JP5276403B2 - ロールベーラ - Google Patents

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Description

本発明は、ロールベーラに関する。
従来、圃場の飼料作物を収穫部で収穫して細断処理した後、ロールベールの被成形材料としてホッパ部に搬送し、この被成形材料をホッパ部で一時的に貯溜しながら、搬送部でホッパ部から成形部に適宜に搬送して、成形部でロールベールに成形するロールベーラは公知となっている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−321061号公報
従来のようなロールベーラにおいて、エンジン部はホッパ部の前方、かつ操縦部の後方に配置されていた。そしてこのエンジン部でエンジンの周囲にエアクリーナやプレクリーナなどをいかに配置すれば、これらを含むエンジンの吸気系をコンパクトに構成することができるかが問題となっていた。
そこで本発明は、エンジンの吸気系をエンジン部でコンパクトに構成することができるロールベーラを提供することを目的とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
請求項1においては、機体を走行可能とする走行部と、前記走行部の前方かつ上方に配置され、作物を収穫して細断処理し被成形材料として機体後方側へ搬送可能とする収穫部と、前記収穫部の後方に配置され、この収穫部からの被成形材料を一時的に貯溜可能とするホッパ部と、前記ホッパ部の下方に配置され、このホッパ部からの被成形材料を機体後方側へ搬送可能とする搬送部と、前記搬送部の後方に配置され、この搬送部からの被成形材料をロールベールに成形可能とする成形部と、前記ホッパ部と前記成形部との間、かつ前記搬送部の上方に配置され、この成形部で成形されるロールベールに向けてネットを供給可能とするネット供給部と、前記ホッパ部の前方かつ下方に配置され、エンジンを有するエンジン部と、前記ホッパ部およびエンジン部の前方に配置され、各部を操作可能とする操縦部とを備えるロールベーラであって、前記ホッパ部は前記操縦部側の前面に側面視で前高後低の傾斜面を含むホッパを有し、前記エンジン部はエアクリーナを前記エンジンの上方、かつ前記ホッパの傾斜面の下方に配置し、前記エンジン部はプレクリーナを前記エアクリーナ近傍であって、前記ホッパの上面よりも下方に配置し、前記操縦部は前記ホッパ部側の後面に機体後方を臨む送風手段を配置し、前記エンジン部は前記プレクリーナを前記送風手段に対向させて配置するものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、エアクリーナをエンジンの上方付近のスペースを有効に利用して配置することが可能となる。したがって、エンジンの吸気系をエンジン部でコンパクトに構成することができる。
また、プレクリーナをエンジンの上方付近のスペースを有効に利用して配置することが可能となる。
したがって、機体の全高を抑えながら、エンジンの吸気系をエンジン部でコンパクトに構成することができる。
また、送風手段による風をプレクリーナにあてることが可能となる。
したがって、プレクリーナをエンジン部で効率よく配置しながら、プレクリーナへの塵の侵入を抑制できる。
次に、発明の実施の形態を説明する。
まず、本発明の一実施形態に係るロールベーラ1の全体的な構成について説明する。
図1、図2に示すように、ロールベーラ1には、機体フレーム2に対して、走行部3と、収穫部4と、ホッパ部5と、ネット供給部6と、搬送部7と、成形部8と、エンジン部9と、ミッション部10と、操縦部11とが備えられる。
走行部3は機体フレーム2の下部に設けられる。走行部3は左右一対のクローラを有するクローラ式走行装置12などを有して、機体をクローラ式走行装置12により前進または後進方向に走行させることができるように構成される。
収穫部4は機体フレーム2の前端部に機体に対して昇降可能に設けられ、走行部3の前方かつ上方に配置される。収穫部4は分草具14や、掻込リール15や、切断装置16などを有して、圃場の飼料作物を分草具14により分草し、分草後の飼料作物を掻込リール15により掻き込み、掻込後の飼料作物の株元を切断装置16により切断することができるように構成される。
収穫部4はさらに前搬送装置17や、細断処理装置18、後搬送装置19などを有して、切断後の穀稈をオーガなどからなる前搬送装置17により左右略中央に寄せ集め、寄せ集められた飼料作物を細断処理装置18により細断処理し、細断処理後の飼料作物を被成形材料として放出シュートなどからなる後搬送装置19によりホッパ部5側へ搬送することができるように構成される。
