像ローラ、現像装置および画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2012155108A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20160310559A1 (en) * | 2013-12-11 | 2016-10-27 | Ironwood Pharmaceuticals, Inc. | Delayed Release Compositions of Linaclotide |
JP2017167408A (ja) * | 2016-03-17 | 2017-09-21 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置 |
-
2011
- 2011-01-26 JP JP2011013539A patent/JP2012155108A/ja active Pending
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