なお、収穫部は、本実施形態においては、収穫対象物が稲、麦、牧草などの飼料作物である場合のものであり、収穫対象物が圃場に植生している飼料作物、または刈倒されて予乾されている飼料作物である場合や、収穫対象物が圃場に刈倒されてウインドローとして予乾されている飼料作物である場合には、適宜の構造のものに変更される。
ホッパ部5は機体フレーム2の前後中途部に設けられ、収穫部4の後方に配置される。ホッパ部5はホッパ21や、アジテータ22などを有して、後搬送装置19から放出された被成形材料をホッパ21により上部の投入口21aから受け入れて一時的に貯留し、貯溜した被成形材料をアジテータ22によりホッパ21の底部に備える排出口21bから排出することができるように構成される。
ネット供給部6は機体フレーム2の前後中途部に設けられ、ホッパ部5の後方に配置される。ネット供給部6はトワインまたはネットの巻束や、繰出ロールや、ガイドなどを有して、トワインまたはネットをその巻束から繰出ロールにより繰り出し、繰り出されたトワインまたはネットをガイドにより搬送部7側へ案内することができるように構成される。
搬送部7は機体フレーム2の前後中途部から後部にわたって設けられ、ホッパ部5およびネット供給部6の下方に配置される。搬送部7は第一搬送コンベア25や、第二搬送コンベア26などを有して、ホッパ21からの被成形材料を第一搬送コンベア25によりネット供給部6の下方まで搬送し、第一搬送コンベア25からの被成形材料を第二搬送コンベア26により受け継ぎ成形部8側へ搬送することができるように構成される。
搬送部7はさらにネット供給部6から繰り出されたトワインまたはネットを第二搬送コンベア26により成形部8側へ誘導することができるように構成される。
成形部8は機体フレーム2の後部に設けられ、ネット供給部6の後方であって、搬送部7の後上方に配置される。成形部8はベールチャンバ28や、ベール成形装置29などを有して、第二搬送コンベア26からの被成形材料をベールチャンバ28にその前下部に備えられた受入口28aから受け入れ、受け入れた被成形材料をベール成形装置29によりロールベールに成形することができるように構成される。
成形部8はさらに第二搬送コンベア26にて誘導されてきたトワインまたはネットを同様にベールチャンバ28にその受入口28aから受け入れ、受け入れたトワインまたはネットをベール成形装置29により成形後のロールベールの周面に対して巻き付かせ、このロールベールをトワインまたはネットにて梱包してベールチャンバ28から外部へ放出することができるように構成される。
エンジン部9は機体フレーム2の前部に設けられ、ホッパ部5の前方かつ下方に配置される。エンジン部9はエンジン41などを有して、動力をエンジン41からこれを駆動源とする各部の装置に適宜の動力伝達機構を介して供給し、エンジン41により各部の装置を駆動させることができるように構成される。
ミッション部10は機体フレーム2の前部に設けられ、エンジン部9の前方に配置される。ミッション部10はトランスミッション31などを有して、エンジン部9のエンジン41の動力が走行部3や、収穫部4などの各装置へ供給される前に、トランスミッション31により当該動力を変速することができるように構成される。
操縦部11は機体フレーム2の右前部に設けられ、ホッパ部5およびエンジン部9の前方、かつミッション部10の上方に配置される。操縦部11は操縦席35や、ステアリングハンドル36を含む操作具類や、キャビン37などを有して、操縦席35に操縦者を着座させ、操作具類により操縦者が各部の装置を操作し、これらの操縦席35や操作具類などをキャビン37により覆うことができるように構成される。
このようにして、ロールベーラ1は、操縦部11での操作具類の操作によって、エンジン部9からエンジン41の動力を各部の装置に供給し、走行部3にて機体を走行させながら、収穫部4で圃場の飼料作物を収穫し、ホッパ部5で収穫部4からの飼料作物を一時的に貯溜しながら、搬送部7でホッパ部5からの飼料作物を適宜に搬送し、成形部8で搬送部7からの飼料作物をロールベールに成形することができるとともに、ロールベールの成形後に、ネット供給部6でネットを繰り出し、搬送部7でネット供給部6からのネットを誘導し、成形部8で搬送部7からのネットをロールベールの外周面に巻き付かせて、このロールベールを梱包して外部へ排出することができるように構成される。
次に、エンジン部9の構成について説明する。
図3に示すように、エンジン部9において、エンジン41はその前方に配置されるキャビン37と、後方に配置されるホッパ21との間に配置される。エンジン41は機体フレーム2の前部に支持され、前方に配置されるトランスミッション31に連動連結される。そしてこのエンジン41の周囲に、エンジンカバー48や、過給機45や、マフラー50や、エアクリーナ60や、プレクリーナ65などが設けられる。
エンジンカバー48は、図2、図6に示すように、エンジン41の右側方に設けられ、エンジン41を右外側方から覆うように配置される。エンジンカバー48にはロータリスクリーン49が設けられ、エンジン41の駆動時に、このロータリスクリーン49を介して外気が機体右外側方からエンジン41側へ向けて導入可能とされる。
過給機45はエンジン41のシリンダヘッド42の左面側に設けられる。過給機45はブロアホイールを内蔵するコンプレッサケース46と、タービンホイールを内蔵するタービンケース47とを有し、コンプレッサケース46が後側に、タービンケース47が前側に位置するように配置される。
マフラー50はエンジン41の左下方で機体フレーム2の下部に設けられる。マフラー50は排気取入側で過給機45のタービンケース47の排気排出側に排気管51を介して接続され、排気排出側でテールパイプ52に接続される。テールパイプ52は機体フレーム2に沿って後方へ向けて延長され、機体フレーム2の後部付近で後方へ向けて開口される。
そして、過給機45のタービンケース47が排気取入側でシリンダヘッド42の前面側に備えられる排気マニホールド43に接続される。こうして、排気マニホールド43の排気排出側にエンジン41の排気通路が排気管51やテールパイプ52などで形成され、この排気通路にマフラー50が設けられる。
このような構成により、エンジン41の排気系において、エンジン41の各気筒から排気マニホールド43に排出された排気ガスが、排気管51を介してマフラー50を経由し、テールパイプ52から外部に放出可能とされる。
エアクリーナ60はエンジン41の上方に設けられる。エアクリーナ60は吸気排出側で過給機45のコンプレッサケース46の吸気取入側に第一吸気管61を介して接続され、吸気取入側でプレクリーナ65に吸気ダクト66を介して接続される。プレクリーナ65はエアクリーナ60の近傍であって、キャビン37およびホッパ21の上面よりも低い位置に配置される。
そして、過給機45のコンプレッサケース46が吸気排出側でシリンダヘッド42の後面側に備えられる吸気マニホールドに第二吸気管を介して接続される。こうして、吸気マニホールドの吸気吸入側にエンジン41の吸気通路が吸気ダクト66や第一吸気管61や第二吸気管で形成され、この吸気通路にプレクリーナ65およびエアクリーナ60が設けられる。
このような構成により、エンジン41の吸気系において、プレクリーナ65により浄化された外気がエアクリーナ60に吸い込まれ、エアクリーナ60によりさらに浄化された後、コンプレッサケース46から吸気マニホールドを経由してエンジン41の各気筒に供給可能とされる。
つづいて、エンジン41の吸気系の構成について、エアクリーナ60とプレクリーナ65の配置構成を中心に説明する。
図3から図6に示すように、エンジン部9では、エンジン41の吸気系がエンジン41の上方付近の配置スペース69に構成される。このエンジン41の吸気系の配置スペース69は、エンジン41の上方付近において、主にホッパ部5のホッパ21と、操縦部11のキャビン37との間に形成される。
ホッパ部5のホッパ21は操縦部11のキャビン37と同程度の上下高さを有して、後面および左右両面を略垂直面とし、前面上側を略垂直面とする一方、前面下側の一部を側面視で前高後低となる傾斜面21cとして略角錐形状に形成される。つまり、ホッパ21は前後両面の下側の一部を傾斜面として両面に傾斜面をもった略角錐形状ではなく、前面下側の一部のみを傾斜面21cとして片面のみに傾斜面をもった略角錐形に形成される。
ホッパ21の傾斜面21cは側面視でエンジン41の上部のすぐ後ろからエンジン41の上方を通ってキャビン37の後面上側のすぐ後ろまで延長され、前高後低の傾斜面とされる。キャビン37は後面上側を略垂直面として、ホッパ21の右側部と対向して配置される。
こうして、ホッパ21は前面上側がキャビン37に沿って上下方向に延長し、前面下側が下方へ移行するに従ってキャビン37から離れる方向に延長するように構成される。ホッパ21は、また、右側面がキャビン37の右側面よりも機体内側方に位置するように構成される。
これにより、エンジン41の上方付近において、吸気系の配置スペース69の一部が、ホッパ21の傾斜面21cとキャビン37の後面との間に、エアクリーナ60などを配置できる程度の大きさをもって形成される。さらに、吸気系の配置スペース69の一部が、ホッパ21の右側面とキャビン37の後面右側との間に、プレクリーナ65などを配置できる程度の大きさをもって形成される。
そして、このようにして形成されるエンジン41の吸気系の配置スペース69に、エアクリーナ60が配置される。具体的には、エアクリーナ60は長手方向を左右方向としてエンジン41の直上付近に配置される。そのうえで、エアクリーナ60はホッパ21の傾斜面21cの下方に配置されるとともに、キャビン37の後方にその後面に沿って配置される。
エアクリーナ60の吸気排出側はエアクリーナ本体の左後部に設けられ、第一吸気管61の一端側に接続される。この第一吸気管61もエアクリーナ60と同様にホッパ21の傾斜面21cの下方に配置される。そして、第一吸気管61は後方へ突出するように屈曲しながら上下方向に延長され、他端側で過給機45のコンプレッサケース46の吸気吸入側に接続される。
また、エンジン41の吸気系の配置スペース69に、プレクリーナ65がエアクリーナ60近傍に位置するように配置される。具体的には、プレクリーナ65はエアクリーナ60の右後上方に当該エアクリーナ60に近接して配置される。そのうえで、プレクリーナ65はホッパ21の前部の側方、かつホッパ21の傾斜面21cの上端付近に配置されるとともに、キャビン37の後面右側の後方に配置される。
ここで、プレクリーナ65はホッパ21の上面よりも下方に配置される。プレクリーナ65はさらにキャビン37またはエンジンカバー48の右側面よりも機体内側方に配置される。
プレクリーナ65の吸気排出側はプレクリーナ本体の底部に設けられ、吸気ダクト66の一端側に接続される。吸気ダクト66はその一部がホッパ21の傾斜面21cの下方に位置するように配置されるとともに、エアクリーナ60の上方かつ後方に配置される。そして、吸気ダクト66は屈曲しながら上下および左右方向に延長され、他側でエアクリーナ60の左上部に備えられた吸気吸入側に接続される。
また、プレクリーナ65の前方に送風手段としてのファン71が設けられる。このファン71はキャビン37に内設される空気調和装置用のコンデンサファンであり、キャビン37の後面右側かつ上下中央付近に機体後方を臨むように設けられる。
ファン71はその高さ位置がプレクリーナ65の高さ位置と同程度となるように配置される。こうして、プレクリーナ65がファン71と前後に近接しながら対向して配置され、ファン71による風の通路に位置する構成とされる。
なお、ファン71の上部にはガイド板72が設けられ、プレクリーナ65の上部に向かって後方へ延長される。これにより、ファン71による風がガイド板72によりプレクリーナ65の上部に向かって案内可能とされ、送風効率の向上が図られる。
このようにして、エンジン41の吸気系が、エンジン部9において、エアクリーナ60をエンジン41の上方、かつホッパ21の傾斜面21cの下方に配置し、プレクリーナ65をエアクリーナ60近傍であって、ホッパ21の上面よりも下方に配置することによって、エアクリーナ60とプレクリーナ65とを配置スペース69に配置し、これらを第一吸気管61や吸気ダクト66で適宜に接続することなどで構成される。
以上のように、本発明の一実施形態に係るロールベーラ1は、機体を走行可能とする走行部3と、走行部3の前方かつ上方に配置され、飼料作物を収穫して細断処理し被成形材料として機体後方側へ搬送可能とする収穫部4と、収穫部4の後方に配置され、この収穫部4からの被成形材料を一時的に貯溜可能とするホッパ部5と、ホッパ部5の下方に配置され、このホッパ部5からの被成形材料を機体後方側へ搬送可能とする搬送部7と、搬送部7の後方に配置され、この搬送部7からの被成形材料をロールベールに成形可能とする成形部8と、ホッパ部5と成形部8との間、かつ搬送部7の上方に配置され、この成形部8で成形されるロールベールに向けてネットを供給可能とするネット供給部6と、ホッパ部5の前方かつ下方に配置され、エンジン41を有するエンジン部9と、ホッパ部5およびエンジン部9の前方に配置され、各部を操作可能とする操縦部11とを備えるものであって、ホッパ部5は操縦部11側の前面に側面視で前高後低の傾斜面21cを含むホッパ21を有し、エンジン部9はエアクリーナ60をエンジン41の上方、かつホッパ21の傾斜面21cの下方に配置する構成とされる。
これにより、エアクリーナ60をエンジン41の上方付近のスペース、即ち配置スペース69を有効に利用して配置することが可能となる。したがって、エンジン41の吸気系をエンジン部9でコンパクトに構成することができる。
本発明の一実施形態に係るロールベーラ1は、また、エンジン部9はプレクリーナ65をエアクリーナ60近傍であって、ホッパ21の上面よりも下方に配置する構成とされる。
これにより、プレクリーナ65をエンジン41の上方付近のスペース、即ち配置スペース69を有効に利用して配置することが可能となる。したがって、機体の全高を抑えながら、エンジン41の吸気系をエンジン部9でコンパクトに構成することができる。また、プレクリーナ65の高さ位置が比較的低くなるため、プレクリーナ65のメンテナンスを容易に行うことができる。
本発明の一実施形態に係るロールベーラ1は、また、操縦部11はホッパ部5側の後面に機体後方を臨む送風手段としてのファン71を配置し、エンジン部9はプレクリーナ65をファン71に対向させて配置する構成とされる。
これにより、ファン71の駆動時に、このファン71による風をプレクリーナ65にあてることが可能となる。したがって、プレクリーナ65をエンジン部9で効率よく配置しながら、プレクリーナ65への塵の侵入を抑制できる。
なお、ロールベーラ1においては、前述のように、ホッパ部5は操縦部11側の前面に側面視で前高後低の傾斜面21cを含むホッパ21を有することから、収穫部4を回動させて昇降させるための支点13をホッパ部5の傾斜面21cの下方付近に配置する、つまり支点13をできるだけ機体後方に配置することが可能となる。したがって、収穫部4をできるだけホッパ部5に近接させて、機体の全長(前後方向)の短縮化を図ることができる。しかも、ホッパ21の排出口21bがホッパ部5で後側に位置することとなり、搬送部7で第一搬送コンベア25の全長(前後方向)の短縮化を図ることもできる。
ロールベーラ1においては、また、ホッパ部5のホッパ21はその容量が成形部8のベールチャンバ28の容量よりも大きくなる大きさに設定される。これにより、成形部8でのロールベール成形時に、搬送部7によるホッパ21からのベールチャンバ28への被成形材料の搬送量を適切なものとして、ロールベール成形作業を連続して行うことを可能とするとともに、被成形材料の搬送量を減少させるための機体の減速を不要とすることができる。
ロールベーラ1においては、また、燃料タンク20が操縦部11の左側方、かつ収穫部の支点13の上方付近に設けられ、機体の略中央部に位置するように配置される。これにより、機体の重心が燃料タンク20の残量によって移動することをなくして、燃料タンク20の大容量化を図ることができる。
ロールベーラの全体的な構成を示す左側面図。 ロールベーラの全体的な構成を示す右側面図。 エンジン部の構成を示す左側面図。 エンジンの吸気系の構成を示す右側面図。 エンジンの吸気系の構成を示す正面図。 エンジンの吸気系の構成を示す平面図。
1 ロールベーラ
3 走行部
4 収穫部
5 ホッパ部
6 ネット供給部
7 搬送部
8 成形部
9 エンジン部
11 操縦部
21 ホッパ
21c 傾斜面
41 エンジン
60 エアクリーナ
65 プレクリーナ
71 ファン(送風手段)

Claims (1)

  1. 機体を走行可能とする走行部と、前記走行部の前方かつ上方に配置され、作物を収穫して細断処理し被成形材料として機体後方側へ搬送可能とする収穫部と、前記収穫部の後方に配置され、この収穫部からの被成形材料を一時的に貯溜可能とするホッパ部と、前記ホッパ部の下方に配置され、このホッパ部からの被成形材料を機体後方側へ搬送可能とする搬送部と、前記搬送部の後方に配置され、この搬送部からの被成形材料をロールベールに成形可能とする成形部と、前記ホッパ部と前記成形部との間、かつ前記搬送部の上方に配置され、この成形部で成形されるロールベールに向けてネットを供給可能とするネット供給部と、前記ホッパ部の前方かつ下方に配置され、エンジンを有するエンジン部と、前記ホッパ部およびエンジン部の前方に配置され、各部を操作可能とする操縦部とを備えるロールベーラであって、前記ホッパ部は前記操縦部側の前面に側面視で前高後低の傾斜面を含むホッパを有し、前記エンジン部はエアクリーナを前記エンジンの上方、かつ前記ホッパの傾斜面の下方に配置し、前記エンジン部は、プレクリーナを前記エアクリーナ近傍であって、前記ホッパの上面よりも下方に配置し、前記操縦部は、前記ホッパ部側の後面に機体後方を臨む送風手段を配置し、前記エンジン部は、前記プレクリーナを前記送風手段に対向させて配置することを特徴とするロールベーラ。
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